JPH03218144A - 高速パケット交換機 - Google Patents
高速パケット交換機Info
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L49/00—Packet switching elements
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野]
電子通信分野におけるデイジタル交換機、特に固定長パ
ケットを用いて交換動作を行う高速パケット交換機の通
話路スイッチの構成に関する。 【従来の技術1 高速でかつ広い帯域を必要とする通信を扱うために、パ
ケットの長さを固定長とした高速パケット交換技術が検
討されている。パケット交換の特長の一つは、各パケッ
トがヘッダを持っており、そのヘッダを見ればそのパケ
ットの宛先が分かる。 即ち、自己ルーティングが可能であることである。 従って、ハードウェアでヘッダの内容を読み取り、そこ
に書かれているルーティング情報に従ってスイッチング
を行えば、高速な交換動作が可能となる。このようなス
イッチの代表例としては、特開昭59−135994号
公報(rTDMスイッチングシステム」)に記載された
スイッチがある。 一方、大規模な通話路スイッチを構成するためには、あ
る規模を持った単位スイッチを多段接続して規模を拡張
するのが一般的である。例えば、特許出願公表昭和59
−501034号公報(「高速パケット交換機」)のF
IG.5に示されているスイッチがその一例である。 【発明が解決しようとする課題] 上記従来技術を用いた多段高速パケット交換スイッチに
おけるパケットヘッダ内部のルーティング情報(例えば
、出力ポート番号)の付与方法には,次の2通りが考え
られる。 (1)各段のルーティング情報をあらかじめ全てヘッダ
内に持つ。 (2)ヘッダ内には1段分のルーティング情報しか持た
ないが、各段にヘッダ変換テーブルを置き、1段毎にル
ーティング情報を書き換える。 上記(1)の場合は、ヘッダのビット数が多くなり、こ
れがオーバヘッドとなってユーザ情報の転送効率が落ち
てしまうという問題点がある。一方、(2)の場合は、
各段のスイッチのハート量が増加するという問題点があ
る。 本発明の目的は、スイッチ1段分のルーティング情報を
用いるだけで拡張することのできる自己ルーティングス
イッチを用いた高速パケット交換機を提供することにあ
る。 [課題を解決するための手段】 上記目的を達成するため、ルーティング段と出力段の2
段から成るスイッチ構成とした。 k×m本(k≦m)の入力回線とj×m本(J≦k)の
出力回線があって、また、m入力m出力の規模のスイッ
チがあるとき、該スイッチをk×j個ルーティング段ス
イッチとして置き、入力回線をm本ずつk束に分け、m
本の回線から成るそれぞれの束を一束につきJ個のスイ
ッチにマルチ接続したものをk個のスイッチをkxj個
出力段スイッチとして置き、ルーティング段のそれぞれ
のスイッチのm本の出力をm / k本ずつk束に分け
,それぞれの束をそれぞれk個の出力段スイッチに接続
したものをj組つくる。 ルーティング段スイッチと出力段スイッチの接続は、ル
ーティング段の、1組がj個のスイッチから成るk組と
,出力段の1組がk個のスイッチから成るJ組の全ての
組合せに対し接続関係があるようにする。各出力段スイ
ッチのm本の出力は全てを用いずに、1個のスイッチ当
りm/k本だけ出力回線として取り出す。取り出すへき
各スイッチのm/k本の選び方は、その出力段スイッチ
と接続されているルーティング段スイッチの出力ボート
番号と同じボート番号を選ぶようにする。その結果,上
記k個の出力段スイッチから成る1組の中では全て異な
る出力ボートから出力が得られるようになる。 以上のようにm×mスイッチを2段に接続することによ
って、k×m入力j×m出力の拡張スイッチが得られる
。 [作用] ある入力回線から到着したパケットは、j個のルーティ
ング段スイッチに同時に入力する。j個のスイッチはそ
れぞれm本ずつの出力回線に対応しており、j個合わせ
た全体でj×m本の出力回線へパケットを振り分ける機
能を持っている。パケットのヘッダには、出力ポート番
号が書かれており、そのビット数はlog (j X
m) (但し対数の底は2;以下同様)である。そのう
ちiog(j)ビットがスイッチの選択に用いられ、そ
のパケットの宛先呂カポートに対応するスイッチだけが
選ばれる。残りのlog(m)ビットにより,スイッチ
内のルーティングが行われる。出力段のスイッチはk組
のルーティング段スイッチからの入力を集線する機能を
持つ。畠力段スイッチの呂カポート番号は、出力段スイ
ッチと接続されているルーティング段スイッチの出力ボ
ートと同じポート番号を選ぶように接続してあるので、
出力段スイッチのルーティングは、ルーティング段スイ
ッチと同じルーティング情報で行える。 [実施例] 1.交換システム (1)交換システムの構成 第7図は本発明を適用した自己ルーティングパケット交
換システムの全体構成例である。本システムはn本のパ
ケット回線を収容するローカルユニット(1−1〜1−
k)がkユニット、これらローカルユニットと接続する
単一のタンデムユニット2により構成される。ローカル
ユニット1はパケットを自己ノレーティングによりスイ
ッチする自己ルーティングスイッチ3,制御信号の終端
処理を行なう信号処理部5、呼処理制御、呼リソースを
管理する中央制御部6、及び、回線を終端し、ラベル変
換を行なう回線対応部7により構成される。タンデムユ
ニソト2は複数の自己ルーティングスイッチ(4−1〜
4−p)により構成される。 ローカノレユニット1とタンデムユニット2との間はパ
ケット回線(9−1〜9−q)により結合され、任意の
発着ローカルユニット間において、タンデムスイッチ2
内の自己ルーティングスイッチ(4−1〜4−p)を経
由した複数のルートが存在する。 入力回線8aから入力したパケットは、回線対応部7で
、呼設定時に設定された変換テーブルを用いてヘッダ変
換が行われ同時にルーティング情報が付けられる。次に
自己ルーティングスイッチ3へ送られ、スイッチングさ
れ、タンデムユニット2を経て他のローカルユニットへ
送られる。 (タンデムユニットを経ずに自ローカルユニノトにて折
り返す場合もある。) 尚、呼設定信号等の信号もパケットを用いて転送される
。この場合、信号パケットは自己ルーティングスイッチ
を経て信号処理部5へ送られる。 (2)パケットフォーマットの構成 第6図は各回線におけるパケットフォーマットの構成を
示す。パケットはヘッダ部とユーザ部とに分かれ、ヘッ
ダ部にはV C I (Virtual Connec
tion Identifier)とV P I (V
irtual Path Identifier)エリ
アが含まれている。発側ローカルユニットへの入力回線
8aにおけるパケットフォーマットは図6 (a)に示
すようにパケットヘッダ部に人回線VCI(VCIi)
と人回線VPI(VPIi)が設定されている。発側ロ
ーカルユニット1−1の回線対応部(例えば7−1)と
着側ローカルユニット(例えば、1−k)の回線対応部
(7’−1)との間の回線、例えば、回線対応部7一自
己ルーティングスイッチ3間回線10、ローカルユニッ
ト1−タンデムユニット2間回線9におけるバケツトフ
ォーマノトを図6(b)に示す。図6(a)におけるV
CIiエリアにはIVC I (Internal V
CI)が、VPIiエリアには発側ローカルユニット1
−1の自己ルーティングスイッチ3−1の出力ポート番
号PTI、タンデムユニット2の自己ルーティングスイ
ッチ4の出力ポ一ト番号RT2、着側ローカルユニノト
1−kの自己ルーティングスイッチ3−kの出力ボート
番号PT3が設定される。着側ローカルユニット3〜k
の出力回線8’ bにおけるパケットフォーマットは図
6(c)に示すように呂回線VCI (VCIo)と
出回線VPI(VPIo)が設定される。 (3)回線対応部の構成 回線対応部7の回路構成を第2図に示す。回線対応部は
、入力回線8aからのパケットを処理しタンデムユニッ
ト2に接続するパケット回線10aに出力する上り回路
21と、タンデムユニット2に接続するパケノト回線1
0bからのパケットを処理し入力回線8bに出力する下
り回路22とにより構成される。 上り回路21において、人回線8aは入カレジスタ25
に接続され、遅延回路23を介して出力レジスタ24に
