JP3023721B2 - Ｓｒｍ間ハイウエイ接続方法および装置 - Google Patents
Ｓｒｍ間ハイウエイ接続方法および装置Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、広帯域ＩＳＤＮシステ
ムのスイッチモジュールであるＳＲＭ（SelfRouting Mo
dule) 間におけるハイウエイ接続に関し、特にＳＲＭを
多段構成したＭＳＳＲ（Multi Stage SRM)の場合の、Ｓ
ＲＭ増設時のハイウエイ接続替えを簡単にした、ＳＲＭ
間ハイウエイ接続方法および装置に関するものである。
ムのスイッチモジュールであるＳＲＭ（SelfRouting Mo
dule) 間におけるハイウエイ接続に関し、特にＳＲＭを
多段構成したＭＳＳＲ（Multi Stage SRM)の場合の、Ｓ
ＲＭ増設時のハイウエイ接続替えを簡単にした、ＳＲＭ
間ハイウエイ接続方法および装置に関するものである。
【０００２】広帯域ＩＳＤＮシステムの情報を伝送する
ＡＴＭ（Asynchronous Transfer Mode) 網においては、
セル（Cell) の形で伝送されるハイウエイデータのルー
ト切り替えを、多数のバッファを備えたＳＲＭによって
行なう。
ＡＴＭ（Asynchronous Transfer Mode) 網においては、
セル（Cell) の形で伝送されるハイウエイデータのルー
ト切り替えを、多数のバッファを備えたＳＲＭによって
行なう。
【０００３】このようなＳＲＭを多段構成したＭＳＳＲ
においては、ＳＲＭの増設時における各ＳＲＭ間のハイ
ウエイの接続替えが、できるだけ簡単なものであること
が要望されている。
においては、ＳＲＭの増設時における各ＳＲＭ間のハイ
ウエイの接続替えが、できるだけ簡単なものであること
が要望されている。
【０００４】
【従来の技術】図６は、ＳＲＭの構成例を示したもので
あって、４×４の単位のＳＲＭを例示し、Ｂ11〜Ｂ44,
Ｂ21〜Ｂ24, Ｂ31〜Ｂ34, Ｂ41〜Ｂ44はバッファ、Ａ〜
Ｄは入力側のハイウエイ、１１〜１４は出力側のハイウ
エイである。
あって、４×４の単位のＳＲＭを例示し、Ｂ11〜Ｂ44,
Ｂ21〜Ｂ24, Ｂ31〜Ｂ34, Ｂ41〜Ｂ44はバッファ、Ａ〜
Ｄは入力側のハイウエイ、１１〜１４は出力側のハイウ
エイである。
【０００５】ＡＴＭ網におけるハイウエイデータは、固
定長のセルを形成していて、ヘッダの部分に出力ルート
を示す識別子を有している。図６においては、入側にお
けるハイウエイＡ上のセルのヘッダの識別子に「１」が
書かれているので、ハイウエイＡ上における出側のハイ
ウエイ１１との交点のバッファＢ11に書き込まれる。そ
して出側のハイウエイ１１における空きに対応して読み
出されて、ハイウエイ１１上に出力される。その他の場
合も同様である。
定長のセルを形成していて、ヘッダの部分に出力ルート
を示す識別子を有している。図６においては、入側にお
けるハイウエイＡ上のセルのヘッダの識別子に「１」が
書かれているので、ハイウエイＡ上における出側のハイ
ウエイ１１との交点のバッファＢ11に書き込まれる。そ
して出側のハイウエイ１１における空きに対応して読み
出されて、ハイウエイ１１上に出力される。その他の場
合も同様である。
【０００６】図７は、従来のＭＳＳＲの構成例を示した
ものであって、(a)は４×４ＳＲＭＴ11〜Ｔ13の１列構
成の場合、(b) は４×４ＳＲＭＴ11〜Ｔ13，Ｔ21〜Ｔ23
の２列構成による８×８スイッチ、(c) は４×４ＳＲＭ
Ｔ11〜Ｔ13，Ｔ21〜Ｔ23，Ｔ 31〜Ｔ33, Ｔ41〜Ｔ43の４
列構成による１６×１６スイッチの場合をそれぞれ示し
ている。
ものであって、(a)は４×４ＳＲＭＴ11〜Ｔ13の１列構
成の場合、(b) は４×４ＳＲＭＴ11〜Ｔ13，Ｔ21〜Ｔ23
の２列構成による８×８スイッチ、(c) は４×４ＳＲＭ
Ｔ11〜Ｔ13，Ｔ21〜Ｔ23，Ｔ 31〜Ｔ33, Ｔ41〜Ｔ43の４
列構成による１６×１６スイッチの場合をそれぞれ示し
ている。
【０００７】図７(a) においては、ハイウエイデータは
各ＳＲＭＴ11〜Ｔ13を、例えば左側から順次通過して右
側に出力される。
各ＳＲＭＴ11〜Ｔ13を、例えば左側から順次通過して右
側に出力される。
【０００８】図７(b) においては、図７(a) に示された
４×４ＳＲＭＴ11〜Ｔ13に対して、４×４ＳＲＭＴ21〜
Ｔ23を増設して、８×８スイッチを構成しようとする場
合を示している。
４×４ＳＲＭＴ11〜Ｔ13に対して、４×４ＳＲＭＴ21〜
