JP3022997U - 浮上油除去装置 - Google Patents

浮上油除去装置

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JP3022997U
JP3022997U JP1995011009U JP1100995U JP3022997U JP 3022997 U JP3022997 U JP 3022997U JP 1995011009 U JP1995011009 U JP 1995011009U JP 1100995 U JP1100995 U JP 1100995U JP 3022997 U JP3022997 U JP 3022997U
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泰好 清水
実 佐野
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Katakura Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】研磨粉の多く浮上するような環境で長期間使用
した場合でも研磨粉がスクレーパの表面に溜まる心配の
ない浮上油除去装置を提供する。 【解決手段】駆動ローラ4に十分な余裕を持って巻回さ
れている無端ベルト5と、駆動ローラ4に吊下されたウ
エイトローラ7と、一側縁が無端ベルトの表面5aおよ
び/または裏面5bと当接するスクレーパ25、26、
27とを備え、無端ベルトの下方を液体10に浸して表
面に浮上している油12等を無端ベルトに付着させ、無
端ベルトを周動させてその周動中において無端ベルトに
付着した油12等をスクレーパによって掻き取るように
構成した浮上油除去装置1において、スクレーパの上面
を平板形状に形成し、かつ、無端ベルトと当接するスク
レーパの一側縁が無端ベルトと当接しないスクレーパの
他側縁よりも高くなるように、スクレーパを傾斜させて
配置した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、液体の表面に浮上している油分、その他の廃液等を除去する浮上油 除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばフライス盤やボール盤などの工作機械には、切削油と潤滑油の2種類の 油剤が使用されている。切削油は、金属材料を切削加工するときに対象となる金 属と切削刃などの工具の摩擦を低減して、摩擦熱を除去することによって工具の 寿命を延ばし、製品の仕上げ精度を上げるために用いられる油剤であり、通常、 水溶性である。これに対し潤滑油は、接触する固体間の相対運動を円滑にするた めに用いられるものであって、不水溶性である。そして、一般的に切削油は適宜 の油タンク内に貯蔵されており、例えばポンプ等によって工具部分に供給された 後油タンクに再び回収されて、繰り返し使用するようになっている。
【0003】 ところで機械の構造上、切削油と潤滑油とが混ざってしまうことは、これを完 全防止することはできず、そのため前記した油タンク内にも潤滑油が混入してし まうことがある。そうすると既述の如く、切削油が水溶性、潤滑油は不水溶性で あるため、比重の相違から潤滑油は切削油表面に浮上してその表面を覆ってしま う。そのように切削油表面を潤滑油が覆ってしまうと、切削油と空気中の酸素と の接触が遮断されて腐敗の原因となり、切削油の品質が低下して切削加工精度に 悪影響が生ずる。また切削屑、金属チップがそのまま油タンク内に回収された場 合、通常では沈下するものの、潤滑油が付着するとそのまま浮遊してしまって、 工具部分へと再び供給される切削油中に混入してしまうおそれもある。
