JP3025713U - 使い捨て排尿袋 - Google Patents
使い捨て排尿袋Info
- Publication number
- JP3025713U JP3025713U JP1995014375U JP1437595U JP3025713U JP 3025713 U JP3025713 U JP 3025713U JP 1995014375 U JP1995014375 U JP 1995014375U JP 1437595 U JP1437595 U JP 1437595U JP 3025713 U JP3025713 U JP 3025713U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- inner bag
- urine
- outer bag
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
- Non-Flushing Toilets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動車,船等の乗物において容易に且つ気楽
に使用でき、後始末の容易な使い捨て排尿袋を提供する
こと。 【解決手段】 排尿口を設け且つ尿を吸収し、凝固させ
る非透水性の内袋と、該内袋より大きな不透明の外袋と
よりなり、この外袋の底部に、これに収容した内袋の底
部を固定したものであり、外袋により股間を被って排尿
し、使用後は外袋で内袋を包み、所定箇所に廃棄する。
に使用でき、後始末の容易な使い捨て排尿袋を提供する
こと。 【解決手段】 排尿口を設け且つ尿を吸収し、凝固させ
る非透水性の内袋と、該内袋より大きな不透明の外袋と
よりなり、この外袋の底部に、これに収容した内袋の底
部を固定したものであり、外袋により股間を被って排尿
し、使用後は外袋で内袋を包み、所定箇所に廃棄する。
Description
【0001】
本考案は、自動車や船等の乗物において使用する使い捨て排尿袋に関するもの である。
【0002】
現在、乗物用の使い捨て排尿袋としては、非透水性の袋の開口端に排尿口を固 定し、且つ袋の開口端近傍にスナップを形成したものが市販されている。これは 予め袋内に収容されている凝固剤により、尿を凝固させると共に、スナップによ り開口端を密閉することにより、袋の上部に付着して凝固されていない尿の漏洩 防止を図っている。
【0003】
しかし、この種の使い捨て排尿袋は、排尿口に付着した尿は凝固していないた め、この尿により手を汚すことがあった。また排尿後、これを別に用意した袋と か箱に入れて始末しなければならない不便があった。殊に乗物内で排尿する場合 、局部を隠しながら使用しなければならない煩わしさがあった。
【0004】
本考案の使い捨て排尿袋は、従来品の欠点を解消するため、排尿口を設け且つ 尿を吸収し、凝固する非透水性の内袋と、該内袋より大きな不透明の外袋とより なり、この外袋の底部に、これに挿入した内袋の底部を固定したものである。
【0005】 これを自動車内で使用する場合は、先ず外袋で股間を覆い、内袋の排尿口に局 部を臨ませて排尿する。尿は内袋に吸収されるか、凝固剤によりゲル化され、外 袋に流出する虞がなくなる。そこで外袋の開口端を結束するか輪ゴムで止め、所 定箇所に廃棄する。
【0006】
本考案の使い捨て排尿袋は、非透水性の内袋と、該内袋より大きな不透明の外 袋とよりなり、この外袋の底部に、これに入れた内袋の底部を固定したものであ るが、上記内袋は、例えば一般に市販されている紙おむつのように、吸水性を有 し、外面が非透水性被膜で覆われた柔軟な素材で形成したもの、或いはポリ塩化 ビニール,ポリエチレン等の軟質の袋体に粉末又は固形の凝固剤を投入したもの である。この内袋の大きさは、一回の排尿を処理できる程度の容量のものであり 、外袋内において所定の形状を維持することができる程度の硬さのものが好まし い。また上端の排尿口は、男性用は筒状でよいが、女性用の場合は上端がほぼ楕 円形を成した漏斗状に形成するのが好ましい。
【0007】 外袋は、軟質で不透明のポリ塩化ビニール,ポリエチレン,不織布等により形 成し、股間または腰部を充分に覆うことができる大きさのものが好ましい。この 外袋の底部への内袋の底部の固定は、接着剤や接着テープによる方法でも、溶着 する方法でも良く、材質により適宜な方法を採用する。
【0008】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 図1乃至図3は、内袋の素材中に尿を吸収させる請求項1の実施例である。
