JP3024548U - 水平器付きイーゼルキャンバス台 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 絵画など同種のイーゼルに、水平器を取り付
け、簡単に確実に水平を可能にする事で、イーゼルの設
置の作業を簡素化にする。 【構成】 イーゼルのキャンバン受けに、水平器Ｅを取
り付け、キャンバス受けＤに固定金具Ｆを利用して水平
を保ち、イーゼル本台にキャンバス受けＤを固定する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、絵画に使用させるイーゼル器のキャンバス受けに関する装置である 。

【０００２】

【従来の技術】

従来、この種のイーゼル器は色々な型式のものが有るが、一般的には三脚が最 も多く、又、キャンバス受けも２点による取り付けのものが多く知られている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の技術で述べたものの後者のキャンバス受けに関し、屋外において又、床 の平らな所では簡単に使用出来るが、不均等な床の高さ又、足場の悪い所では、 ２点による取り付け方法ではキャンバスを水平に設置する場合問題点を有してい た。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成させるために、本考案はキャンバス受けに水平器を取り付け、 又、水平に簡単に設置出来る様にキャンバス受けを３点に取り付ける。中央の１ 点を回転性のものとする事で、水平器に合わせて水平をとり、外側の２点で固定 し使用する装置とした。

【０００５】

【作用】

水平器は、キャンバス受けの中央に設置し、水平を取りやすくする。

【０００６】 固定金具は、支柱の３カ所に取り付ける事で、水平器を簡単に使用出来る様に する。

【０００７】

【実施例】 実施例について図面を参照して説明する。 図１〜図５のＤ．キャンバス受けに図３（ａ）の様に中央に水平器を取り付け （ｂ）の様に中央にＦ．固定金具を取り付ける。又、図５（ａ）の様にする。中 央のＦ．固定金具はＤ．部材を回転させる機能を持ち、水平を簡単に保つ。両側 のＧ．部材はＨ．移動レールを利用し左右に移動する事で水平器の機能の活用を 妨げない。又、Ｇ．固定金具は２本式支柱又、１本式に簡単に合わせる事が出来 るため、多種に使用出来る装置。

【０００８】

【考案の効果】

本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。

【０００９】 請求項１の図３（ａ）のＤ．部材にＥ．水平器を設置する事で、床又、足場の 悪い条件の所でも簡単に水平にキャンバスを設置出来る。

【００１０】 請求項２の図５（ａ）の様に、３点で取り付けるため、足場の悪い条件の所で もＤ．部材を移動可能とするためにイーゼルを安易に固定、設置もする事が出来 る。又、キャンバスも同様に簡単に水平に固定出来るために、イーゼルの設置の 作業が簡単に確実に出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】正面立面図である。

【図２】側面立面図である。

【図３】（ａ）キャンバスの詳細図である。 （ｂ）水平器図である。

【図４】Ｆ．固定金具の詳細図である。

【図５】（ａ）Ｆ．Ｇ．固定金具の詳細図である。 （ｂ）キャンバス受けの固定詳細図である。

【符号の説明】

Ａ、Ｂ、Ｃ 支柱 Ｄ キャンバス受け Ｅ 水平器 Ｆ、Ｇ 固定金具 Ｈ 移動レール

【手続補正書】

【提出日】平成７年１１月２日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】イーゼルに使用する図１のＤ．キャンバス
   受けに、図３のＥ．水平器を設置する装置。
2. 【請求項２】水平器を簡単に活用出来る様に、図５
   （ａ）のＤ．キャンバス受けをＡ．支柱・Ｃ．支柱に３
   カ所それぞれＦ．固定金具・Ｇ．固定金具を利用する。
   図５（ｂ）のＨ．移動レールにＧ．固定金具を利用し、
   又、Ｆ．固定金具は、Ｃ．支柱と直接Ｄ．キャンバス受
   けを取り付けて簡単に水平を保てる装置。