JP3025792U - 表示灯 - Google Patents

表示灯

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JP3025792U
JP3025792U JP1995013249U JP1324995U JP3025792U JP 3025792 U JP3025792 U JP 3025792U JP 1995013249 U JP1995013249 U JP 1995013249U JP 1324995 U JP1324995 U JP 1324995U JP 3025792 U JP3025792 U JP 3025792U
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勲 野林
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アロー電子工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より明るくかつより視認性に優れた表示灯を
提供する。 【解決手段】 反射鏡1の第1の反射面1aおよび第2
の反射面1bのうち少なくとも一方の、一反射面内に光
源たるLED12および13、または14および15を
千鳥状に配置する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、表示灯に関し、より特定的には、反射鏡を有する表示灯に関する 。
【0002】
【従来の技術】
従来、表示灯の一種である信号表示灯においてはその本来の目的からより明る くどの方向からの視認性にも優れたものが求められている。図4は、従来の積層 型の信号表示灯を示した外観図であり、図5は信号表示部の内部構造を示す部分 断面図である。図6は図5に示した反射鏡を示した正面図(a)、平面図(b) および底面図(c)である。
【0003】 まず、図4および図5を参照して、この従来の信号表示灯100では、2層の グローブ103が積層されている。グローブ103の内部には、反射鏡101が 2段に重ねられている。それぞれの反射鏡101は、第1の反射面101aと第 2の反射面101bとを有している。第1の反射面101aには発光ダイオード (以下、「LED」という)112および113が、それぞれ第1の反射面10 1aに設けられたLED用穴102および103に装着されている。第2の反射 面101bには、LED114および115が第2の反射面101bに設けられ たLED用穴104および105にそれぞれ装着されている。図5に示した反射 鏡101の詳細構造としては、図6に示すように、第1の半径を有する第1の同 心円状にLED用穴103が所定の間隔を隔てて平面配置されており、その第1 の同心円とは異なる半径を有する第2の同心円に沿って所定の間隔を隔ててLE D用穴102が形成されている。LED用穴102および103は半径方向に向 かって放射状に設けられている。また、LED用穴104および105も同様に 半径方向に向かって放射状に設けられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 ところで、上述したように信号表示灯においてはその本来の目的から明るくど の方向からの視認性にも優れたものが求められているが、より少ない光源でより 大きな光量(明るさ)を得るために、種々の方策が考えられている。図5および 図6に示した従来の反射鏡の構造もその一方法を提供するものであり、その目的 達成のため図5および図6の従来の反射鏡ではLED用穴102および103を 半径方向に放射状に平面配置している。これにより、ある程度光の拡散反射を均 等にすることができる。しかしながら、図6(b)に示した従来の構造では、L ED用穴103および102が60°ごとに放射状に平面配置されているため、 同心円状の隣接するLED用穴102または103間の距離が大きくなる。この ため、LED112または113を装着した場合、同心円状の隣接するLED1 12間または113間の中間点においては隣接する2つのLED112(または 隣接する2つのLED113)から発せられる光が互いに影響を及ぼし合う度合 いが小さくなってしまうという不都合が生じる。このため、特に同心円状の隣接 する2つのLED112の中間点近傍では光が十分に均等に拡散反射するのが困 難となり、全体として斑のある光になり、明暗の出る結果となるという不都合が 生じていた。このため、従来では、LED112〜115から発せられる光をよ り均等に拡散反射するのが困難であり、その結果視認性をさらに向上するのは困 難であった。
【0005】 この考案は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、光をよ り均等に拡散反射することによって斑のない光を効率よく得るようにした視認性 に優れた表示灯を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1における表示灯は、反射鏡と光源とを備えている。反射鏡は第1およ び第2の反射面を有している。光源は第1および第2の反射面のうち少なくとも 一方の一反射面内に千鳥状に配置されている。このように請求項1に記載の表示 灯では光源を一反射面内に千鳥状に配置することによって、光源を放射状に配置 する場合に比べて隣接する光源間の距離が小さくなり、より均等に光を拡散反射 することができ、その結果斑のない光を効率よく得ることができる。それにより 、どの方向からの視認性にも優れた表示灯を提供することができる。
