JP3024262B2 - Icカード - Google Patents

Icカード

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JP3024262B2
JP3024262B2 JP3124018A JP12401891A JP3024262B2 JP 3024262 B2 JP3024262 B2 JP 3024262B2 JP 3124018 A JP3124018 A JP 3124018A JP 12401891 A JP12401891 A JP 12401891A JP 3024262 B2 JP3024262 B2 JP 3024262B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
【0001】この発明は、全二重あるいは半二重データ
伝送方式に対応することができるICカードに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、バンクカードや、クレジットカー
ド等にICカードが採用されている。このICカードと
は、CPU、プログラムメモリ(ROM)、データメモ
リ(EEPROM)およびデータバッファ(RAM)を
具備した1チップの集積回路をカード内部に埋設したも
のである。
【0003】図6は、このようなICカード10の一構
成例を示すブロック図である。図において、1はデータ
処理を施すマイクロプロセッサ(MPU)、は制御メ
モリであり、MPU1により読み出される各種プログラ
ムが記憶されている。はEEPROM等から構成され
るデータメモリである。このデータメモリは、上記リ
ーダ・ライタにより書込まれる各種データを記憶する。
C1〜C8は図7に示すように、IC力ード10の表面
に配設される接続端子であり、その配設位置は、所定の
規格によって定められている。そして、該カード10が
リーダ・ライタにセットされると、これら接続端子C1
〜C8を介して該リーダ・ライタから電源電圧や、各種
信号が供給されるようになっている。
【0004】ここで、C1は電源電圧を供給するVcc
端子、C2はリセット信号を供給するRST端子、C3
はクロック信号を供給するCLK端子、C4は予備の端
子として設けられているRFU端子である。また、C5
は接地用のGND端子、C6は上記EEPROMにデー
タを書込む際の印加電圧が供給されるVpp端子、C7
はデータ入出力用のI/O端子、C8は予備として設け
られているRFU端子である。
【0005】この種のICカードは、上記I/O端子を
介してリーダ・ライタとアクセスされ、種々の情報処理
が行われるものであり、該リーダ・ライタとICカード
とは、互に相手方から供給される所定のコマンドに応じ
てデータの授受を行うICカードシステムを構成してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したI
Cカード10とリーダ・ライタとは、唯一のI/O端子
C7を介してシリアルデータ伝送がなされており、その
データ伝送方式には半二重調歩式が採用されている。こ
の半二重調歩式のデータ伝送とは、送信側がデータを送
出している場合、受信側がこの送出されたデータにビッ
ト同期して応答する方式であり、同時に双方向データ通
信することができない形態である。
【0007】このようなデータ伝送形態が採用されてい
るICカードシステムにあっては、送信データに同期ビ
ットを付与しなければならないため、伝送効率が低下
し、同期異常が発生した場合には入力/出力が衝突する
恐れもある。したがって、ICカードシステムにおいて
は、これら問題点を考慮すると、前述した端子配置との
互換性を維持しつつ、全二重通信方式によるデータ伝送
形態が望まれている。この発明は上述した事情に鑑みて
なされたもので、現状の端子配置との互換性を維持しつ
つ、全二重通信方式によるデータ伝送を行うことができ
るICカードを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、外部のリー
ダ・ライタとデータの授受を行うICカードにおいて、
予め定められた規格に従って前記ICカード表面に配設
され、前記リーダライタとのデータ入出力を行う第1の
端子と、予備として前記ICカード表面に前記規格に従
って配設された第2の端子と、データ送信端およびデー
タ受信端を有し、前記ICカードが前記リーダ・ライタ
に接続されると、半二重データ伝送方式により該データ
送信端およびデータ受信端から該リーダ・ライタとのデ
ータ授受を行うよう制御するとともに、前記リーダ・ラ
イタから切換情報を受信した場合は、全二重データ伝送
