JP2001269288A - 携帯型の便器 - Google Patents

携帯型の便器

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JP2001269288A
JP2001269288A JP2000085056A JP2000085056A JP2001269288A JP 2001269288 A JP2001269288 A JP 2001269288A JP 2000085056 A JP2000085056 A JP 2000085056A JP 2000085056 A JP2000085056 A JP 2000085056A JP 2001269288 A JP2001269288 A JP 2001269288A
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勝義 角谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 介護のための室内、又は自動車内に置いても
コンパクトで場所をとらず、簡単で、衛生的に使用する
ことが出来、更に使用後も車の振動等によって尿が車内
にこぼれ出し、また臭気が室内、又は車内にこもる等の
不都合のない携帯型のトイレを提供する。 【解決手段】 上端側に採尿口11を、下端側に排尿口
12を備えた採尿器1と、貯尿用容器2の口部を装着す
る排尿口12に、ここに装着した貯尿用容器2の一端が
前記排尿口12に接続され、他端が貯尿用容器2の装着
口に接続される弾性材料で形成された連結具3を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に自動車内等に
おいて子供が使用するのに適する他、寝たきりの病人、
高齢者等の介護用としても使用可能な携帯型の小便用の
便器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】介護用の便器としては主にしびん、又は
ベッド、椅子等に備え付けの便器等が一般的に用いられ
ているが、しびんは被介護人がベッドに寝ている場合に
は介護人がその都度、しびんを被介護人に渡し、使用後
はこれを受け取らねばならないから人手を要し、また備
え付け便器等はコストが高いという問題があった。一方
交通渋滞中の道路においては自動車が休憩所等へ着くの
に長い時間を要することが多く、子供の場合には尿意を
もよおした際に、長い時間辛抱し続けることが困難なた
め、道路わきに自動車を止めて道端等にて用を足す等の
光景がまま見受けられる。しかしこのような行為はそれ
自体、見苦しく、道徳的には勿論、また環境保護の面か
らみても問題がある外、夜間に車外に出て道路わきで用
を足すことは交通事故等にあう危険性も大きい等の問題
があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため従来にあって
は寝たきりの病人、又は高齢者の場合には直接排尿用の
チューブを尿道から膀胱まで通して、採尿用の袋に直結
させておく採尿器が用いられているが、これらの処置に
は医療技術者が必要となり、自宅等における介護等に適
用するのは難しい。また一方自動車内における子供用の
対策としてはしびん等の容器を車内に用意しておき、車
内で用を足すことが行われているが、揺れる車内では容
器の外に尿を漏らす虞れがあり、また採尿後も蓋が出来
ないため自動車の振動によって容器から尿が車内にこぼ
れ出ることがある他、臭気も車内にこもってしまう等、
衛生上の問題があった。
【0004】本発明はかかる事情に鑑みなされたもので
あって、その目的とするところは飲料用の空容器を利用
することで病人、高齢者は勿論、子供でも他人の手を借
りることなく使用出来、また自動車内に置いてもコンパ
クトで場所をとらず、簡単で、衛生的に使用することが
出来、更に使用後も車の振動等によって尿が車内にこぼ
れ出、また臭気が室内、車内にこもる等の不都合のない
携帯型の便器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の携
帯型の便器は、一端部に採尿口を、他端部に排尿口を備
