JP3026236U - 自動車のフロントガラス内面用電動モップ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 すぐに汚れを取り除くことが出来る、自動車
のフロントガラス内面用電動モップを提供する。 【解決手段】 略円板状の拭い部１、その拭い部１を回
転させる、小モーター２ａを内蔵した駆動部２、その駆
動部２に取付けた、片手で操作可能な取っ手３、その取
っ手３内に通した、コンセント１０に接続し、小モータ
ー２ａに電流を流す導線４、及び取っ手３側面に取付け
た、導線４を流れる電流を断続させるスイッチ５を備え
ており、導線４をコンセント１０に接続しておけば、取
っ手３を片手で持って、拭い部１表面をフロントガラス
内面に当て、スイッチ５を押して、電流を小モーター２
ａに通電させれば、直ちに小モーター２ａと共に拭い部
１が回転し、フロントガラス２０内面の汚れを拭い取る
ことが出来る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】 本考案は自動車のフロントガラス内面の汚れを 取除くフロントガラス内面用電動モップに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】 従来、フロントガラスの内面が何かの原因で汚れた場合に は、手にタオル・雑巾等を持って拭いている。

【０００３】 このように、フロントガラス内面に汚れを生じた場合、手でタオル・雑巾を持 ってフロントガラス内面を拭くのは、時には首や体を傾け、捩りながら行う必要 があり、その操作はかなり厄介である。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】 解決しようとする課題は、上記のように 曇り、汚れを除くためにタオル・雑巾を手に持ってフロントガラス内面を拭くこ とは難しいことであって、本考案は上記課題を解決した、スイッチを押し、持っ た手を少し伸ばすだけで、すぐに汚れを取り除くことが出来る、自動車のフロン トガラス内面用電動モップを提供するものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】 この考案は、図に示す如く、略円板状の拭 い部１、その拭い部１を回転させる、小モーター２ａを内蔵した駆動部２、その 駆動部２に取付けた、片手で操作可能な取っ手３、その取っ手３内に通した、自 動車のシガーライター取付コンセント１０に接続し、小モーター２ａに電流を流 す導線４、及び取っ手３側面に取付けた、導線４を流れる電流を断続させるスイ ッチ５を備えた、自動車のフロントガラス内面用電動モップであって、導線４を シガーライター取付コンセント１０に接続しておけば、取っ手３を片手で持って 、拭い部１表面をフロントガラス内面に当て、スイッチ５を押して、電流を小モ ーター２ａに通電させれば、直ちに小モーター２ａと共に拭い部１が回転し、フ ロントガラス２０内面の汚れを拭い取ることが出来る。

【０００６】

【考案の実施の形態】 本考案の実施の形態例について、図１乃至図４によ り説明すると、１は略円板状の拭い部であって、裏面中心に軸体１ｂを垂設した 薄板状の回転体１ａの表面に、布片・紐片等よりなる拭い部材１ｃを脱着可能に 紐等で取付けたものである。

【０００７】 ２は拭い部１を回転させる駆動部であって、次のように構成される。すなわち 、２ａは小モーター、２ｂはそのモーター２ａを内臓する底付き円筒状のケーシ ング、２ｃはそのケーシング２ｂの奥側に嵌着したスラストボールベアリングで あって、小モーター２ａの一方の軸を支承させるものである。２ｄは小モーター ２ａの他方の軸を支承させるスラストボールベアリング、２ｅは前記ケーシング ２ｂの開口部を覆うカバーであって、中心に小モーター２ａの他方の軸と直結す る前記軸体１ｂを通す貫通孔２ｆを設けてあり、内面にスラストボールベアリン グ２ｄを嵌着すると共に、ケーシング２ｂに複数個の締付けボルト２ｇで締結し てある。

【０００８】 さらに、３は駆動部２の側面に取付けた、片手で操作可能な取っ手、４は小モ ーター２ａに電流を流す導線であって、取っ手３に通してあり、自動車のシガー ライター取付コンセント１０にプラグを介して接続してある。５は導線４を流れ る電流を断続させるスイッチであって、取っ手３の側面に取付けてある。２０は フロントガラスである。

【０００９】 作用について説明すると、導線４を自動車のシガーライター取付コンセント１ ０に接続し、取っ手３を片手で持って、拭い部１表面をガラスクリーナーを吹付 けたフロントガラス２０内面に当て、スイッチ５を押して、電流を小モーター２ ａに通電させれば、直ちに小モーター２ａと共に拭い部１が回転し、フロントガ ラス２０内面の汚れを容易に拭い取ることが出来る。

【００１０】

【考案の効果】 本考案は以上のように構成されるため、取っ手３を片手で 持って、拭い部１表面をフロントガラス２０内面に当てるだけで、容易に汚れを 取除くことが出来、極めて有用である。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の実施の形態例の使用状態を示す斜視
図である。

【図２】 本考案の実施の形態例を示す平面図である。

【図３】 図２の裏面図である。

【図４】 図２のＡ−Ａ断面図である。

【符号の説明】 １ 拭い部 １ａ 回転体 １ｂ 軸体 １ｃ 拭い部材 ２ 駆動部 ２ａ 小モーター ２ｂ ケーシング ２ｃ スラストボールベアリング ２ｄ スラストボールベアリング ２ｅ カバー ２ｆ 貫通孔 ２ｇ 締付けボルト ３ 取っ手 ４ 導線 ５ スイッチ １０ シガーライター取付コンセント ２０ フロントガラス

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 略円板状の拭い部（１）、その拭い部
   （１）を回転させる、小モーター（２ａ）を内蔵した駆
   動部（２）、その駆動部（２）に取付けた、片手で操作
   可能な取っ手（３）、その取っ手（３）内に通した、自
   動車のシガーライター取付コンセント（１０）に接続
   し、小モーター（２ａ）に電流を流す導線（４）、及び
   取っ手（３）側面に取付けた、導線（４）を流れる電流
   を断続させるスイッチ（５）を備えた、自動車のフロン
   トガラス内面用電動モップ。