JPS622918A - シ−ト状高吸水材料 - Google Patents

シ−ト状高吸水材料

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JPS622918A
JPS622918A JP60140224A JP14022485A JPS622918A JP S622918 A JPS622918 A JP S622918A JP 60140224 A JP60140224 A JP 60140224A JP 14022485 A JP14022485 A JP 14022485A JP S622918 A JPS622918 A JP S622918A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業」二の利用う)野〉 この発明は、高吸水性樹脂を含有し5 シート状に加工
された高吸水性の素材(水を固まらせる)1シ一水固紙
)に関するものである。
〈従来の技術〉 カルボキシメチルセルロース(CMC−Ii ) 、カ
ルボキシエチルセル1コース(CU、C−11)または
、それぞれのアルミニウム塩、バリウム塩、亜鉛塩、錫
塩、マンガン塩(CMC−AI、 CMC−Ba、 C
MC−Zn、 CMC−3n、  CMC−Mn、  
ClEC−八I、  ClEC−Ra、  Cl1C−
Zn、  CEC−5n。
CEC−Mn)を含んだ抄紙原料から抄造された紙が。
水溶性を有し、あるいは水に速やかに分散する性質を有
することは一般に知られている。水溶性紙は5機密文書
用紙、水溶性ラー、ル原紙等として利用されている。水
i′8性、或いは、水に速やかに分散する紙については
、特公昭3B−25,159号、特公昭39−152号
、特公昭40−968号、特公昭42−2.925号、
特公昭43−L214号、特公昭4B−27,605宕
等においてその製造方法が開示されている。
一方1グラフト化デンプン系、しルry−ス系。
ポリアクリル酸系の高吸水性樹脂は、従来の脱脂綿、布
、スポンジ、ティッシュペーパー等の吸水材料に比べ、
高い吸水力を有することから、生理ナプキン、紙オムツ
、アンプ バット等に利用されている。
高吸水性(♂]脂の利用方法としては、不織布やティッ
シュ等のバルブ製品の中に高吸水性樹脂を封入あるいは
混入し、それを生理ナプキン、紙オムツの内部に配置さ
せることにより5紙を通して排尿等々の水分を内部で吸
収固化し1表面の紙自体の水分も吸収して清涼な使用感
をjHられる製品を供給している。
従来、尿)[ハ等の尿器ないしば袋状のlIi帯用部用
簡易1レ等においては、排尿後の処理が問題とされてお
り、容器内に溜められた排尿が、容器の移動。
振動でこぼれ2周囲を汚してしまうという欠点があった
。この欠点を除去するために、従来は高吸水性樹脂を尿
瓶等の尿器に入れて尿を固化かせていた。また8上述の
高吸水性(AI脂を不織布やバルブ製品内に封入し、混
入し〕こ製品を尿+11C等の中に挿入しておくことが
名えられていた。
しかしながら、この方法では、高吸水性樹脂が足の長い
パルプ繊維と絡んで溶解し難くなり、処理についても、
水洗式の+、−(しに流すことが出来なりなる。従って
、使用済の製品は焼却等の旧来の方法で処理する以外に
処理の方法がなかった。
また、高吸収性樹脂をそのまま尿器等の容器内部に散布
しておく方法では、高吸収性Jil脂を尿器内に散布す
るのに手間がかかり、また、粉状のまま尿器に入れられ
ているので、保管・取り扱いが不便である欠点があった
。また、粉状の樹脂は少量の液体に反応して表面から固
化するので3表面に出ていない下敷きになった樹脂は表
面の固化により5反応の機会を失い、充分な反応をしな
いままの状態(団子状態で)で尿器に残ることが多かっ
た。これを活性化するには、T敷きになった樹脂をかき
混ぜて表面に出す必要があるが、現実的には非衛生的で
あるので、全体を処分してしまうのが普通である。
=5− 〈発明が解決しようとする問題点さ この発明は、従来技術の欠点を除去し、尿瓶等の尿器な
いし番よ携帯用簡易トイレにお+)る排尿の処理を簡易
迅速かつ清潔に行うことができ、がっ。
その他にも応用できる利用範囲の広いシー1・状高吸水
材料(水を固まらせるシー1−一水固紙)を提供するこ
とを目的とする。
〈問題点を解決すための手段〉 この発明に係るシート状高吸水)4料は、パルプ繊維と
水溶性樹脂と高吸水性(M脂とがらなの、これらをシー
ト状に形成したものである。シー1・状に形成する方法
