JP3024861U - 洗面化粧台等に備えられる鏡の取付構造 - Google Patents

洗面化粧台等に備えられる鏡の取付構造

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和則 斉藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗面化粧台本体への鏡の取り付けが煩雑
であり、また、上側取付ピース及び下側取付ピースの構
造が簡潔でない。 【解決手段】 鏡1の上端及び下端を、それぞれ上側取
付ピース21及び下側取付ピース22に支持させ、さら
に、上側取付ピース21及び下側取付ピース22の背面
にそれぞれ一体成形した結合手段27、28を、洗面化
粧台本体2に穿設した矩形状係止孔33及び円形状係止
孔34に係合させて鏡1を洗面化粧台本体2に取り付け
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、洗面化粧台、鏡台等に備えられる鏡の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、洗面化粧台等に備えられる鏡の取付構造としては、例えば図8〜図12 に示すようなものがある。 図8において、1は洗面化粧台本体2に取り付けられた鏡、3は鏡1の上端を 洗面化粧台本体2に固定する上側取付ピースであり、4は鏡1の下端を洗面化粧 台本体2に固定する下側取付ピースである。
【0003】 上側取付ピース3は、図10に示すように、上下方向へ延びる縦側壁5の表面 上端に横側壁7を突設し、さらに、この横側壁7の先端に縦側壁5と所定の間隔 を保って下方へ突出した突出片8を設けて形成され、その断面は鉤状をなしてい る。 さらに、縦側壁5の表面と横側壁7の下面(つまり、突出片8を除く上側取付 ピース3の内側面)には、鏡1を保護するためのゴム等の弾性体9をライニング 施工してあり、縦側壁5の弾性体9の表面と突出片8の内面との隙間S1 は、鏡 1を容易に差し挟み得るように鏡1の厚さより僅かに大きくしてある。 また、縦側壁5には、図12に示す結合手段としてのボルト10を挿通するた めの上下方向へ延びる長孔5aを穿設してある。
【0004】 下側取付ピース4は、図11に示すように、上側取付ピース3とほぼ同様な構 成をなしている。 すなわち、下側取付ピース4は、上側取付ピース3の縦側壁5に長孔5aを穿 設する替わりに、丸孔5bを穿設しものであり、下側取付ピース4のその他の部 分は上側取付ピース3と同一な構成をなしている。 なお、図11及び図12に示す下側取付ピース4において、上側取付ピース3 と同様な部材、部位には上側取付ピース3と同一の符号を付す。
【0005】 そして、鏡1を洗面化粧台本体2に取り付けるには、図12に示すように、ま ず、洗面化粧台本体2の所定位置に穿設された螺子挿通孔11に下側取付ピース 4の縦側壁5の丸孔5bを合わせて、螺子挿通孔11と丸孔5bに結合手段とし てのボルト10を挿通し、このボルト10に洗面化粧台本体2の裏側から結合手 段としてのナット12をねじ込んで締めつけ、下側取付ピース4を洗面化粧台本 体2に固定すると共に、螺子挿通孔11より上方の洗面化粧台本体2の所定位置 に穿設された螺子挿通孔13に上側取付ピース3の縦側壁3の長孔5aを合わせ 、螺子挿通孔13と長孔5aにボルト10を挿通し、上側取付ピース3が上下方 向へ移動し得るように洗面化粧台本体2の裏側からボルト10にナット12をね じ込んで緩く締めつける。
