JP3024732U - 格納装置 - Google Patents
格納装置Info
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- JP3024732U JP3024732U JP1995013160U JP1316095U JP3024732U JP 3024732 U JP3024732 U JP 3024732U JP 1995013160 U JP1995013160 U JP 1995013160U JP 1316095 U JP1316095 U JP 1316095U JP 3024732 U JP3024732 U JP 3024732U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 設置面積が大幅に少なく、又、人が楽に迅速
且つ確実に収容物の出し入れ作業が行え、人の負担を軽
減させるとともに作業効率に優れた安価な格納装置を提
供する。 【解決手段】 傾斜コンベア2を上方に多段に設け、傾
斜コンベア2の下端と下段に位置する他の傾斜コンベア
2の上端とに進路変向コンベア3を介して接続する連絡
コンベア4を傾斜コンベア2の横で多段に設けてトレイ
搬送路を形成し、最下位置の傾斜コンベア2の下端に機
枠15外の手前へ突出するように並設した全面が取り出
し位置となる水平コンベア7を進路変向コンベア3を介
して接続し、水平コンベア7の終端に、上面がコンベア
面11の昇降テーブル9を昇降駆動部10で昇降するエ
レベーターを配置し、昇降テーブル9で上昇させたトレ
イ18を最上段の傾斜コンベア2の上段に送り出す補助
コンベア12と送りコンベア13とを設け、各コンベア
2,3,4,7,12,13を駆動する制御部を設け
た。
且つ確実に収容物の出し入れ作業が行え、人の負担を軽
減させるとともに作業効率に優れた安価な格納装置を提
供する。 【解決手段】 傾斜コンベア2を上方に多段に設け、傾
斜コンベア2の下端と下段に位置する他の傾斜コンベア
2の上端とに進路変向コンベア3を介して接続する連絡
コンベア4を傾斜コンベア2の横で多段に設けてトレイ
搬送路を形成し、最下位置の傾斜コンベア2の下端に機
枠15外の手前へ突出するように並設した全面が取り出
し位置となる水平コンベア7を進路変向コンベア3を介
して接続し、水平コンベア7の終端に、上面がコンベア
面11の昇降テーブル9を昇降駆動部10で昇降するエ
レベーターを配置し、昇降テーブル9で上昇させたトレ
イ18を最上段の傾斜コンベア2の上段に送り出す補助
コンベア12と送りコンベア13とを設け、各コンベア
2,3,4,7,12,13を駆動する制御部を設け
た。
Description
【0001】
本考案は、医療現場で使用される薬液を充填したボトルやビニール製のパック ・薬・注射器等の治療補助具、体温計・聴診器等の診察器具、電気部品、土木・ 建築用部品等小型・中型の物品(本明細書中収容物と総称する。)を楽に出し入 れが出来、又少ない設置面積で多くの収容物を収容する格納装置に関する。
【0002】
従来、多くの収容物を収納するには誰でも簡単に出し入れが出来るように、収 容物を種類別に分けていた。又、この種類別の収容物を収容するトレイを載置す る棚板を多段に設けた人間の頭の高さぐらいの載置棚を複数床面に直線的に連設 し、この連設した1組の載置棚群を複数組横へ並設し、この載置棚群間には、人 が通過する通路を設けていた。 載置棚の高さは、収容物の出し入れが安全に且つ簡単に行えるように人の頭ほ どの高さであるため、載置棚の上端から天井までの空間が利用出来ない分収容能 力も少なくなり、載置棚の数を増さなければならなかった。更に上記のように載 置棚群間には通路を設ける必要があり、複数の載置棚を設置する広い設置面積が 必要となるという問題点があった。 収容物を出し入れする際は、目的の収容物まで人が自ら載置棚群間の通路を歩 いて行かなければならず、取り出す目的の収容物が複数であれば、それだけ載置 棚群間の通路を歩き回らなければならず多くの時間と労力を要していた。 又、収容物は棚板に載置されているので、上段ほど収容物の出し入れに負担が かかるものであった。更に、載置棚群間の通路は、複数の人が各自の目的の収容 物の出し入れのために、歩き回っている状態であることも多くあり、あまり広く 設けることが出来ない載置棚群間の通路が込み合ってしまい、収容物の出し入れ 作業の作業性が悪いものであった。
