JP2000287104A - 映像信号補正回路 - Google Patents
映像信号補正回路Info
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- JP2000287104A JP2000287104A JP11090133A JP9013399A JP2000287104A JP 2000287104 A JP2000287104 A JP 2000287104A JP 11090133 A JP11090133 A JP 11090133A JP 9013399 A JP9013399 A JP 9013399A JP 2000287104 A JP2000287104 A JP 2000287104A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 入力映像信号の輝度レベルの頻度分布全体の
M%(例えば90%)を対象として、映像の解像度を高
めるための補正を行う。 【解決手段】 入力映像信号に基づき輝度レベルの頻度
分布を検出するヒストグラム検出部32と、検出された
輝度レベルの頻度数に基づいて頻度分布全体のM%(0
<M<100)を占める分布領域の両端の輝度レベルa
1、a2を検出する輝度レベル検出部34と、複数組の
輝度レベルa1、a2について輝度レベルa1、a2間
の傾きが最大となる入出力変換特性曲線に対応した補正
デ−タが予め記憶されていて、検出された輝度レベルa
1、a2をアドレスとして対応した補正デ−タが読み出
されるROM36と、読み出された補正デ−タに基づい
て入力映像信号を補正して出力する画質補正部16とを
具備し、輝度レベルa1、a2間の傾きが最大となる入
出力変換特性曲線に従った補正を行う。
M%(例えば90%)を対象として、映像の解像度を高
めるための補正を行う。 【解決手段】 入力映像信号に基づき輝度レベルの頻度
分布を検出するヒストグラム検出部32と、検出された
輝度レベルの頻度数に基づいて頻度分布全体のM%(0
<M<100)を占める分布領域の両端の輝度レベルa
1、a2を検出する輝度レベル検出部34と、複数組の
輝度レベルa1、a2について輝度レベルa1、a2間
の傾きが最大となる入出力変換特性曲線に対応した補正
デ−タが予め記憶されていて、検出された輝度レベルa
1、a2をアドレスとして対応した補正デ−タが読み出
されるROM36と、読み出された補正デ−タに基づい
て入力映像信号を補正して出力する画質補正部16とを
具備し、輝度レベルa1、a2間の傾きが最大となる入
出力変換特性曲線に従った補正を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイパネル(PDP)や液晶ディスプレイパネル(LC
Dパネル)等を表示パネルとする表示装置で映像を表示
する場合に、入出力変換特性曲線(入出力変換の関係を
表す変換曲線)に対応した補正デ−タで入力映像信号の
補正(例えばガンマ補正)を行う映像信号補正回路に関
するものである。
レイパネル(PDP)や液晶ディスプレイパネル(LC
Dパネル)等を表示パネルとする表示装置で映像を表示
する場合に、入出力変換特性曲線(入出力変換の関係を
表す変換曲線)に対応した補正デ−タで入力映像信号の
補正(例えばガンマ補正)を行う映像信号補正回路に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の映像信号補正回路は、図9に示す
ように、平均値検出部10によって入力端子12に入力
した映像信号の1フレーム(又は1フィールド)毎に平
均映像レベル(APL)を検出し、このAPLをアドレ
スとしてROM14から対応した補正デ−タを読み出
し、この補正デ−タに対応した入出力変換特性曲線に従
って画質補正部16で入力映像信号を補正し、出力端子
18から出力するようにしていた。APLは、例えば1
フレーム(又は1フィールド)の全表示ドット数につい
て輝度レベル毎に分布頻度数を掛けた値を加算し、全表
示ドット数で除算して求められる。
ように、平均値検出部10によって入力端子12に入力
した映像信号の1フレーム(又は1フィールド)毎に平
均映像レベル(APL)を検出し、このAPLをアドレ
スとしてROM14から対応した補正デ−タを読み出
し、この補正デ−タに対応した入出力変換特性曲線に従
って画質補正部16で入力映像信号を補正し、出力端子
18から出力するようにしていた。APLは、例えば1
フレーム(又は1フィールド)の全表示ドット数につい
て輝度レベル毎に分布頻度数を掛けた値を加算し、全表
示ドット数で除算して求められる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9に
示した従来例では、APLに基づいて入出力変換特性曲
線に対応した補正デ−タを決めていたので、明るさが平
均的な映像内容の表示改善はできるが、輝度レベルのヒ
ストグラム(頻度分布)について考慮されていないの
で、映像内容に適した補正ができないという問題点があ
った。例えば、APLが同一であっても、図10(a)
に示すような輝度レベルが明るい側に集中している頻度
分布1の場合には明るい側の解像度が低くなり、同図
(b)に示すような輝度レベルが暗い側に集中している
頻度分布2の場合には暗い側の解像度が低くなるという
問題点があった。輝度レベルの頻度分布の分布範囲の狭
い入力映像信号に対して解像度が低くなるという問題点
があった。
示した従来例では、APLに基づいて入出力変換特性曲
線に対応した補正デ−タを決めていたので、明るさが平
均的な映像内容の表示改善はできるが、輝度レベルのヒ
ストグラム(頻度分布)について考慮されていないの
で、映像内容に適した補正ができないという問題点があ
った。例えば、APLが同一であっても、図10(a)
に示すような輝度レベルが明るい側に集中している頻度
分布1の場合には明るい側の解像度が低くなり、同図
(b)に示すような輝度レベルが暗い側に集中している
頻度分布2の場合には暗い側の解像度が低くなるという
問題点があった。輝度レベルの頻度分布の分布範囲の狭
い入力映像信号に対して解像度が低くなるという問題点
があった。
【0004】上述の問題点を解決するため、本出願人は
既に図11に示すような映像信号補正回路(特開平8−
23460)を提案した。すなわち、アナログのR
(赤)、G(緑)、B(青)信号からなる入力映像信号
S0をADC(アナログ・ディジタル変換器)20でデ
ィジタルのR、G、B信号に変換し、下位アドレスとし
てROM(リード・オンリ・メモリ)22に入力し、テ
ーブルルックアップ方式で入出力変換即ちガンマ補正が
行われる。一方、マトリックス回路24によってアナロ
グのR、G、B信号からY信号(輝度信号)を生成し、
このY信号をADC26でディジタル信号に変換してヒ
ストグラム回路28に入力する。ヒストグラム回路28
は、輝度レベルを複数の領域(例えば4つの領域)に区
分した各領域について、輝度レベルの頻度数(分布数)
を計数する。デコーダ30は、ヒストグラム回路28の
計数結果をデコードし、上位アドレスとしてROM22
に入力し、ROM22内に予め記憶されたガンマ補正特
性デ−タを選択し、入力したディジタルのR、G、B信
号がガンマ補正され、ディジタルのR、G、B信号S1
が出力する。
既に図11に示すような映像信号補正回路(特開平8−
23460)を提案した。すなわち、アナログのR
(赤)、G(緑)、B(青)信号からなる入力映像信号
S0をADC(アナログ・ディジタル変換器)20でデ
ィジタルのR、G、B信号に変換し、下位アドレスとし
てROM(リード・オンリ・メモリ)22に入力し、テ
ーブルルックアップ方式で入出力変換即ちガンマ補正が
行われる。一方、マトリックス回路24によってアナロ
グのR、G、B信号からY信号(輝度信号)を生成し、
このY信号をADC26でディジタル信号に変換してヒ
ストグラム回路28に入力する。ヒストグラム回路28
は、輝度レベルを複数の領域(例えば4つの領域)に区
分した各領域について、輝度レベルの頻度数(分布数)
を計数する。デコーダ30は、ヒストグラム回路28の
計数結果をデコードし、上位アドレスとしてROM22
に入力し、ROM22内に予め記憶されたガンマ補正特
性デ−タを選択し、入力したディジタルのR、G、B信
号がガンマ補正され、ディジタルのR、G、B信号S1
が出力する。
【0005】しかしながら、図11に示した映像信号補
正回路では、入力映像信号の輝度レベルの頻度分布に応
じたガンマ補正が得られるが、頻度分布全体のM%(例
えば90%)を占める分布領域の両端の輝度レベルa
1、a2に基づいた補正を行うことができないという問
題点があった。例えば、頻度分布全体のM%(例えば9
