JP3440814B2 - 映像信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理装置

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JP3440814B2 JP09071698A JP9071698A JP3440814B2 JP 3440814 B2 JP3440814 B2 JP 3440814B2 JP 09071698 A JP09071698 A JP 09071698A JP 9071698 A JP9071698 A JP 9071698A JP 3440814 B2 JP3440814 B2 JP 3440814B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばCRT(Ca
thode Ray Tube)等の受像管とは異なるディスプレイに
テレビジョン信号を表示するために用いられる映像信号
処理装置に係り、特に、A/D変換の出力ビット数より
もディスプレイの階調が少ない場合に用いられる映像信
号処理装置に属する。
【0002】
【従来の技術】入力映像信号(例えばテレビジョン信号
やパソコン信号)をディジタル変換した後、所定の信号
処理をして画像をディスプレイに表示する場合、そのデ
ィジタル変換した信号のビット数、例えばA/D変換の
8ビット(256階調)に対してディスプレイの階調数
が例えば64階調(6ビット)と少ない場合には、その
8ビットのうち上位6ビットを使用することがある。
【0003】このA/D変換した8ビットデータの下位
2ビットを外して6ビットとする場合、当該映像信号装
置は例えば図1に示す構成になっている。この図におい
て、入力映像信号(図1に示すRGB原色ビデオ信号)
をA/D変換部11で8ビットのデータにディジタル変
換し、この8ビットのデータに所定の処理(逆γ補正処
理)し、その処理後の8ビットデータの下位2ビットを
外した6ビットデータで入力映像信号による画像を表示
する。
【0004】逆γ補正とは、CRTなどの受像管とは異
なるディスプレイ(例えばプラズマディスプレイ)にテ
レビジョン信号を表示すると、その輝度特性がCRTと
は異なりリニアなためCRTの特性に合わせた補正を行
うことである。
【0005】NTSCの放送ではγの値は2.2に決め
られているので、このγ係数2.2を使い特性式から入
力信号に対して2.2乗の重み付けを行い、入力ディジ
タル信号に対する補正カーブデータを決めている。
【0006】この補正カーブデータを予め記憶媒体(例
えばROM)に書き込んでおき、A/D変換後のディジ
タルデータをこの記憶媒体に入力し、変換された出力を
逆γ補正後の補正ディジタル映像信号とする。
【0007】また、表示させるディスプレイがアナログ
の場合、上記補正ディジタル映像信号をD/A変換し、
このアナログ変換した信号によりディスプレイを駆動し
て入力映像信号による画像を表示する。
【0008】前記A/D変換後のディジタル信号にγ補
正を含む所定の信号処理を施し、この信号処理した信号
によってディスプレイに表示可能とする映像信号処理装
置において、ディジタル変換した信号を構成するビット
数のうち、入力映像信号の重要な部分(有効ビット数)
をディスプレイの階調数必要なビット数に変換する変換
ROMを備え、この変換ROMで得たビット信号に信号
処理を施し、映像信号による画像の重要な部分の階調数
(有効階調数)を増加させる方法が特開平6−3350
13に記述されている。
【0009】また、前記A/D変換後のディジタル信号
に基づいてγ補正を行う回路で、A/D変換されたディ
ジタルデータから階調レベルの分布状態を検出するデコ
ーダ及びカウンタと、補正パターンを切り替え可能とす
る記憶手段を持ち、階調レベルの分布状態に応じてその
補正パターンを切り替えることにより、γ補正の結果得
られる階調レベル分布を最適化し画像のコントラスト等
を自動的に最適化する方法が特開平6−178153に
記述されている。
【0010】また、表示装置の入力信号の種類や階調分
布特性、外光の明るさなどの外部環境によってγ補正カ
ーブを切り替えて、コントラストの増加や階調つぶれを
抑制した表示を可能にする方法なども特開平6−230