方式により該リーダ・ライタとのデータ授受を行うよう
制御するデータ通信制御手段と、半二重データ伝送方式
で前記リーダ・ライタとデータの授受を行う場合は、前
記データ通信制御手段の制御に従って前記第1の端子か
ら入力されたデータを前記データ通信制御手段の受信端
に出力すると共に前記データ通信制御手段の送信端から
出力されたデータを前記第1の端子に出力し、全二重デ
ータ伝送方式で前記リーダ・ライタとデータの授受を行
う場合は、前記第1の端子から入力されたデータを前記
データ通信制御手段の受信端に出力し、かつ、前記デー
タ通信制御手段の送信端から出力されたデータを前記第
2の端子に出力する切換手段とを具備したことを特徴と
している。
【0009】
【作用】上記構成によれば、まず、ICカードがリーダ
・ライタに接続されると、データ通信制御手段は、半二
重データ伝送方式でリーダ・ライタとのデータ授受を行
うように切換手段を制御する。すなわち、データ通信制
御手段は、予め定められた規格に従ってICカード表面
に配設された第1の端子から入力されたデータを受信端
に出力させ、また、送信端から出力するデータを第1の
端子へ出力するよう切換手段を制御する。 また、データ
通信制御手段がリーダ・ライタから切換情報を受信する
と、リーダ・ライタとのデータ授受を全二重データ伝送
方式で行うように切換手段を制御する。すなわち、デー
タ通信制御手段は、予め定められた規格に従ってICカ
ード表面に配設された第1の端子と第2の端子とを用
い、第1の端子から入力されたデータを受信端に出力さ
せ、送信端から出力するデータを第2の端子へ出力する
よう切換手段を制御する。これにより、所定の規格によ
って定められた端子配置との互換性を維持しつつ、全二
重通信方式によるデータ伝送を行うことができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例につ
いて説明する。 A.実施例の構成 図1はこの発明の一実施例であるICカードシステムの
構成を示す回路図である。この図に示すICカードシス
テムは、ICカード10とリーダ・ライタ20とから構
成されており、以下ではこれら各部について説明する。
【0011】リーダ・ライタ20の構成 このリーダ・ライタ20において、21は装置各部を制
御するマイクロプロセッサ、22はレシーバ/ドライバ
回路である。このレシーバ/ドライバ回路22は、外部
コネクタCN1を介して接続される上位コンピュータ
(図示略)とマイクロプロセッサ21との通信インタフ
ェース(例えば、RS−232C)を適合させ、シリア
ルデータの送受信を行う。また、マイクロプロセッサ2
1に接続される各素子において、R1〜R5は抵抗、C1
〜C3はコンデンサ、Xtalは水晶発振子、21aは
アンドゲートである。CN2は入出力コネクタであり、
前述したICカード10の各接続端子に接続される。
【0012】すなわち、この入出力コネクタCN2のC
LK端子には、クロック信号となるアンドゲート21a
の出力が供給され、Vcc端子には、正電源電圧にプル
アップされたトランジスタTrの出力がカード用電源電
圧として供給される。また、該コネクタCN2のI/O
端子は、マイクロプロセッサ21の端子Sio1と接続
され、RFU端子はマイクロプロセッサ21の端子Si
o2と接続される。さらに、該コネクタCN2のRST
端子は、マイクロプロセッサ21の端子RST2と接続
され、GND端子はリーダ・ライタ20側に接地され
る。なお、上述したI/O端子は、後述する動作の下で
ICカード10側との半二重方式によるデータ伝送時に
用いられ、一方、このI/O端子とRFU端子とは全二
重方式によるデータ伝送に用いられる。
【0013】ICカード10の構成 この図に示すICカード10が図6に示したものと異な
る点は、通信方式切換回路4を設けると共に、MPU1
が半二重通信方式と全二重通信方式とを切換える切換信
号(後述する)を該回路4に供給するようにしたことに
ある。この通信方式切換え回路4は、3ステートバッフ
ァ4a〜4dと、オアゲート4e,4fとから構成され
ている。
【0014】すなわち、前述した入出力コネクタCN2
のI/O端子と3ステートバッファ4aの入力端が接続
されると共に、その出力端がMPU1のデータ受信端R
XDに接続されている。MPU1のデータ送信端TXD
は、3ステートバッファ4cの入力端に接続され、その
出力端が3ステートバッファ4b、4dの各入力端に接
続されている。このバッファ4bの出力端は、入出力コ
ネクタCN2のRFU端子に接続されている。また、3
ステートバッファ4dの出力端は、バッファ4aの入力