Ｔ23を増設して、８×８スイッチを構成しようとする場
合を示している。
【０００９】この場合は、既設の４×４ＳＲＭＴ11〜Ｔ
13と、増設された４×４ＳＲＭＴ21〜Ｔ23との間におい
て、取り得るすべてのルートを実現可能にするために、
図Ｂ(b) に示すような、交差した接続を行なう必要があ
る。そのため、図Ｂ(a) に示された４×４ＳＲＭＴ12に
おける端子ａ〜ｄに対するハイウエイの接続をやり直さ
なければならない。
13と、増設された４×４ＳＲＭＴ21〜Ｔ23との間におい
て、取り得るすべてのルートを実現可能にするために、
図Ｂ(b) に示すような、交差した接続を行なう必要があ
る。そのため、図Ｂ(a) に示された４×４ＳＲＭＴ12に
おける端子ａ〜ｄに対するハイウエイの接続をやり直さ
なければならない。
【００１０】図７(c) においては、図７(a) に示された
４×４ＳＲＭＴ11〜Ｔ13の１列構成または、図７(b) に
示された４×４ＳＲＭＴ11〜Ｔ13，Ｔ21〜Ｔ23の２列構
成から拡張して、１６×１６スイッチを構成しようとす
る場合を示している。
４×４ＳＲＭＴ11〜Ｔ13の１列構成または、図７(b) に
示された４×４ＳＲＭＴ11〜Ｔ13，Ｔ21〜Ｔ23の２列構
成から拡張して、１６×１６スイッチを構成しようとす
る場合を示している。
【００１１】この場合は、既設の４×４ＳＲＭＴ11〜Ｔ
13または、４×４ＳＲＭＴ11〜Ｔ13，Ｔ21〜Ｔ23に対し
て、増設される４×４ＳＲＭ列との間において、取り得
るすべてのルートを実現可能にするために、図７(c) に
示すような、交差した接続を行なう必要がある。そのた
め、例えば図７(b) に示された４×４ＳＲＭＴ22におけ
る端子ｇ〜ｌに対するハイウエイの接続をやり直さなけ
ればならない。
13または、４×４ＳＲＭＴ11〜Ｔ13，Ｔ21〜Ｔ23に対し
て、増設される４×４ＳＲＭ列との間において、取り得
るすべてのルートを実現可能にするために、図７(c) に
示すような、交差した接続を行なう必要がある。そのた
め、例えば図７(b) に示された４×４ＳＲＭＴ22におけ
る端子ｇ〜ｌに対するハイウエイの接続をやり直さなけ
ればならない。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のＳ
ＲＭ間ハイウエイ接続方式においては、ＳＲＭを増設す
るごとに、既設のＳＲＭにおける接続をほとんどすべて
やり直さなければならないので、手間がかかるという問
題がある。
ＲＭ間ハイウエイ接続方式においては、ＳＲＭを増設す
るごとに、既設のＳＲＭにおける接続をほとんどすべて
やり直さなければならないので、手間がかかるという問
題がある。
【００１３】さらに、増設ごとに接続を変更する相手先
が異なっているので、接続誤りを生じる原因となる可能
性があるという問題もある。
が異なっているので、接続誤りを生じる原因となる可能
性があるという問題もある。
【００１４】本発明はこのような従来技術の課題を解決
しようとするものであって、既存のＳＲＭに対してＳＲ
Ｍを増設してＭＳＳＲを構成する場合に、同一構成の切
り替えモジュールと段間の接続線とを使用して増設を行
なうことができ、ＳＲＭの増設に伴う、既存装置への影
響を最小限にすることが可能な、ＳＲＭ間ハイウエイ接
続方法および装置を提供することを目的としている。
しようとするものであって、既存のＳＲＭに対してＳＲ
Ｍを増設してＭＳＳＲを構成する場合に、同一構成の切
り替えモジュールと段間の接続線とを使用して増設を行
なうことができ、ＳＲＭの増設に伴う、既存装置への影
響を最小限にすることが可能な、ＳＲＭ間ハイウエイ接
続方法および装置を提供することを目的としている。
【００１５】
【課題を解決するための手段】本発明方法は、広帯域Ｉ
ＳＤＮシステムにおけるセルフルーティングモジュール
（ＳＲＭ）列を複数列配列してなるマルチステージＳＲ
Ｍ（ＭＳＳＲ）において、切り替えモジュール６を各Ｓ
ＲＭ列ごとに設けて、各ＳＲＭ列における入力側のＳＲ
Ｍ３と出力側のＳＲＭ４とを複数の横ハイウエイ１で接
続し、横ハイウエイ１と交わる複数の縦ハイウエイ２を
設けて、横ハイウエイと対応する縦ハイウエイの交点に
それぞれ設けられた複数の切り替え器５によって、横ハ
イウエイと任意の縦ハイウエイとの接続の切り替えを設
定するとともに、段間接続線群７を設けて、各切り替え
モジュールの縦ハイウエイの出力側を次列の切り替えモ
ジュールの縦ハイウエイの入力側に一定の接続順に接続
し、外部接続線群８を設けて、ＭＳＳＲの最終列の切り
替えモジュールの縦ハイウエイの出力側と一列目の切り