【0004】 そのため何らかの手段で、そのように切削油表面に浮上した潤滑油を除去する 必要があるが、従来のこの種の浮上油の除去装置は、図4に示したような構成と なっていた。即ち、従来の除去装置は、装置本体(図示せず)に支持された回転 駆動ローラ101と、無端ベルト102を介してこの回転駆動ローラ101に吊 下されるウエイトローラ103とを具備し、さらに前記本体に固定されて無端ベ ルト102の下降側軌道面に接する樋状のスクレーパ104とを備えていた。そ して切削油105の表面に浮上している潤滑油106を除去する場合には、ウエ イトローラ103の部分を切削油105中に浸し、回転駆動ローラ101を回転 させて、無端ベルト102を矢印方向に駆動させると、無端ベルト102が油面 から上昇する際に潤滑油106が無端ベルト102の表面に付着し、無端ベルト 102の下降側軌道に位置したスクレーパ104が、無端ベルト102表面に付 着した潤滑油106を掻き取るようになっていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のスクレーパ104は一般には断面形状がV字形状などと いった樋状のものが多かった。そのため、研削盤等の研磨粉(スラッジ)の多く 浮上するような環境で従来の除去装置を使用した場合は、潤滑油106中に含ま れた研磨粉がスクレーパ104表面から流れ落ちにくいといった難点があった。 そして、従来の除去装置を長期間使用した場合は、研磨粉がスクレーパ104表 面に蓄積し、その影響で無端ベルト102の表面に付着している潤滑油106を 十分に除去できないといった問題があった。
【0006】 本考案はかかる点に鑑みてなされたものであり、研磨粉の多く浮上するような 環境で長期間使用した場合でも研磨粉がスクレーパの表面に溜まる心配のない浮 上油除去装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、回転駆動自在な駆動ローラと、該駆動ローラに十分な余裕を持って 巻回されている無端ベルトと、該無端ベルトを介して駆動ローラに吊下されたウ エイトローラと、前記無端ベルトの下降側軌道において一側縁が無端ベルトの表 面および/または裏面と当接する一または二以上のスクレーパとを備え、前記無 端ベルトの下方を液体に浸して液体表面に浮上している油、廃液等を無端ベルト に付着させ、駆動ローラの回転により前記無端ベルトを周動させてその周動中に おいて無端ベルトに付着した油、廃液等を前記スクレーパによって掻き取るよう に構成した浮上油除去装置において、前記スクレーパの上面を実質的に平板形状 に形成し、かつ、前記無端ベルトと当接するスクレーパの一側縁が無端ベルトと 当接しないスクレーパの他側縁よりも高くなるように、前記スクレーパを傾斜さ せて配置したことを特徴とするものである。
【0008】 以上のような本考案の浮上油除去装置において、前記下降側軌道となる無端ベ ルトの一部を覆うケーシングを設け、該ケーシングの上方と下方には無端ベルト の一部が通過できる開口をそれぞれ設け、ケーシングの底面は傾斜面に形成して 該底面の最下部に油、廃液等をケーシング外に排出させる排出口を設け、かつ、 該ケーシングに前記一または二以上のスクレーパを取り付け、スクレーパの一側 縁を無端ベルトと当接させることにより、前記ケーシングの内部においてスクレ ーパが無端ベルトを案内する構成とすることができる。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の好ましい実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実 施の形態にかかる浮上油除去装置1の正面図であり、図2は同左側面図である。
【0010】 本体2の内部には、モータ3によって回転駆動される駆動ローラ4が収納され る。駆動ローラ4はモータ3によって図1において時計回転方向に回転駆動され る。本体2の下面は開口しており、駆動ローラ4に十分な余裕を持って巻回され た無端ベルト5の下方が、その開口した本体2の下面から垂れ下がった格好にな ている。駆動ローラ4は、その両側にリブ6、6が形成されて無端ベルト5が容 易に外れない構造となっており、さらにこの駆動ローラ4の表面には、例えばロ ーレット加工等によって細かい凹凸が形成されて、無端ベルト5に対する摩擦係 数を高めてモータ3の回転駆動力を無端ベルト5を確実に伝達するように構成さ れている。
【0011】 駆動ローラ4に巻回された無端ベルト5の下端にはウエイトローラ7が吊り下 げられている。ウエイトローラ7は、その名の示すとおり、重錘としての機能を 果たすための適宜の重さを有している。ウエイトローラ7の表面は、先に説明し た駆動ローラ4とは異なり、極めて滑らかに加工されている。そして、このウエ イトローラ7を無端ベルト5を介して駆動ローラ6に吊下げることによって無端 ベルト5の適当な緊張が与えられており、この緊張によって駆動ローラ4の回転 が無端ベルト5に確実に伝達され、無端ベルト5は図1において時計回転方向に 周動するように構成されている。