接続されている。入力レジスタ25にはvC■の取り出
し線27が設けられ、取り出されたVCIが入側ラベル
変換テーブル26の読出しアドレスとなる。入側ラベル
変換テーブル26のデータ出力線28は呂カレジスタ2
4に接続され、出力レジスタ24の出力回線10aはタ
ンデムユニット2に接続される。 一方、下り回路22において、タンデムユニット2の出
力回線10bは入力レジスタ33に接続され、遅延回路
31を介して出力レジスタ32に接続される。入力レジ
スタ33にはIVCIの取り出し線35が設けられ、取
り出されたIVCIが出側ラベル変換テーブル34の読
出しアドレスとなる。出側ラベル変換テーブル34のデ
ータ出力線36は出力レジスタ32に接続され、さらに
出力レジスタ32は出力回#!8bに接続される。 (4)ラベル変換テーブル 第3図は入側ラベル変換テーブル26を示す。 本テーブルは制御信号用VCIエリアとユーザ信号情報
用VCIエリアとに分かれ、入力回線8aにおけるVC
I(VCIi)対応に、発着ローカルユニット間のVC
I (I VC I).発ローカルユニット内の自己
ルーティングスイッチ3の出力ボート番号PTI、タン
デムユニット内の自己ルーティングスイッチ4の出力ボ
ート番号PT2、及び、着ローカルユニット内の自己ル
ーティングスイッチ3の出力ボート番号PT3が設定さ
れる。 第4図は出側ラベル変換テーブル34を示す。 入側ラベル変換テーブル26同様制御信号用エリアとユ
ーザ情報用エリアとに分かれており、タンデムユニット
2からの入力回線10bにおける工VCI対応に、制御
信号用エリアには出回線制御用VC I (VC I
o c) 、及び、出回線制御用■PI(VPIoc)
が設定され、ユーザ情報用エリアには出回線ユーザ情報
用VCI (VCIou)、及び、出回線ユーザ情報用
VP I (VP I o u)が設定される。 (5)自己ルーティングスイッチの構成自己ルーティン
グスイッチ3、4はパケット中の出力ポート情報により
出力回線を選択するパケットスイソチであり、単一のス
イッチ、あるいは複数の単位スイッチの組合せにより構
成される場合とがある。ここでは,収容回線数が多いた
め複数のスイッチが組み合わされていると考える。 第5図はローカルユニット内の自己ルーティングスイッ
チ3の構成図である。入力回線(8a一1〜8a−n)
が接続される回線対応部(7−1〜7−n)の出力線1
0aを入力とする上り回線用単位自己ルーティングスイ
ッチ51aと、タンデムユニットからの回線(9b−1
〜9b−q)を入力とする下り回線用単位自己ルーティ
ングスインチ5lbとで構成される。上り回線用の単位
自己ルーティングスイッチ51aの出力線(9a一1〜
9a−q)はタンデムユニット2に接続され、下り回線
用単位自己ルーティングスイッチ51bの出力線(10
b−1 〜10b−n)は回線対応部(7−1〜7−n
)に接続される。 また、上り回線用単位自己ルーティングスイッチ51a
には上り回線用の信号処理装置53が接続され、下り回
線用単位自己ルーティングスイッチ5lbには下り回線
用の信号処理装@52が接続され、さらにこれら信号処
理装置はプロセッサバス29を介して中央処理部に接続
される。 第1図は,第5図における単位自己ルーティングスイッ
チ51a,5lbの内部構成を示したものである。ここ
では,説明の容易化のため,単位自己ルーティングスイ
ッチは、64人力64出力を持つものとする。単位自己
ルーティングスイッチは、さらに4個のルーティング段
スイッチと4個の出力段スイッチから成る。64本の入
力回線は32本ずつに分けられ、それぞれが2つのルー
ティング段スイッチにマルチ接続される。2つのルーテ
ィングスイッチの出力は、16本ずつ比力段スイッチに
接続される。他の2つのスイッチも同様である.4個の
出力段スイッチの出力は、第1図に示すように、それぞ
れ16本ずつが出力回線として引きだされ、全体として
64出力となる。 次に、パケットの交換動作を簡単に説明する。 例えば,入力ポート32番に到着したパケットはスイッ
チ1 1(SWI 1)、スイッチ12(SWI2)に
入力する。ヘッダに書かれた出力ポート番号が17番で
あったとすると、SWI 1の出力ポート17番から呂
力される。SW12に入力された方は棄てられる。SW
I 1の出方17番はsw22に接続されているので該
パケットはSW2 2へ入力される。ヘッダに書かれた
出方ポート番号は17番であるからSW22でも17番
出方へ送られる。 このようにパケットはスイッチを2段分経由するが、ル
ーティング情報は出力ポート17番という1つの情報だ
けでよい。第1図は64出力のスイッチであるから、ル
ーティング情報として必要なビット数は6ビットである
。1段目と2段目で異なるルーティング情報が必要であ
ると、必要なビット数は11ビットである。通常これら
の情報は8ビット単位で処理されることが多く、この5
ビットの差は影響が大きい。 第8図は,第1図における個々のスイッチ(例えばSW
11)の構成例である。第8図においては、n本の入線
が、直並列変換多重器101を介してメインバッファ1
05のデータ入力(DI)に接続され、メインバッファ
105のデータ出力(DO)は、並直列変換多重分離器
に接続されm本の呂線に分離されている。直並列変換多
重器101の出力のうち、パケットのヘッダに相当する
部分は,空パケット検出102にも接続され、空パケッ
トを検出する。空パケット検出102の出力のうち、空
き/使用中情報(空=O)部分はANDゲート109を
介しメインバッファ105の書込みイネーブル入力(W
E)へ接続され、出力ボート番号(R T)はアドレス
ポインタ104の宛先出線番号入力(D E S T)
に接続される.アイドルアドレスPIFO103のデー
タ出力(DO)はメインバッファ105のデータ入力(
DI)とアドレスポインタ104の次書込みアドレス入
力(NWAD)へ接続され、空き表示出力(EMPTY
)はANDゲート109を介しメインバッファ105の
書込みイネーブル入力(WE)へ接続される。アドレス
ポインタ104の書込みアドレス出力(WAD)はメイ
ンバッファ105の書込みアドレス入力(WA )へ接
続され、読出しアドレス出力(RAD)は、セレクタ1
10を介してメインバッファ105の読出しアドレス出
力(RA)とアイドルアドレスFIF○103のデータ
入力(DI)に接続される。メインバッファ105のデ
ータ呂力(DO)のうち、次続出しアドレスに相当する
部分はアドレスポインタ104の次読出しアドレス入力
(NRAD)八接続され、それ以外の部分,即ちパケッ
ト本体に相当する部分は、並直列変換多重分離器106
を介し、各出線へ分離される。制御カウンタ107の出
力はアドレスポインタ104の読出しカウンタ入力(R
ACNT)へ接続される。空アドレスレジスタ111は
セレクタ110の入力へ接続される。アドレスポインタ
104のキュー状態表示出力(STS)はセレクタ11
0の選択入力と、アイドルアドレスFIFO103の書
込みイネーブル入力(WE)へ接続されている。 まず,メインバッファへのパケットの書込み動作を説明
する。 各入線から到着したパケットは、直並列変換多重器10
1で並列変換し,パケットを1個ずつ逐次取扱うことを
容易にする。直並列変換多重の概念図は第9図に示す。 直並列変換多重器は、一般にバレルシフタと呼ばれる公
知の回路を用いて構成できる。第6図(b)に示すよう
に、パケットのヘッダには内部論理チャネル番号と出力
ポート番号が書いてあり、この番号で空パケソト検出1
02にアクセスすることで、そのパケットが空きか使用
されているかの情報を得る。 パケットの出力ポート番号はアドレスポインタ104へ
入力され、これに応じて適当な書込みアドレスが得られ
る。該書込みアドレスは、アイドルアトレスPIFO1
03から予め入力されたものである。該書込みアドレス
を用いてパケノトはメインバッファ105へ書込まれる
。尚、パケットが空きパケットである場合、もしくはア
イドルアドレスFIF○が空きである場合(即ちメイン
バファに空きが無い場合)は、ANDゲート109の出
力がLとなるためメインバッファ105には書込みは行
われず、また、アイドルアドレスFIF○の読出しクロ
ック(RCK)もLとなり、空アドレスの出力も行われ
ない。 次に読み出し動作を説明する。パケットの読み出しは、
制御カウンタ107が発生する数に応じてアドレスポイ