【0006】 次に、このような状態で、上側取付ピース3を上方へ引き上げ、鏡1の下端を 下側取付ピース4の隙間S1 に差し挟み、続いて上側取付ピース3を鏡1の上端 まで下げ、鏡1の上端を上側取付ピース3の隙間S1 に差し挟み、緩く締めつけ ておいた上側のナット12をボルト10にきつく締めつけて上側取付ピース3を 洗面化粧台本体2に固定する。このようにして、鏡1を洗面化粧台本体2に取り 付けできるようになっている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の洗面化粧台等の鏡の取付構造にあっては、上 側取付ピース3と下側取付ピース4を洗面化粧台本体2に取り付ける際、ボルト 10を上側取付ピース3の長孔5a及び洗面化粧台本体2の螺子挿通孔13に、 また、ボルト10を下側取付ピース4の丸孔5b及び洗面化粧台本体2の螺子挿 通孔11にそれぞれ挿通した後、洗面化粧台本体2の裏側からナット12をボル ト10にねじ込み締めつけねばならず、鏡1の取付作業が煩雑となり作業効率を 著しく低下させてしまうという問題点があった。
【0008】 また、上側取付ピース3及び下側取付ピース4のそれぞれの縦側壁5及び横側 壁7にゴムライニングを施してあるため、構造が比較的複雑になり、上側取付ピ ース3及び下側取付ピース4の製造コストが割高になってしまうという問題点も あった。
【0009】 本考案は、このような従来の洗面化粧台等に備えられる鏡の取付構造の実情に 鑑みてなされたもので、洗面化粧台等の本体に鏡を取り付ける際、鏡を容易に取 り付けることができて作業効率を向上でき、また、上側取付ピース及びその結合 手段、並びに下側取付ピース及びその結合手段の構造を簡潔にして上側取付ピー ス及びその結合手段、並びに下側取付ピース及びその結合手段の製造コストを低 減できる洗面化粧台等に備えられる鏡の取付構造の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、上下方向へ延設した縦側壁の表面上端に 横側壁を突設し該横側壁の先端に前記縦側壁と所定の隙間を保ち下方へ突出した 突出片を突設して形成される断面、鉤状の上側取付ピースの前記隙間に鏡の上端 を差し挟むと共に、上下方向へ延設した縦側壁の表面下端に横側壁を突設し該横 側壁の先端に前記縦側壁と所定の隙間を保ち上方へ突出した突出片を突設して形 成される断面、鉤状の下側取付ピースの前記隙間に前記鏡の下端を差し挟み、前 記上側取付ピース及び下側取付ピースの各縦側壁と洗面化粧台等の本体とを結合 手段により結合して、鏡を洗面化粧台等の本体に取り付ける洗面化粧台等に備え られる鏡の取付構造において、 前記上側取付ピースの結合手段は、前記上側取付ピースの縦側壁の背面に軸部 を突設し、該軸部の先端に前記上側取付ピースの縦側壁の背面と所定の隙間を保 ち前記上側取付ピースの縦側壁に沿って上下方向へ延びる矩形状係止片を設けて 形成され、 前記下側取付ピースの結合手段は、前記下側取付ピースの側壁の背面に丸軸を 突設し、さらに、該丸軸の先端に、前記下側取付ピースの縦側壁の背面と所定の 隙間を保ち前記丸軸の径より大きい径を有する係合突起を突設して形成され、 前記洗面化粧台等の本体の前記鏡の上端付近の所定位置には、前記上側取付ピ ースの矩形状係止片の上下方向長さより長く横方向長さより短い矩形状係止孔を 穿設すると共に、前記洗面化粧台本体の前記鏡の下端付近の所定位置には、前記 下側取付ピースの係合突起の径より小径の円形状係合孔を穿設し、 前記上側取付ピースの矩形状係止片を前記洗面化粧台等の本体の矩形状係止孔 に係止すると共に、前記下側取付ピースの係合突起または前記洗面化粧台等の本 体の円形状係合孔を弾性変形させて前記下側取付ピースの係合突起を前記洗面化 粧台等の本体の円形状係合孔に嵌入係合することにより、鏡を洗面化粧台等の本 体に取り付けることを特徴とするものである。
【0011】 また、前記上側取付ピース及びその結合手段、並びに前記下側取付ピース及び その結合手段は、弾性体であることとした。
【0012】 さらに、前記係合突起は、円錐台形状をなすこととした。