【0012】 ウエイトローラ7の両側にはリブ8、8が形成されている。ウエイトローラ7 の両側端面中心部には適宜の凹部(図示せず)が形成されており、ウエイトロー ラ7に無端ベルト5を掛けた後に、ウエイトローラ7の脱落防止部材9の両端部 が、これら凹部に対して回転自在に係止される。
【0013】 ウエイトローラ7を吊り下げている無端ベルト5の下方は、液体10中に浸漬 されている。液体10は、例えばフライス盤やボール盤等の工作機械から回収さ れた油剤などであり、その表面に潤滑油等の油12が浮いた状態になっている。 このように無端ベルト5下方のウエイトローラ7を液体10中に浸漬させながら 駆動ローラ4の回転で無端ベルト5を周動させると、液体10の表面に浮上して いる油12が無端ベルト5の表面5aと裏面5bに付着することにより、液体1 0の表面に浮いていた油12が無端ベルト5の周動に伴って順次回収されるよう になっている。
【0014】 本体3の下側に垂設されている支柱15には、上下二つのブラケット16、1 6を介してケーシング17が取り付けてある。ケーシング17の上面と側面(図 1において左側面)には、無端ベルト5が通過できる大きさを有する開口18、 19がそれぞれ設けてあり、前記した駆動ローラ4の回転で周動する際に下降側 軌道となる無端ベルト5の一部がこれら開口18、19を通じてケーシング17 内を通過するように構成されている。
【0015】 ケーシング17の底面20は、図示の例では図1において紙面上方(図2にお いて右方)にいくに従って低くなる傾斜面に形成されており、この底面20の最 下部には、後述するように、ケーシング17内において無端ベルト5から掻き取 った油12をケーシング17外に排出させる排出口21が形成されている。この 排出口21にはホース22が装着されている。
【0016】 ケーシング17には、上側に位置するスクレーパ25と、中央に位置するスク レーパ26と、下側に位置するスクレーパ27の、合計で三つのスクレーパ25 、26、27が取り付けられている。図3に示すように、この実施の形態におい ては、これらスクレーパ25〜27は何れも矩形の平板形状に形成されている。 そして、上側に位置するスクレーパ25と下側に位置するスクレーパ27は無端 ベルト5の外側に配置され、中央に位置するスクレーパ26は無端ベルト5の内 側に配置されている。また、上側のスクレーパ25の一側縁25aと下側のスク レーパ27の一側縁27aは、何れも無端ベルト5の表面5aに当接しており、 無端ベルト5の表面5aに付着した油12を無端ベルト5の周動(下降)に伴っ て掻き落とすようになっている。また、中央のスクレーパ26の一側縁26aは 無端ベルト5の裏面5bに当接しており、無端ベルト5の裏面5bに付着した油 12を無端ベルト5の周動(下降)に伴って掻き落とすようになっている。そし て、これら各スクレーパ25、26、27の一側縁25a、26a、27aをそ れぞれ当接させることによってケーシング17上方の開口18からケーシング1 7内部に進入してくる無端ベルト5を案内し、ケーシング17下方の開口19か ら無端ベルト5をケーシング17外部に導いている。
【0017】 また、これら各スクレーパ25、26、27の他側縁25b、26b、27b は、何れも無端ベルト5と当接しない位置に配置されている。そして、スクレー パ25は一側縁25aが他側縁25bよりも高くなるように、また、スクレーパ 26は一側縁26aが他側縁26bよりも高くなるように、また、スクレーパ2 7は一側縁27aが他側縁27bよりも高くなるように、各スクレーパ25、2 6、27は何れも傾斜して配置されている。
【0018】 更に図示に実施の形態においては、上側のスクレーパ25の一側縁25aと下 側のスクレーパ27の一側縁27aは、何れも無端ベルト5の表面5aに対して 水平方向に接触しているが、中央のスクレーパ26の一側縁26aだけは無端ベ ルト5の裏面5bに対して水平方向から傾斜した姿勢で接触するように配置され ている。