0%)を対象として映像の解像度を高めるための補正を
行うことができないという問題点があった。
正回路では、入力映像信号の輝度レベルの頻度分布に応
じたガンマ補正が得られるが、頻度分布全体のM%(例
えば90%)を占める分布領域の両端の輝度レベルa
1、a2に基づいた補正を行うことができないという問
題点があった。例えば、頻度分布全体のM%(例えば9
0%)を対象として映像の解像度を高めるための補正を
行うことができないという問題点があった。
【0006】本発明は、上述の問題点に鑑みなされたも
ので、入力映像信号の輝度レベルの頻度分布全体のM%
(例えば90%)を占める分布領域の両端の輝度レベル
a1、a2に基づいた補正(例えば、頻度分布全体のM
%を対象として映像の解像度を高めるための補正)を行
うことができる映像信号補正回路を提供することを目的
とする。
ので、入力映像信号の輝度レベルの頻度分布全体のM%
(例えば90%)を占める分布領域の両端の輝度レベル
a1、a2に基づいた補正(例えば、頻度分布全体のM
%を対象として映像の解像度を高めるための補正)を行
うことができる映像信号補正回路を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、入出力変換特
性曲線に対応した補正デ−タで入力映像信号の補正を行
う映像信号補正回路において、入力映像信号に基づいて
輝度レベルの頻度分布を検出するヒストグラム検出部
と、このヒストグラム検出部で検出された輝度レベルの
頻度数に基づいて頻度分布全体のM%(0<M<10
0)を占める分布領域の両端の輝度レベルa1、a2を
検出する輝度レベル検出部と、複数組の輝度レベルa
1、a2について輝度レベルa1、a2間の傾きが最大
となる入出力変換特性曲線に対応した補正デ−タが予め
記憶されていて、輝度レベル検出部で検出された輝度レ
ベルa1、a2をアドレスとして対応した補正デ−タが
読み出される補正デ−タ記憶部と、この補正デ−タ記憶
部から読み出された補正デ−タで入力映像信号の補正を
行う画質補正部とを具備してなることを特徴とする。
性曲線に対応した補正デ−タで入力映像信号の補正を行
う映像信号補正回路において、入力映像信号に基づいて
輝度レベルの頻度分布を検出するヒストグラム検出部
と、このヒストグラム検出部で検出された輝度レベルの
頻度数に基づいて頻度分布全体のM%(0<M<10
0)を占める分布領域の両端の輝度レベルa1、a2を
検出する輝度レベル検出部と、複数組の輝度レベルa
1、a2について輝度レベルa1、a2間の傾きが最大
となる入出力変換特性曲線に対応した補正デ−タが予め
記憶されていて、輝度レベル検出部で検出された輝度レ
ベルa1、a2をアドレスとして対応した補正デ−タが
読み出される補正デ−タ記憶部と、この補正デ−タ記憶
部から読み出された補正デ−タで入力映像信号の補正を
行う画質補正部とを具備してなることを特徴とする。
【0008】入力映像信号に基づいて輝度レベルの頻度
分布(ヒストグラム)が検出され、検出された輝度レベ
ルの頻度数に基づいて頻度分布全体のM%(例えば90
%)を占める分布領域の両端の輝度レベルa1、a2が
検出され、検出された輝度レベルa1、a2をアドレス
として補正デ−タ記憶部から対応した補正デ−タが読み
出され、この補正デ−タに対応した入出力変換特性曲線
に従って入力映像信号が補正され出力映像信号となる。
このため、頻度分布全体のM%を占める分布領域の両端
の輝度レベルa1、a2に基づいた補正を行うことがで
き、分布領域の狭い入力映像信号の映像の解像度を高く
する補正を行うことができる。したがって、画面全体が
暗い映像についても明るい映像についても、ともに解像
度を高くすることができる。
分布(ヒストグラム)が検出され、検出された輝度レベ
ルの頻度数に基づいて頻度分布全体のM%(例えば90
%)を占める分布領域の両端の輝度レベルa1、a2が
検出され、検出された輝度レベルa1、a2をアドレス
として補正デ−タ記憶部から対応した補正デ−タが読み
出され、この補正デ−タに対応した入出力変換特性曲線
に従って入力映像信号が補正され出力映像信号となる。
このため、頻度分布全体のM%を占める分布領域の両端
の輝度レベルa1、a2に基づいた補正を行うことがで
き、分布領域の狭い入力映像信号の映像の解像度を高く
する補正を行うことができる。したがって、画面全体が
暗い映像についても明るい映像についても、ともに解像
度を高くすることができる。
【0009】輝度レベル検出部の構成を簡単にするため
に、輝度レベル検出部を、輝度レベル選択信号を生成す
る輝度レベル選択信号生成部と、この輝度レベル選択信
号生成部で生成された輝度レベル選択信号に基づいて、
ヒストグラム検出部で検出された輝度レベルの頻度数を
輝度レベル順に切り替えて出力するスイッチ部と、この
スイッチ部から出力する頻度数を累積加算する累積加算
部と、この累積加算部の累積頻度数を第1設定値と比較
する第1比較器と、累積加算部の累積頻度数を第2設定
値と比較する第2比較器と、第1比較器の一致出力に基
づいて輝度レベル選択信号生成部で生成された輝度レベ
ル選択信号を輝度レベルa1として置数する第1レジス
タと、第2比較器の一致出力に基づいて輝度レベル選択
信号生成部で生成された輝度レベル選択信号を輝度レベ
ルa2として置数する第2レジスタとで構成する。
に、輝度レベル検出部を、輝度レベル選択信号を生成す
る輝度レベル選択信号生成部と、この輝度レベル選択信
号生成部で生成された輝度レベル選択信号に基づいて、
ヒストグラム検出部で検出された輝度レベルの頻度数を
輝度レベル順に切り替えて出力するスイッチ部と、この
スイッチ部から出力する頻度数を累積加算する累積加算
部と、この累積加算部の累積頻度数を第1設定値と比較
する第1比較器と、累積加算部の累積頻度数を第2設定
値と比較する第2比較器と、第1比較器の一致出力に基
づいて輝度レベル選択信号生成部で生成された輝度レベ
ル選択信号を輝度レベルa1として置数する第1レジス
タと、第2比較器の一致出力に基づいて輝度レベル選択
信号生成部で生成された輝度レベル選択信号を輝度レベ
ルa2として置数する第2レジスタとで構成する。
【0010】ヒストグラム検出部の構成を簡単にすると
ともに頻度分布の検出時間を短くするために、輝度レベ
ル検出部を、輝度レベル選択信号を生成する輝度レベル
選択信号生成部と、この輝度レベル選択信号生成部で生
成された輝度レベル選択信号に基づいて、ヒストグラム
検出部で検出された輝度レベルの頻度数を輝度レベルの
低い側から順に切り替えて出力する第1スイッチ部と、
輝度レベル選択信号生成部で生成された輝度レベル選択
信号に基づいて、ヒストグラム検出部で検出された輝度
レベルの頻度数を輝度レベルの高い側から順に切り替え
て出力する第2スイッチ部と、第1スイッチ部の出力と
第2スイッチ部の出力を切り替えて出力する切替部と、
この切替部から出力する頻度数を累積加算する累積加算
部と、この累積加算部の累積頻度数を第1設定値と比較
する第1比較器と、累積加算部の累積頻度数を第2設定
値と比較する第2比較器と、第1、第2比較器の一致出
力を択一的に選択して出力する選択部と、この選択部を
介して入力した第1比較器の一致出力に基づいて輝度レ
ベル選択信号生成部で生成された輝度レベル選択信号を
輝度レベルa1として置数する第1レジスタと、選択部
を介して入力した第2比較器の一致出力に基づいて輝度
レベル選択信号生成部で生成された輝度レベル選択信号
を輝度レベルa2として置数する第2レジスタと、第
1、第2比較器の一致信号に基づいて、切替部の切替制
御、選択部の選択制御及び輝度レベル選択信号生成部の
信号生成順の切替制御をするとともに累積加算部の初期
化制御をする制御部とで構成する。
ともに頻度分布の検出時間を短くするために、輝度レベ
ル検出部を、輝度レベル選択信号を生成する輝度レベル
選択信号生成部と、この輝度レベル選択信号生成部で生
成された輝度レベル選択信号に基づいて、ヒストグラム
検出部で検出された輝度レベルの頻度数を輝度レベルの
低い側から順に切り替えて出力する第1スイッチ部と、
輝度レベル選択信号生成部で生成された輝度レベル選択
信号に基づいて、ヒストグラム検出部で検出された輝度
レベルの頻度数を輝度レベルの高い側から順に切り替え
て出力する第2スイッチ部と、第1スイッチ部の出力と
第2スイッチ部の出力を切り替えて出力する切替部と、
この切替部から出力する頻度数を累積加算する累積加算
部と、この累積加算部の累積頻度数を第1設定値と比較
する第1比較器と、累積加算部の累積頻度数を第2設定
値と比較する第2比較器と、第1、第2比較器の一致出
力を択一的に選択して出力する選択部と、この選択部を
介して入力した第1比較器の一致出力に基づいて輝度レ
ベル選択信号生成部で生成された輝度レベル選択信号を
