JP3022379U - 名 刺 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】名刺を渡した人だけでなく、その人が所属する
会社の印象を強くすることができる名刺を提供する。 【解決手段】二本の縦方向の折曲線Ｌ、Ｍ部分で内側に
折り畳むことにより名刺サイズの大きさとなる用紙１か
ら成り、折曲線Ｌ、折曲線Ｍの部分で順に折り畳んだと
きに表紙２となる部分の表面に所有者の氏名、所属する
会社名等を印刷する。表紙２の側片に人の横顔の形に打
ち抜いた打ち抜き部３を形成し、他の内側に折り畳まれ
る部分に会社の営業品目、製品の写真等の会社概要並び
に所有者の顔写真の印刷欄４を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術】

本考案は、強い印象を与えることができる名刺に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

一般に、名刺とは自己紹介するために使用されるもので、一枚の定型の用紙に 住所、氏名等の身分を明らかにする文字を印刷したものである。

【０００３】

【考案が解決しょうとする課題】

このような従来から公知の名刺にあっては、単に文字を羅列しただけのもので あったため、名刺を渡された人もあまり強い印象を受けることなく、後日その名 刺を見ても名刺を渡した相手方の人がどのような人であったか思い出し難い欠点 があった。

【０００４】 そこで、名刺を渡した人の印象を強くするために、顔写真を印刷した名刺が考 案されたが、これも一枚の定型の用紙の表面に会社名、氏名及び顔写真を印刷し 、裏面に営業品目の概要を印刷しただけであったため、後日その名刺を見ればそ の人の顔を思い出すことはあってもその人が所属する会社についてはあまり興味 を示すことがなく、会社の宣伝には役立つものではなかった。

【０００５】

【考案の目的】

本考案は、上記従来技術の問題点を解決し、名刺を渡した人だけでなく、その 人が所属する会社の印象を強くすることができる名刺を提供することを目的とす るものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

本考案に係る名刺は、二本の縦方向の折曲線Ｌ、Ｍ部分で内側に折り畳むこと により名刺サイズの大きさとなる用紙から成り、折曲線Ｌ、折曲線Ｍの部分で順 に折り畳んだときに表紙となる部分の表面に所有者の氏名、所属する会社名等を 印刷すると共に、同表紙の側片に人の横顔の形に打ち抜いた打ち抜き部を形成し 、他の内側に折り畳まれる部分に会社の営業品目、製品の写真等の会社概要並び に所有者の顔写真の印刷欄を設けたことを特徴とするものである。

【０００７】

【考案の作用】

表紙の横顔の形に打ち抜いた打ち抜き部により強い印象を与え、展開すれば名 刺サイズの３倍の広さの用紙となるので、印刷欄が広くなって会社の営業品目等 の会社概要を詳細に説明できて会社の宣伝が効果的にできる。

【０００８】

【実施例】

本考案に係る名刺の実施例を図面について具体的に説明する。 図１は、本考案に係る名刺の展開状態の平面図、図２は、同名刺の折り畳む手 順を表す斜視図、図３は、同名刺の折り畳んだ状態の平面図である。 １は、定型の名刺の横方向を３倍に広くし、二本の縦方向の折曲線Ｌ、Ｍ部分 で内側に折り畳むことにより名刺サイズの大きさとなる用紙で、名刺本体を構成 する。２は、折曲線Ｌ、折曲線Ｍの部分で順に折り畳んだときに上にくる表紙で 、同表紙の表面に所有者の氏名、所属する会社名等が印刷されている。３は、同 表紙の側片が人の横顔の形に打ち抜かれた打ち抜き部である。４は、表紙２の裏 面を含めて内側に折り畳まれる部分に会社の営業品目等の会社概要並びに所有者 の顔写真を印刷するための印刷欄である。

【０００９】 一側端を人の横顔の形に打ち抜いて打ち抜き部３を形成した用紙１の表紙２の 表面に所有者の氏名、所属する会社名等を印刷し、表紙２の裏面を含めて内側に 折り畳まれる部分に会社の営業品目等の会社概要並びに所有者の顔写真を印刷し た後、二本の縦方向の折曲線Ｌ、Ｍ部分で内側に折り畳むことにより本考案の名 刺が完成する。

【００１０】

【考案の効果】 本考案に係る名刺によれば、二本の縦方向の折曲線Ｌ、Ｍ部分で内側に折り畳 むことにより名刺サイズの大きさとなる用紙から成り、折曲線Ｌ、折曲線Ｍの部 分で順に折り畳んだときに表紙となる部分の表面に所有者の氏名、所属する会社 名等を印刷すると共に、同表紙の側片に人の横顔の形に打ち抜いた打ち抜き部を 形成し、他の内側に折り畳まれる部分に会社の営業品目等の会社概要並びに所有 者の顔写真の印刷欄を設けたもので、この名刺を渡された人は、先ず人の横顔の 打ち抜き部を見てユニークな名刺を持っている人だなあと思ってその人のことを 特に印象強く感じ、このようなユニークな名刺を持っている人の会社はどの様な 会社か興味を持って表紙を開き、展開された部分に印刷された会社の営業品目、 製品の写真等の会社概要を克明に読んでその会社のことが印象に残り、後日名刺 を見たとき、横顔の打ち抜き部と顔写真を見ただけでその会社の概要が思い出さ れて取引に役立つという効果があるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係る名刺の展開状態の平面図である。

【図２】同名刺の折り畳む手順を表す斜視図である。

【図３】同名刺の折り畳んだ状態の平面図である。

【符号の説明】

１ 用紙 ２ 表紙 ３ 打ち抜き部 ４ 印刷欄

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 二本の縦方向の折曲線Ｌ、Ｍ部分で内側
   に折り畳むことにより名刺サイズの大きさとなる用紙１
   から成り、折曲線Ｌ、折曲線Ｍの部分で順に折り畳んだ
   ときに表紙２となる部分の表面に所有者の氏名、所属す
   る会社名等を印刷すると共に、同表紙２の側片に人の横
   顔の形に打ち抜いた打ち抜き部３を形成し、他の内側に
   折り畳まれる部分に会社の営業品目、製品の写真等の会
   社概要並びに所有者の顔写真の印刷欄４を設けたことを
   特徴とする名刺。