JP3022197B2 - 画素構造表示装置の平均輝度検出回路 - Google Patents

画素構造表示装置の平均輝度検出回路

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JP3022197B2 JP6218568A JP21856894A JP3022197B2 JP 3022197 B2 JP3022197 B2 JP 3022197B2 JP 6218568 A JP6218568 A JP 6218568A JP 21856894 A JP21856894 A JP 21856894A JP 3022197 B2 JP3022197 B2 JP 3022197B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画素構造表示装置のA
PL検出回路に関し、特に液晶投写表示装置(液晶プロ
ジェクタ)に代表される画素構造を有する表示装置にお
いて、輝度を示す映像信号から平均輝度情報(APL:
Average Picture Level )を検出する画素構造表示装置
のAPL検出回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、画面上にマトリクス状に配設さ
れた多数の画素からなる画素構造を有し、個々の画素単
位で駆動する画素構造表示装置、例えば液晶表示装置、
液晶投写形表示装置(液晶プロジェクタ)、プラズマ表
示装置(PDP:Plasma Display Panel)などでは、ブ
ラウン管を用いた場合と輝度特性が異なるため、輝度を
示す映像信号から画面の平均的な輝度、すなわち平均輝
度情報(以下、APLという)を検出し、これにより画
面の明るさ、コントラストあるいは電圧−輝度特性など
の画質に関する可変要素を補正する処理が行われてい
る。
【0003】従来のこのようなAPLを検出する回路
は、図5に示すような構成となっていた(例えば、特開
昭64−78076号公報)。同図において、R0 ,C
0 は映像信号を積分する積分回路を構成する抵抗および
コンデンサ、61は積分された映像信号をディジタルデ
ータに変換出力するA/D変換器、62は映像信号をデ
ィジタルデータに変換出力するA/D変換器、63はA
/D変換器61,62の出力をアドレスとして補正デー
タを出力するメモリ、64はメモリ63からの補正デー
タをラッチするフリップフロップである。
【0004】メモリ63には、予め所定のAPLおよび
映像信号における駆動電圧に対する補正データが格納さ
れており、アナログ量により各画素の輝度情報を示す映
像信号を抵抗R0 とコンデンサC0 により積分すること
により輝度を平均化し、A/D変換器61により変換す
ることによりディジタル量のAPLを検出する。このA
PLを上位アドレスとするとともに、A/D変換器62
によりディジタル化された映像信号を下位アドレスとし
てメモリ63を参照し、フリップフロップ64を介して
補正データを読み出し、この補正データにより画質に関
する各種可変要素を補正した後、個々の画素を駆動する
ものとなっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、このよう
な従来の画素構造表示装置の平均輝度情報検出回路で
は、抵抗とコンデンサとからなる積分回路を設けて、入
力された映像信号を積分することにより平均的な輝度す
なわちAPLを検出するものであるため、実時間におけ
る正確なAPLを検出することができず、また単位時間
当たりすなわち画面上の各エリアごとにAPLを検出す
ることができないため、画面上の分割された各エリアご
とにAPLによる補正を個別に実施することは困難であ
った。
【0006】また、この種の画素構造表示装置では、各
画素ごとにディジタル化された輝度情報が映像信号とし
て入力される場合が多く、このような場合には輝度情報
を一旦アナログ表現に変換した後に積分する必要がある
ため、比較的高価なA/D変換器に加えて回路要素を付
加する必要があり、回路要素が増加するとともに高価な
ものとなるという問題点があった。本発明はこのような
課題を解決するためのものであり、比較的簡素な回路構
成により、実時間における正確なAPL検出を行うこと
が可能となる画素表示装置の平均輝度情報検出回路を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明による画素構造表示装置の平均輝度検
出回路は、画面の1水平ライン分の画素数を所定数の画
素郡に分割するとともに、画面全体を所定数の水平ライ
ンからなる複数のエリアに分割し、所定の標本化周波数
に基づき入力される輝度情報を画素群ごとに加算平均す
ることにより各画素群ごとの平均輝度情報を示す画素群
平均輝度情報を順次検出出力する第1の加算回路と、1
水平ライン期間に相当する標本化周波数の所定分周周波