輝度レベルa1として置数する第1レジスタと、選択部
を介して入力した第2比較器の一致出力に基づいて輝度
レベル選択信号生成部で生成された輝度レベル選択信号
を輝度レベルa2として置数する第2レジスタと、第
1、第2比較器の一致信号に基づいて、切替部の切替制
御、選択部の選択制御及び輝度レベル選択信号生成部の
信号生成順の切替制御をするとともに累積加算部の初期
化制御をする制御部とで構成する。
【0011】入力映像信号の輝度レベルの補正範囲を広
くするために、Mを70≦M≦90の値とし、輝度レベ
ルa1を輝度レベルの頻度分布全体の輝度レベルの低い
側から(100−M)/2%に相当する値とし、輝度レ
ベルa2は輝度レベルの頻度分布全体の輝度レベルの高
い側から(100−M)/2%に相当する値とする。
くするために、Mを70≦M≦90の値とし、輝度レベ
ルa1を輝度レベルの頻度分布全体の輝度レベルの低い
側から(100−M)/2%に相当する値とし、輝度レ
ベルa2は輝度レベルの頻度分布全体の輝度レベルの高
い側から(100−M)/2%に相当する値とする。
【0012】入力映像信号の輝度レベルの補正範囲をさ
らに広くするために、Mを90とし、輝度レベルa1を
輝度レベルの頻度分布全体の輝度レベルの低い側から5
%に相当する値とし、輝度レベルa2を輝度レベルの頻
度分布全体の輝度レベルの低い側から95%に相当する
値とする。
らに広くするために、Mを90とし、輝度レベルa1を
輝度レベルの頻度分布全体の輝度レベルの低い側から5
%に相当する値とし、輝度レベルa2を輝度レベルの頻
度分布全体の輝度レベルの低い側から95%に相当する
値とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明による映像信号補正
回路の一実施形態例を図1以下を用いて説明する。図1
において図9と同一部分は同一符号とする。図1におい
て、12は入力端子、16は画質補正部、18は出力端
子、32はヒストグラム検出部、34は輝度レベル検出
部、36は補正デ−タ記憶部の一例としてのROM(リ
ード・オンリ・メモリ)である。
回路の一実施形態例を図1以下を用いて説明する。図1
において図9と同一部分は同一符号とする。図1におい
て、12は入力端子、16は画質補正部、18は出力端
子、32はヒストグラム検出部、34は輝度レベル検出
部、36は補正デ−タ記憶部の一例としてのROM(リ
ード・オンリ・メモリ)である。
【0014】前記ヒストグラム検出部32は、図2の左
側に示すように、0レベル比較器380、1レベル比較
器381、2レベル比較器382、…、nレベル比較器
38nと、カウンタ400、401、402、…、40
nとで構成されている。前記0レベル比較器380は、
1フレーム又は1フィールド(以下、単に1フレームと
記述する)毎に、前記入力端子12に入力した映像信号
の輝度レベルを予め設定された0レベル(図示省略)と
比較し、一致したときに一致パルスを出力する。前記カ
ウンタ400は、1フレーム毎に前記0レベル比較器3
80の出力する一致パルスを計数して出力する。このた
め、前記カウンタ400は1フレーム毎に輝度レベルが
0の画素が出現する頻度数を計数する。前記1レベル比
較器381は、1フレーム毎に入力映像信号の輝度レベ
ルを予め設定された1レベルと比較し、一致したときに
一致パルスを出力し、前記カウンタ401は、1フレー
ム毎に前記1レベル比較器381の出力する一致パルス
を計数して出力する。このため、前記カウンタ401は
1フレーム毎に輝度レベルが1の画素が出現する頻度数
を計数する。以下同様にして、前記カウンタ402は1
フレーム毎に輝度レベルが2レベルの画素が出現する頻
度数を計数し、前記カウンタ40nは1フレーム毎に輝
度レベルがnの画素が出現する頻度数を計数する。入力
映像信号が8ビットのときには、n=255(16進数
表示でFFh)となる。
側に示すように、0レベル比較器380、1レベル比較
器381、2レベル比較器382、…、nレベル比較器
38nと、カウンタ400、401、402、…、40
nとで構成されている。前記0レベル比較器380は、
1フレーム又は1フィールド(以下、単に1フレームと
記述する)毎に、前記入力端子12に入力した映像信号
の輝度レベルを予め設定された0レベル(図示省略)と
比較し、一致したときに一致パルスを出力する。前記カ
ウンタ400は、1フレーム毎に前記0レベル比較器3
80の出力する一致パルスを計数して出力する。このた
め、前記カウンタ400は1フレーム毎に輝度レベルが
0の画素が出現する頻度数を計数する。前記1レベル比
較器381は、1フレーム毎に入力映像信号の輝度レベ
ルを予め設定された1レベルと比較し、一致したときに
一致パルスを出力し、前記カウンタ401は、1フレー
ム毎に前記1レベル比較器381の出力する一致パルス
を計数して出力する。このため、前記カウンタ401は
1フレーム毎に輝度レベルが1の画素が出現する頻度数
を計数する。以下同様にして、前記カウンタ402は1
フレーム毎に輝度レベルが2レベルの画素が出現する頻
度数を計数し、前記カウンタ40nは1フレーム毎に輝
度レベルがnの画素が出現する頻度数を計数する。入力
映像信号が8ビットのときには、n=255(16進数
表示でFFh)となる。
【0015】前記輝度レベル検出部34は、図2の右側
に示すように、輝度レベル選択信号を生成する輝度レベ
ル選択信号生成部42、スイッチ部44、加算器46、
1ドット遅延器(例えばD型フリップフロップ)48、
第1比較器501、第2比較器502、第1レジスタ5
21及び第2レジスタ522で構成されている。前記ス
イッチ部44は、前記輝度レベル選択信号生成部42で
生成された輝度レベル選択信号に基づいて、前記ヒスト
グラム検出部32で検出された輝度レベルの頻度数を輝
度レベル順に切り替えて出力する。前記加算器46と1
ドット遅延器48は累積加算部54を形成し、この累積
加算部は、対応したフレームの有効映像期間終了後に前
記スイッチ部44から順次出力する頻度数を累積加算
し、この累積加算がカウンタ40nの計数した頻度数に
達してから次ぎのフレームの有効映像期間が始まるまで
の間にリセットされて初期状態に戻る。前記第1比較器
501は、前記累積加算部54で累積加算された頻度数
を設定値A1と比較し一致したときに一致信号を出力
し、前記第2比較器502は、前記累積加算部54で累
積加算された頻度数を設定値A2と比較し一致したとき
に一致信号を出力する。設定値A1は、1フレームの全
画素についての輝度レベルの頻度分布全体のM%(例え
ば、M=90の90%)を占める分布領域の低い側の輝
度レベルa1に対応して予め設定され、設定値A2は輝
度レベルの頻度分布全体のM%を占める分布領域の高い
側の輝度レベルa2に対応して予め設定されている。前
記第1レジスタ521は、前記第1比較器501の一致
信号に基づいて前記輝度レベル選択信号生成部42で生
成された輝度レベル選択信号を輝度レベルa1として置
数して出力し、前記第2レジスタ522は、前記第2比
較器502の一致信号に基づいて前記輝度レベル選択信
号生成部42で生成された輝度レベル選択信号を輝度レ
ベルa2として置数して出力する。
に示すように、輝度レベル選択信号を生成する輝度レベ
ル選択信号生成部42、スイッチ部44、加算器46、
1ドット遅延器(例えばD型フリップフロップ)48、
第1比較器501、第2比較器502、第1レジスタ5
21及び第2レジスタ522で構成されている。前記ス
イッチ部44は、前記輝度レベル選択信号生成部42で
生成された輝度レベル選択信号に基づいて、前記ヒスト
グラム検出部32で検出された輝度レベルの頻度数を輝
度レベル順に切り替えて出力する。前記加算器46と1
ドット遅延器48は累積加算部54を形成し、この累積
加算部は、対応したフレームの有効映像期間終了後に前
記スイッチ部44から順次出力する頻度数を累積加算
し、この累積加算がカウンタ40nの計数した頻度数に
達してから次ぎのフレームの有効映像期間が始まるまで
の間にリセットされて初期状態に戻る。前記第1比較器
501は、前記累積加算部54で累積加算された頻度数
を設定値A1と比較し一致したときに一致信号を出力
し、前記第2比較器502は、前記累積加算部54で累
積加算された頻度数を設定値A2と比較し一致したとき
に一致信号を出力する。設定値A1は、1フレームの全
画素についての輝度レベルの頻度分布全体のM%(例え
ば、M=90の90%)を占める分布領域の低い側の輝
度レベルa1に対応して予め設定され、設定値A2は輝
度レベルの頻度分布全体のM%を占める分布領域の高い
側の輝度レベルa2に対応して予め設定されている。前
記第1レジスタ521は、前記第1比較器501の一致
