JP3428453B2 - 液体浄化装置 - Google Patents

液体浄化装置

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JP3428453B2 JP24563198A JP24563198A JP3428453B2 JP 3428453 B2 JP3428453 B2 JP 3428453B2 JP 24563198 A JP24563198 A JP 24563198A JP 24563198 A JP24563198 A JP 24563198A JP 3428453 B2 JP3428453 B2 JP 3428453B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体浄化装置に関
し、さらに詳しくは、工作機械などの加工後に液槽に戻
される切削油剤の水溶液中から工作機械の潤滑油及び塵
などの混入物を回収し、浄化されてきた液体を再利用す
るための機構に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、工作機械などにおいて
は、金属などの発熱しやすい材料および切削工具の冷却
などのために冷却作用を持つ切削油剤の水溶液が使用さ
れている。切削油剤の水溶液は加工位置に供給された
後、タンクなどに回収される。しかし、使用後の水溶液
を廃棄してしまうのは不経済であるため、従来より油分
及び塵などの混入物を浄化して再利用できるようにした
構成が提案されている(例えば、実公平5−43841
号公報、特開平8−66843号公報)。上記各公報に
は、回転可能な回転体の周面の一部を液中に浸漬し、回
転体の周面や側面に表面張力により付着した油分や液体
をスクレーパにより掻き取ることによって回収する構成
が示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記構成の液体
浄化装置においては、浄化効率を向上させるには装置の
大型化を招くという問題がある。つまり、周面の一部を
液中に浸漬させて液体などを吸着する構成であるために
吸着量を多くするには回転体の外径を大きくする必要が
ある。このため、液槽の大きさも大きくせざるを得なく
なる場合があり、これによって液槽の設置スペースが大
きくなってしまう。一方、上記後者公報に開示されてい
るように、回転体に対してベルトを当接させ、回転体に
付着した油分や液体をベルトによって搬送するようにし
た場合には、回転体の大きさに加えてベルトなどの搬送
部の設置スペースも必要となり、さらに装置の大型化を
招く。
【0004】本発明の目的は、上記従来の液体浄化装置
における問題に鑑み、設置スペースを大きくすることな
く、しかも回収効率を向上させた液体浄化装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、工作機械などから液槽
(2)に戻された切削油などの水溶液を浄化するための
液体浄化装置であって、前記液槽(2)中の水溶液中に
進退可能で下端にピストン部(4D)を設けたロッド
(4A)と、該ロッド(4A)を進退させるためのシリ
ンダ(4)と、該シリンダ(4)の下部に設けられ、前
記ロッド(4A)を挿通させる回収シリンダ(5D)と
を備えた回収部材(5)と、前記ロッド(4A)の進退
路中で前記回収シリンダ(5D)の上方に配置されて前
記ロッド(4A)に付着した混入物を掻き取るスクレー
パ(6)と、前記ロッド(4A)の進退切換手段(8)
とを備え、前記シリンダ(4)は、前記進退切換手段
(8)を介して上記ロッド(4A)を液中に進退させ、
進入時に付着した混入物を前記ピストン(4A)で汲み
上げ、前記回収シリンダ(5D)の上方に位置するスク
レーパ(6)により掻き取って回収部材(5)から外部
に排出することを特徴としている。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の液
体浄化装置において、上記シリンダ(4)は、上記ロッ