えたロート状の採尿器と、一端部が前記排尿口に嵌着さ
れ、他端部に貯尿用容器の開口部が着脱可能に装着され
る連結具とを備えることを特徴とする。
【0006】この発明にあっては採尿器のロート状の採
尿口を直接人体の尿道口を囲う、その周縁にあてがうこ
とで、外に尿を漏らすことがなく、また用済み後には貯
尿用容器を取り外して蓋をしておくことで尿及び臭気が
外部に漏れることがなく、車内の衛生状態が損なわれる
ことがない。
【0007】請求項2に係る発明の携帯型の便器は、前
記連結具は、前記排尿口に外嵌される一端部外周に筒形
の折り返し部を形成して環状溝を備えた円筒形に形成さ
れていることを特徴とする。
【0008】この発明にあっては、連結具に貯尿用容器
の口部に外嵌される折り返し部を形成して環状溝を備え
るから貯尿用容器から尿が外部に漏出することがなく、
またたとえ漏出しても衣類を濡らす虞れがない。
【0009】請求項3に係る発明の携帯型の便器は、前
記連結具は、弾性部材で形成されていることを特徴とす
る。
【0010】この発明にあっては、連結具を弾性材料で
形成してあるから、水密性、気密性がよく、尿臭が漏出
することが防止できる。
【0011】請求項4に係る発明の携帯型の便器は、前
記連結具は、これに接続される貯尿用容器内の空気を排
出すべく外周面の1又は複数個所に軸長方向に延在する
空気抜き溝を備えることを特徴とする。
【0012】この発明にあっては、連結具に空気抜き溝
を備えるから貯尿用容器内の空気が尿の流入に伴って円
滑に外部に排出され、尿が外部に流出する等の不都合を
防止出来る。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る携帯型の便器
の使用時の状態を示す斜視図、図2は図1のII−II線に
よる部分拡大断面図であり、図中1は採尿器、2は貯尿
用容器、3は採尿器1の排尿口と前記貯尿用容器2の装
着口とを連結する弾性を備えた連結具を示している。
【0014】図3は図1に示す便器から貯尿用容器を取
り外した状態の採尿器1の拡大正面図、図4は同じく拡
大背面図、図5は同じく拡大側面図、図6(a) は同じく
拡大平面図、図6(b) は同じく拡大底面図、図7は連結
具を取り外した状態の拡大正面図、図8は同じく拡大背
面図、図9は同じく拡大側面図、図10(a) は同じく拡
大平面図、図10(b) は同じく拡大底面図である。
【0015】採尿器1は平面視で左右方向を押し狭めた
状態の縦長楕円筒形のロート状をなし、上端部に採尿口
11が、また下端部に排尿口12が夫々形成され、採尿
口11を含む上方側の略1/3部分は楕円筒形をなし、
断面積が最も大きくなっており、また下方の略2/3は
楕円筒形をなしているが、下方に向かうに従って断面積
が急激に縮小されており、側面視では図3に示す如く略
逆三角形状をなし、更に下端部にはパイプ状の排尿口1
2が外方に突き出して設けられ、ここに連結具3の一端
が外嵌固定されるようにしてある。
【0016】採尿器1の外周面には上,下方向における
上方から略1/5の位置の外周の全周にわたって鍔縁1
3が設けられ、また周方向の複数個所には前記鍔縁を支
持する複数の補強リブ14が夫々外方に張り出して設け
られ、また上,下方向における下方の略2/3の範囲で
あって、外周の前側面に沿って上,下方向に延びる把手
15が設けられている。鍔縁13は採尿器1のロート状
部分の断面形状に合わせた楕円形をなしており、ここに
必要に応じて蓋(図示せず)を外嵌させてもよい。なお
蓋を使用しない構成とする場合には鍔13、補強リブ1
4は設けなくてもよい。
【0017】また採尿器1の採尿口11は人体の尿道口
を囲ってその周縁部に密に当接せしめ得るよう前後方向
の前側から略2/3の位置までは図5に示す如く鍔縁1
3からの高さhが漸減され、最も低いh0 の高さに達し
た後、後側に向けて再び高さが増大するよう成形してあ
る。この採尿器1における採尿口11の形状は従来知ら
れている女性用のしびんの開口部形状に合わせて楕円形
としてあり、女性、男性のいずれにも兼用可能としてあ
る。
【0018】また採尿器1の採尿口11の周縁は全周に
わたって肉厚を他の部分よりも若干大きくして条状の肉