【0009】 内袋1は紙おむつと同じ素材によるものであり、図3に示すように内面2がプ ラスチック製の不織布、外面3が非透水性のポリエチレンフィルム、中間層4が 綿状パルプ,吸水紙、高分子吸水材(凝固剤),消臭剤等よりなる積層材により 筒状に形成し、その下端をホットメルトにより溶着して偏平の底部を成形し、上 端に円形の排尿口5を形成している。また排尿口5近くの外側には、紙製とかス チロール樹脂製の把手6を設けている。この把手6は外袋7の外側から持ち、全 体を支持することもできる。
【0010】 外袋7はポリエチレンフィルムにより形成している。この外袋7内に入れた内 袋1と外袋7との底部を外側より熱圧着して両袋1,7の下端を固定している。
【0011】 図4は、内袋に収容した凝固剤により尿を凝縮させる請求項2の実施例であり 、前記実施例における内袋1をポリ塩化ビニールのフィルムにより形成し、この 内袋1に粉末状の凝固剤8を収容し、図4に鎖線で示すように、上端を溶着部9 により密封している。この溶着部9は、凝固剤8が内袋1から溢れ出るのを防止 するためであるから、容易に開封して排尿口5を開口し得るようにしている。従 って上端を下方へ折り返して粘着テープで固定する程度でも良い。
【0012】 また外袋7はポリ塩化ビニールにより形成している。その他の部分は前記実施 例と同一であるから、その説明は省略する。
【0013】
本考案に係る使い捨て排尿袋は、以上説明したような形態で実施され、以下に 記載するような効果を奏する。
【0014】 外袋は不透明であり、内袋より大きく形成されているため、この外袋を広げる ことにより、使用時に局部を容易に隠すことができる。そのため同乗者にあまり 気を使わないで排尿することができる。
【0015】 内袋は、底部を外袋の底部に固定されているだけであり、外袋に対し自由に可 動することができるので、外袋を股間に被せ、内袋を持って排尿口を局部に容易 に臨ませることができる。
【0016】 尿が排尿口に付着することがあっても、外袋により内袋を容易に包むことがで きるので、手を汚す心配がない。またこれを包むための袋とか箱を用意する必要 がないので、後始末が極めて容易である。
【0017】 内袋も外袋も柔軟であるから、小さく折り畳んだり丸めたりすることができる ので、携行する際、使用後の始末をする際に極めて便利である。
【図1】本考案の使い捨て排尿袋の実施例を示す斜視図
である。
である。
【図2】図1におけるA−A線の断面図である。
【図3】本考案における内袋の素材を示す拡大断面図で
ある。
ある。
【図4】本考案における使い捨て排尿袋の別の実施例の
要部を示す縦断面図である。
要部を示す縦断面図である。
1 内 袋 2 内 面 3 外 面 4 中間層 5 排尿口 6 把 手 7 外 袋 8 凝固剤 9 溶着部
Claims (2)
- 【請求項1】 上端に排尿口を設け且つ外面を非透水性
の被膜で覆われた吸水性の内袋と、該内袋より大きな不
透明の外袋とよりなり、この外袋の底部に、これに入れ
た内袋の底部を固定したことを特徴とする使い捨て排尿
袋。 - 【請求項2】 上端に排尿口を設け且つ内部に凝固剤を
収容した非透水性の内袋と、該内袋より大きな不透明の
外袋とよりなり、この外袋の底部に、これに入れた内袋
の底部を固定したことを特徴とする使い捨て排尿袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995014375U JP3025713U (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 使い捨て排尿袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995014375U JP3025713U (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 使い捨て排尿袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3025713U true JP3025713U (ja) | 1996-06-25 |
Family
ID=43160903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995014375U Expired - Lifetime JP3025713U (ja) | 1995-12-11 | 1995-12-11 | 使い捨て排尿袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3025713U (ja) |
-
1995
- 1995-12-11 JP JP1995014375U patent/JP3025713U/ja not_active Expired - Lifetime
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