【0003】 又、自動化された格納装置では、トレイを載置する棚板を多段に設けた人間の 背丈以上の高さの格納棚を複数並設し、この格納棚間にトレイを出し入れするピ ッカーを上下・前後に走らせ、又このピッカーの動きを制御する制御部を設けた 構造であった。このため、前記同様に格納棚間にはそれぞれ通路を必要とするの で広い設置面積が必要となるばかりか又、ピッカー本体・ピッカーを案内するレ ール・ピッカーを制御する制御部等が必要となり、大変高価なものであった。更 に大量のトレイを格納する場合であればこの自動化された格納装置では作業性に 優れるが、格納するトレイが少量・中量である場合にはランニングコストが高く なり適していなかった。
【0004】
本考案が解決しようとする課題は、従来のこれらの問題点を解消し、設置面積 が大幅に少なくなり、又、人が楽に迅速且つ確実に収容物の出し入れ作業が行え 、人の負担を軽減させるとともに作業効率に優れた安価な格納装置を提供するこ とにある。
【0005】
かかる課題を解決した本考案の構成は、 1) 左右方向に延びて下方に送る長尺な傾斜コンベアを複数上下方向に所定間 隔あけて多段に設け、同傾斜コンベアの両端それぞれに前後方向で且つ同一方向 に延びた進路変向コンベアを設け、傾斜コンベアの下端から延びる前記進路変向 コンベアと下段の傾斜コンベアの上端から延びる進路変向コンベアとを結ぶ連絡 コンベアを設けて、収容物を収容するトレイを上から一方向の下へ送るトレイ搬 送路を形成し、同トレイ搬送路の終端に人がトレイ内の収容物を取り出し易い高 さの位置で水平に延びる水平コンベアを接続し、同水平コンベアの一部又は全部 を前記トレイに収容した収容物の取り出し口とし、同水平コンベアの終端に搬送 されてくる前記トレイを前記トレイ搬送路の始端へ送り出す上昇装置を設けたこ とを特徴とする格納装置 2) 連絡コンベアが傾斜した状態である前記1)記載の格納装置 にある。
【0006】
本考案では、収容物を種類別にトレイに収容し、このトレイを本考案の格納装 置に格納する場合、このトレイを取り出し口である水平コンベアに載置していく 。これにより、トレイは水平コンベアによって上昇装置まで搬送され、上昇装置 により上昇されトレイ搬送路の始端まで送り出され、傾斜コンベアと進路変向コ ンベアと連絡コンベアとで形成されたトレイ搬送路へ格納されていく。これらを 繰り返し複数のトレイをトレイ搬送路の全部又は一部に載置して格納する。 格納したトレイから必要な収容物を取り出す場合は、傾斜コンベアと進路変向 コンベアと連絡コンベアとを共に上から下へ作動して格納したトレイをトレイ搬 送路に沿って下へ循環させていく。 トレイ搬送路の終端へ到達したトレイは、水平コンベアによって上昇装置まで 水平に搬送され上昇装置によってトレイは持ち上げられ、トレイ搬送路の始端へ 送り出される。トレイはこのようにして循環を繰り返していく。 人は取り出し口である水平コンベアの前に立ち、その場で目的の収容物を収容 したトレイが水平コンベア上を循環してくるのを待ち、この目的のトレイが目の 前を通過する際に手を伸ばして必要な数だけをトレイから取り出していく。 又、目的の収容物が複数種類あれば、その収容物を収容したトレイが循環して くるのを再び待ち、前記同様に目の前を通過する際に目的のトレイから目的の収 容物を取り出せばよい。 このように目的の収容物が複数種類又は複数個に関係なく、人は歩き廻ること なく又、取り出し易い位置で目的の収容物の取り出しが出来るので、楽に作業が 行え、作業性がよくなる。
