JP3022659B2 - Lsiテスト装置 - Google Patents
Lsiテスト装置Info
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- JP3022659B2 JP3022659B2 JP3307877A JP30787791A JP3022659B2 JP 3022659 B2 JP3022659 B2 JP 3022659B2 JP 3307877 A JP3307877 A JP 3307877A JP 30787791 A JP30787791 A JP 30787791A JP 3022659 B2 JP3022659 B2 JP 3022659B2
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- Japan
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- lsi
- test
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LSIテスト装置に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】従来、LSIをテストする方式として、
次の2つの方式が採用されている。
次の2つの方式が採用されている。
【0003】その1つは、専用テスターによりLSI
へテストパターンを印加し、その結果出力される信号値
を期待値と照合する方式。
へテストパターンを印加し、その結果出力される信号値
を期待値と照合する方式。
【0004】他の1つは、LSI内部に自己テスト
(Build In Self Test)回路を作り込み、LSI自身で
テストパターンの発生と印加、出力される信号値の圧縮
を行ない、作成されたシグネチャをテスターで期待値シ
グネチャと照合する方式。
(Build In Self Test)回路を作り込み、LSI自身で
テストパターンの発生と印加、出力される信号値の圧縮
を行ない、作成されたシグネチャをテスターで期待値シ
グネチャと照合する方式。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来ののLSIテス
ト方式では、テストパターン作成にテスターの性能や機
能から物理的な制約を受ける。このため、高度に熟練さ
れた技術を必要とするという欠点がある また、従来ののLSIテスト方式では、回路のオーバ
ーヘッドが大きく、本来実現したい論理回路の集積度が
低下してしまう欠点がある したがって、本発明の目的は、テストを容易化する為に
要するゲート量を無くして、被試験LSIの論理集積度
を高めることができるLSIテスト装置を提供すること
にある。
ト方式では、テストパターン作成にテスターの性能や機
能から物理的な制約を受ける。このため、高度に熟練さ
れた技術を必要とするという欠点がある また、従来ののLSIテスト方式では、回路のオーバ
ーヘッドが大きく、本来実現したい論理回路の集積度が
低下してしまう欠点がある したがって、本発明の目的は、テストを容易化する為に
要するゲート量を無くして、被試験LSIの論理集積度
を高めることができるLSIテスト装置を提供すること
にある。
【0006】本発明の他の目的は、自己テスト(BIS
T)方式が元来備えていた利点であるテストパターン作
成の複雑困難な作業からの解放と、LSIの動作速度で
の高速テストの実現、及びシグネチャ生成によるテスタ
ー・メモリの小容量化を享受できるLSIテスト装置を
提供することにある。
T)方式が元来備えていた利点であるテストパターン作
成の複雑困難な作業からの解放と、LSIの動作速度で
の高速テストの実現、及びシグネチャ生成によるテスタ
ー・メモリの小容量化を享受できるLSIテスト装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のLSIテスト装
置は、LSIパッケージ種別に用意されたソケットの全
ピンが、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ
と接続している治具と、前記フィールド・プログラマブ
ル・ゲート・アレイ内にテスト対象とするLSI用の自
己テスト機構を実現させる実現回路と、から成る。
置は、LSIパッケージ種別に用意されたソケットの全
ピンが、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ
と接続している治具と、前記フィールド・プログラマブ
ル・ゲート・アレイ内にテスト対象とするLSI用の自
己テスト機構を実現させる実現回路と、から成る。
【0008】上記実現回路は読出し専用メモリであるの
か好ましい。
か好ましい。
【0009】また、上記自己テスト機構は、前記ソケッ
トに接続された被試験LSIへ擬似乱数を供給する擬似
乱数発生器と、前記被試験LSIからの動作結果の信号
値からシグネチャを生成するデータ圧縮器とを含むのが
望ましい。
トに接続された被試験LSIへ擬似乱数を供給する擬似
乱数発生器と、前記被試験LSIからの動作結果の信号
値からシグネチャを生成するデータ圧縮器とを含むのが
望ましい。
【0010】さらに、シグネチャ期待値を記憶するテス
ター・メモリと、前記データ圧縮器から生成されたシグ
ネチャと前記テスター・メモリに記憶されたシグネチャ
期待値とを照合することにより前記被試験LSIの良否
を判定する手段とを含んでも良い。
ター・メモリと、前記データ圧縮器から生成されたシグ
ネチャと前記テスター・メモリに記憶されたシグネチャ
期待値とを照合することにより前記被試験LSIの良否
を判定する手段とを含んでも良い。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【0012】図1を参照すると、本発明の一実施例によ
るLSIテスト装置は、被試験LSI4のパッケージに
整合するLSIソケット1の全ピンが、FPGA(Fiel
d Programable Gate Array)2のどれかのピンと接続さ
れた構造をもつLSIテスト治具を有する。FPGA2