厚縁部11aを形成してあり、ここに採尿口11の平面
形状に合わせて楕円形をなし、断面逆U字形をなす柔軟
なゴム製の弾性リング部材16がそのU字形の溝16a
を開口部の肉厚縁部11aに着脱可能に外嵌せしめてあ
る。これによって人体の尿道口周縁部に採尿器1の採尿
口11を直接あてがった際にも皮膚を傷つけることが防
止出来、また皮膚との密着性を高めて尿が外部に漏出す
るのを阻止することが可能となる。
【0019】更に採尿器1の下端部に設けてある排尿口
12は採尿器1の下端部から延設したパイプ部の先端に
開口されており、パイプ部の外周面には連結具3の端部
を外嵌した際の抜け止めのためのもどり止め段差12a
が形成されている。
【0020】図11(a) は連結具3の正面図、図11
(b) は同じく背面図、図11(c) は同じく右側面図、図
11(d) は同じく平面図、図11(e) は同じく底面図で
ある。連結具3は比較的柔らかなゴム等の弾性材料にて
筒形に形成され、内径は前記排尿口12を形成したパイ
プ部の外径よりも若干小さくしてあり、このように形成
した筒体31の一端部 (図11では上端部) には傘状の
折り返し部32が形成されている。この折り返し部32
の内周面と前記筒体31の外周面との間は一端末から下
方に向かうに従って少しずつ間隔が広くなる環状溝が形
成され、ここに貯尿用容器2を構成する飲料用の空容
器、例えば合成樹脂(ポリエチレンテレフタレート)製
の容器(ペットボトルと称す)の口部が内嵌され、口部
先端が折り返し部32の内側に密着せしめられるように
してある。
【0021】そして連結具3における筒体31の外周面
には周方向の1個所に他端部から一端部側に向けて軸長
方向に延在する断面U字形をなす空気抜き溝33が形成
されている。空気抜き溝33の上端は傘状の折り返し部
32の折り返し点を経て折り返し部の内周面に達するよ
うにしてある。
【0022】また空気抜き溝33の下端は筒体31の下
端部に達しており、ここに貯尿用容器2であるペットボ
トルの口部を外嵌させた際に、この口部の内側に臨むよ
うにしてあり、これによって採尿時に尿がペットボトル
内に流入するのに対応して空気抜き溝33を経てペット
ボトル内の空気が外部へ流出し、尿は円滑にペットボト
ル内に流入し得るようにしてある。
【0023】このような携帯型の便器は、販売時は採尿
器1、連結具3を装着した状態で筐等に収納して取り扱
われる。使用者はこれを購入し、採尿器1の排尿口12
に装着してある連結具3の他端部に使用済みのペットボ
トルの口部を、蓋を外した状態で外嵌圧入する。ペット
ボトルは通常内容量500mlのものを使用するが、1
000mlのものもその口部の寸法仕様が同じであれば
使用可能である。またペットボトル以外にも、口部の
内,外径の寸法仕様が同じであればびん、その他専用の
容器を用いてもよいことは勿論である。
【0024】また貯尿用容器2はペットボトルが一般的
に用いられるが、このペットボトルの口部を直接採尿器
1の排尿口12に螺合密着させることとしてもよい。こ
の場合は排尿口12の外周にペットボトルにおける螺条
を備えた蓋部を設けておくこととなる。勿論、連結具3
における折り返し部32の内周面に螺条を形成してここ
にペットボトルの口部を螺合せしめてもよい。
【0025】次に採尿器1の把手15を一方の手に持っ
てその採尿口11を人体の尿道口を囲うその周縁部にあ
てがって放尿すれば、尿は採尿器1から連結具3を経て
ペットボトルに導かれここに溜められる。ペットボトル
内の空気は空気抜き溝33から外部に排出される。ペッ
トボトルは他方の手で支えておくことで連結具3から抜
け落ちることが防止出来る。採尿が終了すればペットボ
トルを連結具3から抜き取り、キャップを螺合し、口部
を封止しておけば尿及び臭気が外部に漏出することはな
い。
【0026】その後は連結具3が付けられた状態の採尿
器をビニール袋等の合成樹脂製の袋等に収納しておき、
必要に応じて水洗し、乾燥し、収納しておけば経年的に
反復使用が可能である。
【0027】
【発明の効果】請求項1に係る発明にあっては、採尿器
の排尿口に装着した連結具を介して貯尿用容器をその水
密性、気密性を保持した状態で用意に着脱することが可
能となり、迅速な取り扱いが可能となり、自動車等の車