信号に基づいて前記輝度レベル選択信号生成部42で生
成された輝度レベル選択信号を輝度レベルa1として置
数して出力し、前記第2レジスタ522は、前記第2比
較器502の一致信号に基づいて前記輝度レベル選択信
号生成部42で生成された輝度レベル選択信号を輝度レ
ベルa2として置数して出力する。
【0016】前記ROM36には、複数組の輝度レベル
a1、a2について輝度レベルa1、a2間の傾きが最
大となる入出力変換特性曲線に対応した補正デ−タが予
め記憶され、前記輝度レベル検出部34で検出された輝
度レベルa1、a2をアドレスとして、対応した補正デ
−タが読み出されるように構成されている。前記画質補
正部16は、前記ROM36から読み出された補正デ−
タに対応した入出力変換特性曲線に従って、前記入力端
子に入力した映像信号を補正して出力する。
a1、a2について輝度レベルa1、a2間の傾きが最
大となる入出力変換特性曲線に対応した補正デ−タが予
め記憶され、前記輝度レベル検出部34で検出された輝
度レベルa1、a2をアドレスとして、対応した補正デ
−タが読み出されるように構成されている。前記画質補
正部16は、前記ROM36から読み出された補正デ−
タに対応した入出力変換特性曲線に従って、前記入力端
子に入力した映像信号を補正して出力する。
【0017】つぎに、図1、図2の作用を図3〜図6を
併用して説明する。説明の便宜上、図3に示すように入
力映像信号の輝度レベルが比較的明るい側に集中してい
る頻度分布H1(中心の輝度レベルが約128)の場合
と、図5に示すような輝度レベルが比較的暗い側に集中
している頻度分布H2(中心の輝度レベルが約80)の
場合について、Mを90とし、a1、a2を頻度分布全
体の90%(M=90)を占める分布領域の両端の5%
を区切る輝度レベルとし、頻度分布H1の場合のAPL
と頻度分布H2の場合のAPLが同一の場合について説
明する。この場合、第1、第2比較器の設定値A1、A
2は、上述の輝度レベルa1、a2に対応して1フレー
ムの全画素数の5%、95%に相当する画素数が設定さ
れる。
併用して説明する。説明の便宜上、図3に示すように入
力映像信号の輝度レベルが比較的明るい側に集中してい
る頻度分布H1(中心の輝度レベルが約128)の場合
と、図5に示すような輝度レベルが比較的暗い側に集中
している頻度分布H2(中心の輝度レベルが約80)の
場合について、Mを90とし、a1、a2を頻度分布全
体の90%(M=90)を占める分布領域の両端の5%
を区切る輝度レベルとし、頻度分布H1の場合のAPL
と頻度分布H2の場合のAPLが同一の場合について説
明する。この場合、第1、第2比較器の設定値A1、A
2は、上述の輝度レベルa1、a2に対応して1フレー
ムの全画素数の5%、95%に相当する画素数が設定さ
れる。
【0018】(1)ヒストグラム検出部32では各フレ
ームの有効映像期間毎に入力映像信号の輝度レベルの頻
度分布が検出される。すなわち、0レベル比較器38
0、1レベル比較器381、2レベル比較器382、
…、nレベル比較器38nにおいて、入力端子12に入
力した映像信号の輝度レベルがそれぞれに設定されたレ
ベルと比較され、これらのレベル比較器380、38
1、382、…、38nから出力した一致パルスが対応
したカウンタ400、401、402、…、40nで計
数され、輝度レベルが0、1、2、…、nの画素の1フ
レームにおける出現頻度数が出力する。
ームの有効映像期間毎に入力映像信号の輝度レベルの頻
度分布が検出される。すなわち、0レベル比較器38
0、1レベル比較器381、2レベル比較器382、
…、nレベル比較器38nにおいて、入力端子12に入
力した映像信号の輝度レベルがそれぞれに設定されたレ
ベルと比較され、これらのレベル比較器380、38
1、382、…、38nから出力した一致パルスが対応
したカウンタ400、401、402、…、40nで計
数され、輝度レベルが0、1、2、…、nの画素の1フ
レームにおける出現頻度数が出力する。
【0019】(2)輝度レベル検出部34は、対応した
フレームの有効映像期間が終了してから次ぎのフレーム
の有効映像期間が始まるまでの間毎に、ヒストグラム検
出部32で検出した各レベルの出現頻度数に基づいて頻
度分布全体の90%(M=90)を占める分布領域の両
端の輝度レベルa1、a2を検出する。ヒストグラム検
出部32で検出した頻度分布が図3、図5に示すような
頻度分布H1、H2のときには、同図に示すように、頻
度分布全体の90%を占める分布領域の両端の輝度レベ
ルa1、a2を検出する。
フレームの有効映像期間が終了してから次ぎのフレーム
の有効映像期間が始まるまでの間毎に、ヒストグラム検
出部32で検出した各レベルの出現頻度数に基づいて頻
度分布全体の90%(M=90)を占める分布領域の両
端の輝度レベルa1、a2を検出する。ヒストグラム検
出部32で検出した頻度分布が図3、図5に示すような
頻度分布H1、H2のときには、同図に示すように、頻
度分布全体の90%を占める分布領域の両端の輝度レベ
ルa1、a2を検出する。
【0020】(2−1)輝度レベル選択信号生成部42
は0からnまでの輝度レベル選択信号を生成して出力す
る。入力映像信号が8ビットのときには、8本の信号線
を介して0(16進数表示の00h)から255(n=
255)(16進数表示のFFh)までの輝度レベル選
択信号を生成して出力する。 (2−2)スイッチ部44は、輝度レベル選択信号生成
部42から出力する0、1、2、…、nの輝度レベル選
択信号に基づいて、カウンタ400、401、402、
…、40nの計数した頻度数を順次切り替えて出力す
る。 (2−3)スイッチ部44から順次出力する頻度数は累
積加算部54で累積加算され、この累積頻度数が第1比
較器501、第2比較器502で設定値A1、設定値A
2と比較される。 (2−4)累積加算部54の累積頻度数が全画素数の5
%(すなわちA1)に達すると、第1比較器501から
一致信号が出力し、この一致信号に基づいて輝度レベル
選択信号生成部42で生成された輝度レベル選択信号が
第1レジスタ521に置数され、輝度レベルa1として
出力する。設定値A1が1フレームの全画素の5%に相
当しているので、輝度レベルa1は頻度分布全体の低い
側から5%を占める分布領域の区切りの輝度レベルに相
当する。 (2−5)累積加算部54の累積頻度数が全画素数の9
5%(すなわちA2)に達すると、第2比較器502か
ら一致信号が出力し、この一致信号に基づいて輝度レベ
ル選択信号生成部42で生成された輝度レベル選択信号
が第2レジスタ522に置数され、輝度レベルa2とし
て出力する。設定値A2が1フレームの全画素の95%
に相当しているので、輝度レベルa2は頻度分布全体の
低い側から95%(高い側から5%に相当する)を占め
る分布領域の区切りの輝度レベルに相当する。
は0からnまでの輝度レベル選択信号を生成して出力す
る。入力映像信号が8ビットのときには、8本の信号線
を介して0(16進数表示の00h)から255(n=
255)(16進数表示のFFh)までの輝度レベル選
択信号を生成して出力する。 (2−2)スイッチ部44は、輝度レベル選択信号生成
部42から出力する0、1、2、…、nの輝度レベル選
択信号に基づいて、カウンタ400、401、402、
…、40nの計数した頻度数を順次切り替えて出力す
る。 (2−3)スイッチ部44から順次出力する頻度数は累
積加算部54で累積加算され、この累積頻度数が第1比
較器501、第2比較器502で設定値A1、設定値A
2と比較される。 (2−4)累積加算部54の累積頻度数が全画素数の5
%(すなわちA1)に達すると、第1比較器501から
一致信号が出力し、この一致信号に基づいて輝度レベル
選択信号生成部42で生成された輝度レベル選択信号が
第1レジスタ521に置数され、輝度レベルa1として
出力する。設定値A1が1フレームの全画素の5%に相
当しているので、輝度レベルa1は頻度分布全体の低い
側から5%を占める分布領域の区切りの輝度レベルに相
当する。 (2−5)累積加算部54の累積頻度数が全画素数の9
5%(すなわちA2)に達すると、第2比較器502か
ら一致信号が出力し、この一致信号に基づいて輝度レベ
ル選択信号生成部42で生成された輝度レベル選択信号
が第2レジスタ522に置数され、輝度レベルa2とし
て出力する。設定値A2が1フレームの全画素の95%
に相当しているので、輝度レベルa2は頻度分布全体の
低い側から95%(高い側から5%に相当する)を占め
る分布領域の区切りの輝度レベルに相当する。
【0021】(3)輝度レベル検出部34から輝度レベ
ルa1、a2が出力すると、このa1、a2をアドレス
としてROM36から対応した補正デ−タが読み出され
て画質補正部16に入力し、この補正デ−タに対応した
