JPH0444082A - 像加熱装置 - Google Patents

像加熱装置

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JPH0444082A
JPH0444082A JP15360990A JP15360990A JPH0444082A JP H0444082 A JPH0444082 A JP H0444082A JP 15360990 A JP15360990 A JP 15360990A JP 15360990 A JP15360990 A JP 15360990A JP H0444082 A JPH0444082 A JP H0444082A
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武 世取山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、加熱体に圧接させて移動駆動させた耐熱性フ
ィルムの加熱体側とは反対面側に、顕画像を支持する記
録材を導入して密着させてフィルムと一緒に加熱体位置
を通過させることで加熱体の熱をフィルムを介して導入
記録材に与える方式(フィルム加熱方式)の加熱装置に
関する。
この装置は、電子写真複写機・プリンタ・ファックス等
の画像形成装置における画像加熱定着装置、即ち電子写
真・静電記録・磁気記録等の適宜の画像形成プロセス手
段により加熱溶融性の樹脂等より成るトナーを用いて記
録材(転写材シート・エレクトロファックスシート・静
電記録シート・印刷紙など)の面に間接(転写)方式も
しくは直接方式て形成した、目的の画像情報に対応した
未定着のトナー画像を、該画像を担持している記録材面
に永久固着画像として加熱定着処理する画像加熱定着装
置として活用できる。
また、例えば、画像を担持した記録材を加熱して表面性
を改質(つや出しなど)する装置、仮定着処置する装置
に使用できる。
(背景技術) 従来、例えば画像の加熱定着のための記録材の加熱装置
は、所定の温度に維持された加熱ローラと、弾性層を有
して該加熱ローラに圧接する加圧ローラとによって、記
録材を挟持搬送しつつ加熱する熱ローラ方式が多用され
ている。
その他、フラッシュ加熱方式、オーブン加熱方式、熱板
加熱方式、ベルト加熱方式、高周波加熱方式など種々の
方式のものか知られている。
方、水出願人は例えば特開昭63−313182号公報
等において、固定支持された加熱体(以下ヒータと記す
)と、該ヒータに対向圧接しつつ搬送(移動駆動)され
る耐熱性フィルムと、該フィルムを介して記録材をヒー
タに密着させる加圧部材を有し、ヒータの熱をフィルム
を介して記録材へ付与することで記録材面に形成担持さ
れている未定着画像を記録材面に加熱定着させる方式・
構成の装置を提案し、既に実用にも供している。
より具体的には、薄肉の耐熱性フィルム(又はシート)
と、該フィルムの移動駆動手段と、該フィルムを中にし
てその一方面側に固定支持して配置されたヒータと、他
方面側に該ヒータに対向して配置され該ヒータに対して
該フィルムを介して画像定着するへき記録材の顕画像担
持面を密着させる加圧部材を有し、該フィルムは少なく
とも画像定着実行時は該フィルムと加圧部材との間に搬
送導入される画像定着すべき記録材と順方向に略凹−速
度で走行移動させて該走行移動フィルムを挟んでヒータ
と加圧部材との圧接で形成される定着部としてのニップ
部を通過させることにより該記録材の顕画相持面を該フ
ィルムを介して該ヒータで加熱して顕画像(未定着トナ
ー像)に熱エネルギーを付与して軟化・溶融せしめ次い
て定着部通過後のフィルムと記録材を分離点で離間させ
ることを基本とする加熱手段・装置である。
この様なフィルム加熱方式の装置においては、昇温の速
い加熱体と薄膜のフィルムを用いているためウェイトタ
イム短縮化(クイックスタート)が可能となる、その他
、従来装置の諸欠点を解決できるなどの利点を有し、効
果的なものである。
第13図に耐熱性フィルムとしてエンドレスフィルムを
使用したこの種方式の画像加熱定着装置の一例の概略構
成を示した。
51はエンドレスベルト状の耐熱性フィルム(以下定着
フィルム又はフィルムと記す)であり左側の駆動ローラ
52と、右側の従動ローラ53と、これ等の駆動ローラ
52と従動ローラ53間の下方に配置した低熱容量線状
加熱体54の互いに並行な該3部材52・53・54間
に懸回張設しである。
定着フィルム51は駆動ローラ52の時計方向回転駆動
に伴ない時計方向に所定の周速度、即ち不図示の画像形
成部側から搬送されてくる未定着トナー画像Taを上面
に担持した被加熱材としての記録材シートPの搬送速度
(プロセススど−1・)と略凹し周速度をもって回転駆
動される。
55は加圧部材としての加圧ローラてあり、面記のエン
ドレスベルト状の定着フィルム51の1” QI側フィ
ルム部分を挟ませて1)D゛記加熱体54Q〕下面に対
して不図示のイ(1勢丁段により圧接させてあり、記録
材シートp0)*送方向に順方向の反時δ]方向に回転
する。
加熱体54はフィルム51の面移動方向と交差する方向
(フィルムの幅方向)を長手とする低熱容届−線状加熱
体であり、ヒータ基板(ベース祠)56・通電発熱抵抗
体(発熱体)57・表面保護層58・検温素Y−59等
よりなり、断熱材60を介して支持体61に取イ」けて
固定支持させである。
不図示の画像形成部から搬送された未定着のトナー画像
Taを1面に相持した記録材シー1〜PはカイI・62
に案内されて加熱体54と加圧ローラ55との圧接部N
の定着フィルム51と加圧ローラ55との間に進入して
、未定着トナー画像面か記録材シートPの搬送速度と同