【0013】 さらに、前記係合突起及び丸軸は、所定の隙間をもって径方向へ分割してなる こととした。
【0014】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。 図1〜図6は本考案に係る洗面化粧台等に備えられる鏡の取付構造の実施の一 形態を示す。 本実施の形態は、従来例と同一の洗面化粧台を例にとって説明する。 図1において、1はハイインパクトスチロール等の弾性体で造られた洗面化粧 台本体2に取り付けられた鏡、21は鏡1の上端を洗面化粧台本体2に固定する 上側取付ピース、22は鏡1の下端を洗面化粧台本体2に固定する下側取付ピー スであり、この上側取付ピース21及び下側取付ピース22はそれぞれABS樹 脂等の弾性体で成形される。
【0015】 上側取付ピース21は、図3に示すように、上下方向へ延びる縦側壁23の表 面上端に横側壁24を突設し、さらに、この横側壁24の先端に縦側壁23と所 定の隙間S2 を保って下方へ突出した突出片25を設けて形成され、その断面は 鉤状をなしている。
【0016】 下側取付ピース22は、図4に示すように、上側取付ピース21と同一な構成 をなしている。すなわち、上下方向へ延びる縦側壁23の表面下端に横側壁24 を突設し、さらに、この横側壁24の先端に縦側壁23と所定の隙間S2 を保っ て上方へ突出した突出片25を設けて形成され、その断面は鉤状をなしている。 このような上側取付ピース21と下側取付ピース22の形状は、従来例の場合 とほぼ同様な形状をなしている。
【0017】 さらに、従来例の場合と相違して、本実施の形態における上側取付ピース21 と下側取付ピース22には、それぞれABS樹脂等の弾性体で造られた結合手段 27、28を一体的に設けてある。 すなわち、上側取付ピース21の縦側壁23の背面には、図3に示すように、 断面矩形状の軸部29の対向する上下2辺29a、29bが上側取付ピース21 の幅方向(つまり図3(c)に示す軸部29の幅w1 方向)になるように(従っ て、軸部29の対向する左右両側2辺29c、29dが上下方向になるように) 軸部29を突設してある。
【0018】 この断面矩形状の軸部29の先端には、軸部29の幅w1 を有し、軸部29の 上端及び下端からそれぞれ上方及び下方へ所定長さ突出した上側突出片30aと 下側突出片30bとを有する矩形状係止片30を設けてある。 さらに、上側突出片30aと上側取付ピース21の縦側壁23との隙間S3 は 、上側取付ピース21の結合手段27を後述する洗面化粧台本体2の矩形状係止 孔33に差し込みできるように、鏡1を支持する部分の洗面化粧台本体2の肉厚 より少し大きくし、また、下側突出片30bと上側取付ピース21の縦側壁23 との隙間S4 は、上側取付ピース21の結合手段27を洗面化粧台本体2の矩形 状係止孔33に差し込んだままで、上側取付ピース21の下端を洗面化粧台本体 2から引き離して上側取付ピース21を傾斜できるように、下側突出片30bの 隙間S4 に面する内面を少し削って隙間S3 より少し大きくしてある。 また、上側取付ピース21の結合手段27を後述する洗面化粧台本体2の矩形 状係止孔33に容易に差し込みできるように、上側突出片30aの隙間S3 に面 する側の上端角部Cを面取り加工し、下側突出片30bの外側の下端角部Rを円 滑な曲面に仕上げ加工してある。 なお、断面矩形状の軸部29と矩形状係止片30とが結合手段27を構成して いる。
【0019】 下側取付ピース22の縦側壁23の背面には、図4に示すように、丸軸31を 突設し、この丸軸31の先端に、下側取付ピース22の縦側壁23の背面と所定 の隙間S5 を保ち丸軸31の径より少し大きい径を有する略円錐台形状の係合突 起32の底面を接合してある。 下側取付ピース22の縦側壁23と係合突起32の底面との隙間S5 は、上側 取付ピース21の縦側壁23と上側突出片30aとの隙間S3 と同じくし、鏡1 を支持する部分の洗面化粧台本体2の肉厚より少し大きくしてある。 なお、丸軸31と係合突起32とが結合手段28を構成している。