入出力変換特性曲線に従って入力端子12に入力した映
像信号が補正され、出力端子18に出力する。
ルa1、a2が出力すると、このa1、a2をアドレス
としてROM36から対応した補正デ−タが読み出され
て画質補正部16に入力し、この補正デ−タに対応した
入出力変換特性曲線に従って入力端子12に入力した映
像信号が補正され、出力端子18に出力する。
【0022】(3−1)ヒストグラム検出部32で検出
した頻度分布が図3に示すような頻度分布H1のときに
は、画質補正部16での入出力変換特性曲線が図4のP
1となるような補正デ−タがROM36から読み出され
て画質補正部16で補正されるので、この画質補正部1
6から出力端子18へ出力する映像信号の、入力映像信
号の輝度レベルa1〜a2に対する変動範囲Q1を図4
に示すように広くすることができる。すなわち、入出力
変換特性曲線P1の輝度レベルa1、a2間の傾きを最
大にして解像度を高くすることができる。 (3−2)ヒストグラム検出部32で検出した頻度分布
が図5に示すような頻度分布H2のときには、画質補正
部16での入出力変換特性曲線が図6のP2となるよう
な補正デ−タがROM36から読み出されて画質補正部
16で補正されるので、この画質補正部16から出力端
子18へ出力する映像信号の、入力映像信号の輝度レベ
ルa1〜a2に対する変動範囲Q2を図6に示すように
広くすることができる。すなわち、入出力変換特性曲線
P2の輝度レベルa1、a2間の傾きを最大にして解像
度を高くすることができる。
した頻度分布が図3に示すような頻度分布H1のときに
は、画質補正部16での入出力変換特性曲線が図4のP
1となるような補正デ−タがROM36から読み出され
て画質補正部16で補正されるので、この画質補正部1
6から出力端子18へ出力する映像信号の、入力映像信
号の輝度レベルa1〜a2に対する変動範囲Q1を図4
に示すように広くすることができる。すなわち、入出力
変換特性曲線P1の輝度レベルa1、a2間の傾きを最
大にして解像度を高くすることができる。 (3−2)ヒストグラム検出部32で検出した頻度分布
が図5に示すような頻度分布H2のときには、画質補正
部16での入出力変換特性曲線が図6のP2となるよう
な補正デ−タがROM36から読み出されて画質補正部
16で補正されるので、この画質補正部16から出力端
子18へ出力する映像信号の、入力映像信号の輝度レベ
ルa1〜a2に対する変動範囲Q2を図6に示すように
広くすることができる。すなわち、入出力変換特性曲線
P2の輝度レベルa1、a2間の傾きを最大にして解像
度を高くすることができる。
【0023】前記実施形態例では、ヒストグラム検出部
を、0レベルからnレベル(n=255)までの各レベ
ルを比較対象とする(n+1)個のレベル比較器と、こ
のレベル比較器の出力側に結合した(n+1)個のカウ
ンタで構成した場合について説明したが、本発明はこれ
に限るものでなく、入力映像信号に基づいて輝度レベル
の頻度分布を検出するものであればよい。例えば、図7
に示すように、入力映像信号が8ビットの場合、0〜1
5レベルから240〜255レベルまでの一定レベル幅
(レベル幅15)を比較対象とする16個のレベル比較
器560〜5615及びカウンタ580〜5815で構
成した場合についても利用することができる。このよう
に一定レベル幅を比較対象とた場合には、必要とするレ
ベル比較器及びカウンタの数を減らして構造を簡単にす
ることができる。図7において、レベル比較器560は
入力映像信号の輝度レベルが0〜15のときに一致パル
スを出力し、レベル比較器561は入力映像信号の輝度
レベルが16〜31のときに一致パルスを出力し、…、
レベル比較器5615は入力映像信号の輝度レベルが2
40〜255のときに一致パルスを出力する。カウンタ
580〜5815は対応するレベル比較器560〜56
15から出力する一致パルスを計数する。
を、0レベルからnレベル(n=255)までの各レベ
ルを比較対象とする(n+1)個のレベル比較器と、こ
のレベル比較器の出力側に結合した(n+1)個のカウ
ンタで構成した場合について説明したが、本発明はこれ
に限るものでなく、入力映像信号に基づいて輝度レベル
の頻度分布を検出するものであればよい。例えば、図7
に示すように、入力映像信号が8ビットの場合、0〜1
5レベルから240〜255レベルまでの一定レベル幅
(レベル幅15)を比較対象とする16個のレベル比較
器560〜5615及びカウンタ580〜5815で構
成した場合についても利用することができる。このよう
に一定レベル幅を比較対象とた場合には、必要とするレ
ベル比較器及びカウンタの数を減らして構造を簡単にす
ることができる。図7において、レベル比較器560は
入力映像信号の輝度レベルが0〜15のときに一致パル
スを出力し、レベル比較器561は入力映像信号の輝度
レベルが16〜31のときに一致パルスを出力し、…、
レベル比較器5615は入力映像信号の輝度レベルが2
40〜255のときに一致パルスを出力する。カウンタ
580〜5815は対応するレベル比較器560〜56
15から出力する一致パルスを計数する。
【0024】前記実施形態例では、輝度レベル検出部内
のスイッチ部が、輝度レベル選択信号生成部で生成した
輝度レベル選択信号に基づいて、ヒストグラム検出部で
検出された輝度レベル頻度数を輝度レベルの低い側から
高い側へ順に切り替えて出力する場合について説明した
が、本発明はこれに限るものでなく、輝度レベル選択信
号生成部で生成した輝度レベル選択信号に基づいて、ヒ
ストグラム検出部で検出された輝度レベル頻度数を輝度
レベルの高い側から低い側へ順に切り替えて出力する場
合についても利用することができる。これを図2で実現
する場合には、輝度レベル選択信号生成部42で生成し
て出力する輝度レベル選択信号をn、n−1、n−2、
…、2、1、0の順として、スイッチ部44がカウンタ
40n、40n−1、40n−2、…、402、40
1、400の順に切り替えて出力し、さらに第1、第2
比較器501、502の設定値A1、A2を逆にすれば
よい。すなわち、設定値A1を1フレームの全画素数の
95%に相当する数とし、設定値A2を1フレームの全
画素数の5%に相当する数とする。
のスイッチ部が、輝度レベル選択信号生成部で生成した
輝度レベル選択信号に基づいて、ヒストグラム検出部で
検出された輝度レベル頻度数を輝度レベルの低い側から
高い側へ順に切り替えて出力する場合について説明した
が、本発明はこれに限るものでなく、輝度レベル選択信
号生成部で生成した輝度レベル選択信号に基づいて、ヒ
ストグラム検出部で検出された輝度レベル頻度数を輝度
レベルの高い側から低い側へ順に切り替えて出力する場
合についても利用することができる。これを図2で実現
する場合には、輝度レベル選択信号生成部42で生成し
て出力する輝度レベル選択信号をn、n−1、n−2、
…、2、1、0の順として、スイッチ部44がカウンタ
40n、40n−1、40n−2、…、402、40
1、400の順に切り替えて出力し、さらに第1、第2
比較器501、502の設定値A1、A2を逆にすれば
よい。すなわち、設定値A1を1フレームの全画素数の
95%に相当する数とし、設定値A2を1フレームの全
画素数の5%に相当する数とする。
【0025】前記実施形態例では、輝度レベル検出部の
スイッチ部は、輝度レベル選択信号生成部で生成された
輝度レベル選択信号に基づいて、ヒストグラム検出部で
検出された輝度レベルの頻度数を輝度レベル順に切り替
えて出力するようにしたが、本発明はこれに限るもので
なく、輝度レベル選択信号生成部で生成された輝度レベ
ル選択信号に基づいて、ヒストグラム検出部で検出され
た輝度レベルの頻度数を輝度レベルの低い側から高い側
へ順に切り替えて出力する第1スイッチ部と、輝度レベ
ルの高い側から低い側へ順に切り替えて出力する第2ス
イッチ部とで構成された場合についても利用することが
できる。図8は上述の場合の一例を示すもので、図2と
同一部分は同一符号とする。
スイッチ部は、輝度レベル選択信号生成部で生成された
輝度レベル選択信号に基づいて、ヒストグラム検出部で
検出された輝度レベルの頻度数を輝度レベル順に切り替
えて出力するようにしたが、本発明はこれに限るもので
なく、輝度レベル選択信号生成部で生成された輝度レベ
ル選択信号に基づいて、ヒストグラム検出部で検出され
た輝度レベルの頻度数を輝度レベルの低い側から高い側
へ順に切り替えて出力する第1スイッチ部と、輝度レベ
ルの高い側から低い側へ順に切り替えて出力する第2ス
イッチ部とで構成された場合についても利用することが
できる。図8は上述の場合の一例を示すもので、図2と
同一部分は同一符号とする。
【0026】図8において、第2比較器502の第2設
