JP3023513U

JP3023513U - 多目的長枕

Info

Publication number: JP3023513U
Application number: JP1995011991U
Authority: JP
Inventors: 敬子松崎
Original assignee: 敬子松崎
Priority date: 1995-10-05
Filing date: 1995-10-05
Publication date: 1996-04-23
Anticipated expiration: 2001-10-05

Abstract

(57)【要約】【目的】この考案は寝ながらの楽な態勢で、病人、老齢
者には無理のない運動補助具となり若年層には、寝なが
らの枕体操が、生活リズムの調整タイムとなる。【構成】円筒形で一般的枕の規格をこえた超長枕であ
る。円芯に弾力ある枕材を巻き中袋、表布、で覆った多
目的長枕で、体のつぼ押し凸起を、内部の各所に装着せ
るを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この発明は寝ながら長枕の移動により、運動の補助具として利用できるものである。病人、老齢者は手助けなしで，足腰には凸起による指圧、体重圧によるマッサージなど、基礎体力の維持効果。若年層には、胸筋、腹筋、下肢筋肉等を鍛え運動不足を解消、女子はシェープアップ効果によるヒップアップ、バストアップなど利用範囲は無限な多目的長枕に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、枕の形状は多種多様だが、安眠の目的が満たされればよいとされている。なかには、頭の血行に良いとされる磁気入り、頭ののぼせに効く石入りマッサージ効果を有するものもあるが、運動補助具を兼ねる枕は曾てない。又その形状も、ほぼ規格寸である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

この考案は、運動不足になりがちな現代人に、身近にある枕を使って、屋内で安全、寝ながら枕運動を取り入れて貰うことが目的でる。また病人、老齢者が本考案の枕を運動補助具として利用しても、金属パイプ、金具付属部材は皆無で、身体に引っ掛け傷や、自殺等の凶器にはなりえない。ベット、敷布とん上で運動出来、広い場所もいらず安全である。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

枕の長さは、成人が両足を適度に拡げても対応できる寸法とした。枕、本来の使用法はもとより運動補助具として利用するためには、枕材に苦労した。硬くて軽量、除湿にすぐれ、ストロー状で弾力性に富む天然素材、葦を特定した。よしず（すだれ）にして円芯に巻き込み一層とし、二層は、柔軟な綿わた、化繊わた布等で遠赤外線処理、抗菌抗カビ処理等の素材とする。ただし商品の素材は病人、健常者の区分で使い分けできるようにする。ツボ刺激用の凸起は磁気入り凸起、ゴム凸起、ポリプロピレン凸起、木質凸起（ひのき、すぎ等薬効、香り）などとする。尚、枕材は天然素材が好ましいが、天候不順の折には、塩ビ、ポリなど使用することがある。凸起装着位置も替わることもある。

【０００５】

【作用】

本考案の長枕を布団上、たたみ、床で利用者が任意で自在に操作する。医学的には解らないが、コリや足の疲れに即効がある。又、長枕の使用法いかんで平衡感覚も向上し、年齢を問わずバランスのよい柔軟な体躯になれる。寝ながら、腹筋、背筋、大胸筋等の強化とともに、血行促進、体力増進と全身に関わる運動を可能にする多目的長枕である。

【０００６】

【実施例】

長枕の実施例について説明する。実施例は数十例を越えるが、抜粋する。（イ）病人、老齢者の足腰の疲労には、両足のくるぶしを長枕に宛てがう。両足を揃えて枕の端から端までトントンと移動するだけで、足腰を鍛える金魚運動と同じ効果が得られる。コリがあれば凸起にツボを宛てがうだけで体圧がかかり血行をよくする。ふくらはぎも足首同様でよい。（ロ）ヒップアップ効果。仰向き寝して、尻の丸みに添って枕を宛てがう。枕の両端を両手に持って背中のほうに引っ張る。おなじ動作を四五回繰り返す。（ハ）鉄棒ウルトラＣ効果。仰向き寝して、枕の両端を持ちあげる。両足を揃えてあげ、枕中央にくっつける。両手を頭方向に倒すと、難なく両足も半回転して逆屈伸運動が容易にできる。腹筋、下肢筋背筋が鍛えられる。（ニ）胸筋を鍛える効果。仰向き寝して、枕を背に宛てがう。枕の位置は施行者が、胸郭の広がりを意識した所でよい。両手を頭方向に伸ばし、伸びをする。大胸筋が広がり、女子は寝ながらバストアップが出来る。（ホ）首筋のコリには、首を枕に当て左右に振るだけで、スッキリする。

【０００７】

【考案の効果】

１．朝は床の中で準備体操が出来るので、ジョキングの足が軽く前にでる。２．枕運動は、足のふくらはぎ、足首など下肢には特に効き目があるので、階段の上がり降りが楽になり、通勤の行き帰りが苦にならなくなる。（ゴルフでのギックリ腰や足のツリ予防には、ふくらはぎ運動がよい）３．寝ながら両足をあげ、足のヒラに本案の円筒形長枕を乗せてバランスをとったり、楽しく老化防止運動ができる。４．長枕の両端を手で持ち、頭皮に向けて打ち付ける。枕材の程よい弾力が、マッサージ効果となり頭皮の活性化を促し、相乗効果としてハゲ防止対策となる。５．単純構造で安全、運動補助具としては、場所もいらず安価な商品である。

【図面の簡単な説明】

【図１】長枕の斜視図

【図２】

【図３】は長枕の使用図

【符号の説明】

１は芯筒２は枕材３は枕材４は中袋５は凸起６は表布

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】枕は長円筒形で、内部は、芯筒（１）に二
層の枕材（２、３）１層（葦をよしず状にした）２層
（わた布）中袋（４）表布（６）の五層からなり、中袋
と表布の間に数箇所に凸起（５）を装着した多目的長
枕。