JPH0718754Y2 - 金属瀘過室の補強装置 - Google Patents

金属瀘過室の補強装置

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JPH0718754Y2
JPH0718754Y2 JP1990111744U JP11174490U JPH0718754Y2 JP H0718754 Y2 JPH0718754 Y2 JP H0718754Y2 JP 1990111744 U JP1990111744 U JP 1990111744U JP 11174490 U JP11174490 U JP 11174490U JP H0718754 Y2 JPH0718754 Y2 JP H0718754Y2
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JP
Japan
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wall
filtration chamber
filtration
walls
reinforcing rod
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JP1990111744U
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JPH0469449U (ja
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陽一郎 坂田
才三 鶴岡
博美 武藤
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Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
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Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/20Recycling

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  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、金属濾過室の補強装置に係るものである。
(従来技術) 従来、前後壁および左右壁で囲まれたアルミニウム等の
金属溶湯を濾過する濾過室は、例示するまでもなく周知
である。
(考案が解決しようとする課題) 前記公知の濾過室の前壁および後壁の間隔(幅)は、内
部に金属溶湯を充填したときは熱により膨張して広くな
り、作業終了時は逆に冷却して狭くなる性質がある。こ
の膨張収縮度合が大きいと、多層構造の壁では壁の間に
隙間ができて、金属溶湯が浸透したりして不具合を来た
すから、なるべく膨張収縮の小さいものが要求される。
本考案は、濾過室の前後壁の間に、補強ロッドを設け
て、特に膨張はしないようにしたものである。しかし、
単に補強ロッドを設けると、膨張時を基準に設計すると
縮小したときゆるむことになり、冷却時を基準に設定す
ると、強く膨張したとき損傷する。
(課題を解決するための手段) よって、本考案は、前後壁9、10および左右壁11、12で
囲まれたアルミニウム等の金属溶湯を濾過する濾過室6
の前記前後壁9、10の左右中間位置に前後方向の補強ロ
ッド21を設けた金属濾過室において、前記補強ロッド21
は、前記濾過室6の前記前後壁9、10の間隔が熱により
膨張縮小してもこれを吸収し得るようにバネ体22を介し
て締付固定してなる金属濾過室の補強装置としたもので
ある。
(実施例) 本考案の一実施例を図面により説明すると、1はアルミ
ニウム等の溶湯を濾過する濾過槽、2は濾過槽1内に収
納する濾過ユニットである。前記濾過ユニット2は、炭
化珪素質耐火物プレートで形成された前側板3と後側板
4との間に、アルミナ質ポーラスチューブで形成された
セラミックチューブ5を上下数段、左右数本掛け渡した
形状である。
前記濾過ユニット2を収納する前記濾過槽1は、大小種
々の構造に形成されるが、図に示したものは、前記濾過
ユニット2を4組左右側に並列収納できる濾過室6を有
する大型である。したがって、濾過室6の前後側は、濾
過ユニット2の前側板3と後側板4の幅よりも稍大に形
成されるが、左右側は長く形成され、俯瞰形状は左右に
長い長方形である。
7は濾過室6に至る給湯口、8は濾過室6よりの排湯
口、9は濾過室6の前壁、10は濾過室6の後壁、11は濾
過室6の左壁、12は濾過室6の右壁である。
通常、前記前壁9、後壁10、左壁11、右壁12は内壁を煉
瓦内壁14に、外壁をセラミック製耐火外壁15に、煉瓦内
壁14と耐火外壁15の間をキャスタブル層16とした三層構
造とし、前壁9、左壁11、右壁12の外側の全部または一
部が薄鉄板13で包囲してある。
前記左右側に長い濾過室6の左右中間位置には、左右両
側が煉瓦内壁14で中間はキャスタブル層16である縮小防
止壁17を設ける。
縮小防止壁17の前端は前壁9に接合され、後端は後壁10
に接合される。
縮小防止壁17には、上下複数の連通孔18を設ける。よっ
て、濾過室6は、左室と右室に分割され、例図では、左
