JP3022227U - 玩具花火 - Google Patents

玩具花火

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JP3022227U
JP3022227U JP1995010175U JP1017595U JP3022227U JP 3022227 U JP3022227 U JP 3022227U JP 1995010175 U JP1995010175 U JP 1995010175U JP 1017595 U JP1017595 U JP 1017595U JP 3022227 U JP3022227 U JP 3022227U
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JP
Japan
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outer container
squib
fireworks
generating agent
hole
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JP1995010175U
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吉勝 井上
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Inoue Toy Fireworks Mfg Co Ltd
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Inoue Toy Fireworks Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 好ましく自立し、安定すると共に所望の形
状、大きさ等の外観を備えた玩具花火を提供する。 【解決手段】 発煙薬を所定の形状に形成してなる固形
発煙薬の周囲に木粉を固着することにより該固形発煙薬
を木粉により密閉すると共に該固形発煙薬には木粉を貫
通する導火線の基端を取り付けてなる発煙花火を難燃性
合成樹脂製の外側容器内に収納し、該外側容器には導火
線挿通孔を形成し、発煙火薬の導火線の先端を外側容器
の導火線挿通孔より外側容器外に突出させたことを特徴
とする玩具花火。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は玩具花火に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
玩具花火としては、発煙花火あるいは噴き出し花火が従来より知られている。 従来の発煙花火は、図5に示すように、発煙薬を所定の形状に形成してなる固形 発煙薬1の周囲に木粉3を固着することにより該固形発煙薬1を木粉3により密 閉すると共に該固形発煙薬1には木粉3を貫通する導火線5の基端を取り付けて なるものである。また、従来の噴き出し花火は、図6に示すように、筒状体11 内に底部13と導火線貫通孔14を備えた中栓15とを取り付け、底部13と中 栓15との間に火薬16を充填し、導火線17の基端を中栓15の導火線貫通孔 14より火薬16中に導入し、導火線17を導火線貫通孔14に固着してなるも のである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の玩具花火は使用時の自立性ないし安定性に欠けるだけでなく、形状 、大きさ等の商品としての外観面で必ずしも満足できるものではなかった。 本考案は従来の玩具花火におけるこのような問題を解決しようとしてなされた ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案は下記の玩具花火を提供する。
【0005】 (1)発煙薬を所定の形状に形成してなる固形発煙薬の周囲に木粉を固着するこ とにより該固形発煙薬を木粉により密閉すると共に該固形発煙薬には木粉を貫通 する導火線の基端を取り付けてなる発煙花火を難燃性合成樹脂製の外側容器内に 収納し、該外側容器には導火線挿通孔を形成し、発煙火薬の導火線の先端を外側 容器の導火線挿通孔より外側容器外に突出させたことを特徴とする玩具花火(請 求項1)。
【0006】 (2)発煙薬を所定の形状に形成してなる固形発煙薬を難燃性合成樹脂製の内側 容器中に密閉状態で嵌着し、該内側容器には該内側容器を内外に貫く透孔を形成 し、該透孔に固形発煙薬用の導火線を貫通させてなる発煙花火を難燃性合成樹脂 製の外側容器内に収納し、該外側容器には導火線挿通孔を形成し、発煙火薬の導 火線の先端を外側容器の導火線挿通孔より外側容器外に突出させたことを特徴と する玩具花火(請求項2)。
【0007】 (3)筒状体内に底部と導火線貫通孔を備えた中栓とを取り付け、底部と中栓と の間に火薬を充填し、導火線の基端を中栓の導火線貫通孔より火薬中に導入し、 導火線を導火線貫通孔に固着してなる噴き出し花火を難燃性合成樹脂製の外側容 器内に収納し、該外側容器は上部を下部に開閉自在に枢着してなり、該外側容器 には導火線挿通孔を形成し、噴き出し花火の導火線の先端を外側容器の導火線挿 通孔より外側容器外に突出させたことを特徴とする玩具花火(請求項3)。
【0008】
【作用】