替えモジュールの縦ハイウエイの入力側との接続を設定
するようにしたことを特徴とするものである。
ＳＤＮシステムにおけるセルフルーティングモジュール
（ＳＲＭ）列を複数列配列してなるマルチステージＳＲ
Ｍ（ＭＳＳＲ）において、切り替えモジュール６を各Ｓ
ＲＭ列ごとに設けて、各ＳＲＭ列における入力側のＳＲ
Ｍ３と出力側のＳＲＭ４とを複数の横ハイウエイ１で接
続し、横ハイウエイ１と交わる複数の縦ハイウエイ２を
設けて、横ハイウエイと対応する縦ハイウエイの交点に
それぞれ設けられた複数の切り替え器５によって、横ハ
イウエイと任意の縦ハイウエイとの接続の切り替えを設
定するとともに、段間接続線群７を設けて、各切り替え
モジュールの縦ハイウエイの出力側を次列の切り替えモ
ジュールの縦ハイウエイの入力側に一定の接続順に接続
し、外部接続線群８を設けて、ＭＳＳＲの最終列の切り
替えモジュールの縦ハイウエイの出力側と一列目の切り
替えモジュールの縦ハイウエイの入力側との接続を設定
するようにしたことを特徴とするものである。
【００１６】本発明装置は、広帯域ＩＳＤＮシステムに
おけるＳＲＭ列を複数列配列してなるＭＳＳＲにおい
て、各ＳＲＭ列における入力側のＳＲＭ３と出力側のＳ
ＲＭ４とを接続するＮ本の横ハイウエイ１と、横ハイウ
エイ１と交わる２Ｎ本の縦ハイウエイ２と、横ハイウエ
イと対応する縦ハイウエイの交点にそれぞれ設けられ横
ハイウエイと任意の縦ハイウエイとの接続の切り替えを
設定する２Ｎ個の切り替え器５とを有する切り替えモジ
ュール６を各ＳＲＭ列ごとに設けるとともに、各切り替
えモジュールの縦ハイウエイの出力側を次列の切り替え
モジュールの縦ハイウエイの入力側に一定の接続順に接
続する段間接続線群７と、ＭＳＳＲの最終列の切り替え
モジュールの縦ハイウエイの出力側と一列目の切り替え
モジュールの縦ハイウエイの入力側との接続を設定する
外部接続線群８とを設けたことを特徴とするものであ
る。
おけるＳＲＭ列を複数列配列してなるＭＳＳＲにおい
て、各ＳＲＭ列における入力側のＳＲＭ３と出力側のＳ
ＲＭ４とを接続するＮ本の横ハイウエイ１と、横ハイウ
エイ１と交わる２Ｎ本の縦ハイウエイ２と、横ハイウエ
イと対応する縦ハイウエイの交点にそれぞれ設けられ横
ハイウエイと任意の縦ハイウエイとの接続の切り替えを
設定する２Ｎ個の切り替え器５とを有する切り替えモジ
ュール６を各ＳＲＭ列ごとに設けるとともに、各切り替
えモジュールの縦ハイウエイの出力側を次列の切り替え
モジュールの縦ハイウエイの入力側に一定の接続順に接
続する段間接続線群７と、ＭＳＳＲの最終列の切り替え
モジュールの縦ハイウエイの出力側と一列目の切り替え
モジュールの縦ハイウエイの入力側との接続を設定する
外部接続線群８とを設けたことを特徴とするものであ
る。
【００１７】さらに本発明は、これらの発明において、
切り替え器５が外部制御信号によってまたは半固定にそ
の切り替えを制御されて、２入力を任意に切り替えて１
または２の出力を発生する２個のセレクタ９，１０から
なることを特徴とするものである。
切り替え器５が外部制御信号によってまたは半固定にそ
の切り替えを制御されて、２入力を任意に切り替えて１
または２の出力を発生する２個のセレクタ９，１０から
なることを特徴とするものである。
【００１８】
【作用】図１は本発明の原理的構成を示したものであ
る。本発明においては、切り替えモジュール６を各ＳＲ
Ｍ列ごとに設けることによって、各ＳＲＭ列における入
力側のＳＲＭ３と出力側のＳＲＭ４とを複数の横ハイウ
エイ１で接続するとともに、横ハイウエイ１と交わる複
数の縦ハイウエイ２を設けて、横ハイウエイと対応する
縦ハイウエイの交点にそれぞれ設けられた複数の切り替
え器５によって、横ハイウエイと任意の縦ハイウエイと
の接続の切り替えを設定できるようにする。
る。本発明においては、切り替えモジュール６を各ＳＲ
Ｍ列ごとに設けることによって、各ＳＲＭ列における入
力側のＳＲＭ３と出力側のＳＲＭ４とを複数の横ハイウ
エイ１で接続するとともに、横ハイウエイ１と交わる複
数の縦ハイウエイ２を設けて、横ハイウエイと対応する
縦ハイウエイの交点にそれぞれ設けられた複数の切り替
え器５によって、横ハイウエイと任意の縦ハイウエイと
の接続の切り替えを設定できるようにする。
【００１９】また、段間接続線群７を設けて、各切り替
えモジュールの縦ハイウエイの出力側を次列の切り替え
モジュールの縦ハイウエイの入力側に一定の接続順に接
続するとともに、外部接続線群８を設けて、ＭＳＳＲの
最終列の切り替えモジュールの縦ハイウエイの出力側と
一列目の切り替えモジュールの縦ハイウエイの入力側と