としては、前記パルプ繊維と水溶性樹脂と高吸水性樹脂
とを混合してシー1・状に形成する方法と、パルプ繊維
と水溶性樹脂とからなる水溶性紙を利用して高吸水樹脂
をサンドインチ状に挟み込む方法や、水溶性紙に高吸水
性樹脂を付着させる方法が考えられる。この発明に係る
シー 、1−状高吸水材料は、シート状に形成されたも
のであれば、その製造方法や積層状態または構造を問わ
ない。
この発明で使用宇るil’li吸水4!t: IRI脂
とし7て(」、デンプン等の天然の樹脂の他に、ポリア
クリル酸。
ボリスチl/ンスルポン酸、ポリビニルピリジン。
マレイン11ケ無水物、カルポギシルノチル+、ルロ−
ス、ポリエチレンオキザイド、ポリビニルア月−′:1
−ル、セルロース]、−チル等々を架16)さU−て製
造した合成樹脂が利用されろ。この発明で使用されるR
1吸水性樹脂は上記の樹脂に限定されるものではない。
−1−記の1!l]脂は既存の高吸水性IAI脂の一例
であるが、上記以外にも高吸水1!l、のある樹脂であ
れば、何でも利用することが出来る。
また、水溶性IRI lit?としてば、カルボキシノ
チルセルに1−ス(CMC−I+ ) 、カルホキシコ
ニチルセルロース(CEC−I+ )を利用することが
多いが、それぞれのアルミニウJ−塩、ハリウJ−塩、
亜鉛塩、錫塩。
マンガン塩(CMC−AI、 CMC−[1a、 CM
C−Zn、 CMC−3n。
CMC−Mn、  Cl1C−A1.  Cl1C−B
a、  ClコC−Zn、  C1jC−3n、  C
[iG−Mn)を利用することも可IIピである。この
発明で使用する水溶性樹脂心:1上記したものに限定さ
れるものではなく、水l容性のある樹脂であれば良い。
また、水溶性樹脂の他にも、用途に応じて、製紙用クラ
7)・パルブ、サルバーイトパル IWパルプ等々の114物繊維,ポリアミ1乞ポリエス
テル等の合成紙!i<1j 、グ・ラスファイバー。石
綿などの無機質琲jイf−等々の抄紙原料を水に対J−
で〕分散溶解を妨げない稈度の割合で必要に応じて混合
することもできる。
高吸水(1樹脂は. −11’iにグラフト(ヒデンブ
ン系。
セル1′:J  ス系,ポリアクリル酸系のものがある
水溶性樹脂を架橋させるとその架橋密度が高くなるに従
って,樹脂の性質が水溶性から水膨潤性。
さらに中なる親水性へと変化することは知られている。
高吸水性樹脂は.低密度架橋によってi5られろ水膨潤
性樹脂を応用したものである。すなわら、高吸水性4i
4脂はIc, PVA.ポリ−)′クリル酸ソーダ、デ
ンプン−アクリル酸りラフI、重合物,デンプン−アク
リロニlールグラフト重合体の加水分IW物等の水溶性
樹脂を低密度架橋さしたものであり,高い吸水力と保水
力を有する。パルプ、ティソンユベーバ は自重の10
〜20倍の吸水力を有ず一8= るが、高吸水性樹脂ば自重の約50〜500 (iη以
I−の吸水力を有する。また、パルプやスポンジ(・上
,内部空間に水を吸蔵した法態を作り出すだけであるの
で,外圧を加えると容易に水が出てしま・う。
高吸水性IMI脂し1′,水分に触れろと化学的に反応
して膨潤してゲル化するので,−・且吸水すると膨潤し
てゲル状になった水11外圧をかげても水として漏れる
ことは無くなり,高い保水性を有する。
このような特1!l:を有する高吸水性114脂を,上
記CMC−I+等の水溶性樹脂と,パルプ繊維表に層状
にはさみこみ,または、該紙製造過程で高吸水性樹脂を
混入し,この発明に係るシート状高吸水月料を装造する
斗−記のよ・)に構成されたシート状高吸水+」利(水
固紙)は、水または他の水溶液に触れると。
上記(JIC−、11等を含んでいるので.まず、シー
1・状高吸水材料(水固紙)が水に溶解する。これと同
時に,?8解したシーI,状高吸水材料(水固紙)の中
に金白されていた高吸水性樹脂が水に熔融し。
反応を開始して,水分を固化し膨潤してゲル化す水分が
あるだLJシーl状高吸水材1[1(水固紙)ばン容I
Wする力く,砲手[月入態に達するとン容解が1トまり
部分的に熔鯉した部分と2 まだシー1・状をに1を持
しているシー1・状高吸水材1!−1 (水固紙)と残
存する。
次ぎに,水分がさらに導入されると残存していたシート
状高吸水材料(水固紙)が必要に応して熔融し1内部に
含有されていた高吸水性IAI脂が反応を開始して膨潤
しゲル状になる。
従って,従来の化学剤(スウ]末)としての高吸水性樹
脂とは異なり,シート状になっているので1下敷きにな
って反応が充分に行われないまま剤が固化する欠点はな
