JP3021327B2 - タンク屋根鉄筋現場組立装置 - Google Patents

タンク屋根鉄筋現場組立装置

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JP3021327B2
JP3021327B2 JP7203221A JP20322195A JP3021327B2 JP 3021327 B2 JP3021327 B2 JP 3021327B2 JP 7203221 A JP7203221 A JP 7203221A JP 20322195 A JP20322195 A JP 20322195A JP 3021327 B2 JP3021327 B2 JP 3021327B2
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井 信 行 松
河 知 之 小
山 満 横
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  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドーム状のタンク
屋根を鉄筋コンクリートで構築するのに用いるタンク屋
根鉄筋現場組立装置に関する。
【0002】
【従来の技術】大型タンクの屋根は、従来、底板や側壁
がコンクリート製であっても、鋼製が多い。しかし、最
近はメンテナンスの容易さなどにより、鉄筋コンクリー
ト製屋根が出現し始めている。また、屋根形状は、自重
を支持する構造及び排水等からドーム状の形状が多い。
【0003】この大型タンクの屋根は、自重を支保する
ことが大変困難であることから、屋根上に機械等の載架
は困難なので、現場における鉄筋組立作業は、1本づつ
人力作業で行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ドーム状屋根は、屋根
が側壁と接続する最外周部は、かなりの勾配をもつ断面
となり、作業員に危険である。また、屋根の下型枠(鉄
筋コンクリートの下側型枠であり、設置される鉄筋の支
承板)には荷重制限がある。
【0005】本発明は、安全性、作業性を向上するタン
ク屋根鉄筋現場組立装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ドーム
状のタンク屋根を鉄筋コンクリートで構築するのに用い
るタンク屋根鉄筋現場組立装置において、大型タンク
(A)のドーム状屋根(R)の外周部には環状の走行ベ
ース(C)が設けられ、その走行ベース(C)上にはベ
ースマシン(1)が走行できるように配置され、そのベ
ースマシン(1)のタンク(A)側にはドーム状屋根
(R)の断面形状に沿った円弧状のガータ(2)がマス
ト(4)にガイドされる起伏ワイヤ(5)で起伏される
ように枢着され、そのガータ(2)の下面に沿って横行
自在に設けたハンドリング装置(10)を備え、そのハ
ンドリング装置(10)はガータ(2)の下梁(2a)
を挟持する一対のローラ(12)により支持されて横行
できる横行台車(11)を有し、その横行台車(11)
に垂設した伸縮マスト(13)は起伏シリンダ(14)
で起伏可能であり、その伸縮マスト(13)の下端には
旋回装置(15)により鉄筋把持装置(20)が旋回可
能に支持され、その鉄筋把持装置(20)はマスト(1
3)の下端に支持されたアーム(21)とそのアーム
(21)の両端部に間隔(D)をおいて立設したクラン
プ装置(23)とよりなっている。
【0007】上記のように構成されたタンク屋根鉄筋現
場組立装置においては、鉄筋把持装置で鉄筋を把持して
横行台車を横行し、鉄筋把持装置を旋回、起伏及び昇降
して鉄筋を所定位置に位置決めしたのち、爪を開いて鉄
筋を配筋する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
例を説明する。
【0009】図1及び図2において、大型タンクAのド
ーム状屋根Bの外周部には、環状の走行ベースCが設け
られている。その走行ベースC上には、ベースマシン1
が周回走行できるように配置されている。
【0010】このベースマシン1のタンクA側には、ド
ーム状屋根Bの断面形状に沿った円弧状のガータ2がピ
ン3により枢着され、マスト4にガイドされる起伏ワイ
ヤ5の伸縮により起伏されるようになっており、ベース
マシン1の他端には、カウンタウエイト6が設けられて
いる。そして、ガータ2の下面に沿って全体を符号10
で示すハンドリング装置が横行自在に設けられている。
なお、図中の符号7は運転室である。また、ベースマシ
ン1には、鉄筋を仮置きする図示しない鉄筋小運搬用カ
ートリッジが設けられている。
【0011】図3及び図4において、ハンドリング装置
10の横行台車11は、ガータ2の下梁2aを上下から
挟持する前後両端の一対のローラ12によりガータ2の
下梁2a、2aに支持され、図示しない走行装置により
横行されるようになっている。
【0012】その横行台車11の中央部からは、伸縮マ
スト13が垂設され、このマスト13の上部と横行台車
