JP3024298U - つまみの回転トルク調整機構 - Google Patents

つまみの回転トルク調整機構

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JP3024298U
JP3024298U JP1995011602U JP1160295U JP3024298U JP 3024298 U JP3024298 U JP 3024298U JP 1995011602 U JP1995011602 U JP 1995011602U JP 1160295 U JP1160295 U JP 1160295U JP 3024298 U JP3024298 U JP 3024298U
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徳造 井上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】つまみがパネル面から大きく突出することがな
く、しかも軸方向にがたつくことがないつまみの回転ト
ルク調整機構を提供する。 【解決手段】ダイヤルつまみ1と同軸の円板2は、下方
にレバー2aが突き出、このレバー2aの反対位置に同
心円弧状に2つの長孔2b・2bがあけられ、2つの長
孔2b・2bの間には押さえ棒2cが立設されている。
板バネ3の両端には摩擦板4・4が取り付けられてい
る。この板バネ3は、パネル6に立設された2本の支持
棒5・5と、押さえ棒2cとに挟持されている。円板2
が回転すると、押さえ棒2cが板バネ3を下方に湾曲さ
せ、両端の摩擦板4・4がダイヤルつまみ1の内壁1a
を強く押すようになるので、摩擦が増す。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、電気機械器具、例えば無線通信機の周波数や音量等の調整をするつ まみの回転軸の回転トルク(摩擦抵抗)を、所望の値に調整することができる回 転トルク調整機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
無線通信機等に取り付けられ、周波数等の調整をするダイヤルの回転は、軽け れば軽いほどよいというものではない。かといって、重すぎるのも力の無駄であ る。そこでこれまで、ダイヤルの回転トルクを自分の好みに合った大きさに調節 できる構造が数多く提案されてきた。
【0003】 例えば、実公昭63−49766号公報に記載された、図9のようなトルク可 変つまみ装置があった。このトルク可変つまみ装置は、パネル26外へ突出させ た被駆動軸27の先端部に着脱自在に固着された第1のつまみ21と、第1のつ まみ21に着脱自在に固着されかつパネル26に向かって開口して略くの字状に 形成された弾性板23と、パネル26に対向しかつ弾性板23の先端部に固着さ れた摩擦板24と、回動角度に対応して半径が変化する穴が設けられて弾性板2 3と第1のつまみ21の間に装入されかつ第1のつまみ21の一部が嵌入された 第2のつまみ22とを備え、第1のつまみ21と第2のつまみ22との相対位置 を変えてトルクを可変するというものであった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記のトルク可変つまみ装置は、摩擦板24がパネル26を摩擦する 時に、弾性板23が第1のつまみ21を外方向に押圧するという構造上、第1の つまみ21がパネル26から大きく突出するので、パネル26面上の他のつまみ を操作するときに邪魔になるという問題点があった。また、摩擦板24がパネル 26の表面に触れていない時には,第1つまみ21は外方向に押圧されることは ないので、第1つまみ21が軸方向にがたつくような感触が生じるという問題点 もあった。更に、小型の無線通信機においては、ダイヤルつまみが駆動するロー タリーエンコーダや可変抵抗器等の設置スペースも、できるだけ小さくしたいと いう考えもあった。
