JPH0523998Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0523998Y2 JPH0523998Y2 JP1987154002U JP15400287U JPH0523998Y2 JP H0523998 Y2 JPH0523998 Y2 JP H0523998Y2 JP 1987154002 U JP1987154002 U JP 1987154002U JP 15400287 U JP15400287 U JP 15400287U JP H0523998 Y2 JPH0523998 Y2 JP H0523998Y2
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- JP
- Japan
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- layer
- gunpowder
- transfer
- powder
- cylindrical container
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- Expired - Lifetime
Links
- 239000003721 gunpowder Substances 0.000 claims description 26
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 21
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 7
- 239000002360 explosive Substances 0.000 claims description 4
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 5
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 description 2
- 235000017899 Spathodea campanulata Nutrition 0.000 description 1
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- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、観賞用の打上げ花火に関する。
従来、打上げ煙火玉や打上げ花火のその内容物
の容器には必ず導火線やその代わりになる形状の
火薬が取り付けられている。
の容器には必ず導火線やその代わりになる形状の
火薬が取り付けられている。
以下にその例を第3図、第4図、第5図の各断
面図を用いて説明する。
面図を用いて説明する。
第3図において、1は玉皮、2は星、3は玉皮
1を割る割薬、4はこの割薬3に着火させる導火
線であり、一端が玉皮1から突出して着火性を高
める黒色火薬系の着火部5とし、内側端には黒色
火薬系の伝火薬6が取り付けてある。
1を割る割薬、4はこの割薬3に着火させる導火
線であり、一端が玉皮1から突出して着火性を高
める黒色火薬系の着火部5とし、内側端には黒色
火薬系の伝火薬6が取り付けてある。
第4図において、7は一方を閉じた筒状容器、
8は星、9は筒状容器7を割る割薬、10は蓋
体、11は導火線であり、外部先端には着火性を
高めるための黒色火薬系の着火部12が形成して
あり、導火線11の内部先端には割薬9に着火ミ
スが無いように黒色火薬系の伝火部13が形成し
てある。
8は星、9は筒状容器7を割る割薬、10は蓋
体、11は導火線であり、外部先端には着火性を
高めるための黒色火薬系の着火部12が形成して
あり、導火線11の内部先端には割薬9に着火ミ
スが無いように黒色火薬系の伝火部13が形成し
てある。
第5図において、14は一方を閉じた筒状容
器、15は星、16は着火部であり、導火線の代
用であつて黒色火薬系の成型薬である。
器、15は星、16は着火部であり、導火線の代
用であつて黒色火薬系の成型薬である。
以上のような各花火によると、打上げ筒より発
射されると玉皮1が割れるか筒状容器7の蓋が外
れることによつて星が放出されることになる。
射されると玉皮1が割れるか筒状容器7の蓋が外
れることによつて星が放出されることになる。
以上説明した従来技術によると、打上げ筒より
発射されて星が放出されるまでの上昇している
間、鮮やかに色どる花火としての効果ある光の軌
道が得られない問題がある。これは、黒色火薬系
は点火用としてはすぐれているが色や明るい火の
粉を出す性質を持つていないためである。
発射されて星が放出されるまでの上昇している
間、鮮やかに色どる花火としての効果ある光の軌
道が得られない問題がある。これは、黒色火薬系
は点火用としてはすぐれているが色や明るい火の
粉を出す性質を持つていないためである。
また、第5図の従来例によると、筒状容器の一
方端に黒色火薬系火薬を成型したものを入れてあ
るために、この火薬の燃焼が終わると同時に星が
放出されるため着火された側に放出されて花火と
しての効果が半減する問題がある。
方端に黒色火薬系火薬を成型したものを入れてあ
るために、この火薬の燃焼が終わると同時に星が
放出されるため着火された側に放出されて花火と
しての効果が半減する問題がある。
本考案は、筒状容器内の一側開口に着火薬層を
設け、続いて色や明るい火の粉を出す火薬層を設
け、この火薬層の内側端部に通孔を有する仕切り
片を配置し、この通孔に伝火薬を詰め、この伝火
薬はこれが燃焼し終わつてもまだ火薬層の火薬が
残るようにその量を定め、上記仕切り片に続いて
内容物層を設けて他側開口を蓋体で閉止し、上記
伝火薬によつて火薬層と内容物層とを連結したこ
とを特徴とする。
設け、続いて色や明るい火の粉を出す火薬層を設
け、この火薬層の内側端部に通孔を有する仕切り
片を配置し、この通孔に伝火薬を詰め、この伝火
薬はこれが燃焼し終わつてもまだ火薬層の火薬が
残るようにその量を定め、上記仕切り片に続いて
内容物層を設けて他側開口を蓋体で閉止し、上記
伝火薬によつて火薬層と内容物層とを連結したこ
とを特徴とする。
以上の構成によると、着火薬層に着火して打上
げると観賞効果のある火薬層が燃焼して美しい軌
道を描いて上昇し、所定高さまで上昇したところ
で伝火薬に点火してこの筒状容器内の燃焼ガス圧
が上昇する。このとき伝火薬の燃焼速度は火薬層
の燃焼速度より早いために火薬層はまだ残つてお
り、その火薬層と蓋体との間の圧力が上昇して筒
状容器が壊れて内容物が四方に飛散して花火とし
ての望ましい効果を示すことになる。
げると観賞効果のある火薬層が燃焼して美しい軌
道を描いて上昇し、所定高さまで上昇したところ
で伝火薬に点火してこの筒状容器内の燃焼ガス圧
が上昇する。このとき伝火薬の燃焼速度は火薬層
の燃焼速度より早いために火薬層はまだ残つてお
り、その火薬層と蓋体との間の圧力が上昇して筒
状容器が壊れて内容物が四方に飛散して花火とし