内での使用に便利である。
【0028】請求項2に係る発明にあっては、連結具に
貯尿用容器の口部に外嵌される折り返し部を形成して環
状溝を備えるから貯尿用容器から尿が外部に漏出するこ
とがなく、またたとえ漏出しても衣類を濡らす虞れがな
い。
【0029】請求項3に係る発明にあっては、連結具を
弾性材料で形成してあるから、水密性、気密性がよく、
尿及び臭いが漏出するのを防止できる。
【0030】請求項4に係る発明にあっては、連結具に
空気抜き溝を備えるから貯尿用容器内の空気が尿の流入
に伴って円滑に外部に排出され、尿が外部に流出する等
の不都合を防止出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯型の便器の使用時の状態を示
す斜視図である。
【図2】図1のII−II線による部分拡大断面図である。
【図3】図1に示す便器から貯尿用容器を取り外した状
態の採尿器の拡大正面図である。
【図4】図1に示す便器から貯尿用容器を取り外した状
態の採尿器の拡大背面図である。
【図5】図1に示す便器から貯尿用容器を取り外した状
態の採尿器の拡大側面図である。
【図6】図1に示す便器から貯尿用容器を取り外した状
態の採尿器の拡大平面図及び拡大底面図である。
【図7】連結具を取り外した状態の拡大正面図である。
【図8】連結具を取り外した状態の拡大背面図である。
【図9】連結具を取り外した状態の拡大側面図である。
【図10】連結具を取り外した状態の拡大平面図及び拡
大底面図である。
【図11】連結具の正面図、背面図、右側面図、平面図
及び底面図である。
【符号の説明】
1 採尿器 2 貯尿用容器 3 連結具 11 採尿口 12 排尿口 13 鍔縁 14 補強リブ 15 把手 16 弾性リング部材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年5月10日(2001.5.1
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 携帯型の便器
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に自動車内等に
おいて子供が使用するのに適する他、寝たきりの病人、
高齢者等の介護用としても使用可能な携帯型の小便用の
便器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】介護用の便器としては主にしびん、又は
ベッド、椅子等に備え付けの便器等が一般的に用いられ
ているが、しびんは被介護人がベッドに寝ている場合に
は介護人がその都度、しびんを被介護人に渡し、使用後
はこれを受け取らねばならないから人手を要し、また備
え付け便器等はコストが高いという問題があった。一方
交通渋滞中の道路においては自動車が休憩所等へ着くの
に長い時間を要することが多く、子供の場合には尿意を
もよおした際に、長い時間辛抱し続けることが困難なた
め、道路わきに自動車を止めて道端等にて用を足す等の
光景がまま見受けられる。しかしこのような行為はそれ
自体、見苦しく、道徳的には勿論、また環境保護の面か
らみても問題がある外、夜間に車外に出て道路わきで用
を足すことは交通事故等にあう危険性も大きい等の問題
があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため従来にあって
は寝たきりの病人、又は高齢者の場合には直接排尿用の
チューブを尿道から膀胱まで通して、採尿用の袋に直結
させておく採尿器が用いられているが、これらの処置に
は医療技術者が必要となり、自宅等における介護等に適
用するのは難しい。また一方自動車内における子供用の
対策としてはしびん等の容器を車内に用意しておき、車
内で用を足すことが行われているが、揺れる車内では容
器の外に尿を漏らす虞れがあり、また採尿後も蓋が出来
ないため自動車の振動によって容器から尿が車内にこぼ
れ出ることがある他、臭気も車内にこもってしまう等、
衛生上の問題があった。
【0004】本発明はかかる事情に鑑みなされたもので
あって、その目的とするところは飲料用の空容器を利用
することで病人、高齢者は勿論、子供でも他人の手を借