の接続を設定できるようにする。
えモジュールの縦ハイウエイの出力側を次列の切り替え
モジュールの縦ハイウエイの入力側に一定の接続順に接
続するとともに、外部接続線群８を設けて、ＭＳＳＲの
最終列の切り替えモジュールの縦ハイウエイの出力側と
一列目の切り替えモジュールの縦ハイウエイの入力側と
の接続を設定できるようにする。
【００２０】従って本発明によれば、既存のＳＲＭに対
してＳＲＭを増設してＭＳＳＲを構成する場合に、切り
替えモジュールにおける各切り替え器の切り替え方法の
設定と、一列目のＳＲＭと最終列のＳＲＭとの間の接続
線の接続方法の設定とを行なうのみで、同一構成の切り
替えモジュールと段間の接続線とを使用して、ＳＲＭの
増設を行なうことができる。
してＳＲＭを増設してＭＳＳＲを構成する場合に、切り
替えモジュールにおける各切り替え器の切り替え方法の
設定と、一列目のＳＲＭと最終列のＳＲＭとの間の接続
線の接続方法の設定とを行なうのみで、同一構成の切り
替えモジュールと段間の接続線とを使用して、ＳＲＭの
増設を行なうことができる。
【００２１】この場合、切り替え器５は、外部制御信号
によってまたは半固定にその切り替えを制御されて、２
入力を任意に切り替えて１または２の出力を発生する２
個のセレクタ９，１０からなるものとすることができ
る。
によってまたは半固定にその切り替えを制御されて、２
入力を任意に切り替えて１または２の出力を発生する２
個のセレクタ９，１０からなるものとすることができ
る。
【００２２】
【実施例】図２は、本発明の一実施例を示したものであ
って、(a) は４×４ＳＲＭの１列構成の場合、(b) は４
×４ＳＲＭの２列構成の場合をそれぞれ示したものであ
って、図７におけると同じものを同じ番号で示してい
る。Ｍ1,Ｍ2 は切り替えモジュールであって、Ｓ11, Ｓ
12，Ｓ21, Ｓ22，Ｓ31, Ｓ32，Ｓ41, Ｓ42，Ｓ
51, Ｓ 52，Ｓ61, Ｓ62，Ｓ71, Ｓ72，Ｓ81, Ｓ82は切り
替え器である。また、１は横ハイウエイ、２は縦ハイウ
エイである。
って、(a) は４×４ＳＲＭの１列構成の場合、(b) は４
×４ＳＲＭの２列構成の場合をそれぞれ示したものであ
って、図７におけると同じものを同じ番号で示してい
る。Ｍ1,Ｍ2 は切り替えモジュールであって、Ｓ11, Ｓ
12，Ｓ21, Ｓ22，Ｓ31, Ｓ32，Ｓ41, Ｓ42，Ｓ
51, Ｓ 52，Ｓ61, Ｓ62，Ｓ71, Ｓ72，Ｓ81, Ｓ82は切り
替え器である。また、１は横ハイウエイ、２は縦ハイウ
エイである。
【００２３】図２(a) において、４×４ＳＲＭＴ11の４
出力は、切り替えモジュールＭ1 における横ハイウエイ
１を経て、４×４ＳＲＭＴ13の４入力に接続される。切
り替えモジュールＭ1 において、各切り替え器Ｓ11, Ｓ
12，Ｓ21, Ｓ22，Ｓ31, Ｓ32，Ｓ41, Ｓ42はすべて横方
向ハイウエイ１とのみ接続されていて、縦ハイウエイ２
とは接続されず、従って、図２(a) に示された４×４Ｓ
ＲＭの１列構成のＭＳＳＲにおいては、図７(a) に示さ
れたＭＳＳＲと同じハイウエイの切り替えを行なうこと
ができる。
出力は、切り替えモジュールＭ1 における横ハイウエイ
１を経て、４×４ＳＲＭＴ13の４入力に接続される。切
り替えモジュールＭ1 において、各切り替え器Ｓ11, Ｓ
12，Ｓ21, Ｓ22，Ｓ31, Ｓ32，Ｓ41, Ｓ42はすべて横方
向ハイウエイ１とのみ接続されていて、縦ハイウエイ２
とは接続されず、従って、図２(a) に示された４×４Ｓ
ＲＭの１列構成のＭＳＳＲにおいては、図７(a) に示さ
れたＭＳＳＲと同じハイウエイの切り替えを行なうこと
ができる。
【００２４】図２(b) において、４×４ＳＲＭＴ11の４
出力は、切り替えモジュールＭ1 における横ハイウエイ
を経て、４×４ＳＲＭＴ13の４入力に接続され、４×４
ＳＲＭＴ21の４出力は、切り替えモジュールＭ2 におけ
る横ハイウエイを経て、４×４ＳＲＭＴ23の４入力に接
続される。
出力は、切り替えモジュールＭ1 における横ハイウエイ
を経て、４×４ＳＲＭＴ13の４入力に接続され、４×４
ＳＲＭＴ21の４出力は、切り替えモジュールＭ2 におけ
る横ハイウエイを経て、４×４ＳＲＭＴ23の４入力に接
続される。
【００２５】切り替えモジュールＭ1 における、各切り
替え器Ｓ11, Ｓ12，Ｓ21, Ｓ22，Ｓ 31, Ｓ32，Ｓ41, Ｓ
42と、切り替えモジュールＭ2 における、各切り替え器
Ｓ51 , Ｓ52，Ｓ61, Ｓ62，Ｓ71, Ｓ72，Ｓ81, Ｓ82とは