【0007】 請求項2に記載の表示灯では、請求項1の構成において、反射鏡をその軸方向 中央部の直径が軸方向端部より小さい鼓形状を有するように構成する。
【0008】 請求項3における表示灯では、請求項1の構成において、光源を発光ダイオー ドとする。
【0009】 請求項4における表示灯では、請求項1の構成において、反射鏡の第1および 第2の反射面の少なくとも一方をダイヤカット状に複数の反射面を有するように 加工する。このようにダイヤカット状の反射面を有するように構成すれば、光の 拡散反射をより効率的に行なうことができる。それにより、より均等に光を拡散 反射することができかつ光量(明るさ)も増加させることができる。
【0010】 請求項5における表示灯では、請求項1に記載の構成において、反射鏡を覆う グローブをさらに含み、そのグローブには発光源の横方向拡散を行なうためのス リットを設けるようにする。このようにすれば、千鳥状に配置された光源を設け た反射鏡とグローブとによってより有効に光を拡散させることができ、あらゆる 方向からの視認性に優れた表示灯を提供することができる。
【0011】 請求項6における表示灯は、反射鏡と、複数の第1の光源と、複数の第2の光 源とを備えている。反射鏡は第1および第2の反射面を有している。複数の第1 の光源は、反射鏡の第1の反射面に第1の半径を有する第1の同心円にほぼ沿っ て所定の間隔を隔てて平面的に配置されており、複数の第2の光源は反射鏡の第 1の反射面に第1の半径とは異なる第2の半径を有する第2の同心円にほぼ沿っ て所定の間隔を隔てて平面的に配置されている。第1の光源と第2の光源とは半 径方向に向かって千鳥状に配置されている。このように異なる同心円に沿って配 置された第1および第2の光源を千鳥状に配置することによって、単に放射状に 光源を平面配置する場合に比べて隣接する光源間の距離が小さくなり、より有効 に光を均等に拡散反射することができ、その結果斑のない光を効率よく得ること が可能な表示灯を提供することができる。
【0012】 請求項7における表示灯では、請求項6に記載の構成において反射鏡をその軸 方向中央部の直径が軸方向端部より小さい鼓形状を有するように構成する。
【0013】 請求項8における表示灯では、請求項6に記載の構成において光源を発光ダイ オードとする。
【0014】 請求項9における表示灯では、請求項6に記載の構成において反射鏡の第1お よび第2の反射面の少なくとも一方をダイヤカット状に複数の反射面を有するよ うに加工する。このようにダイヤカット状に反射面を構成すれば、光の拡散反射 をより効率よく行なうことができ、光の均等拡散性能および光量を増加させるこ とができる。
【0015】 請求項10における表示灯では、請求項6の構成において反射鏡を覆うグロー ブをさらに含み、そのグローブに発光源の横方向拡散を行なうためのスリットを 設ける。このように構成すれば、千鳥状に配置された光源とグローブとによって 光の均等拡散をより高いレベルで行なうことができ、どの方向からの視認性にも 優れた表示灯を提供することができる。
【0016】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本考案の一の 実施の形態による表示灯を示した概略図である。図2は図1に示した本考案の反 射鏡の正面図(a)、断面図(b)、平面図(c)および底面図(d)である。 図3は図2の反射鏡にLEDを装着した場合の正面図(a)、断面図(b)、平 面図(c)および底面図(d)である。
【0017】 図1〜図3を参照して、本実施の形態の信号表示灯50は、LEDからの光の 横方向拡散を行なうためのスリット61が設けられたグローブ60が2層積層さ れた構造を有している。グローブ60内には第1の反射面1aと第2の反射面1 bとを有する反射鏡1が設置されている。ここで、本実施の形態では、反射鏡1 に設けたLED用穴2および3の配置形態を、図2(c)に示すように、千鳥状 に配置している。すなわち、所定の半径を有する第1の同心円状に所定の間隔( 60°間隔)を隔ててLED用穴2を形成し、第1の同心円とは半径の異なる第 2の同心円に沿って所定の間隔(60°間隔)を隔ててLED用穴3を形成する とともに、LED用穴2とLED用穴3とを半径方向に向かって千鳥状に平面配 置している。
【0018】 ここで、千鳥状とは、LED用穴3の半径方向の延長線上ではなく隣接する2 つのLED用穴3の中間点の半径方向の延長線上近傍にLED用穴2を配置する ことを意味する。このようにすれば、LED用穴2および3が所定の角度(たと えば30°)ごとに均等に存在することになるので、このようなLED用穴2お よび3に図3(c)のようにLED12および13を配置した場合に、LED1 2および13から発せられる光が均等に反射拡散される。
【0019】 この均等拡散効果は、図6に示した従来の半径方向の放射状に60°間隔でL ED用穴102および103を配置した場合に比べてより均等に光を反射拡散さ せることができる。これにより、斑のない光が効率よく得られる表示灯を提供す ることができる。その結果、明るくかつどの方向からの視認性にも優れた表示灯 を提供することができる。なお、図3(d)に示すように、反射面1b側にも同 様にLED14および15がそれぞれ異なる同心円状に沿って所定の間隔を隔て て配置されるとともに、全体として千鳥状に配列されている。