く,何時でも追加の水分を吸収することが可能な状態に
保つことが可能となる。
これば、従来の化学剤と全く異なるン−1・状に変形し
た利点である。
〈実施例〉 以下,図面に示す実施例に基づいて本件発明の詳細な説
明する。第1図は,この発明に係るシー1−状高吸水材
料(水固紙)を尿111等の尿器の中に挿入配置した斜
視図である。第2図は、携帯用簡易トイレの巾にシー1
状高吸水材料(水面紙)を配置した斜視図である。シー
ト状高吸水材料(水面紙)は、単に尿+11等の尿器等
々の中に配置されているだけである。但し1従来の高吸
水樹脂(わ)末)は、器を顛けたり、振ったりすると剤
がこぼれる心配があったが、シー1〜状高吸水材144
 (水面紙)は器を伸しりたり、振ったりしても中から
シー1・状高吸水材yf−J(水面1r、)が落ちる心
配ばない。
これらの容器の中に排尿がなされると、上記CMC−1
1等を含んだ紙成分は水溶性があることから排尿に分散
熔解するとともに、溶解したシート状高吸水材料(水面
紙)の中から高吸水性樹脂が露出し、または溶融する。
これにより、高吸水性剤は反応を開始して、水分を固化
し膨潤してゲル化する。従って1尿朋等の移動、振動に
より排尿が外部にこぼれ1周囲を汚すということが防止
できる。
なお、高吸水性樹脂をそのまま尿)1ハ等の中に散布し
た場合には、排尿の量にかかわらず、該樹脂全体が湿っ
てしまい、再使用は出来なくなり、排尿毎に該樹脂を取
り替えなければならないが1本発明のように高吸水性樹
脂を紙と一体に構成した場合には、未だ保水能力がある
場合は紙の状態のまま残るので再使用が可能であり、経
済的である。
ゲル化した高吸水性樹脂は、水で簡単に洗い流すことが
できる。
また、高吸水性樹脂が水分と反応して水を固化すると、
排尿等と空気との接触がなくなり5排尿から悪臭を発す
ることがなくなる。
〈発明の効果〉 この発明に係るシート状高吸水材料(水面紙)は上記詳
述したような構成であるので、尿110等の尿器ないし
は携弗用簡易1−イレにシート状高吸水材料(水面紙)
を挿入して使用することにより。
容器の移動、振動による排尿のこぼれを防止することが
できる。また、固化した排尿は水洗l・イレに流すこと
が可能であるので、排尿の処理を簡易。
迅速かつ清潔に行うことができる。また、その取扱いの
容易性および吸水、保水性を利用して生理用ナプキン、
紙オムツ等々幅広く利用をすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るシート状高吸水材料(水面紙)
を尿瓶等の尿器の中に挿入配置した実施例の斜視図、第
2図は携帯用簡易トイレに使用した実施(タリの斜視図
である。 10ニジ−1−状高吸水材料(水面紙)11:尿++1
1( 13:携帯用簡易トイレ 特許出願人 ノアケミカル 株式会社 代理人 弁理士  広 瀬 文 彦 国分孝悦 川3− 第1図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)パルプ繊維と水溶性樹脂と高吸水性樹脂とをシー
    ト状に形成したことを特徴とするシート状高吸水材料
  2. (2)前記第1項記載の高吸水性樹脂が、デンプン等の
    天然の樹脂、または、ポリアクリル酸、ポリスチレンス
    ルホン酸、ポリビニルピリジン、マレイン酸無水物、カ
    ルボキシルメチルセルロース、ポリエチレンオキサイド
    、ポリビニルアルコール、セルロースエーテル等々を架
    橋させて製造した合成樹脂からなることを特徴とするシ
    ート状高吸水材料
  3. (3)前記第1項記載の水溶性樹脂が、カルボキシメチ
    ルセルロース(CMC−H)、カルボキシエチルセルロ
    ース(CEC−H)または、それぞれのアルミニウム塩
    、バリウム塩、亜鉛塩、錫塩、マンガン塩(CMC−A
    l、CMC−Ba、CMC−Zn、CMC−Sn、CM
    C−Mn、CEC−Al、CEC−Ba、CEC−Zn
    、CEC−Sn、CEC−Mn)であることを特徴とす
    るシート状高吸水材料
  4. (4)前記第1項記載のシート状高吸水材料が、尿瓶等
    の尿器に挿入されていることを特徴とするシート状高吸
    水材料
  5. (5)前記第1項記載のシート状高吸水材料が、携帯用
    便器に挿入されていることを特徴とするシート状高吸水
    材料
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