【0007】 目的の収容物が同一又は異なった複数の人が同時に収容物を取り出す場合は、 前記同様に各自が水平コンベアの前にならび、各自はその場でそれぞれ目的の収 容物を収容したトレイが循環してくるのを待ち、目的のトレイが目前を通過する 際に、各自が手を伸ばして目的のトレイから目的の収容物を取り出す。このよう に、複数の人が同時に収容物の取り出し作業を行っても、各自が歩き廻ることが ないので人数に関係なくスムーズに取り出し作業が行える。
【0008】 収容物を補給する場合は、前記の取り出し作業と同じ要領で、補給する人が取 り出し口に立ち、その場の補給する収容物が収容されているトレイが水平コンベ ア上を搬送されてくるのを待ち、この目的のトレイが目の前を通過する際にこの 目的のトレイに逐次補給していく場合と、十分に補填したトレイと目的のトレイ とを交換する場合がある。
【0009】
尚連絡コンベアは傾斜した状態の場合と、水平状態の場合とがある。 又、上昇装置は直接トレイ搬送路と接続する場合だけでなく他のコンベアやシ ュートを介してトレイ搬送路と接続する場合もある。 収容物を補給する場合は、他のコンベアやシュート等をトレイ搬送路の途中に 接続し、この他のコンベアやシュート等を使って所定のトレイをトレイ搬送路か ら回収したり、新しいトレイをトレイ搬送路へ送り出したりする場合もある。 本考案の格納装置は高さが約3400mm、横幅が約8000mm、奥行が約 2500mm程のものが多く使用されるが、この寸法に限定されるものではない 。収容物の取り出し口は、水平コンベアの大部分を取り出し口とすることが望ま しく、この水平コンベアは床面から600mm程とすることが実用的であるが、 この高さに限定するものではなく、水平コンベアの高さを300mm〜1300 mmの範囲内の高さとしてもよい。トレイの循環は、常に連続的に行っている場 合や、必要なときだけ循環していく場合がある。
【0010】
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図中1は高さ3400mm横幅8000mm奥行2500mm程の格納装置、 2は上下方向に4段の多段に設けたアキュームコンベアを用いた傾斜コンベア、 3は同傾斜コンベア2の両端に設けた後方へ水平に延びるアキュームコンベアを 用いた進路変向コンベア、4は傾斜コンベア2の下端から延びる進路変向コンベ ア3と下段の傾斜コンベア2の上端から延びる進路変向コンベア3とを結ぶアキ ュームコンベアを用いた傾斜状態の連絡コンベア、5は進路変向コンベア3の回 転方向終端に設けられ搬送されてきたトレイ18を押し出す押出具6を進退自在 に設ける押出し装置、6は同押出し装置5の押出具、7は最下段の傾斜コンベア 2の下端位置から手前に延びた進路変向コンベア3から床面より600mm程の 高さを水平に延びる水平コンベア、8は同水平コンベア7の終端位置に上昇装置 として設けたエレベーター、9は同エレベーター8を構成するものでトレイ18 を上昇させる上面がコンベア面11の昇降テーブル、10は同昇降テーブル9を 昇降させる昇降駆動部、11は最高位置まで上昇した昇降テーブル9に近接した ローラーコンベアを用いた補助コンベア、13は同補助コンベア12の搬送方向 に近接した最上段の傾斜コンベア2の始端位置にトレイ18を送り出すローラー コンベアを用いた送りコンベア、15は格納装置1の機枠、16は搬出口、17 は搬入口、18は収容物19を収容するトレイ、19は薬液を充填したボトルを 用いた収容物、20は人がトレイ18内の収容物19を取り出したり収容物19 を補給したりする出し入れ位置、22は各コンベア2,3,4,7,12,13 を連動させて同一の流れ方向に回転させ且つ進路変向コンベア3の終端にトレイ 18が到達した際に押出し装置5を作動させ更にエレベーター8を作動させる制 御部、24は床面、25は天井、26は梁下面である。
