JP3026627U - 消臭装置 - Google Patents
消臭装置Info
- Publication number
- JP3026627U JP3026627U JP1995012564U JP1256495U JP3026627U JP 3026627 U JP3026627 U JP 3026627U JP 1995012564 U JP1995012564 U JP 1995012564U JP 1256495 U JP1256495 U JP 1256495U JP 3026627 U JP3026627 U JP 3026627U
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- Japan
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- deodorant
- deodorizing device
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- heater
- deodorizing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 消臭効果が高く、建造物の内部に浸透してい
るような臭気も除去でき、低温でも消臭効果が得られる
消臭装置を提供すること。 【解決手段】 気化タンク7内の液状の消臭剤がヒータ
31で加熱気化されて、ファン9により室内に噴霧され
る。気化タンク7内の液状の消臭剤の量は液面センサ2
7で計測され、必要に応じて消臭剤タンク1から気化タ
ンク7内に液状の消臭剤が送り込まれる。
るような臭気も除去でき、低温でも消臭効果が得られる
消臭装置を提供すること。 【解決手段】 気化タンク7内の液状の消臭剤がヒータ
31で加熱気化されて、ファン9により室内に噴霧され
る。気化タンク7内の液状の消臭剤の量は液面センサ2
7で計測され、必要に応じて消臭剤タンク1から気化タ
ンク7内に液状の消臭剤が送り込まれる。
Description
【0001】
本考案は、室内や冷蔵倉庫等に用いられる消臭装置に関するものである。
【0002】
従来、室内等を消臭する場合、芳香剤により別の香りで悪臭を覆い隠したり (マスキング方式)、吸着脱臭処理を行ったり、消臭液を室内に置き、部分的に 散布したりして消臭を行っていた。
【0003】
しかしながら、臭気発生源を部分的に消臭しても周囲に拡散している臭気を 完全に除去することはできなかった。また、建造物内部の天井、壁、柱、床等に 浸透している臭いは、このような方法では除去できなかった。さらに、冷蔵倉庫 等を消臭する場合、倉庫内が低温であり、消臭液を散布しても消臭液が凍結し、 消臭効果が得られないという問題があった。
【0004】 本考案は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは 、消臭効果が高く、建造物の内部に浸透しているような臭気も除去でき、低温で も消臭効果が得られる消臭装置を提供することにある。
【0005】
前述した目的を達成するために第1の考案は、液状の消臭剤を貯留する貯留 手段と、前記貯留手段から送られる消臭剤を加熱して気化させる加熱気化手段と 、前記加熱気化手段により気化された消臭剤を噴霧する噴霧手段と、を具備する ことを特徴とする消臭装置である。 また第2の考案は、液状の消臭剤を貯留する貯留手段と、前記貯留手段に貯留 された消臭剤を加熱気化させる加熱気化手段と、を具備することを特徴とする消 臭装置である。
【0006】
以下、図面に基づいて本考案の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本考 案の第1の実施の形態に係る消臭装置の構成を示すブロック図であり、図2は、 この消臭装置の一部破断斜視図である。
【0007】 消臭装置は、消臭剤タンク1、ソレノイドバルブ3、ポンプ5、気化タンク7 、ファン9、制御機13、液面センサ27、加熱防止サーモスタット29、ヒー タ31、ファンモータ33、電源35を有する。
【0008】 また、制御機13は制御部15、タイマ17、制御部19、ヒータ電力可変部 21、風量制御部23、制御部25を有する。
【0009】 消臭剤タンク1は、注入口37から注入された液状の消臭剤を貯留する。注入 口37には蓋(図示せず)が設けられる。消臭剤としては、例えば次式で示され るジアミノ・アルキル・ブチールスルフォン酸ソーダ液が用いられる。 R1 R2 ・N・(CH2 −CH=CH−CH2 )n ・SO3 ・Na (R1 、R2 はアルキル基)
【0010】 ソレノイドバルブ3は制御部25により制御され開閉する。ポンプ5は制御部 25により制御され、ソレノイドバルブ3が開の時、消臭剤タンク1から消臭剤 を気化タンク7に送る。気化タンク7は消臭剤を気化させるための貯留用のタン クである。ファン9は、気化タンク7から加熱気化されたガス状の消臭剤を外部 に散布するものである。
【0011】 制御部15は、タイマ17、ヒータ電力可変部21、風量制御部23に通電を 行う。また制御部15は、液面センサ27から送られる信号を受ける。タイマ1 7は、操作者の指令に応じて、例えば1日における消臭剤の噴霧時刻や噴霧時間 等を設定する。制御部19は、タイマ17の指令に応じてヒータ電力可変部21 に通電のオン・オフを指令する信号を送る。ヒータ電力可変部21は、ヒータ3 1に印加される電力を調整する。風量制御部23は、ファンモータ33を制御し 、ファン9の風量を制御するもので、操作者が例えば所定の風量を設定しておく 。
【0012】 気化タンク7には液面センサ27が設けられ、液面センサ27は気化タンク7 内の液状の消臭剤の液面を検知し、液面を示す信号を制御部15および制御部2 5に送る。制御部25は、液面センサ27から送られる液面を示す信号により、 例えば、液面が所定の高さより低くなった場合、ソレノイドバルブ3を開とし、 ポンプ7を駆動して消臭剤タンク1から気化タンク7に消臭剤を送り込む。
【0013】 また、気化タンク7の内側の底部にはヒータ31が設けられる。ヒータ31は 、ヒータ電力可変部21から印加される電力に応じて発熱し、気化タンク7内の 液状の消臭剤を加熱し気化させる。また、気化タンク7の外側底面には加熱防止 サーモスタット29が設けられる。加熱防止サーモスタット29は、ヒータ31 の周辺の温度を測定し、所定の温度以上になるとヒータ31を停止させる。