定値A2は、これに限るものではないが、便宜上、第1
比較器501の第1設定値A1と同一値に設定されてい
る(A2=A1)。42aは輝度レベル選択信号生成
部、441、442は第1、第2スイッチ部、54aは
累積加算部、60は切替部、62は選択部、64は制御
部である。前記切替部60は前記第1、第2スイッチ部
441、442の出力を切り替えて前記累積加算部54
aに出力する。前記選択部62は第1、第2比較器50
1、502の一方を選択して対応する第1、第2レジス
タ521、522に出力する。前記制御部64は、第1
比較器501、第2比較器502のいずれか一方から一
致信号が出力したときに、前記累積加算部54aに累積
頻度数を0に戻すためのリセット信号Rを出力するとと
もに、前記輝度レベル選択信号生成部42a、切替部6
0及び選択部62に切替信号Sを出力する。前記輝度レ
ベル選択信号生成部42aは、切替信号Sに基づいて、
0、1、2、…、n−2、n−1、nと順次変化する輝
度レベル選択信号と、n、n−1、n−2、…、2、
1、0と順次変化する輝度レベル選択信号とを切り替え
て出力する。前記第1、第2スイッチ部441、442
は、前記輝度レベル選択信号生成部42aから出力する
輝度レベル選択信号が0、1、2、…、nと変化すると
きには、ヒストグラム検出部32内のカウンタ400、
401、402、…、40nの計数した頻度数を順次切
り替えて出力し、前記輝度レベル選択信号生成部42a
から出力する輝度レベル選択信号がn、n−1、n−
2、…、0と変化するときには、ヒストグラム検出部3
2内のカウンタ40n、40n−1、40n−2、…、
400の順に計数値を順次切り替えて出力する。
定値A2は、これに限るものではないが、便宜上、第1
比較器501の第1設定値A1と同一値に設定されてい
る(A2=A1)。42aは輝度レベル選択信号生成
部、441、442は第1、第2スイッチ部、54aは
累積加算部、60は切替部、62は選択部、64は制御
部である。前記切替部60は前記第1、第2スイッチ部
441、442の出力を切り替えて前記累積加算部54
aに出力する。前記選択部62は第1、第2比較器50
1、502の一方を選択して対応する第1、第2レジス
タ521、522に出力する。前記制御部64は、第1
比較器501、第2比較器502のいずれか一方から一
致信号が出力したときに、前記累積加算部54aに累積
頻度数を0に戻すためのリセット信号Rを出力するとと
もに、前記輝度レベル選択信号生成部42a、切替部6
0及び選択部62に切替信号Sを出力する。前記輝度レ
ベル選択信号生成部42aは、切替信号Sに基づいて、
0、1、2、…、n−2、n−1、nと順次変化する輝
度レベル選択信号と、n、n−1、n−2、…、2、
1、0と順次変化する輝度レベル選択信号とを切り替え
て出力する。前記第1、第2スイッチ部441、442
は、前記輝度レベル選択信号生成部42aから出力する
輝度レベル選択信号が0、1、2、…、nと変化すると
きには、ヒストグラム検出部32内のカウンタ400、
401、402、…、40nの計数した頻度数を順次切
り替えて出力し、前記輝度レベル選択信号生成部42a
から出力する輝度レベル選択信号がn、n−1、n−
2、…、0と変化するときには、ヒストグラム検出部3
2内のカウンタ40n、40n−1、40n−2、…、
400の順に計数値を順次切り替えて出力する。
【0027】つぎに、図8の作用を、図2と相違する点
を中心として説明する。説明の便宜上、初期状態におい
て、輝度レベル選択信号生成部42aから出力する輝度
レベル選択信号が0、1、2、…、n−2、n−1、n
と順次変化し、第1切替部60が実線で示すように第1
スイッチ部441の出力を累積加算器54aに出力し、
第2切替部62が実線で示すように第1比較器501の
出力を第1レジスタ521に出力しているものとする。 (1)ヒストグラム検出部32内のカウンタ400、4
01、402、…、40nの計数した1フレーム分の頻
度数は、第1スイッチ部441及び第1切替部60を介
して順次累積加算部54aに入力し、その累積頻度数が
設定値A1(例えば全画素数の5%)に達すると、第1
比較器501から一致信号が出力する。
を中心として説明する。説明の便宜上、初期状態におい
て、輝度レベル選択信号生成部42aから出力する輝度
レベル選択信号が0、1、2、…、n−2、n−1、n
と順次変化し、第1切替部60が実線で示すように第1
スイッチ部441の出力を累積加算器54aに出力し、
第2切替部62が実線で示すように第1比較器501の
出力を第1レジスタ521に出力しているものとする。 (1)ヒストグラム検出部32内のカウンタ400、4
01、402、…、40nの計数した1フレーム分の頻
度数は、第1スイッチ部441及び第1切替部60を介
して順次累積加算部54aに入力し、その累積頻度数が
設定値A1(例えば全画素数の5%)に達すると、第1
比較器501から一致信号が出力する。
【0028】(2)第1比較器501から出力した一致
信号が第2切替部62を介して第1レジスタ521に入
力すると、この第1レジスタ521は輝度レベル選択信
号生成部42aが出力していた輝度レベル選択信号を置
数し輝度レベルa1として出力する。
信号が第2切替部62を介して第1レジスタ521に入
力すると、この第1レジスタ521は輝度レベル選択信
号生成部42aが出力していた輝度レベル選択信号を置
数し輝度レベルa1として出力する。
【0029】(3)第1比較器501からの一致信号に
基づいて制御部64からリセット信号R及び切替信号S
が出力し、累積加算部54aの累積頻度数を0にリセッ
トし、かつ輝度レベル選択信号生成部42aから出力す
る輝度レベル選択信号をn、n−1、n−2、…、0の
順に切り替えるとともに、第1切替部60及び第2切替
部62を実線で示す側から点線で示す側に切り替える。
すると、ヒストグラム検出部32内のカウンタ40n、
40n−1、40n−2、…、400の計数した1フレ
ーム分の頻度数は、第2スイッチ部442及び第1切替
部60を介して順次累積加算部54aに入力し、その累
積頻度数が設定値A2(例えば全画素数の5%)に達す
ると、第2比較器502から一致信号が出力する。
基づいて制御部64からリセット信号R及び切替信号S
が出力し、累積加算部54aの累積頻度数を0にリセッ
トし、かつ輝度レベル選択信号生成部42aから出力す
る輝度レベル選択信号をn、n−1、n−2、…、0の
順に切り替えるとともに、第1切替部60及び第2切替
部62を実線で示す側から点線で示す側に切り替える。
すると、ヒストグラム検出部32内のカウンタ40n、
40n−1、40n−2、…、400の計数した1フレ
ーム分の頻度数は、第2スイッチ部442及び第1切替
部60を介して順次累積加算部54aに入力し、その累
積頻度数が設定値A2(例えば全画素数の5%)に達す
ると、第2比較器502から一致信号が出力する。
【0030】(4)第2比較器502から出力した一致
信号が第2切替部62を介して第2レジスタ522に入
力すると、この第1レジスタ522は輝度レベル選択信
号生成部42aが出力していた輝度レベル選択信号を置
数し、輝度レベルa2として出力する。第2比較器50
2からの一致信号に基づいて制御部64からリセット信
号R及び切替制御信号Sが出力し、累積加算部54aの
累積頻度数を0にリセットし、かつ輝度レベル選択信号
生成部42aから出力する輝度レベル選択信号を0、
1、2、…、n−2、n−1、nの順に切り替えるとと
もに、切替部60及び選択部62を点線で示す状態から
実線で示す状態に切り替えて初期状態とし、前記(1)
に戻り、以下繰り返す。
信号が第2切替部62を介して第2レジスタ522に入
力すると、この第1レジスタ522は輝度レベル選択信
号生成部42aが出力していた輝度レベル選択信号を置
数し、輝度レベルa2として出力する。第2比較器50
2からの一致信号に基づいて制御部64からリセット信
号R及び切替制御信号Sが出力し、累積加算部54aの
累積頻度数を0にリセットし、かつ輝度レベル選択信号
生成部42aから出力する輝度レベル選択信号を0、
1、2、…、n−2、n−1、nの順に切り替えるとと
もに、切替部60及び選択部62を点線で示す状態から
実線で示す状態に切り替えて初期状態とし、前記(1)
に戻り、以下繰り返す。
【0031】上述の図8に示す実施形態例では、累積加
算部54aの累積頻度数が第1設定値A1(例えば全画
素数の5%)に達し、ついで第2設定値A2(例えば全
画素数の5%)に達するまでに要する時間が短いので、
輝度レベル検出部の検出時間を短くすることができる。
その上、累積加算部54aによるカウンタ400、40
1、402、…、40nの計数値の累積加算において、
累積頻度数が第1設定値A1に達した後のカウンタの計