には読出し専用メモリ(ROM)3が接続されている。
るLSIテスト装置は、被試験LSI4のパッケージに
整合するLSIソケット1の全ピンが、FPGA(Fiel
d Programable Gate Array)2のどれかのピンと接続さ
れた構造をもつLSIテスト治具を有する。FPGA2
には読出し専用メモリ(ROM)3が接続されている。
【0013】このROM3には、FPGA2内部に擬似
乱数発生器21とシグネチャを生成するためのデータ圧
縮器22とからなる自己テスト(Build In Self Test)
回路を実現するバイナリ情報が記憶されている。このバ
イナリ情報は、テスタ−(図示せず)と本LSIテスト
治具とこの治具に装着された被試験LSI4への通電時
に、FPGA2へ転送される。
乱数発生器21とシグネチャを生成するためのデータ圧
縮器22とからなる自己テスト(Build In Self Test)
回路を実現するバイナリ情報が記憶されている。このバ
イナリ情報は、テスタ−(図示せず)と本LSIテスト
治具とこの治具に装着された被試験LSI4への通電時
に、FPGA2へ転送される。
【0014】また、このバイナリ情報には、FPGA2
のそれぞれのピンに対する入出力の外部バッファ構成を
設定する情報も含まれている。このため、同一LSIパ
ッケージを使用する別種のLSIのテスト治具とするに
は、被試験LSI4のピン属性に整合されたバイナリ情
報をROM3に再記憶するだけで済む。
のそれぞれのピンに対する入出力の外部バッファ構成を
設定する情報も含まれている。このため、同一LSIパ
ッケージを使用する別種のLSIのテスト治具とするに
は、被試験LSI4のピン属性に整合されたバイナリ情
報をROM3に再記憶するだけで済む。
【0015】FPGA2内部に構成された擬似乱数発生
器21は、通常、LFSR(LinearFeedback Shift Reg
ister)で構成されている。擬似乱数発生器21は、被
試験LSI4の入力ピン数に等価な擬似乱数を当時並列
に発生し、LSIソケット1を介して被試験LSI4に
印加する。
器21は、通常、LFSR(LinearFeedback Shift Reg
ister)で構成されている。擬似乱数発生器21は、被
試験LSI4の入力ピン数に等価な擬似乱数を当時並列
に発生し、LSIソケット1を介して被試験LSI4に
印加する。
【0016】被試験LSI4は、印加された擬似乱数に
より論理動作を行ない、出力ピンから動作結果の信号値
を排出する。この排出された信号値の数は、被試験LS
I4の出力ピン数に等価である。データ圧縮器22は、
排出された信号値からシグネチャを生成する。この生成
されたシグネチャは、テスタ−で、期待値シグネチャと
の照合による良否判定に使用される。
より論理動作を行ない、出力ピンから動作結果の信号値
を排出する。この排出された信号値の数は、被試験LS
I4の出力ピン数に等価である。データ圧縮器22は、
排出された信号値からシグネチャを生成する。この生成
されたシグネチャは、テスタ−で、期待値シグネチャと
の照合による良否判定に使用される。
【0017】自己テスト回路は、このように擬似乱数発
生器とデータ圧縮器とから構成される。この自己テスト
回路を、従来のように、LSI内部に作り込むと、非常
に大きなオーバヘッドとなり、LSIの論理集積度を低
下させてしまう。
生器とデータ圧縮器とから構成される。この自己テスト
回路を、従来のように、LSI内部に作り込むと、非常
に大きなオーバヘッドとなり、LSIの論理集積度を低
下させてしまう。
【0018】これに対して、本発明のLSIテスト方式
(Build OutSelf Test )では、自己テスト回路をLS
Iの外部にFPGA2を使って実現する。このような構
成により、テストを容易化する為に要するゲート量を無
くしてLSIの論理集積度を高めるばかりか、自己テス
ト(BIST)方式が元来備えていた利点であるテスト
パターン作成の複雑困難な作業からの解放と、LSIの
動作速度での高速テストの実現、及びシグネチャ生成に
よるテスタ−・メモリ5の小容量化を享受できる。
(Build OutSelf Test )では、自己テスト回路をLS
Iの外部にFPGA2を使って実現する。このような構
成により、テストを容易化する為に要するゲート量を無
くしてLSIの論理集積度を高めるばかりか、自己テス
ト(BIST)方式が元来備えていた利点であるテスト
パターン作成の複雑困難な作業からの解放と、LSIの
動作速度での高速テストの実現、及びシグネチャ生成に
よるテスタ−・メモリ5の小容量化を享受できる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、LSIパ
ッケージ種別に用意されたソケットの全ピンが、FPG
A(Field Programable Gate Array)のどれかのピンと
接続している治具と、そのFPGA内にテスト対象とす
るLSI用の自己テスト(Build In Self Test)機構を
実現させる実現回路とを有することにより、従来LSI
内部に作り込んだ自己テスト(BIST)回路を、LS
Iの外部にFPGAを使って実現することができるの
で、テスト容易化に要するゲート量を無くして、LSI
の論理集積度を高めることができるという効果がある。
ッケージ種別に用意されたソケットの全ピンが、FPG
A(Field Programable Gate Array)のどれかのピンと
接続している治具と、そのFPGA内にテスト対象とす
るLSI用の自己テスト(Build In Self Test)機構を
実現させる実現回路とを有することにより、従来LSI
内部に作り込んだ自己テスト(BIST)回路を、LS
Iの外部にFPGAを使って実現することができるの
で、テスト容易化に要するゲート量を無くして、LSI
の論理集積度を高めることができるという効果がある。
【0020】また、自己テスト(BIST)方式が元来
備えていた利点であるテストパターン作成の複雑困難な
作業からの解放と、LSIの動作速度での高速テストの
実現、及びシグネチャ生成によるテスター・メモリの小