【0020】 さらに、図5に示すように、洗面化粧台本体2において鏡1の上端付近の所定 位置には、上下方向(縦方向)へ延びる2辺と、横方向へ延びる2辺を有する矩 形状係止孔33を穿設してある。 この矩形状係止孔33の縦方向長さh2 は、図3(c)に示す上側取付ピース 21と一体の矩形状係止片30の縦方向長さh1 より所定長さ短くし、また、矩 形状係止孔33の横方向長さw2 は、矩形状係止片30の横方向長さw1 (つま り軸部29の幅w1 )より僅かに長くしてある。
【0021】 また、洗面化粧台本体2において鏡1の下端付近の所定位置には、下側取付ピ ース22と一体の略円錐台形状の係合突起32の底面の径dより、僅かに径の小 さい円形状係止孔34を穿設してある。
【0022】 このような構成において、鏡1を洗面化粧台本体2に取り付けるには、まず、 上側取付ピース21と一体の矩形状係止片30の上側突出片30aの上端を洗面 化粧台本体2の矩形状係止孔33の中に入れ、結合手段27の断面矩形状の軸部 29の上端29aが矩形状係止孔33の上縁に当接するまで、上側取付ピース2 1を洗面化粧台本体2に対し傾けながら押し上げる。 この軸部29の上端29aが矩形状係止孔33の上縁に当接したときには、図 6に示すように、上側取付ピース21の縦側壁23が洗面化粧台本体2と平行に なり、上側突出片30aと上側取付ピース21の縦側壁23との間の隙間S3 に 洗面化粧台本体2の矩形状係止孔33の上縁部が差し挟まれると共に、矩形状係 止片30の下側突出片30bの下端が矩形状係止孔33より少し上方に位置して いる。 なお、このような状態では、上側取付ピース21を下げると、上側取付ピース 21の縦側壁23と上側突出片30aとの隙間S3 に洗面化粧台本体2の矩形状 係止孔33の上縁部を差し挟みながら、下側突出片30bと上側取付ピース21 の縦側壁23との隙間S4 に洗面化粧台本体2の矩形状係止孔33の下縁部を差 し挟むことができる。 すなわち、洗面化粧台本体2の矩形状係止孔33の上縁部を、常に、上側取付 ピース21の縦側壁23と上側突出片30aとの隙間S3 に差し挟みながら、上 側取付ピース21を所定のストロークで自由に上下に移動できるようになってい る。
【0023】 次に、上側取付ピース21が洗面化粧台本体2の矩形状係止孔33の上縁に押 し上げられた状態で、鏡1の上端を上側取付ピース21の縦側壁23と突出片2 5との隙間S2 に差し挟んだ後、鏡1の下端を持ち上げ洗面化粧台本体2から少 し引き離して鏡1を傾ける。このとき、図6に示すように、洗面化粧台本体2の 矩形状係止孔33の上縁は、上側取付ピース21の縦側壁23と上側突出片30 aとの隙間S3 にほぼ密接して差し込まれているが、洗面化粧台本体2の矩形状 係止孔33の下縁は、下側突出片30bと上側取付ピース21の縦側壁23との 隙間S4 に所定の遊びXをもって差し込まれているため、上側取付ピース21つ まり鏡1を容易に傾けることができる。 続いて、下側取付ピース22の縦側壁23と突出片25との隙間S2 を鏡1の 下端に差し挟み、上側取付ピース21を引き下げながら下側取付ピース22と一 体の結合手段28の略円錐台形状の係合突起32を洗面化粧台本体2の円形状係 止孔34に当接する。