一速度で同方向に回動駆動状態の定着フィルム51の下
面に密着してフィルムと一緒の重なり状態で加熱体54
と加圧ローラ55との相互圧接部N間を通過していく。
加熱体54は所定のタイミングて通電加熱されて該加熱
体54側の熱エネルギーかフィルム51に介して註フィ
ルムに密着状態の記録材シートP側に伝達され、トナー
画像Taは圧接部Nを通過していく過程において加熱を
受けて軟化・溶融像Tbとなる。
回動駆動されている定着フィルム51は断熱材60の曲
率の大きいエツジ部Sにおいて、急角度で走行方向が転
向する。従って、定着フィルム51と重なフた状態で圧
接部Nを通過して搬送された記録材シートPは、エツジ
部Sにおいて定着フィルム51から曲率分離し、排紙さ
れてゆく。排紙部へ至る時までにはトナーは十分冷却固
化し記録材シートPに完全に定着Tc17だ状態となっ
ている。
(発明か解決しようとする問題点) このようなフィルム加熱方式の装置は問題点として次の
ようなことか挙げられている。
即ちこのようなフィルム加熱方式の装置において、加熱
体に対するフィルムの圧接と、フィルム移動駆動は、フ
ィルムを挟んで加熱体に圧接しつつ回転駆動されてフィ
ルム内面を加熱体面に慴動させつつフィルムを所定の速
度で被加熱材搬送力向へ移動駆動させる回転体(加圧と
フィルム駆動の両機能を有するローラ体又はエンドレス
ヘルド体)とする構成とした場合において、フィルムの
移動方向と直交するフィルム幅方向寸法なCとし、該フ
ィルムを挟んで前記加熱体と前記回転体との圧接により
形成されるニップ部の長さ寸法をDとしたとき、従来の
フィルム加熱方式の定着装置のようにC>Dの関係構成
でフィルムの搬送を行なうと、ニップ手法りの領域内の
フィルム部分が受けるフィルム搬送力(圧接力)と、ニ
ップ寸法りの領域外のフィルム部分か゛受ける搬送力が
大きく異なるために、フィルムの端部にシワ、折れ等の
タメージが生し易い。
本発明は同しくエンドレスの耐熱性フィルムを用いたフ
ィルム加熱方式に属するものであるか、上述のような問
題点を解消した加熱装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、 固定の加熱体と、 この加熱体に内面か対向圧接されて移動駆動されるエン
ドレスの耐熱性フィルムと、前記加熱体との間に前記フ
ィルムを挟み込んでニップ部を形成し、そのニップ部に
おけるフィルム外面との間に導入された、顕画像を支持
する記録材をフィルムを介して加熱体に圧接させる加圧
回転体と、 を有し、該加圧回転体はフィルムを挟んで前記加熱体に
圧接しつつ駆動源により回転駆動されてフィルム内面を
加熱体面に慴動させつつフィルムを所定の速度で記録材
搬送方向へ移動駆動させる回転体であり、 前記フィルムの移動方向と直交するフィルム幅方向寸法
なCとし、該フィルムを挟んで前記加熱体と前記回転体
との圧接により形成されるニップ部の長さ寸法なりとし
たとき、C<Dの関係構成となっている ことを特徴とする加熱装置 である (作 用) (1)フィルムを駆動させ、加熱体を発熱させた状態に
おいて、フィルムを挟んで加熱体と加圧回転体との間に
形成させたニップ部のフィルムと加圧回転体との間に記
録材を顕画像担持面側をフィルム側にして導入すると、
記録材はフィルム外面に密着してフィルムと一緒にニッ
プ部を移動通過していき、その移動通過過程でニップ部
においてフィルム内面に接している加熱体の熱エネルギ
ーがフィルムを介して記録材に付与され、顕画像を支持
した記録材がフィルム加熱方式で加熱処理される。
(2)加熱体にフィルムを圧接させる部材はフィルムを
挟んで加熱体に圧接しつつ駆動源により回転駆動されて
フィルム内面を加熱体面に摺動させつつフィルムを所定
の速度で記録材搬送方向へ移動駆動させる回転体(フィ
ルムの加圧と駆動の両機能を有するローラ体又はエンド
レスベルト体)とすることで、フィルムにかかる寄り力
を低減することが可能となると共に、該回転体の位置や
該回転体を駆動するためのギアの位置精度を向上させる
ことができ、装置構成が簡略化され、安価で信頼性の高
い装置とすることができ、また使用するエンドレスフィ
ルムの全周長を短いものとすることができる。
(3)C<Dの関係構成に設定することで、フィルムは
その幅方向全長域Cの内面が加熱体の長さ範囲り内の面
に接して該加熱体表面を摺動して搬送されるのでフィル
ム幅方向全長域Cにおいてフィルム搬送力が均一化する
のでフィルム端部の破損トラブルが回避される。
(実 施 例) 図面は本発明の一実施例装置(画像加熱定着装置100
)を示したものである。
(1)装置100の全体的概略構造 第1図は装置100の横断面図、第2図は縦断面図、第
3図・第4図は装置の右側面図と左側面図、第5図は要
部の分解斜視図である。
1は板金製の横断面上向きチャンネル(溝)形の横長の
装置フレーム(底板)、2・3はこの装置フレーム1の
左右両端部に該フレーム1に体に具備させた左側壁板と
右側壁板、4は装置の上カバーであり、左右の側壁板2
・3の上端部間にはめ込んでその左右端部を夫々左右側
壁板2・3に対してねじ5で固定される。ねじ5をゆる
め外すことで取り外すことかできる。
6・7は左右の各側壁板2・3の略中央部面に対称に形
成した縦方向の切欠き長穴、8・9はその各長穴6・7
の下端部に嵌係合させた左右対の軸受部材である。
10は後述する加熱体との間でフィルムな挟んでニップ
部を形成し、フィルムを駆動する回転体としてのフィル
ム加圧ローラ(圧接ローラ、バックアップローラ)であ
り、中心軸11と、この軸に外装したシリコンゴム等の
離型性のよいゴム弾性体からなるローラ部12とからな
り、中心軸11の左右端部を夫々前記左右の軸受部材8
・9に回転自由に軸受支持させである。