数値が不要になるとともに、累積加算部54aによるカ
ウンタ40n、40n−1、40n−2、…、400の
計数値の累積加算において、累積頻度数が第2設定値A
2に達した後のカウンタの計数値が不要になるので、ヒ
ストグラム検出部32のレベル比較器380〜38n及
びカウンタ400〜40nの一部(例えば8ビット(n
=255)の場合、中間のレベル比較器3820〜38
235及びカウンタ4020〜40235)を省略して
構成を簡単にできる。
算部54aの累積頻度数が第1設定値A1(例えば全画
素数の5%)に達し、ついで第2設定値A2(例えば全
画素数の5%)に達するまでに要する時間が短いので、
輝度レベル検出部の検出時間を短くすることができる。
その上、累積加算部54aによるカウンタ400、40
1、402、…、40nの計数値の累積加算において、
累積頻度数が第1設定値A1に達した後のカウンタの計
数値が不要になるとともに、累積加算部54aによるカ
ウンタ40n、40n−1、40n−2、…、400の
計数値の累積加算において、累積頻度数が第2設定値A
2に達した後のカウンタの計数値が不要になるので、ヒ
ストグラム検出部32のレベル比較器380〜38n及
びカウンタ400〜40nの一部(例えば8ビット(n
=255)の場合、中間のレベル比較器3820〜38
235及びカウンタ4020〜40235)を省略して
構成を簡単にできる。
【0032】前記実施形態例では、Mを90とし、輝度
レベルa1を頻度分布全体の輝度レベルの低い側から5
%に相当する値とし、輝度レベルa2を頻度分布全体の
輝度レベルの低い側から95%に相当する値(高い側か
らは5%に相当する値)とした場合について説明した
が、本発明はこれに限るものでなく、Mは0<M<10
0を満足する値であればよく、輝度レベルa1、a2は
(100−M)%を任意の割合で分割した分布率(%)
に相当する値の場合について利用できる。ただ、実験結
果を考慮すると、Mは90前後の場合が最も望ましく、
70≦M≦90の場合がつぎに望ましいものと考えられ
る。
レベルa1を頻度分布全体の輝度レベルの低い側から5
%に相当する値とし、輝度レベルa2を頻度分布全体の
輝度レベルの低い側から95%に相当する値(高い側か
らは5%に相当する値)とした場合について説明した
が、本発明はこれに限るものでなく、Mは0<M<10
0を満足する値であればよく、輝度レベルa1、a2は
(100−M)%を任意の割合で分割した分布率(%)
に相当する値の場合について利用できる。ただ、実験結
果を考慮すると、Mは90前後の場合が最も望ましく、
70≦M≦90の場合がつぎに望ましいものと考えられ
る。
【0033】
【発明の効果】本発明による映像信号補正回路は、ヒス
トグラム検出部、輝度レベル検出部、補正デ−タ記憶部
及び画質補正部を具備し、入力映像信号に基づいて輝度
レベルの頻度分布が検出され、検出された輝度レベルの
頻度数に基づいて頻度分布全体のM%(例えば90%)
を占める分布領域の両端の輝度レベルa1、a2が検出
され、検出された輝度レベルa1、a2をアドレスとし
て補正デ−タ記憶部から対応した補正デ−タが読み出さ
れ、この補正デ−タに対応した入出力変換特性曲線に従
って入力映像信号が補正され出力映像信号となるように
構成したので、頻度分布全体のM%を占める分布領域の
両端の輝度レベルa1、a2に基づいた補正を行うこと
ができ、特に分布領域の狭い入力映像信号の映像の解像
度を高くする補正を行うことができる。このため、画面
全体が暗い映像についても明るい映像についても、とも
に解像度を高くするための補正を行うことができる。
トグラム検出部、輝度レベル検出部、補正デ−タ記憶部
及び画質補正部を具備し、入力映像信号に基づいて輝度
レベルの頻度分布が検出され、検出された輝度レベルの
頻度数に基づいて頻度分布全体のM%(例えば90%)
を占める分布領域の両端の輝度レベルa1、a2が検出
され、検出された輝度レベルa1、a2をアドレスとし
て補正デ−タ記憶部から対応した補正デ−タが読み出さ
れ、この補正デ−タに対応した入出力変換特性曲線に従
って入力映像信号が補正され出力映像信号となるように
構成したので、頻度分布全体のM%を占める分布領域の
両端の輝度レベルa1、a2に基づいた補正を行うこと
ができ、特に分布領域の狭い入力映像信号の映像の解像
度を高くする補正を行うことができる。このため、画面
全体が暗い映像についても明るい映像についても、とも
に解像度を高くするための補正を行うことができる。
【0034】輝度レベル検出部を輝度レベル選択信号生
成部、スイッチ部、累積加算部、第1比較器、第2比較
器、第1レジスタ及び第2レジスタで構成した場合に
は、輝度レベル検出部の構成を簡単にすることができ
る。
成部、スイッチ部、累積加算部、第1比較器、第2比較
器、第1レジスタ及び第2レジスタで構成した場合に
は、輝度レベル検出部の構成を簡単にすることができ
る。
【0035】輝度レベル検出部を輝度レベル選択信号生
成部、第1スイッチ部、第2スイッチ部、切替部、累積
加算部、第1比較器、第2比較器、選択部、第1レジス
タ、第2レジスタ及び制御部で構成した場合には、ヒス
トグラム検出部の構成を簡単にするとともに頻度分布の
検出時間を短くすることができる。
成部、第1スイッチ部、第2スイッチ部、切替部、累積
加算部、第1比較器、第2比較器、選択部、第1レジス
タ、第2レジスタ及び制御部で構成した場合には、ヒス
トグラム検出部の構成を簡単にするとともに頻度分布の
検出時間を短くすることができる。
【0036】Mを70≦M≦90の値とし、輝度レベル
a1を輝度レベルの頻度分布全体の輝度レベルの低い側
から(100−M)/2%に相当する値とし、輝度レベ
ルa2は輝度レベルの頻度分布全体の輝度レベルの高い
側から(100−M)/2%に相当する値とした場合に
は、入力映像信号の輝度レベルの補正範囲を広くするこ
とができる。
a1を輝度レベルの頻度分布全体の輝度レベルの低い側
から(100−M)/2%に相当する値とし、輝度レベ
ルa2は輝度レベルの頻度分布全体の輝度レベルの高い
側から(100−M)/2%に相当する値とした場合に
は、入力映像信号の輝度レベルの補正範囲を広くするこ
とができる。
【0037】Mを90とし、輝度レベルa1を輝度レベ
ルの頻度分布全体の輝度レベルの低い側から5%に相当
する値とし、輝度レベルa2を輝度レベルの頻度分布全
体の輝度レベルの低い側から95%に相当する値とした
場合には、入力映像信号の輝度レベルの補正範囲をさら
に広くすることができる。
ルの頻度分布全体の輝度レベルの低い側から5%に相当
する値とし、輝度レベルa2を輝度レベルの頻度分布全
体の輝度レベルの低い側から95%に相当する値とした
場合には、入力映像信号の輝度レベルの補正範囲をさら
に広くすることができる。
【図1】本発明による映像信号補正回路の一実施形態例
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】図1中のヒストグラム検出部及び輝度レベル検
出部の具体例を示すブロック図である。
出部の具体例を示すブロック図である。
【図3】入力映像信号の輝度レベルの頻度分布中心を約
128、Mを90(%)、a1を頻度分布全体の輝度レ
ベルの低い側から5%に相当する値、a2を頻度分布全
体の輝度レベルの高い側から5%に相当する値とした場
合における頻度分布H1を表す図である。
128、Mを90(%)、a1を頻度分布全体の輝度レ
ベルの低い側から5%に相当する値、a2を頻度分布全
体の輝度レベルの高い側から5%に相当する値とした場
合における頻度分布H1を表す図である。
【図4】入力映像信号の輝度レベルの頻度分布がH1の
場合(図3の場合)における画質補正部の入出力変換特
性図である。
場合(図3の場合)における画質補正部の入出力変換特
性図である。
【図5】入力映像信号の輝度レベルの頻度分布中心を約
80、Mを90(%)、a1を頻度分布全体の輝度レベ
ルの低い側から5%に相当する値、a2を頻度分布全体
の輝度レベルの高い側から5%に相当する値とした場合
における頻度分布H2を表す図である。
80、Mを90(%)、a1を頻度分布全体の輝度レベ
ルの低い側から5%に相当する値、a2を頻度分布全体
の輝度レベルの高い側から5%に相当する値とした場合
における頻度分布H2を表す図である。
【図6】入力映像信号の輝度レベルの頻度分布がH2の
場合(図5の場合)における画質補正部の入出力変換特
性図である。
場合(図5の場合)における画質補正部の入出力変換特
性図である。
【図7】ヒストグラム検出部の他の実施形態例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図8】輝度レベル検出部の他の実施形態例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図9】従来例を示すブロック図である。