端に接続される。MPU1の入出力制御端Out/In
は、オアゲート4f,4eの各一端と接続され、通信方
式制御端Full/Halfは、当該ゲート4f,4e
の各他端に接続されると共に、上述したバッファ4b,
4dの各制御端に接続される。オアゲート4fの出力端
は、バッファ4aの制御端と接続され、オアゲート4e
の出力端は、バッファ4の制御端に接続されている。
【0015】このような構成による通信切換回路4は、
入出力制御信号Out/Inと通信方式切換信号Ful
l/Halfとに応じて、上述したリーダ・ライタ20
とICカード10とのデータ伝送形態を半二重方式ある
いは全二重方式に切換える。すなわち、図5に示すよう
に、通信方式切換信号Full/Halfが「Low
(ロウ)」レベルにある場合、入出力制御信号Out/
Inが「Low(ロウ)」レベルになると、I/O端子
が受信端子、RFU端子がハイインピーダンス状態に設
定される。一方、該制御信号Out/Inが「High
(ハイ)」レベルになると、I/O端子が送信端子、R
FU端子がハイインピーダンス状態に設定される。この
ように、通信方式切換信号Full/Halfが「Lo
w(ロウ)」レベルにある場合には、従来と同様の半二
重通信がI/O端子を介して行われることになる。
【0016】一方、これに対して、通信方式切換信号F
ull/Halfが「High(ハイ)」レベルにある
場合、入出力制御信号Out/Inが「Low(ロ
ウ)」レベルになると、I/O端子が受信端子、RFU
端子が送信端子に設定され、該制御信号Out/Inが
「High(ハイ)」レベルになると、I/O端子が受
信端子、RFU端子が送信端子に設定される。この結
果、通信方式切換信号Full/Halfが「High
(ハイ)」レベルにある場合には、従来、予備端子とし
て設けられていたRFU端子とI/O端子とを用いた全
二重通信が可能になる。
【0017】B.実施例の動作 次に、上記構成による実施例の動作について図2〜図4
に示すフローチャートを参照し、説明する。なお、図2
および図3に示すフローチャートは、リーダ・ライタ2
0側の動作を表し、図4に示すフローチャートは、IC
カード10側の動作を表している。
【0018】半二重通信動作 a.リーダ・ライタ20側の動作 まず、リーダ・ライタ20に電源が投入されると、マイ
クロプロセッサ21が各種メモリおよびレジスタをリセ
ットするイニシャライズが行われ、この後に待機状態に
入る。そして、この状態において、ICカード10がリ
ーダ・ライタ20の入出力コネクタCN2にセットされ
ると、このリーダ・ライタ20は、これを検出し、図2
に示すメインルーチンを起動してステップSa1に処理
を進める。ステップSa1では、マイクロプロセッサ2
1の端子Sio1および端子Sio2をデータ受信モー
ドに設定し、次のステップSa2に進む。ステップSa
2に進むと、入出力コネクタCN2にセットされたIC
カード10を活性化するための活性化ルーチンが起動さ
れ、図3に示すステップSb1に処理が進む。
【0019】ステップSb1では、マイクロプロセッサ
21の端子CTRLと、端子RSTとに「L(ロウ)」
レベルの信号を発生させる。ここで、該端子CTRLか
ら「L」レベルの信号が出力されと、アンドゲート21
aからクロック信号が出力され、該クロック信号が入出
力コネクタCN2を介してMPU1に供給される。次
に、ステップSb2では、上記クロック信号が安定する
まで所定時間T0の間待機し、次のステップSb3に進
む。ステップSb3では、上述した端子RSTから出力
されるリセット信号を「H」レベルに設定する。これに
より、ICカード10は、該リセット信号に応じてリセ
ットされ、活性化がなされることになる。
【0020】次いで、ステップSb4に進むと、リーダ
・ライタ20はICカード10に対し、リセット完了の
旨を応答させるために、「アンサ・ツー・リセット情
報」を伝送バッファ(図示略)にセットし、該バッファ
内容をICカード10へ送信する。なお、このデータ伝
送においては、マイクロプロセッサ21の端子Sio1
から送出される。そして、ステップSb5では、このデ
ータ伝送が完了したか否かを判断する。ここで、データ
伝送が完了していないと、この判断結果が「NO」にな
り、再び上記ステップSb4が実行される。そして、デ
ータ伝送が完了すると、このステップSb5の判断結果
が「YES」になり、この活性化ルーチンが完了してメ
インルーチンへ復帰する。
【0021】次に、メインルーチン(図2参照)に復帰
すると、リーダ・ライタ20の処理は、ステップSa3
に進む。このステップSa3では、上述した「アンサ・
ツー・リセット情報」の送出に対するICカード10側
