JP3021212U - 傾斜部における機器等水平取付自在金具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 建物などの傾斜部分に機器等を水平に取り付
けるための角度自在の金具である。 【構成】 建物等への取付金具（１）及び機器等取付金
具（２）の一方に支持点用ボルト（３）を取り付け、も
う片方に角度調整用長穴（５）を明け角度調整用ボルト
（４）を取り付けたものである。

Description

【考案の詳細な説明】 この実用新案は、建物などの傾斜部分に機器等を水平に取り付けるための角 度自在の金具に関するものである。

従来、このような場所に機器等を取り付ける場合、その都度現場に出向き一 つ一つ角度を測量し単品の金物を作製していた。これは、たいへんな手間であ り、また金物の単価も高額となる。本考案は、その欠点を除くためになされた ものである。

本考案の構造を図２において説明すれば、建物等への取付金具（１）及び機 器等取付金具（２）の一方に支持点用ボルト（３）を取り付け、もう片方に角 度調整用長穴（５）を開け角度調整用ボルト（４）を取り付けたものであり、 支持点用ボルト（３）を中心として建物等への取付金具（１）及び機器等取付 金具（２）の右側を、角度調整用長穴（５）の分だけ図６のように開くことが できる。

本考案は、このような構造であるから、図７のように建物の傾斜部分、たと えば傾斜のついた天井（６）などに機器を取り付ける場合、本考案を使用すれ ば傾斜角度に関係なく機器（７）を水平に取り付けることができる。

また、図８，図９のように、角度拡大金具（８）及びワッシャ（９）を取り 付けることにより傾斜角度を大きくすることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の平面図である。

【図２】 本考案の正面図である。

【図３】 本考案の底面図である。

【図４】 本考案の左側面図である。

【図５】 本考案の右側面図である。

【図６】 図２の右側を開いた場合の正面図である。

【図７】 本考案及び機器を傾斜のついた天井に取り付
けた場合の正面図である。

【図８】 本考案の傾斜角度が大きい場合の正面図であ
る。

【図９】 図８のＡの部分の右側面図である。

【符号の説明】

（１） 建物等への取付金具 （２） 機器等取付金具 （３） 支持点用ボルト （４） 角度調整用ボルト （５） 角度調整用長穴 （６） 傾斜のついた天井 （７） 機器 （８） 角度拡大金具 （９） ワッシャ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】加工した鉄板とボルト，ナット，ワッシ
   ャ，スプリングワッシャを組み合わせた、角度自在の金
   具。