右各室の2組の濾過ユニット2がそれぞれ収納される。
また、前記外側の、薄鉄板13の左右中間位置には上方に
突出する係合部19を設ける。係合部19はこれに補強ロッ
ド20を挿通支持させるものであるから、前記薄鉄板13を
そのまま延長させた構造だけでは、強度面に不安が残る
ので、チャンネル鋼とアングル鋼のような別部材を用い
た方がよい。前記補強ロッド20は濾過室6より高位置で
ある。
前記補強ロッド20の両端は、前記係合部19よりそれぞれ
外方に突き出し、その突出部21にバネ22(コイルバネで
も皿バネでもよいが、相当に強力な弾力を必要とするか
ら、皿バネの方が適している)と座金23を嵌合し、外側
からナット24で弾力的に締め付ける。前記バネ22は、前
後いずれか一個としてよい。
即ち、前壁9と後壁10は、熱膨張で外方に張出し、収縮
で内方にへこむが、このような膨張収縮があっても、常
に一定の力で弾力的に補強できる構成にする。
25は濾過槽1の蓋であるが、蓋25の下面26の中央部に
は、前記補強ロッド20の嵌合溝27を形成する。28はヒー
ターである。
(作用) 次に作用を述べる。
給湯口7よりアルミニウム等の溶湯を供給すると、該溶
湯は上下複数の連通孔18を通って、左右の濾過室6に充
満し、セラミックチューブ5により濾過され、排湯口8
より精製されて取出される。
しかして、前記溶湯は400〜900℃以上もある金属溶湯で
あるから、前壁9、後壁10、左壁11、右壁12の各煉瓦内
壁14、キャスタブル層16、耐火外壁15は加温され膨張し
て外方に膨らむ。前記濾過作業が終了すると、冷却によ
る縮小する。
このとき、煉瓦内壁14とキャスタブル層16の間、キャス
タブル層16と耐火外壁15の間、耐火外壁15と薄鉄板13の
間に隙間ができ、この隙間に、つぎに供給した溶湯が侵
入して凝固すると、壁を損傷することになるから、前記
膨張は、なるべく小さいものにする必要がある。
本考案では、薄鉄板13の左右中間位置には、上方に突出
する係合部19を設け、係合部19にはこれにバネ体22を介
して補強ロッド20を挿通支持させるものであるから、熱
膨張で外方に張出し、収縮で内方にへこんでも、常に一
定の力で弾力的に補強できる。
(効果) 前記公知の濾過室は、その前壁および後壁の間が、その
内部に金属溶湯を充填したとき、熱により膨張して、外
方に張出し、作業終了時は冷却により内方に収縮する。
この膨張・収縮度が大きいと、多層構造の壁では隙間が
でき、損傷の原因になる。
しかるに、本考案は、前後壁9、10および左右壁11、12
で囲まれたアルミニウム等の金属溶湯を濾過する濾過室
6の前記前後壁9、10の左右中間位置に前後方向の補強
ロッド21を設けた金属濾過室において、前記補強ロッド
21は、前記濾過室6の前記前後壁9、10の間隔が熱によ
り膨張縮小してもこれを吸収し得るようにバネ体22を介
して締付固定してなる金属濾過室の補強装置としたか
ら、 イ.濾過室6の前壁9および後壁10間の左右中間部に前
後方向の補強ロッド21を設けたから、前壁9および後壁
10の熱膨張縮小を小さくする。
ロ.前記補強ロッド21は、バネ体22を介して取付けたか
ら、濾過室6の前壁9および後壁10が熱膨張で外方に張
出し、収縮で内方にへこんでも、常に一定の力で弾力的
に補強する。
という効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は縦断正面図、第2図は横断平面図、第3図は濾
過ユニットの縦断側面図、第4図は縦断側面図である。 符号の説明 1……濾過槽、2……濾過ユニット、3……前側板、4
……後側板、5……セラミックチューブ、6……濾過
室、7……給湯口、8……排湯口、9……前壁、10……
後壁10、11……左壁、12……右壁、13……薄鉄板、14…
…煉瓦内壁、15……耐火外壁、16……キャスタブル層、
17……縮小防止壁、18……連通孔、19……係合部、20…
…補強ロッド、21……突出部、22……バネ、23……座
金、24……ナット、25……蓋、26……下面、27……嵌合
溝、28……ヒーター。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後壁9、10および左右壁11、12で囲まれ
    たアルミニウム等の金属溶湯を濾過する濾過室6の前記
    前後壁9、10の左右中間位置に前後方向の補強ロッド21
    を設けた金属濾過室において、前記補強ロッド21は、前
    記濾過室6の前記前後壁9、10の間隔が熱により膨張縮
    小してもこれを吸収し得るようにバネ体22を介して締付
    固定してなる金属濾過室の補強装置。
JP1990111744U 1990-10-25 1990-10-25 金属瀘過室の補強装置 Expired - Lifetime JPH0718754Y2 (ja)

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JPH0469449U JPH0469449U (ja) 1992-06-19
JPH0718754Y2 true JPH0718754Y2 (ja) 1995-05-01

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