数に基づき第1の加算回路から出力される画素郡平均輝
度情報を所定数加算平均することにより1水平ラインご
との平均輝度情報を示す1水平ライン平均輝度情報を順
次検出出力する第3の加算回路と、各エリア期間に相当
する所定の垂直走査線凋波数に基づき第3の加算回路か
ら出力される1水平ライン平均輝度情報を所定数加算平
均することにより各エリアごとの平均輝度情報を示すエ
リア平均輝度情報を順次検出出力する第2の加算回路と
を備えるものである。
【0008】さらに、直列接続された複数のラッチから
なり、垂直走査線周波数の分周周波数に基づき第2の加
算回路から順次出力されるエリア平均輝度情報をそれぞ
れ個別に保持出力する出力保持回路と、出力保持回路の
各ラッチ出力を合計することにより画素全体の平均輝度
情報を算出出力する出力加算器とを備え、第1、第2お
よび第3の加算回路は、入力されるNビット幅(Nは正
整数)の情報を保持する第1の保持回路と、この第1の
保持手段からの出力と前回の演算結果とを加算する加算
器と、この加算器の出力を演算結果として保持する第2
の保持回路とを有し、加算集計の終了に応じて演算結果
の上位Nビットを各平均輝度情報として検出出力するよ
うにしたものである。
【0009】
【作用】したがって、第1の加算回路により、入力され
る輝度情報が画素群ごとに加算集計されて各画素群に対
応する画素群平均輝度情報が順次検出出力され、第2の
加算回路により、画素群平均輝度情報が複数加算集計さ
れて画面の一部または全部の平均輝度情報が順次検出出
力される。また、第3の加算回路により、前段の加算回
路から出力される画素群平均輝度情報が複数加算集計さ
れて複数の画素群からなる新たな画素群に対応する画素
群平均輝度情報が順次検出出力される。
【0010】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例である画素構造表示装置の
APL検出回路を示すブロック図であり、同図におい
て、1はディジタル表現された輝度情報を入力として所
定画素数分加算平均し所定画素数分のAPLを検出する
加算回路(第1の加算回路)、2は加算回路1からの所
定画素数分のAPLをさらに所定数分加算平均し所望の
画素数分に対するAPLを検出する加算回路(第2の加
算回路)であり、特に、所望のAPLに対応する全画素
を所定の画素数からなる複数の画素群に分割し、高速で
入力される輝度情報を加算回路1により加算平均するこ
とにより各画素群ごとの画素群APLを検出し、これを
加算回路2により加算平均することにより所望の全AP
Lを検出するものである。
【0011】図2は、画面構成の一例を示す説明図であ
り、51〜54は画面上にマトリクス状に配設された画
素、55は複数の画素からなる画素群である。この場
合、画素群55は4つの画素から構成されており、この
APL検出回路には、映像原信号が標本化周波数fs ご
とに標本化され、画素51から左方向に順にNビット幅
(Nは正整数)の輝度情報が入力されるとともに、画素
52の後は次のラインの先頭にある画素53から繰り返
し輝度情報が入力され、画面右下の画素54までの輝度
情報が順次入力されるものとなる。
【0012】図1の加算回路1において、11は映像原
信号の標本化周波数fs を保持タイミングとしてNビッ
ト幅の輝度情報を保持する保持回路(第1の保持回
路)、12は輝度情報ビット数Nより大きいMビット
(Mは正整数)の演算ビット幅を有する加算器、13は
標本化周波数fs を保持タイミングとして加算器12か
らのMビット幅の演算結果を保持する保持回路(第2の
保持回路)であり、加算器12は、保持回路11で保持
されているNビットの輝度情報と保持回路13で保持さ
れているMビットの前回の演算結果とを順次加算するこ
とにより、画素群を構成する所定画素数分ここでは画素
M-N 個分の輝度情報を加算出力するものとなる。この
場合、輝度情報のNビットを越える上位不足ビットM−
Nビット分(upM−N)には、無効データを示す
「L」レベルが入力されている。
【0013】加算回路2は、加算回路1とほぼ同様の回
路構成を有しており、加算回路2において、21は加算
回路1から出力される画素群ごとの輝度情報加算結果の
周波数fs'を保持タイミングとして、加算回路1から出
力されるMビットの加算結果の上位Nビットを画素群A
PLとして保持する保持回路(第1の保持回路)、22
は画素群APLすなわち輝度情報ビット数Nより大きい
Lビット(Lは正整数)の演算ビット幅を有する加算
器、23は周波数fs'を保持タイミングとして加算器2
2からのLビット幅の演算結果を保持する保持回路(第
2の保持回路)である。なお、保持回路11,12,2
1,22は、Dフリップフロップなどにより構成されて
いる。
【0014】加算器22は、保持回路21で保持されて
いるNビットの画素群ごとのAPLと保持回路23で保
持されているLビットの前回の演算結果とを順次加算す
