JP3021114B2 - パレットに対する曲げ製品集積方法及び装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、ベンダで加工された
製品を各種搬送装置によって搬送し、集積パレットに傾
斜した状態に集積する方法及び装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種の技術では、ベンダで加工
された製品を搬出テーブルに送り、搬出テーブルからフ
ォークリフト又はクレーンによって製品を取出すか、ま
たはバキュームパッドにより吸着し、空中搬送によって
集積用リフタ台車上に取出していた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の技
術では、パレット上に製品を積重ねていくと下層の製品
が上層の製品の重みで変形してしまうことになる。

【０００４】さらに、枠形状製品、薄板成形品は剛性が
少なく変形してしまい、集積できない等の課題があっ
た。とくに大きな孔あるいは切欠きのある製品では尚更
である。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明は上述のごとき問
題に鑑みてなされたもので、請求項１に係る発明は、水
平なパレット座の一端側に傾斜した背もたれを備えてな
るパレット上に曲げ製品を集積する方法であって、曲げ
製品を吸着自在の複数のバキュームパッドを備えたバキ
ュームアームを、前記パレットに対して接近離反する方
向へ移動自在，上下動自在かつ傾斜自在に設け、上記複
数のバキュームパッドによって吸着した製品を、前記パ
レットの背もたれに沿って傾斜した状態に予め集積した
集積製品に沿って傾斜した状態に集積するに当って、前
記製品の傾斜角を前記背もたれの傾斜角より小さくし
て、当該製品の上端を前記集積製品に接触させた後、当
該製品の下端側を吸着しているバキュームパッドから順
次バキュームを解除して、当該製品を前記集積製品に接
触せしめることによって前記パレット座上に傾斜して集
積する曲げ製品集積方法である。

【０００６】請求項２に係る発明は、水平なパレット座
の一端側に傾斜した背もたれを備えてなるパレット上に
曲げ製品を集積する装置であって、曲げ製品を吸着自在
の複数のバキュームパッドを備えたバキュームアーム
を、前記パレットに対して接近離反する方向へ移動自
在，上下動自在かつ傾斜自在に設け、前記複数のバキュ
ームパッドによって吸着した製品を前記背もたれの傾斜
に沿って傾斜状態に集積するとき、当該製品の傾斜角を
前記背もたれの傾斜角より小さく保持して当該製品の上
端を既に集積済みの曲げ製品に接触させ、上記製品の下
端側を吸着しているバキュームパッドからバキュームを
順次解除することにより最上位のバキュームパッドを中
心として当該製品を回転して既に集積済みの曲げ製品に
集積する構成としてなるものである。

【０００７】

【実施例】以下、本発明を実施した一実施例を図面に基
づいて詳細に説明する。

【０００８】まず、図２に示すように、この発明の実施
例の曲げ製品Ｇの搬出、集積装置１の下部に設備された
クロスコンベア３の近傍に曲げ加工装置５が配置されて
いる。

【０００９】そして、図２の上部よりクロスコンベア３
に積載された曲げ製品Ｇ、背もたれ付パレット７、自動
倉庫９およびスタッカクレーン１１の順に配設され、い
ずれも、センターリングＣＲ基準となっている。

【００１０】したがって、曲げ加工装置５によって曲げ
加工された曲げ製品Ｇをクロスコンベア３に移送し、そ
して背もたれ付パレット７上に集積し、その後にパレッ
ト７を自動倉庫９に搬入し、スタッカクレーン１１によ
って棚積みされる。

【００１１】次に前記した各装置および機器の詳細につ
いて説明する。

【００１２】図１ないし図４を参照するに、曲げ製品Ｇ
の搬出、集積装置１（以後、単に「搬送、集積装置」と
いう）の架台１３は、左右２本の梁材１５を柱材１７が
支えた立方体状に構成されている。

【００１３】前記梁材１５をレールとしてトラバーサ１
９が図３の左右レール（梁材）１５のそれぞれに配置さ
れ、図１の左右方向に往復動する。

【００１４】トラバーサ１９が往復動する原動力は、図
３に示す電動機２１によって行われる。この左右動電動
機２１には、梁材（レール）１５に固定された軸受（図
示省略）を介して連結シャフト２３が連結されている。

【００１５】左右のレール１５にはラックギヤーが取付
けられており、このラックギヤーと、前記連結シャフト
２３の両端に固定され、左右動電動機２１の力を左右の
トラバーサ１９に伝えるピニオンギヤー２９とが噛合
い、それによってトラバーサ１９の左右の移動を同期さ
せる。