【0020】 図3に示した本実施の形態では、反射面1aに取付けられるLED12および 13と、反射面1bに取付けられるLED14および15とは互いに約30°ず つ平面位置がずれた構成となっており、平面的に見てLED12および13と、 LED14および15との平面位置が重ならないように構成されている。なお、 図1〜図3に示した反射鏡1はその軸方向の中央部の直径が軸方向端部の直径よ りも小さい鼓形状を有しており、その第1の反射面1aおよび第2の反射面1b の表面は好ましくはダイヤカット状に複数の反射面を有するように加工されてい る。これにより、このダイヤカット状の反射面と上記した千鳥状の配置による効 果とが相まってよりLED12〜15からの光を拡散反射させることができる。
【0021】 また、図1に示すように反射鏡1を覆うグローブ60に横方向拡散を行なうス リット61を設けることによって、光の拡散効果をより向上させることができ、 よりむらのない光を放出することができる。
【0022】 上記のように、本実施の形態の構成では、鼓状の反射鏡1の第1および第2の 反射面1aおよび1bにそれぞれ千鳥状にLED12,13と14,15とを配 置することによって、上下に配置されたLED12〜15から発光された光が互 いに反対側の反射面に照射されるため、水平方向からこれを見た場合周囲に均等 に光が拡散反射され、それにより斑のない光を効率よく得ることが可能となる。
【0023】 なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なもので はないと考えられるべきである。本考案の範囲は上記した実施の形態の説明では なく実用新案登録請求の範囲によって示され、さらに実用新案登録請求の範囲と 均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。たとえ ば、反射鏡1の寸法形状に応じてLEDの使用数を調節して同様に千鳥状に配置 することも可能である。また、反射鏡1の形状も鼓形状に限らず、その他の反射 鏡の形状の場合にも同様に千鳥状に配置することによって同様の効果を得ること ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一の実施の形態による信号表示灯を示
した概略図である。
【図2】図1に示した信号表示灯の反射鏡を示した図で
あり、(a)は正面図、(b)は断面図、(c)は平面
図、(d)は底面図である。
【図3】図2に示した反射鏡にLEDを装着した状態を
示した図であり、(a)は正面図、(b)は断面図、
(c)は平面図、(d)は底面図である。
【図4】従来の信号表示灯を示した概略図である。
【図5】図4に示した従来の信号表示灯の内部構造を示
した概略図である。
【図6】図5に示した従来の信号表示灯における反射鏡
の構造を示した図であり、(a)は正面図、(b)は平
面図、(c)は底面図である。
【符号の説明】
1:反射鏡 1a:第1の反射面 1b:第2の反射面 2〜5:LED用穴 12〜15:LED

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2の反射面を有する反射鏡
    と、 前記第1および第2の反射面のうち少なくとも一方の、
    一反射面内に千鳥状に配置された光源とを備えた、表示
    灯。
  2. 【請求項2】 前記反射鏡は、その軸方向中央部の直径
    が軸方向端部より小さい鼓形状を有している、請求項1
    に記載の表示灯。
  3. 【請求項3】 前記光源は発光ダイオードである、請求
    項1に記載の表示灯。
  4. 【請求項4】 前記反射鏡の第1および第2の反射面の
    うち少なくとも一方はダイヤカット状に複数の反射面を
    有するように加工されている、請求項1に記載の表示
    灯。
  5. 【請求項5】 前記反射鏡を覆うグローブをさらに含
    み、前記グローブには前記発光源の横方向拡散を行なう
    ためのスリットが設けられている、請求項1に記載の表
    示灯。
  6. 【請求項6】 第1および第2の反射面を有する反射鏡
    と、 前記反射鏡の第1の反射面に、第1の半径を有する第1
    の同心円にほぼ沿って所定の間隔を隔てて平面的に配置
    された複数の第1の光源と、 前記反射鏡の第1の反射面に、前記第1の半径とは異な
    る第2の半径を有する第2の同心円にほぼ沿って所定の
    間隔を隔てて平面的に配置された複数の第2の光源とを
    備え、 前記第1の光源と前記第2の光源とは前記半径方向に向
    かって千鳥状に配置されている、表示灯。
  7. 【請求項7】 前記反射鏡はその軸方向中央部の直径が
    軸方向端部より小さい鼓形状を有している、請求項6に
    記載の表示灯。
  8. 【請求項8】 前記光源は発光ダイオードである、請求
    項6に記載の表示灯。
  9. 【請求項9】 前記反射鏡の第1および第2の反射面の
    うち少なくとも一方はダイヤカット状に複数の反射面を
    有するように加工されている、請求項6に記載の表示
    灯。
  10. 【請求項10】 前記反射鏡を覆うグローブをさらに含
    み、前記グローブには前記発光源の横方向拡散を行なう
    ためのスリットが設けられている、請求項6に記載の表
    示灯。
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