JP2000284739A - 画質補正回路 - Google Patents

画質補正回路

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JP2000284739A JP11092014A JP9201499A JP2000284739A JP 2000284739 A JP2000284739 A JP 2000284739A JP 11092014 A JP11092014 A JP 11092014A JP 9201499 A JP9201499 A JP 9201499A JP 2000284739 A JP2000284739 A JP 2000284739A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各輝度レベルの出現数に合わせて最適な補正
特性を得て、あらゆる映像にも適した画質補正処理を行
うことのできる画質補正回路を提供すること。 【解決手段】 映像信号入力端子12に入力した映像信
号の複数画素毎の輝度レベルの平均値を算出する平均値
算出部10と、この平均値算出部10で算出した複数の
輝度レベルの出現数データを所定レベル毎に計数する出
現数カウンタ13と、この出現数カウンタ13の計数出
力点に基づき直線補間して補正特性線を形成する直線補
間部15と、この補正特性線により入力映像信号を補正
する画質補正部16とを具備し、直線補間部15では、
横軸が輝度レベル、縦軸が出現数として順次直線で結ん
で直線補間した折線で連続した補正特性線を得て、画質
補正部16では、映像信号入力端子12から入力した映
像信号を、直線補間した補正特性線に基づき画質補正処
理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイパネル(PDP)や液晶ディスプレイパネル(LC
Dパネル)等を表示パネルとする表示装置で映像を表示
する場合に、映像内容に対応して画質の補正(例えばガ
ンマ補正)を行う画質補正回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画質補正回路は、図7に示すよう
に、入力端子12に入力した映像信号の1フレーム(又
は1フィールド)毎に、平均値算出部10によって平均
映像レベル(APL)を検出し、このAPLをアドレス
としてROM14から対応した補正デ−タを読み出し、
この補正デ−タに対応した入出力変換特性曲線に従って
画質補正部16で入力映像信号を補正し、出力端子18
から出力するようにしていた。APLは、例えば1フレ
ーム(又は1フィールド)の全表示ドット数について輝
度レベル毎に分布頻度数を掛けた値を加算し、全表示ド
ット数で除算して求められる。
【0003】しかしながら、図7に示した従来例では、
APLに基づいて画質補正データを決めていたので、明
るさが平均的に分布した映像内容の表示改善はできる
が、輝度レベルのヒストグラム(頻度分布)について考
慮されていないので、映像内容に適した補正ができない
という問題点があった。例えば、図8(a)に示すよう
に、輝度レベルが明るい側に集中している頻度分布1の
場合と、同図(b)に示すように、輝度レベルが暗い側
に集中している頻度分布2の場合とがあったものとす
る。このように分布状態が異なるにも拘らず、ともにA
PLが同一であったものとすると、図8(a)の場合に
は明るい側の解像度が低くなり、また、同図(b)の場
合には、暗い側の解像度が低くなるという問題点があっ
た。特に、輝度レベルの頻度分布の分布範囲の狭い入力
映像信号に対して解像度が低くなるという問題点があっ
た。
【0004】上述の問題点を解決するため、本出願人は
既に図9に示すような映像信号補正回路(特開平8−2
3460)を提案した。この回路によれば、アナログの
R(赤)、G(緑)、B(青)信号からなる入力映像信
号S0をADC(アナログ・ディジタル変換器)20で
ディジタルのR、G、B信号に変換し、下位アドレスと
してROM(リード・オンリ・メモリ)22に入力し、
テーブルルックアップ方式で入出力変換即ちガンマ補正
が行われる。一方、マトリックス回路24によってアナ
ログのR、G、B信号からY信号(輝度信号)を生成
し、このY信号をADC26でディジタル信号に変換し
てヒストグラム回路28に入力する。ヒストグラム回路
28は、輝度レベルを複数の領域(例えば4つの領域)
に区分した各領域について、輝度レベルの頻度数(分布
数)を計数する。デコーダ30は、ヒストグラム回路2
8の計数結果をデコードし、上位アドレスとしてROM
22に入力し、ROM22内に予め記憶されたガンマ補
正特性デ−タを選択し、入力したディジタルのR、G、
B信号がガンマ補正され、ディジタルのR、G、B信号
S1が出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図9に示した映像信号
補正回路では、入力映像信号の輝度レベルの頻度分布に