【0005】 本考案は、上記の課題にかんがみて提案されたもので、つまみがパネル面から 大きく突出することがなく、しかも軸方向にがたつくというようなこともなく、 ロータリーエンコーダや可変抵抗器等もなくすことができるつまみの回転トルク 調整機構を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1のつまみの回転トルク調整機構においては 、パネルから突き出た軸の先端に固着されたつまみと、このつまみの周面に摺接 する摩擦部材と、この摩擦部材を前記周面に押しつける弾性部材と、この弾性部 材を変形させてその付勢力を調整する変形手段とから構成した。
【0007】 また、請求項2においては、請求項1に記載のつまみの回転トルク調整機構の つまみの内側をくり抜き、摩擦部材はこのつまみの内壁に摺接するよう配設した 。 また、請求項3においては、請求項2に記載のつまみの回転トルク調整機構の 変形手段を、軸回りに回動可能な円板と、パネルに立設され前記円板に同心円弧 状に形成された2つの長孔にそれぞれ挿通する2本の支持棒とから構成し、前記 円板には、回動操作用のレバーと、2本の支持棒の間にあって2本の支持棒の位 置より軸に近い位置に立設した押さえ棒とを形成し、円板の回転角度に応じて板 バネの2本の支持棒の間の部分を押さえ棒で押さえて変形させ、板バネの両端の 摩擦部材がつまみの内壁を押す力を調整した。
【0008】 また、請求項4においては、請求項3に記載のつまみの回転トルク調整機構の つまみの内壁にセレーションを形成し、板バネの一端部の両面にストレインゲー ジを取り付けると共にこの2つのストレインゲージの変化を検出して処理する検 出処理回路を設け、2つのストレインゲージの相対的な変化からつまみの回転方 向を感知し、ストレインゲージの変化から摩擦部材のクリックを検出するよう構 成した。
【0009】 また、請求項5においては、パネルから突き出た軸の先端に固着されたつまみ と、このつまみのパネル側半部を覆うと共に周方向に細幅の切り欠きを形成しこ の切り欠きの長さ方向の近傍の内周面にくさび状の突起を設けたハウジングと、 切り欠きより太幅で両端部がハウジングの内周面を摺動すると共に外側に前記切 り欠きを移動可能なスライド用突起を固着した第1の板バネと、第1の板バネの 内側にあってつまみの外周面に摺接する摩擦部材が両端部に取り付けられた第2 の板バネと、第2の板バネの中間部をパネルに支持する支持部と、両端が摩擦部 材に連結され且つ中間部が第1の板バネに押圧された第3の板バネとから構成し た。
【0010】 また、請求項6においては、請求項5に記載のつまみの回転トルク調整機構の つまみのパネル側半部外周面にセレーションを形成し、第2の板バネ又は第3の 板バネにストレインゲージを取り付け、このストレインゲージの変化を検出して 処理する検出処理回路を設け、つまみの回転による摩擦部材のクリックをストレ インゲージの変化から検出すると共に、ハウジングの内周面に根元部を固定した 金属製の第4の板バネの先端部をセレーションの山部に接触させ、この先端部と この先端部の両面の近傍に設けた接点とがつまみの回転に応じて接触するよう構 成した。
【0011】 なお、セレーションとは円筒形又は円柱形の周面(内周面・内壁を含む)に、 軸に平行に等間隔に形成された多数の溝をいう。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下に本考案の最良の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。 (実施例1) 図1は実施例1の回転トルク調整機構を、ダイヤルつまみに内蔵した無線通信 機の正面図である。図2は図1のA−A線断面図,図3は図2のB−B線断面図 で無制動に近い状態のもの,図4は図3の制動状態のものである。
【0013】 図1に示すように、外周に滑り止め用の大きな溝があるダイヤルつまみ1の内 側は空洞で、ダイヤルつまみ1とパネル6との隙間の下方に、レバー2aが突き 出ている。ダイヤルつまみ1の内部構成は、図2及び図3の断面図に示すとおり である。すなわち、円板2は虫眼鏡の形で、下方にはレバー2aがダイヤルつま み1の外周より長く突き出て形成されていると共に、レバー2aの反対側には同 心円弧状に2つの長孔2b・2bがあけられ、この2つの長孔2b・2bの間に は押さえ棒2cが立設されている。板バネ3は、パネル6に立設された2本の支 持棒5・5と、押さえ棒2cとに挟持され、その両端にはフエルト製の摩擦板4 ・4が取り付けられている。前記長孔2bは、パネル6の軸受6aに軸支された 円板2が回転する時に、支持棒5に接触しないようにあけられている。また、軸 受6aにはノッチ機構が設けられているので、円板2はとびとびの任意の角度で 固定される。ここで、ダイヤルつまみ1はロータリーエンコーダーの軸7の先端 に固定されている。ここで、摩擦板4が摩擦部材に対応する。
