JPH0429271Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0429271Y2 JPH0429271Y2 JP1987091154U JP9115487U JPH0429271Y2 JP H0429271 Y2 JPH0429271 Y2 JP H0429271Y2 JP 1987091154 U JP1987091154 U JP 1987091154U JP 9115487 U JP9115487 U JP 9115487U JP H0429271 Y2 JPH0429271 Y2 JP H0429271Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gunpowder
- separate
- shaft
- coated
- toy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003721 gunpowder Substances 0.000 claims description 73
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 5
- 239000002360 explosive Substances 0.000 description 5
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 238000004040 coloring Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
＊ 産業上の利用分野
本考案は玩具花火に関するものである。
＊ 従来の技術と考案が解決しようとする問題点
軸に火薬を塗着してなる玩具花火はスパークラ
ーとして従来より広く知られているが、この種の
玩具花火は燃焼の仕方が単調である。そこで、こ
のような問題を解消するために、実公昭55−
26719号公報は軸に塗着した火薬部に複数の閃光
変色火薬部を鍔状に点在させてなる玩具花火を開
示している。このものは点火時に火薬部が一端か
ら他端に向つて燃えて行く過程において、点在し
ている閃光変色火薬部に順次間欠的に点火し、間
欠的、瞬間的に閃光発色するものである。しかる
に、この実公昭55−26719号公報記載の玩具花火
においても閃光発色火薬部を含む火薬部が一端か
ら他端に向つて同一方向に順次燃えて行くことに
変りがないという点でなお燃焼の仕方の変化に欠
けることは否めない。
ーとして従来より広く知られているが、この種の
玩具花火は燃焼の仕方が単調である。そこで、こ
のような問題を解消するために、実公昭55−
26719号公報は軸に塗着した火薬部に複数の閃光
変色火薬部を鍔状に点在させてなる玩具花火を開
示している。このものは点火時に火薬部が一端か
ら他端に向つて燃えて行く過程において、点在し
ている閃光変色火薬部に順次間欠的に点火し、間
欠的、瞬間的に閃光発色するものである。しかる
に、この実公昭55−26719号公報記載の玩具花火
においても閃光発色火薬部を含む火薬部が一端か
ら他端に向つて同一方向に順次燃えて行くことに
変りがないという点でなお燃焼の仕方の変化に欠
けることは否めない。
本考案はこのような問題点を解決しようとして
なされたものである。
なされたものである。
＊ 問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するために、本考案は、軸に
塗着した火薬の表面に当該火薬とは燃焼速度が異
なる別の火薬（以下単に「別火薬」という。）を
巻き付けたことを特徴とする玩具花火を提供する
ものである。
塗着した火薬の表面に当該火薬とは燃焼速度が異
なる別の火薬（以下単に「別火薬」という。）を
巻き付けたことを特徴とする玩具花火を提供する
ものである。
上記別火薬は軸に塗着した火薬の表面に螺旋状
に巻き付けてもよい。
に巻き付けてもよい。
＊ 実施例
次に、本考案を図示の実施例に基いて具体的に
説明する。
説明する。
本考案の玩具花火は軸１に塗着した火薬２の表
面に一種類又は数種類の別火薬３，３′を例えば、
環状又は螺旋状に巻き付けたことを特徴とするも
のである。別火薬３は光輝金属粉末又は顆粒状火
薬を含むものであつてもよい。
面に一種類又は数種類の別火薬３，３′を例えば、
環状又は螺旋状に巻き付けたことを特徴とするも
のである。別火薬３は光輝金属粉末又は顆粒状火
薬を含むものであつてもよい。
第１図に示す事例においては、軸１に塗着した
火薬２の表面の複数箇所に別火薬３を環状に巻き
付けている。
火薬２の表面の複数箇所に別火薬３を環状に巻き
付けている。
第２図に示す事例においては、軸１に塗着した
火薬２の表面の複数箇所に点火前の色と炎色が相
互に異なる２種類の別火薬３，３′を交互に環状
に巻き付けている。
火薬２の表面の複数箇所に点火前の色と炎色が相
互に異なる２種類の別火薬３，３′を交互に環状
に巻き付けている。
第４図に示す事例においては、軸１に塗着した
火薬２の表面に別火薬３を螺旋状に巻き付けてい
る。
火薬２の表面に別火薬３を螺旋状に巻き付けてい
る。
第５図に示す事例においては、軸１に塗着した
火薬２の表面に２種類の別火薬３，３′を交互に
螺旋状に巻き付けている。
火薬２の表面に２種類の別火薬３，３′を交互に
螺旋状に巻き付けている。
第６図に示す事例は軸１に塗着した火薬２の形
状を変形させた点を除けば第２図の事例と同じで
ある。
状を変形させた点を除けば第２図の事例と同じで
ある。
＊ 作用
本考案による玩具花火も従来の玩具花火と同様
に火薬２の先端（各図における左端）に点火す
る。
に火薬２の先端（各図における左端）に点火す
る。
第１図、第２図、第６図に示す事例において
は、火薬２の先端に点火すると、火薬２、別火薬
３，３′は下記に説明するように、おもしろい飛
火現象を呈する。
は、火薬２の先端に点火すると、火薬２、別火薬
３，３′は下記に説明するように、おもしろい飛
火現象を呈する。
本考案における別火薬３，３′は軸１に塗着し
た火薬２とは燃焼速度が異なるのである。火薬の
燃焼速度は火薬の着火温度、成分、密度等に依存
するものであるが、燃焼速度が異なれば着火温度
も異なる。即ち、例えば燃焼速度が高い火薬は火
の移りが速い火薬であり、このような火薬の着火
温度は低い。逆に、燃焼速度が低い火薬は火の移