[請求項1の玩具花火] 請求項1の玩具花火を使用する際には、外側容器外に突出している発煙火薬の 導火線の先端に点火する。すると、導火線が燃焼し、その火は外側容器内の発煙 花火における固形発煙薬に移る。従って、固形発煙薬が燃焼し、煙を発する。固 形発煙薬が発する煙は外側容器の導火線挿通孔を通って外側容器外に出る。この とき、固形発煙薬は木粉内に密閉されているため、固形発煙薬は一挙に燃焼する ことなく、徐々に燃焼する。外側容器は難燃性合成樹脂製であるため、固形発煙 薬が燃焼しても該外側容器自体が燃焼することはない。発煙花火は外側容器内に 収納されているため、該玩具花火は好ましく自立し、安定する。また、外側容器 は合成樹脂製であるため、形状、大きさ等の外観は任意に決定することができる 。
【0009】 [請求項2の玩具花火] 請求項2の玩具花火は、固形発煙薬を木粉により密閉することに代え、固形発 煙薬を難燃性合成樹脂製の内側容器中に密閉状態で嵌着したことを除けば、請求 項1の玩具花火と実質的に同じである。固形発煙薬を密閉状態で支持する難燃性 合成樹脂製の内側容器は固形発煙薬を一挙に燃焼させることなく、徐々に燃焼さ せるという役割を果たす。しかして、固形発煙薬を密閉状態で支持する内側容器 は合成樹脂製であり、固形発煙薬は単に該内側容器内に嵌着するだけでよいため 、請求項2の玩具花火における発煙花火は上記請求項1の玩具花火における発煙 花火よりもはるかに製造が容易である。その他の点については、請求項2の玩具 花火は上記請求項1の玩具花火と同様の作用を果たす。
【0010】 [請求項3の玩具花火] 請求項3の玩具花火を使用する際には、外側容器外に突出している噴き出し花 火の導火線の先端に点火する。すると、導火線が燃焼し、その火は外側容器内の 噴き出し花火における火薬に移る。従って、該火薬が燃焼し、火焔を中栓の導火 線貫通孔より上方に噴き出す。この火焔が噴き出す力により、外側容器の下部に 開閉自在に枢着された外側容器の上部が回動して開く。その結果、噴き出し花火 の火焔は上方に噴き上がる。このとき、外側容器は難燃性合成樹脂製であるため 、該外側容器自体が噴き出し花火の火焔により燃焼することはない。噴き出し花 火は外側容器内に収納されているため、該玩具花火は好ましく自立し、安定する 。また、外側容器は合成樹脂製であるため、形状、大きさ等の外観は任意に決定 することができる。
【0011】
【考案の実施の形態】
次に、本考案の実施の形態を添付図面に従って説明する。
【0012】 まず、図2に示す事例について説明する。この事例においては、発煙花火20 を外側容器内に収納している。この発煙花火20は、前記従来の発煙花火と同様 のものであって、発煙薬を所定の形状に形成してなる固形発煙薬21の周囲に木 粉23を固着することにより該固形発煙薬21を木粉23により密閉すると共に 該固形発煙薬21には木粉23を貫通する導火線25の基端25aを取り付けて なるものである。固形発煙薬21は、一例として、塩素酸カリウム約20重量% と硫黄約5重量%とメラミン約30重量%と砂約35重量%とオイル染料約8重 量%と糊剤約2重量%とよりなる発煙薬に適量の水を加えて混練した後、これを 球状、円柱状等の所定の形状に形成してなるものである。この発煙花火20は下 記の如く製造される。 (1)発煙薬を所定の形状に形成して固形発煙薬を作る。 (2)回転するドラム中に木粉、糊剤等と共に固形発煙薬を投入し、固形発煙薬 の周囲に木粉を固着させる。 (3)固形発煙薬の周囲に固着した木粉層に固形発煙薬に達する透孔を穿設し、 該透孔に導火線を挿入し、該導火線の一端を固形発煙薬に近接させる。
【0013】 しかして、この発煙花火20を難燃性合成樹脂製の外側容器27内に収納し、 該外側容器27には導火線挿通孔28を形成し、発煙花火20の導火線25の先 端25bを外側容器27の導火線挿通孔28より外側容器27外に突出させる。 外側容器27は一例として難燃性合成樹脂により形成する。外側容器27を形成 する難燃性合成樹脂としては、一例としてポリプロピレンと三酸化アンチモンと よりなる混合物を使用する。この場合、例えばポリプロピレン20重量部に対し 三酸化アンチモンを10重量部程度使用することが望ましい。図2に示す事例に おいては、外側容器27は上部27aと下部27bとを相互に嵌着してなるもの である。
【0014】 図3に示す事例は、図2に示す発煙花火20に代えて別の発煙花火30を使用 したものであり、その他の点においては図2に示す事例と同様である。発煙花火 30は、発煙薬を所定の形状に形成してなる固形発煙薬31を難燃性合成樹脂製 の内側容器33中に密閉状態で嵌着し、該内側容器33には該内側容器33を内 外に貫く透孔32を形成し、該透孔32に固形発煙薬31用の導火線34を貫通 させてなるものである。固形発煙薬31は前記固形発煙薬21と同様のものであ る。図3に示す事例における内側容器33は上部33aと下部33bとを相互に 嵌着してなるものである。
【0015】 この発煙花火30を難燃性合成樹脂製の外側容器36内に収納し、該外側容器 36には導火線挿通孔37を形成し、発煙火薬30の導火線34の先端34bを 外側容器36の導火線挿通孔37より外側容器36外に突出させる。外側容器3 6は一例として難燃性合成樹脂により形成する。外側容器36を形成する難燃性 合成樹脂としては、一例としてポリプロピレンと三酸化アンチモンとよりなる混 合物を使用する。この場合、例えばポリプロピレン20重量部に対し三酸化アン チモンを10重量部程度使用することが望ましい。図3に示す事例においては、 外側容器36は上部36aと下部36bとを相互に嵌着してなるものである。