【0014】 次に図3及び図4を用いて、実施例1の回転トルク調整機構の動作を説明する 。先ず、図3はダイヤルつまみ1にブレーキが殆どかかっていない状態である。 なぜなら、板バネ3の長さは、図3のまっすぐな状態において、摩擦板4・4が ダイヤルつまみ1の内壁1aにかろうじて接触する程度に決められているからで ある。図3の状態からレバー2aを矢印方向に回転させると、円板2も時計回り に回転する。すると、押さえ棒2cは板バネ3の中央付近を下方に押しつける。 しかし、板バネ3は、パネル面6から立設された支持棒5・5によって支えられ ているので、図4に示すように下方に少し湾曲する。この時、摩擦板4・4は、 ダイヤルつまみ1の内壁1aに押しつけられる。すると、ダイヤルつまみ1の回 転は重くなる。このようにレバー2aの移動する角度に応じて、摩擦板4・4が ダイヤルつまみ1の内壁1aを押す力が変化し、ダイヤルつまみ1の回転トルク の細かな調整をすることができる。
【0015】 また、図5の拡大断面図に示すように、板バネ3aの先端付近に取り付けたス トレインゲージ9a・9bとそれらに接続した検出処理回路(図示せず)を用い て、ダイヤルつまみ1bが回転した角度と方向とを検出してもよい。すなわち、 ダイヤルつまみ1bの内壁1cに刻設又は突設してセレーション1dを形成する と共に、板バネ3aの両端に耐磨耗プラスチック製の円筒形摩擦部材4a・4a を固着する。そして、板バネ3aの右端近くの両面にストレインゲージ9a・9 bを取り付ける。ここで、ダイヤルつまみ1bを時計回り矢印方向に回転させる と、板バネ3aの先端はセレーション1dの山部に押され、初めに下方に移動す るので、ストレインゲージ9aは伸び、ストレインゲージ9bは縮む。この変化 を検出処理回路が検出処理して、現在ダイヤルつまみ1bが時計回りに回転して いることを感知する。ダイヤルつまみ1bを更に回転させると、板バネ3aの復 元力によって、摩擦部材4aはセレーション1dの山部から外れて元の位置に戻 り、ストレインゲージ9a・9bの歪みはなくなる。この変化を検出処理回路が 検出処理してダイヤルつまみ1bの回転が1つ進んだことを感知する。ダイヤル つまみ1bを時計回りに更に回転させると、ストレインゲージ9a・9bから同 じ出力順で歪み信号が出力される。このようにして、ダイヤルつまみ1が時計回 りに何度回転したかを検出する。
【0016】 逆に反時計回りに回転したときは、ストレインゲージ9aの方が縮み、ストレ インゲージ9bが伸び、このストレインゲージ9a・9bの相対的な変化からダ イヤルつまみ1bの回転方向を感知し、出力の変化から摩擦部材のクリックを検 出してダイヤルつまみ1bの回転変位角度を感知する。 なお、ストレインゲージ9a・9bは板バネ3aの左右いずれの端部に取り付 けてもよいことはもちろんである。この場合、ダイヤルつまみ回転による上下の ストレインゲージの出力順は逆になる。また、ダイヤルつまみ1bの内壁1cと 摩擦部材4aの表面硬度を、なるべく等しくすることによって両表面の磨耗が少 なくなる。
【0017】 なお、実施例1の回転トルク調整機構を用いたダイヤルつまみにおいて、図6 の断面図に示すように、短い板バネ3bの一端部3cを円板2d上に固定し、他 端部3dに摩擦板4bを取り付けてもよい。このときも円板2dを回転させ、板 バネ3bを湾曲させることによって、ダイヤルつまみ1の回転トルクの細かな調 整をすることができる。
【0018】 (実施例2) 図7は実施例2の回転トルク調整機構を内蔵したダイヤルつまみの斜視図であ る。図8は図7のC−C線断面図である。 図7で分かるように、パネル16のダイヤルハウジング16aから突き出た、 ダイヤルつまみ11の手前側半部の露出部11aの外周面には、指の滑り止め用 の溝が形成されている。また、ダイヤルつまみ11の回転トルクを調節するトル クつまみ12aが、ダイヤルハウジング16aの上部に形成された切り欠き16 bから突き出ている。
