JPS62212288A - 無焔性燃焼組成物 - Google Patents

無焔性燃焼組成物

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JPS62212288A
JPS62212288A JP5536286A JP5536286A JPS62212288A JP S62212288 A JPS62212288 A JP S62212288A JP 5536286 A JP5536286 A JP 5536286A JP 5536286 A JP5536286 A JP 5536286A JP S62212288 A JPS62212288 A JP S62212288A
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JP
Japan
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composition
combustion
weight
smoke
agent
Prior art date
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Pending
Application number
JP5536286A
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English (en)
Inventor
田中 清造
岡 光治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanko Kagaku Kogyo KK
Sanko Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Sanko Kagaku Kogyo KK
Sanko Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は摩擦点火の可能な無焔性マツチ薬の組成物に関
する。
(従来技術とその問題点) 周知のごとく、マツチ薬は摺り板等によって摩擦点火せ
しめる燃焼組成物であり、一般家庭の炊飯や煙草等に広
vi日に使用されているが、また種々の発*mvの点火
薬としても古くから広く用いられている6例えばii!
庭やピル、飲食店、工場。
愈I!!笠で主に使用される殺虫くん煙剤、!業用とし
てビニールハウス等で使用される殺虫または雑菌くん鯉
剤、車輌等の信号用発煙筒、或は化学兵器等の点火薬に
はマツチ薬は不可欠の存在である。
しかしながら、公知のマツチ薬は、いずれも摩擦によっ
て多鏝の火焔を発生するため、往々にして使用者に火傷
を負わせる場合もあり、使用方法や適用場所等によって
は、かならずしも適切とは言いがたい。
また、マツチ薬の火焔によって周囲の可燃物に燃え移る
忌れもあり、殊に家庭や1iua等、室内で使用するく
ん豐剤等では、マツチ薬の火焔はm大な火災につながる
可能性があって好ましくない。
更に、マツチ薬の火焔によって、発煙剤または発生する
煙が発火する場合もあり、黒餡性マツチ薬の開発は斯界
の急務となっている。
また、公知のマツチ薬は、燃焼に際して多聞の火焔を発
生し、急激に熱を放散するので、発煙剤への着火力に劣
しく、このため一般には、マツチ薬の燃焼を先ず熱の放
散速度の低い着火薬に伝承せしめ、着火薬によって発煙
剤に着火する。所詮2段法がとられているが、この方法
ではマツチ薬と着火薬間で立ち消え等の障害が生じるこ
とがある外、価格の上昇を来す点でも好ましくない。
(問題点を解決するための手段) そこで、本発明は、その組成を塩素酸カリウムおよびま
たは塩M酸ソーダ20〜45ifi1%、ケイ素鉄およ
びまたは酸化鉄2〜10重1%、r!J擦賦与剤30〜
50重囚重囲燃焼調整剤、賦形剤10〜40重量%から
なるものとしたことにより、上記の問題点を解決するよ
うにした。
塩素酸カリウムおよびまたは塩素酸ソーダの上記組成物
中の含有口は、20〜45重囲%程度の範囲が用いられ
る。20重R%未満のものでは、燃焼時に酸素が不足し
て燃焼性が悪化して用いがたい。また、45重量%を越
えるものでは、組成物中の酸素が過剰になり、爆発等の
危険性が生じて好ましくない。
ケイ素鉄およびまたは酸化鉄の上記組成物中の含有量は
、2〜10旧吊%の範囲が用いられる。
2重囲%未満のものでは、添加効果が得られず、また1
0重出%を越えるものでは、不点火の可能性が生じる。
また、本発明の組成物には、要求される性能や用途に応
じて、F!1t15!賦与剤が30〜50%の範囲で添
加される。この摩擦賦与剤は、上記組成物を点火し易く
させるためのものであって、このものには、ガラス粉、
三硫化アンチモン、雲母などが好適に用いられ、これら
の群から一種あるいは二種以上適宜混合されて用いられ
る。添加但が、30重量%未満のものでは、少な過ぎて
組成物の易点火性を向上させることができず、また50
重岱%を越えるものでは、添加伍が過剰となり、燃焼性
が著しく悪化するなどの不都合が生じる。
また、本組成物には、燃焼を安定化させるための燃焼調