13は板金製の横長のステーてあり、後述するフィルム
21の内面ガイド部材と、後述する加熱体19・断熱部
材20の支持・補強部材を兼ねる。
このステー13は、横長の平な底面部14と、この底面
部14の長手両辺から夫々−=一連に立ち上がらせて具
備させた横断面外向き円弧カーブの壁板15と後壁板1
6と、底面部14の左右両端部から夫々外方へ突出させ
た左右一対の水平張り出しラグ部17・18を有してい
る。  19は後述する構造(第6図)を有する横長の
低熱容量線状加熱体であり、横長の断熱部材20に取付
は支持させてあり、この断熱部材20を加熱体19側を
ト向きにして前記ステー13の横長底面部14のト面に
並行に一体に取付は支持させである。
21はエンドレスの耐熱性フィルムであり、加熱体19
・断熱部材20を含むステー13に外嵌させである。こ
のエン1〜レスの耐熱性フィルム21の内周長と、加熱
体19・断熱部材20を含むステー13の外周長はフィ
ルム21の方を例えば3mmはど大きくしてあり、従っ
てフィルム21は加熱体19・断熱部材20を含むステ
ー13に対して周長が余裕をちってルーズに外嵌してい
る。
22・23はフィルム2jを加熱体19・断熱部材20
を含むステー13に外嵌した後にステー13の左右端部
の各水平張り出しラグ部17・18に対して嵌着して取
付は支持させた左右一対のフィルム端部規制フランジ部
材である。後述するように、この左右一対の各フランジ
部材22・23の凹座の内面22a・23a間の間隔寸
法G(第8図)はフィルム21の幅寸法C(同)よりも
やや大きく設定しである。
24・25はその左右一対の各フランジ部材22・23
の外面から外方へ突出させた水平張り出しラグ部であり
、ni記ステー13側の外向き水平張り出しラグ部17
・18は夫々このフランジ部材22・23のト記水平張
り出しラグ部24・25の肉厚内に具備させた差し込み
用穴部に十分に嵌入していて左右の各フランジ部材22
・23をしっかりと支持している。
装置の組み立ては、左右の側壁板2・3間から一]ニカ
ハー4を外した状態において、軸11の左右端部側に予
め左右の軸受部材8・9を嵌着したフィルム加圧ローラ
10のその左右の軸受部材8・9を左右側壁板2・3の
縦方向切欠き長穴6・7に上端開放部から嵌係合させて
加圧ローラ10を左右側壁板2・3間に入れ込み、左右
の軸受部材8・9が長穴6・7の下端部に受は止められ
る位置まで下ろす(落し込み式)。
次いて、ステー13、加熱体19、断熱部材20、フィ
ルム21、左右のフランジ部材22・23を図のような
関係に予め組み立てた中間組立て体を、加熱体19側を
l;向きにして、かつ断熱部材20の左右の外力突田端
と左右のフランジ部材22・23の水平張り出しラグ部
24・25を夫々左右側壁板2・3の縦方向切欠き長穴
6・7に上端開放部から嵌係合させて左右側壁板2・3
間に入れ込み、ト向きの加熱体19がフィルム21を挟
んで先に組み込んである加圧ローラ10の−L面に当っ
て受は止められるまでトろす(落し込み式)。
そして左右側壁板2・3の外側に長穴6・7を通して突
出している、左ノiの各フランジ部材22・23のラグ
部24・25の上に夫々コイルばね26・27をラグ部
上面に設けた支え凸起で位置決めさせて縦向きにセット
シ、トカバー4を、該トカパー4の左右端部側に夫々設
けた外方張り出しラグ部28・29をト記セットしたコ
イルばね26・27の上端に夫々対応させて各コイルば
ね26・27をラグ部24・28.25・29間に押し
縮めなから、左右の側壁板2・3の1一端部間の所定の
位置まで嵌め入れてねし5で左右の側壁板2・3間に固
定する。
これによりコイルばね26・27の押し縮め反力で、ス
テー13、加熱体19、断熱部材20、フィルム21、
左右のフランジ部材22・23の全体か下方へ押圧付勢
されて加熱体19とローラ10とかフィルム21を挟ん
て長手各部略均等に例えば総圧4〜7kgの当接圧をも
って圧接した状態に保持される。
30・31は左右の側壁板2・3の外側に長穴6・7を
通して突出している断熱部材20の左右両端部に夫々嵌
着した、加熱体19に対する電力供給用の給電コネクタ
である。
32は装置フレーム1の前面壁に取イ(1けて配設した
被加熱付人ロカイドであり、装置へ導入される被加熱材
としての顕画像(粉体トナー像)Taを支持する記録材
シートP(第7図)をフィルム21を挟んで圧接してい
る加熱体19とローラ10とのニップ部(加熱定着部)
Nのフィルム21とローラ10との間に向けて案内する
33は装置フレーム1の後面壁に取付けて配設した被加
熱打出[1カイト(分離カイト)であり、上記ニップ部
を通過して出た記録材シートを下側の排出ローラ34と
上側のどンチコロ38とのニップ部に案内する。
排出ローラ34はその軸35の左右両端部を左右の側壁
板2・3に設けた軸受36・37間に回転自由に軸受支
持させである。どンヂコロ38はその軸39を上カバー
4の後面壁の一部を内側に曲げて形成したフック部40
に受は入れさせて自重と押しばね41とにより排出ロー
ラ34の上面に当接させである。このピンチコロ38は
排出ローラ34の回転駆動に従動回転する。
G1は、右側壁板3から外方へ突出させたローラ軸11
の右端に固着した第1ギア、G3はおなしく右側壁板3
から外方へ突出させた排出ローラ軸35の右端に固着し
た第3ギア、G2は右側壁板3の外面に枢着して設けた
中継ギアとしての第2キアであり、上記の第1キアG1
と第3キアG3とに噛み合っている。
第1ギアG1は不図示の駆動源機構の駆動ギアGOから
駆動力を受けて加圧ローラ10が第1図上反時計方向に
回転駆動され、それに連動して第1キアG1の回転力が