りることなく使用出来、また自動車内に置いてもコンパ
クトで場所をとらず、簡単で、衛生的に使用することが
出来、更に使用後も車の振動等によって尿が車内にこぼ
れ出、また臭気が室内、車内にこもる等の不都合のない
携帯型の便器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の携
帯型の便器は、一端部に採尿口を、他端部に排尿口を備
えたロート状の採尿器と、一端部が前記排尿口に嵌着さ
れ、他端部に貯尿用容器の開口部が着脱可能に装着され
る連結具とを備えることを特徴とする。
【0006】この発明にあっては採尿器のロート状の採
尿口を直接人体の尿道口を囲う、その周縁にあてがうこ
とで、外に尿を漏らすことがなく、また用済み後には貯
尿用容器を取り外して蓋をしておくことで尿及び臭気が
外部に漏れることがなく、車内の衛生状態が損なわれる
ことがない。
【0007】請求項2に係る発明の携帯型の便器は、前
記連結具は、前記排尿口に外嵌される一端部外周に筒形
の折り返し部を形成して環状溝を備えた円筒形に形成さ
れていることを特徴とする。
【0008】この発明にあっては、連結具に貯尿用容器
の口部に外嵌される折り返し部を形成して環状溝を備え
るから貯尿用容器から尿が外部に漏出することがなく、
またたとえ漏出しても衣類を濡らす虞れがない。
【0009】請求項3に係る発明の携帯型の便器は、前
記連結具は、弾性部材で形成されていることを特徴とす
る。
【0010】この発明にあっては、連結具を弾性材料で
形成してあるから、水密性、気密性がよく、尿臭が漏出
することが防止できる。
【0011】請求項4に係る発明の携帯型の便器は、前
記連結具は、これに接続される貯尿用容器内の空気を排
出すべく外周面の1又は複数個所に軸長方向に延在する
空気抜き溝を備えることを特徴とする。
【0012】この発明にあっては、連結具に空気抜き溝
を備えるから貯尿用容器内の空気が尿の流入に伴って円
滑に外部に排出され、尿が外部に流出する等の不都合を
防止出来る。
【0013】請求項5に係る発明の携帯型の便器は、一
端部に採尿口を、他端部に排尿口を備え、該排尿口は、
貯尿用容器の口部を螺合密着させるべくなしてあること
を特徴とする。
【0014】この発明にあっては、用済み後には貯尿用
容器を取り外して蓋をしておくことで尿及び臭気が外部
に漏れることがなく、車内の衛生状態が損なわれること
がない。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る携帯型の便器
の使用時の状態を示す斜視図、図2は図1のII−II線に
よる部分拡大断面図であり、図中1は採尿器、2は貯尿
用容器、3は採尿器1の排尿口と前記貯尿用容器2の装
着口とを連結する弾性を備えた連結具を示している。
【0016】図3は図1に示す便器から貯尿用容器を取
り外した状態の採尿器1の拡大正面図、図4は同じく拡
大背面図、図5は同じく拡大側面図、図6(a) は同じく
拡大平面図、図6(b) は同じく拡大底面図、図7は連結
具を取り外した状態の拡大正面図、図8は同じく拡大背
面図、図9は同じく拡大側面図、図10(a) は同じく拡
大平面図、図10(b) は同じく拡大底面図である。
【0017】採尿器1は平面視で左右方向を押し狭めた
状態の縦長楕円筒形のロート状をなし、上端部に採尿口
11が、また下端部に排尿口12が夫々形成され、採尿
口11を含む上方側の略1/3部分は楕円筒形をなし、
断面積が最も大きくなっており、また下方の略2/3は
楕円筒形をなしているが、下方に向かうに従って断面積
が急激に縮小されており、側面視では図3に示す如く略
逆三角形状をなし、更に下端部にはパイプ状の排尿口1
2が外方に突き出して設けられ、ここに連結具3の一端
が外嵌固定されるようにしてある。
【0018】採尿器1の外周面には上,下方向における
上方から略1/5の位置の外周の全周にわたって鍔縁1
3が設けられ、また周方向の複数個所には前記鍔縁を支
持する複数の補強リブ14が夫々外方に張り出して設け
られ、また上,下方向における下方の略2/3の範囲で
あって、外周の前側面に沿って上,下方向に延びる把手
15が設けられている。鍔縁13は採尿器1のロート状