それぞれ図示の切り替え状態にあり、かつ切り替えモジ
ュールＭ1 の縦ハイウエイは、図示のように順次横方向
に２本ずつずれた接続線Ａによって切り替えモジュール
Ｍ2 の縦ハイウエイに接続され、また切り替えモジュー
ルＭ2 の縦ハイウエイは、接続線Ｂによって、切り替え
モジュールＭ1 の縦ハイウエイに接続されている。
替え器Ｓ11, Ｓ12，Ｓ21, Ｓ22，Ｓ 31, Ｓ32，Ｓ41, Ｓ
42と、切り替えモジュールＭ2 における、各切り替え器
Ｓ51 , Ｓ52，Ｓ61, Ｓ62，Ｓ71, Ｓ72，Ｓ81, Ｓ82とは
それぞれ図示の切り替え状態にあり、かつ切り替えモジ
ュールＭ1 の縦ハイウエイは、図示のように順次横方向
に２本ずつずれた接続線Ａによって切り替えモジュール
Ｍ2 の縦ハイウエイに接続され、また切り替えモジュー
ルＭ2 の縦ハイウエイは、接続線Ｂによって、切り替え
モジュールＭ1 の縦ハイウエイに接続されている。
【００２６】図２(b) に示す４×４ＳＲＭの２列構成
は、図２(a)に示された４×４ＳＲＭの１列構成に対し
て、４×４ＳＲＭの１列構成を付加し、Ａに示す接続線
とＢに示す接続線とを付加するとともに、各切り替えモ
ジュールにおける切り替え器の切り替え方法を図２(a)
の状態から変更することによって、形成される。
は、図２(a)に示された４×４ＳＲＭの１列構成に対し
て、４×４ＳＲＭの１列構成を付加し、Ａに示す接続線
とＢに示す接続線とを付加するとともに、各切り替えモ
ジュールにおける切り替え器の切り替え方法を図２(a)
の状態から変更することによって、形成される。
【００２７】４×４ＳＲＭをさらに付加して、４段ない
しそれ以上の構成とする場合も同様であって、４×４Ｓ
ＲＭの１列構成と接続線Ａとを組にして順次付加すると
ともに、接続線Ｂを付加することによって、４×４ＳＲ
Ｍの多段構成が形成される。
しそれ以上の構成とする場合も同様であって、４×４Ｓ
ＲＭの１列構成と接続線Ａとを組にして順次付加すると
ともに、接続線Ｂを付加することによって、４×４ＳＲ
Ｍの多段構成が形成される。
【００２８】このように、本発明によれば、ＳＲＭの多
段接続によってＭＳＳＲを構成する場合に、同一構成の
切り替えモジュールと段間の接続線とを使用して複数列
に接続し、各切り替えモジュールにおける切り替え器の
切り替え方法を選択するとともに、一列目のＳＲＭと最
終列のＳＲＭとを結ぶ接続線を設けて、その接続方法を
選択することによって、所要の切り替えを行なうＭＳＳ
Ｒを構成することができる。
段接続によってＭＳＳＲを構成する場合に、同一構成の
切り替えモジュールと段間の接続線とを使用して複数列
に接続し、各切り替えモジュールにおける切り替え器の
切り替え方法を選択するとともに、一列目のＳＲＭと最
終列のＳＲＭとを結ぶ接続線を設けて、その接続方法を
選択することによって、所要の切り替えを行なうＭＳＳ
Ｒを構成することができる。
【００２９】図２の実施例におけるハイウエイデータの
構成は、例えば、セルの先頭を示すセル・フレーム・パ
ルス、データ（１６ビット）＋パリティ・ビット、セル
の有効，無効を示すデータ・イネーブル、クロックの２
０本である。
構成は、例えば、セルの先頭を示すセル・フレーム・パ
ルス、データ（１６ビット）＋パリティ・ビット、セル
の有効，無効を示すデータ・イネーブル、クロックの２
０本である。
【００３０】図３は、切り替え器の接続方法を示したも
のであって、(a),(b),(c),(d) はそれぞれ２個の切り替
え器Ｓ1,Ｓ2 の異なる接続方法を示し、切り替え器を示
す円内における矢印方向にハイウエイの接続が行なわ
れ、円内を通過しないハイウエイは接続されないことを
示している。図２(a),(b) に示された切り替えモジュー
ルＭ1,Ｍ2 における各切り替え器は、図３に示されたい
ずれかの接続方法になるように切り替えられるものであ
り、図２(a),(b) における各切り替え器は、添字の末尾
が図３(a) 〜(d) のいずれかにおける切り替え器の番号
に等しくなるように配置されるものとする。なお、図３
(c) に示す接続方法は、使用されない。
のであって、(a),(b),(c),(d) はそれぞれ２個の切り替
え器Ｓ1,Ｓ2 の異なる接続方法を示し、切り替え器を示
す円内における矢印方向にハイウエイの接続が行なわ
れ、円内を通過しないハイウエイは接続されないことを
示している。図２(a),(b) に示された切り替えモジュー
ルＭ1,Ｍ2 における各切り替え器は、図３に示されたい
ずれかの接続方法になるように切り替えられるものであ
