JP3023979B2 - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、少なくとも定着ベルトと、加熱体と、加圧
ローラとを備え、加熱体と加圧ローラは、定着ベルトを
介して対峙して配置され、定着部が形成されていると共
に、その搬送下流側に冷却過程が設けられている定着装
置に関するものである。
〔従来の技術〕
電子写真装置の定着装置において、最っとも一般的な
ものは熱ローラ方式である。この方式は、加熱ローラ
と、これに圧接する加圧ローラとから概略構成されてい
る。そしてこれら両ローラ間に未定着画像を通過させ
て、定着するようになっている。このとき、現像剤と加
熱ローラとの離型性を高めるために、ローラ表面にフッ
素樹脂の離型層を設けたり、オイル層を設ける等の、い
わゆるオフセット現像の防止対策が採られている。
前述のローラ方式では、加熱されて溶融状態の現像剤
が固体ローラ表面と分離する過程で、現像剤は凝固破壊
を起こしやすく、ぬれ現象としてオフセットの発生は避
けられないものである。
そこで、定着フィルムを用いたフィルム方式が提案さ
れている。この方式は、例えば特開昭63−313182号公報
に開示されているように、フィルムシートを介して発熱
体を転写材例えば用紙に圧接して定着するもので、その
原理が第7図に示されている。すなわち、ヒータ1と加
圧ローラ4は、定着フィルム3を介して、対向して配置
されている。そして未定着の現像剤が転写された用紙を
矢印13で示す方向に移送し、ヒータ1と加圧ローラ4と
の間を通すことにより、現像剤は熱溶融し、用紙に転写
される。そしてハガレ防止ローラ7により両者は一体と
なって搬送され、ファン8によりオフセットしない温度
まで冷却される。そして分離ローラ11により用紙はフィ
ルム3から分離される。
定着フィルム3は、図示されているように、ローラ9,
10及び11間に掛け回され、エンドレスに駆動されている
ので、定着量が増すにつれ、現像剤で汚れる。そこで第
7図に示されているように、ローラ9,10間でパッド6を
フィルムに接触させて、オフセット現像剤を落すように
している。
〔発明が解決しようとする課題〕
フィルム上のオフセット現像剤は、パッドで落すこと
はできる。しかしながら、フィルムが損傷するという欠
点がある。すなわち、フィルムが冷却された位置にパッ
ド6が配置されているので、フィルム上のオフセット現
像剤も固化しており、ある程度の力でパッドを押し付け
ないかぎり、除去できず、しかも摺擦接触により除去す
る方式であるため、フィルム表面に傷がつくという欠点
がある。傷がつくと、この傷がオフセットを、再び引き
起こすという悪循環を起こしている。
したがって、本発明は、定着フィルムに損傷を与える
ことなく、オフセット現像剤すなわちトナーを除去する
ことのできる定着装置を提供することを目的としてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達成するために、加熱体と、前
記加熱体と摺動するフィルムと、前記フィルムを介して
前記加熱体とニップ部を形成するローラと、を有し、前
記ニップ部で未定着像を担持した記録材を挟持搬送し、
前記フィルムを介した前記加熱体からの熱により未定着
像と記録材上に定着する定着装置において、前記ローラ
に当接するクリーニング部材を有し、前記ニップ部に記
録材が存在しない状態で前記加熱体を発熱させ前記クリ
ーニング部材により前記ローラをクリーニングするよう
にしたものである。
〔作用〕
本発明では、クリーニング部材でローラをクリーニン
グするだけでなく、フィルムを損傷することなく、ロー
ラを介してフィルムのクリーニングも行うことができ
る。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例を示す図である。同図にお
いて、用紙は右方より搬送され、フィルムベルト3を介
して発熱ヒータ1により加熱される。紙裏面より加圧ロ
ーラ4により圧接することで熱接触を高めるとともに、
ニップ部で発生する熱のローラ自身が蓄熱することによ
り紙背面からの加熱作用の効果も有している。
ヒータ1の温度制御はサーミスタ2の抵抗値変化に基
づき行なわれる。加熱部通過直径には高温の状態のまま
で自然剥離が起こらないようにハガレ防止ローラ7が軽
く紙をベルトに押し当てるようになっている。その後、
ファン8の作用により外気が紙背面より吹きつけるよう
になっており、紙、フィルムベルトの両者を冷却する。
紙及びフィルムベルトは、冷却されると共に、その風
圧によって紙はベルトに押しつけられ、冷却が完了する
まで自然剥離は起きない。したがってオフセットや気泡
現像等が生じることなく、高品位の画質を得ることにな
る。その後、分離ローラ11により、紙はベルト3から分
離し、定着工程は終わる。
本実施例によると、加圧ローラ4には、第1図に示さ
れているように、パッド、ウエーブ等から成るブレード
5が付設されている。またその回転方向にみて下流側に
