JP3025292B2 - 自動車のドライビングポジション調整装置 - Google Patents

自動車のドライビングポジション調整装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車のドライビングポジション調整装置、
特に詳細には、運転席シート、ステアリングホイールお
よび運転操作用ペダルのうちの少なくとも2つを互いに
連動して移動させるようにしたドライビングポジション
調整装置に関するものである。
(従来の技術) 従来より、運転席シート(以下、単に「シート」とも
称する)やステアリングホイール、さらには運転操作用
ペダル(以下、単に「ペダル」とも称する)等の位置を
駆動手段により別々に移動させて、運転者のドライビン
グポジション(運転姿勢)を良好な状態に自動的に設定
する装置が種々提案されている。
例えば特開昭62−74766号公報には、運転者がステア
リングホイールを握って運転姿勢をとり、スイッチを投
入すると、ステアリングホイールを最適位置に移動させ
てセットする装置が開示されている。また、運転者を最
適ドライビングポジションに設定するシート等の位置
を、運転者毎にメモリに記憶させておき、運転者が変わ
る都度、記憶情報に基づいてシート等の位置を自動調整
することも考えられている。
ところで、例えば中程度の体格の人を基準に考えた場
合に、体格の小さい運転者が運転席に座った際に目の位
置が下になり過ぎて、自動車前方下部の環境が見え難く
なる、等のことを無くすために、どのような体格の運転
者が運転席に座っても、自動車前方の視界(例えばボン
ネットの見え方)、メーター類の見え方、側方視界(ベ
ルトラインの見え方)、後方視界は大略共通であること
が望まれる。
また、ドライビングポジションを自動設定する場合
は、安全運転、疲労防止の点から、運転者の体の各部位
(手首、肘、腰、膝、足首等)での関節角度を、無理の
無い安定した状態に保つことも極めて重要である。
(発明が解決しようとする課題) 上述のような要求に応えるため、運転席シート、ステ
アリングホイールおよび運転操作用ペダルを備えた自動
車において、それらうちの少なくとも2つを互いに連動
して移動させる調整手段を設けることが考えられる。
そのような調整手段は確かに効果的であるが、その反
面、運転者以外の乗員により例えば運転席シートが動か
された際にステアリングホイールが勝手に移動する等の
事態を招き、運転者に不快感を与えることがある。
そこで、本発明は、上述のような問題を招くこと無
く、運転者を最適ドライビングポジションに設定するこ
とができる、自動車のドライビングポジション調整装置
を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明による自動車のドライビングポジション調整装
置は、前述したような運転席シート、ステアリングホイ
ールおよび運転操作用ペダルのうちの少なくとも2つを
互いに連動して移動させる調整手段が設けられてなるド
ライビングポジション調整装置において、 上記調整手段が、上記連動のモードをキャンセル可能
に形成され、 運転席後席の乗員によりなされる運転席シートの前方
移動操作を検出したとき、上記連動のモードをキャンセ
ルさせる連動キャンセル手段が設けられたことを特徴と
するものである。
(作用および発明の効果) 上述の連動キャンセル手段により連動モードをキャン
セルしておけば、運転者以外の乗員により運転席シート
が動かされた場合でも、ステアリングホイール或いは運
転操作用ペダルが運転者の意に反して勝手に動くことが
なくなる。よって運転者が不快感を覚えることがなくな
る。
(実施例) 以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を詳細に説
明する。
第1図は、本発明の第1実施例による自動車のドライ
ビングポジション調整装置の基本構成を示すものであ
り、第2図は、この調整装置を備えた運転席部分を示し
ている。第2図図示のように、自動車10の運転席シート
11に座った運転者12は、ステアリングホイール13を握
り、フロントウィンドウ14を通してボンネット15越しに
車外を望む。尚、この第2図において、運転者12は骨格
の大略で示し、また実線、破線、一点鎖線で示すのが各
