JP3021160U - かつら - Google Patents

かつら

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JP3021160U
JP3021160U JP1995008874U JP887495U JP3021160U JP 3021160 U JP3021160 U JP 3021160U JP 1995008874 U JP1995008874 U JP 1995008874U JP 887495 U JP887495 U JP 887495U JP 3021160 U JP3021160 U JP 3021160U
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hair
wig
artificial
human
human hair
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JP1995008874U
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Inventor
雅紀 古石
Original Assignee
株式会社コイシ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人工毛髪のかつらが有する保湿性の欠如並び
に光沢の不自然さを解消する。 【構成】 ポリエステル系繊維で形成した人工毛髪1B
(20〜90%)に、所定の処理を施した人毛1A(8
0〜10%)を混入し、かつらベース2のネット体に、
結着植毛して、人工毛髪の欠点を解消する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、かつらの特にその毛髪材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
かつらは、頭部毛髪の部分的減少、若しくは額方向からの後退に際して、これ を補うもので、従来より種々の構造のものが提案されているが、かつらの毛髪材 料としては、人毛が多用されている。 これは、人毛を洗浄処理や表面のリン片(キューティクル)除去処理等をして 、毛髪自体との相違があったとしても、人毛が毛髪に最も近い外観を具備してい るためである。
【0003】 また一方人毛の代わりに人工毛髪の使用も提案されている。この人工毛髪は、 種々のものが知られているが、アクリル系繊維のものは、耐熱性に劣り、熱湯に よるシャンプーや、ドライヤーによるセット等には不適当である。これに対して ポリエステル系の合成繊維は、耐熱性、耐久性に優れているが、その表面光沢が 毛髪と相違する外観上の欠点がある。そこでポリエステル系繊維による人工毛髪 は、表面の光沢処理を施して使用されている(特公平5−15803号)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで人毛を使用したかつらは、人毛の殺菌、脱色等の処理により、その強 度が低下して耐久性が悪く、特にパーマ等で整髪した場合はその傷みが促進され る。 また一方人工毛髪は、たとえその表面処理によって人毛に近い光沢に形成でき たとしても、人毛以上とすることはできず、またその保湿性が欠如し、毛髪の自 然感が表現し難い。 そこで本考案は、両者を混合した新規なかつらを提案したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るかつらは、ポリエステル系繊維で形成した人工毛髪20〜90% に、所定の処理を施した人毛80〜10%を混入し、かつらベースのネット体に 、結着植毛してなることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】
人工毛髪と人毛を混合した場合、かつら全体からみると、人工毛髪(ポリエス テル系繊維製)によって腰の強さや、整髪形態の保持能力(カールの持続性)を 具備し、人毛の混入によって保湿性を確保でき、かつら全体の色合い並びに光沢 を、毛髪に近づけることができた。
【0007】
【実施例】
次に本考案の実施例について説明する。 実施例のかつらをその製造工程を追って説明すると、人毛1Aは、洗浄消毒し た後染色を施し、更に所定の区分(長さ及び色合い)によって分別して、通常の かつら製造に供給できるようにしておく。次にポリエステル系繊維で形成した人 工毛髪1Bは、従前の通り製出し、前記人毛1Aと近似した色合い並びに長さの ものを区分選択して前記人毛1Aと同じくかつら製造への供給可能状態としてお く。そして人毛30%、人工毛髪70%を混合して捌いてかつら毛1とし、ネッ ト状のかつらベース2に、前記かつら毛1を植毛(ネットに結着)して、かつら を製出するものである。
【0008】 従って製出されたかつらは、人工毛髪1B内に人毛1Aが混ざって植毛されて いるので、人工毛髪1Bの優れた耐久性並びに整髪対応性を具備すると共に、人 工毛髪100%のかつらでは得ることのできない、人毛1Aによる保湿性並びに 光沢を得ることができたものである。
【0009】 勿論人工毛髪と人毛の比率は、種々実施した結果前記実施例の7:3が最適で あるが、本考案は必ずしも前記比率に限定されるものではなく、人毛100%の かつらや、人工毛髪100%のかつらに比較して、混合の効果を得ることができ る割合即ち2:8〜9:1の割合の範囲内であれば任意に定められるものである 。
【0010】
【考案の効果】
以上のように本考案は、人毛とポリエステル系繊維製の人工毛髪を混合して植 毛したかつらで、人毛のかつら及び人工毛髪のかつらのそれぞれの欠点を解消し て、より使い易いかつらを提供することができたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のかつらの実施例の製造工程の説明図。
【符号の説明】
1 かつら毛 1A 人毛 1B 人工毛髪 2 かつらベース

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステル系繊維で形成した人工毛髪
    20〜90%に、所定の処理を施した人毛80〜10%
    を混入し、かつらベースのネット体に、結着植毛してな
    ることを特徴とするかつら。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のかつらに於いて、人工毛
    髪に人毛を7:3の割合で混入したことを特徴とするか
    つら。
JP1995008874U 1995-07-31 1995-07-31 かつら Expired - Lifetime JP3021160U (ja)

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