はオイルパッド6が設けられている。
したがって、非通紙時すなわち定着動作をしていない
時に、加圧ローラ等を駆動すると、このローラはヒータ
1により加温される。そしてベルト3上のオフセット現
像剤は、加圧ローラ4の表面に吸着されるので、ブレー
ド5によりローラの表面はクリーニングされる。
ブレード材質は、耐久性、耐熱性を備えた硬度20〜80
゜程度のシリコン樹脂等が良い。ローラ材質はシリコン
ゴム等が良く、表面にPTFE,PFAの離型層を設けていても
良い。ブレードの当接方向はローラ回転方向に対して順
方向であっても逆方向であって良い。オイルパッド6を
設けておき、ローラ表面にシリコーンオイル等のオイル
塗布を行なうことで離型性を高めるようにしても良い。
クリーニングの期間は第2図に示すように、定着動作
に入る前の前回転の期間Aにヒータを加熱して行なって
も良く、後回転時Bに行なっても良い。ヒータ加熱温度
の設定は定着時と同じでも良く、また異なっていても良
い。前回転あるいは後回転時の時間はベルトが1周以上
回転するようとるのが望ましい。
連続給紙時においては、給紙間にクリーニングするこ
ともできるし、休止中に格別にクリーニング時間を設け
て、クリーニングできることも明らかである。すなわ
ち、クリーニング期間は装置の待機状態において設ける
のも良い。例えば、装置が数分程度の一定時間休止した
時点で、第3図のように少なくとも、ベルト1周分が回
転する期間クリーニングを行なっても良い。また一定枚
数定着した時点で上記の方法をとるようにするのも良
い。
第4図の実施例のように、加圧ローラがハロゲンラン
プ14等により発熱する構成とすれば、ローラ表面温度が
より安定化するためクリーニングの効率をより高めるこ
とができる。ローラの温度は定着温度以下であれば良
い。ローラは金属ローラ表面を数mm厚以上のシリコンゴ
ムで被覆した構成であり、温調用のサーミスタ15や温度
ヒューズはクリーニング部材の下流位置でローラに当接
している。ローラ温調を加えたシーケンスを第5図、第
6図に示す。
加圧ローラの温度T3は、ベルト3の熱劣化を防ぐため
に、なるべく低い方が望ましく、ヒータ1の定着温度T1
より低く、70〜120℃程度で実施するのが適当である。
ヒータ1,フィルムベルト3等は、従来のものが適用で
きるが、次のように実施することもできる。すなわち、
ヒータ1装置に固定支持された低熱容量線状加熱体であ
って、一例として厚み1.0mm、巾10mm、長手長240mmのア
ルミナ基板に抵抗材料を巾1.0mmに塗工したもので長手
方向両端より通電される。通電は、DC100Vの周期20msec
のパルス状波形でサーミスタ2によりコントロールされ
た所望の温度、エネルギー放出量に応じたパルスをその
パルス巾を変化させて、与える略パルス巾は0.5msec〜5
msecとなる。
この様にエネルギー,温度制御されたヒータ1に当接
して図中矢印方向にフィルムベルト3は移動する。この
フィルムの一例として厚み20μmの耐熱フィルム、例え
ばポリイミド、ポリエーテルイミド、PES,PFAに少なく
とも画像当接面側にPTFE,PAF等のフッ素樹脂に導電材を
添加した離型層を10μmコートしたエンドレスフィルム
である。一般的には総厚100μより好ましくは40μ未満
フィルム駆動ローラ9とローラ10による駆動とテンショ
ンにより矢印方向にシワなく移動する。
4はシリコンゴム等の離型性の良いゴム弾性層を有す
る加圧ローラで総圧3〜7kgでフィルムを介して加熱体
を加圧しフィルムと圧接回転する表面はPFA,PTFE等のフ
ッ素樹脂層を設けてもよい。
〔発明の効果〕
本発明では、クリーニング部材でローラをクリーニン
グするだけでなく、フィルムを損傷することなく、ロー
ラを介してフィルムのクリーニングも行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す正面図、第2図はそ
のシーケンスを示す図、第3図は他のシーケンスを示す
図、第4図は第2実施例を示す正面図、第5,6図はそれ
ぞれ異なるシーケンスの例を示す図、第7図は従来例を
示す正面図である。 1……ヒータ、3……フィルムベルト 4……加圧ローラ、5……ブレード 6……パッド

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱体と、前記加熱体と摺動するフィルム
    と、前記フィルムを介して前記加熱体とニップ部を形成
    するローラと、を有し、前記ニップ部で未定着像を担持
    した記録材を挟持搬送し、前記フィルムを介した前記加
    熱体からの熱により未定着像を記録材上に定着する定着
    装置において、 前記ローラに当接するクリーニング部材を有し、前記ニ
    ップ部に記録材が存在しない状態で前記加熱体を発熱さ
    せ前記クリーニング部材により前記ローラをクリーニン
    グすることを特徴とする定着装置。
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