整剤及び賦形剤が10〜40%の範囲で添加される。燃
焼調整剤としては、糖類、硫黄。
松脂、硼酸、硝酸カリウムなどの硝酸塩、ニトロセルロ
ースなどのニドO化合物、シュウ酸アンモンなどのアン
モニウム塩、ベントナイト、ケイソウ土、タルク、白土
などの鉱物性粉体などが用いられ、また賦形剤としてデ
キストリン・殿方・天然樹脂・CMC・キサンタンガム
等が好適に用いられ、これらの群から二種あるいは三種
以上が適宜添加混合される。
上記の構成からなる黒餡性燃焼組成物は、例えば、次の
ような方法によって製造される。まず、塩素酸カリウム
およびまたは塩素酸ソーダ、ケイ素鉄およびまたは酸化
鉄をそれぞれ篩分けする。
そして、必要に応じて上記各添加材料も篩分けする。こ
こで、上記各構成材料の粒径は、20〜300メツシュ
程度の範囲とされる。300メツシユより柵い粒径を有
するものでは、細かすぎることから、ダマになり易く、
各構成材料を互いに充分混合することが難しく、かつそ
の取り扱いも困  ′難となるなどの不都合が生じる。
また、20メツシユより大きい粒径を有するものでは、
粗過ぎることからやはり混合が困難となる不都合が生じ
る。
次に、それぞれ同程度の粒径とされた各構成材料をゴム
製等の乳鉢内に入れ、にかわ水溶液などの粘稠性を有す
る液体と捏和混合して目的の黒餡性燃焼組成物を得る。
このようにして得られた泥状又は半泥状の組成物を、例
えば棒状、板状などの基材に付着あるいは塗布せしめて
マツチ薬として使用可能である。
そして、ここで、使用される基材には、組成物の燃焼時
に発焔しない、通常の材質が好適に使用できる。
このマツチ薬にあっては、摺り板でamすることによっ
て容易に燃焼させることができると共に、燃焼に際して
火焔の発生がないので、たとえば周囲に可燃物があって
もこれに延焼することがなく、また使用者に火焔による
火傷を負わせることもないなど極めて安全性の高いもの
となる。
また、このようなマツチ薬は、例えば、第1図に示す容
器内に充填された発煙剤やくん層剤などの着火に使用す
ることも可能である。第1図において符号1は容器、2
は、くん層剤、3は、マツチ棒、4はマツチ薬である。
このマツチ薬4は、マツチ棒3の表面に塗布されており
、このマツチ棒4は、容器1内に充填されたくん層剤2
の上部中央に立設されている。この場合、マツチ棒3の
上部先端を摺り板で摩擦することによって、マツチ薬4
を燃焼させてくん層剤2を発煙させるようになっている
。このようにくん層剤2の着火に用いられたマツチ薬4
は燃焼時に火焔を発生しないので、燃焼熱を周囲に放散
することがなく、よって発生熱mを損耗させることがな
いことから、くん層剤2などに対する着火力に優れたも
のとなる。
またさらに、前述した組成物からなるマツチ薬を予め基
材に付着あるいは塗布することなく、例えば第2図に示
すように泥状のまま、発煙剤やくん層剤なとの着火に使
用することも可能である。
すなわち、第2図は、第1図に示したくlν燻煙剤を内
部に封入したタイプの容器5を示すもので、この容器5
の上部には、着火薬6を収容し、かつ蓋体7を有する内
容器8が配設され、この蓋体7には、その開口部7aを
覆うように泥状のマツチ薬4が付着されている。
(実施例) 以下、実験例を示してこの発明の黒餡性燃焼組成物の作
用効果を明確にする。
(実験例1) 塩素酸カリウム  28SJ ケイ素鉄      2g ガラス粉     289 雲母       10g タルク        79 イオウ       1.5び 松脂        3g 硼1!2        0.5g 三硫化アンチモン 10g をそれぞれ100メツシユの篩を用いて篩分けした後、
これらを40%にかわ水溶液25dとともにゴム製乳鉢
内で捏和混合して目的の黒餡性燃焼組成物からなる泥液
を得た。
次に、この泥液中に、長さ5 am 、直径0.2c1
1の針金を複数本浸漬して、針金1本当たりに0゜3〜
0.4g程度の泥液を付着させた後、これを乾燥させ、
マツチ薬棒とした。
また、ジクロルボス (DDVPニジメチルジクロルビニルフォスフェート)
    25重a部 過塩素酸カリ    18重量部 乳糖        33重量部 珪藻土       24重量部 の組成からなる粉状のゴキブリ駆除用くん層剤100g
を第1図に示す耐火処理紙からなる容器1内に充填した
次に、容器1内のくん層剤に上部中央から前記マツチ棒
3の下側を3c11程度挿入したのら、このマツチ棒3
先喘を市販の摺り板を用いて摩擦すると、マツチ棒3の
マツチ薬4が容易に燃焼し、全く火焔を発生することな
く、静かに燃焼した。そして、燃焼開始から約7〜8秒
後に、くん層剤が順調に発煙した。
この結果、マツチ薬4は、燃焼時に、火焔を発生しない
ことから、火焔による火1mの恐れがなく安全性の高い
ものであることがわかった。また、このマツチ薬4は、
これとくん層剤2との間に着火薬を装着する必要がない
など着火力に優れたものであることもわかった。