り、図２(a),(b) における各切り替え器は、添字の末尾
が図３(a) 〜(d) のいずれかにおける切り替え器の番号
に等しくなるように配置されるものとする。なお、図３
(c) に示す接続方法は、使用されない。
【００３１】図４は、切り替え器の構成例を示したもの
であって、ＳA,ＳB はセレクタである。セレクタＳA,Ｓ
B は、入力Ａ，Ｂを任意に切り替えて出力Ａ，Ｂを生じ
ることができるものである。
であって、ＳA,ＳB はセレクタである。セレクタＳA,Ｓ
B は、入力Ａ，Ｂを任意に切り替えて出力Ａ，Ｂを生じ
ることができるものである。
【００３２】図４に示された切り替え器は、例えば外部
から与えられる制御信号によって、局データ等に基づく
ソフトウェアによって、切り替えを行なうものであって
もよく、または半固定スイッチであってもよい。
から与えられる制御信号によって、局データ等に基づく
ソフトウェアによって、切り替えを行なうものであって
もよく、または半固定スイッチであってもよい。
【００３３】図５は、本発明の他の実施例を示したもの
であって、４×４ＳＲＭ４列の場合の切り替えモジュー
ルにおけるハイウエイ接続方法を示している。図２の実
施例におけると同じものを同じ番号で示し、Ｍ3,Ｍ4 は
切り替えモジュールであって、Ｓ91, Ｓ92，Ｓ101,Ｓ
102,Ｓ111,Ｓ112,Ｓ121,Ｓ122,Ｓ131,Ｓ132,Ｓ141,Ｓ14
2,Ｓ151,Ｓ152,Ｓ161,Ｓ162 は切り替え器である。
であって、４×４ＳＲＭ４列の場合の切り替えモジュー
ルにおけるハイウエイ接続方法を示している。図２の実
施例におけると同じものを同じ番号で示し、Ｍ3,Ｍ4 は
切り替えモジュールであって、Ｓ91, Ｓ92，Ｓ101,Ｓ
102,Ｓ111,Ｓ112,Ｓ121,Ｓ122,Ｓ131,Ｓ132,Ｓ141,Ｓ14
2,Ｓ151,Ｓ152,Ｓ161,Ｓ162 は切り替え器である。
【００３４】図５においては、同一構成の切り替えモジ
ュールＭ1 〜Ｍ4 と段間の接続線とを使用して複数列に
接続し、各切り替えモジュールにおける切り替え器の切
り替え方法を選択するとともに、第１列のＳＲＭと最終
列のＳＲＭとを結ぶ接続線を設けて、その接続方法を選
択することによって、図７において(c) で示されたＭＳ
ＳＲと同様のハイウエイ接続を行なうことができる。な
お、図５においては、接続されない縦ハイウエイは省略
して示されているが、これらをすべて設けることによっ
て、全く同一構成のＳＲＭと段間の接続線とを用いるこ
とができることはいうまでもない。
ュールＭ1 〜Ｍ4 と段間の接続線とを使用して複数列に
接続し、各切り替えモジュールにおける切り替え器の切
り替え方法を選択するとともに、第１列のＳＲＭと最終
列のＳＲＭとを結ぶ接続線を設けて、その接続方法を選
択することによって、図７において(c) で示されたＭＳ
ＳＲと同様のハイウエイ接続を行なうことができる。な
お、図５においては、接続されない縦ハイウエイは省略
して示されているが、これらをすべて設けることによっ
て、全く同一構成のＳＲＭと段間の接続線とを用いるこ
とができることはいうまでもない。
【００３５】なお、図２〜図５の実施例においては、本
発明を４×４ＳＲＭに適用した場合について開示した
が、８×８ＳＲＭの場合も同様の構成をとることができ
る。この場合は、切り替えモジュール内における切り替
え器の数は２倍となる。ただしこれは、システムを構成
するＳＲＭの基本単位に依存して定まるものである。
発明を４×４ＳＲＭに適用した場合について開示した
が、８×８ＳＲＭの場合も同様の構成をとることができ
る。この場合は、切り替えモジュール内における切り替
え器の数は２倍となる。ただしこれは、システムを構成
するＳＲＭの基本単位に依存して定まるものである。
【００３６】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、既
存のＳＲＭに対してＳＲＭを増設してＭＳＳＲを構成す
る場合に、同一構成の切り替えモジュールと段間の接続
線とを使用して増設を行なうことができ、切り替えモジ
ュールにおける各切り替え器の切り替え方法の設定と、
一列目のＳＲＭと最終列のＳＲＭとの間の接続線の接続
方法の設定とを行なうのみで、所望のハイウエイ接続を
行なうＭＳＳＲを構成することができる。従って本発明
によれば、ＭＳＳＲにおいてＳＳＭの増設を行なう際に
おける、既存装置への影響を最小限にすることができ
る。
存のＳＲＭに対してＳＲＭを増設してＭＳＳＲを構成す
る場合に、同一構成の切り替えモジュールと段間の接続
