JP3021581B2 - 送受信切換回路 - Google Patents

送受信切換回路

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JP3021581B2 JP2231919A JP23191990A JP3021581B2 JP 3021581 B2 JP3021581 B2 JP 3021581B2 JP 2231919 A JP2231919 A JP 2231919A JP 23191990 A JP23191990 A JP 23191990A JP 3021581 B2 JP3021581 B2 JP 3021581B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は無線通信機に関し、特に無線通信機の送受
信切換回路に関するものである。
〔従来の技術〕 無線通信機において、特に該無線通信機本体に外装さ
れる外部マイクを用いて交信を行う場合には、該マイク
からの音声入力の有無を利用して受信状態から送信状態
に切換えることができる、いわゆるVOX(ボイス・オペ
レイティッド・リレイ)を用いることが行われている。
第2図は従来のVOXを用いた無線通信機の構成を示す
ものであり、第2図(a)は無線通信機本体側の回路
図、第2図(b)は無線通信機に外装される外部マイク
及び外部スピーカとそれに付随する回路の回路図であ
る。
第2図において、ジャック66の端子a1には低周波出力
回路69が接続され、プラグ72がジャック66に差し込まれ
ないときには、端子a2を介して内蔵スピーカ56aに低周
波出力が入力され、プラグ72がジャック66に差し込まれ
たときには、該プラグ72を介して外部スピーカ56bに低
周波出力回路69からの低周波信号出力が入力されるよう
になっている。
また、ジャック65の端子b1にはマイクへの電源供給線
が接続され、プラグ71がジャック65に差し込まれたとき
には、送受信切換スイッチ(以下PTT(プッシュ・ツウ
・トーク)スイッチという)50bをONの状態にすること
によって外部マイク51bに電源電圧Vccが与えられる。ま
た、ジャック65の端子b2にも電源供給線が接続され、プ
ラグ71がジャック65に差し込まれたときには、端子b2
介して電源電圧VccがVOX70に印加され、これによってPT
Tスイッチ50bがOFFの状態であっても外部マイク51bに入
力があると、受信状態から送信状態に切換えることがで
きる。尚、内蔵マイク51aは単に本体側のPTTスイッチ50
aをONの状態にすることによって、動作状態になる通常
の構成となっている。
この構成において、送信時ではPTTスイッチ50aあるい
は50bがONされるので、トランジスQ53がONとなり、アン
プQ54を介して送信検出信号Stが送出されて送受信切換
回路55を作動させるとともに、マイクアンプ80も作動し
て音声の送信ができるようになっている。また、受信時
にはトランジスタQ53はOFFとなって送信検出信号Stが送
出されないので、送受信切換回路55によって受信に切換
えられ、低周波出力回路69の出力が内蔵スピーカ56aあ
るいは外部スピーカー56bから出力される。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記構成によると、ジャック65には送信時に外部マイ
ク51bの電源供給線を接続する端子b1と、受信時にVOX70
への電源供給線を接続する端子b2が必要となり、現在、
多用されているステレオプラグ、ジャックを用いても1
対のプラグ71トジャック65を以て外部マイク51b及び外
部スピーカ56bの両方への接続ができず、外部スピーカ5
6の駆動のためにはプラグ71、ジャック65とは別に1対
の低周波信号出力の専用のプラグ72、ジャック66を必要
としていた。
また、PTTスイッチ50aあるいは50bをONすることによ
って、無線通信機を送信状態とすることになるが、この
操作は結果としてマイクへの供給電源をアースしている
ことになる。ところが、例えばジャック65にイヤホーホ
ンのプラグが差し込まれるような誤った使用をされたと
きにも、端子b1はイヤホーンを通じてアースされること
になり、PTTスイッチ50a、50bあるいはVOX70がONされて
いないにもかかわらず無線通信機は送信状態を形成する
ことになり不都合である。
この発明は上記従来の事情に鑑みて提案されたもので
あって、1対のプラグ、ジャックでVOXを使用した無線
通信機の送受信の切り換えが可能な送受信切換回路を提
供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するためにこの発明は以下の手段を採
用している。すなわち、第1図(a)、(b)に示すよ
うに、送受信切換スイッチ(PTTスイッチ)4aまたは4b
のON、OFFに対応してマイクの電源電圧を1本の電源供
給線で切り換える中間電圧発生回路10(10a、10b)と、
該中間電圧発生回路10(10a、10b)の出力に応じて送受
の判定を行う送受信判定回路20と、上記送受信切換スン
イッチ4aまたは4bがOFFのときの該中間電圧発生回路10
(10a、10b)の出力を利用したVOX30とよりなるもので
ある。
〔作 用〕
PTTスイッチ4aあるいは4bがONのときには、中間電圧
発生回路10aあるいは10bは高電圧の電源を内蔵マイク5a
あるいは外部マイク5bに印加し、また、該中間電圧発生
回路10aあるいは10bの出力を受けて、送受信判定回路20
が送受の判定を行い、送信検出信号Stを出力する。これ
によって、送信状態が形成され、内蔵マイク5aあるいは
外部マイク5bからの音声出力がマイクアンプ15に入力さ
れることになる。
また、PTTスイッチ4aあるいは4bがOFFのときには、受
信状態となり内蔵スピーカ8aあるいは外部スピーカ8に
低周波信号出力が入力される。このとき、中間電圧発生
回路10(10a、10b)は送信時よりは低い電圧の電源をVO