【0019】 ダイヤルハウジング16a内の構造は、図8に示したものになっている。すな わち、ダイヤルつまみ11は軸17の先端に固着されている。そして、ダイヤル ハウジング16aに覆われたダイヤルつまみ11のパネル側半部のカバー部11 bの外周面には、セレーション11cが形成されている。このセレーション11 cに摺接するように、くさび型の摩擦部材14・14が配設されている。この摩 擦部材14・14は、パネル16に立設された支持部15aに支持された板バネ 15・15の端部に取り付けられている。そして、1つの板バネ15の上面には 、板バネ15の伸縮を検出するストレインゲージ19が取り付けられ、それが検 出処理回路(図示せず)に接続されている。また、摩擦部材14・14の上端部 には、円弧状の板バネ13の両端部が嵌めこまれている。この板バネ13の上端 部は、板バネ12によって下方に押しつけられている。板バネ12の両端部は面 取りがされ、一端部上面には板バネ12より細幅のトルクつまみ12aが固着さ れている。
【0020】 このトルクつまみ12aを左右に移動させると、板バネ12の両端部がダイヤ ルハウジング16aの内周面に接触しながら移動する。ダイヤルハウジング16 aの内周面には、細かな横溝が刻設されているので、板バネ12は段階的にスラ イドする。また、ダイヤルハウジング16aの内周面には、切り欠き16bに近 い位置にくさび状突起18があるので、板バネ12が右に移動すると、仮想線に 示したようになる。この状態では、板バネ13を押さえつける力は小さくなり、 そのため摩擦部材14・14とダイヤルつまみ11のカバー部11bの外周面と の摩擦が小さくなって、ダイヤルつまみ11の回転が軽くなる。このように、ト ルクつまみ12aの移動位置によって、ダイヤルつまみ11の回転トルクを調整 することができる。
【0021】 ダイヤルつまみ11を回転させると、セレーション11cによって摩擦部材1 4が1つの溝ごとに上下に動く。この動きがストレインゲージ19とそれに接続 された検出処理回路とによって検出され、パルスとして出力される。一方、ダイ ヤルつまみ11の回転方向は、セレーション11cの山部に接触する長さに形成 され、ダイヤルハウジング16aの内周下面に固定された板バネ20と、その先 端部の両面に設けられた接点20a・20bによって検出される。すなわち、ダ イヤルつまみ11を、例えば時計回りに回転させると、板バネ20の先端部がセ レーション11cによって左方向に押され接点20bに接触する。これを検出処 理回路で処理してダイヤルつまみ11が時計回りであることを検出する。反時計 回りの時は接点20aに接触することで知ることができる。このようにして、検 出したダイヤルつまみ11の回転方向と回転角度によって、周波数のアップダウ ンの制御が行われる。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のつまみの回転トルク調整機構は、つまみの周面 (内壁・外周面)を摺接するように摩擦部材を配設したので、つまみがパネル面 から大きく突出することがない。しかも、つまみの軸方向に力が加わることがな いので、軸方向のがたつきが生じることがない。
【0023】 更に、つまみの内壁又は外周面にセレーションを形成し、ストレインゲージ及 び第4の板バネによってつまみが回転する方向と回転角度を検出するので、ロー タリーエンコーダ等の回転角検出素子を取り付ける必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の回転トルク調整機構を用いた無線通
信機の正面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図2のB−B線断面図で、無制動に近い状態の
ものである。
【図4】図3の制動状態のものである。
【図5】内壁にセレーションを形成したダイヤルつまみ
の拡大断面図である。
【図6】短い板バネを用いた回転トルク調整機構の別実
施例の断面図である。
【図7】実施例2の回転トルク調整機構を用いたダイヤ
ルつまみの斜視図である。
【図8】図7のC−C線断面図である。
【図9】従来のつまみの回転トルク調整機構の一例であ
る。
【符号の説明】