【図10】図9の平均値算出部で算出したAPLが同一
で、頻度分布が異なる一例を示す頻度分布図である。
で、頻度分布が異なる一例を示す頻度分布図である。
【図11】本出願人が既に提案した映像信号補正回路の
ブロック図である。
ブロック図である。
12…入力端子、 16…画質補正部、 18…出力端
子、 32…ヒストグラム検出部、 34…輝度レベル
検出部、 36…ROM(補正デ−タ記憶部の一例)、
380〜38n、560〜5615…レベル比較器、
400〜40n、580〜5815…カウンタ、 4
2、42a…輝度レベル選択信号生成部、 44…スイ
ッチ部、 441…第1スイッチ部、 442…第2ス
イッチ部、 46…加算器、 48…1ドット遅延器、
501…第1比較器、 502…第2比較器、 52
1…第1レジスタ、 522…第2レジスタ、 54、
54a…累積加算部、 60…切替部、 62…選択
部、 64…制御部、 A1…第1設定値、 A2…第
2設定値、 a1、a2…頻度分布全体のM%を占める
分布領域の両端の輝度レベル、 P1、P2…ROM3
6からの補正デ−タに基づく画質補正部16による入出
力変換特性曲線、 Q1、Q2…輝度レベルa1〜a2
の入力映像信号に対する出力映像信号の変動範囲、 R
…リセット信号、 S…切替信号。
子、 32…ヒストグラム検出部、 34…輝度レベル
検出部、 36…ROM(補正デ−タ記憶部の一例)、
380〜38n、560〜5615…レベル比較器、
400〜40n、580〜5815…カウンタ、 4
2、42a…輝度レベル選択信号生成部、 44…スイ
ッチ部、 441…第1スイッチ部、 442…第2ス
イッチ部、 46…加算器、 48…1ドット遅延器、
501…第1比較器、 502…第2比較器、 52
1…第1レジスタ、 522…第2レジスタ、 54、
54a…累積加算部、 60…切替部、 62…選択
部、 64…制御部、 A1…第1設定値、 A2…第
2設定値、 a1、a2…頻度分布全体のM%を占める
分布領域の両端の輝度レベル、 P1、P2…ROM3
6からの補正デ−タに基づく画質補正部16による入出
力変換特性曲線、 Q1、Q2…輝度レベルa1〜a2
の入力映像信号に対する出力映像信号の変動範囲、 R
…リセット信号、 S…切替信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C021 PA53 PA77 PA80 RB03 XA35 YC04 5C058 AA06 AA11 BA05 BA07 BB14 5C080 AA05 AA10 BB05 DD01 DD03 DD07 EE29 FF09 GG09 GG12 JJ02 JJ05
Claims (5)
- 【請求項1】入出力変換特性曲線に対応した補正デ−タ
で入力映像信号の補正を行う映像信号補正回路におい
て、入力映像信号に基づいて輝度レベルの頻度分布を検
出するヒストグラム検出部と、このヒストグラム検出部
で検出された輝度レベルの頻度数に基づいて頻度分布全
体のM%(0<M<100)を占める分布領域の両端の
輝度レベルa1、a2を検出する輝度レベル検出部と、
複数組の輝度レベルa1、a2について輝度レベルa
1、a2間の傾きが最大となる入出力変換特性曲線に対
応した補正デ−タが予め記憶されていて、前記輝度レベ
ル検出部で検出された輝度レベルa1、a2をアドレス
として対応した補正デ−タが読み出される補正デ−タ記
憶部と、この補正デ−タ記憶部から読み出された補正デ
−タで前記入力映像信号の補正を行う画質補正部とを具
備してなることを特徴とする映像信号補正回路。 - 【請求項2】輝度レベル検出部は、輝度レベル選択信号
を生成する輝度レベル選択信号生成部と、この輝度レベ
ル選択信号生成部で生成された輝度レベル選択信号に基
づいて、ヒストグラム検出部で検出された輝度レベルの
頻度数を輝度レベル順に切り替えて出力するスイッチ部
と、このスイッチ部から出力する頻度数を累積加算する
累積加算部と、この累積加算部の累積頻度数を第1設定
値と比較する第1比較器と、前記累積加算部の累積頻度
数を第2設定値と比較する第2比較器と、前記第1比較
器の一致出力に基づいて前記輝度レベル選択信号生成部
で生成された輝度レベル選択信号を輝度レベルa1とし
て置数する第1レジスタと、前記第2比較器の一致出力
に基づいて前記輝度レベル選択信号生成部で生成された
輝度レベル選択信号を輝度レベルa2として置数する第
2レジスタとからなる請求項1記載の映像信号補正回
路。 - 【請求項3】輝度レベル検出部は、輝度レベル選択信号
を生成する輝度レベル選択信号生成部と、この輝度レベ
ル選択信号生成部で生成された輝度レベル選択信号に基
づいて、ヒストグラム検出部で検出された輝度レベルの
頻度数を輝度レベルの低い側から順に切り替えて出力す
る第1スイッチ部と、前記輝度レベル選択信号生成部で
生成された輝度レベル選択信号に基づいて、前記ヒスト
グラム検出部で検出された輝度レベルの頻度数を輝度レ
ベルの高い側から順に切り替えて出力する第2スイッチ
部と、前記第1スイッチ部の出力と前記第2スイッチ部
の出力を切り替えて出力する切替部と、この切替部から
出力する頻度数を累積加算する累積加算部と、この累積
加算部の累積頻度数を第1設定値と比較する第1比較器
と、前記累積加算部の累積頻度数を第2設定値と比較す
る第2比較器と、前記第1、第2比較器の一致出力を択
一的に選択して出力する選択部と、この選択部を介して
入力した前記第1比較器の一致出力に基づいて前記輝度
レベル選択信号生成部で生成された輝度レベル選択信号
を輝度レベルa1として置数する第1レジスタと、前記
選択部を介して入力した前記第2比較器の一致出力に基
づいて前記輝度レベル選択信号生成部で生成された輝度
レベル選択信号を輝度レベルa2として置数する第2レ
ジスタと、前記第1、第2比較器の一致信号に基づい
て、前記切替部の切替制御、前記選択部の選択制御及び
前記輝度レベル選択信号生成部の信号生成順の切替制御
をするとともに前記累積加算部の初期化制御をする制御
部とからなる請求項1記載の映像信号補正回路。 - 【請求項4】Mは70≦M≦90の値としてなり、輝度
レベルa1は輝度レベルの頻度分布全体の輝度レベルの
低い側から(100−M)/2%に相当する値としてな
り、輝度レベルa2は輝度レベルの頻度分布全体の輝度
レベルの高い側から(100−M)/2%に相当する値
としてなる請求項1、2又は3記載の映像信号補正回
路。 - 【請求項5】Mは90としてなり、輝度レベルa1は頻
度分布全体の輝度レベルの低い側から5%に相当する値
としてなり、輝度レベルa2は頻度分布全体の輝度レベ
ルの低い側から95%に相当する値としてなる請求項
1、2又は3記載の映像信号補正回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11090133A JP2000287104A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 映像信号補正回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11090133A JP2000287104A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 映像信号補正回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000287104A true JP2000287104A (ja) | 2000-10-13 |
Family
ID=13990019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11090133A Pending JP2000287104A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 映像信号補正回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000287104A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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-
1999
- 1999-03-30 JP JP11090133A patent/JP2000287104A/ja active Pending
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