【００１６】前記左右のスライド２７は、トラバーサ１
９に挿設され、ＬＭガイドレール２９Ａに沿って上下に
移動される。前記スライド２７の上下動は図４に示す昇
降用電動機３１によって行なわれる。

【００１７】前記左右のスライド２７にはラックギヤー
２５が取付けられており、このラックギヤー２５と連結
シャフトの両端に固定され、昇降用電動機３１の出力を
スライド２７に伝えるピニオンギヤーとが噛合い、それ
によってスライド２７の上下動を同期させる。

【００１８】図１および図４に示すように、トラバーサ
１９のスライド２７の最下端には回動用ヒンジ（軸受）
３７が設けられ、この回動用ヒンジ３７を介して回動軸
３９が回動自在に取付けられており、回動軸３９にはバ
キュームフレーム４１が取付けられている。

【００１９】このバキュームフレーム４１は図５に示す
ように、回動用ヒンジ３７に支持され、回動軸３９を介
して回転駆動用電動機４３に連結されている。バキュー
ムフレーム４１はスライドユニット４５によってバキュ
ームアーム４７を取付けている。

【００２０】バキュームアーム４７には曲げ製品Ｇを吸
着するバキュームユニット４９を取付けている。スライ
ドユニット４５は図６に示すように、バキュームアーム
４７に設けたスライド用長孔５１を介してバキュームア
ーム４７とバキュームフレーム４１をノブナット５３に
よって連結する。すなわち、ノブナット５３はスライド
ピース５５によって取付けられ、このスライドピース５
５によってバキュームアーム４７は図１の左右方向に移
動可能となる。

【００２１】バキュームユニットト４９は図７に示すよ
うに、バキュームブロック５７のフランジ端とバキュー
ムアーム４７とをノブナット５３によって連結する。す
なわち、ノブナット５３はスライドピース５５によって
取付けられ、ノブナット５３を緩めると、それによって
バキュームブロック５７の移動が可能となる。

【００２２】また、バキュームブロック５７は、スライ
ドベアリング５９を介して吸着管６１が取付けられ、そ
の先端にはバキュームパット６３が固定されている。バ
キュームパット６３は曲げ製品Ｇに圧着する際に生ずる
衝撃力を吸収するため、バネ６５を吸着管６１に取付け
ている。また、吸着管６１の昇降位置を検出するため、
昇降検出用近接スイッチ６７をブラケット６９によって
バキュームブロック５７に取付けている。

【００２３】図１に示すように、バキュームアーム４７
の下方にクロスコンベア３が配設されている。このクロ
スコンベア３は曲げ加工終了後の製品Ｇの搬送と集積位
置への製品Ｇの位置決めとして設けられている。

【００２４】背もたれ付パレット７は前記したように、
クロスコンベア３と自動倉庫９との間に位置し、図１に
示すようにスライド下降位置Ｐの直下付近に配設されて
いる。

【００２５】背もたれ付パレット７は図８に示すよう
に、複数個の曲げ製品Ｇが縦置きできるための充分な広
さをもった水平なパレット座７１と、パレット座７１と
同様の広さと充分な高さをもちパレット座７１の一端側
に傾斜して設けられた背もたれ７３とによって構成され
ており、背もたれ７３は、作業中はパレット座７１に対
し図示のごとく、例えば８０°〜９０°の傾斜角θ_A と
しておかれり、傾斜角θ_A の調整は、背もたれ７３に設
けられた回転自在の回転ヒンジ７５を中心に行なわれ
る。

【００２６】また、背もたれ７３は、図１０のＣ部分お
よび図１１に示すようにステー７７によって調整した傾
斜角度θ_A に強固に保持され、パレット座７１の先端お
よび背もたれ７３の上端に釣り金具７９を取付け、この
釣り金具７９にステー７７の先端あるいは上端に設けた
フック８１を引掛け、ターンバックル８３でパレット座
７１と背もたれ７３を緊張させ、かつ背もたれ付パレッ
ト７の安全ガイドを兼ねさせることができる。

【００２７】また、図１２および図１３に示すように、
パレット座７１の前端部近くにストッパ８５を設けてい
る。ストッパ８５は、軸受座８７に回転自在に設けられ
た軸８９に捩りバネ９１を取付けている。捩りバネ９１
の一端は軸８９に固定され、他端はパレット座７１の固
定片９３に固定されており、軸８９の回転によって捩り
バネ９１は捩られ、軸８９を逆回転させるときは捩りバ
ネ９１によって復元する。

