JP2548493Y2 - クラフト名刺 - Google Patents
クラフト名刺Info
- Publication number
- JP2548493Y2 JP2548493Y2 JP1990406890U JP40689090U JP2548493Y2 JP 2548493 Y2 JP2548493 Y2 JP 2548493Y2 JP 1990406890 U JP1990406890 U JP 1990406890U JP 40689090 U JP40689090 U JP 40689090U JP 2548493 Y2 JP2548493 Y2 JP 2548493Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- business card
- design
- craft
- dimensional
- card according
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、切りぬき工作するこ
とができる名刺に関するものである。
とができる名刺に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、名刺は長方形状の一枚の紙であ
り、その表面または両面に住所及び氏名を記したものが
ほとんであり、また変形名刺の例においては、実公昭５
９−２１０３３号公報に開示されているように、数枚の
紙を折り重ね、着物を着付けたひな形状とした名刺があ
った。
り、その表面または両面に住所及び氏名を記したものが
ほとんであり、また変形名刺の例においては、実公昭５
９−２１０３３号公報に開示されているように、数枚の
紙を折り重ね、着物を着付けたひな形状とした名刺があ
った。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の名刺には次のような欠点があった。すなわち、単なる
長方形の用紙に住所及び氏名を記した名刺においては個
性に乏しく、また実公昭５９−２１０３３号公報にあ
る、ひな形状の名刺においては個性的ではあるが、名刺
として携帯するときに大変かさばり、また製造コストも
高くなるという欠点があった。本考案は、これらの欠点
を除くためになされたものであり、この考案が解決しよ
うとする課題は携帯にもかさばらず、低コストにおいて
名刺として自己の個性を充分に生かした存在感を充分に
アピールできる極めてユニークな名刺を提供しようとす
るものである。
の名刺には次のような欠点があった。すなわち、単なる
長方形の用紙に住所及び氏名を記した名刺においては個
性に乏しく、また実公昭５９−２１０３３号公報にあ
る、ひな形状の名刺においては個性的ではあるが、名刺
として携帯するときに大変かさばり、また製造コストも
高くなるという欠点があった。本考案は、これらの欠点
を除くためになされたものであり、この考案が解決しよ
うとする課題は携帯にもかさばらず、低コストにおいて
名刺として自己の個性を充分に生かした存在感を充分に
アピールできる極めてユニークな名刺を提供しようとす
るものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、名刺において、宣伝広告に個性を表わす
適宜の物品を、平面的描写により成らしめたデザイン物
と、前記デザイン物を３次元的に立体化するための補助
パーツを、該名刺上に平面的に展開した構成により印刷
物として設け、前記デザイン物及び補助パーツとを工作
加工するための切り取り線と、前記デザイン物と前記補
助パーツとを一体として立体化するために、少なくとも
折り曲げ線及びノリしろの内のいずれかひとつ以上を設
け、デザイン物及び補助パーツを一体として、立体化し
た状態を認識できる完成図を付して、ペーパークラフト
できるようにした。また、本考案において「デザイン
物」とは、本来の形態が立体的（３次元的）である物品
を、平面的（２次元的）描写によりデザイン化したもの
を、名刺上に印刷により付したものを示し、「補助パー
ツ」とは、前記「デザイン物」を名刺の平面的（２次元
的）な形態から、本来の立体的（３次元的）な形態を構
成させ得る機能を果たすものを示す。本考案は、以上の
ような構成よりなるクラフト名刺である。
の手段として、名刺において、宣伝広告に個性を表わす
適宜の物品を、平面的描写により成らしめたデザイン物
と、前記デザイン物を３次元的に立体化するための補助
パーツを、該名刺上に平面的に展開した構成により印刷
物として設け、前記デザイン物及び補助パーツとを工作
加工するための切り取り線と、前記デザイン物と前記補
助パーツとを一体として立体化するために、少なくとも
折り曲げ線及びノリしろの内のいずれかひとつ以上を設
け、デザイン物及び補助パーツを一体として、立体化し
た状態を認識できる完成図を付して、ペーパークラフト
できるようにした。また、本考案において「デザイン
物」とは、本来の形態が立体的（３次元的）である物品
を、平面的（２次元的）描写によりデザイン化したもの
を、名刺上に印刷により付したものを示し、「補助パー
ツ」とは、前記「デザイン物」を名刺の平面的（２次元
的）な形態から、本来の立体的（３次元的）な形態を構
成させ得る機能を果たすものを示す。本考案は、以上の
ような構成よりなるクラフト名刺である。
【０００５】
【作用】通常は一枚の名刺であり、名刺入れ等に入れて
携帯し、名刺を渡した後は、本人の意志により、そのま
ま保管しても良いし、工作して展示しておいても良い。
携帯し、名刺を渡した後は、本人の意志により、そのま
ま保管しても良いし、工作して展示しておいても良い。
【０００６】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は、名刺（１）の表面に図案化したグランド
ピアノの平面図であるピアノ本体（５）とペダルパーツ
（６）及び、脚パーツ（７）の展開図を印刷し、実線が
切り取り線（２）、鎖線が折り曲げ線（３）、○印がノ
リしろ（４）を示している。また、ネーム表示（８）
は、ピアノ本体（５）の上蓋面に表示している。図２
は、本考案である名刺（１）の裏面を示し、各パーツが
どこの位置に付くのかを○印のノリしろ（４）で示し、
完成参考図（９）を中央に示している。本考案は、以上
のような構成であり、これを使用するときには、通常は
一枚の名刺であるので名刺入れ等に入れ携帯し、通常の
名刺同様相手に手渡すことができる。その後は、本人の
意志により、工作して完成参考図（９）の状態にして展
示しておいても良いし、また通常の一枚の名刺のままの
状態で保管することもできる。また、工作物はグランド