760に記述されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、表示するディ
スプレイの階調数はその仕様により決まっており、例え
ば表示階調数が少ない64階調(6ビット26万色)の
ディスプレイの場合、NTSCなどの自然画表示を行う
とその表示品位が低下するという問題がある。
【0012】その理由は8ビット(256)A/D変換
の場合、変換後のディジタルデータがγ補正ROMを通
すことによってその階調数に抜けが発生し184階調に
なる。さらに64階調26万色ディスプレイの場合は8
ビットデータのうち上位6ビットを使用すると階調数が
64まで低下するためである。
【0013】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、表示階調数の少な
いディスプレイに自然画を表示したときに見られる表示
品位の低下の問題を解決する映像信号処理方法及び装置
を提供する点にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に記
載の発明の要旨は、入力映像信号に対してCRTの特性
に合わせて逆γ補正を施し、輝度特性がリニアなディス
プレイに表示する映像信号処理装置であって、入力映像
信号をディジタル変換してnビット信号を出力するA/
D変換手段と、該A/D変換手段からのnビット信号に
対して逆γ補正関数もしくは低輝度レベルにおいて前記
逆γ補正関数の階調を補完する疑似逆γ補正関数のいず
れかに基づく信号処理を施してnビット信号の上位ビッ
トをnビットよりもビット数が少ないmビット信号とし
て出力する信号処理部と、該信号処理部の信号処理を前
記逆γ補正関数もしくは前記疑似逆γ補正関数のいずれ
の関数に基づいて行うかをドットクロック毎、ライン
毎、フィールドまたはフレーム毎に切り替えて選択する
選択手段とを具備することを特徴とする映像信号処理装
置に存する。また、この発明の請求項2に記載の発明の
要旨は、疑似逆γ補正関数は、低輝度レベルにおいて擬
似的に(m+1)ビットでの立ち上がりと同じレベルに
した関数であることを特徴とする請求項1記載の映像信
号処理装置に存する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態
である映像信号処理装置の構成を示すブロック図であ
る。この図において、11はA/D変換部、14は多階
調化逆γ補正回路であり、この多階調化逆γ補正回路1
4は、逆γ補正変換ROM12と逆γ補正カーブ選択回
路13とで構成される。逆γ補正変換ROM12の内部
には、2種類以上の逆γ補正カーブのデータが予め書き
込まれている。
【0016】A/D変換部11で変換された8ビットデ
ィジタル信号は、逆γ補正変換ROM12の下位アドレ
スに接続される。逆γ補正変換ROM12で所定のデー
タに変換された8ビットディジタル信号のうち上位6ビ
ットデータが補正ディジタル映像信号として使用され
る。
【0017】また、逆γ補正カーブ選択回路13から出
力される逆γ補正カーブ選択信号15は逆γ補正変換R
OM12の上位アドレスに接続されている。
【0018】図2は逆γ補正カーブ選択回路13の詳細
回路図である。水平垂直各同期信号を正極性にするため
のインバータ27, 28、ドットクロック29を1/2
に分周するフリップフロップ21、水平同期信号を1/
2に分周するフリップフロップ22、垂直同期信号を1
/2に分周するフリップフロップ23、フリップフロッ
プ22の出力とフリップフロップ23の出力との排他的
論理和をとるゲート25、さらに排他的論理和ゲート2
5の出力とフリップフロップ21の出力との排他的論理
和をとるゲート26、ゲート26の出力をラッチするフ
リップフロップ24で構成される。
【0019】次に、図1を参照して、本実施形態の映像
信号処理装置の実際の動作について説明する。入力映像
信号(RGB原色ビデオ信号またはパソコン信号)はA
/D変換部11で8ビットのディジタル信号に変換さ
れ、この変換された8ビットディジタル信号が逆γ補正
変換ROM12の下位ビットアドレスに入力される。
【0020】一方、この逆γ補正変換ROM12の上位
ビットアドレスには逆γ補正カーブ選択回路13から出