第2キアG2を介して第3ギアG3へ伝達されて排出ロ
ーラ34も第1図上反時計方向に回転駆動される。
(2)動作 エンドレスの耐熱性フィルム21は非駆動時においては
第6図の要部部分拡大図のように加熱体19と加圧ロー
ラ10とのニップ部Nに挟まれている部分を除く残余の
大部分の略全周長部分がテンションフリー(テンション
が加わらない状態)である。
第1ギアG1に駆動源機構の駆動ギアGOから駆動が伝
達されて加圧ローラ10が所定の周速度で第7図F反時
計方向へ回転駆動されると、ニップ部Nにおいてフィル
ム21に回転加圧ローラ10との摩擦力で送り移動力が
かかり、エンドレスの耐熱性フィルム21が加圧ローラ
10の回転周速と略同速度をもってフィルム内面が加熱
体19面を慴動しつつ時計方向Aに回動移動駆動される
このフィルム21の駆動状態においてはニップ部Nより
もフィルム回動方向上流側のフィルム部分に引き寄せ力
fか作用することで、フィルム21は第7図に実線で示
したようにニップ部Nよりもフィルム回動方向上流側で
あって該ニップ部近傍のフィルム内面ガイド部分、即ち
フィルム21を外嵌したステー13のフィルム内面ガイ
ドとしての外向き円弧カーブ前面板15の略下半面部分
に対して接触して摺動しながら回動する。
その結果、回動フィルム21には上記の前面板15との
接触慴動部の始点部0からフィルム回動方向下流側のニ
ップ部Nにかけてのフィルム部分Bにテンションが作用
した状態で回動することで、少なくともそのフィルム部
分面、即ちニップ部Nの記録材シート進入側近傍のフィ
ルム部分面B、及びニップ部Nのフィルム部分について
のシワの発生が上記のテンションの作用により防止され
る。
そして上記のフィルム駆動と、加熱体19への通電を行
わせた状態において、入1]ガイド32に案内されて被
加熱材としての未定着トナー像Taを担持した記録材シ
ートPがニップ部Nの回動フィルム21と加圧ローラ1
0との間に像担持面上向きで導入されると記録材シート
Pはフィルム21の面に密着してフィルム21と一緒に
ニップ部Nを移動通過していき、その移動通過過程てニ
ップ部Nにおいてフィルム内面に接している加熱体19
の熱エネルギーがフィルムを介して記録材シートPに付
与されトナー画像Taは軟化溶融像Tbとなる。
ニップ部Nを通過した記録材シートPはトナー温度がガ
ラス転移点より大なる状態でフィルム21面から離れて
出口ガイド33で排出ローラ34とどンチコロ38との
間に案内されて装置外へ送り出される。記録材シー ト
Pがニップ部Nを出てフィルム21面から離れて排出ロ
ーラ34へ至るまでの間に軟化・溶融トナー豫Tbは冷
却して同化像化TCL、て定着する。
上記においてニップ部Nへ導入された記録材シートPは
前述したようにテンションか作用していてシワのないフ
ィルム部分面に常に対范密着してニップ部Nをフィルム
21と一緒に移動するのでシワのあるフィルムかニップ
部Nを通過する事態を生しることによる加熱ムラ・定着
ムラの発生、フィルム面の折れすしを牛しない。
フィルム21は被駆動時も駆動時もその全周長の一部N
又はB−Hにしかテンションか加わらないから、即ち非
駆動時(第6図)においてはフィルム21はニップ部N
を除く残余の大部分の略全周長部分かテンションフリー
であり、駆動時もニップ部Nと、そのニップ部Nの記録
材シート進入側近傍部のフィルム部分Bについてのみテ
ンションが作用し残余の大部分の略全周長部分かテンシ
ョンフリーであるから、また全体に周長の短いフィルム
を使用できるから、フィルム駆動のために必要な駆動ト
ルクは小さいものとなり、フィルム装置構成、部品、駆
動系構成は簡略化・小型化・低コスト化される。
またフィルム21の非駆動時(第6図)も駆動時(第7
図)もフィルム21には上記のように全周長の一部N又
はB−Nにしかテンションか加わらないので、フィルム
駆動時にフィルム21にフィルム幅方向の一方何Q(第
2図)、又は他方側Rへの寄り移動を生じても、その寄
り力はノJ1さいものである。
そのためフィルム21か寄り移動Q又はRしてその左端
縁か左側フランジ部材22のフィルム端部規制面として
の量産内面22a、或は右端縁か君側フランジ部材23
の量産内面23aに押し当り状態になってもフィルム寄
り力が小さいからその寄り力に対してフィルムの剛性が
十分に打ち勝ちフィルム端部が座屈・破損するなどのダ
メージを生じない。そしてフィルムの寄り規制手段は本
実施例装置のように簡単なフランジ部材22・23て足
りるので、この点ても装置構成の簡略化・小型化・低コ
スト化がなされ、安価で信頼性の高い装置を構成できる
フィルム寄り規制手段としては本実施例装置の場合のフ
ランジ部材22・23の他にも、例えばフィルム21の
端部にエンドレスフィルム周方向に耐熱性樹脂から成る
リブを設け、このリブを規制してもよい。
更に、使用フィルム21としては上記のように寄り力が
低トする分、剛性を低下させることかできるので、より
薄肉て熱容量か小さいものを使用して装置のクイックス
タート性を向上させることができる。
(3)フィルム2Iについて。
フィルム21は熱容量を小さくしてクイックスター1〜
性を向上させるために、フィルム21の1模厚Tは総〃
100μm以T\好ましくは40μm以下、20μm以
上の耐熱性・離形性・強度・耐久性等のある単層或は複
合層フ、イルムな使用できる。
例えば、ポリイミド・ポリエーテルイミド(PET)・
ポリエーテルサルホン(PES)4フツ化工ヂレンーバ
ーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂(PF
A) ・ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)・ボ