ンタ104から読出しアドレスを得て,これをメインバ
ソファの読出しアドレスとすることでパケットを読み出
す。制御カウンタの値は、出力ボート番号に対応する。 即ち各出力ポート毎に順番に1つずつパケットが読み出
されるわけである。読み出しアドレスとして使用したア
ドレスは、アイドルアドレスPIFO103のデータ入
力(DI)へ送られ、再度書込みアドレスとして用いら
れる。尚、ある出力ポートに宛てたパケットが、メイン
バソファ内に1つも存在しないときは、キュー状態表示
出力(STS)が出力され、セレクタ110によって、
メインバッファ105の読出しアドレスとして,空パケ
ットアドレスレジスタ111に格納されているアドレス
が選択される。該アドレスに相当するメインバッファの
内容は常に空きパケットとしてある。 アイドルアドレスFIFOのデータ出力は、パケットと
一緒にメインバソファ内に格納する。こ?はそのパケッ
トの出力ポートと同じ宛先の、次のパケソトの格納アド
レスを示すためである。詳しい動作は第10図を用いて
次に述べる。 次に第10図を用いて、アドレスポインタ104の構成
と動作を説明する。出力ポート番号入力(DEST)は
、出力ポート番号デコーダ301の入力と書込みアドレ
スセレクタ308の選択入力に接続される。出力ボート
番号デコーダ301のm本のデコード出力は、それぞれ
m個の書込みレジスタ(WR■〜m)302〜303の
クロツク入力に接続される。外部のアイドルアドレスF
IF○から入力される次書込みアドレス(NWAD)は
各書込みレジスタの出力は書込みアドレスセレクタ30
8を介して、書込みアドレス出力(WAD)となる。一
方、制御カウンタ入力(RACNT)はデコーダ311
と読出しアドレスセレクタ309の選択入力に接続され
、デコーダ311のm本のデコード出力は、それぞれm
個の読出しレジスタ(RR,−m)304−305のク
07夕入力として、ゲートを介して接続される。外部か
らの次読出しアドレス入力(NRAD)は、各続出しレ
ジスタの入力に接続され、各続出しレジスタ出力は読出
しアドレスセレクタ309を介して読出しアドレス(R
AD)となる。不一致検出器306〜307はそれぞれ
対応する書込みレジスタと読出しレジスタの出力を入力
とし、そのそれぞれの出力は不一致情報セレクタ310
を介して,キュー状態表示出力(STS)となる。また
、不−1検出器の出力は上記ゲートの一方の入力にも接
続される。 出力ポート番号入力(DEST)によりm個の書込みレ
ジスタの出力のうち、その出力ポート番号に相当するも
のを書込みアドレスセレクタ308で選択し、書込みア
ドレス出力(WAD)とする。このとき、同時に出力ボ
ート番号デコーダ301のデコード出力により、上記に
相当する書込みレジスタの保持する値を、アイドルアド
レスFIFOから入力される(NWAD)値に更新する
。 従って、更新直前でのNWADの値は、この時書込みを
行おうとしているパケットの出力ボート番号と同じ宛先
のパケットが次に入ってきた時の書込みアドレスに相当
する。そのため、このNWADの値をこの時書込みを行
おうとしているパケットと一緒にメインバッファに格納
しておけば、このパケットを読出した時に、同じ出線へ
宛てたパケットを次に読出す時は、どのアドレスから読
出せば良いのかを知ることができる。パケットの読出し
時は、制御カウンタの値を選択入力とする読出しアドレ
スセレクタにより読出しレジスタ出力を選択し、そのレ
ジスタの保持値を読出しアドレス出力(RAD)として
出力し、これを読出しアドレスとして用いる。同時にデ
コーダ311の出力によって、この時選択された読出し
レジスタの保持値を更新する。この時の読出しレジスタ
の入力は,メインバソファから読出される、上記書込み
時にパゲットと一緒に格納した次続出しアドレスである
ので、同じ出線へ宛てた次のパケットのアドレスを読出
しレジスタに保持させる事ができる。 第11図にアイドルアドレスPIFO103の構成を示
す。アイドルアドレスFIF○103は、メモリ501
、書込みカウン9 (WCNT)502、読出しカウン
タ(RCNT)503、一致検出器504から成る。書
込みカウンタ502は、書込みアドレス(WA)を出力
するカウンタで、メモリ501のアドレスの数だけカウ
ントするリングカウンタである。読出しカウンタ503
は,読出しアドレス(RA)を出力するカウンタで、メ
モリ501のアドレスの数だけカウントするリングカウ
ンタである。両カウンタの値が同一になった時はメモリ
が空になった状態であるから、これを一致検出器504
で検出して空き出力(EMPTY)を出す。以上のよう
に、全体としてはFIFO機能を持つものである。 (6)一般的拡張例 第12図は,第1図の配線を省略して記し,配置を替え
ただけであり内容は第1図と等価である。 第12図は、第13図の理解を助けるために書いたもの
である。第13図は、第12図が64人力64出力であ
ったのに対し、任意の数の入出力に拡張したものである
。 1つのスイッチがm入力m出力の規模であって、k×m
本の入力回線があるとき、ルーティング段スイッチをk
Xk個置き,入力回線をm本ずつk束に分け、m本の回
線から成るそれぞれの束をそれぞれk個のスイッチにマ
ルチ接続したものをk組つくる。一方、出力段スイッチ
もkXk個置き、ルーティング段のそれぞれのスイッチ
のm本の畠力をm/k本ずつk束に分け,それぞれの束
をそれぞれk個の出力段スイッチに接続したものをk組
つくる。ルーティング段と出力段の接続は、ルーティン
グ段の1#Iがk個のスイッチから成るk組と、出力段
の1組がk個のスイッチから成るk組の全ての組合せに
対し接続関係があるようにする,出力段スイッチのm本
の出力は全てを用いずに、1個のスイッチ当りm/k本
だけ出力回線として取り出す。各スイッチのm/k本の
選び方は、パケットのルーティング情報が1段分だけで
済むように、その出力段スイッチと接続されているルー
ティング段スイッチの出力ポートと同じポート番号を選
ぶようにする。その結果,上記k個の出力段スイッチか
ら成る1組の中では全て異なる出力ボートから出力が得
られるようになる。 ある入力回線から到着したパケットは、k個のルーティ
ング段スイッチに同時に入力する。k個のスイッチはそ
れぞれm本ずつの出力回線に対応しており、k個合わせ
た全体でk×m本の出力回線へパケットを振り分ける機
能を持っている。パケットのヘッダには、出力ポート番
号が書かれており、そのビット数はlog (k X
m) (但し対数の底は2;以下同様)である。そのう
ちlog(k)ビットがスイッチの選択に用いられ、そ
のパケットの宛先出力ポートに対応するスイッチだけが
選ばれる。残りのlog (m)ビットにより、スイッ
チ内のルーティングが行われる。出力段のスイッチはk
組のルーティング段スイッチからの入力を集線する機能
を持つ。出力段スイッチの出力ポート番号は、出力段ス
イッチと接続されているルーティング段スイッチの出力
ポートと同じポート番号を選ぶように接続してあるので
、出力段スイッチのルーティングは、ルーティング段ス
イッチと同じルーティング情報で行える。 本実施例によれば、m入力m出力のスイッチを複数個用
いて、(k×m)入力(k×m)出力のスイノチを構成
できる。しかも、必要とするルーティング情報は出力回
線数に相当するビット数だけで済む。 例えば、k=2,m=32のとき、従来技術で2段スイ
ッチを構成すると、必要なルーティング情報は、Log
(2 X 32)+log32=11ビットであるが、
本発明によればlog(2X32)=6ビットである。 本発明が適用される高速パケット交換では、ヘッダ内の
ルーティング情報に許されるビット数は、8ビット程度
であるので、上記の差は極めて大きい。 2.集線システム (1)システム構成 第14図に集線システムを構成する集線ユニットを示す
。集線システムは、本ユニットのみで構成される。基本
的構成は、第7図に示す交換システムの中のローカルユ
ニットから、信号処理部5−1、と中央制御部6−1を
取り除いたものである。 (2)自己ルーティングスイッチの構成第15図に集線
ユニットに用いられる自己ルーティングスイッチの構成
を示す。上り側は入力回線より出力回線の本数が少ない
自己ルーティング集線スイッチとなっており、下り側は
その逆の自己ルーティング分配スイッチとなっている。 (3)集線スイッチの構成 第16図に自己ルーティング集線スイッチの構成を示す