ての望ましい効果を示すことになる。
以下に本考案の一実施例を図面を用いて説明す
る。
る。
第1図は断面図、第2図は第1図のA−A線断
面図であり、17は筒状容器、18はこの筒状容
器17の一側を塞ぐように取り付けた黒色火薬系
の着火薬層、19は色や明るい火の粉を出して観
賞効果のある色火剤や火の粉剤の火薬層、20は
内容物であり、火薬層19との境に薄紙等による
仕切り片21が設けてあり、この仕切り片21に
は通孔22が明けてある。
面図であり、17は筒状容器、18はこの筒状容
器17の一側を塞ぐように取り付けた黒色火薬系
の着火薬層、19は色や明るい火の粉を出して観
賞効果のある色火剤や火の粉剤の火薬層、20は
内容物であり、火薬層19との境に薄紙等による
仕切り片21が設けてあり、この仕切り片21に
は通孔22が明けてある。
この通孔22には黒色火薬系の伝火薬23が詰
めてあり、この伝火薬23によつて火薬層19と
内容物20が連結されている。24は蓋体であ
る。
めてあり、この伝火薬23によつて火薬層19と
内容物20が連結されている。24は蓋体であ
る。
以上の構成によると、着火薬層18に着火させ
て打上げると観賞効果のある火薬層19が燃焼し
て美しい軌道を描きながら上昇し、所定高さまで
上昇したところで伝火薬23に着火してこの筒状
容器17の燃焼ガス圧が上昇する。このとき伝火
薬23の燃焼速度は火薬層19の燃焼速度より早
いために火薬層19はまだ残つており、その火薬
層19と蓋体24との間の圧力が上昇して筒状容
器17が壊れて内容物20が四方に飛散して花火
としての望ましい効果をしめす。
て打上げると観賞効果のある火薬層19が燃焼し
て美しい軌道を描きながら上昇し、所定高さまで
上昇したところで伝火薬23に着火してこの筒状
容器17の燃焼ガス圧が上昇する。このとき伝火
薬23の燃焼速度は火薬層19の燃焼速度より早
いために火薬層19はまだ残つており、その火薬
層19と蓋体24との間の圧力が上昇して筒状容
器17が壊れて内容物20が四方に飛散して花火
としての望ましい効果をしめす。
以上詳細に説明した本考案によると、着火薬層
と伝火薬の間に火薬層を設けたことにより、着火
薬層に着火されて打ち上げられて行く間に、色や
明るい火の粉を出す火薬層が燃焼するために打ち
上げられていく軌道が美しく描かれて花火として
の効果がおおきく、しかもこの火薬層と内容物層
の間にそれらを連結する伝火薬を設けたことによ
り確実に内容物を四方に放出することができるこ
とになる。
と伝火薬の間に火薬層を設けたことにより、着火
薬層に着火されて打ち上げられて行く間に、色や
明るい火の粉を出す火薬層が燃焼するために打ち
上げられていく軌道が美しく描かれて花火として
の効果がおおきく、しかもこの火薬層と内容物層
の間にそれらを連結する伝火薬を設けたことによ
り確実に内容物を四方に放出することができるこ
とになる。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は第1図のA−A線断面図、第3図は従来例の
断面図、第4図は他の従来例の断面図、第5図は
他の従来例の断面図である。 18……着火薬層、19……火薬層、20……
内容物、21……仕切り片、23……伝火薬。
図は第1図のA−A線断面図、第3図は従来例の
断面図、第4図は他の従来例の断面図、第5図は
他の従来例の断面図である。 18……着火薬層、19……火薬層、20……
内容物、21……仕切り片、23……伝火薬。
Claims (1)
- 筒状容器内の一側開口に着火薬層を設け、続い
て色や明るい火の粉を出す火薬層を設け、この火
薬層の内側端部に通孔を有する仕切り片を配置
し、この通孔に伝火薬を詰め、この伝火薬はこれ
が燃焼し終わつてもまだ火薬層の火薬が残るよう
にその量を定め、上記仕切り片に続いて内容物層
を設けて他側開口を蓋体で閉止し、上記伝火薬に
よつて火薬層と内容物層とを連結したことを特徴
とする花火。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987154002U JPH0523998Y2 (ja) | 1987-05-13 | 1987-10-09 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7013887 | 1987-05-13 | ||
JP1987154002U JPH0523998Y2 (ja) | 1987-05-13 | 1987-10-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6446698U JPS6446698U (ja) | 1989-03-22 |
JPH0523998Y2 true JPH0523998Y2 (ja) | 1993-06-18 |
Family
ID=31718401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987154002U Expired - Lifetime JPH0523998Y2 (ja) | 1987-05-13 | 1987-10-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0523998Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2525666Y2 (ja) * | 1992-03-25 | 1997-02-12 | ▲ただし▼ 岩見 | 玩具用打上花火 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5348877U (ja) * | 1976-09-29 | 1978-04-25 | ||
JPS5858300B2 (ja) * | 1979-11-02 | 1983-12-24 | 日本板硝子株式会社 | 高純度のセシウム酸化物を含有する酸化物ガラスの製造法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5858300U (ja) * | 1981-10-09 | 1983-04-20 | 庄野火工株式会社 | 打上花火 |
-
1987
- 1987-10-09 JP JP1987154002U patent/JPH0523998Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5348877U (ja) * | 1976-09-29 | 1978-04-25 | ||
JPS5858300B2 (ja) * | 1979-11-02 | 1983-12-24 | 日本板硝子株式会社 | 高純度のセシウム酸化物を含有する酸化物ガラスの製造法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6446698U (ja) | 1989-03-22 |
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