【0024】 続いて、鏡1の下端に差し挟んだ下側取付ピース22の突出片25の表面を洗 面化粧台本体2に向かって押圧すると、係合突起32又は円形状係止孔34が弾 性変形して係合突起32を円形状係止孔34に嵌入係合することができる。この ときの嵌入係合は、係合突起32がテーパを有しているので極めて容易に行うこ とができる。 なお、鏡1を洗面化粧台本体2に取り付ける際に、図6に示すように、洗面化 粧台本体2と鏡1との間に補強用として両面粘着テープ35を挟むようにするこ ともできる。
【0025】 このように、本実施の形態では、鏡1を洗面化粧台本体2に取り付ける際、従 来例のように上側取付ピース3と下側取付ピース4をそれぞれ洗面化粧台本体2 にボルト10とナット12により締めつける必要がなくなり、単に、上側取付ピ ース21を洗面化粧台本体2の矩形状係止孔33に差し込み、また、下側取付ピ ース22と一体の係合突起32を洗面化粧台本体2の円形状係止孔34に嵌入係 合するだけなので、洗面化粧台本体2に上側取付ピース21及び下側取付ピース 22を容易に取り付けることができ、洗面化粧台本体2への鏡1の取付作業を著 しく向上することができる。 さらに、本実施の形態の上側取付ピース21と結合手段27及び下側取付ピー ス22と結合手段28は、それぞれABS樹脂等の弾性体で一体成形したので、 従来例のように上側取付ピース3と下側取付ピース4にゴムライニングを施す手 間が省け、構造が簡潔となり、かつその製造コストを著しく低減することができ る。
【0026】 なお、本実施の形態では、下側取付ピース22と一体成形された結合手段28 の係合突起32が洗面化粧台本体2の円形状係止孔34に容易に嵌入係合し得る ように、係合突起32を略円錐台形状としたが、これに限定されるものではなく 、係合突起32は、その外周面にテーパを有していれば、いかなる形状であって もよい。
【0027】 また、図7に示すように、下側取付ピース22と一体成形された結合手段28 を放射状に複数に分割し、この分割線上に隙間S6 を設けるようにしてもよい。 このようにすると、係合突起32の径を容易に拡大縮小できるため、上述した 本実施の形態よりもさらに容易に係合突起32を洗面化粧台本体2の円形状係止 孔34に嵌入係合することができる。
【0028】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、鏡を洗面化粧台等の本体に取り付ける際 、単に、上側取付ピースと一体の結合手段を洗面化粧台等の本体の矩形状係止孔 に差し込み、また、下側取付ピースと一体の結合手段を洗面化粧台等の本体の円 形状係止孔に嵌入係合するだけなので、洗面化粧台等の本体に上側取付ピース及 び下側取付ピースを容易に取り付けることができ、工場での生産ラインにおける 洗面化粧台等の本体への鏡の取付作業を著しく向上することができる。
【0029】 また、上側取付ピースとその結合手段及び下側取付ピースとその結合手段は、 それぞれ弾性体で一体成形したので、従来例のように上側取付ピース及び下側取 付ピースにゴムライニングを施す手間が省け、構造が簡潔となり、かつ、その製 造コストを著しく低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る洗面化粧台等に備えられる鏡の取
付構造を用いて組み立てた洗面化粧台の全体正面図であ
る。
【図2】図1のD−D線断面図である。
【図3】(a)は図1の上側取付ピース及びその結合手
段の一実施の形態を示す側面図であり、(b)は同図の
正面図、(c)は同図の背面図である。
【図4】(a)は図1の下側取付ピース及びその結合手
段の側面図であり、(b)は同図の正面図、(c)は同
図の背面図である。
【図5】図1の洗面化粧台本体の正面図である。
【図6】図2のE部拡大詳細図である。
【図7】(a)は図1の上側取付ピース及びその結合手
段の他の実施の形態を示す側面図であり、(b)は同図
の背面図である。
【図8】従来の洗面化粧台に備えられる鏡の取付構造を
用いて組み立てた洗面化粧台の全体正面図である。