々比較的大きな体格、中程度の体格、小さな体格の運転
者12である。
一方、運転席シート11は、第3図に詳細図示する機構
を備えて、車体前後方向に移動可能とされている。すな
わち、左右1対のスライダ20が、車体に対して前後方向
に移動自在に保持されており、これらのスライダ20に対
してシートボトム21が保持されている。尚、スライダ20
に対してシートボトム21を保持させる機構は、左右対称
で互いに同等のものであるので、第3図においては車体
左側の機構のみを詳しく示し、以下、それについて説明
する。
スライダ20の上面には、前部、後部においてそれぞれ
軸受22,23が接合されている。シートボトム21の前部
は、ボルト24により上記軸受22に回動可能に取り付けら
れている。一方、シートボトム21の後部には、ボルト25
により、リンク26の後部が回動可能に取り付けられてい
る。このリンク26の中央部分は、ボルト27とナット28と
により、前記軸受23に回動可能に保持されている。そし
て、このリンク27の前部には、ガイドレール29のガイド
溝30に通されたピン31が固定されている。上記ガイド溝
30は、前下方に向かって延びる前端部分以外は水平に延
びる形状とされている。
スライダ20には、雌ねじが切られたブロック32が固定
され、このブロック32は、スライダ20と平行に延びるス
クリュウロッド33に螺合されている。上記スクリュウロ
ッド33は、ギヤボックス34を介して、シート移動用モー
タ35により正逆回転されるようになっている。
上述のようにしてスクリュウロッド33が正逆回転する
と、ブロック32が螺進退し、スライダ20が前後方向に移
動する。スライダ20が前後移動すれば、該スライダ20に
保持されているシートボトム21およびシートバック36が
一体的に前後移動する。ここで、シートボトム21が前方
に移動されて、前述のピン31がガイド溝30内に次第に下
降すると、リンク26がボルト27を軸にして矢印A方向に
回動する。そこで、シートボトム21は第2図に一点鎖線
で示すように、後部が上昇する状態となる。
次に、第4図を参照して、ドライビングポジション調
整のためにステアリングホイール13を移動させる機構に
ついて説明する。図示されるように、ステアリングコラ
ム40はチルト支点41を軸に矢印B方向に揺動可能とされ
ている。そして、ステアリングコラム40に対してアッパ
チューブ外管42が、その長軸方向に揺動自在に保持され
ており、このアッパチューブ外管42に対して、ベアリン
グ43を介してアッパチューブ内管44が回転可能に保持さ
れている。アッパチューブ内管44には、アッパシャフト
45が嵌合固定され、このアッパシャフト45にステアリン
グホイール13が取り付けられている。
上記アッパチューブ内管44の内部にはロアシャフト46
が収められ、これら両者はセレーション係合している。
したがって、ステアリングホイール13が回転操作される
と、その回転力はアッパシャフト45、アッパチューブ内
管44を介してロアシャフト46に伝達され、このロアシャ
フト46の回転が、図示しないステアリングギヤやジョイ
ント等を介して転舵輪操作用のタイロッドに伝えられ
る。
一方、車体にはブラケット47が固定されている。該ブ
ラケット47には、ほぼ車体前後方向に亘って延び、後方
側に向かって次第に上方に傾いた曲線形状のガイド溝48
が形成されている。また車体には、もう1つのブラケッ
ト49が固定されており、このブラケット49には、ステア
リングホイール移動用モータ50が取り付けられている。
このモータ50の回転軸50aは、ギヤボックス51を介して
シャフト52に連結されており、該回転軸50aが正逆回転
するとシャフト52が前後方向(第4図中で左右方向)に
移動する。
このシャフト52には車幅方向に延びるピン53が固設さ
れており、このピン53は、ステアリングコラム40に固定
されたブラケット54内に貫挿されている。また、シャフ
ト52の先端にはプレート55が固定され、このプレート55
は前記アッパチューブ外管42に連結されている。
上記の構成において、ステアリングホイール移動用モ
ータ50の回転軸50aが一方向に回転すると、シャフト52
は、ピン53がガイド溝48の前端に当接する位置(図示の
位置)まで前方に移動する。この状態のとき、アッパチ
