JP3021304B2 - 断熱耐火パネルの接続構造 - Google Patents

断熱耐火パネルの接続構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二枚の金属外皮間に耐
火芯材を充填させた断熱耐火パネルの接続構造に関し、
詳しくは、接続箇所においても充分な耐火仕様になそう
とする技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、二枚の金属外皮a,b間に耐火芯
材cを充填する断熱耐火パネルAaは、図15に示すよ
うに、その側端面において二枚の金属外皮a,bを折り
曲げ、その折り曲げ片42a,42bを耐火芯材cの側
端面に当接させるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このよう
に、折り曲げ片42a,42bを耐火芯材cの側端面に
当接させるものにおいては、断熱耐火パネルAa,Aa
を下地材Fに固定し、その接続箇所に耐火性の目地材J
を充填するものである。従って、パネルの接続箇所にお
いては、耐火性の目地材Jが存在するだけであり、パネ
ルの接続箇所における耐火性を高め難く、そして、目地
材Jのバックアップ材が存在しないから、目地材Jを良
好に充填し難くなるなどの問題があった。
【0004】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、金属外皮間に耐
火芯材を充填させた断熱耐火パネルの接続において、充
分な耐火性を維持して接続することができ、そして、目
地材の充填も容易におこなえる断熱耐火パネルの接続構
を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1においては、二
枚の金属外皮a,b間に耐火芯材c・・を充填させた
熱耐火パネルの接続構造であって、パネルを接続する接
続側の端部において、表面側の金属外皮bの端片が耐火
芯材cの側端面に対向するように接続片42として折り
曲げられ、接続片42と耐火芯材cの側端面間に隙間X
が形成され、接続される断熱耐火パネルA,Aがその側
端面間に間隔を隔てて下地材Fに固定され、断面略U字
状で耐火材から形成された長尺な接続具Gの両側の脚片
Hが断熱耐火パネルAの側端の上記隙間Xに挿入され、
断熱耐火パネルA,Aの対向する接続片42,42間で
上記接続具Gに至って目地材Jが充填され、接続具Gと
下地材Fとの間には断熱材Kを充填して成ることを特徴
とするものである。
【0006】
【0007】
【作用】耐火芯材cの側端面とこれに対向するとともに
表面の金属外皮bに一連となった接続片42との間の隙
間Xに、断面が略U字状の接続具Gの脚片Hを挿入す
る。このことで、接続される断熱耐火パネルA,A間に
金属性の接続具Gを容易に存在させる。そして、この接
続具Gをバックアップ材としてその表面側に目地材Jを
容易に充填する。このように、二枚の金属外皮a,b間
に耐火芯材cを充填させ断熱耐火パネルA,Aの接続箇
所の耐火性を金属性の接続具Gで充分に高め、この接続
具Gを利用して目地材Jの充填も容易におこなう。
つ、接続具Gと断熱耐火パネルA,Aを取付ける下地材
Fとの間には断熱材Kを充填することから、断熱耐火パ
ネルA,Aの接続箇所において表面から裏面に至って断
熱性を備えるものである。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述す
る。図2及び図3は断熱耐火パネルAの生産ラインの説
明図を示していて、生産ラインの始端部には、送り出し
装置2としての上下にアンコイラー2a,2bが設けら
れ、上のアンコイラー2aから供給されるフープ材の上
の金属外皮aは搬送途中に設けられた第1の折り曲げ装
置3にて幅方向の両側端部がロール成形される。その成
形形状は図7及び図8に示す。また、下のアンコイラー
2bから供給されるフープ材の下の金属外皮bには、そ
の幅方向の両端部で送り始端部に設けられた打抜き部9