ることにより、所定の画素群分ここでは画素群2L-N
分すなわち画素2M-N ×2L- N 個分の輝度情報を加算出
力するものとなり、このLビットの演算結果のうちの上
位Nビット分が所望の全APLとして出力される。この
場合、輝度情報のNビットを越える上位不足ビットL−
Nビット分(upL−N)には、無効データを示す
「L」レベルが入力されている。
【0015】次に、図1を参照して、本発明の動作を説
明する。加算回路1には、映像原信号が標本化周波数f
s ごとに標本化され、量子化ビット数としてNビット幅
の輝度情報が順次入力されており、保持回路11により
周波数fs ごとに保持され加算器12に入力される。加
算器12は、上位不足ビットM−Nビット分に「L」レ
ベルが設定されMビット幅に変換された保持回路11か
らの輝度情報と、保持回路13に保持されているMビッ
ト幅の前回の演算結果とを加算出力し、これが再び保持
回路13に保持される。
【0016】したがって、加算器12により、順次前回
の演算結果に新たな輝度情報が加算されて、画素群を構
成する所定の画素数分集計され、そのMビットの演算結
果のうち上位Nビット(upN)が出力されることによ
り、画素群として集計された輝度情報が画素群を構成す
る画素数すなわち2M-N で除算されたことになり、加算
回路1から画素群を構成する各画素の輝度情報の平均値
すなわち画素群APLが出力されるものとなる。なお、
画素群ごとの集計の終了に応じて、保持回路13に保持
されている演算結果が初期化される。
【0017】次に、この画素群APLが加算回路2に入
力され、保持回路21で保持され周波数fs'ごとに保持
され加算器22に入力される。この場合の周波数fs'
は、画素群が発生する周波数であり、画像原信号の標本
化周波数fs が画素群を構成する画素数で分周されたも
のである。加算器22は、上位不足ビットL−Nビット
分に「L」レベルが設定されLビット幅に変換された保
持回路21からの画素群APLと、保持回路23に保持
されているLビット幅の前回の演算結果とを加算出力
し、これが再び保持回路23に保持される。
【0018】したがって、加算器22により、順次前回
の演算結果に新たな画素群APLが加算されて、画面を
構成する所定の画素群分集計され、そのLビットの演算
結果のうち上位Nビット(upN)が出力されることに
より、画素群として集計された輝度情報が画素群を構成
する画素数すなわち2L-N で除算されたことになり、加
算回路2から画面を構成する各画素群の画素群APLの
平均値すなわち所望の全APLが出力されるものとな
る。なお、全画素群の集計の終了に応じて、保持回路2
3に保持されている演算結果が初期化される。
【0019】このように、Nビット幅の輝度情報を保持
回路11により保持し、この保持出力と保持回路13で
保持されている前回の演算結果とをM(M>N)ビット
幅の加算器12により加算して保持回路13により再び
保持し、その上位Nビットを出力することにより、所定
画素数の画素群における画素群APLを検出し、このN
ビット幅のAPLを保持回路21により保持し、この保
持出力と保持回路23で保持されている前回の演算結果
とをL(L>N)ビット幅の加算器22により加算して
保持回路23により再び保持し、その上位Nビットを出
力することにより、複数の画素群からなる所望の全AP
Lを検出するようにしたので、比較的簡単な回路構成に
より、実時間における正確なAPLを検出することがで
きる。
【0020】なお、加算器12の演算ビット数Mを大き
くすれば、加算回路1で集計できる画素数すなわち画素
群を構成する画素数を増やすことができるが、一般に演
算ビット数Mの増加に応じて演算処理時間も増加する傾
向にあり、標本化周波数fsで入力される輝度情報に対
する加算処理が追従しなくなる。ここで、加算回路1に
よる1つの輝度情報に対する加算処理時間ta は、保持
回路11の読み出し時間tr 、加算器12の演算時間t
c 、および保持回路13の書き込み時間tw とすると、 ta =tr +tc +tw と表すことができる。
【0021】これが標本化周波数fs の1期間ts 内で
処理される必要があるため、 ta <ts となり、加算の演算時間tc は、 tc =ta −(tr +tw ) <ts −(tr +tw ) となり、加算器12の演算ビット数Mは、上記不等式を
満足する演算時間tc を有する演算ビット数に設定され
るものとなる。
【0022】また、以上のようにして演算ビット数Mが
設定された場合には、加算回路1で集計されうる画素数
すなわち画素群を構成する画素数が2M-N となり、標本
化周波数fs を画素群を構成する画素数2M-N で分周し
たものが、加算回路2の周波数fs'となるとともに、所
望の全APLに対応する画面の全画素数を画素群を構成
する画素数2M-N で除算することにより、加算回路2に
おける加算処理の繰り返し数すなわち加算器22の演算