。ここでは、32人力32出力のスイッチを複数用いて
64人力32出力の集線スイッチを構成する場合を示し
てある。2つのルーティング段スイッチと2つの出力段
スイッチを設置する。 64本の入力回線は32本ずつ分け、2つのルーティン
グ段スイッチに接続する。ルーティング段スイッチの出
力は、それぞれ16本ずつ異なる出力段スイッチに接続
する2つの出力段スイッチの出力は16本ずつ引き出し
て出力回線とする。 32本の出力回線番号のいずれかをルーティング情報と
して持ったパケットが64本の入力回線のいずれから到
着しても所望の出力回線にルーティング可能であること
は第16図にて容易に理解できる。第1図の場合と同じ
くルーティング段も出力段も同一のルーティング情報(
出力ポート番号)でスイソチングできる。 (4)一般的拡張 第17図は第16図の接続方法を一般化したものである
。 1つのスイッチがm入力m出力の規模であって、k×m
本(k≦m)の入力回線があるとき,ルーティング段ス
イノチをk×j個(j≦k)置き、入力回線をm本ずつ
k束に分け、m本の回線から成るそれぞれの束をそれぞ
れj個のスイッチにマルチ接続したものをk組つくる。 一方、出力段スイッチもk×j個置き、ルーティング段
のそれぞれのスイッチのm本の出力をm/k本ずつk束
に分け、それぞれの束をそれぞれJ個の出力段スイノチ
に接続したものをk組つくる。ルーティング段と出力段
の接続は、ルーティング段の1組がj個のスイッチから
成るk組と、出力段の1組がk個のスイッチから成るj
組の全ての組合せに対し接続関係があるようにする。出
力段スイッチのm本の呂力は全てを用いずに、1個のス
イッチ当りm/k本だけ出力回線として取り出す。各ス
イッチのm/k本の選び方は、パケットのルーティング
情報が1段分だけで済むように、その出力段スイッチと
接続されているルーティング段スイッチの出力ポートと
同じポート番号を選ぶようにする。 その結果、上記k個の出力段スイッチから成る1組の中
では全て異なる出力ポートから出力が得られるようにな
る。 以上のようにm×mスイッチを2段に接続することによ
って、k×m入力j×m出力の拡張集線スイッチが得ら
れる。 ある入力回線から到着したパケットは、j個のルーティ
ング段スイッチに同時に入力する。j個のスイッチはそ
れぞれm本ずつの出力回線に対応しており、j個合わせ
た全体でj×m本の出力回線へパケットを振り分ける機
能を持っている。パケットのヘッダには,出力ポート番
号が書かれており、そのビット数はlog(j X m
) (但し対数の底は2;以下同様)である。そのうち
log(j)ビットがスイッチの選択に用いられ、その
パケットの宛先出力ボートに対応するスイッチだけが選
ばれる。残りのlog(m)ビットにより、スイッチ内
のルーティングが行われる。出力段のスイッチはk組の
ルーティング段スイッチからの入力を集線する機能を持
つ。出力段スイッチの出力ボート番号は、出力段スイッ
チと接続されているルーティング段スイッチの出力ポー
トと同じポート番号を選ぶように接続してあるので、出
力段スイッチのルーティングは、ルーティング段スイッ
チと同じルーティング情報で行える。 本実施例によれば、m入力m出力のスイッチを複数個用
いて、(k×m)入力(j×m)出力のスイッチを構成
できる。しかも、必要とするルーティング情報は,出力
回線数に相当するビット数だけで済む。 例えば,j=1,m=32のとき、従来技術で2段スイ
ッチを構成すると、必要なルーティング情報は、1og
32+1og32=10ビットであるが,本発明によれ
ばlog32:5ビットである。本発明が適用される高
速パケット交換では、ヘッダ内のルーティング情報に許
されるビット数は、8ビット程度であるので、上記の差
は極めて大きい。 (5)分配スイッチ 自己ルーティング分配スイッチは、上述の集線スイッチ
の入力と出力を逆にした構成とすれば良い。詳細な説明
は省略する。 [発明の効果) 本発明によれば、m入力m出力のスイッチを複数個用い
て、(k×m)入力(j×m)出力のスイッチを構成で
きる。(m≧k≧j)しかも、必要とするルーティング
情報は出力回線数に相当するビット数だけで済む。 例えば、k=j=2,m=32のとき、従来技術で2段
スイッチを構成すると、必要なルーティング情報は.
log(2 X 32)+log32=11ビットであ
るが、本発明によればlog(2 X 32)=6ビッ
トである。 本発明が適用される高速パケット交換では、ヘッダ内の
ルーティング情報に許されるビット数は、8ビット程度
であるので、上記の差は極めて大きい。
ケットを用いて交換動作を行う高速パケット交換機の通
話路スイッチの構成に関する。 【従来の技術1 高速でかつ広い帯域を必要とする通信を扱うために、パ
ケットの長さを固定長とした高速パケット交換技術が検
討されている。パケット交換の特長の一つは、各パケッ
トがヘッダを持っており、そのヘッダを見ればそのパケ
ットの宛先が分かる。 即ち、自己ルーティングが可能であることである。 従って、ハードウェアでヘッダの内容を読み取り、そこ
に書かれているルーティング情報に従ってスイッチング
を行えば、高速な交換動作が可能となる。このようなス
イッチの代表例としては、特開昭59−135994号
公報(rTDMスイッチングシステム」)に記載された
スイッチがある。 一方、大規模な通話路スイッチを構成するためには、あ
る規模を持った単位スイッチを多段接続して規模を拡張
するのが一般的である。例えば、特許出願公表昭和59
−501034号公報(「高速パケット交換機」)のF
IG.5に示されているスイッチがその一例である。 【発明が解決しようとする課題] 上記従来技術を用いた多段高速パケット交換スイッチに
おけるパケットヘッダ内部のルーティング情報(例えば
、出力ポート番号)の付与方法には,次の2通りが考え
られる。 (1)各段のルーティング情報をあらかじめ全てヘッダ
内に持つ。 (2)ヘッダ内には1段分のルーティング情報しか持た
ないが、各段にヘッダ変換テーブルを置き、1段毎にル
ーティング情報を書き換える。 上記(1)の場合は、ヘッダのビット数が多くなり、こ
れがオーバヘッドとなってユーザ情報の転送効率が落ち
てしまうという問題点がある。一方、(2)の場合は、
各段のスイッチのハート量が増加するという問題点があ
る。 本発明の目的は、スイッチ1段分のルーティング情報を
用いるだけで拡張することのできる自己ルーティングス
イッチを用いた高速パケット交換機を提供することにあ
る。 [課題を解決するための手段】 上記目的を達成するため、ルーティング段と出力段の2
段から成るスイッチ構成とした。 k×m本(k≦m)の入力回線とj×m本(J≦k)の
出力回線があって、また、m入力m出力の規模のスイッ
チがあるとき、該スイッチをk×j個ルーティング段ス
イッチとして置き、入力回線をm本ずつk束に分け、m
本の回線から成るそれぞれの束を一束につきJ個のスイ
ッチにマルチ接続したものをk個のスイッチをkxj個
出力段スイッチとして置き、ルーティング段のそれぞれ
のスイッチのm本の出力をm / k本ずつk束に分け
,それぞれの束をそれぞれk個の出力段スイッチに接続
したものをj組つくる。 ルーティング段スイッチと出力段スイッチの接続は、ル
ーティング段の、1組がj個のスイッチから成るk組と
,出力段の1組がk個のスイッチから成るJ組の全ての
組合せに対し接続関係があるようにする。各出力段スイ
ッチのm本の出力は全てを用いずに、1個のスイッチ当
りm/k本だけ出力回線として取り出す。取り出すへき
各スイッチのm/k本の選び方は、その出力段スイッチ
と接続されているルーティング段スイッチの出力ボート
番号と同じボート番号を選ぶようにする。その結果,上
記k個の出力段スイッチから成る1組の中では全て異な
る出力ボートから出力が得られるようになる。 以上のようにm×mスイッチを2段に接続することによ
って、k×m入力j×m出力の拡張スイッチが得られる
。 [作用] ある入力回線から到着したパケットは、j個のルーティ
ング段スイッチに同時に入力する。j個のスイッチはそ
れぞれm本ずつの出力回線に対応しており、j個合わせ
た全体でj×m本の出力回線へパケットを振り分ける機
能を持っている。パケットのヘッダには、出力ポート番
号が書かれており、そのビット数はlog (j X
m) (但し対数の底は2;以下同様)である。そのう