力される逆γ補正カーブ選択信号15が接続されてお
り、その選択信号の出力レベルに応じて逆γ補正変換R
OM12の内部に予め書き込まれた2種類以上の逆γ補
正カーブのデータを切り替えている。なお、逆補正変換
γROM12内に書き込まれた逆γ補正カーブのデータ
の詳細については後述する。
【0021】そして逆γ補正変換ROM12で所定のデ
ータに変換された8ビットディジタル信号に対して、デ
ィスプレイの階調数が64階調(6ビット)と少ない場
合には、8ビットデータのうち下位2ビットを外した上
位6ビットデータを使用してディジタル信号変換を行
い、ディスプレイを駆動して入力映像信号による画像の
表示を行う。
【0022】次に図2を参照して逆γ補正カーブ選択回
路13の動作を説明する。入力水平同期信号30はイン
バータ27によりその極性が反転して(正極性)フリッ
プフロップ22のクロック入力端子に入力される。同様
に入力垂直同期信号31はインバータ28によりその極
性が反転して(正極性)フリップフロップ23のクロッ
ク入力端子に入力される。フリップフロップ22および
23からはそれぞれ入力水平同期信号30と入力垂直同
期信号31の1/2の周波数の信号が出力され、排他的
論理和ゲート25によってそれぞれの信号が合成され
る。
【0023】一方ドットクロック信号29はフリップフ
ロップ21によってその周波数が1/2に分周される。
フリップフロップ21からの分周出力と排他的論理和ゲ
ート25の出力は、排他的論理和ゲート26によって信
号が合成される。排他的論理和ゲート26からの出力は
最後にフリップフロップ24によってラッチされて出力
される。
【0024】つまりこれらの回路によって排他的論理和
ゲート26からの出力は、ドットクロック毎、水平信号
(ライン)毎、垂直信号(フィールドまたはフレーム)
毎にその出力レベルの論理が反転した信号になる。この
信号は図1の逆γ補正変換ROM12の上位ビットアド
レスに接続されているので、ドットクロック毎、ライン
毎、フレーム(フィールド)毎に変換ROMに書き込ま
れた逆γ補正カーブのデータを切り替えることができ
る。
【0025】次に逆γ補正変換ROM12に書き込まれ
ている逆γ補正カーブデータについて図3、図4および
図5を参照して説明する。
【0026】例えばプラズマディスプレイ(PDP)で
は、その表示特性がCRTなどの受像管と異なりリニア
なためγ特性を持っていない。従ってCRTのγ特性に
合わせて逆γ補正を行う必要がある。
【0027】逆γの補正とは入力の信号レベルをeとす
るとeに対してeのγ乗を重み付けしてやることで、N
TSCの放送ではγの値は2.2が適当とされ、そのよ
うな補正をかけて送像している。
【0028】従ってこの係数2.2を使い、出力信号レ
ベルをLとして、γの特性式
【数1】L=a*e2.2 から8ビットディジタル入力データに対応する出力デー
タを算出し、逆γ補正変換ROMデータとする。
【0029】図3は前記特性式から求めたA/D変換後
の8ビット入出力特性を表している。ディスプレイの階
調数が64階調(6ビット)の場合には、8ビットデー
タのうち上位6ビットデータを使用する。この時の補正
カーブは図3の出力を6ビットに換算した図4の入出
力特性になる。
【0030】ここで図中補正カーブの入出力特性が、入
力信号レベル230以降1対1になっているのは映像の
明るい場面で信号が飽和しないように、また不正規の信
号にも対応できるようA/D変換器の入力レベルに10
%のマージンを持たせているためである。
【0031】図5は図4の入力が0から128の部分を
拡大した図である。図中はγの特性式から求めた標準
の補正カーブであり、はのカーブに対して低輝度レ
ベル(0から127)で階調を補完するようなカーブ
つまり出力が1ステップ上がるための各入力レベルを7
ビットでの立ち上がりと同じレベルにしたものである。
【0032】図3、図4及び図5のデータの値を図6〜
図9の表に示す。図6〜図9中、XはA/D変換後の8
ビットデータ、Yは逆γ補正後の8ビットデータであ
る。この8ビットデータの上位7ビットを使ったデータ
がY1であり、上位6ビットを使ったデータがY3である。
このデータY3が図5のカーブに相当する。Y2データ
は、入力Xが0から128での変位点がY1と等しく、そ