ビット数Lが算出される。なお、加算器22の演算ビッ
トLは、前述の加算器12の演算ビット数Mを算出する
場合と同様の条件を満足している必要がある。
【0023】さらに、加算回路1,2において、入力さ
れる情報と出力される情報とのビット数を同じくするこ
とにより、加算回路1,2の構成が加算器12,22の
演算ビット数を除いて等しくなり、APL検出回路をL
SI化する際に、ほぼ同じパターンの回路を流用あるい
は兼用することができ、設計作業を簡略化することが可
能となる。また、前述の説明において、加入回路1の加
算器12による輝度情報の集計結果Mビットに対して上
位Nビット分を画素群APLとして出力するようにした
場合について説明したが、この場合には切り捨てられた
ビットによる下位1ビット分の誤差を生じる可能性があ
る。
【0024】この場合には、加算回路1の出力として上
位Nビットに加えてその下位ビットを余分に出力すると
ともに、これに応じて加算回路2の加算器22の演算ビ
ットを用意して、APLとして小数点以下を集計できる
ようにすることにより、下位1ビット分の誤差を少なく
することが可能となる。なお、検出されたAPLは、人
間の眼の感度と補正処理との関係から、一般的に複数の
段階に分類するすなわち丸めを行うことにより、画像に
対する各種補正処理を簡略化するものとなっており、下
位1ビットまでのAPLを必要とするケースは少ない。
【0025】次に、図3を参照して、本発明の第2の実
施例について説明する。図3は、本発明の他の実施例で
ある画素構造表示装置のAPL検出回路を示すブロック
図であり、特に前述の加算回路1,2の間に加算回路3
を設けたものである。同図において、前述の説明と同じ
または同等部分には同一符号を付してあり、1はディジ
タル表現された輝度情報を入力として所定画素数分加算
平均し所定画素数分のAPLを検出する加算回路(第1
の加算回路)、3は加算回路1からの所定画素数分のA
PLをさらに所定数分加算平均し1ライン分のAPLを
検出する加算回路(第3の加算回路)、2は加算回路3
からの1ライン分のAPLをさらに所定ライン分加算平
均し1エリア分のAPLを検出する加算回路(第2の加
算回路)である。
【0026】41〜44は加算回路2から出力される各
エリア分のAPLを順次保持する保持回路、46〜48
は各保持回路41〜44の保持出力を加算する加算器、
45は加算器46〜48により集計されたすべてのエリ
アのAPLを保持する保持回路である。なお、加算回路
1〜3は、前述の説明と同様の構成を有しており、ここ
での説明は省略する。
【0027】次に、本発明の第2の実施例の動作につい
て説明する。図4は、図3のAPL検出回路に対応する
画面構成例を示す説明図であり、実際にはハイビジョン
画面を示すものである。水平1280画素、うち有効水
平期間1024画素、垂直走査線数1125本のインタ
ーレース(1フィールド512本)となっており、特に
垂直走査線128本からなる4つのエリアが設けられて
いる。
【0028】加算回路1には、これら画素の輝度情報
(8ビット)が順次入力され、標本化周波数fs に応じ
て加算器12により16画素分が集計されるとともに、
その上位8ビットが画素16個からなる画素群のAPL
として出力される。続いて、この画素群APLが加算回
路3に入力され、標本化周波数fs の16分周すなわち
fs /16に応じて加算器22により64画素群分が集
計されるとともに、その上位8ビットが画素群64個す
なわち1024画素からなる1ライン分のAPLとして
出力される。
【0029】さらに、このラインAPLが加算回路2に
入力され、垂直走査線周波数fh に応じて加算器32に
より128本分が集計されるとともに、その上位8ビッ
トが垂直走査線128本からなるエリアのAPLとして
出力される。このエリアAPLは、垂直走査線周波数f
h の128分周すなわちfh /128に応じて保持回路
41〜44に順次保持され、4つのエリアAPLすなわ
ち1画面分が出力された場合、保持回路44〜41から
それぞれエリアa〜dに対応するエリアAPLが出力さ
れるとともに、加算器46〜48によりこれらエリアA
PLがすべて加算され、垂直走査線周波数fh の512
分周すなわち1画面分に同期したfh /512に応じ
て、その上位8ビットが全画面APLとして保持回路4
5から保持出力される。
【0030】このように、加算回路1,2の間に同様の
構成を有する加算回路3を1つ以上設けることにより、
ハイビジョン画面など画素数の多い画面方式であって
も、比較的簡単に対応することが可能となる。また、各
加算回路における加算集計数をそれぞれ画面構成に合わ
せて設定することにより、所望のAPL例えば垂直走査
線1ラインごとのラインAPLやエリアごとのエリアA
PLを検出することができ、画面上の任意の画素集合に
おけるAPLを簡単に検出することができ、任意のエリ
ア単位で個々のAPLに基づく各種画面補正を実施する