ちiog(j)ビットがスイッチの選択に用いられ、そ
のパケットの宛先呂カポートに対応するスイッチだけが
選ばれる。残りのlog(m)ビットにより,スイッチ
内のルーティングが行われる。出力段のスイッチはk組
のルーティング段スイッチからの入力を集線する機能を
持つ。畠力段スイッチの呂カポート番号は、出力段スイ
ッチと接続されているルーティング段スイッチの出力ボ
ートと同じポート番号を選ぶように接続してあるので、
出力段スイッチのルーティングは、ルーティング段スイ
ッチと同じルーティング情報で行える。 [実施例] 1.交換システム (1)交換システムの構成 第7図は本発明を適用した自己ルーティングパケット交
換システムの全体構成例である。本システムはn本のパ
ケット回線を収容するローカルユニット(1−1〜1−
k)がkユニット、これらローカルユニットと接続する
単一のタンデムユニット2により構成される。ローカル
ユニット1はパケットを自己ノレーティングによりスイ
ッチする自己ルーティングスイッチ3,制御信号の終端
処理を行なう信号処理部5、呼処理制御、呼リソースを
管理する中央制御部6、及び、回線を終端し、ラベル変
換を行なう回線対応部7により構成される。タンデムユ
ニソト2は複数の自己ルーティングスイッチ(4−1〜
4−p)により構成される。 ローカノレユニット1とタンデムユニット2との間はパ
ケット回線(9−1〜9−q)により結合され、任意の
発着ローカルユニット間において、タンデムスイッチ2
内の自己ルーティングスイッチ(4−1〜4−p)を経
由した複数のルートが存在する。 入力回線8aから入力したパケットは、回線対応部7で
、呼設定時に設定された変換テーブルを用いてヘッダ変
換が行われ同時にルーティング情報が付けられる。次に
自己ルーティングスイッチ3へ送られ、スイッチングさ
れ、タンデムユニット2を経て他のローカルユニットへ
送られる。 (タンデムユニットを経ずに自ローカルユニノトにて折
り返す場合もある。) 尚、呼設定信号等の信号もパケットを用いて転送される
。この場合、信号パケットは自己ルーティングスイッチ
を経て信号処理部5へ送られる。 (2)パケットフォーマットの構成 第6図は各回線におけるパケットフォーマットの構成を
示す。パケットはヘッダ部とユーザ部とに分かれ、ヘッ
ダ部にはV C I (Virtual Connec
tion Identifier)とV P I (V
irtual Path Identifier)エリ
アが含まれている。発側ローカルユニットへの入力回線
8aにおけるパケットフォーマットは図6 (a)に示
すようにパケットヘッダ部に人回線VCI(VCIi)
と人回線VPI(VPIi)が設定されている。発側ロ
ーカルユニット1−1の回線対応部(例えば7−1)と
着側ローカルユニット(例えば、1−k)の回線対応部
(7’−1)との間の回線、例えば、回線対応部7一自
己ルーティングスイッチ3間回線10、ローカルユニッ
ト1−タンデムユニット2間回線9におけるバケツトフ
ォーマノトを図6(b)に示す。図6(a)におけるV
CIiエリアにはIVC I (Internal V
CI)が、VPIiエリアには発側ローカルユニット1
−1の自己ルーティングスイッチ3−1の出力ポート番
号PTI、タンデムユニット2の自己ルーティングスイ
ッチ4の出力ポ一ト番号RT2、着側ローカルユニノト
1−kの自己ルーティングスイッチ3−kの出力ボート
番号PT3が設定される。着側ローカルユニット3〜k
の出力回線8’ bにおけるパケットフォーマットは図
6(c)に示すように呂回線VCI (VCIo)と
出回線VPI(VPIo)が設定される。 (3)回線対応部の構成 回線対応部7の回路構成を第2図に示す。回線対応部は
、入力回線8aからのパケットを処理しタンデムユニッ
ト2に接続するパケット回線10aに出力する上り回路
21と、タンデムユニット2に接続するパケノト回線1
0bからのパケットを処理し入力回線8bに出力する下
り回路22とにより構成される。 上り回路21において、人回線8aは入カレジスタ25
に接続され、遅延回路23を介して出力レジスタ24に
接続されている。入力レジスタ25にはvC■の取り出
し線27が設けられ、取り出されたVCIが入側ラベル
変換テーブル26の読出しアドレスとなる。入側ラベル
変換テーブル26のデータ出力線28は呂カレジスタ2
4に接続され、出力レジスタ24の出力回線10aはタ
ンデムユニット2に接続される。 一方、下り回路22において、タンデムユニット2の出
力回線10bは入力レジスタ33に接続され、遅延回路
31を介して出力レジスタ32に接続される。入力レジ
スタ33にはIVCIの取り出し線35が設けられ、取
り出されたIVCIが出側ラベル変換テーブル34の読
出しアドレスとなる。出側ラベル変換テーブル34のデ
ータ出力線36は出力レジスタ32に接続され、さらに
出力レジスタ32は出力回#!8bに接続される。 (4)ラベル変換テーブル 第3図は入側ラベル変換テーブル26を示す。 本テーブルは制御信号用VCIエリアとユーザ信号情報
用VCIエリアとに分かれ、入力回線8aにおけるVC
I(VCIi)対応に、発着ローカルユニット間のVC
I (I VC I).発ローカルユニット内の自己
ルーティングスイッチ3の出力ボート番号PTI、タン
デムユニット内の自己ルーティングスイッチ4の出力ボ
ート番号PT2、及び、着ローカルユニット内の自己ル
ーティングスイッチ3の出力ボート番号PT3が設定さ
れる。 第4図は出側ラベル変換テーブル34を示す。 入側ラベル変換テーブル26同様制御信号用エリアとユ
ーザ情報用エリアとに分かれており、タンデムユニット
2からの入力回線10bにおける工VCI対応に、制御
信号用エリアには出回線制御用VC I (VC I
o c) 、及び、出回線制御用■PI(VPIoc)
が設定され、ユーザ情報用エリアには出回線ユーザ情報
用VCI (VCIou)、及び、出回線ユーザ情報用
VP I (VP I o u)が設定される。 (5)自己ルーティングスイッチの構成自己ルーティン
グスイッチ3、4はパケット中の出力ポート情報により
出力回線を選択するパケットスイソチであり、単一のス
イッチ、あるいは複数の単位スイッチの組合せにより構
成される場合とがある。ここでは,収容回線数が多いた
め複数のスイッチが組み合わされていると考える。 第5図はローカルユニット内の自己ルーティングスイッ
チ3の構成図である。入力回線(8a一1〜8a−n)
が接続される回線対応部(7−1〜7−n)の出力線1
0aを入力とする上り回線用単位自己ルーティングスイ
ッチ51aと、タンデムユニットからの回線(9b−1
〜9b−q)を入力とする下り回線用単位自己ルーティ
ングスインチ5lbとで構成される。上り回線用の単位
自己ルーティングスイッチ51aの出力線(9a一1〜
9a−q)はタンデムユニット2に接続され、下り回線
用単位自己ルーティングスイッチ51bの出力線(10
b−1 〜10b−n)は回線対応部(7−1〜7−n
)に接続される。 また、上り回線用単位自己ルーティングスイッチ51a
には上り回線用の信号処理装置53が接続され、下り回
線用単位自己ルーティングスイッチ5lbには下り回線
用の信号処理装@52が接続され、さらにこれら信号処
理装置はプロセッサバス29を介して中央処理部に接続
される。 第1図は,第5図における単位自己ルーティングスイッ
チ51a,5lbの内部構成を示したものである。ここ
では,説明の容易化のため,単位自己ルーティングスイ
ッチは、64人力64出力を持つものとする。単位自己
ルーティングスイッチは、さらに4個のルーティング段
スイッチと4個の出力段スイッチから成る。64本の入
力回線は32本ずつに分けられ、それぞれが2つのルー
ティング段スイッチにマルチ接続される。2つのルーテ
ィングスイッチの出力は、16本ずつ比力段スイッチに
接続される。他の2つのスイッチも同様である.4個の
出力段スイッチの出力は、第1図に示すように、それぞ
れ16本ずつが出力回線として引きだされ、全体として
64出力となる。 次に、パケットの交換動作を簡単に説明する。 例えば,入力ポート32番に到着したパケットはスイッ
チ1 1(SWI 1)、スイッチ12(SWI2)に
入力する。ヘッダに書かれた出力ポート番号が17番で
あったとすると、SWI 1の出力ポート17番から呂
力される。SW12に入力された方は棄てられる。SW