において打抜き孔8a,8bが打抜かれる。このような
打抜き孔8a,8bは図5に示すように、先行のパネル
体部分イと後続のパネル体部分ロの切断分離に利用さ
れ、そして、ラインの切断位置において、後述のよう
に、下の金属外皮bの折り曲げ仕上げをおこなうもので
ある。
【0009】下の金属外皮bの搬送途中には、二箇所に
わたって折り曲げ装置3,3が配設され、これら折り曲
げ装置3,3にて後述する芯材を保持する芯材保持用の
端部保持片1,1がロール成形される。この端部保持片
1はパネルの接続のためのパネル接続片1aになるもの
である。その成形形状は、図4(a)(b)に示す。こ
れらの折り曲げ装置3,3の下流側に接着剤の部分塗布
装置10が配設され、この部分塗布装置10にて下の金
属外皮bのパネルの幅方向の両端部に接着剤が部分的に
塗布される。部分塗布装置10の下流側には、パネルの
幅方向の両端部に挿入部21が配設され、挿入部21に
おいて、珪酸カルシウムにて形成された硬質の耐火芯材
c,cが挿入されるようにしてある。耐火芯材cは、パ
ネルの幅方向の中央部に配されるロックウール材の無機
質繊維材dと、パネルの幅方向の両端部に配される珪酸
カルシウムの無機質材eとから構成されるものである。
しかして、部分塗布装置10にて接着剤が下の金属外皮
bの幅方向の両端部に塗布され、その塗布箇所に金属外
皮bの送り方向に長い短冊状の珪酸カルシウムの無機質
材e,eが装填され、接着することができるようにして
ある。
【0010】珪酸カルシウムの挿入部21の後方には装
填装置4が配設され、パネルの幅方向の両端部の珪酸カ
ルシウムの無機質材e,eの間にロックウール材にて形
成された耐火芯材c・・を装填させることができるよう
にしてある。このようなロックウールの無機質繊維材d
・・を珪酸カルシウムの無機質材e,e間に装填させる
装填装置4は、無機質繊維材dの繊維方向をパネルの厚
さ方向に設定して金属外皮a,b間に装填させるもので
あり、以下その構成を詳述する。
【0011】図9に示すように、ロックウールを短冊状
に切断する切断装置6は、その始端部に受入れ用のロー
ラコンベヤ11が配設されて、板状の無機質繊維板Dを
積み重ねて待機させるようにしてある。ローラコンベヤ
11の終端部には、移載機12が配置され、ローラコン
ベヤ11から移載された一枚の無機質繊維板Dを移動送
りすることができるようにしてある。移載機12の移送
方向の終端部には、切断装置6の主要部を構成するスリ
ッター13が配設され、スリッター13にてその繊維方
向が金属外皮a,bの送り方向とは直交する水平横方向
に向けられた無機質繊維板Dをその繊維方向とは直交す
る方向に分断し、数本の短冊状の無機質繊維材d・・を
切断分離することができるようにしてある。
【0012】スリッター13の下流部には、ストッパー
14を備えたコンベヤ61が配設され、ストッパー14
にて受けられた短冊状の無機質繊維材d・・を矢印ヘに
示すように、生産ラインに対して略直交する水平横方向
に移送することができるようにしてある。コンベヤ61
の終端部には反転装置7が配置され、この反転装置7に
おいては、コンベヤ61にて移送される短冊状の無機質
繊維材dの各々を例えば反転バー15の回転にて無機質
繊維材dを90°回転させて、その繊維方向を上下方向
に向くようにしてある。
【0013】反転装置7に隣接させて、送りコンベヤ1
6、サイドガイド22、昇降ストッパー23が設けら
れ、送りコンベヤ16にて、その繊維方向を上下方向に
なされた数本(実施例では5本)の短冊状の無機質繊維
材d・・をまとめて送り込みコンベヤ17に移すことが
できるようにしてある。送り込みコンベヤ17は、水平
部分18と傾斜部分19とから構成され、まとめられた
数本の無機質繊維材d・・を生産ラインの上方で、かつ
生産ラインに沿って下流側に移送し、そして、傾斜部分
19において流下状態にしながら、生産ラインにおいて
連続的に送られている下の金属外皮bの上で、既に接着
剤にて取着されている珪酸カルシウムの無機質材e,e
