JP3026211U - 開閉式コンピュータ・ケース - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 開閉式のコンピュータケースを提供する。 【解決手段】 前支持体と後支持体と横支持体と底部と
により組み立てられたフレーム体からなり、該フレーム
体の前支持体部分を上部前支持体と下部前支持体の２つ
の部分に分離するよう形成し、上部前支持体の前方は面
板の固定に供され、後支持体上方の両側に旋回レバーが
設けられ、該旋回レバーは横支持体の末端と旋回接続状
態を形成し、上記を一体に固定する横支持体と上部前支
持体と面板は、旋回レバーを軸として上方に回転する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は開閉式コンピュータ・ケースに関する。

【０００２】

【従来の技術】

一般的なコンピュータ・ケースの設計は、図１に示す如く、前支持体と横支持 体と後支持体とを組み立てて固定する形態であり、このためにフレーム体Ｂに回 路基板（図示せず）を取り付け、しかも側部フラップＢ１に主板Ｂ２を固定する 場合は、先ずフロッピーディスク・ドライブＣを定位するように取りつける。こ のように上記の主板Ｂ２を側部フラップＢ１に配置して定位させる過程中に、フ ロッピーディスク・ドライブＣの存在のために配置することが困難である。そし て該フレーム体Ｂの部材を取りつける場合、常に多くの組立工数を必要とすると 同時に、内部の部材が故障した場合の交換作業には非常な困難が伴う。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の目的はフロッピーディスク・ドライブを支持する横支持体と前支持体 部分の間に開閉状態を形成して、フレーム体の底部と側部フラップに部材を取り 付ける場合に十分な取りつけ空間を提供することである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的は、前支持体と後支持体と横支持体と底部とにより組み立てられたフ レーム体からなり、該フレーム体の前支持体部分を上部前支持体と下部前支持体 の２つの部分に分離するよう形成し、上部前支持体の前方は面板の固定に供され 、後支持体上方の両側に旋回レバーが設けられ、該旋回レバーは横支持体の末端 と旋回接続状態を形成し、上記を一体に固定する横支持体と上部前支持体と面板 は、旋回レバーを軸として上方に回転する開閉式コンピュータ・ケースにより達 成される。

【０００５】

【考案の実施の形態】

図３と図４に示す如く、本考案のフレーム体Ａの前支持体部分を上部前支持体 １１と下部前支持体１２の２つの部分に分離するよう形成し、そのうえ上部前支 持体１１は面板２の固定に供して横支持体３の先端と直角に固定する状態を形成 して、下部前支持体１２は底部４と固定するよう結合する。

【０００６】 次に、上記のフレーム体Ａの後支持体５の上端両側に旋回レバー５１を設け、 該旋回レバー５１は上記横支持体３の末端と旋回接続状態を形成して、横支持体 ３は旋回レバー５１を軸として自由に回転する。 上記の構造によって下方より上方に引き上げるよう力を加えると、横支持体３ は旋回レバー５１によって上方に回転し、上記の上部前支持体１１は横支持体３ の先端に固定されているために、これによって該横支持体３の回転は、上部前支 持体１１の前方に固定する面板２に合わせて上部前支持体１１を移動させ、上方 に開口状態を形成する（図５に示す如く）。

【０００７】 更に、フロッピーディスク・ドライブＣを横支持体３と上部前支持体１１のフ レーム３１に装着するため、これによって上記の横支持体３と上部前支持体１１ の回転によって開閉するため、フロッピーディスク・ドライブＣの位置を上方に ひっぱりあげて底部４と側部フラップＢ１の上方にある取りつけ空間を増加し、 部分の部材の取りつけ或いは修理と保護を容易にして、しかも側部フラップＢ１ に装着する主板Ｂ２を支持するのである。

【０００８】 フレーム体Ａの必要な部材の取りつけ或いは修理と保護を完成した後、上記の 横支持体３と上部前支持体１１を元の位置に復元してから、下部前支持体１２の 両側をねじ１３によって面板２の下端を固定して横支持体３の動きを制限して、 本考案のフレーム体Ａを固定状態にさせる。 上記を要約すれば、本考案は前支持体部分を２つの部分に分離する設計と、横 支持体と後支持体の旋回レバーとの旋回接続設計により、横支持体と上部前支持 体と面板とを一体に固定し、旋回レバーを軸として上方に回転して開閉状態を実 現し、それにより底部と側部フラップの上方にある取りつけ空間を増大させ、必 要な部材の取りつけと修理と保護を容易にした開閉式コンピュータ・ケースであ る。

【図面の簡単な説明】

【図１】従来技術のコンピュータ・ケースの斜視図であ
る。

【図２】従来技術のコンピュータ・ケースの側面図であ
る。

【図３】本考案のコンピュータ・ケースの斜視図であ
る。

【図４】本考案のコンピュータ・ケースの図３のＸ−Ｘ
での断面図である。

【図５】本考案のケースの開閉状態を示す斜視図であ
る。

【符号の説明】

Ａ フレーム体 Ｂ フレーム体 Ｃ フロッピーディスク・ドライブ Ｂ１ 側部フラップ Ｂ２ 主板 １１ 上部前支持体 １２ 下部前支持体 １３ ねじ ２ 面板 ３ 横支持体 ４ 底部 ５ 後支持体 ３１ フレーム ５１ 旋回レバー

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 前支持体と後支持体と横支持体と底部と
   により組み立てられたフレーム体からなり、該フレーム
   体の前支持体部分を上部前支持体と下部前支持体の２つ
   の部分に分離するよう形成し、上部前支持体の前方は面
   板の固定に供され、後支持体上方の両側に旋回レバーが
   設けられ、該旋回レバーは横支持体の末端と旋回接続状
   態を形成し、上記を一体に固定する横支持体と上部前支
   持体と面板は、旋回レバーを軸として上方に回転する開
   閉式コンピュータ・ケース。