I 1の出方17番はsw22に接続されているので該
パケットはSW2 2へ入力される。ヘッダに書かれた
出方ポート番号は17番であるからSW22でも17番
出方へ送られる。 このようにパケットはスイッチを2段分経由するが、ル
ーティング情報は出力ポート17番という1つの情報だ
けでよい。第1図は64出力のスイッチであるから、ル
ーティング情報として必要なビット数は6ビットである
。1段目と2段目で異なるルーティング情報が必要であ
ると、必要なビット数は11ビットである。通常これら
の情報は8ビット単位で処理されることが多く、この5
ビットの差は影響が大きい。 第8図は,第1図における個々のスイッチ(例えばSW
11)の構成例である。第8図においては、n本の入線
が、直並列変換多重器101を介してメインバッファ1
05のデータ入力(DI)に接続され、メインバッファ
105のデータ出力(DO)は、並直列変換多重分離器
に接続されm本の呂線に分離されている。直並列変換多
重器101の出力のうち、パケットのヘッダに相当する
部分は,空パケット検出102にも接続され、空パケッ
トを検出する。空パケット検出102の出力のうち、空
き/使用中情報(空=O)部分はANDゲート109を
介しメインバッファ105の書込みイネーブル入力(W
E)へ接続され、出力ボート番号(R T)はアドレス
ポインタ104の宛先出線番号入力(D E S T)
に接続される.アイドルアドレスPIFO103のデー
タ出力(DO)はメインバッファ105のデータ入力(
DI)とアドレスポインタ104の次書込みアドレス入
力(NWAD)へ接続され、空き表示出力(EMPTY
)はANDゲート109を介しメインバッファ105の
書込みイネーブル入力(WE)へ接続される。アドレス
ポインタ104の書込みアドレス出力(WAD)はメイ
ンバッファ105の書込みアドレス入力(WA )へ接
続され、読出しアドレス出力(RAD)は、セレクタ1
10を介してメインバッファ105の読出しアドレス出
力(RA)とアイドルアドレスFIF○103のデータ
入力(DI)に接続される。メインバッファ105のデ
ータ呂力(DO)のうち、次続出しアドレスに相当する
部分はアドレスポインタ104の次読出しアドレス入力
(NRAD)八接続され、それ以外の部分,即ちパケッ
ト本体に相当する部分は、並直列変換多重分離器106
を介し、各出線へ分離される。制御カウンタ107の出
力はアドレスポインタ104の読出しカウンタ入力(R
ACNT)へ接続される。空アドレスレジスタ111は
セレクタ110の入力へ接続される。アドレスポインタ
104のキュー状態表示出力(STS)はセレクタ11
0の選択入力と、アイドルアドレスFIFO103の書
込みイネーブル入力(WE)へ接続されている。 まず,メインバッファへのパケットの書込み動作を説明
する。 各入線から到着したパケットは、直並列変換多重器10
1で並列変換し,パケットを1個ずつ逐次取扱うことを
容易にする。直並列変換多重の概念図は第9図に示す。 直並列変換多重器は、一般にバレルシフタと呼ばれる公
知の回路を用いて構成できる。第6図(b)に示すよう
に、パケットのヘッダには内部論理チャネル番号と出力
ポート番号が書いてあり、この番号で空パケソト検出1
02にアクセスすることで、そのパケットが空きか使用
されているかの情報を得る。 パケットの出力ポート番号はアドレスポインタ104へ
入力され、これに応じて適当な書込みアドレスが得られ
る。該書込みアドレスは、アイドルアトレスPIFO1
03から予め入力されたものである。該書込みアドレス
を用いてパケノトはメインバッファ105へ書込まれる
。尚、パケットが空きパケットである場合、もしくはア
イドルアドレスFIF○が空きである場合(即ちメイン
バファに空きが無い場合)は、ANDゲート109の出
力がLとなるためメインバッファ105には書込みは行
われず、また、アイドルアドレスFIF○の読出しクロ
ック(RCK)もLとなり、空アドレスの出力も行われ
ない。 次に読み出し動作を説明する。パケットの読み出しは、
制御カウンタ107が発生する数に応じてアドレスポイ
ンタ104から読出しアドレスを得て,これをメインバ
ソファの読出しアドレスとすることでパケットを読み出
す。制御カウンタの値は、出力ボート番号に対応する。 即ち各出力ポート毎に順番に1つずつパケットが読み出
されるわけである。読み出しアドレスとして使用したア
ドレスは、アイドルアドレスPIFO103のデータ入
力(DI)へ送られ、再度書込みアドレスとして用いら
れる。尚、ある出力ポートに宛てたパケットが、メイン
バソファ内に1つも存在しないときは、キュー状態表示
出力(STS)が出力され、セレクタ110によって、
メインバッファ105の読出しアドレスとして,空パケ
ットアドレスレジスタ111に格納されているアドレス
が選択される。該アドレスに相当するメインバッファの
内容は常に空きパケットとしてある。 アイドルアドレスFIFOのデータ出力は、パケットと
一緒にメインバソファ内に格納する。こ?はそのパケッ
トの出力ポートと同じ宛先の、次のパケソトの格納アド
レスを示すためである。詳しい動作は第10図を用いて
次に述べる。 次に第10図を用いて、アドレスポインタ104の構成
と動作を説明する。出力ポート番号入力(DEST)は
、出力ポート番号デコーダ301の入力と書込みアドレ
スセレクタ308の選択入力に接続される。出力ボート
番号デコーダ301のm本のデコード出力は、それぞれ
m個の書込みレジスタ(WR■〜m)302〜303の
クロツク入力に接続される。外部のアイドルアドレスF
IF○から入力される次書込みアドレス(NWAD)は
各書込みレジスタの出力は書込みアドレスセレクタ30
8を介して、書込みアドレス出力(WAD)となる。一
方、制御カウンタ入力(RACNT)はデコーダ311
と読出しアドレスセレクタ309の選択入力に接続され
、デコーダ311のm本のデコード出力は、それぞれm
個の読出しレジスタ(RR,−m)304−305のク
07夕入力として、ゲートを介して接続される。外部か
らの次読出しアドレス入力(NRAD)は、各続出しレ
ジスタの入力に接続され、各続出しレジスタ出力は読出
しアドレスセレクタ309を介して読出しアドレス(R
AD)となる。不一致検出器306〜307はそれぞれ
対応する書込みレジスタと読出しレジスタの出力を入力
とし、そのそれぞれの出力は不一致情報セレクタ310
を介して,キュー状態表示出力(STS)となる。また
、不−1検出器の出力は上記ゲートの一方の入力にも接
続される。 出力ポート番号入力(DEST)によりm個の書込みレ
ジスタの出力のうち、その出力ポート番号に相当するも
のを書込みアドレスセレクタ308で選択し、書込みア
ドレス出力(WAD)とする。このとき、同時に出力ボ
ート番号デコーダ301のデコード出力により、上記に
相当する書込みレジスタの保持する値を、アイドルアド
レスFIFOから入力される(NWAD)値に更新する
。 従って、更新直前でのNWADの値は、この時書込みを
行おうとしているパケットの出力ボート番号と同じ宛先
のパケットが次に入ってきた時の書込みアドレスに相当
する。そのため、このNWADの値をこの時書込みを行
おうとしているパケットと一緒にメインバッファに格納
しておけば、このパケットを読出した時に、同じ出線へ
宛てたパケットを次に読出す時は、どのアドレスから読
出せば良いのかを知ることができる。パケットの読出し
時は、制御カウンタの値を選択入力とする読出しアドレ
スセレクタにより読出しレジスタ出力を選択し、そのレ
ジスタの保持値を読出しアドレス出力(RAD)として
出力し、これを読出しアドレスとして用いる。同時にデ
コーダ311の出力によって、この時選択された読出し
レジスタの保持値を更新する。この時の読出しレジスタ
の入力は,メインバソファから読出される、上記書込み
時にパゲットと一緒に格納した次続出しアドレスである
ので、同じ出線へ宛てた次のパケットのアドレスを読出
しレジスタに保持させる事ができる。 第11図にアイドルアドレスPIFO103の構成を示
す。アイドルアドレスFIF○103は、メモリ501
、書込みカウン9 (WCNT)502、読出しカウン
タ(RCNT)503、一致検出器504から成る。書
込みカウンタ502は、書込みアドレス(WA)を出力
するカウンタで、メモリ501のアドレスの数だけカウ
ントするリングカウンタである。読出しカウンタ503