りが遅い火薬であり、このような火薬の着火温度
は高い。従つて、第７図、第８図において、火薬
２の先端（左端）に点火したときには、火薬２、
別火薬３は次のように燃焼する。
た火薬２とは燃焼速度が異なるのである。火薬の
燃焼速度は火薬の着火温度、成分、密度等に依存
するものであるが、燃焼速度が異なれば着火温度
も異なる。即ち、例えば燃焼速度が高い火薬は火
の移りが速い火薬であり、このような火薬の着火
温度は低い。逆に、燃焼速度が低い火薬は火の移
りが遅い火薬であり、このような火薬の着火温度
は高い。従つて、第７図、第８図において、火薬
２の先端（左端）に点火したときには、火薬２、
別火薬３は次のように燃焼する。
［別火薬３の燃焼速度が火薬２の燃焼速度よりも
高いとき］（第７図） 火薬２ａが矢印２Ａの位置まで燃え時、別火薬
３ａに着火（飛火）し別火薬３ａが矢印Ａの如く
燃え始めると同時に別火薬３ａに接している火薬
２ａが矢印２A′に示すように逆方向に燃え始め
る。このような飛火現象が見られるのは別火薬３
ａの着火温度が火薬２ａの着火温度よりも低いた
めである。
高いとき］（第７図） 火薬２ａが矢印２Ａの位置まで燃え時、別火薬
３ａに着火（飛火）し別火薬３ａが矢印Ａの如く
燃え始めると同時に別火薬３ａに接している火薬
２ａが矢印２A′に示すように逆方向に燃え始め
る。このような飛火現象が見られるのは別火薬３
ａの着火温度が火薬２ａの着火温度よりも低いた
めである。
［別火薬３の燃焼速度が火薬２の燃焼速度よりも
低いとき］（第８図） 火薬２ａが矢印２Ａに示すように別火薬３ａ附
近まで燃えると、別火薬３ａに着火する前に火薬
２ｂが燃え始める。しかる後、別火薬３ａが矢印
３Ａの如く燃え始める。このような飛火現象が見
られるのは別火薬３ａの着火温度が火薬２ａ，２
ｂの着火温度よりも高いためである。
低いとき］（第８図） 火薬２ａが矢印２Ａに示すように別火薬３ａ附
近まで燃えると、別火薬３ａに着火する前に火薬
２ｂが燃え始める。しかる後、別火薬３ａが矢印
３Ａの如く燃え始める。このような飛火現象が見
られるのは別火薬３ａの着火温度が火薬２ａ，２
ｂの着火温度よりも高いためである。
第４図、第５図に示す事例において、例えば火
薬２の燃焼速度よりも別火薬３，３′の燃焼速度
の方が大きいときには、別火薬３，３′の炎が螺
旋状に走つた後、火薬２が燃焼する。
薬２の燃焼速度よりも別火薬３，３′の燃焼速度
の方が大きいときには、別火薬３，３′の炎が螺
旋状に走つた後、火薬２が燃焼する。
＊ 考案の効果
以上説明したように、本考案の玩具花火は、軸
に塗着した火薬の表面に当該火薬とは燃焼速度が
異なる火薬を巻き付けたものであるため、点火時
の燃焼の仕方にも種々の変化が生じ、玩具花火と
してのおもしろさが一層向上する。
に塗着した火薬の表面に当該火薬とは燃焼速度が
異なる火薬を巻き付けたものであるため、点火時
の燃焼の仕方にも種々の変化が生じ、玩具花火と
してのおもしろさが一層向上する。
第１図は本考案による玩具花火の一例を示す正
面図、第２図は同上の変形例を示す正面図、第３
図は第１図−線における断面図、第４図は本
考案による玩具花火の別の一例を示す正面図、第
５図は同上の変形例を示す正面図、第６図は第２
図の玩具花火を更に変形させた事例を示す正面
図、第７図は火薬の燃焼の仕方の一例を示すため
に第１図の一部を拡大して示す正面図、第８図は
火薬の燃焼の仕方の別の一例を示すために第１図
の一部を拡大して示す正面図である。 １……軸、２……火薬、３，３′……火薬（別
火薬）。
面図、第２図は同上の変形例を示す正面図、第３
図は第１図−線における断面図、第４図は本
考案による玩具花火の別の一例を示す正面図、第
５図は同上の変形例を示す正面図、第６図は第２
図の玩具花火を更に変形させた事例を示す正面
図、第７図は火薬の燃焼の仕方の一例を示すため
に第１図の一部を拡大して示す正面図、第８図は
火薬の燃焼の仕方の別の一例を示すために第１図
の一部を拡大して示す正面図である。 １……軸、２……火薬、３，３′……火薬（別
火薬）。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ 軸に塗着した火薬の表面に当該火薬とは燃焼
速度が異なる別の火薬を巻き付けたことを特徴
とする玩具花火。 ２ 前記別の火薬は軸に塗着した火薬の表面に螺
旋状に巻き付けたことを特徴とする実用新案登
録請求の範囲第１項記載の玩具花火。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987091154U JPH0429271Y2 (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987091154U JPH0429271Y2 (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63197999U JPS63197999U (ja) | 1988-12-20 |
| JPH0429271Y2 true JPH0429271Y2 (ja) | 1992-07-15 |
Family
ID=30951673
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987091154U Expired JPH0429271Y2 (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0429271Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5526719U (ja) * | 1978-08-04 | 1980-02-21 |
-
1987
- 1987-06-12 JP JP1987091154U patent/JPH0429271Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5526719U (ja) * | 1978-08-04 | 1980-02-21 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63197999U (ja) | 1988-12-20 |
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