部分の断面形状に合わせた楕円形をなしており、ここに
必要に応じて蓋(図示せず)を外嵌させてもよい。なお
蓋を使用しない構成とする場合には鍔13、補強リブ1
4は設けなくてもよい。
【0019】また採尿器1の採尿口11は人体の尿道口
を囲ってその周縁部に密に当接せしめ得るよう前後方向
の前側から略2/3の位置までは図5に示す如く鍔縁1
3からの高さhが漸減され、最も低いh0 の高さに達し
た後、後側に向けて再び高さが増大するよう成形してあ
る。この採尿器1における採尿口11の形状は従来知ら
れている女性用のしびんの開口部形状に合わせて楕円形
としてあり、女性、男性のいずれにも兼用可能としてあ
る。
【0020】また採尿器1の採尿口11の周縁は全周に
わたって肉厚を他の部分よりも若干大きくして条状の肉
厚縁部11aを形成してあり、ここに採尿口11の平面
形状に合わせて楕円形をなし、断面逆U字形をなす柔軟
なゴム製の弾性リング部材16がそのU字形の溝16a
を開口部の肉厚縁部11aに着脱可能に外嵌せしめてあ
る。これによって人体の尿道口周縁部に採尿器1の採尿
口11を直接あてがった際にも皮膚を傷つけることが防
止出来、また皮膚との密着性を高めて尿が外部に漏出す
るのを阻止することが可能となる。
【0021】更に採尿器1の下端部に設けてある排尿口
12は採尿器1の下端部から延設したパイプ部の先端に
開口されており、パイプ部の外周面には連結具3の端部
を外嵌した際の抜け止めのためのもどり止め段差12a
が形成されている。
【0022】図11(a) は連結具3の正面図、図11
(b) は同じく背面図、図11(c) は同じく右側面図、図
11(d) は同じく平面図、図11(e) は同じく底面図で
ある。連結具3は比較的柔らかなゴム等の弾性材料にて
筒形に形成され、内径は前記排尿口12を形成したパイ
プ部の外径よりも若干小さくしてあり、このように形成
した筒体31の一端部 (図11では上端部) には傘状の
折り返し部32が形成されている。この折り返し部32
の内周面と前記筒体31の外周面との間は一端末から下
方に向かうに従って少しずつ間隔が広くなる環状溝が形
成され、ここに貯尿用容器2を構成する飲料用の空容
器、例えば合成樹脂(ポリエチレンテレフタレート)製
の容器(ペットボトルと称す)の口部が内嵌され、口部
先端が折り返し部32の内側に密着せしめられるように
してある。
【0023】そして連結具3における筒体31の外周面
には周方向の1個所に他端部から一端部側に向けて軸長
方向に延在する断面U字形をなす空気抜き溝33が形成
されている。空気抜き溝33の上端は傘状の折り返し部
32の折り返し点を経て折り返し部の内周面に達するよ
うにしてある。
【0024】また空気抜き溝33の下端は筒体31の下
端部に達しており、ここに貯尿用容器2であるペットボ
トルの口部を外嵌させた際に、この口部の内側に臨むよ
うにしてあり、これによって採尿時に尿がペットボトル
内に流入するのに対応して空気抜き溝33を経てペット
ボトル内の空気が外部へ流出し、尿は円滑にペットボト
ル内に流入し得るようにしてある。
【0025】このような携帯型の便器は、販売時は採尿
器1、連結具3を装着した状態で筐等に収納して取り扱
われる。使用者はこれを購入し、採尿器1の排尿口12
に装着してある連結具3の他端部に使用済みのペットボ
トルの口部を、蓋を外した状態で外嵌圧入する。ペット
ボトルは通常内容量500mlのものを使用するが、1
000mlのものもその口部の寸法仕様が同じであれば
使用可能である。またペットボトル以外にも、口部の
内,外径の寸法仕様が同じであればびん、その他専用の
容器を用いてもよいことは勿論である。
【0026】また貯尿用容器2はペットボトルが一般的
に用いられるが、このペットボトルの口部を直接採尿器
1の排尿口12に螺合密着させることとしてもよい。こ
の場合は排尿口12の外周にペットボトルにおける螺条
を備えた蓋部を設けておくこととなる。勿論、連結具3
における折り返し部32の内周面に螺条を形成してここ
にペットボトルの口部を螺合せしめてもよい。
【0027】次に採尿器1の把手15を一方の手に持っ
てその採尿口11を人体の尿道口を囲うその周縁部にあ