【００２８】軸８９の先端には停止棒９５がナット９７
によって回転自在に取付けられており、停止棒９５の行
き過ぎ防止のため、パレット座７１に停止片９９を固定
させている。

【００２９】背もたれ付パレット７の曲げ製品Ｇと接触
する部分には図１４に示すように、傷防止用の例えば軟
質ゴムシート１０１を貼付する。このゴムシート１０１
は平板の他、図１５（他の実施例）に示すように、波形
溝１０３などを形成させて曲げ製品Ｇのズレを防止し、
曲げ製品Ｇの荷崩れを防止する。

【００３０】自動倉庫９は図１および図２に示すよう
に、背もたれ付パレット７の後部に配置し、複数の背も
たれ付パレット７を収容し得る多段の棚１０５を設け、
前記棚１０５と背もたれ付パレット７の位置との間に背
もたれ付パレット７を移動せしめるチェーンコンベア１
０７を設けた構成をなしている。

【００３１】スタッカクレーン１１は背もたれ付パレッ
ト７を前記自動倉庫９の棚１０５へ格納したり、また、
棚１０５から空パレットをチェーンコンベア１０７によ
って取出したりする設備である。

【００３２】以上の構成により、この発明の曲げ製品の
搬出、集積装置１は下記のように作用される。

【００３３】(1) まず、曲げ加工装置５により鋼板など
を成形加工し、曲げ製品Ｇを製作する（図２参照）。

【００３４】(2) 曲げ製品Ｇを曲げ加工装置５よりクロ
スコンベア３上へと搬送する（図２参照）。

【００３５】(3) クロスコンベア３のセンターリングユ
ニットにより曲げ製品Ｇを集積中心で停止させる（図２
参照）。

【００３６】(4) クロスコンベア３で曲げ製品Ｇ端面を
集積基準位置Ｓに合わせる（図１参照）。

【００３７】(5) トラバーサ１９を吸着位置で待機させ
る（図１参照）。

【００３８】(6) 昇降用電動機３１を作動し、ピニオン
ギヤー２９とラックギヤー２５の噛合わせでトラバーサ
１９のスライド２７を下降させる（図４参照）。

【００３９】(7) バキュームフレーム４１、バキューム
ユニット４９のシャフト昇降検出用近傍スイッチ（図示
省略）により曲げ製品Ｇの下降を停止させる（図１参
照）。

【００４０】(8) スライド２７の先端に取付けられたバ
キュームブロック５７のバキュームパット６３を曲げ製
品Ｇに圧着させ、吸着させる（図１参照）。

【００４１】(9) バキュームパット６３は曲げ製品Ｇを
吸着したまま、上昇させる（図１参照）。

【００４２】(10)左右動電動機２１を作動させてトラバ
ーサ１９をレール（梁材）１５に沿って右方に移動さ
せ、スライド下降位置Ｐで停止させる（図１参照）。

【００４３】(11)さらに、スライド２７を下降させ、曲
げ製品Ｇの下端面を集積高さ検出用光電スイッチ３３で
検出し、スライド２７の下降を停止させる（図１参
照）。

【００４４】(12)背もたれ付パレット７をチェーンコン
ベア１０７の集積位置に待機させておく（図１および図
２参照）。

【００４５】(13)トラバーサ１９を背もたれ付パレット
７側に移動させる（図１参照）。

【００４６】(14)曲げ製品Ｇと背もたれ付パレット７、
または集積予定の曲げ製品Ｇと、既に集積済みの曲げ製
品とが接触し、バキュームユニット４９のシャフト昇降
検出用スイッチがシャフト先端部を検出するとトラバー
サ１９を停止させる（図１参照）。

【００４７】このとき、背もたれ付パレット７の背もた
れ７３とバキュームアーム４７の傾斜は図８のようにし
ておく。すなわち、 θ_A ：背もたれ７３の傾斜（８０°〜８９°） θ_B ：θ_A −３° が最適である。

【００４８】θ_A とθ_B に傾斜角度差を設けることで、
以下に述べる集積作業が容易となる。

【００４９】曲げ製品Ｇの上端を下端より早く既に集積
済みの曲げ製品Ｇに接触させ、徐々に下端をパレット座
７１におろしつつ背面を既に集積済みの曲げ製品Ｇに接
触させる。

【００５０】このとき、バキュームの解放は、図９に示
したごとく、ワーク下端側から上端側へと順次タイミン
グを遅らせて行なう。

【００５１】そうすると、バキュームを吸着している最
上位置のバキュームパット６３を中心に曲げ製品Ｇが回
転し、既に集積済みの曲げ製品Ｇと次に集積される曲げ
製品Ｇとは密着されることになる。