間に装填することができるようにしてある。この場合、
無機質材e・・の先端は先行の無機質材e・・に当接さ
せて、詰め込むことができるようにしてある。このよう
な詰め込みにて、パネルの幅方向において、無機質繊維
材d,d同士の突き合わせ縁20が一直線状に揃うのを
回避し、突き合わせ縁20をずらすことで、製品におい
て曲げ強度の弱い部分が生じるのを回避するようにして
ある。
【0014】このようなロックウールの無機質繊維材d
の下の金属外皮bへの挿入箇所の上流部には、接着剤塗
布装置24が配設されていて、上下の金属外皮a,bの
上下両面に予め接着剤を塗布することができるようにし
てある。図10に示すように、接着剤塗布装置24は、
塗布ノズル25を搬送される金属外皮bに当接させた場
合に、ノズル孔26から所定圧力にて噴出される接着剤
の噴出圧を受けて塗布ノズル25を金属外皮bから若干
後退させて金属外皮bに対して僅かな隙間Eを形成する
塗布ノズル保持手段27と、塗布ノズル25の表面に形
成されていて、上記隙間における接着剤を均一に均して
接着剤を金属外皮bに面状に塗布するロール状の均し部
28とを備えている。図中29はシリンダー、30はス
プリング、31は受ロールである。
【0015】このような接着剤塗布装置24によれば、
塗布ノズル25を上または下の金属外皮bに当接させ、
ノズル孔26から噴出される接着剤が金属外皮b及び受
ロール31にて受けられることに起因する受圧力にて、
塗布ノズル25が金属外皮bから後退し、金属外皮bと
の間に噴出圧に起因する所定の隙間Eを形成する。この
ような隙間Eにおいてノズル孔26から噴出された接着
剤を塗布ノズル25に形成されたロール状の均し部28
において面状にかつ隙間Eに相当する厚みにおいて均し
て金属外皮bに塗布する。また、上の金属外皮aにも同
様にして接着剤が塗布される。このように、接着剤を噴
出する圧力に起因する受圧力にて塗布ノズル25を金属
外皮a,bから後退させて隙間Eを形成し、このような
隙間Eにおいて接着剤を面状に均して金属外皮a,bに
塗布することで、搬送される上の金属外皮aの下面、下
の金属外皮bの上面においても良好に塗布することがで
きるのである。そして、ノズル孔26から接着剤を噴出
する圧力を変更することで、接着剤を金属外皮a,bに
噴出することに起因して、塗布ノズル25が金属外皮
a,bから離れる隙間Eを変更し、接着剤の厚みの設定
を容易に変更するものである。このような接着剤塗布装
置24は種々設計変更可能である。
【0016】接着剤塗布装置24の下流部にはガイドロ
ール(図示せず)が設けられ、このガイドロールの下流
部には、成形装置5として、上成形型34と、下成形型
35とをコンベヤ状に回動自在にしたダブルコンベヤ形
態に形成されている。このような成形装置5は種々設計
変更可能である。成形装置5の下流部には、切断手段4
3としての丸のこ形態の切断機36が配設されて、図4
(a)及び図14(a)における切断位置Lにて、上下
の丸のこ39,40にて上下の金属外皮a,b及び耐火
芯材c・・の切断をおこなうのである。さらに、図4
(a)及び図14(c)に示すように、切断除去手段4
4として一対の丸のこ41,41が配されて、上記切断
位置Lより前後に入り込んだ位置Rにおいて、上の金属
外皮a及び耐火芯材c・・を下の金属外皮bに至らない
ように切断し、除去することができるようにしてある
(図14(d)参照)。このような耐火芯材c・・の不
要部分の除去に際しては、予め離型剤の塗布が塗布装置
46にて打抜き孔8a,8b間の全域ホにおいておこな
われていて、不要部分の除去を容易におこなえるように
なされている。この場合、離型剤に代えて離型紙を貼着
してもよいものである。そして、不要部分の耐火芯材c
・・が除去されて残された金属外皮a,bの端部部分を
ラインに組み込まれた端面折り曲げ機37にて図5のX
寸法でその幅を示す接続片42を耐火芯材cが除去され
た位置Pにおいて折り曲げ、断熱耐火パネルAを得るの
であり、そして、送り出しローラコンベヤ38にてその