11との間には、起伏シリンダ14が介装されている。
そして、伸縮マスト13の下端には、旋回装置15によ
り全体を符号20で示す鉄筋把持装置が旋回自在に支持
されている。
【0013】図5及び図6をも参照し、鉄筋把持装置2
0は、マスト13の下端に支持されたアーム21と、そ
のアーム21の両端部に間隔D(例えば2m程度)で立
設された全体を符号23で示すクランプ装置とからなっ
ている。
【0014】そのクランプ装置23は、アーム21の端
面に突設された一対のピン部22に枢着されたベルクラ
ンク状の爪24、24と、その爪24に一端が枢着され
たリンク25と、作動端27にリンク25、25の他端
を枢着したシリンダ26と、シリンダ26の上端をアー
ム21に支持するブラケット28とからなっている。そ
して、シリンダ26を収縮すると、リンク25、25を
介して爪24、24が鎖線で示すように開かれ、シリン
ダ26を伸長すると、爪24、24が実線で示すように
閉じられるようになっている。
【0015】次に鉄筋組立ての態様を説明する。
【0016】先ず、ベースマシン1を走行し、ガータ2
を所定位置を含む位置に移動し、横行台車11をベース
マシン1側へ横行し、爪24、24を開いてカートリッ
ジに収められている鉄筋Eの中央部をくわえたのち、爪
24、24を閉じて鉄筋Eを把持する。次いで、横行台
車11を横行し、鉄筋把持装置20を旋回、起伏及び昇
降して鉄筋Eを所定位置に位置決めする。そこで、爪2
4、24を開いて鉄筋Eを所定位置に配筋したのち、前
述と同様の動作を繰返して鉄筋Eを組立てる。なお、ド
ーム状屋根B上に障害物がある場合は、起伏ワイヤ5に
よりガータ2を起伏して干渉を避ける。また、以上の作
業は、すべて運転室7内のオペレータの操作により行
う。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、安全性、作業性を向上して施工期間を短縮
し、施工費の低減を図ることができる。
【0018】また、複数台の設置が可能であり、転用が
容易で、据付け、解体が容易であり、従来の親子クレー
ンに比べて軽量で、かつ、ガータ先端をクランプするこ
とにより暴風時対策が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面図。
【図2】図1の側面図。
【図3】ハンドリング装置を示す正面図。
【図4】図3の側面図。
【図5】鉄筋把持装置を示す正面図。
【図6】図5の側面図。
【符号の説明】
A・・・大型タンク B・・・ドーム状屋根 C・・・走行ベース D・・・間隔 E・・・鉄筋 1・・・ベースマシン 2・・・ガータ 3・・・ピン 4・・・マスト 5・・・起伏ワイヤ 6・・・カウンタウエイト 7・・・運転室 10・・・ハンドリング装置 11・・・横行台車 12・・・ローラ 13・・・伸縮マスト 14・・・起伏シリンダ 15・・・旋回装置 20・・・鉄筋把持装置 21・・・アーム 22・・・ピン部 23・・・クランプ装置 24・・・爪 25・・・リンク 26・・・シリンダ 27・・・作動端 28・・・ブラケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−149121(JP,A) 特開 昭61−51480(JP,A) 実開 昭58−41123(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04G 21/14 E04H 7/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドーム状のタンク屋根を鉄筋コンクリー
    トで構築するのに用いるタンク屋根鉄筋現場組立装置に
    おいて、大型タンク(A)のドーム状屋根(R)の外周
    部には環状の走行ベース(C)が設けられ、その走行ベ
    ース(C)上にはベースマシン(1)が走行できるよう
    に配置され、そのベースマシン(1)のタンク(A)側
    にはドーム状屋根(R)の断面形状に沿った円弧状のガ
    ータ(2)がマスト(4)にガイドされる起伏ワイヤ
    (5)で起伏されるように枢着され、そのガータ(2)
    の下面に沿って横行自在に設けたハンドリング装置(1
    0)を備え、そのハンドリング装置(10)はガータ
    (2)の下梁(2a)を挟持する一対のローラ(12)
    により支持されて横行できる横行台車(11)を有し、
    その横行台車(11)に垂設した伸縮マスト(13)は
    起伏シリンダ(14)で起伏可能であり、その伸縮マス
    ト(13)の下端には旋回装置(15)により鉄筋把持
    装置(20)が旋回可能に支持され、その鉄筋把持装置
    (20)は伸縮マスト(13)の下端に支持されたアー
    ム(21)とそのアーム(21)の両端部に間隔(D)
    をおいて立設したクランプ装置(23)とよりなること
    を特徴とするタンク屋根鉄筋現場組立装置。
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