からの応答をマイクロプロセッサ21の端子Sio1で
受信する。そして、リセットした旨の応答がICカード
10より送出されてくると、リーダ・ライタ20は、I
Cカード10側の活性化を確認することになる。次い
で、ステップSa4に進むと、ICカード10とのデー
タ伝送形態を全二重方式で行わさせるため、端子Sio
1より通信方式を切換える切換情報を送出する。
【0022】次いで、ステップSa5では、前記切換情
報に応じてICカード10側から応答される判別結果を
入力する。すなわち、ここでは、ICカード10側から
前記切換情報に基づき、全二重方式によるデータ通信が
可能か否かを表すデータが返送され、こうした判別結果
が所定記憶エリア(図示略)に格納される。このような
状況において、例えば、ICカード10が従来の構成に
あり、全二重方式に対応することができない場合には、
「全二重方式不可」を表す旨の応答がリーダ・ライタ2
0に入力される。これにより、リーダ・ライタ20はI
Cカード10とのデータ伝送を半二重方式で行うことに
なる。この結果、従来のICカード10との互換性が保
たれる。一方、ICカード10から「全二重方式可」を
表す旨の応答があった場合、リーダ・ライタ20はIC
カード10とのデータ伝送を後述する全二重方式で行
う。
【0023】b.ICカード10側の動作 前述した活性化ルーチンにより活性化されたICカード
10は、図4に示すルーチンを起動し、ステップSc1
に処理を進める。ステップSc1では、MPU1の端子
Out/Inを「H」レベル、端子Full/Half
を「L」レベルに設定する。この結果、このICカード
10は、図5に示す関係から、MPU1のI/O端子を
送信端子として使用し、RFU端子をハイインピーダン
ス状態に設定する。これにより、ICカード10は半二
重通信における送信状態に設定されることになる。
【0024】次いで、ステップSc2に進むと、自身が
活性化したことを表す「アンサ・ツー・リセット情報」
をI/O端子からブロック出力し、次のステップSc3
に進む。ステップSc3では、I/O端子を受信端子と
するためにMPU1の端子Out/Inを「L」レベル
に設定する。そして、次のステップSc4では、上述し
たステップSa4においてリーダ・ライタ20から供給
される情報、すなわち、通信方式を切換える切換情報を
受信する。
【0025】次に、ステップSc5では、この切換情報
に基づいて通信方式切換えが可能か否かを判断する。こ
こで、ICカード10が全二重方式に切換え可能でない
場合には、判断結果が「NO」となり、ステップSc6
に進み、従来の半二重方式によりデータ伝送が行われ
る。すなわち、ステップSc6では、リーダ・ライタ2
0から送出されたデータブロックに基づく各種処理がな
され、この処理後にステップSc7へ進み、I/O端子
を送信端子とするためにMPU1の端子Out/Inを
「H」レベルに設定する。次いで、ステップSc8で
は、上記データブロックに基づく各種処理結果をリーダ
・ライタ20側へ返送する。そして、以後、上述したス
テップSc3〜Sc8を繰返すことで、リーダ・ライタ
20側と半二重方式によるデータ伝送が継続されること
になる。
【0026】全二重通信動作 ところで、上述したステップSc5において、リーダ・
ライタ20とのデータ伝送を全二重方式で行うことがで
きる場合には、該ステップSc5での判断結果が「YE
S」となり、ICカード10の処理がステップSc9
(図4参照)に進む。ステップSc9では、端子Ful
l/Halfを「H」レベルに設定する。ここで、端子
Full/Halfが「H」レベルになると、前述した
ステップSc3において、端子Out/Inが既に
「L」レベルに設定されているから、図5に示す関係よ
り、I/O端子が受信端子、RFU端子が送信端子に設
定されるため、全二重方式によるデータ伝送が可能にな
る。次に、ステップSc10に進むと、ICカード10
は全二重方式でデータ伝送を行う旨をリーダ・ライタ2
0側へ送出する。
【0027】一方、これを受けたリーダ・ライタ20
は、前述したステップSa5において、ICカード10
から「全二重方式可」を表す旨の応答を受ける。これに
より、リーダ・ライタ20は、ICカード10とのデー
タ伝送を全二重方式で行うため、ステップSa6に処理
を進める。ステップSa6では、まず、上位コンピュー
タ(図示略)から外部コネクタCN1を介してデータブ
ロックを受信する。このデータブロックは、ICカード
10側へ転送するデータとなる。次いで、ステップSa
7に進むと、リーダ・ライタ20は、このデータブロッ
クをマイクロプロセッサ21のI/O端子から順次出力
する。