【0016】 次に、図4に示す事例について説明する。この事例においては、噴き出し花火 40を外側容器内に収納している。噴き出し花火40は、前記従来の噴き出し花 火と同様のものであって、筒状体41内に底部42と導火線貫通孔43を備えた 中栓44とを取り付け、底部42と中栓44との間に火薬45を充填し、導火線 46の基端46aを中栓44の導火線貫通孔43より火薬45中に導入し、導火 線46を導火線貫通孔43に固着してなるものである。
【0017】 この噴き出し花火40を難燃性合成樹脂製の外側容器47内に収納する。該外 側容器47は上部47aを下部47bにヒンジ48を介して開閉自在に枢着して なるものである。図4に示す事例においては、ヒンジ48を粘着テープにより形 成している。即ち、粘着テープを上部47aと下部47bとに取り付けることに より、上部47aと下部47bとを連結している。外側容器47には導火線挿通 孔49を形成し、噴き出し花火40の導火線46の先端46bを外側容器47の 導火線挿通孔49より外側容器47外に突出させる。
【0018】 図1は上記各事例における外側容器27、36、47の外観の一例を示すもの であり、この外側容器はリンゴを模した形状を備えている。
【0019】
【考案の効果】
本考案は下記の優れた効果を発揮する。 (a)発煙花火ないし噴き出し花火を外側容器内に収納したため、玩具花火全体 が好ましく自立し、安定する。 (b)外側容器は合成樹脂製であるため、形状、大きさ等の外観は任意に決定す ることができる。 (c)外側容器は難燃性合成樹脂製であるため、外側容器内に収納された発煙花 火ないし噴き出し花火が燃焼しても、外側容器自体が燃焼することはない。 (d)噴き出し花火を外側容器内に収納した請求項3の玩具花火においては、噴 き出し花火の火焔が噴き出す力により、外側容器の下部に開閉自在に枢着された 外側容器の上部が回動して開くという面白みがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】外側容器の外観の一例を示す斜視図である。
【図2】本考案による玩具花火の一例を示す断面図であ
る。
【図3】本考案による玩具花火の別の一例を示す断面図
である。
【図4】本考案による玩具花火の更に別の一例を示す断
面図である。
【図5】従来の発煙花火を示す断面図である。
【図6】従来の噴き出し花火を示す断面図である。
【符号の説明】
1 固形発煙薬 3 木粉 5 導火線 11 筒状体 13 底部 14 導火線貫通孔 15 中栓 16 火薬 17 導火線 20 発煙花火 21 固形発煙薬 23 木粉 25 導火線 25a 基端 25b 先端 27 外側容器 27a 上部 27b 下部 28 導火線挿通孔 30 発煙花火 31 固形発煙薬 32 透孔 33 内側容器 33a 上部 33b 下部 34 導火線 34b 先端 36 外側容器 36a 上部 36b 下部 37 導火線挿通孔 40 噴き出し花火 41 筒状体 42 底部 43 導火線貫通孔 44 中栓 45 火薬 46 導火線 46a 基端 46b 先端 47 外側容器 47a 上部 47b 下部 48 ヒンジ 49 導火線挿通孔

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発煙薬を所定の形状に形成してなる固形
    発煙薬の周囲に木粉を固着することにより該固形発煙薬
    を木粉により密閉すると共に該固形発煙薬には木粉を貫
    通する導火線の基端を取り付けてなる発煙花火を難燃性
    合成樹脂製の外側容器内に収納し、該外側容器には導火
    線挿通孔を形成し、発煙火薬の導火線の先端を外側容器
    の導火線挿通孔より外側容器外に突出させたことを特徴
    とする玩具花火。
  2. 【請求項2】 発煙薬を所定の形状に形成してなる固形
    発煙薬を難燃性合成樹脂製の内側容器中に密閉状態で嵌
    着し、該内側容器には該内側容器を内外に貫く透孔を形
    成し、該透孔に固形発煙薬用の導火線を貫通させてなる
    発煙花火を難燃性合成樹脂製の外側容器内に収納し、該
    外側容器には導火線挿通孔を形成し、発煙火薬の導火線
    の先端を外側容器の導火線挿通孔より外側容器外に突出
    させたことを特徴とする玩具花火。
  3. 【請求項3】 筒状体内に底部と導火線貫通孔を備えた
    中栓とを取り付け、底部と中栓との間に火薬を充填し、
    導火線の基端を中栓の導火線貫通孔より火薬中に導入
    し、導火線を導火線貫通孔に固着してなる噴き出し花火
    を難燃性合成樹脂製の外側容器内に収納し、該外側容器
    は上部を下部に開閉自在に枢着してなり、該外側容器に
    は導火線挿通孔を形成し、噴き出し花火の導火線の先端
    を外側容器の導火線挿通孔より外側容器外に突出させた
    ことを特徴とする玩具花火。
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