容量化を享受できるという利点もある。
備えていた利点であるテストパターン作成の複雑困難な
作業からの解放と、LSIの動作速度での高速テストの
実現、及びシグネチャ生成によるテスター・メモリの小
容量化を享受できるという利点もある。
【図1】本発明の一実施例によるLSIテスト装置の構
成を示す模式図である。
成を示す模式図である。
1 LSIソケット 2 FPGA(Field Programable Gate Array) 3 読出し専用メモリ(ROM) 4 被試験LSI 5 テスター・メモリ
Claims (4)
- 【請求項1】 LSIパッケージ種別に用意されたソケ
ットの全ピンが、フィールド・プログラマブル・ゲート
・アレイと接続している治具と、 前記フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ内に
テスト対象とするLSI用の自己テスト機構を実現させ
る実現回路とから成るLSIテスト装置。 - 【請求項2】 前記実現回路が読出し専用メモリである
請求項1記載のLSIテスト装置。 - 【請求項3】 前記自己テスト機構が、前記ソケットに
接続された被試験LSIへ擬似乱数を供給する擬似乱数
発生器と、前記被試験LSIからの動作結果の信号値か
らシグネチャを生成するデータ圧縮器とを含む請求項1
記載のLSIテスト装置。 - 【請求項4】 シグネチャ期待値を記憶するテスター・
メモリと、前記データ圧縮器から生成されたシグネチャ
と前記テスター・メモリに記憶されたシグネチャ期待値
とを照合することにより前記被試験LSIの良否を判定
する手段とを含む請求項3記載のLSIテスト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3307877A JP3022659B2 (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | Lsiテスト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3307877A JP3022659B2 (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | Lsiテスト装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05142297A JPH05142297A (ja) | 1993-06-08 |
JP3022659B2 true JP3022659B2 (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=17974244
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3307877A Expired - Fee Related JP3022659B2 (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | Lsiテスト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3022659B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9515656B2 (en) | 2013-11-01 | 2016-12-06 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Reconfigurable circuit, storage device, and electronic device including storage device |
JP6478562B2 (ja) | 2013-11-07 | 2019-03-06 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 半導体装置 |
JP6393590B2 (ja) | 2013-11-22 | 2018-09-19 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 半導体装置 |
JP6444723B2 (ja) | 2014-01-09 | 2018-12-26 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 装置 |
US9379713B2 (en) | 2014-01-17 | 2016-06-28 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Data processing device and driving method thereof |
JP2015165226A (ja) | 2014-02-07 | 2015-09-17 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 装置 |
US9869716B2 (en) | 2014-02-07 | 2018-01-16 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Device comprising programmable logic element |
DE112015000705T5 (de) | 2014-02-07 | 2016-10-27 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Vorrichtung |
-
1991
- 1991-11-22 JP JP3307877A patent/JP3022659B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05142297A (ja) | 1993-06-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19991215 |
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