【0019】 以上のように構成された本実施の形態にかかる浮上油除去装置1を使用して浮 上油を除去するに際しては、図1に示したように、ウエイトローラ7を吊り下げ ている無端ベルト5の下方を、例えばフライス盤やボール盤等の工作機械から回 収された油剤などの如きその表面に潤滑油等の油12が浮いている液体10中に 浸漬させて、浮上油除去装置1を設置する。そして、モータ3を稼働し、駆動ロ ーラ4の回転で無端ベルト5を図1中時計回転方向に周動させる。すると、液体 10の表面に浮上している油12が無端ベルト5の表面5aと裏面5bに付着す ることにより、油12が無端ベルト5の周動に伴って順次液体10の表面から上 方に回収されていく。
【0020】 こうして無端ベルト5の表面5aと裏面5bに付着することによって液体10 の表面から上方に回収された油12は、本体2内部の駆動ローラ4で反転された 後、無端ベルト5の下降側軌道において開口18からケーシング17内に連続的 に搬入されていく。そして、ケーシング17内においては、先ず、上側のスクレ ーパ25の一側縁25aが無端ベルト5の表面5aと当接することにより、無端 ベルト5の周動(下降)に伴ってベルト表面5aに付着した油12を掻き落とす 。次に、中央のスクレーパ26の一側縁26aが無端ベルト5の裏面5bと当接 し、無端ベルト5の周動(下降)に伴ってベルト裏面5bに付着した油12を掻 き落とす。更に、下側のスクレーパ27の一側縁27aが無端ベルト5の表面5 aと当接し、無端ベルト5の周動(下降)に伴ってベルト表面5aに付着した油 12を再度掻き落とす。
【0021】 そして、無端ベルト5の表面5aと裏面5bから掻き落とされた油12は、各 スクレーパ25、26、27の他側縁25b、26b、27bが一側縁25a、 26a、27aよりも低く設けられていることにより、その傾斜に従って各スク レーパ25、26、27上面を流下し、その他側縁25b、26b、27bから ケーシング17の底面20に向かって液滴となって落下する。こうしてケーシン グ17の底面20に落下した油12は、底面20の傾斜に従って排出口21に向 かって流れ落ち、排出口21からホース22を通じて排出されるのである。
【0022】 こうして、無端ベルト5は、各スクレーパ25、26、27でそれぞれ案内さ れながらケーシング17内を通過する際に、その表面5aと裏面5bに付着した 油12が掻き落とされ、油12が除去された状態となった無端ベルト5は、駆動 ローラ4の回転に従ってケーシング17下方の開口19からケーシング17外部 に導き出された後、再び液体10中に浸漬されることになる。
【0023】 このように、図示の浮上油除去装置1を用いれば液体10の表面に浮いている 潤滑油等の油12を連続的に除去することができ、液体10の腐敗を防ぐことが 可能となる。しかも、各スクレーパ25、26、27は平板形状になっているの で、無端ベルト5から掻き取った油12は、各スクレーパ25、26、27の上 面に溜まらずに、各スクレーパ25、26、27の傾斜に従って速やかにケーシ ング17の底面20に落下することになる。従って、例えば研削盤等の研磨粉( スラッジ)の多く浮上するような環境で使用した場合でも、油12中に含まれた 研磨粉を油12と一緒にケーシング17の底面20に円滑に落下させることが可 能である。
【0024】 なお、以上に説明した実施の形態においては、各スクレーパ25、26、27 の形状が平板のものについて説明したが、必ずしも平板形状に限る必要はなく、 スクレーパの上面が実質的に平板形状であれば足り、そのような上面が実質的に 平板形状に形成されているスクレーパが、無端ベルトと当接するその一側縁が無 端ベルトと当接しない他側縁よりも高くなるように傾斜して配置されていれば、 無端ベルトから掻き取った油は、スクレーパの上面に溜まることなく、円滑に落 下することになる。また、スクレーパの毎位数や設置箇所は、適宜変更すること ができる。
【0025】 また、本考案は水の表面に浮上した油剤、廃液の除去に広く適用でき、大凡、 比重の異なった液体が混ざっている場合であって、比重が小さく浮上した方の液 体を除去することに使用できるものである。
【0026】
【実施例】