(比較例) 塩素酸カリウム   50g ガラス粉      19g 雲母         6g 珪藻土        4g イオウ        8g 松脂         1g II酸         1g にかわ       12び からなる市販のマツチ薬を長さ5 cm 、直径0.2
0の針金の表面に1本当たり0.3gの割合で塗布し、
乾燥したマツチ棒を製造した。このマツチ薬棒を実験例
1と同様の試験を行なった。
この結果、頭薬が強い火焔を発生し、激しく燃焼した。
そして、この頭薬の火焔が10回に3回の割合でくん層
剤にも伝火したものの、その際の焔が約1mの高さまで
上がり、極めて危険な状態となった。また、10回に4
回の割合で、くん層剤が発煙せず正常にくん層剤が発煙
したのは、わずか30%であった。
(実験例2) 塩素酸ソーダ     5g 塩素酸カリウム   309 酸化第1鉄      4g 硝子粉       409 雲母         6g タルク        20g イオウ粉       5g 松脂粉        2g 硼酸末        0.6g ニトロセルローズ   1g ニカワ        69 水               3C)dからなるマ
ツチ薬をゴム製乳鉢内で充分捏和混合して泥剤とした。
また、ダコニール粉末    30i 過塩素酸アンモニウム 179 乳糖         12g タルク         28g パーライト       8g からなる農業用殺菌剤を加圧成形して直径5.3α、高
さ寸法4.41の円柱状の錠剤を作成した。
この錠剤の端面中火に上記マツチ薬の泥材を約1.2g
滴下し、24時間の天日乾燥後、市販の摺り板で摩擦し
たところ、マツチ薬は容易にかつ火焔を発生することな
(燃焼した。燃焼開始後、約3秒で錠剤に着火し、引続
き発焔することなく、発煙が継続した。
(実験例3) 塩素酸カリウム    33g ケイ素鉄        3g 硝子粉        38g タルク          7g イオウ粉       105 三硫化アンチモン末   6g 硝酸カリウム      4g シュウ酸アンモン    0.5g 松脂粉         2g 20%デンプン水溶液 15d からなるマツチ薬をゴム製乳鉢内で充分捏和混合して半
泥状とし、これを直径4IIIRの吐出口を有する直径
2 cm、長さ寸法10cIRの樹脂製チューブに充填
した。
チューブより約1gの半泥状マツチ薬を押し出し、これ
を実験例2で用いた農業用殺菌剤の円柱状錠剤の端面中
火に石膏型で押しっけ、底面直径5 am 、高さ5悶
の円錐形に成形した。この円錐形のマツチ薬を24時局
天日乾燥したのち、市販の摺り板で摩擦したところ、マ
ツチ薬は容易にかつ火焔を発生することなく燃焼した。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の黒餡性燃焼組成物は、前
述した組成であるので、8mによる点火が容易な上、燃
焼時に火焔を発生することがないなど安全性の高いもの
となる。また、この組成物は、燃焼に際し、火焔の発生
がないので、熱の放散が少なく、例えば発煙剤やくん層
剤などへの着火力に優れたものとなる。
またさらに、この組成物は、例えばにかわ水溶液などと
捏和混合され、各種基材等に付着あるいは塗布されて、
j!I擦点火可能な花火や発煙剤などの煙火類やマツチ
などとして使用することが可能である。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明の黒餡性燃焼組成物をマツチ薬として
使用可能なくん煙容器を示す概略断面図、第2図は、同
じく密閉タイプのくlυ煙容器を示す概略断面図である

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)塩素酸カリウムおよびまたは塩素酸ソーダ20〜
    45重量%、ケイ素鉄およびまたは酸化鉄2〜10重量
    %、摩擦賦与剤30〜50重量%、燃焼調整剤、賦形剤
    10〜40重量%からなる無焔性燃焼組成物。
  2. (2)摩擦賦与性組成物がガラス粉、三硫化アンチモン
    、雲母のうち、1種または2種以上よりなる特許請求の
    範囲第1項記載の無焔性燃焼組成物。
  3. (3)燃焼調整剤が、糖類、硫黄、松脂、硼酸、硝酸塩
    、ニトロ化化合物、アンモニウム塩、鉱物性粉体のうち
    、2種または3種以上よりなる特許請求の範囲第1項記
    載の無焔性燃焼組成物。
JP5536286A 1986-03-13 1986-03-13 無焔性燃焼組成物 Pending JPS62212288A (ja)

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Cited By (3)

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JP2002029878A (ja) * 2000-07-21 2002-01-29 Chugai Pharmaceut Co Ltd 燻煙剤加熱具
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