ワパラバン酸(PPA)、或いは複合層フィルム例えば
20μm厚のポリイミドフィルムの少なくとも画像当接
面側にPTFE (4フツ化エチレン樹脂)PAF−F
EP等のフッ素樹脂・シリコン樹脂等更にはそれに導電
材(カーボンブラック・グラファイト・導電性ウィスカ
なと)を添加した離型性コート層を10μm厚に施した
ものなとである。
(4)加熱体19・断熱部材20について。
加熱体19は前述第13図例装置の加熱体54と同桂に
、ヒータ基板19a(第6同参照)通電発熱抵抗体(発
熱体)】9b・表面保護層19c・検温素子19d等よ
りなる。
ヒータ基板19aは耐熱性・絶縁性・低熱容量・高熱伝
導性の部材であり、例えば、厚み1.mm・巾10mm
・長さ240mmのアルミナ基板である。
発熱体19bはヒータ基板19aの下面(フィルム21
との対面側)の略中央部に長手に沿って、例えば、Ag
/Pd (銀パラジウム)、Ta2 N、RuO2等の
電気抵抗材料を厚み約10μm・巾1〜3 m mの線
状もしくは細帯状にスクリーン印刷等により塗工し、そ
の上に表面保護層19cとして耐熱ガラスを約10μm
コートしたものである。
検温素子19dは一例としてヒータ基板19aの上面(
発熱体19bを設けた面とは反対側の而)の略中央部に
スクリーン印刷等により塗工して具備させたpt膜等の
低熱容量の測温抵抗体である。低熱容量のサーミスタな
ども使用できる。
本例の加熱体19の場合は、線状又は細帯状をなす発熱
体19bに対し画像形成スタート信号により所定のタイ
ミングにて通電して発熱体19bを略全長にわたフて発
熱させる。
通電はAClooVてあり、検温素子19cの検知温度
に応じてトライアックを含む不図示の通電制御回路によ
り通電する位相角を制御することにより供給電力を制御
している。
加熱体19はその発熱体19bへの通電により、ヒータ
基板19a・発熱体19b・表面保護層19cの熱容量
が小さいので加熱体表面が所要の定着温度(例えば14
0〜200℃)まで急速に温度上昇する。
そしてこの加熱体19に接する耐熱性フィルム21も熱
容量が小さく、加熱体19側の熱エネルギーが該フィル
ム21を介して該フィルムに圧接状態の記録材シートP
側に効果的に伝達されて画像の加熱定着が実行される。
上記のように加熱体19と対向するフィルムの表面温度
は短時間にトナーの融点(又は記録材シートPへの定着
可能温度)に対して十分な高温に昇温するので、クイッ
クスタート性に優れ、加熱体19をあらかじめ昇温させ
ておくいわゆるスタンバイ温調の必要がなく、省エネル
ギーが実現でき、しかも機内昇温も防止できる。
断熱部材20は加熱体19を断熱して発熱を有効に使う
ようにするもので、断熱性・高耐熱性を有する、例えば
pps(ポリフェニレンサルファイト)・FAI(ポリ
アミドイミド)・PI(ポリイミド)・PEEK (ポ
リエーテルエーテルケトン)・液晶ポリマー等の高耐熱
性樹脂である。
(5)フィルム幅Cとニップ長りについて。
第8図の寸法関係図のように、フィルム21の幅寸法を
Cとし、フィルム21を挟んで加熱体19と回転体とし
ての加圧ローラ10の圧接により形成されるニップ長寸
法なりとしたとき、CODの関係構成に設定するのがよ
い。
即ち−J二記とは逆にC20の関係構成でローラ10に
よりフィルム21の搬送を行なうと、ニップ長りの領域
内のフィルム部分が受けるフィルム搬送力(圧接力)と
、ニップ長りの領域外のフィルム部分が受けるフィルム
搬送力とが、前者のフィルム部分の内面は加熱体19の
血に接して摺動搬送されるのに対して後者のフィルム部
分の内面は加熱体19の表面とは材質の異なる断熱部材
20の面に接して摺動搬送されるので、大きく異なるた
めにフィルム21の幅方向両端部分にフィルム搬送過程
でシワや折れ等の破損を生じるおそれがある。
これに対してC<Dの関係構成に設定することで、フィ
ルム21の幅方向全長域Cの内面か加熱体19の長さ範
囲り内の面に接して該加熱体表面を摺動して搬送される
のでフィルム幅方向全長域Cにおいてフィルム搬送力が
均一化するので上記のようなフィルム端部破損トラブル
が回避される。
また回転体として本実施例で使用した加圧ローラ10は
シリコンゴム等の弾性に優れたゴム材料製であるので、
加熱されると表面の摩擦係数が変化する。そのため加熱
体19の発熱体19bに関してその長さ範囲寸法なEと
したとき、その発熱体19bの長さ範囲Eに対応する部
分におけるローラ10とフィルム21間の摩擦係数と、
発熱体19bの長さ範囲Eの外側に対応する部分におけ
るローラ10とフィルム21間の摩擦係数は異なる。
しかし、E<C<Dの寸法関係構成に設定することによ
り、発熱体19bの長さ範囲Eとフィルム幅Cの差を小
さくすることかできるため発熱体19bの長さ範囲Eの
内外てのローラ10とフィルム21との摩擦係数の違い
がフィルムの搬送に与える影響を小さくすることができ
る。
これによって、ローラ10によりフィルム21を安定に
駆動することか6丁能となり、フィルム端部の破損を防
止することが可能となる。
フィルム端部規制手段としてのフランジ部材22・23
のフィルム端部規制面22a・23aは加圧ローラ10
の長さ範囲内であり、フィルムが寄り移動してもフィル
ム端部のタメージ防止がなされる。
(6)加圧ローラ10について。
加熱体19との間にフィルム21を挟んでニップ部Nを
形成し、またフィルムを駆動する加圧回転体としての加
圧ローラ10は、例えば、シリコンゴム等の離型性のよ
いゴム弾性体からなるものであり、その形状は長手方向
に関してストレート形状ものよりも、第9図(A)又は
(B)の誇張模型図のように逆クラウン形状、或いは逆
クラウン形状でその逆クラウンの端部をカット12aし