ド(4A)の全伸長位置と全収縮位置とを検出するリミ
ットセンサ(7、7’)を備え、上記リミットセンサ
(7、7’)は、上記シリンダ(4)へのエア給排制御
を行う制御弁(8)の態位を切り換える構成とされてい
ることを特徴としている。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1記載の液
体浄化装置において、上記シリンダ(4)は、上記ロッ
ド(4A)の伸長側空間(4C)と収縮側空間(4B)
とに連通するエア供給路(P1、P2)に配置されたシ
ーケンス弁(9、10)を備え、上記シーケンス弁
(9、10)は、上記ロッド(4A)の伸長側空間(4
C)および収縮側空間(4B)の圧力が所定圧力に達し
た際に上記ロッド(4A)の態位切換手段(11)の態
位を切り換えることを特徴としている。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明では、シリンダを用いてロ
ッドを液中に対して進退させ、表面張力によってロッド
に付着した混入物を汲み上げてスクレーパにより掻き取
ることで混入物の回収が行える、これにより、ロッドを
液中に対して進退させるだけで済むので、シリンダの設
置スペースのみでよく、液体を収容している液槽の設置
面積以上にスペースを拡大させないようにできる。
【0009】請求項2および3記載の発明では、シリン
ダのロッドを進退駆動するのにエアが用いられる。これ
は、工作機械などが設置されている工場などの空調設備
や加工品からの付着物除去等に良く用いられる流体であ
り、入手がきわめて容易である。そのため、新たな機構
や設備を要することなく既存の設備を利用して液体を回
収することが可能になる。しかも請求項2記載の発明で
は、リミットセンサおよびこのセンサからの信号により
作動される制御弁のみというきわめて少ない電装品のみ
で済むので、給電部材を多数用いなくてすむ。また請求
項3記載の発明では、シリンダ内の空間圧力を検出する
だけでロッドの進退制御が行えるので、電装品を全く用
いない状態で混入物の回収が可能になる。
【0010】
【実施例】以下、図示実施例により本発明の詳細を説明
する。図1は、本発明実施例による液体浄化装置1の設
置状態を示す斜視図であり、同図において液体浄化装置
1は、例えば、工作機械(図示されず)から戻された切
削油剤の水溶液を収容する液槽2の上面開口部に支持部
材3を介して設置されるようになっている。液体浄化装
置1は、図2に示すように、内部に伸縮可能なロッド4
Aを備えたシリンダ4と、シリンダ4のロッド突出側の
端部に一体化され、ロッド4Aを挿嵌支持している回収
部材5とを主要部として備えている。シリンダ4は、既
製のものを用いることもでき、その軸方向でロッド4A
が突出する側、すなわち下方側の端部に回収部材5の一
部が挿嵌された状態で一体化されている。シリンダ4の
内部は、ロッド4Aのピストン4A1をはさんで回収部
材5側の空間が収縮側空間4Bとされ、該収縮側空間4
Bと反対側の空間が伸長側空間4Cとされている。収縮
側空間4Bはロッド4Aを収縮、すなわち上方移動する
際に膨張する空間であり、伸長側空間4Cはロッド4A
を伸長、すなわち下方移動させる際に膨張する空間であ
る。シリンダ4の伸長側空間4Cには、後述する電磁弁
8からのエア供給路P1が接続されている。電磁弁8か
らは、上記エア供給路P1に加えて、後述する回収部材
5側の収縮側空間4Bに連通するエア供給路P2が接続
されている。なお、上記ロッド4Aは、実施例の如く円
柱状のもののほか、角柱状または板状の如く種々の形状
に形成することもできる。
【0011】回収部材5は、シリンダ4の下部に一体化
されたブロック部材で構成され、一例として、Oリング
を嵌合させた回収シリンダ5D部でロッド4Aを摺動支
持できる構成とされている。つまり、回収部材5には、
ロッド4Aを摺動支持可能な液体掻き取り部5Aおよび
回収部5Bと回収された潤滑油などの混入物を排出する
ドレーン部5Cとが設けられている。掻き取り部5Aに
は、シリンダ4の収縮側空間4Bの一部を形成する空間