【0011】 本実施例の格納装置1は、床面24から室内の天井ボード25を突き貫けた状 態に設置され、格納装置1の上端は建造物の梁下面26近くまで達している。 本実施例では、まず収容物19を種類別のトレイ18に収容し、この複数のト レイ18を制御部22により作動させた、搬出口16と搬入口17との間に露出 状態の水平コンベア7上に載置していく。この水平コンベア7は手前に突出した 状態であるので、水平コンベア7の上方には傾斜コンベア2や連絡コンベア4は なく何ら障害となるものはない。 トレイ18は水平コンベア7によってエレベーター8の昇降テーブル9まで搬 送されていく。エレベーター8の昇降テーブル9のコンベア面11が制御部22 により水平コンベア7と同一方向に回転していくことで搬送されたトレイ18が 水平コンベア7からスムーズに昇降テーブル9の面上に移動していく。昇降テー ブル9の上にトレイ18が載置されると昇降テーブル9のコンベア面11の回転 が止まり、昇降テーブル9は昇降駆動部10により補助コンベア12の位置まで 上昇していく。このとき傾斜コンベア2と連絡コンベア4とは昇降テーブル9が 降下してくるまで停止状態となる。昇降テーブル9が上昇した後は、昇降テーブ ル9のコンベア面11が逆に回転して補助コンベア12上面へトレイ18を送り 出していく。その後昇降テーブル9は元の水平コンベア7の終端位置まで降下し 、昇降テーブル9のコンベア面11は反転して水平コンベア7と同一方向へ回転 する。送り出されたトレイ18は、昇降テーブル9の上面の送り出し方向と直交 方向へ回転している補助コンベア12の上面へ送り出され、この補助コンベア1 2によってトレイ18を送りコンベア13の上へ送り出していく。又送り出しコ ンベア13は、補助コンベア12と直交した方向へ回転し、送り出されたトレイ 18を傾斜コンベア2の上端に送り出していく。トレイ18は傾斜コンベア2か ら進路変向コンベア3を介して連絡コンベア4へ搬送され又、連絡コンベア4か ら進路変向コンベア3を介して下段の傾斜コンベア2へ搬送を繰り返し行いトレ イ18を格納装置1内へ格納していく。又進路変向コンベア3の終端へ到達した トレイ18は押出し装置5の作動により突出した押出具6でもって搬送方向へ押 し出され進路を変えて搬送されていく。突出した押出具6は再び後退し、次に搬 送されてくるトレイ18を待つ。 このように、人の手のとどく位置の水平コンベア7から搬送したトレイ18は 梁下面26近くの人の手のとどかない高さまでの空間を使って有効に格納してい く。トレイ18は各コンベア2,3,4,7,12,13により支持されながら 搬送されていくので、トレイ18が重みで各コンベア面を滑り落ちていくことは なく、各コンベア2,3,4,7,12,13の回転速度に従って徐々に各コン ベア2,3,4,7,12,13上を循環していく。 補助コンベア12と送りコンベア13とは共にローラーコンベアであるのでト レイ18の移りがスムーズに行われる。
【0012】 人が格納トレイ18の中から目的の収容物19を集めるには、人が出し入れ位 置20である水平コンベア7の前に立ち、制御部22によりエレベーター8と各 コンベア2,3,4,7,12,13を作動させる。格納したトレイ18を、傾 斜コンベア2から進路変向コンベア3を介して連絡コンベア4へ搬送され、又連 絡コンベア4から進路変向コンベア3を介して下段の傾斜コンベア2へ搬送を繰 り返し行い、水平コンベア7へトレイ18を搬送していく。人は目的の収容物1 9が収容されたトレイ18が搬送されてくるのを待ち、目的のトレイ18が水平 コンベア7上を搬送され、人の目の前を通過する際に人がこの目的のトレイ18 内に手を伸ばし、目的の収容物19を目的の数だけ取り出す。この取出した後の トレイ18はそのままエレベーター8まで搬送されて、最上段の傾斜コンベア2 へ送り出されていく。 水平コンベア7は傾斜コンベア2又は連絡コンベア4の下方に配置せず手前に 突出させているので、取出し作業に何ら障害となるものはない。 目的の収容物19が複数種類ある場合は、次の目的のトレイ18が水平コンベ ア7に搬送されてくるまで水平コンベア7の前に立って待ち、前回同様に目的の 収容物19を取り出していく。目的の収容物19全ての取出し作業を終了すれば 制御部22により各コンベア2,3,4,7,12,13を停止させればよい。 取出し作業を行う人は、出し入れ位置20である水平コンベア7の前に立ち歩 き廻る必要がなくなり、又この水平コンベア7は人の手が楽にとどく位置に設け ているので、取出し作業が楽に行える。
