JPS6228240Y2 - - Google Patents

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JPS6228240Y2
JPS6228240Y2 JP10162782U JP10162782U JPS6228240Y2 JP S6228240 Y2 JPS6228240 Y2 JP S6228240Y2 JP 10162782 U JP10162782 U JP 10162782U JP 10162782 U JP10162782 U JP 10162782U JP S6228240 Y2 JPS6228240 Y2 JP S6228240Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
urine
absorbing agent
water
bag
portable toilet
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Application number
JP10162782U
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English (en)
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JPS5972998U (ja
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Landscapes

  • Non-Flushing Toilets (AREA)
  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は携帯用トイレに関し、特に自動車等の
トイレの無い乗物の中に使用するのに適する携帯
用トイレに関する。
従来より容器に尿を貯める型の携帯用トイレは
提案をされているが、これらの場合尿は液体であ
るため使用中又は貯つた後に漏れ易いという問題
があり、更に使用後の廃棄も制約が多く自動車の
中などでの使用には不向きであつた。
本考案はこうした従来の欠点を解消したもの
で、尿に接触すると尿を吸収してゼリー状(半固
形状)に凝固する吸水剤を容器の中に備えて構成
された携帯用トイレを提供するものである。
以下図面を参考に本考案に従う携帯用トイレに
ついて説明する。第1図において携帯用トイレ1
は受入れ具2の取り付けられた袋3と、袋3の中
に備えられた吸水剤のパツク4から構成されてい
る。受け入れ具2は使用中周囲に尿が漏れない様
に開口部5を形成しており、材質は金属、紙、プ
ラスチツクなど何でもよいが、廃棄した時焼却で
きる材質、例えば紙や高密度ポリエチレンなどで
あることが好ましい。また袋3は少くとも短時間
は尿が漏れない材質であることが必要でかつ焼却
できる材料が望ましい。そこで袋3は例えば低密
度ポリエチレンなどのプラスチツク、紙、ゴム等
で形成するのが好ましい。
吸水剤のパツク4は第2図に示される如く、粉
末状の吸水剤6をフイルム材7でパツク状に封入
したものである。フイルム材7は尿に触れると溶
ける材質のフイルムから成り、例えば日本合成化
学のポリビニルアルコール樹脂ゴールセノール
(商品名)を主成分とするハイセロン(商品名)
製のフイルム或いは三島製紙株式会社の水溶紙
(商品名:デイゾルボーWA)で構成することが
できる。
吸水剤6としては比較的少量で多量の尿を吸水
できるものが望ましく、例えば吸水性樹脂アクア
キープ(製鉄化学工業〓の商品名)の様に自重の
400〜1000倍の水を吸水できる吸水剤を用いるこ
とができる。このアクアキープを使用して実験し
た結果1g当り約120〜200mlの尿を吸収できるこ
とが分つた。
使用する場合、第3図に示す如く排泄された尿
を開口部5から袋3に注ぐと、吸水剤のパツク4
のフイルム材7は溶けて粉末状の吸水剤6に尿が
接触する。吸水剤6は接触した尿を順次吸収しな
がら膨張し、ゼリー状の半固形状態に凝固する。
これに要する時間は数秒〜数十秒で迅速である。
注入された尿全部を吸収すると膨張がとまり、第
4図に示す如く全体が半固形状態となつて液体は
残らない。使用済の携帯用トイレ1は密封できる
袋10に入れて、そのまま捨てることができる。
第6図には受け入れ具12と袋13が分れた型
の携帯用トイレ11が示されている。袋3の入口
はひも14で開閉可能に構成され、使用の時は第
7図及び第8図に示す如く入口部分15を受け入
れ具12の上から折り返してひも14で締める。
使用後は第9図の如く受け入れ具12をはずして
袋13自体の入口をひもで閉じて捨てることがで
きる。
また、シビン等持ち運びできる容器に吸収剤6
を入れ、注入された尿が吸収剤6に吸収されてゼ
リー状に凝固したものをトイレ等に捨てて、容器
は何度も使用するようにしてもよい。
なお吸収剤6には尿の臭いを消すため香料又は
脱臭剤を含ませるのが好ましい。
以上の様な本考案に従う携帯用トイレは、注入
後数秒〜十数秒の間には尿は吸水剤に吸収されて
ゼリー状の半固体になるので乗物が傾斜したり振
動しても尿が入口からこぼれる心配はなく極めて
使いやすい。また使用後も液体は残らないので保
持し易く、廃棄も通常の生ゴミと同様に扱うこと
ができる。このため障害者や病人にも利用し易
い。
なお、吸水剤は水溶性フイルムでパツクして使
用する代りに、直接袋の中に置かれていてもよ
く、また注がれた尿に接触できるならどの様な形
態で袋の中に置かれていてもよい。
更に袋3,13の代りに有形の箱状の容器を用
いてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は携帯用トイレの全体図である。第2図
はパツク状の吸水剤の図である。第3図は使用中
の状態を示す図である。第4図及び第5図は使用
後の状態を示す図である。第6図乃至第9図は別
な型の携帯用トイレの使用状態を順次示した図で
ある。 符号の説明、1,11……携帯用トイレ、2,
12……受入れ具、3,13……袋、4……吸水
剤のパツク、5……開口部、6……吸水剤、7…
…フイルム材、14……ひも。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 尿に溶ける材質のパツク部材に尿に接触すると
    尿を吸収して半固形状に凝固する粉末状の吸水剤
    を封入し、該封入された吸水剤を少なくとも短時
    間は尿のもれない材質からなる容器の内部に備え
    てなる携帯用トイレ。
JP10162782U 1982-07-05 1982-07-05 携帯用トイレ Granted JPS5972998U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10162782U JPS5972998U (ja) 1982-07-05 1982-07-05 携帯用トイレ

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JP10162782U JPS5972998U (ja) 1982-07-05 1982-07-05 携帯用トイレ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5972998U JPS5972998U (ja) 1984-05-17
JPS6228240Y2 true JPS6228240Y2 (ja) 1987-07-20

Family

ID=30239909

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JP10162782U Granted JPS5972998U (ja) 1982-07-05 1982-07-05 携帯用トイレ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE449562B (sv) * 1984-01-20 1987-05-11 Drester Ab Behallare avsedd att hallas i handen for uppsamling av maginnehall vid uppkastning
JPS622918A (ja) * 1985-06-28 1987-01-08 株式会社黒松コーポレーション シ−ト状高吸水材料
JP5894324B1 (ja) * 2015-09-09 2016-03-30 小川 淳子 使い捨て型便器

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JPS5972998U (ja) 1984-05-17

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