が形成されており、その空間には後述する電磁弁8から
のエア供給路P2が接続されている。掻き取り部5Aは
ロッド4Aに付着した潤滑油などを掻き取る箇所であ
り、ロッド4Aの周面に当接してロッド4Aに付着した
潤滑油及び又は塵などを掻き取るためのスクレーパ6が
設けられている。スクレーパ6は、ゴムなどの弾性体で
しかも耐油性の材料が用いられ、一部に形成されたリッ
プ部をロッド4Aの周面に常時摺接させて設けられてい
る。上記リップ部は、ロッド4Aの周面に均一当接でき
る形状とされている。
【0012】回収部5Bには、スクレーパ6に対向する
上向き凹状空間5B1が形成されており、その上向き凹
状空間5B1の底部には、この空間に連通する通路で構
成されたドレーン部5Cが設けられている。回収部5B
における上向き凹状空間5B1の中心部、すなわち回収
シリンダ5Dは、ロッド4Aの軸方向に平行する摺動部
として構成されており、この摺動部は、ロッド4Aの外
周面との間で僅かに隙間ができる内径に形成され、掻き
取られた潤滑油などが入り込み、さらにピストン部4D
により汲み上げられて溢れ出(オーバーフロー)させる
ことができるようになっている。ドレーン部5Cには、
図1に示すようにドレーンコックDが接続されて回収さ
れた潤滑油及び又は塵、切削屑などの混入物を外部に排
出できるようになっている。
【0013】シリンダ4は、エアの給排制御によってロ
ッド4Aの進退切換駆動が行われるようになっており、
そのための構成は次の通りである。図2において、シリ
ンダ4におけるロッド4Aの全収縮位置および全伸長位
置に対応する位置には、例えば、ロッド4Aに有するピ
ストン4A1の存否をその位置での容量変化で検出する
ことができる容量センサからなるリミットセンサ7、
7’が配置されており、このリミットセンサ7は、エア
の給排制御を行ってロッド4Aの進退切換を行う進退切
り換え手段に相当する電磁駆動式4ポート2位置方向制
御弁(以下、電磁弁という)8に電気的接続されてい
る。電磁弁8は、図示しないエア供給源および排気路に
それぞれ接続されたポートを備えた電磁駆動式4ポート
2位置方向制御弁で構成されており、全伸長側および全
収縮側にロッド4Aのピストン4A1が位置したときに
励磁されてエアの供給方向を切り換えるようになってい
る。なお、本実施例では、エア供給路P1およびP2の
途中に流量制御弁12、12’を配置してロッド4Aの
急激な移動による衝突を避ける構成とされている。
【0014】本実施例は以上のような構成であるから、
液槽2に設けられている支持部材3に対して液体浄化装
置1が設置される。この場合には、回収部材5が支持部
材3上に搭載される。リミットセンサ7、7’および電
磁弁8への電源が投入されると、リミットセンサ7、
7’からの信号によって電磁弁8が態位切り換えされて
ロッド4Aの進退駆動が行われる。ロッド4Aが全収縮
しているときには、全収縮位置を検出するリミットセン
サ7からの信号が電磁弁8に出力される。このため、シ
リンダ4には伸長側空間4C内にエアが供給される態位
とされてロッド4Aは、図2に示すように、液槽2内の
液中に向け進出する。液中に没したロッド4Aには、主
に表面張力によって工作機械の潤滑油・塵・切削屑など
の混入物が付着する。
【0015】ロッド4Aが全伸長した場合には、リミッ
トセンサ7’によってその状態が検出され、電磁弁8の
態位が切り換えられて、図3において矢印で示すよう
に、ロッド4Aが収縮移動する。ロッド4Aが収縮移動
する過程では、周面に潤滑油などが付着したロッド4A
が回収部材5の回収部5B内に向け進行する。ロッド4
Aが回収部材5の回収部5B内を摺動すると、やがてス
クレーパ6に対向する。ロッド4Aがスクレーパ6に対
向すると、ロッド4Aの周面に付着している潤滑油など
がスクレーパ6によって掻き取られる。掻き取られた潤
滑油などが回収部5Bの回収シリンダ5Dとロッド4A
の外周面との間の隙間内に入り込み、ロッド4Aの下端
に設けられたピストン4Dにより汲み上げられると、オ
ーバーフローした潤滑油などが回収シリンダ5Dの外表