ューブ外管42および内管44は前端位置を取り、ステアリ
ングホイール13は第4図中の一点鎖線表示位置に来る。
ステアリングホイール移動用モータ50の回転軸50aが
上記と反対方向に回転すると、シャフト52が後方に移動
するので、アッパチューブ外管42および内管44が後方に
押され、ステアリングホイール13は次第に後方に、つま
り運転者12に近付くように移動する。それとともに、ピ
ン53がガイド溝48に案内されて上方に移動するので、ス
テアリングコラム40がチルト支点41を軸に図中反時計回
り方向に揺動する。したがって、ステアリングホイール
13は、後方に移動するにつれて、上方に変位することに
なる。
次に、第5図と第6図を参照して、運転操作用ペダル
を移動させる機構について説明する。尚、本実施例は、
運転操作用ペダルとしてアクセルペダル16とブレーキペ
ダル61とのみを備えたいわゆるオートマチック車に本発
明を適用したものである。アクセルペダル16とブレーキ
ペダル61とはそれぞれ、ペダルブラケット62に対して、
軸63,64を中心に揺動自在に保持されている。
アクセルペダル16の係合部16aには、ピン65を介して
連結部材66の下端部が係合されている。連結部材66は、
ペダルブラケット62に対して軸67を中心に揺動自在に保
持されており、その上端部にはスロットルワイヤ68の一
端が固定されている。このスロットルワイヤ68は、ダッ
シュロアパネル69に対して揺動自在に保持された屈曲性
チューブ70内に挿通され、その他端はスロットル弁(図
示せず)に連結されている。したがって、アクセルペダ
ル16が踏み操作されると、その動きがスロットルワイヤ
68を介してスロットル弁に伝えられる。
一方、ブレーキペダル61の上部には、ワイヤ71が連結
されている。このワイヤ71も屈曲性チューブ72内に挿通
されている。このチューブ72の一端は保持具73によりペ
ダルブラケット62に保持され、また、他端はブースター
74の本体外面に固定されている。ブレーキペダル61が踏
み操作されると、その動きは上記ワイヤ71を介して、マ
スターシリンダ75内のピストンに伝達される。
ペダルブラケット62には1例として4個の中空のスラ
イダ76が固定され、これらのスライダ76内にはそれぞ
れ、ダッシュロアパネル69に斜めに固設されたガイドロ
ッド77が揺動自在に挿通されている。それとともに、ペ
ダルブラケット62の上部、下部に各々固定されたガイド
ブロック78,79は、それぞれ車体に斜めに固設されたガ
イドレール80,81に対して揺動自在に係合している。そ
れにより、ペダルブラケット62は車体に対して前後方向
(第5図の左右方向)かつ上下方向に移動自在となって
いる。
そして、ペダルブラケット62の上部、下部にはそれぞ
れ、例えばラック部を有する駆動部材82,83が固定され
ている。各駆動部材82,83は、上記ラック部に噛合して
いるピニオン88,89が、例えばペダル移動用モータ84,85
によりギヤボックス86,87を介して正逆回転されること
により、前後方向に往復移動可能となっている。尚、一
方の駆動部材83は、屈曲可能に形成されている。こうし
て駆動部材82,83が移動することにより、ペダルブラケ
ット62は前後方向に移動する。尚、第5図は、上記のよ
うにして移動されるペダルブラケット62が前端位置にあ
る状態を示し、第6図は後端位置にある状態を示してい
る。
次に、第1図を参照して、運転席シート11と、ステア
リングホイール13と、両ペダル16,61とを連動して移動
させる点について説明する。図示のように、シート移動
用モータ35はモータ駆動回路59によって駆動され、この
駆動回路59の作動は、例えばマイクロプロセッサ等から
なるコントロールユニット56により制御される。コント
ロールユニット56には、例えば運転席シート11の側部に
配されるシート位置操作スイッチ57が接続されており、
運転者12はこのスイッチ57を操作することにより上記モ
ータ35を適宜作動させて、運転席シート11の前後方向位
置を自分の体格にあった最適の位置に設定することがで
きる。
上述のようにして操作される運転席シート11の前後方
向位置は、シートボトム21の下方に配されたリニアゲー
ジ58(第3図参照)により検出される。このリニアゲー