ことが可能となる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、画面上
に配設された各画素を所定数の画素からなる複数の画素
群に分割し、第1の加算回路により画素群ごとに輝度情
報を加算集計して画素群平均輝度情報を順次検出出力
し、第2の加算回路により画素群平均輝度情報を複数加
算集計することにより画面の一部または全部の平均輝度
情報を順次検出出力するようにしたものである。
【0032】そして、第1の加算回路と第2の加算回路
との間に、第1または第2の加算回路と同じ構成を有す
る第3の加算回路を1つ以上備え、前段の加算回路から
出力される画素群平均輝度情報を複数加算集計すること
により複数の画素群からなる新たな画素群に対応する画
素群平均輝度情報を順次検出出力するようにしたもので
ある。
【0033】したがって、ハイビジョン画面など画素数
の多い画面方式であっても、比較的簡単に対応すること
が可能となり、さらに、各加算回路における加算集計数
をそれぞれ画面構成に合わせて設定することにより、例
えば垂直走査線1ラインごと、あるいは所定のエリアご
との平均輝度情報を検出することができ、任意のエリア
単位で各種画面補正を実施することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例による画素構造表示装置の
APL検出回路を示すブロック図である。
【図2】 画面構成例を示す説明図である。
【図3】 本発明の一実施例による画素構造表示装置の
APL検出回路を示すブロック図である。
【図4】 他の画面構成例を示す説明図である。
【図5】 従来のAPL検出回路を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1…加算回路(第1の加算回路)、2…加算回路(第2
の加算回路)、3…加算回路(第3の加算回路)、1
1,21,31…保持回路(第1の保持回路)、13,
23,33…保持回路(第2の保持回路)、12,2
2,32…加算器、40〜45…保持回路、46〜48
…加算器、51〜54…画素、55…画素群。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/14 - 5/217 G09G 3/20 H04N 5/57 - 5/59 H04N 5/66

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面上にマトリクス状に配設された多数
    の画素を有し、個々の画素に対する輝度情報に基づいて
    前記各画素単位で駆動する画素構造表示装置において、画面の1水平ライン分の画素数を所定数の画素群に分割
    するとともに、画面全体を所定数の水平ラインからなる
    複数のエリアに分割し、 所定の標本周波数に基づ好き入力される前記輝度情報を
    前記画素群ごとに加算平均することにより前記各画素群
    ごとの平均輝度情報を示す画素群平均輝度情報を順次検
    出出力する 第1の加算回路と、1水平ライン期間に相当する前記標本化周波数の所定分
    周周波数に基づき第1の加算回路から出力される前記画
    素群平均輝度情報を所定数加算平均することにより1水
    平ラインごとの平均輝度情報を示す1水平ライン平均輝
    度情報を順次検出出力する 第3の加算回路と、各エリア期間に相当する所定の垂直走査線周波数に基づ
    き第3の加算回路から出力される前記1水平ライン平均
    輝度情報を所定数加算平均することにより各エリアごと
    の平均輝度情報を示すエリア平均輝度情報を順次検出出
    力する 第2の加算回路と、直列接続された複数のラッチからなり、前記垂直走査線
    周波数の分周周波数に基づき第2の加算回路から順次出
    力されるエリア平均輝度情報をそれぞれ個別に保持出力
    する出力保持回路と、 出力保持回路の各ラッチ出力を合計することにより画面
    全体の平均輝度情報を算出出力する出力加算器と を備
    え、 前記第1、第2および第3の加算回路は、 入力されるNビット幅(Nは正整数)の情報を保持する
    第1の保持回路と、 この第1の保持手段からの出力と前回の演算結果とを加
    算する加算器と、 この加算器の出力を演算結果として保持する第2の保持
    回路とを有し、 加算集計の終了に応じて前記演算結果の上位Nビットを
    前記各平均輝度情報として検出出力することを特徴とす
    る画素構造表示装置の平均輝度検出回路。
JP6218568A 1994-09-13 1994-09-13 画素構造表示装置の平均輝度検出回路 Expired - Fee Related JP3022197B2 (ja)

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