以上に説明した浮上油除去装置を実際に製作して、その性能を調べた。なお、 図1に示した装置と同様に、下降側軌道となる無端ベルトの一部を覆うようにし てケーシングを構成し、該ケーシングにステンレス製(SUS304)からなる 上中下の三つのスクレーパを設けた。各スクレーパは何れも矩形の平板形状とし た。上側と中央のスクレーパの傾斜角度は何れも45゜、下側のスクレーパの傾 斜角度は鉛直方向に対して30゜とした。ケーシング底面の傾斜角度は、水平に 対して35゜とし、底面の最下部に排出口を設けた。その結果、油中に含まれて いるスラッジがスクレーパ上に溜まることなく、良好に油除去を行うことができ 、連続的な運転を行うことができた。
【0027】
【考案の効果】
本考案によれば、無端ベルトから掻き取った油がスクレーパの上面に溜まらず に速やかに落下するので、例えば研削盤等の研磨粉(スラッジ)の多く浮上する ような環境で使用した場合でも、油中に含まれた研磨粉を油と一緒に落下させる ことが可能である。従って、長期間運転を継続した場合でも研磨粉がスクレーパ 上面に蓄積することがなく、油の除去不良といった問題が生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態に係る浮上油除去装置の正
面図である。
【図2】同装置の左側面図である。
【図3】ケーシングの一部を切断して示す斜視図であ
る。
【図4】従来技術に係る浮上油除去装置の構成を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 浮上油除去装置 2 本体 3 モータ 4 駆動ローラ 5 無端ベルト 7 ウエイトローラ 10 液体 12 油 17 ケーシング 18、19 開口 20 ケーシング底面 21 排出口 25、26、27 スクレーパ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動自在な駆動ローラと、該駆動ロ
    ーラに十分な余裕を持って巻回されている無端ベルト
    と、該無端ベルトを介して駆動ローラに吊下されたウエ
    イトローラと、前記無端ベルトの下降側軌道において一
    側縁が無端ベルトの表面および/または裏面と当接する
    一または二以上のスクレーパとを備え、前記無端ベルト
    の下方を液体に浸して液体表面に浮上している油、廃液
    等を無端ベルトに付着させ、駆動ローラの回転により前
    記無端ベルトを周動させてその周動中において無端ベル
    トに付着した油、廃液等を前記スクレーパによって掻き
    取るように構成したものにおいて、 前記スクレーパの上面を実質的に平板形状に形成し、か
    つ、前記無端ベルトと当接するスクレーパの一側縁が無
    端ベルトと当接しないスクレーパの他側縁よりも高くな
    るように、前記スクレーパを傾斜させて配置したことを
    特徴とする浮上油除去装置。
  2. 【請求項2】 前記下降側軌道となる無端ベルトの一部
    を覆うケーシングを設け、該ケーシングの上方と下方に
    は無端ベルトの一部が通過できる開口をそれぞれ設け、
    ケーシングの底面は傾斜面に形成して該底面の最下部に
    油、廃液等をケーシング外に排出させる排出口を設け、 かつ、前記ケーシングに前記一または二以上のスクレー
    パを取り付け、スクレーパの一側縁を無端ベルトと当接
    させることにより、前記ケーシングの内部においてスク
    レーパが無端ベルトを案内する構成とした請求項1に記
    載の浮上油除去装置。
JP1995011009U 1995-09-22 1995-09-22 浮上油除去装置 Expired - Lifetime JP3022997U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3428453B2 (ja) 1998-08-31 2003-07-22 富士ロビン株式会社 液体浄化装置

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JP3428453B2 (ja) 1998-08-31 2003-07-22 富士ロビン株式会社 液体浄化装置

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