線とを使用して増設を行なうことができ、切り替えモジ
ュールにおける各切り替え器の切り替え方法の設定と、
一列目のＳＲＭと最終列のＳＲＭとの間の接続線の接続
方法の設定とを行なうのみで、所望のハイウエイ接続を
行なうＭＳＳＲを構成することができる。従って本発明
によれば、ＭＳＳＲにおいてＳＳＭの増設を行なう際に
おける、既存装置への影響を最小限にすることができ
る。
【図１】本発明の原理的構成を示す図である。
【図２】本発明の一実施例を示す図であって、(a) は４
×４ＳＲＭの１列構成の場合、(b) は４×４ＳＲＭの２
列構成の場合をそれぞれ示す。
×４ＳＲＭの１列構成の場合、(b) は４×４ＳＲＭの２
列構成の場合をそれぞれ示す。
【図３】切り替え器の接続方法を示す図であって、(a),
(b),(c),(d) はそれぞれ２個の切り替え器Ｓ1,Ｓ2 の異
なる接続方法を示す。
(b),(c),(d) はそれぞれ２個の切り替え器Ｓ1,Ｓ2 の異
なる接続方法を示す。
【図４】切り替え器の構成例を示す図である。
【図５】本発明の他の実施例を示す図である。
【図６】ＳＲＭの構成例を示す図である。
【図７】従来のＭＳＳＲの構成例を示す図であって、
(a) は４×４ＳＲＭＴ11〜Ｔ13の１列構成の場合、(b)
は４×４ＳＲＭＴ11〜Ｔ13，Ｔ21〜Ｔ23の２列構成によ
る８×８スイッチ、(c) は４×４ＳＲＭＴ11〜Ｔ13，Ｔ
21〜Ｔ23，Ｔ31〜Ｔ33,Ｔ 41〜Ｔ43の４列構成による１
６×１６スイッチをそれぞれ示す。
(a) は４×４ＳＲＭＴ11〜Ｔ13の１列構成の場合、(b)
は４×４ＳＲＭＴ11〜Ｔ13，Ｔ21〜Ｔ23の２列構成によ
る８×８スイッチ、(c) は４×４ＳＲＭＴ11〜Ｔ13，Ｔ
21〜Ｔ23，Ｔ31〜Ｔ33,Ｔ 41〜Ｔ43の４列構成による１
６×１６スイッチをそれぞれ示す。
１ 横ハイウエイ ２ 縦ハイウエイ ３，４ ＳＲＭ ５ 切り替え器 ６ 切り替えモジュール ７ 段間接続線群 ８ 外部接続線群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平４−238491（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04L 12/28 H04L 12/56
Claims (3)
- 【請求項１】 広帯域ＩＳＤＮシステムにおけるセルフ
ルーティングモジュール（以下ＳＲＭと略す）列を複数
列配列してなるマルチステージＳＲＭ（以下ＭＳＳＲと
略す）において、切り替えモジュール（６）を各ＳＲＭ
列ごとに設けて、各ＳＲＭ列における入力側のＳＲＭ
（３）と出力側のＳＲＭ（４）とを複数の横ハイウエイ
（１）で接続し、該横ハイウエイ（１）と交わる複数の
縦ハイウエイ（２）を設けて、横ハイウエイと対応する
縦ハイウエイの交点にそれぞれ設けられた複数の切り替
え器（５）によって、横ハイウエイと任意の縦ハイウエ
イとの接続の切り替えを設定するとともに、段間接続線
群（７）を設けて、各切り替えモジュールの縦ハイウエ
イの出力側を次列の切り替えモジュールの縦ハイウエイ
の入力側に一定の接続順に接続し、外部接続線群（８）
を設けて、該ＭＳＳＲの最終列の切り替えモジュールの
縦ハイウエイの出力側と一列目の切り替えモジュールの
縦ハイウエイの入力側との接続を設定するようにしたこ
とを特徴とするＳＲＭ間ハイウエイ接続方法。 - 【請求項２】 広帯域ＩＳＤＮシステムにおけるＳＲＭ
列を複数列配列してなるＭＳＳＲにおいて、各ＳＲＭ列
における入力側のＳＲＭ（３）と出力側のＳＲＭ（４）
とを接続するＮ本の横ハイウエイ（１）と、該横ハイウ
エイ（１）と交わる２Ｎ本の縦ハイウエイ（２）と、該
横ハイウエイと対応する縦ハイウエイの交点にそれぞれ
設けられ横ハイウエイと任意の縦ハイウエイとの接続の
切り替えを設定する２Ｎ個の切り替え器（５）とを有す
る切り替えモジュール（６）を各ＳＲＭ列ごとに設ける
とともに、各切り替えモジュールの縦ハイウエイの出力
側を次列の切り替えモジュールの縦ハイウエイの入力側
に一定の接続順に接続する段間接続線群（７）と、該Ｍ
ＳＳＲの最終列の切り替えモジュールの縦ハイウエイの
出力側と一列目の切り替えモジュールの縦ハイウエイの
入力側との接続を設定する外部接続線群（８）とを設け
たことを特徴とするＳＲＭ間ハイウエイ接続装置。 - 【請求項３】 前記切り替え器（５）が外部制御信号に
よってまたは半固定にその切り替えを制御されて、２入
力を任意に切り替えて１または２の出力を発生する２個
のセレクタ（９，１０）からなることを特徴とする請求