面を伝って、図4および図5において破線で示すよう
に、上向き凹状空間5B1内に流れ落ち、上向き凹状空
間5B1に連通するドレーン部5Cから外部に排出され
る。
【0016】本実施例によれば、回収部5Bには上向き
凹状空間5B1が形成され、その空間5B1に連通する
ドレーン部5Cを設けたので、掻き取られた潤滑油など
が回収シリンダ5Dとロッド4Aの外表面との間の隙間
内からオーバーフローした潤滑油などをドレーン部5C
に向け案内することができる。これにより、上記隙間か
らオーバーフローした潤滑油などはもちろん、オーバー
フローしないで回収シリンダ5Dの外表面を伝って落ち
た潤滑油などの両方を共にドレーン部5Cに向け確実に
案内することができる。なお、上向き凹状空間5B1の
底面はドレーン部5Cに向け勾配を持たせて排出を円滑
化することも可能である。
【0017】次に本発明の別実施例について説明する。
図6に示す実施例は、ロッド4Aを進退駆動するための
シリンダ4に対するエアの給排制御を上記した電磁弁8
ではなく、シリンダ4の各空間内の圧力に応じて制御す
ることを特徴としている。図6において、エア供給路P
1、P2の途中には、シリンダ4の収縮側空間4Bおよ
び伸長側空間4Cに連通する周知構造のシーケンス弁9
および10がそれぞれ接続されており、これらシーケン
ス弁9、10は、4ポート2位置方向制御弁11と組み
合わせて連続往復シーケンス回路を構成している。シー
ケンス弁9、10は、シリンダ4の収縮側空間4Bおよ
び伸長側空間4Cの圧力によって4ポート2位置方向制
御弁11のスプールを移動させて収縮側空間4Bあるい
は伸長側空間4Cへのエア給排方向を切り換えるように
なっている。このため、シーケンス弁9、10は、ロッ
ド4Aが全伸長および全収縮した際の各空間4B、4C
内の圧力によって初期付勢状態である閉じた状態から開
放されて4ポート2位置方向制御弁11に対して作動圧
を印加する。
【0018】本実施例は以上のような構成であるから、
シリンダ4の各空間の圧力に応じて4ポート2位置方向
制御弁11の態位が切り換えられ、ロッド4Aの進退駆
動が行われる。これにより、ロッド4Aが液中に進入し
た際には潤滑油などがロッド4Aの周面に付着し、ロッ
ド4Aが後退した際には回収部材5の掻き取り部5Aに
おいてスクレーパ6によって潤滑油などが掻き取られ
る。スクレーパ6によって掻き取られた潤滑油などは、
前述した実施例と同様に、回収部5Bの上向き凹状空間
5B1を介してドレーン部5Cに達し、外部に排出され
る。
【0019】本実施例によれば、ロッド4Aの進退駆動
のための構成として、シリンダ4の各空間内の圧力によ
って作動するシーケンス弁9、10および4ポート2位
置方向制御弁11を用いて電気部品を要しない構成とし
ていないので、防爆構造とすることができる。なお本発
明は、上記実施例に挙げた潤滑油などを対象として回収
することに限らず、表面張力によって付着する媒質であ
れば、油分以外の液体などを対象とすることも可能であ
る。また、上記シリンダは、エアシリンダに限らず、油
圧シリンダを用いることも可能であり、さらにクランク
を用いてロッド4Aを往復運動させる機構とすることも
可能である。
【0020】
【発明の効果】以上請求項1記載の発明によれば、シリ
ンダを用いてロッドを液中に対して進退させ、表面張力
によってロッドに付着した潤滑油などの液体を汲み上げ
てスクレーパにより掻き取ることで混入物の回収が行え
る、これにより、ロッドを液中に対して進退させるだけ
で済むので、シリンダの設置スペースのみでよく、戻さ
れた液体を収容している液槽の設置面積以上にスペース
を拡大させる必要がないようにでき、装置の大型化を防
止することが可能になる。
【0021】請求項2および3記載の発明によれば、シ
リンダのロッドを進退駆動するのにエアが用いられる。
これは、工作機械などが設置されている工場などの空調
設備や加工品からの付着物除去等に良く用いられる流体
であり、入手がきわめて容易である。そのため、新たな
機構や設備を要することなく既存の設備を利用して混入