の時の出力値がY3と等しくなるようなものであり、言わ
ば低輝度レベルにおいて擬似的に7ビットデータを採用
した(補完した)6ビットデータである。このデータY2
が図5のカーブに相当する。
【0033】ここでのカーブで低輝度レベルに対して
補完させるようにしたのは、逆γ補正による階調の欠落
が多いのは低輝度レベルであることと、切り替えによる
輝度の変化を目立ちにくくするためである。
【0034】この2つのカーブ(と)を切り替える
ことによって、入力が0から127での出力階調数が擬
似的に2倍の32(16+16:7ビット相当)になる
ので全体として80階調(64+16)までその階調数
を増やすことができる。
【0035】次に、本実施形態の映像信号処理装置から
の出力の一例を図10及び図11を参照して説明する。
図10及び図11は1画面を構成する画素の内のある部
分(6×6)を取り出して説明したものであり、格子外
上部の数字はA/D変換をする際の入力レベルを示し、
各格子内の数字は図5ののカーブのデータ(図6〜図
9のデータY3)を、格子内に○内で示す数字は図5の
のカーブのデータ(図6〜図9のデータY2)を示す。
【0036】図10(a)は、図5のカーブのみを用
いた場合の出力、図10(b)は図5のカーブのみを
用いた場合の出力である。図10(c)は、逆γ補正カ
ーブ選択回路13によりドットクロック毎、ライン毎で
逆γ補正カーブが切り替えられることにより逆γ補正変
換ROM12から出力されるディジタル信号の一例であ
り、図10(d)は図9(c)と異なるフレームにおけ
る出力ディジタル信号の一例である。その結果、フレー
ム間補正が行われることにより図11のような出力デジ
タル信号が得られる。このデータは、図6〜図9に示し
た7ビットデータY1に相当していることが分かる。
【0037】従って、本実施形態の映像信号処理装置
よれば、入力映像信号(RGB原色映像信号またはパソ
コン信号)をディジタル変換した後、所定の信号処理
(逆γ補正)をして画像をディスプレイに表示する際、
そのディジタル変換した信号のビット数、例えばA/D
変換の8ビット(256階調)に対してディスプレイの
階調数が例えば64階調(6ビット)と少ない場合に、
ある特定の逆γ補正カーブの切り替えを隣接するドット
クロック毎、ライン毎、フィールドまたはフレーム毎に
行うことにより、見掛け上階調数を増加させ、画質の向
上がはかれる。
【0038】また補正カーブは低輝度側の階調を補完す
るようなカーブとし、さらにその選択は、ドットクロッ
ク毎、ライン毎の千鳥格子配列パターンをフィールドま
たはフレーム単位で+補正と−補正を切り替えているの
で画面上固定パターンノイズになりにくいという効果が
ある。
【0039】すなわち、図5の、に示す2つのカー
ブをフレーム毎のみで切り替えればフリッカが生じ(図
10(a)(b)をフレーム毎に交互に出力することに
対応する)、一方、ドットクロック毎、ライン毎のみで
切り替えるとS/Nの劣化した固定ノイズになりやすい
(図10(c)または(d)のみを出力することに対応
する)ため、これらを組み合わせてもノイズが固定しな
いように、時間的及び空間的に拡散している。言い換え
れば、これは一種の誤差拡散やディザのようなものであ
り、ノイズによって見かけ上階調を増やしていることに
なる。
【0040】加えて、低輝度側の階調特性を主に変えて
高輝度側への補正カーブを変えないようにしたので極端
に不自然な画像にならない。しかも、逆γ補正によって
欠落するデータが低輝度側に多いため、低輝度側の階調
を補完することによる画質向上の効果も大きい。
【0041】更に言えば、誤差拡散処理LSIなどの高
価なかつ複雑な回路を用いることなく、比較的容易な回
路で誤差拡散類似の効果をもたらすことができ、また、
A/D変換回路のビット数(分解能)を増やさずに解像
度上昇を図ることができる、という効果もある。
【0042】なお、本実施の形態においては、本発明は
上述の映像信号処理回路に限定されず、本発明を適用す
る上で好適な回路に適用することができる。
【0043】すなわち、前記一実施形態では一例として
ディスプレイの階調数が64階調(6ビット)の場合に
ついて記述したが、256階調(8ビット)などそのデ
ィスプレイの階調数が増えた場合にも同様の効果があ
