JPH0419354Y2 - - Google Patents

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JPH0419354Y2
JPH0419354Y2 JP1987070139U JP7013987U JPH0419354Y2 JP H0419354 Y2 JPH0419354 Y2 JP H0419354Y2 JP 1987070139 U JP1987070139 U JP 1987070139U JP 7013987 U JP7013987 U JP 7013987U JP H0419354 Y2 JPH0419354 Y2 JP H0419354Y2
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fireworks
propellant
propellant powder
fuse
powder
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、打上げ花火の煙火玉内に組込まれ、
この煙火玉の炸裂時に放出されて飛散する飛翔体
に関する。
〔従来の技術〕
打上げ花火の煙火玉内に組込まれた飛翔体は、
噴射推進する意味で燃焼ガスや火炎を吹出すため
に内部圧力を高くできるような容器が必要であ
り、通常は金属缶体や紙筒等が容器として用いら
れている。これ等を以下に図を用いて説明する。
第3図は金属缶体による従来例の断面図であり、
図において1は金属缶体、2は噴射推進薬、3は
板紙円板、4は導火線である。
第4図は紙管による従来例の断面図であり、図
において5は紙管、2は噴射推進薬、6は粘土、
4は導火線である。
このような飛翔体は、内部の燃焼圧力が高く噴
射力が大きくなるほど広い範囲に飛散して花火と
しての効果ある演出ができることになる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、金属缶体の飛翔体は燃焼圧力の高圧
化にはすぐれるが、燃焼中に赤く加熱されて地上
に落下したときに火炎や火傷の虞れがあると共に
重量が大きくなつて飛翔距離が小さくなる問題が
ある。
また、紙管の場合は、開口に粘土等をつめて密
閉するために容器の重量が大きくなつて飛翔距離
が短くなり、飛翔体としての効果が低下する問題
がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、打上げ花火の煙火玉の内に収納さ
れ、煙火玉の炸裂によつて四方に飛散飛翔する飛
翔体において、推進火薬粉にのり剤を加えて固型
化して推進火薬体として、この推進火薬体を不燃
性または難燃性の無機物の外皮で被い、この外皮
に噴射口を設けて推進火薬体に接続する着火薬も
しくは導火線を埋設したことを特徴とする。
〔作用〕
以上の構成によると、煙火玉の炸裂によつて四
方に飛散飛翔した飛翔体は、着火薬もしくは導火
線に着火して燃焼ガスや火炎を吹出して花火の効
果を出すが、この際従来と異なり容器を用いてい
ないために極めて軽量であり、飛翔距離が長くて
広い範囲に飛翔体が広がつて効果的な打上げ花火
とすることができる。
〔実施例〕
以下に本考案の実施例を図面を用いて説明す
る。
第1図は一実施例を示す断面図であり、図にお
いて7は推進火薬体であり、推進火薬粉にのり剤
を加えて球状、円柱状または立方体に成形してあ
る。8はこの推進火薬体7を被覆した外皮であ
り、不燃性や難燃性の例えば炭酸カルシウム等の
無機材料によつて形成してある。
9は上記推進火薬体1に接続した噴射口であ
り、黒色火薬系の着火薬10がつめてある。11
は上記外皮8に塗布した着火薬であり、上記着火
薬10と連続しているものであり、必ずしも必要
なものでは無い。
第2図は、上記噴射口9に着火薬10をつめた
代りに導火線12を推進火薬体1内に埋込んだ実
施例であり、導火線12の外端部および内端部に
は黒色火薬系の着火薬13が被覆してある。
以上の構成によると、打上げられた煙火玉の炸
裂によつて飛翔する飛翔体は、四方に飛散する
が、このとき噴射口9の着火薬10もしくは導火
線12に着火して直ちに推進火薬体7に着火して
燃焼ガスや火炎を吹出して花火の効果を出す。
その後外皮8はこわれて落下するものであり、
この外皮8は従来の容器と異なり内部の燃焼圧力
に耐える構造としなくてよいために軽量であつて
飛翔体全体を軽量とすることができ、飛翔体の飛
翔距離を充分に得ることができて広い範囲に飛翔
させることができることとなる。
〔考案の効果〕
以上説明した本考案によると、推進火薬体を固
型化して外皮で被つた構成としたことにより、従
来の推進火薬を入れる容器を必要としなくなり、
その結果軽量な飛翔体とすることができて打上げ
煙火玉から飛散するときに充分に広い範囲に飛翔
させることができて演出効果のある花火とするこ
とができる。また、従来のように燃焼した容器が
落下しないために火炎や火傷の事故の発生を防ぐ
ことができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す断面図、第
2図は第2実施例を示す断面図、第3図は第1従
来例の断面図、第4図は第2従来例の断面図であ
る。 7……推進火薬体、8……外皮、9……噴射
口、10……着火薬、12……導火線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 打上げ花火の煙火玉の内に複数収納され、煙火
    玉の炸裂によつて四方に飛散飛翔する飛翔体にお
    いて、 推進火薬粉にのり剤を加えて固型化して推進火
    薬体とし、この推進火薬体を不燃性または難燃性
    の外皮で被い、この外皮に噴射口を一個所形成し
    て中の推進火薬体に接続した着火薬もしくは導火
    線を導出させたことを特徴とする打上げ花火の飛
    翔体。
JP1987070139U 1987-05-13 1987-05-13 Expired JPH0419354Y2 (ja)

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JPS63179495U JPS63179495U (ja) 1988-11-21
JPH0419354Y2 true JPH0419354Y2 (ja) 1992-04-30

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS43398Y1 (ja) * 1965-01-27 1968-01-10

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS43398Y1 (ja) * 1965-01-27 1968-01-10

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JPS63179495U (ja) 1988-11-21

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