【0013】 取出す収容物19が違う複数の人が同時に取出し作業を行う場合は、各自、出 し入れ位置20である水平コンベア7の前に立ち各自それぞれの目的のトレイ1 8が目の前を通過する際に前記同様に目的のトレイ18に手を伸ばして目的の収 容物19をトレイ18内から取り出せばよい。 取出し作業を行う人は、取出し作業中に歩き廻る必要がないので、周りの人が 取出し作業の障害とならず、スムーズに取出し作業が行える。
【0014】 収容物19の補給は取り出し作業と同じ要領で、補給する人が出し入れ位置2 0である水平コンベア7の前に立ち、補給する収容物19が収容されているトレ イ18が水平コンベア7上を搬送されてくるのを待ち、この目的のトレイ18が 補給する人の目前を通過する際に、補給する人がこの目的のトレイ18の内に手 を伸ばし、補給する収容物19の目的のトレイ18内に収容し、補給を完了する 。 補給する収容物19が複数種類に及ぶ場合でも、前記同様に目的のトレイ18 が目前を通過する度に補給作業を行って行けばよい。 このように補給する収容物19の種類や数に関係なく補給する人は補給する収 容物19を持って歩き廻る必要がなく又水平コンベア7が楽に手のとどく位置に 設けられているので、楽に補給作業か行える。 別の補給作業として、収容物19を十分に充填したトレイ18を目前を通過す る目的のトレイ18と交換していく場合もある。
【0015】
本考案によれば、格納したトレイを全て循環させ、人が取り出し易い高さ位置 に設けた水平コンベアの前に立って、この水平コンベア上を目的の収容物が収容 され目的のトレイが搬送されてくるのを待ち、目的のトレイが目前を通過する際 に手を伸ばして目的の収容物を取り出していく。 このようにトレイの格納位置と人が取り出す位置とは関わりがないので、人の 背丈以上の高さにトレイを格納することも可能となり、人の背丈より高い格納装 置とすることが出来、天井近くの空間を有効利用するとともに、収容物を出し入 れする人も歩き廻ることがなくなったので、人が通る通路が不要となり、設置面 積を大幅に少なくすることが出来た。 又、人は歩き廻る必要がなく、常に取り出し易い水平コンベア上で取り出し作 業が行えるので、人にかかる負担を大幅に軽減出来る。 目的の収容物が収容されている位置を覚える必要がないため、熟練を要せず誰 でも容易に且つ確実に目的の収容物を集めることが出来る。更に、複数の人が収 容物の取り出し作業を行う場合、あいている水平コンベアの前に立って前記と同 様の作業を行っていけば、この複数の人は歩き廻る必要がなくなり、人数に関係 なくスムーズな取り出し作業が行え、大変作業効率の良いものとなった。 収容物の格納も同様に水平コンベアの前に立って目的のトレイが目前を通過す る際に収納していけばよい。格納する収容物を収容するトレイが水平コンベア上 に同時に現れた場合は、水平コンベアを止めて逐次収容してもよい。更には空の トレイと収容物を収容したトレイとを水平コンベア上で交換していってもよい。
【図1】本実施例の正面図である。
【図2】本実施例の平面図である。
【図3】本実施例の右側面図である。
【図4】図1でのA−A断面図である。
【図5】本実施例の内部構造を示す説明図である。
【図6】本実施例の内部構造を示す説明図である。
1 格納装置 2 傾斜コンベア 3 進路変向コンベア 4 連絡コンベア 5 押出し装置 6 押出具 7 水平コンベア 8 エレベーター 9 昇降テーブル 10 昇降駆動部 11 コンベア面 12 補助コンベア 13 送りコンベア 14 欠番 15 機枠 16 搬出口 17 搬入口 18 トレイ 19 収容物 20 出し入れ位置 21 欠番 22 制御部 23 欠番 24 床面 25 天井ボード 26 梁下面