【0028】そして、ICカード10は、ステップSc
11において、このI/O端子から供給されるデータブ
ロックを受信し、次に、このデータブロックに基づく各
種処理を実行する(ステップSc12)。次いで、この
処理結果は、ステップSc10において、リーダ・ライ
タ20側へRFU端子から送出される。このように、I
Cカード10にあっては、I/O端子を介してリーダ・
ライタ20側から伝送されるデータを受信しつつ、受信
したデータに基づく各種処理結果をRFU端子を介して
リーダ・ライタ20側へ返送する。この結果、全二重方
式によるデータ伝送がなされるため、従来に比し、格段
にデータ伝送効率が向上することになる。
【0029】次いで、ICカード10のRFU端子から
送出されるデータは、リーダ・ライタ20で受信され
(ステップSa8)、この受信した処理結果に応じて次
のデータブロックをI/O端子を介してICカード10
側に送信する(ステップSa9)。そして、以後、ICカ
ード10においては、前述したステップSc10〜Sc
12が繰返され、一方、リーダ・ライタ20にあっては
ステップSa6〜Sa9が繰返されて全二重方式による
データ伝送が行われる訳である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ICカードがリーダ・ライタに接続後、通常は、予
め定められた規格に従ってICカード表面に配設された
第1の端子を通してリーダ・ライタとのデータ授受を半
二重データ伝送方式で行うよう切換手段を制御し、リー
ダ・ライタから切換情報を受信すると、上記第1の端子
と上記規格により予備の端子として配設された第2の端
子とを用い、リーダ・ライタとのデータ授受を全二重デ
ータ伝送方式で行うように切換手段を制御するので、所
定の規格に従って定められた端子配置との互換性を維持
しつつ、全二重通信方式によるデータ伝送を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の構成を示す回路図。
【図2】同実施例におけるリーダ・ライタ20の動作を
説明するためのフローチャート。
【図3】同実施例におけるリーダ・ライタ20の動作を
説明するためのフローチャート。
【図4】同実施例におけるICカード10の動作を説明
するためのフローチャート。
【図5】同実施例における通信方式切換え回路4の動作
を説明するための図。
【図6】従来例を説明するための図。
【図7】従来例を説明するための図。
【符号の説明】
4…通信方式切換え回路、10…ICカード、20…リ
ーダ・ライタ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−174046(JP,A) 特開 昭63−244191(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 17/00,19/077

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部のリーダ・ライタとデータの授受を
    行うICカードにおいて、予め定められた規格に従って前記ICカード表面に配設
    され、前記リーダライタとのデータ入出力を行う第1の
    端子と、 予備として前記ICカード表面に前記規格に従って配設
    された第2の端子と、 データ送信端およびデータ受信端を有し、前記ICカー
    ドが前記リーダ・ライタに接続されると、半二重データ
    伝送方式により該データ送信端およびデータ受信端から
    該リーダ・ライタとのデータ授受を行うよう制御すると
    ともに、前記リーダ・ライタから切換情報を受信した場
    合は、全二重データ伝送方式により該リーダ・ライタと
    のデータ授受を行うよう制御するデータ通信制御手段
    と、 半二重データ伝送方式で前記リーダ・ライタとデータの
    授受を行う場合は、前記データ通信制御手段の制御に従
    って前記第1の端子から入力されたデータを前記データ
    通信制御手段の受信端に出力すると共に前記データ通信
    制御手段の送信端から出力されたデータを前記第1の端
    子に出力し、全二重データ伝送方式で前記リーダ・ライ
    タとデータの授受を行う場合は、前記第1の端子から入
    力されたデータを前記データ通信制御手段の受信端に出
    力し、かつ、前記データ通信制御手段の送信端から出力
    されたデータを前記第2の端子に出力する切換手段と
    具備したことを特徴とするICカード。
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