は,読出しアドレス(RA)を出力するカウンタで、メ
モリ501のアドレスの数だけカウントするリングカウ
ンタである。両カウンタの値が同一になった時はメモリ
が空になった状態であるから、これを一致検出器504
で検出して空き出力(EMPTY)を出す。以上のよう
に、全体としてはFIFO機能を持つものである。 (6)一般的拡張例 第12図は,第1図の配線を省略して記し,配置を替え
ただけであり内容は第1図と等価である。 第12図は、第13図の理解を助けるために書いたもの
である。第13図は、第12図が64人力64出力であ
ったのに対し、任意の数の入出力に拡張したものである
。 1つのスイッチがm入力m出力の規模であって、k×m
本の入力回線があるとき、ルーティング段スイッチをk
Xk個置き,入力回線をm本ずつk束に分け、m本の回
線から成るそれぞれの束をそれぞれk個のスイッチにマ
ルチ接続したものをk組つくる。一方、出力段スイッチ
もkXk個置き、ルーティング段のそれぞれのスイッチ
のm本の畠力をm/k本ずつk束に分け,それぞれの束
をそれぞれk個の出力段スイッチに接続したものをk組
つくる。ルーティング段と出力段の接続は、ルーティン
グ段の1#Iがk個のスイッチから成るk組と、出力段
の1組がk個のスイッチから成るk組の全ての組合せに
対し接続関係があるようにする,出力段スイッチのm本
の出力は全てを用いずに、1個のスイッチ当りm/k本
だけ出力回線として取り出す。各スイッチのm/k本の
選び方は、パケットのルーティング情報が1段分だけで
済むように、その出力段スイッチと接続されているルー
ティング段スイッチの出力ポートと同じポート番号を選
ぶようにする。その結果,上記k個の出力段スイッチか
ら成る1組の中では全て異なる出力ボートから出力が得
られるようになる。 ある入力回線から到着したパケットは、k個のルーティ
ング段スイッチに同時に入力する。k個のスイッチはそ
れぞれm本ずつの出力回線に対応しており、k個合わせ
た全体でk×m本の出力回線へパケットを振り分ける機
能を持っている。パケットのヘッダには、出力ポート番
号が書かれており、そのビット数はlog (k X
m) (但し対数の底は2;以下同様)である。そのう
ちlog(k)ビットがスイッチの選択に用いられ、そ
のパケットの宛先出力ポートに対応するスイッチだけが
選ばれる。残りのlog (m)ビットにより、スイッ
チ内のルーティングが行われる。出力段のスイッチはk
組のルーティング段スイッチからの入力を集線する機能
を持つ。出力段スイッチの出力ポート番号は、出力段ス
イッチと接続されているルーティング段スイッチの出力
ポートと同じポート番号を選ぶように接続してあるので
、出力段スイッチのルーティングは、ルーティング段ス
イッチと同じルーティング情報で行える。 本実施例によれば、m入力m出力のスイッチを複数個用
いて、(k×m)入力(k×m)出力のスイノチを構成
できる。しかも、必要とするルーティング情報は出力回
線数に相当するビット数だけで済む。 例えば、k=2,m=32のとき、従来技術で2段スイ
ッチを構成すると、必要なルーティング情報は、Log
(2 X 32)+log32=11ビットであるが、
本発明によればlog(2X32)=6ビットである。 本発明が適用される高速パケット交換では、ヘッダ内の
ルーティング情報に許されるビット数は、8ビット程度
であるので、上記の差は極めて大きい。 2.集線システム (1)システム構成 第14図に集線システムを構成する集線ユニットを示す
。集線システムは、本ユニットのみで構成される。基本
的構成は、第7図に示す交換システムの中のローカルユ
ニットから、信号処理部5−1、と中央制御部6−1を
取り除いたものである。 (2)自己ルーティングスイッチの構成第15図に集線
ユニットに用いられる自己ルーティングスイッチの構成
を示す。上り側は入力回線より出力回線の本数が少ない
自己ルーティング集線スイッチとなっており、下り側は
その逆の自己ルーティング分配スイッチとなっている。 (3)集線スイッチの構成 第16図に自己ルーティング集線スイッチの構成を示す
。ここでは、32人力32出力のスイッチを複数用いて
64人力32出力の集線スイッチを構成する場合を示し
てある。2つのルーティング段スイッチと2つの出力段
スイッチを設置する。 64本の入力回線は32本ずつ分け、2つのルーティン
グ段スイッチに接続する。ルーティング段スイッチの出
力は、それぞれ16本ずつ異なる出力段スイッチに接続
する2つの出力段スイッチの出力は16本ずつ引き出し
て出力回線とする。 32本の出力回線番号のいずれかをルーティング情報と
して持ったパケットが64本の入力回線のいずれから到
着しても所望の出力回線にルーティング可能であること
は第16図にて容易に理解できる。第1図の場合と同じ
くルーティング段も出力段も同一のルーティング情報(
出力ポート番号)でスイソチングできる。 (4)一般的拡張 第17図は第16図の接続方法を一般化したものである
。 1つのスイッチがm入力m出力の規模であって、k×m
本(k≦m)の入力回線があるとき,ルーティング段ス
イノチをk×j個(j≦k)置き、入力回線をm本ずつ
k束に分け、m本の回線から成るそれぞれの束をそれぞ
れj個のスイッチにマルチ接続したものをk組つくる。 一方、出力段スイッチもk×j個置き、ルーティング段
のそれぞれのスイッチのm本の出力をm/k本ずつk束
に分け、それぞれの束をそれぞれJ個の出力段スイノチ
に接続したものをk組つくる。ルーティング段と出力段
の接続は、ルーティング段の1組がj個のスイッチから
成るk組と、出力段の1組がk個のスイッチから成るj
組の全ての組合せに対し接続関係があるようにする。出
力段スイッチのm本の呂力は全てを用いずに、1個のス
イッチ当りm/k本だけ出力回線として取り出す。各ス
イッチのm/k本の選び方は、パケットのルーティング
情報が1段分だけで済むように、その出力段スイッチと
接続されているルーティング段スイッチの出力ポートと
同じポート番号を選ぶようにする。 その結果、上記k個の出力段スイッチから成る1組の中
では全て異なる出力ポートから出力が得られるようにな
る。 以上のようにm×mスイッチを2段に接続することによ
って、k×m入力j×m出力の拡張集線スイッチが得ら
れる。 ある入力回線から到着したパケットは、j個のルーティ
ング段スイッチに同時に入力する。j個のスイッチはそ
れぞれm本ずつの出力回線に対応しており、j個合わせ
た全体でj×m本の出力回線へパケットを振り分ける機
能を持っている。パケットのヘッダには,出力ポート番
号が書かれており、そのビット数はlog(j X m
) (但し対数の底は2;以下同様)である。そのうち
log(j)ビットがスイッチの選択に用いられ、その
パケットの宛先出力ボートに対応するスイッチだけが選
ばれる。残りのlog(m)ビットにより、スイッチ内
のルーティングが行われる。出力段のスイッチはk組の
ルーティング段スイッチからの入力を集線する機能を持
つ。出力段スイッチの出力ボート番号は、出力段スイッ
チと接続されているルーティング段スイッチの出力ポー
トと同じポート番号を選ぶように接続してあるので、出
力段スイッチのルーティングは、ルーティング段スイッ
チと同じルーティング情報で行える。 本実施例によれば、m入力m出力のスイッチを複数個用
いて、(k×m)入力(j×m)出力のスイッチを構成
できる。しかも、必要とするルーティング情報は,出力
回線数に相当するビット数だけで済む。 例えば,j=1,m=32のとき、従来技術で2段スイ
ッチを構成すると、必要なルーティング情報は、1og
32+1og32=10ビットであるが,本発明によれ
ばlog32:5ビットである。本発明が適用される高
速パケット交換では、ヘッダ内のルーティング情報に許
されるビット数は、8ビット程度であるので、上記の差
は極めて大きい。 (5)分配スイッチ 自己ルーティング分配スイッチは、上述の集線スイッチ
の入力と出力を逆にした構成とすれば良い。詳細な説明
は省略する。 [発明の効果) 本発明によれば、m入力m出力のスイッチを複数個用い
て、(k×m)入力(j×m)出力のスイッチを構成で
きる。(m≧k≧j)しかも、必要とするルーティング
情報は出力回線数に相当するビット数だけで済む。 例えば、k=j=2,m=32のとき、従来技術で2段
スイッチを構成すると、必要なルーティング情報は.