ジ58は、運転席シート11の前後方向位置を示す信号S1を
コントロールユニット56に入力する。コントロールユニ
ット56はこの信号S1に応じて、ステアリングホイール13
の前後方向位置、および両ペダル16,61の前後方向位置
を制御する。
すなわち、コントロールユニット56は、シート前後方
向位置と、ステアリングホイール前後方向位置と、ペダ
ル前後方向位置との関係をマップの形で記憶しており、
そのマップに従って、上記信号S1が示すシート前後方向
位置に対応したステアリングホイール前後方向位置、お
よび両ペダル16,61の前後方向位置を求める。そして、
コントロールユニット56は、この位置にステアリングホ
イール13を設定する作動制御信号にS2をモータ駆動回路
60に送り、該駆動回路60によって駆動される前記ステア
リングホイール移動用モータ50の作動を制御して、ステ
アリングホイール13の前後方向位置を、上記のマップに
従って求められた位置に設定する。
さらに、コントロールユニット56からは、信号S1に対
応した作動制御信号S3がモータ駆動回路90に入力され、
該信号S3に応じて両ペダル移動用モータ84,85が駆動さ
れる。こうして両ペダル16,61は、シート位置がより前
方に来るほど、より後方かつ上方位置に設定される。
以上の説明のように、運転者12の体格に応じて変えら
れる運転席シート11の前後方向位置に合わせて、ステア
リングホイール13の前後方向位置、および両ペダル16,6
1の前後方向位置も自動調整することにより、第2図図
示の通り、運転者12の視線Cはその体格に拘らず、ボン
ネット15に対してほぼ一定の角度をなすようになる。そ
うなっていれば、運転者12が望む自動車前方の視界が、
運転者12の体格によって特異に変わってしまうことがな
くなる。また、、側方視界や後方視界等についても同様
である。そして、運転者12の手首、肘、腰、膝、足首等
での関節角度も、無理の無い安定した状態に保つことが
できる。
また、本実施例では、運転席シート11が比較的小さな
体格の運転者12に合わせて前端位置に近いところまで移
動されると、前述したようにしてシートボトム21の後部
が上昇するので、上述の作用効果が特に良好に得られ
る。尚、第2図においては、上記シートボトム21の移動
に伴う運転者12のヒップポイントの変化を、矢印Dによ
り示してある。
さらに、本実施例では、ステアリングホイール13が後
方に移動されるのにつれて次第に上方にも変位するよう
になっているので、この点からも、上述の作用効果が特
に良好に得られる。
さらに、本実施例では、両ペダル16,61が後方に移動
されるのにつれて次第に上方にも変位するようになって
いるので、この点からも、上述の作用効果が特に良好に
得られる。
ここで、第1図に示されるようにコントロールユニッ
ト56には、連動キャンセル手段としての走行状態検出セ
ンサ5が接続されている。この走行状態検出センサ5は
例えば車速センサ等からなり、自動車10が走行状態にあ
るときそれを検出し、その旨を示す信号S4をコントロー
ルユニット56に入力する。コントロールユニット56はこ
の信号S4を受けた際には、前述のようにして運転席シー
ト11と、ステアリングホイール13と、両ペダル16,61と
を連動させるモードを解除する。
このようにして、自動車10が走行しているときは上記
連動のモードをキャンセルしておくことにより、走行中
に運転席シート11が動かされた場合でも、ステアリング
ホイール13やペダル16,61が運転者12の意に反して勝手
に動くことがなくなる。よって運転者12が不快感を覚え
ることがなくなる。
次に、第7図を参照して、本発明の第2実施例につい
て説明する。尚、第7図において、第1図を参照して既
に説明したものと同様の要素には同番号を付してあり、
それらについては特に必要の無い限り説明を省略する。
この第7図の装置においては、第1図に示された走行
状態検出センサ5の代わりに、連動キャンセルスイッチ
6とリセットスイッチ7がコントロールユニット56に接
続されている。この点以外、該第2実施例装置は第1実
施例装置と基本的に同様に形成されている。連動キャン
セルスイッチ6は、例えば運転席後席乗員によって操作
される運転席シートスライドレバー(図示せず)に連結