物を回収することが可能になる。しかも請求項2および
3記載の発明では、リミットセンサおよびこのセンサか
らの信号により作動される制御弁のみというきわめて少
ない電装品あるいは全く電装品を用いないようにするこ
とができるので、防爆構造として安全な液体浄化が可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例による液体浄化装置の設置状態を
説明するための斜視図である。
【図2】図1に示した液体浄化装置の内部構造を説明す
るための断面図である。
【図3】図1に示した液体浄化装置の一態様を説明する
ための部分的な断面図である。
【図4】図1に示した液体浄化装置の他の態様を説明す
るための断面図である。
【図5】図1に示した液体浄化装置における液体の掻き
取り状態を説明するための部分的な断面図である。
【図6】本発明の別実施例による液体浄化装置の要部構
成を説明するための模式図である。
【符号の説明】
1 液体浄化装置 2 液槽 4 シリンダ 4A ロッド 4B 収縮側空間 4C 伸長側空間 5 回収部材 5A 掻き取り部 5B 回収部 5C ドレーン部 6 スクレーパ 7、7’ リミットセンサ 8 制御弁に相当する電磁式2位置2方向切換
弁 9、10 シーケンス弁 11 制御弁に相当する2位置2方向切換弁

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作機械などから液槽(2)に戻された
    切削油などの水溶液を浄化するための液体浄化装置であ
    って、 前記液槽(2)中の水溶液中に進退可能で下端にピスト
    ン部(4D)を設けたロッド(4A)と、 該ロッド(4A)を進退させるためのシリンダ(4)
    と、 該シリンダ(4)の下部に設けられ、前記ロッド(4
    A)を挿通させる回収シリンダ(5D)とを備えた回収
    部材(5)と、 前記ロッド(4A)の進退路中で前記回収シリンダ(5
    D)の上方に配置されて前記ロッド(4A)に付着した
    混入物を掻き取るスクレーパ(6)と、 前記ロッド(4A)の進退切換手段(8)とを備え、 前記シリンダ(4)は、前記進退切換手段(8)を介し
    て上記ロッド(4A)を液中に進退させ、進入時に付着
    した混入物を前記ピストン(4A)で汲み上げ、前記回
    収シリンダ(5D)の上方に位置するスクレーパ(6)
    により掻き取って回収部材(5)から外部に排出するこ
    とを特徴とする液体浄化装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の液体浄化装置において、 上記シリンダ(4)は、上記ロッド(4A)の全伸長位
    置と全収縮位置とを検出するリミットセンサ(7、
    7’)を備え、 上記リミットセンサ(7、7’)は、上記シリンダ
    (4)へのエア給排制御を行う制御弁(8)の態位を切
    り換える構成とされていることを特徴とする液体浄化装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の液体浄化装置において、 上記シリンダ(4)は、上記ロッド(4A)の伸長側空
    間(4C)と収縮側空間(4B)とに連通するエア供給
    路(P1、P2)に配置されたシーケンス弁(9、1
    0)を備え、 上記シーケンス弁(9、10)は、上記ロッド(4A)
    の伸長側空間(4C)および収縮側空間(4B)の圧力
    が所定圧力に達した際に上記ロッド(4A)の態位切換
    手段(11)の態位を切り換えることを特徴とする液体
    浄化装置。
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JP3022997U (ja) 1995-09-22 1996-04-02 片倉工業株式会社 浮上油除去装置

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