応じたガンマ補正が得られるが、依然として、各輝度レ
ベルの出現数に合わせた適切な補正特性が得られないと
いう問題点があった。
【0006】本発明は、上述の問題点に鑑みなされたも
ので、各輝度レベルの出現数に合わせて最適な補正特性
を得て、あらゆる映像にも適した画質補正処理を行うこ
とのできる画質補正回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、映像信号入力
端子12に入力した映像信号の複数画素毎の輝度レベル
の平均値を算出する平均値算出部10と、この平均値算
出部10で算出した複数の輝度レベルの出現数データを
所定レベル毎に計数する出現数カウンタ13と、この出
現数カウンタ13の計数出力点に基づき直線補間して補
正特性線を形成する直線補間部15と、この補正特性線
により入力映像信号を補正する画質補正部16とを具備
してなることを特徴とする画質補正回路である。このよ
うな構成において、映像信号入力端子12に入力した映
像信号は、平均値算出部10にて複数画素の平均値を算
出して出力し、それぞれのレベルに対応した輝度レベル
の出現数データがが計数される。直線補間部15では、
横軸が輝度レベル、縦軸が出現数として順次直線で結ん
で直線補間した折線で連続した補正特性線が得られる。
画質補正部16では、映像信号入力端子12から入力し
た映像信号を、前記直線補間部15による補正特性線に
基づき画質補正処理を行い映像信号出力端子18から出
力する。
【0008】また、本発明は、映像信号入力端子12に
入力した映像信号から抽出した複数の輝度レベルの出現
数データを所定レベル毎に計数する出現数カウンタ13
と、この出現数カウンタ13の計数出力点データとこの
計数点の間に挿入された予め設定された設定点データと
から新たな補正曲線を生成する補正曲線生成部25と、
この補正曲線生成部25からの補正曲線により入力映像
信号を補正する画質補正部16とを具備してなることを
特徴とする画質補正回路である。このような構成におい
て、映像信号入力端子12に入力した映像信号の出現数
データを1つおきに使用し、これとは別に、開始点と終
点を結んだ直線上等、予め設定した輝度レベルに対応す
る設定データを入力し、一方が他方の間を補完するよう
に輝度レベル順に並べ替えて、開始点と終点を通るベジ
ェ曲線を生成する。映像信号入力端子12から入力した
映像信号を前記ベジェ曲線に基づき画質補正をして映像
信号出力端子18から出力する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明による画質補正回路の第1
実施例を図1、図2及び図3に基づき説明する。図1に
おいて、12は、映像信号の入力する映像信号入力端
子、10は、m(2以上の整数)点の輝度レベルの平均
値を算出する平均値算出部、13は、0レベルから異な
る値に設定されたレベルの間の出現数データを順次カウ
ントする出現数カウンタ、11は、比較基準値を入力す
る比較基準値入力端子、15は、出現数データに基づい
て補正特正点図を得るための直線補間部、16は、直線
補間に基づき画質を補正する画質補正部、18は、補正
された映像信号を出力する映像信号出力端子である。
【0010】図2は、前記出現数カウンタ13のさらに
具体的回路図である。前記平均値算出部10は、例えば
画素16個の輝度レベルの平均値を算出するもので、こ
れにより後続の出現数カウンタ13におけるビット数を
削減している。前記出現数カウンタ13は、例えば16
個の判定器170、171、…1715と、これらの判定器
170、171、…1715にそれぞれ順次直列接続された
第1のカウンタ190、191、…1915と、比較器21
0、211、…1215と、第2のカウンタ230、231
…2315と、前記比較器210、211、…1215の他方
の入力側に接続された前記比較基準値入力端子11とか
らなり、前記比較器21 0、211、…1215の出力は、
前段の第1のカウンタ190、191、…1915へクリア
信号として戻され、また、第2のカウンタ230、2
1、…2315の出力は、前記直線補間部15へ送られ
るようになっている。
【0011】以上のような構成による作用を説明する。
映像信号入力端子12に入力した映像信号は、平均値算
出部10にて画素16個の輝度レベルの平均値を算出し
て順次出力する。この平均値は、それぞれのレベルに対
応した判定器170、171、…1715に入力してそれぞ
れのレベルに相当するかどうかが判定される。具体的に
は、1フレーム中の全出現数を255とし、輝度レベル
を16段階に分けて検出する。判定器170では、0レ
ベルから第1レベルまでに相当するかどうかを判定し、
判定器171では、0レベルから第2レベルまでに相当
するかどうかを判定し、以下同様にして、判定器1715
では、0レベルから第16レベルまでに相当するかどう
かを判定する。このように、すべて0レベルから当該レ
ベルまでに相当するかどうかが判定される。該当すると