た実質的に逆クラウン形状のものがよい。
逆クラウンの程度dはローラ10の有効長さHか例えば
230mmである場合においてd=100〜200μm に設定するのがよい。
即ち、ストレート形状の場合は部品粒度のバラツキ等に
より加熱体19とのニップ部Nにおいて該ローラにより
フィルム21に加えられるフィルム幅方向に関する圧力
分布はフィルムの幅方向端部よりも中央部の方か高くな
ることがあった。つまり該ローラによるフィルムの搬送
力はフィルム幅方向端部よりも中央部の方が大きくフィ
ルム21には搬送に伴ない搬送力の小さいフィルム部分
が搬送力の大きいフィルム部分へ寄り向う力が働くので
、フィルム端部側のフィルム部分がフィルム中央部分へ
寄っていきフィルムにシワを発生させることがあり、更
にはニップ部Nに記録旧シー1へPか導入されたときに
はその記録旧シートPにニップ部搬送通過過程でシワを
発生させることかある。
これに対して加圧ローラ10を逆クラウンの形状にする
ことによって加熱体19とのニップ部Nにおいて3亥ロ
ーラによりフィルム21に力目えられるフィルム幅方向
に関する圧力分布は−に記の場合とは逆にフィルムの幅
方向端部の方が中央部よりも大きくなり、これによりフ
ィルム21には中央部から両端側へ向う力が働いて、即
ちシワのばし作用を受けながらフィルム21の搬送かな
され、フィルムのシワを防止できると共に、導入記録層
シートPのシワ発生を防止することか可能である。
回転体としての加圧ローラ10は本実施例装置のように
加熱体19との間にフィルム21を挟んで加熱体19に
フィルム21を圧接させると共に、フィルム21を所定
速度に移動駆動し、フィルム21との間に被加熱材とし
ての記録材シートPか導入されたときはその記録材シー
トPをフィルム21面に密着させて加熱体19に圧接さ
せてフィルム21と共に所定速度に移動駆動させる駆動
部材とすることによりフィルムにかかる寄り力を低減す
ることが可能となると共に、ローラ10の位置や該ロー
ラを駆動するためのギアの位置粒度を同士させることが
てきる。
即ち、加熱体19に対してフィルム21又はフィルム2
1と記録材シー1〜Pとを加圧圧接させる加圧機能と、
フィルム21を移動駆動させる駆動機能とを夫々別々の
加圧機能回転体(必要な加圧力はこの回転体を加圧する
ことにより得る)とフィルム駆動機能回転体で行なわせ
る構成のものとした場合には、加熱体19とフィルム駆
動機能回転体間のアライメントが狂った場合に薄膜のフ
ィルム21には幅方向への大きな寄り力か働き、フィル
ム21の端部は折れやシワ等のタメージを生しるおそれ
がある。
またフィルムの駆動部材を兼ねる加圧回転体に加熱体1
9との圧接に必要な加圧力をハネ等の押しく=Jけによ
り加える場合には該回転体の位置や、該回転体を駆動す
るためのギアの位置精度がだしすらい。
これに対して前記したように、加熱体19に定着時に必
要な加圧力を加え回転体たる加圧ローラ10により記録
材シートPをフィルム21を介して圧接させると共に、
記録材シートPとフィルム21の駆動をも同時に行なわ
せることにより、前記の効果を得ることができると共に
、装置の構成が簡略化され、安価で信頼性の高い装置を
得ることができる。
なお、回転体としてはローラ10に代えて、第10図の
ように回動駆動されるエンドレスベルトIOAとするこ
ともてきる。
回転体10・IOAにフィルム21を加熱体19に圧接
させる機能と、フィルム21を駆動させる機能を持たせ
る構成は、本実施例装置のようなフィルムテンシゴンフ
リータイプの装置(フィルム21の少なくとも一部はフ
ィルム非駆動時もフィルム駆動時もテンションが加わら
ない状態にあるもの)、フィルムテンションタイプの装
置(前述第13図例装置のもののように周長の長いフィ
ルムを常に全周的にテンションを加えて張り状態にして
駆動させるもの)にも、またフィルム寄り規制手段がセ
ンサ・ソレノイド方式、リブ規制方式、フィルム端部(
両側または片側)規制方式等の何れの場合でも、適用し
て同様の作用・効果を得ることができるが、殊にテンシ
ョンフリータイプの装置構成のものに適用して最適であ
る。
(7)記録材シート排出速度について。
ニップ部Nに導入された被加熱材としての記録材シート
Pの加圧ローラ10(回転体)による搬送速度、即ち該
ローラ10の周速度なVtOとし、排出ローラ34の記
録材シート排出搬送速度、即ち該排出ローラ34の周速
度なV34としたとき、VIO>V34の速度関係に設
定するのがよい。その速度差は数%例えば1〜3%程度
の設定でよい。
装置に導入して使用できる記録材シートPの最大幅寸法
なF(第8図参照)としたとき、フィルム21の幅寸法
Cとの関係において、F<Cの条件下ではVIO≦V3
4となる場合にはニップ部Nと排出ローラ34との両者
間にまたがって搬送されている状態にある記録材シート
Pはニップ部Nを通過中のシート部分は排出ローラ34
によって引っ張られる。
このとき、表面に離型性の良いPTFE等のコーティン
グかなされているフィルム21は加圧ローラ10と同一
速度で搬送されている。
方記録材シートPには加圧ローラ10による搬送力の他
に排出ローラ34による引っ張り搬送力も加わるため、
加圧ローラ10の周速よりも速い速度で搬送される。つ
まりニップ部Nにおいて記録材シートPとフィルム21
はスリップする状態を生じ、そのために記録材シートP
がニップ部Nを通過している過程で記録材シートP上の
未定着トナー像Ta(第7図)もしくは軟化・溶融状態
となったトナー像Tbに乱れを生じさせる可能性がある
そこで前記したように加圧ローラ10の周速度VIOと
排出ローラ34の周速度V34をVIO>V34 の関係に設定することで、記録材シートPとフィルム2