る。
【0044】また補正カーブの選択は、ドットクロック
毎、ライン毎の千鳥格子配列パターンをフィールドまた
はフレーム単位で+補正と−補正を切り替える場合につ
いて記述したが、表示画像によっては、それらのうちの
いくつかの組み合わせによって切り替えてもよい。
【0045】補正カーブの種類については、図3の標準
の逆γ補正カーブに対して低輝度レベル(0から12
7)で出力が1ステップ上がるための各入力レベルを7
ビットでの立ち上がりと同じレベルにしたもの(図4,
5)を前記実施形態にしたが、表示するディスプレイ
の階調数に応じてその1ステップの入力レベルは変わ
る。
【0046】またこれらの逆γ補正カーブは切り替えに
よって合成した際に擬似的に標準のカーブとなるように
する等、その種類は多数考えられる。一例として、2つ
のカーブを合成すると図5のになるようなカーブや、
変位点を変えたカーブを3つ以上にして切り替えたも
の、さらには低輝度側だけでなく表示する映像に応じて
任意のレベルまで上述の疑似7ビットカーブを適用した
もの、等が挙げられる。さらに前記実施形態では低輝度
レベルに対してその階調を補完させるようカーブについ
て記述しているが高輝度側にも同様の補正を施したカー
ブを使用しても良い。
【0047】また、上記構成部材の数、位置、形状等は
上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好
適な数、位置、形状等にすることができる。なお、各図
において、同一構成要素には同一符号を付している。
【0048】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、表示階調数の少ないディスプレイに自然画を表示し
たときに見られる表示品位の低下の問題を解決する映像
信号処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である映像信号処理装置
示すブロック図である。
【図2】逆γ補正カーブ選択回路の具体的構成を示す回
路図である。
【図3】8ビットの逆γ補正カーブ入出力特性図であ
る。
【図4】一実施形態の逆γ補正カーブ入出力特性図であ
る。
【図5】図4の一部拡大図である。
【図6】図3、図4及び図5のデータを示す図である。
【図7】図6と同様の図である。
【図8】図6と同様の図である。
【図9】図7と同様の図である。
【図10】本実施形態の映像信号処理装置の出力を説明
するための図である。
【図11】図10と同様の図である。
【符号の説明】
11 A/D変換部 12 逆γ補正変換ROM 13 逆γ補正カーブ選択回路 14 多階調化逆γ補正回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/14 - 5/217 H04N 5/66 - 5/74 G09G 3/00 - 3/38

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力映像信号に対してCRTの特性に合
    わせて逆γ補正を施し、輝度特性がリニアなディスプレ
    イに表示する映像信号処理装置であって、 入力映像信号をディジタル変換してnビット信号を出力
    するA/D変換手段と、 該A/D変換手段からのnビット信号に対して逆γ補正
    関数もしくは低輝度レベルにおいて前記逆γ補正関数の
    階調を補完する疑似逆γ補正関数のいずれかに基づく信
    号処理を施してnビット信号の上位ビットをnビットよ
    りもビット数が少ないmビット信号として出力する信号
    処理部と、 該信号処理部の信号処理を前記逆γ補正関数もしくは前
    記疑似逆γ補正関数のいずれの関数に基づいて行うかを
    ドットクロック毎、ライン毎、フィールドまたはフレー
    ム毎に切り替えて選択する選択手段とを具備することを
    特徴とする映像信号処理装置。
  2. 【請求項2】 疑似逆γ補正関数は、低輝度レベルにお
    いて擬似的に(m+1)ビットでの立ち上がりと同じレ
    ベルにした関数であることを特徴とする請求項1記載の
    映像信号処理装置。
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