製品を送り出すのである。図中ハ、ニ部は丸のこ41,
41による除去部分を示している。
【0017】ところで、側端面42を折り曲げる折り曲
げ手段45としての折り曲げ機37は、図12に示すよ
うに、生産ランイ内に組み込まれて、切断されたパネル
体Cの前後端部において接続片42を折り曲げることが
できるようにしてある。以下その構成を詳述する。前後
のコンベヤ47a,47b間には位置決め用のプッシャ
ー49と送りコンベヤ50を備えた昇降部48がシリン
ダー51にて昇降自在に配設されている。プッシャー4
9はシリンダー52にて前後位置が変更可能に構成され
ている。しかして、所定寸法に切断され、その端部にお
いて耐火芯材cが必要量だけ除去されたパネル体Cがコ
ンベヤ47aの終端部に搬送されると、シリンダー51
にて昇降部48が上昇され、そして、シリンダー52に
てプッシャー49が移動されてパネル体Cの前端部に当
接して、パネル体Cの位置決めをおこなうことができる
ようにしてある。この場合、パネル体Cの側端部位置も
位置決めされるものである。
【0018】昇降部48の前後部で、その下部にはベン
ダー58が配設され、シリンダー53の伸長にて固定板
54に対して先端の曲片55をヒンジにおいて折り曲げ
ることができるようにしてある。そしてベンダー58の
上部には、クランパー56と押さえ具57とが昇降自在
に配設されている。しかして、プッシャー49にて位置
決めされたパネル体Cの前端部は、下降されたクランパ
ー56にて押さえられて保持され、そして、押さえ具5
7が下降して、押さえ具57が下の金属外皮bの折り曲
げ位置Pを押さえ、そして、ベンダー58のシリンダー
53が伸長して曲片55をヒンジにおいて折り曲げて、
下の金属外皮bを折り曲げて接続片42を耐火芯材cの
側端面に若干の隙間Xを形成して接続片42を対向させ
ることができるようにしてある。このような隙間Xは断
熱耐火パネルA,Aの接続に利用するものである。以
下、断熱耐火パネルA,Aの接続構造を説明する。
【0019】即ち、図1に示すように、接続される断熱
耐火パネルA,Aの一方のものが例えば、縦胴縁として
施工された下地材FにボルトLにて固定する。そして、
固定された断熱耐火パネルAの側端面と下地材Fの表面
側に押圧して例えばセラミックファイバーを断熱材Kと
して充填する。更に、断面略U字状で耐火材として金属
製のチャンネル材から製作された長尺な接続具Gの両側
の脚片Hを固定された断熱耐火パネルAの側端の隙間X
に挿入する。そして、接続される断熱耐火パネルAの隙
間Xを接続具Gの他方の脚片Hに係合するようにして、
この接続される断熱耐火パネルAを下地材FにボルトL
にて固定する。
【0020】このように、耐火芯材cの側端面とこれに
対向するとともに表面の金属外皮bに一連となった接続
片42との間の隙間Xに、断面が略U字状の接続具Gの
脚片Hを挿入することで、接続される断熱耐火パネル
A,A間に金属性の接続具Gを容易に存在させるのであ
る。そして、この接続具Gをバックアップ材としてその
表面側に目地材Jを容易に充填するのである。
【0021】ところで、金属外皮a,bの送り出し装置
2の送り出し速度、上下の金属外皮a,b間に耐火芯材
c・・を充填するダブルコンベヤ33の成形装置5の搬
送速度など、切断手段43までのライン速度は、約3m
/min程度で、そして、切断手段43にて切断された
後、切断位置Lの耐火芯材cが除去されたパネル体部分
イは、送りコンベヤにて約40m/min程度の高速で
折り曲げ手段45まで持ち込まれ、折り曲げ手段45に
おいて、パネル体Cを停止させて緩速度で折り曲げがお
こなわれるのである。
【0022】
【発明の効果】請求項1においては、二枚の金属外皮間
に耐火芯材を充填させた断熱耐火パネルの接続構造であ
って、パネルを接続する接続側の端部において、表面側
の金属外皮の端片が耐火芯材の側端面に対向するように
接続片として折り曲げられ、接続片と耐火芯材の側端面
間に隙間が形成され、接続される断熱耐火パネルがその
側端面間に間隔を隔てて下地材に固定され、断面略U字