てがって放尿すれば、尿は採尿器1から連結具3を経て
ペットボトルに導かれここに溜められる。ペットボトル
内の空気は空気抜き溝33から外部に排出される。ペッ
トボトルは他方の手で支えておくことで連結具3から抜
け落ちることが防止出来る。採尿が終了すればペットボ
トルを連結具3から抜き取り、キャップを螺合し、口部
を封止しておけば尿及び臭気が外部に漏出することはな
い。
【0028】その後は連結具3が付けられた状態の採尿
器をビニール袋等の合成樹脂製の袋等に収納しておき、
必要に応じて水洗し、乾燥し、収納しておけば経年的に
反復使用が可能である。
【0029】
【発明の効果】請求項1に係る発明にあっては、採尿器
の排尿口に装着した連結具を介して貯尿用容器をその水
密性、気密性を保持した状態で用意に着脱することが可
能となり、迅速な取り扱いが可能となり、自動車等の車
内での使用に便利である。
【0030】請求項2に係る発明にあっては、連結具に
貯尿用容器の口部に外嵌される折り返し部を形成して環
状溝を備えるから貯尿用容器から尿が外部に漏出するこ
とがなく、またたとえ漏出しても衣類を濡らす虞れがな
い。
【0031】請求項3に係る発明にあっては、連結具を
弾性材料で形成してあるから、水密性、気密性がよく、
尿及び臭いが漏出するのを防止できる。
【0032】請求項4に係る発明にあっては、連結具に
空気抜き溝を備えるから貯尿用容器内の空気が尿の流入
に伴って円滑に外部に排出され、尿が外部に流出する等
の不都合を防止出来る。
【0033】請求項5に係る発明にあっては、排尿口と
貯尿用容器の口部とを螺合密着させているため、貯尿用
容器をその水密性、気密性を保持した状態で容易に着脱
することが可能となり、迅速な取り扱いが可能となり、
自動車等の車内での使用に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯型の便器の使用時の状態を示
す斜視図である。
【図2】図1のII−II線による部分拡大断面図である。
【図3】図1に示す便器から貯尿用容器を取り外した状
態の採尿器の拡大正面図である。
【図4】図1に示す便器から貯尿用容器を取り外した状
態の採尿器の拡大背面図である。
【図5】図1に示す便器から貯尿用容器を取り外した状
態の採尿器の拡大側面図である。
【図6】図1に示す便器から貯尿用容器を取り外した状
態の採尿器の拡大平面図及び拡大底面図である。
【図7】連結具を取り外した状態の拡大正面図である。
【図8】連結具を取り外した状態の拡大背面図である。
【図9】連結具を取り外した状態の拡大側面図である。
【図10】連結具を取り外した状態の拡大平面図及び拡
大底面図である。
【図11】連結具の正面図、背面図、右側面図、平面図
及び底面図である。
【符号の説明】 1 採尿器 2 貯尿用容器 3 連結具 11 採尿口 12 排尿口 13 鍔縁 14 補強リブ 15 把手 16 弾性リング部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部に採尿口を、他端部に排尿口を備
    えたロート状の採尿器と、一端部が前記排尿口に嵌着さ
    れ、他端部に貯尿用容器の開口部が着脱可能に装着され
    る連結具とを備えることを特徴とする携帯型の便器。
  2. 【請求項2】 前記連結具は、前記排尿口に外嵌される
    一端部外周に筒形の折り返し部を形成して環状溝を備え
    た円筒形に形成されていることを特徴とする請求項1に
    記載の携帯型の便器。
  3. 【請求項3】 前記連結具は、弾性部材で形成されてい
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯型の便
    器。
  4. 【請求項4】 前記連結具は、これに接続される貯尿用
    容器内の空気を排出すべく外周面の1又は複数個所に軸
    長方向に延在する空気抜き溝を備えることを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれかに記載の携帯型の便器。
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