きは、後続のいずれかの第1のカウンタ19 0、191
…1915で出現数が計数される。
【0012】各第1のカウンタ190、191、…1915
で計数された出現数データは、それぞれ後続の比較器2
0、211、…1215の一方の入力として加えられる。
また、他方の入力として、比較基準値入力端子11から
比較基準値データが入力している。従って、各比較器2
0、211、…1215では、各第1のカウンタ190
191、…1915で計数された出現数が比較基準値を越
えると、各第2のカウンタ230、231、…2315で計
数し、各第1のカウンタ190、191、…19 15をクリ
アする。前記比較基準値入力端子11からの比較基準値
は、1フレームの全画素数を平均値算出部10の平均算
出のサンプル数mで割った数を越えたときに第2のカウ
ンタ2315の値(補正特性点)が255(FFH)とな
るように次式によって設定される。 比較基準値=(1フレームの全画素数/m)/FFH =w(横方向画素数)×h(縦方向画素数)÷16÷255
【0013】前記各第2のカウンタ230、231、…2
15の出現数は、以下のようになったものとする。 c0:レベル00〜10(0F:16進表示)の間の第
2のカウンタ230の出現数 c1:レベル00〜20(1F:16進表示)の間の第
2のカウンタ231の出現数 ………… cE:レベル00〜F0(EF:16進表示)の間の第
2のカウンタ2315の出現数
【0014】これら第2のカウンタ230、231、…2
15の各出現数c0、c1、…cEを、横軸が輝度レベ
ル、縦軸が出現数として表わすと、図3に示すような補
正特性点として出力する。各出現数c0、c1、…cE
に、開始点00と出現総数(一定値)とを加えた16段
階のデータが前記直線補間部15へ送られ、この直線補
間部15では、各出現数00、c0、c1、…cE、c
Fを順次直線で結んで直線補間した折線で連続した補正
特性線が得られる。画質補正部16では、映像信号入力
端子12から入力した映像信号を、前記直線補間部15
による補正特性線に基づき画質補正処理を行い映像信号
出力端子18から出力する。具体的には、映像信号入力
端子12から入力した映像信号の輝度レベルがxである
ときには、補正特性線に基づき補正後の輝度レベルyと
なるように画質補正処理を行い映像信号出力端子18か
ら出力する。
【0015】以上のような本発明の第1実施例によれ
ば、各レベルの出現数データに合わせて最適な補正特性
を得ることができ、どのような映像にも適した画質補正
処理を行うことができる。
【0016】なお、前記第1実施例においては、平均値
算出部10の平均値を求めるサンプル数を16個、出現
数カウンタ13の出現数データを求めるフレーム数を1
フレーム、輝度レベルの段階数を16としたが、本発明
は、これらの例に限られるものではない。
【0017】次に本発明の第2実施例を図4、図5及び
図6に基づき説明する。図4において、映像信号入力端
子12、平均値算出部10、出現数カウンタ13、画質
補正部16、映像信号出力端子18は、前記図1及び図
2に示した第1実施例の場合の構成と変わるところはな
い。第2実施例の特徴とするところは、映像信号入力端
子12に入力し、平均値算出部10を介して出現数カウ
ンタ13で計数された映像信号の出現数データと、設定
点データ入力端子27からの予め設定された設定点デー
タとから新たな補正曲線を生成する補正曲線生成部25
を、前記出現数カウンタ13と画質補正部16との間に
挿入したものである。この補正曲線生成部25は、例え
ば、出現数データと、設定点データとを交互に配置した
複数点を基にして、開始点00と終点TFを通るベジェ
曲線を生成するような回路が用いられる。
【0018】第2実施例の作用を説明する。 (1)映像信号入力端子12に入力した映像信号が図8
(a)に示すように、略中央に偏った頻度分布1のよう
な特性であったものとする。出現数カウンタ13の出現
数データを図3の場合と異なり、1つおきのレベル1
0、30、50、70、90、B0、D0、F0に対応
するc0、c2、c4、c6、c8、cA、cC、cE
を使用する。これらの出現数データからc0〜c6とc
8〜cEとでは、出現数が少なく、c6とc8の間で出
現数が多いことを表わしている。また、開始点00と終
点TFを結んだ直線上のレベル00、20、40、6
0、80、A0、C0、E0に対応するT0、T2、T
4、T6、T8、TA、TC、TEを設定点データ入力
端子27から設定データとして入力する。これらを輝度
レベル順に並べ替えると、T0、c0、T2、c2、T
4、c4、T6、c6、T8、c8、TA、cA、T
C、cC、TE、cEとなり、第1実施例のように、直
線補間すれば点線にて示す折線の補正線となる。
【0019】しかるに、第2実施例では、補正曲線生成
部25によって、出現数データと、設定点データとを交
互に配置した複数点を基にして、開始点00と終点TF
を通るベジェ曲線を生成すると、例えば図5の実線のよ