X30に印加し、VOX30が作動する待機状態となっている。
この状態で内蔵マイク5aあるいは外部マイク5bより音声
が入力されるとVOX30が作動し、PTTスイッチ4aあるいは
4bがONにされたのと同じ状態、すなわち無線通信機の送
信状態を形成する。
〔実施例〕
以下本発明を図面に示す1実施例に基づいて説明す
る。第1図はこの発明の1実施例を示すものであり、第
1図(a)は無線通信機本体側の回路図、第1図(b)
は該無線通信機に外装される外部マイク及び外部スピー
カとそれに付随する回路の回路図である。
第1図において、ジャック2の端子c1には、電源電圧
Vccが抵抗R4を介して印加され、該電源電圧Vccはプラグ
1が挿入されないときには、端子c1を介して内蔵マイク
5aに印加されるようになっているとともに、プラグ1が
ジャック2に差し込まれたときには、電源電圧Vccは上
記ジャック2の端子c1とプラグ1を介して外部マイク5b
に印加される。
上記内蔵マイク5aあるいは外部マイク5bは、並列に中
間電圧発生回路10aあるいは10bが接続され、PTTスイッ
チ4aあるいは4bと連動するようになっている。すなわ
ち、PTTスイッチ4aあるいは4bがONされた送信状態のと
きにはトンランジスタQ1あるいはQ4がOFFになり、電源
電圧Vccが抵抗R4を介してそのまま内蔵マイク5aあるい
は外部マイク5bに印加されることになり、内蔵マイク5a
あるいは外部マイク5bからの音声出力はマイクアンプ15
に入力される。
一方、受信時にはPTTスイッチ4aあるいは4bはOFFとな
っており、そのときにはトランジスタQ1あるいはQ4がON
となり、外部マイク5bが接続されていない場合では内蔵
マイク5aにはR3/(R4+R3)×Vccが、外部マイク5bが接
続されてる場合には該外部マイク5bにR11/(R4+R11)
×Vocが、それぞれ印加されることになる。
ジャック2の端子c1の無線通信機の本体内部側には、
送受信判定回路20が電源と並列に設けられている。この
送受信判定回路20はPTTスイッチ4aあるいは4bがONにな
ったとき、上記のように抵抗R4を介してトランジスタQ2
のベースに印加される電源電圧Vccは上がり、該トラン
ジスタ2QはOFFとなり、トランジスタQ3のベース電位が
エミッタ電位より低くなってONとなり、コレクタより送
信検出信号Stを送受信切換回路25に送出する。
一方、PTTスイッチ4aあるいは4bがOFF、すなわち受信
状態になったときには、上記中間電圧発生回路10aある
いは10bによって上記トランジスタQ2のベース電位が低
くなり、該トランジスタQ2がONとなり、逆にトランジス
タQ3がOFFとなって送信検出信号Stは送出されない。
しかしながら、受信状態において中間電圧発生回路10
aあるいは10bによって形成される中間電位は、内蔵マイ
ク5aあるいは外部マイク5b及びVOX30にも入力されてい
るので、内蔵マイク5aあるいは外部マイク5bより音声が
入力されることによって、VOX30が作動し、送信状態を
形成することができる。
尚、低周波出力回路26からの低周波出力はプラグ1を
未挿入のときはジャック2の端子c2を介して内蔵スピー
カ8aに、またプラグ1をジャック2に挿入したときには
端子c2とプラグ1を介して外部スピーカ8bに接続される
ようになっている。
以上の説明によって明らかなように、上記構成では送
信時に内蔵マイク5aあるいは外部マイク5bに接続されて
いる電源供給線と、受信時にVOX30、外部マイク5bある
いは内蔵マイク5aに接続される電源供給線は共通となっ
ている。従って、ジャック(プラグ)端子はマイク用と
スピーカ用の2つがあれば足り、1対の一般に使用され
るステレオタイプのプラグ、ジャックだけを用いて外部
マイクと外部スピーカとを無線通信機本体に接続できる
ことになる。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明は、VOXを用いた無線通
信機において送信時と、VOX専用電源の必要な受信時と
でマイクあるいはVOXへ供給する電源電圧を同一の電源
供給線上で切換えることができるので、一対のプラグ、
ジャックを用いて外部マイク及び外部スピーカと無線通
信機本体とを接続し、送受信を切り換えることができ、
省スペース化を図ることができる。
更に、送信状態は外部マイクの一方の端子をアースす
ることによって形成される構成にはなっていないので、
例えば、誤ってジャックにイヤホーンのプラグを差し込
んで外部マイクの一方の端子がアースされたとしても送
信状態になることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による1実施例の回路図であり、第1図
(a)は無線通信機本体側の回路図、第1図(b)は外
部マイク及び外部スピーカとそれに付随する回路の回路
図、第2図は従来例の回路図であり、第2図(a)は無
線通信機本体側の回路図、第2図(b)は外部マイク及
び外部スピーカとそれに付随する回路の回路図である。 図中、 4(4a、4b)……送受信切換(PTT)スイッチ、 10(10a、10b)……中間電圧発生回路、 20……送受信判定回路、30……VOX。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送受信切換スイッチ(4)のON、OFFに対
    応して1本の電源供給線によって供給されるマイクへの
    電源電圧を切り換える中間電圧発生回路(10)と、 該中間電圧発生回路(10)の出力電圧に応じて送受信状
    態の判定を行う送受信判定回路(20)と、 上記送受信切換スイッチ(4)がOFFのときの中間電圧
    発生回路(10)の出力電圧を利用したVOX(ボイス・オ
    ペレイティッド・リレイ)(30)とよりなることを特徴
    とする送受信切換回路。
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