1,1b,11 ダイヤルつまみ(つまみ) 1a,1c 内壁 1d,11c セレーション 2 円板(変形手段) 2a レバー(変形手段) 2b 長孔 2c 押さえ棒(変形手段) 3,3a 板バネ(弾性部材) 4,4b 摩擦板(摩擦部材) 4a,14 摩擦部材 5 支持棒(変形手段) 6,16 パネル 7,17 軸 9a,9b,19 ストレインゲージ 11b カバー部(パネル側半部) 12 板バネ(第1の板バネ)(変形手段) 12a トルクつまみ(スライド用突起) 13 板バネ(第3の板バネ)(弾性部材) 15 板バネ(第2の板バネ)(変形手段) 15a 支持部 16a ダイヤルハウジング(ハウジング) 16b 切り欠き 18 くさび状突起 20 板バネ(第4の板バネ) 20a,20b 接点

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パネルから突き出た軸の先端に固着された
    つまみと、このつまみの周面に摺接する摩擦部材と、こ
    の摩擦部材を前記周面に押しつける弾性部材と、この弾
    性部材を変形させてその付勢力を調整する変形手段とか
    ら構成されていることを特徴とするつまみの回転トルク
    調整機構。
  2. 【請求項2】つまみは内側がくり抜かれ、摩擦部材はこ
    のつまみの内壁に摺接するよう配設されていることを特
    徴とする請求項1に記載のつまみの回転トルク調整機
    構。
  3. 【請求項3】変形手段は、軸回りに回動可能な円板と、
    パネルに立設され前記円板に同心円弧状に形成された2
    つの長孔にそれぞれ挿通する2本の支持棒とからなり、
    前記円板には、回動操作用のレバーと、2本の支持棒の
    間にあって2本の支持棒の位置より軸に近い位置に立設
    した押さえ棒とが形成され、円板の回転角度に応じて板
    バネの2本の支持棒の間の部分を押さえ棒で押さえて変
    形させ、板バネの両端の摩擦部材がつまみの内壁を押す
    力を調整することを特徴とする請求項2に記載のつまみ
    の回転トルク調整機構。
  4. 【請求項4】つまみの内壁にセレーションを形成し、板
    バネの一端部の両面にストレインゲージを取り付けると
    共にこの2つのストレインゲージの変化を検出して処理
    する検出処理回路を設け、2つのストレインゲージの相
    対的な変化からつまみの回転方向を感知し、ストレイン
    ゲージの変化から摩擦部材のクリックを検出するよう構
    成したことを特徴とする請求項3に記載のつまみの回転
    トルク調整機構。
  5. 【請求項5】パネルから突き出た軸の先端に固着された
    つまみと、このつまみのパネル側半部を覆うと共に周方
    向に細幅の切り欠きを形成しこの切り欠きの長さ方向の
    近傍の内周面にくさび状の突起を設けたハウジングと、
    切り欠きより太幅で両端部がハウジングの内周面を摺動
    すると共に外側に前記切り欠きを移動可能なスライド用
    突起を固着した第1の板バネと、第1の板バネの内側に
    あってつまみの外周面に摺接する摩擦部材が両端部に取
    り付けられた第2の板バネと、第2の板バネの中間部を
    パネルに支持する支持部と、両端が摩擦部材に連結され
    且つ中間部が第1の板バネに押圧された第3の板バネと
    から構成されていることを特徴とするつまみの回転トル
    ク調整機構。
  6. 【請求項6】つまみのパネル側半部外周面にセレーショ
    ンを形成し、第2の板バネ又は第3の板バネにストレイ
    ンゲージを取り付け、このストレインゲージの変化を検
    出して処理する検出処理回路を設け、つまみの回転によ
    る摩擦部材のクリックをストレインゲージの変化から検
    出すると共に、ハウジングの内周面に根元部を固定した
    金属製の第4の板バネの先端部をセレーションの山部に
    接触させ、この先端部とこの先端部の両面の近傍に設け
    た接点とがつまみの回転に応じて接触するよう構成した
    ことを特徴とする請求項5に記載のつまみの回転トルク
    調整機構。
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