状で耐火材から形成された長尺な接続具の両側の脚片が
断熱耐火パネルの側端の隙間に挿入され、断熱耐火パネ
ルの対向する接続片間で上記接続具に至って目地材が充
填され、接続具と下地材との間には断熱材を充填してい
るから、耐火芯材の側端面とこれに対向するとともに表
面の金属外皮に一連となった接続片との間の隙間に、断
面が略U字状の接続具の脚片を挿入することで、断熱耐
火パネル間に金属性の接続具を容易に存在させることが
でき、そして、この接続具をバックアップ材としてその
表面側に目地材を容易に充填することができ、しかし
て、二枚の金属外皮間に耐火芯材を充填させ断熱耐火パ
ネルの接続箇所の耐火性を金属性の接続具で充分に高
め、この接続具を利用して目地材の充填も容易におこな
、かつ、接続具と断熱耐火パネルを取付ける下地材と
の間には断熱材を充填することから、断熱耐火パネルの
接続箇所において表面から裏面に至って断熱性を備える
ことができるという利点がある。
【0023】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、断熱耐火パネルの接
続箇所の断面図である。
【図2】同上の一実施例の生産ラインを示す概略説明図
である。
【図3】同上の生産ラインを示す概略説明図である。
【図4】(a)(b)は下の金属外皮の幅方向の端部に
おける曲げ形状を示す破断斜視図である。
【図5】同上の金属外皮に形成された打抜き孔を示す破
断斜視図である。
【図6】(a)は同上の下の金属外皮の曲げ形状と打ち
抜き孔との関係を示す斜視図、(b)は同上の打ち抜き
孔の平面図である。
【図7】同上の断熱耐火パネルの端部斜視図である。
【図8】同上の断熱耐火パネルの接合状態の断面図であ
る。
【図9】同上の耐火芯材の装填装置を示し、(a)は動
作を説明する概略平面図、(b)(c)(d)は部分側
面図である。
【図10】同上の接着剤の塗布作用を示し、(a)
(b)(c)は断面図である。
【図11】同上の切断装置を示し、(a)は概略側面
図、(b)は作用を示す説明図、(c)は上下の金属外
皮を切断する丸のこを示す正面図、(d)は上の金属外
皮及び耐火芯材を切断する丸のこを示す正面図である。
【図12】同上の折り曲げ手段を示し、一部省略した概
略側面図である。
【図13】(a)(b)(c)は同上の折り曲げ作用を
示す説明図である。
【図14】同上の一実施例の生産工程を示し、(a)乃
至(e)は概略説明図である。
【図15】従来例の断面図である。
【符号の説明】
a 金属外皮 b 金属外皮 c 耐火芯材 A 断熱耐火パネル F 下地材 G 接続具 H 脚片 J 目地材 X 隙間 42 接続片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−220881(JP,A) 特開 平6−10477(JP,A) 実開 平5−84705(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04F 13/00 - 13/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二枚の金属外皮間に耐火芯材を充填させ
    断熱耐火パネルの接続構造であって、パネルを接続す
    る接続側の端部において、表面側の金属外皮の端片が耐
    火芯材の側端面に対向するように接続片として折り曲げ
    られ、接続片と耐火芯材の側端面間に隙間が形成され
    接続される断熱耐火パネルがその側端面間に間隔を隔て
    て下地材に固定され、断面略U字状で耐火材から形成さ
    れた長尺な接続具の両側の脚片が断熱耐火パネルの側端
    の上記隙間に挿入され、断熱耐火パネルの対向する接続
    片間で上記接続具に至って目地材が充填され、接続具と
    下地材との間には断熱材を充填して成ることを特徴とす
    断熱耐火パネルの接続構造
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