項１または２に記載のＳＲＭ間ハイウエイ接続装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22774791A JP3023721B2 (ja) | 1991-09-09 | 1991-09-09 | Ｓｒｍ間ハイウエイ接続方法および装置 |
| CA 2077882 CA2077882A1 (en) | 1991-09-09 | 1992-09-09 | Apparatus and method for connecting inter-srm highways |
| EP19920115427 EP0534232A1 (en) | 1991-09-09 | 1992-09-09 | An apparatus and method for connecting inter-SRM highways |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22774791A JP3023721B2 (ja) | 1991-09-09 | 1991-09-09 | Ｓｒｍ間ハイウエイ接続方法および装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05130130A JPH05130130A (ja) | 1993-05-25 |
| JP3023721B2 true JP3023721B2 (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=16865740
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22774791A Expired - Lifetime JP3023721B2 (ja) | 1991-09-09 | 1991-09-09 | Ｓｒｍ間ハイウエイ接続方法および装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0534232A1 (ja) |
| JP (1) | JP3023721B2 (ja) |
| CA (1) | CA2077882A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08102749A (ja) * | 1994-08-02 | 1996-04-16 | Fujitsu Ltd | Ａｔｍスイッチ及びａｔｍスイッチによるパス張り替え方法 |
| JPH08265328A (ja) * | 1995-03-20 | 1996-10-11 | Fujitsu Ltd | 多段接続スイッチおよびその増設方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0165499B1 (de) * | 1984-06-12 | 1988-09-07 | Siemens Aktiengesellschaft | Raummultiplexkoppelnetz |
| US4864558A (en) * | 1986-11-29 | 1989-09-05 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Self-routing switch |
| CA1297567C (en) * | 1987-02-06 | 1992-03-17 | Kazuo Hajikano | Self routing-switching system |
-
1991
- 1991-09-09 JP JP22774791A patent/JP3023721B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-09-09 EP EP19920115427 patent/EP0534232A1/en not_active Withdrawn
- 1992-09-09 CA CA 2077882 patent/CA2077882A1/en not_active Abandoned
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CA2077882A1 (en) | 1993-03-10 |
| EP0534232A1 (en) | 1993-03-31 |
| JPH05130130A (ja) | 1993-05-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19991214 |