うに、開始点00と終点TFを結んだ直線に対して、レ
ベルの高い部分では、直線より上方にやや膨らみ、レベ
ルの低い部分では、直線よりやや下方に膨らむS字状の
補正曲線が得られる。画質補正部16では、映像信号入
力端子12から入力した映像信号を、前記補正曲線生成
部25による補正曲線に基づき画質補正処理を行い映像
信号出力端子18から出力する。
【0020】(2)映像信号入力端子12に入力した映
像信号が図8(b)に示すように、低いレベルに偏った
頻度分布2のような特性であったものとする。この場
合、c0〜c2とc4〜cEとでは、出現数が少なく、
c2とc4の間で出現数が多いことを表わしている。前
記同様、T0、c0、T2、c2、T4、c4、T6、
c6、T8、c8、TA、cA、TC、cC、TE、c
Eの順に並べ替え、補正曲線生成部25によって、これ
らの点を基にして、開始点00と終点TFを通るベジェ
曲線を生成すると、例えば図6の実線のように、開始点
00と終点TFを結んだ直線に対して、レベルの高い部
分では、略直線状で、レベルの低い部分では、直線より
やや下方に膨らむ補正曲線が得られる。画質補正部16
では、映像信号入力端子12から入力した映像信号を、
前記補正曲線生成部25による補正曲線に基づき画質補
正処理を行い映像信号出力端子18から出力する。
【0021】前記実施例では、設定点データ入力端子2
7からの設定点データを、開始点00と終点TFを結ん
だ直線から抽出したが、これに限られるものではなく、
例えば、図5の実線特性線のように、レベルの高い部分
では、直線より上方にやや膨らみ、レベルの低い部分で
は、直線よりやや下方に膨らむS字状から設定点データ
を抽出することにより、明るい部分と、暗い部分をより
一層強調するようにしたり、逆特性の設定点を用いるこ
とにより明暗をあまり強調しないように設定することも
できる。また、出現数データと、設定点データとを交互
に配置する場合に限られるものではなく、出現数データ
と、設定点データとを2対1の割合として、映像信号の
データを強調するようにしたり、出現数データと、設定
点データとを1対2の割合として、設定点データを強調
するようにしたりするなど、任意の割合とすることがで
きる。
【0022】以上のような本発明の第2実施例によれ
ば、各レベルの出現数データに合わせて最適な補正特性
を得ることができ、どのような映像にも適した画質補正
処理を行うことができる。また、任意の補正特性上の点
によって、極端な補正曲線の変化を抑えたり、曲線に目
的や好みに応じた変化をつけ加えることができる。
【0023】
【発明の効果】本発明の第1実施例によれば、映像信号
入力端子12に入力した映像信号から抽出した複数の輝
度レベルの出現数データを所定レベル毎に計数する出現
数カウンタ13と、この出現数カウンタ13の計数出力
点に基づき直線補間して補正特性線を形成する直線補間
部15と、この補正特性線により入力映像信号を補正す
る画質補正部16とを具備したので、各レベルの出現数
データに合わせて最適な補正特性を得ることができ、ど
のような映像にも適した画質補正処理を行うことができ
る。
【0024】本発明の第2実施例によれば、映像信号入
力端子12に入力した映像信号から抽出した複数の輝度
レベルの出現数データを所定レベル毎に計数する出現数
カウンタ13と、この出現数カウンタ13の計数出力点
データとこの計数点の間に挿入された予め設定された設
定点データとから新たな補正曲線を生成する補正曲線生
成部25と、この補正曲線生成部25からの補正曲線に
より入力映像信号を補正する画質補正部16とを具備し
たので、各レベルの出現数データに合わせて最適な補正
特性を得ることができ、どのような映像にも適した画質
補正処理を行うことができる。また、任意の補正特性上
の点によって、極端な補正曲線の変化を抑えたり、曲線
に目的や好みに応じた変化をつけ加えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画質補正回路の第1実施例を示す
全体のブロック図である。
【図2】図1における出現数カウンタ13の詳細なブロ
ック図である。
【図3】本発明の第1実施例による補正特性線図であ
る。
【図4】本発明による画質補正回路の第2実施例を示す
全体のブロック図である。
【図5】本発明の第2実施例による補正特性線図であ
る。
【図6】本発明の第2実施例による他の補正特性線図で
ある。
【図7】従来の画質補正回路のブロック図である。
【図8】映像信号の輝度レベルの頻度分布図で、(a)
は、輝度レベルが略中間に偏った例を示し、(b)は、
輝度レベルが低い方に偏った例を示しているものであ
る。
【図9】従来の画質補正回路の他の例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
10…平均値算出部、11…比較基準値入力端子、12
…映像信号入力端子、13…出現数カウンタ、14…R