1にはシートPに排出ローラ34による引っ張り力が作
用せず加圧ローラ10の搬送力のみが与えられるので、
シートPとフィルム21間のスリップにもとすく上記の
画像部れの発生を防止することができる。
排出ローラ34は本実施例では加熱体装置100側に配
設具備さたが、加熱装置を組み込む画像形成装置笠木機
側に具備させてもよい。
(8)フィルム端部規制フランジ間隔について。
フィルム端部規制手段としての左右一対のフランジ部材
22・23のフィルム端部規制面としての量産内面22
a・23a間の間隔寸法なG(第8図)としたとき、フ
ィルム21の幅寸法Cとの関係において、C<Gの寸法
関係に設定するのがよい。例えばCを230mmとした
ときGは1〜3mm程度大きく設定するのである。
即ち、フィルム21はニップ部Nにおいて例えば200
℃近い加熱体19の熱を受けて膨張して寸法Cが増加す
る。従って常温時におけるフィルム21の幅・]゛法C
とフランジ間隔寸法GをC=Gに設定してフィルム21
の両端部をフランジ部層22・23て規制するようにす
ると、装置稼働時には上述したフィルムの熱膨張により
C>Gの状態を生じる。フィルム21は例えば50μm
程度の薄膜フィルムであるために、COGの状態ではフ
ランジ部材22・23のフィルム端部規制面22a・2
3aに対するフィルム端部当接圧力(端部圧)が増大し
てそれに耐え切れずに端部折れ・座屈等のダメージを受
けることになると共に、フィルム端部圧の増加によりフ
ィルム21の端部とフランジ部材22・23のフィルム
端部規制面22a・23a間ての摩擦力も増大するため
にフィルムの搬送力か低下してしまうことにもなる。
C< G (7)・j法関係に設定することによって、
加熱によりフィルム21が膨張しても、膨張量以トの隙
間(G−C)をフィルム21の両端部とフランジ部材の
フィルム端部規制面22a・23a間に設けることによ
りフィルム210両端部が同時にフランジ部材のフィル
ム端部規制面22a・23aに当接することはない。
従ってフィルム21が熱膨張してもフィルム端部圧接力
は増加しないため、フィルム21の端部ダメージを防止
することが可能になると共に、フィルム駆動力も軽減さ
せることができる。
(9)各部材間の摩擦係数関係について。
a、フィルム21の外周面に対するローラ(回転体)1
0表面の摩擦係数なμm、 b、フィルム21の内周面に対する加熱体19表面の摩
擦係数をR2、 C8加熱体19表面に対するローラ10表面の摩擦係数
をR3、 d、被加熱材としての記録材シート2表面に対するフィ
ルム21の外周面の摩擦係数なR4、e、記録材シート
2表面に対するローラ10表面の摩擦係数をR5、 f、装置に導入される記録利シートPの搬送方向の最大
長さ寸法をfll、 g 装置が画像加熱定着装置として転写式画像形成装置
に組み込まれている場合において画像転写手段部から画
像加熱定着装置としての該装置のニップ部Nまての記録
材シート(転写材)Pの搬送路長をfl、2、 とする。
而して、μmとR2との関係は l11〉R2 の関係構成にする。
即ち、この種のフィルム加熱方式の装置では前記μ4と
R5との関係はR4〈R5と設定されており、また画像
形成装置では前記u1と11.2との関係はfll >
R2となっている。
このとき、μm≦μ2ては加熱定着手段の断面方向でフ
ィルム21と記録材シートPがスリップ(ローラ10の
周速に対してフィルム21の搬送速度が遅れる)して、
加熱定着時に記録材シート上の1〜す一画像か乱されて
しまう。
また、記録材シートPとフィルム21が一体でスリップ
(ローラ10の周速に対してフィルム21と記録材シー
トPの搬送速度が遅れる)した場合には、転写式画像形
成装置の場合では画像転写手段部において記録材シート
(転写材)」二に1〜ナ一画像が転写される際に、やは
り記録材−Fのトナー画像か乱されてしまう。
」二記のようにμm〉R2とすることにより、断面方向
でのローラ10に対するフィルム21と記録材シートP
のスリップを防止することかできる。
また、フィルム21の幅寸法Cと、回転体としてのロー
ラ10の長さ寸法Hと、加熱体19の長さ寸法りに関し
て、C<H,C<Dという条件において、 μm〉R3 の関係構成にする。
即ち、μm≦μ3の関係では加熱定着手段の幅方向で、
フィルム21とローラ10かスリップし、その結果フィ
ルム21と記録材シー1へPか゛スリップし、加熱定着
時に記録材シート上のトナー画像が乱されてしまう。
上記のようにμm〉μ3の関係構成にすることで、幅方
向、特に記録材シートPの外側でローラ10に対するフ
ィルム21のスリップを防止することかできる。
このようにμm〉μl、μl〉μ3とすることにより、
フィルム21と記録材シートPの搬送速度は常にローラ
10の周速度と同一にすることが可能となり、定着時ま
たは転写時の画像部れを防止することができ、μm〉μ
l、μm〉μ3を同時に実施することにより、ローラ1
0の周速(=プロセススピード)と、フィルム21及び
記録材シートPの搬送速度を常に同一にすることが可能
となり、転写式画像形成装置においては安定した定着画
像を得ることができる。
(10)フィルムの寄り制御について。
第1〜10図の実施例装置のフィルム寄り制御はフィル
ム21を中にしてその幅方向両端側にフィルム端部規制
用の左右一対のフランジ部材22・23を配設してフィ
ルム21の左右両方向の寄り移動Q−Hに対処したもの
であるが(フィルム両側端部規制式)、フィルム片側端
部規制式として次のような構成も有効である。
即ち、フィルムの幅方向への寄り方向は常に左方Qか右
方Rへの一方方向となるように、例えば、第11図例装
置のように左右の加圧コイルばね26・27の駆動側の