され、運転席シート11が前方にスライドするように該レ
バーが操作されると、信号S5をコントロールユニット56
に入力する。コントロールユニット56はこの信号S5を受
けた際には、前述のようにして運転席シート11と、ステ
アリングホイール13と、両ペダル16,61とを連動させる
モードを解除する。
このようにして、運転者12以外によって運転席シート
11が動かされたときは上記連動のモードをキャンセルす
ることにより、この場合も、ステアリングホイール13や
ペダル16,61が運転者12の意に反して勝手に動くことが
なくなる。
また、上記リセットスイッチ7は、例えば運転者12に
よりマニュアル操作され、或いは運転席シート11が最後
方位置まで移動した際に該シート11によって操作され
て、信号S6をコントロールユニット56に入力する。コン
トロールユニット56はこの信号S6を受けると、運転席シ
ート11と、ステアリングホイール13と、両ペダル16,61
とを連動させるモードを設定する。
尚、以上説明した各実施例は、アクセルペダル16とブ
レーキペダル61とを備えた自動車に本発明が適用された
ものであるが、それらに加えてクラッチペダルを備えた
自動車に対して本発明を適用することも勿論可能であ
り、クラッチペダルの移動も適宜アクセルペダル16、ブ
レーキペダル61と同様に行なえばよい。
さらに、運転者の体格を各種センサ類によって検出
し、その検出結果に応じてシート、ステアリングホイー
ル、或いは運転操作用ペダルの位置を調整するようにし
てもよい。またシート、ステアリングホイール、および
運転操作用ペダルのうちの少なくとも2つを連動させる
場合、それらの連動モードがセットされるまでは自動車
の走行を不可能にする機構を設けるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1実施例装置の基本構成を示すブ
ロック図、 第2図は、上記第1実施装置を備えた自動車の運転席部
分と、運転者の運転姿勢を示す概略側面図、 第3図は、上記第1実施例装置のシート移動機構を示す
分解斜視図、 第4図は、上記第1実施例装置のステアリングホイール
移動機構を示す一部破断側面図、 第5図は、上記第1実施例装置のペダル移動機構を示す
一部破断側面図、 第6図は、第5図図示の機構の異なる状態を示す一部破
断側面図、 第7図は、本発明の第2実施例装置の基本構成を示すブ
ロック図である。 5……走行状態検出センサ 6……連動キャンセルスイッチ 7……リセットスイッチ 10……自動車 11……運転席シート 12……運転者 13……ステアリングホイール 14……フロントウィンドウ 15……ボンネット 16……アクセルペダル 35……シート移動用モータ 50……ステアリングホイール移動用モータ 56……コントロールユニット 57……シート位置操作スイッチ 58……リニアゲージ 59,60,90……モータ駆動回路 61……ブレーキペダル 62……ペダルブラケット 84,85……ペダル移動用モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井岡 忠士 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−146745(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60N 2/00 - 2/54 B60K 26/02 B62D 1/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】運転席シート、ステアリングホイールおよ
    び運転操作用ペダルを備えた自動車において、 前記シート、ステアリングホイールおよびペダルのうち
    少なくとも2つを互いに連動して移動させる調整手段が
    設けられ、 この調整手段が、前記連動のモードをキャンセル可能に
    形成され、 運転席後席の乗員によりなされる運転席シートの前方移
    動操作を検出したとき、前記連動のモードをキャンセル
    させる連動キャンセル手段が設けられたことを特徴とす
    る自動車のドライビングポジション調整装置。
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