log(2 X 32)+log32=11ビットであ
るが、本発明によればlog(2 X 32)=6ビッ
トである。 本発明が適用される高速パケット交換では、ヘッダ内の
ルーティング情報に許されるビット数は、8ビット程度
であるので、上記の差は極めて大きい。
第1図は本発明の実施例のスイッチの接続構成図、第2
図は回線対応部のブロック図、第3図、第4図はラベル
変換テーブルの構成図、第5図は自己ルーティングスイ
ッチのブロック図,第6図はヘッダフォーマット、第7
図はシステム構成図、第8図は、第1図のスイッチの詳
細なブロック図、第9図、第10図、第11図は、第8
図の各部の説明図、第12図は、第1図と同じ接続図、
第13図は、本発明における拡張方法を示す接続図、第
14図は集線システム構成図、第15図は第14図の自
己ノレーティングスイッチのブロック図、第16図は本
発明の第2の実施例であるスイッチの接続構成図、第1
7図は本発明における拡張方法を示す接続図である。 ■・・・ローカルユニット、 2 ・・タンデムユニット、 3、 4・・・自己ノレーティングスイッチ、5・・・信号処
理部、 6・・・中央制御部、 7・・・回線対応部
図は回線対応部のブロック図、第3図、第4図はラベル
変換テーブルの構成図、第5図は自己ルーティングスイ
ッチのブロック図,第6図はヘッダフォーマット、第7
図はシステム構成図、第8図は、第1図のスイッチの詳
細なブロック図、第9図、第10図、第11図は、第8
図の各部の説明図、第12図は、第1図と同じ接続図、
第13図は、本発明における拡張方法を示す接続図、第
14図は集線システム構成図、第15図は第14図の自
己ノレーティングスイッチのブロック図、第16図は本
発明の第2の実施例であるスイッチの接続構成図、第1
7図は本発明における拡張方法を示す接続図である。 ■・・・ローカルユニット、 2 ・・タンデムユニット、 3、 4・・・自己ノレーティングスイッチ、5・・・信号処
理部、 6・・・中央制御部、 7・・・回線対応部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、k×m本(k≦m)の入力回線とj×m本(j≦k
)の出力回線をもつm入力m出力の規模のスイッチを有
し、通信情報を含むユーザ部と、ルーティング情報を含
むヘッダ部から成る固定長パケットを用いて交換動作を
行う高速パケット交換機において、上記スイッチをk×
j個ルーティング段スイッチとして置き、入力回線をm
本ずつk束に分け、m本の回線から成るそれぞれの束を
一束につきj個のスイッチにマルチ接続したものをk組
つくり、一方、該スイッチをk×j個出力段スイッチと
して置き、ルーティング段のそれぞれのスイッチのm本
の出力をm/k本ずつk束に分け、それぞれの束をそれ
ぞれk個の出力段スイッチに接続したものをj組つくり
、ルーティング段スイッチと出力段スイッチの接続は、
ルーティング段の、1組がj個のスイッチから成るk組
と、出力段の1組がk個のスイッチから成るj組の全て
の組合せに対し接続関係があるように構成し、各出力段
スイッチのm本の出力は全てを用いずに、出力段スイッ
チと接続されているルーティング段スイッチの出力ポー
ト番号と同じポート番号を選び、1個のスイッチ当りm
/k本だけ出力回線として取り出すことを特徴とする高
速パケット交換機。 2、k×m本(k≦m)の入力回線とk×m本の出力回
線をもつm入力m出力の規模のスイッチを有し、通信情
報を含むユーザ部と、ルーティング情報を含むヘッダ部
から成る固定長パケットを用いて交換動作を行う高速パ
ケット交換機において、上記スイッチをk×k個ルーテ
ィング段スイッチとして置き、入力回線をm本ずつに束
に分け、m本の回線から成るそれぞれの束を一束につき
k個のスイッチにマルチ接続したものをk組つくり、一
方、該スイッチをk×k個出力段スイッチとして置き、
ルーティング段のそれぞれのスイッチのm本の出力をm
/k本ずつk束に分け、それぞれの束をそれぞれk個の
出力段スイッチに接続したものをk組つくり、ルーティ
ング段スイッチと出力段スイッチの接続は、ルーティン
グ段の、1組がk個のスイッチから成るk組と、出力段
の1組がk個のスイッチから成るj組の全ての組合せに
対し接続関係があるように構成し、各出力段スイッチの
m本の出力は全てを用いずに、出力段スイッチと接続さ
れているルーティング段スイッチの出力ポート番号と同
じポート番号を選び、1個のスイッチ当りm/k本だけ
出力回線として取り出すことを特徴とする高速パケット
交換機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1256290A JP2738762B2 (ja) | 1990-01-24 | 1990-01-24 | 高速パケット交換機 |
US07/570,116 US5214640A (en) | 1990-01-24 | 1990-08-17 | High-speed packet switching system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1256290A JP2738762B2 (ja) | 1990-01-24 | 1990-01-24 | 高速パケット交換機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03218144A true JPH03218144A (ja) | 1991-09-25 |
JP2738762B2 JP2738762B2 (ja) | 1998-04-08 |
Family
ID=11808787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1256290A Expired - Lifetime JP2738762B2 (ja) | 1990-01-24 | 1990-01-24 | 高速パケット交換機 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5214640A (ja) |
JP (1) | JP2738762B2 (ja) |
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US5043979A (en) | 1986-09-16 | 1991-08-27 | Hitachi, Ltd. | Time-division channel arrangement |
US6005867A (en) * | 1986-09-16 | 1999-12-21 | Hitachi, Ltd. | Time-division channel arrangement |
US7058062B2 (en) * | 1986-09-16 | 2006-06-06 | Hitachi, Ltd. | Packet switching system having self-routing switches |
US5612953A (en) * | 1991-02-22 | 1997-03-18 | International Business Machines Corporation | Multi-media serial line switching adapter for parallel networks and heterogeneous and homologous computer systems |
EP0641106A1 (de) * | 1993-08-27 | 1995-03-01 | Siemens Aktiengesellschaft | ATM-Vermittlungssystem |
US5790519A (en) * | 1995-10-26 | 1998-08-04 | Dsc Communications Corporation | Broadband digital cross-connect system architecture |
FI103312B (fi) * | 1996-11-06 | 1999-05-31 | Nokia Telecommunications Oy | Kytkentämatriisi |
DE19833067C2 (de) * | 1998-07-22 | 2000-06-29 | Siemens Ag | Koppelfeld eines Kommunikationsnetzes |
US6430179B1 (en) * | 1999-02-24 | 2002-08-06 | Adc Telecommunications, Inc. | Three stage router for broadcast application |
US6680939B1 (en) * | 2000-09-14 | 2004-01-20 | Nvision, Inc | Expandable router |
FR2838005B1 (fr) * | 2002-03-28 | 2004-12-24 | Cit Alcatel | Methode dynamique d'insertion de donnees aux noeuds d'un reseau de transmission optique |
US7277427B1 (en) * | 2003-02-10 | 2007-10-02 | Nvision, Inc. | Spatially distributed routing switch |
US10938751B2 (en) * | 2018-04-18 | 2021-03-02 | Hewlett Packard Enterprise Development Lp | Hierarchical switching devices |
US10757038B2 (en) | 2018-07-06 | 2020-08-25 | Hewlett Packard Enterprise Development Lp | Reservation-based switching devices |
US11855913B2 (en) | 2018-10-31 | 2023-12-26 | Hewlett Packard Enterprise Development Lp | Hierarchical switching device with deadlockable storage and storage partitions |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4491945A (en) * | 1982-06-25 | 1985-01-01 | At&T Bell Laboratories | Fast packet switch |
FR2538976A1 (fr) * | 1982-12-29 | 1984-07-06 | Servel Michel | Systeme de commutation de paquets synchrones de longueur fixe |
US4596010A (en) * | 1984-05-03 | 1986-06-17 | At&T Bell Laboratories | Distributed packet switching arrangement |
US4760570A (en) * | 1986-08-06 | 1988-07-26 | American Telephone & Telegraph Company, At&T Bell Laboratories | N-by-N "knockout" switch for a high-performance packet switching system |
JPH0683261B2 (ja) * | 1987-05-26 | 1994-10-19 | 富士通株式会社 | ヘッダ駆動形パケット交換機 |
DE58906063D1 (de) * | 1988-02-19 | 1993-12-09 | Siemens Ag | Verfahren zum Einrichten von über Koppelvielfache einer mehrstufigen Koppelanordnung verlaufenden virtuellen Verbindungen. |
US5018129A (en) * | 1989-03-09 | 1991-05-21 | At&T Bell Laboratories | Dual rail dilated switching networks |
-
1990
- 1990-01-24 JP JP1256290A patent/JP2738762B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1990-08-17 US US07/570,116 patent/US5214640A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5214640A (en) | 1993-05-25 |
JP2738762B2 (ja) | 1998-04-08 |
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