ピアノ以外にも、例えば家や自動車など様々なデザイン
に応用することができる。
する。図１は、名刺（１）の表面に図案化したグランド
ピアノの平面図であるピアノ本体（５）とペダルパーツ
（６）及び、脚パーツ（７）の展開図を印刷し、実線が
切り取り線（２）、鎖線が折り曲げ線（３）、○印がノ
リしろ（４）を示している。また、ネーム表示（８）
は、ピアノ本体（５）の上蓋面に表示している。図２
は、本考案である名刺（１）の裏面を示し、各パーツが
どこの位置に付くのかを○印のノリしろ（４）で示し、
完成参考図（９）を中央に示している。本考案は、以上
のような構成であり、これを使用するときには、通常は
一枚の名刺であるので名刺入れ等に入れ携帯し、通常の
名刺同様相手に手渡すことができる。その後は、本人の
意志により、工作して完成参考図（９）の状態にして展
示しておいても良いし、また通常の一枚の名刺のままの
状態で保管することもできる。また、工作物はグランド
ピアノ以外にも、例えば家や自動車など様々なデザイン
に応用することができる。
【０００７】
【考案の効果】通常は一枚の名刺であるので携帯するの
にかさばらず、また、工作加工して３次元的に立体化す
ることにより立体展示物としての機能を有するので、受
け取った相手が通常の名刺ファイル等へ容易に収納保管
してしまうという状況を回避することができ、展示され
ることにより長期におよび人の目に触れ、名刺としての
宣伝価値及び、自己の存在感を充分にアピールすること
ができる。また、デサイン物はより本物に近い形態、即
ち平面的（２次元的）ではなく立体的（３次元的）に構
成されるため、よりリアルな興趣性を有するものであ
る。さらに、自己表現においても相手に与える印象は非
常に高く、また印刷だけで済むので通常の名刺とコスト
が変わることもないという利点がある。また、自己の職
業と関連深いデサイン物にすることにより、相手により
一層自己を印象づけることができる。また、工作加工す
るという手工芸的な楽しみが付加されることも利点であ
る。
にかさばらず、また、工作加工して３次元的に立体化す
ることにより立体展示物としての機能を有するので、受
け取った相手が通常の名刺ファイル等へ容易に収納保管
してしまうという状況を回避することができ、展示され
ることにより長期におよび人の目に触れ、名刺としての
宣伝価値及び、自己の存在感を充分にアピールすること
ができる。また、デサイン物はより本物に近い形態、即
ち平面的（２次元的）ではなく立体的（３次元的）に構
成されるため、よりリアルな興趣性を有するものであ
る。さらに、自己表現においても相手に与える印象は非
常に高く、また印刷だけで済むので通常の名刺とコスト
が変わることもないという利点がある。また、自己の職
業と関連深いデサイン物にすることにより、相手により
一層自己を印象づけることができる。また、工作加工す
るという手工芸的な楽しみが付加されることも利点であ
る。
【図１】本考案の正面図である。
【図２】本考案の背面図である。
１ 名刺 ２ 切り取り線 ３ 折り曲げ線 ４ ノリしろ ５ ピアノ本体 ６ ペダルパーツ ７ 脚パーツ ８ ネーム表示 ９ 完成参考図
Claims (4)
- 【請求項１】 名刺において、宣伝広告に個性を表わす
適宜の物品を、平面的描写により成らしめたデザイン物
と、前記デザイン物を立体的に構成するための補助パー
ツとを、該名刺上に平面的に展開した構成により印刷物
として設け、前記デザイン物及び補助パーツとを工作加
工するための切り取り線と、前記デザイン物と前記補助
パーツとを一体として立体化するために、少なくとも折
り曲げ線及びノリしろの内のいずれかひとつ以上を設け
て成ることを特徴とするクラフト名刺。 - 【請求項２】 デザイン物及び補助パーツを一体とし
て、立体化した状態を認識できる完成図を設けて成る請
求項１に記載のクラフト名刺。 - 【請求項３】 デザイン物は楽器をモチーフとして成る
請求項１又は請求項２に記載のクラフト名刺。 - 【請求項４】 デザイン物はピアノをモチーフとして成
る請求項１又は請求項２に記載のクラフト名刺。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990406890U JP2548493Y2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | クラフト名刺 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990406890U JP2548493Y2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | クラフト名刺 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0494687U JPH0494687U (ja) | 1992-08-17 |
| JP2548493Y2 true JP2548493Y2 (ja) | 1997-09-24 |
Family
ID=33524401
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990406890U Expired - Lifetime JP2548493Y2 (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | クラフト名刺 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2548493Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS442965Y1 (ja) * | 1966-03-04 | 1969-02-04 | ||
| JPS62139669U (ja) * | 1986-02-28 | 1987-09-03 | ||
| JPH02124176U (ja) * | 1989-03-24 | 1990-10-12 |
-
1990
- 1990-12-28 JP JP1990406890U patent/JP2548493Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0494687U (ja) | 1992-08-17 |
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Legal Events
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