ばね27の加圧力f27が非駆動側のばね26の加圧力
f26に比べて高くなる(f27>f26)ように設定
することでフィルム21を常に駆動側である右方Rへ寄
り移動するようにしたり、その他、加熱体19の形状や
ローラ10の形状を駆動端側と非駆動端側とで変化をつ
けてフィルムの搬送力をコントロールしてフィルムの寄
り方向を常に一方向のものとなるようにし、その寄り側
のフィルム端部をその側のフィルム端部の規制部材とし
てのフランジ部材や、フィルムリブと係合案内部材等の
手段で規制する、つまり第11図例装置においてフィル
ム21の寄り側Rの端部のみを規制部材27で規制する
ことにより、フィルムの寄り制御を安定に且つ容易に行
なうことが可能となる。これにより装置が画像加熱定着
装置である場合では常に安定し良好な定着画像を得るこ
とができる。
また、エンドレスフィルム21はニップ部Nを形成する
加圧ローラ10により駆動されているため特別な駆動ロ
ーラは必要としない。
このような作用効果はフィルムに全周的にテンションを
かけて駆動するテンションタイプの装置構成の場合でも
、本実施例装置のよう番こテンションフリータイプの装
置構成の場合でも同様の効果を得ることができるが、該
手段構成はテンションフリータイプのものに殊に最適な
ものである。
(11)画像形成装置例 第12図は第1〜10図例の画像加熱定着装置100を
組み込んだ画像形成装置の一例の概略構成を示している
本例の画像形成装置は転写式電子写真プロセス利用のレ
ーザーど−ムプリンタである。
60はプロセスカートリッジであり、回転ドラム型の電
子写真感光体(以下、ドラムと記す)61・帯電器62
・現像器63・クリーニング装置64の4つのプロセス
機器を包含させである。このプロセスカートリッジは装
置の開閉部65を開けて装置内を開放することで装置内
の所定の位置に対して着脱交換自在である。
画像形成スタート信号によりドラム61か矢示の時計方
向に回転駆動され、その回転ドラム61面が帯電器62
により所定の極性・電位に様帯電され、そのドラムの帯
電処理面に対してレーザースキャナ66から出力される
、目的の画像情報の時系列電気デジタル画素信号に対応
して変調されたレーザど−ム67による主走査露光かな
されることで、ドラム61面に目的の画像情報に対応し
た静電潜像が順次に形成されていく。その潜像は次いで
現像器63でトナー画像として顕画化される。
方、給紙カセット68内の記録材シートPが給紙ローラ
69と分離バット70との共働で1枚宛分離給送され、
レジストローラ対71によりトラム61の回転と同期取
りされてトラム61とそれに対向圧接している転写ロー
ラ72との定着部たる圧接ニップ部73へ給送され、該
給送記録材シートP面にドラム1面側のトナー画像が順
次に転写されていく。
転写部73を通った記録材シートPはトラム6エ而から
分離されて、ガイド74て定着装置100へ導入され、
前述した該装置100の動作・作用で未定着トナー画像
の加熱定着が実行されて出[175から画像形成物(プ
リント)として出力される。
転写部73を通って記録材シートPが分離されたドラム
61面はクリーニング装置64で転写残りトナー等の付
着汚染物の除去を受けて繰り返して作像に使用される。
本発明の加熱装置は上述例の画像形成装置の画像加熱定
着装置としてたけてなく、その他、画像面加熱つや出し
装置、仮定着装置としても効果的に活用することができ
る。
(発明の効果) 以上のように本発明のフィルム加熱方式の加熱装置はフ
ィルム端部ダメージを防11−シ得、安定性・信頼性の
ある装置となる。
加圧回転体によりフィルムを加熱体に圧接・移動駆動す
ることにより装置の構成が簡略化・小型化されると共に
、コス1〜の低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例装置の横断面図。 第2図は縦断面図。 第3図は右側面図。 第4図は左側面図。 第5図は要部の分解斜視図。 第6図は非駆動時のフィルム状態を示した要部の拡大横
断面図。 第7図は駆動時の同一]二図。 第8図は構成部材のへ1−法関係図。 第9図(A) ・(B)は夫々回転体としてのローラ1
0の形状例を示した誇張形状図。 第10図は回転体として回動ベルトを用いた例を示す図
。 第11図はフィルム片側端部規制式の装置例の縦断面図
。 第12図は画像形成装置例の概略構成図。 第13図はフィルム加熱方式の画像加熱定着装置の公知
例の概略構成図。 19は加熱体、21はエンドレスフィルム、13はステ
ー、10は回転体としてのローラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固定の加熱体と、 この加熱体に内面が対向圧接されて移動駆動されるエン
    ドレスの耐熱性フィルムと、 前記加熱体との間に前記フィルムを挟み込んでニップ部
    を形成し、そのニップ部におけるフィルム外面との間に
    導入された、顕画像を支持する記録材をフィルムを介し
    て加熱体に圧接させる加圧回転体と、 を有し、該加圧回転体はフィルムを挟んで 前記加熱体に圧接しつつ駆動源により回転駆動されてフ
    ィルム内面を加熱体面に摺動させつつフィルムを所定の
    速度で記録材搬送方向へ移動駆動させる回転体であり、 前記フィルムの移動方向と直交するフィルム幅方向寸法
    をCとし、該フィルムを挟んで前記加熱体と前記回転体
    との圧接により形成されるニップ部の長さ寸法をDとし
    たとき、C<Dの関係構成となっている ことを特徴とする加熱装置。
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