【図9】図8のA−A線断面図である。
【図10】(a)は図8の上側取付ピースの縦断面図で
あり、(b)は同図の正面図である。
【図11】(a)は図8の下側取付ピースの縦断面図で
あり、(b)は同図の正面図である。
【図12】図9のB部拡大詳細図である。
【符号の説明】
1 鏡 2 洗面化粧台本体 21 上側取付ピース 22 下側取付ピース 23 縦側壁 24 横側壁 25 突出片 27、28 結合手段 29 軸部 30 矩形状係止片 30a 上側突出片 30b 下側突出片 31 丸軸 32 係合突起 33 矩形状係止孔 34 円形状係止孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年12月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向へ延設した縦側壁の表面上端に
    横側壁を突設し該横側壁の先端に前記縦側壁と所定の隙
    間を保ち下方へ突出した突出片を突設して形成される断
    面、鉤状の上側取付ピースの前記隙間に鏡の上端を差し
    挟むと共に、上下方向へ延設した縦側壁の表面下端に横
    側壁を突設し該横側壁の先端に前記縦側壁と所定の隙間
    を保ち上方へ突出した突出片を突設して形成される断
    面、鉤状の下側取付ピースの前記隙間に前記鏡の下端を
    差し挟み、前記上側取付ピース及び下側取付ピースの各
    縦側壁と洗面化粧台等の本体とを結合手段により結合し
    て、鏡を洗面化粧台等の本体に取り付ける洗面化粧台等
    に備えられる鏡の取付構造において、 前記上側取付ピースの結合手段は、前記上側取付ピース
    の縦側壁の背面に軸部を突設し、該軸部の先端に前記上
    側取付ピースの縦側壁の背面と所定の隙間を保ち前記上
    側取付ピースの縦側壁に沿って上下方向へ延びる矩形状
    係止片を設けて形成され、 前記下側取付ピースの結合手段は、前記下側取付ピース
    の側壁の背面に丸軸を突設し、さらに、該丸軸の先端
    に、前記下側取付ピースの縦側壁の背面と所定の隙間を
    保ち前記丸軸の径より大きい径を有する係合突起を突設
    して形成され、 前記洗面化粧台等の本体の前記鏡の上端付近の所定位置
    には、前記上側取付ピースの矩形状係止片の上下方向長
    さより長く横方向長さより短い矩形状係止孔を穿設する
    と共に、前記洗面化粧台本体の前記鏡の下端付近の所定
    位置には、前記下側取付ピースの係合突起の径より小径
    の円形状係合孔を穿設し、 前記上側取付ピースの矩形状係止片を前記洗面化粧台等
    の本体の矩形状係止孔に係止すると共に、前記下側取付
    ピースの係合突起または前記洗面化粧台等の本体の円形
    状係合孔を弾性変形させて前記下側取付ピースの係合突
    起を前記洗面化粧台等の本体の円形状係合孔に嵌入係合
    することにより、鏡を洗面化粧台等の本体に取り付ける
    ことを特徴とする洗面化粧台等に備えられる鏡の取付構
    造。
  2. 【請求項2】 前記上側取付ピース及びその結合手段、
    並びに前記下側取付ピース及びその結合手段は、弾性体
    である請求項1記載の洗面化粧台等に備えられる鏡の取
    付構造。
  3. 【請求項3】 前記係合突起の形状は、円錐台形状であ
    る請求項1及び2記載の洗面化粧台等に備えられる鏡の
    取付構造。
  4. 【請求項4】 前記係合突起及び丸軸は、所定の隙間を
    もって径方向へ分割してなる請求項1乃至3記載の洗面
    化粧台等に備えられる鏡の取付構造。
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