OM、15…直線補間部、16…画質補正部、17…判
定器、18…映像信号出力端子、19…第1のカウン
タ、20…ADC(アナログ・ディジタル変換器)、2
1…比較器、22…ROM、23…第2のカウンタ、2
4…マトリックス回路、25…補正曲線生成部、26…
ADC、27…設定点データ入力端子、28…ヒストグ
ラム回路、30…デコーダ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C021 PA53 PA66 PA67 PA76 PA77 PA87 RB03 XA34 XA35 5C080 AA05 AA10 BB05 CC03 DD03 EE29 EE30 FF12 GG01 GG09 JJ02 JJ05 5C082 BA35 CA11 CA85 CB01 DA51 MM10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号入力端子12に入力した映像信
    号から抽出した複数の輝度レベルの出現数データを所定
    レベル毎に計数する出現数カウンタ13と、この出現数
    カウンタ13の計数出力点に基づき直線補間して補正特
    性線を形成する直線補間部15と、この補正特性線によ
    り入力映像信号を補正する画質補正部16とを具備して
    なることを特徴とする画質補正回路。
  2. 【請求項2】 映像信号入力端子12に入力した映像信
    号の複数画素毎の輝度レベルの平均値を算出する平均値
    算出部10と、この平均値算出部10で算出した複数の
    輝度レベルの出現数データを所定レベル毎に計数する出
    現数カウンタ13と、この出現数カウンタ13の計数出
    力点に基づき直線補間して補正特性線を形成する直線補
    間部15と、この補正特性線により入力映像信号を補正
    する画質補正部16とを具備してなることを特徴とする
    画質補正回路。
  3. 【請求項3】 出現数カウンタ13は、複数の輝度レベ
    ルの出現数データを所定レベル毎に判定する複数個の判
    定器17と、判定器17で判定した所定レベル毎の出現
    数データを計数する複数個の第1のカウンタ19と、こ
    の第1のカウンタ19の出力と予め設定された比較基準
    値入力端子11からの比較基準値とを比較して、この比
    較出力で前記第1のカウンタ19をクリアする複数個の
    比較器21と、この比較器21の出力を計数する複数個
    の第2のカウンタ23とからなることを特徴とする請求
    項1または2記載の画質補正回路。
  4. 【請求項4】 出現数カウンタ13は、判定器17、第
    1のカウンタ19、比較器21及び第2のカウンタ23
    の直列回路を互いに16個を並列接続してなることを特
    徴とする請求項3記載の画質補正回路。
  5. 【請求項5】 映像信号入力端子12に入力した映像信
    号から抽出した複数の輝度レベルの出現数データを所定
    レベル毎に計数する出現数カウンタ13と、この出現数
    カウンタ13の計数出力点データとこの計数点の間に挿
    入された予め設定された設定点データとから新たな補正
    曲線を生成する補正曲線生成部25と、この補正曲線生
    成部25からの補正曲線により入力映像信号を補正する
    画質補正部16とを具備してなることを特徴とする画質
    補正回路。
  6. 【請求項6】 映像信号入力端子12に入力した映像信
    号の複数画素毎の輝度レベルの平均値を算出する平均値
    算出部10と、この平均値算出部10で算出した複数の
    輝度レベルの出現数データを所定レベル毎に計数する出
    現数カウンタ13と、この出現数カウンタ13の計数出
    力点データとこの計数点の間に挿入された予め設定され
    た設定点データとから新たな補正曲線を生成する補正曲
    線生成部25と、この補正曲線生成部25からの補正曲
    線により入力映像信号を補正する画質補正部16とを具
    備してなることを特徴とする画質補正回路。
  7. 【請求項7】 補正曲線生成部25は、出現数カウンタ
    13の計数出力点データと、予め設定された設定点デー
    タとを、一方のデータの間に他方のデータを1または複
    数個置きに挿入して新たな補正曲線を生成するようにし
    たことを特徴とする請求項5又は6記載の画質補正回
    路。
  8. 【請求項8】 補正曲線生成部25は、出現数カウンタ
    13の計数出力点データと、予め設定された設定点デー
    タとを、一方のデータの間に他方のデータを1または複
    数個置きに挿入した複数点を基にして、開始点と終点を
    通るベジェ曲線を生成するような回路からなることを特
    徴とする請求項5又は6記載の画質補正回路。
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