【0014】 ファンモータ33は、風量制御部23の指示に応じてファン9を駆動させ、風 量制御部23の指示に応じてファン9の風量が制御される。電源35は、各部に 電力供給を行う。
【0015】 次に、この消臭装置の概略動作を説明する。操作者は、タイマ17により1日 における噴霧時刻や噴霧時間を設定する。所定の時刻になるとヒータ電力可変部 21からヒータ31に電力の印加が行われ、ヒータ31が加熱し、気化タンク7 内の液状の消臭剤が気化し、ファン9により外部に噴霧される。
【0016】 気化タンク7で消臭剤が加熱気化し、気化タンク7内の液状の消臭剤の量が減 少し、液面が所定の高さより低くなると、液面センサ27が制御部25に信号を 送り、ソレノイドバルブ3が開かれ、ポンプ5が駆動されて消臭剤タンク1から 気化タンク7に消臭剤が送り込まれる。液面が所定の高さになると、液面センサ 27がこれを検知し、ソレノイドバルブ3が閉じられると共に、ポンプ5が停止 する。
【0017】 このように、本実施の形態に係る消臭装置では消臭剤が加熱気化されてファン 9により対流噴霧されるので、室内の隅々まで消臭剤が短時間で行き届き、高い 消臭効果が得られる。また、建造物内部の天井、壁、柱、床等に浸透している臭 いに対してもある程度時間をかけて表面から内部へと徐々に気化された消臭剤が 浸透していくので、このような臭いも除去することができる。さらに、冷蔵倉庫 等の低温下においてもヒータ31で消臭剤を加熱気化して噴霧するので、消臭剤 の凍結が防がれ、高い消臭効果を得ることができる。
【0018】 なお、第1の実施の形態に係る消臭装置の形状等は図2に示されるものに限定 されることはない。
【0019】 図3は、本考案の第2の実施の形態に係る消臭装置51の概略構成図である。 消臭装置51は筐体53の上部に貯留部55が設けられ、筐体53内部にはヒー タ57が設けられる。筐体53にはコード58が設けられ、コード58の途中に はスイッチ59が設けられ、コード58の先端に電源プラグ61が設けられる。
【0020】 貯留部55は、液状の消臭剤を貯留する。電源プラグ61を電源に接続し、ス イッチ59をオンにするとヒータ57に電力が印加され、貯留部57内の液状の 消臭剤が加熱気化され、対流によって室内に拡散し、室内を消臭する。 第2の実施の形態に係る消臭装置では、簡単な構成で消臭剤を気化させて、室 内等に送り込むことができる。
【0021】 なお、本考案は、通常の家庭内の消臭を行う他、畜産現場、養鶏所、食品加工 工場、冷蔵倉庫、製薬工場、パルプ工場、印刷工場、塗装職場、医療機関、老人 ホーム、ホテル、サウナ、飲食店、動物病院、ペットショップ等の様々な分野で 利用することができる。
【0022】
以上、詳細に説明したように本考案によれば、消臭効果が高く、建造物の内 部に浸透しているような臭気も除去でき、低温でも消臭効果が得られる消臭装置 を提供することができる。
【図1】 本考案の第1の実施の形態に係る消臭装置の
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
【図2】 消臭装置の斜視図
【図3】 第2の実施の形態に係る消臭装置の概略構成
図
図
1………消臭剤タンク 3………ソレノイドバルブ 5………ポンプ 7………気化タンク 9………ファン 13………制御機 27………液面センサ 29………加熱防止サーモスタット 31………ヒータ 33………ファンモータ 53………筐体 55………貯留部 57………ヒータ
Claims (5)
- 【請求項1】 液状の消臭剤を貯留する貯留手段と、 前記貯留手段から送られる消臭剤を加熱して気化させる
加熱気化手段と、 前記加熱気化手段により気化された消臭剤を噴霧する噴
霧手段と、 を具備することを特徴とする消臭装置。 - 【請求項2】 前記加熱気化手段は、消臭剤を貯留する
気化タンクと、 前記気化タンク内の消臭剤を加熱するヒータと、 からなる請求項1記載の消臭装置。 - 【請求項3】 前記噴霧手段は、ファンであることを特
徴とする請求項1記載の消臭装置。 - 【請求項4】 液状の消臭剤を貯留する貯留手段と、 前記貯留手段に貯留された消臭剤を加熱気化させる加熱
気化手段と、 を具備することを特徴とする消臭装置。 - 【請求項5】 前記消臭剤は、ジアミノ・アルキル・ブ
チールスルフォン酸ソーダであることを特徴とする請求
項1または請求項4記載の消臭装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995012564U JP3026627U (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 消臭装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995012564U JP3026627U (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 消臭装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3026627U true JP3026627U (ja) | 1996-07-16 |
Family
ID=43161774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995012564U Expired - Lifetime JP3026627U (ja) | 1995-11-28 | 1995-11-28 | 消臭装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3026627U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109718661A (zh) * | 2019-02-22 | 2019-05-07 | 上海积世环保技术有限公司 | 一种除臭喷雾设备及方法 |
-
1995
- 1995-11-28 JP JP1995012564U patent/JP3026627U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109718661A (zh) * | 2019-02-22 | 2019-05-07 | 上海积世环保技术有限公司 | 一种除臭喷雾设备及方法 |
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