Claims (2)
- 【請求項1】 左右方向に延びて下方に送る長尺な傾斜
コンベアを複数上下方向に所定間隔あけて多段に設け、
同傾斜コンベアの両端それぞれに前後方向で且つ同一方
向に延びた進路変向コンベアを設け、傾斜コンベアの下
端から延びる前記進路変向コンベアと下段の傾斜コンベ
アの上端から延びる進路変向コンベアとを結ぶ連絡コン
ベアを設けて、収容物を収容するトレイを上から一方向
の下へ送るトレイ搬送路を形成し、同トレイ搬送路の終
端に人がトレイ内の収容物を取り出し易い高さの位置で
水平に延びる水平コンベアを接続し、同水平コンベアの
一部又は全部を前記トレイに収容した収容物の取り出し
口とし、同水平コンベアの終端に搬送されてくる前記ト
レイを前記トレイ搬送路の始端へ送り出す上昇装置を設
けたことを特徴とする格納装置。 - 【請求項2】 連絡コンベアが傾斜した状態である請求
項1記載の格納装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995013160U JP3024732U (ja) | 1995-11-16 | 1995-11-16 | 格納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995013160U JP3024732U (ja) | 1995-11-16 | 1995-11-16 | 格納装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3024732U true JP3024732U (ja) | 1996-05-31 |
Family
ID=32983595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995013160U Expired - Lifetime JP3024732U (ja) | 1995-11-16 | 1995-11-16 | 格納装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3024732U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107878992A (zh) * | 2017-11-03 | 2018-04-06 | 徐州德坤电气科技有限公司 | 一种棉麻包类蓬松物品自动化仓储系统 |
CN113165803A (zh) * | 2018-10-12 | 2021-07-23 | 自动存储科技股份有限公司 | 用于拾取储存容器的存取站 |
JP7541344B2 (ja) | 2020-12-28 | 2024-08-28 | 伊東電機株式会社 | 物品保管装置 |
-
1995
- 1995-11-16 JP JP1995013160U patent/JP3024732U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107878992A (zh) * | 2017-11-03 | 2018-04-06 | 徐州德坤电气科技有限公司 | 一种棉麻包类蓬松物品自动化仓储系统 |
CN107878992B (zh) * | 2017-11-03 | 2023-06-02 | 徐州德坤电气科技有限公司 | 一种棉麻包类蓬松物品自动化仓储系统 |
CN113165803A (zh) * | 2018-10-12 | 2021-07-23 | 自动存储科技股份有限公司 | 用于拾取储存容器的存取站 |
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JP7541344B2 (ja) | 2020-12-28 | 2024-08-28 | 伊東電機株式会社 | 物品保管装置 |
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