【００５２】(15)曲げ製品Ｇを背もたれ付パレット７に
搬入する際には図１６および図１７に示すように、曲げ
製品Ｇでストッパ８５の停止棒９５を押し倒す。このと
きは、軸８９は回転し、捩りバネ９１は捩られた状態と
なる（図１６参照）。

【００５３】曲げ製品Ｇの搬入が終ると、停止棒９５は
圧力がなくなるので捩りバネ９１の弾力によって復元
し、曲げ製品Ｇの角を捩りバネ９１の弾力で押圧してお
く。したがって曲げ製品の荷崩れが発生した場合には倒
れ防止とする（図１７参照）。

【００５４】(16)曲げ製品Ｇを解放後、トラバーサ１９
はスライド下降位置Ｐまで移動し、曲げ製品Ｇの吸着待
機状態まで戻す。

【００５５】(17)トラバーサ１９の移動位置で背もたれ
付パレット７に曲げ製品Ｇの満載を検知する。

【００５６】(18)満載となった背もたれ付パレット７
は、チェーンコンベア１０７により自動倉庫９内へ搬送
される。

【００５７】(19)背もたれ付パレット７は、スタッカク
レーン１１により自動倉庫９の棚１０５内へ格納され
る。

【００５８】(20)スタッカクレーン１１により棚１０５
内から空パレットがチェーンコンベア上へ搬出される。

【００５９】(21)集積作業を再開する。

【００６０】(22)以上を繰返すことで連続集積が行なわ
れる。

【００６１】以上説明したように、この発明の実施例で
は、曲げ加工装置５で加工された曲げ加工製品Ｇをクロ
スコンベア３で吸着位置まで運び、バキュームパット６
３で吸着して上昇させ、背もたれ付パレット７の待機位
置まで運び、そこでバキュームパット６３を下降させて
背もたれ付パレット７の背もたれに対応すべく曲げ製品
Ｇを縦置きに密着集積したので製品の変形を防止するこ
とができる。

【００６２】また、曲げ製品Ｇをクロスコンベア３によ
って自動倉庫９内の棚１０５に収納し、同時に自動倉庫
９内の棚１０５より空パレットを搬出して待機位置まで
運び、集積を再開し、それを繰返すことによって連続集
積を行なうようにした。

【００６３】なお、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、適宜の設計的変更を行なうことにより他
の態様でも実施しうるものである。

【００６４】

【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、本発明によれば、曲げ加工装置で加工された
曲げ製品をパレット上に傾斜した状態に、かつ互いに接
触した状態に集積することができ、集積した際の製品の
自重による製品の変形を防止することができる。また、
集積された曲げ製品の重さによる傷がつかない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の曲げ製品の搬出、集積装置における一
実施例の正面図である。

【図２】図１の平面図である。

【図３】図１のIII −III 矢視図である。

【図４】図３のIV−IV矢視図である。

【図５】図４のＶ−Ｖ矢視図である。

【図６】図５におけるVI矢視部の詳細図である。

【図７】図５におけるVII 矢視部の断面詳細図である。

【図８】背もたれ付パレットの断面詳細図である。

【図９】背もたれ付パレットの断面詳細図である。

【図１０】背もたれ付パレットの断面詳細図である。

【図１１】図１０のＣ部分の断面詳細図である。

【図１２】ストッパの拡大断面図である。

【図１３】図１２のXIII−XIII矢視図である。

【図１４】ゴムシートを貼付した背もたれ付パレットの
断面詳細図である。

【図１５】背もたれ付パレットにおいて、波形溝を形成
したゴムシートの断面図である。

【図１６】背もたれ付パレットにおけるストッパの作動
図である。

【図１７】背もたれ付パレットにおけるストッパの作動
図である。

【符号の説明】

１ 搬出・集積装置 ５ 曲げ加工装置 ７ 背もたれ付パレット ９ 自動倉庫 １１ スタッカクレーン

Claims (2)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 水平なパレット座（７１）の一端側に傾
   斜した背もたれ（７３）を備えてなるパレット（７）上
   に曲げ製品を集積する方法であって、曲げ製品（Ｇ）を
   吸着自在の複数のバキュームパッド（６３）を備えたバ
   キュームアーム（４７）を、前記パレット（７）に対し
   て接近離反する方向へ移動自在，上下動自在かつ傾斜自
   在に設け、上記複数のバキュームパッド（６３）によっ
   て吸着した製品（Ｇ）を、前記パレット（７）の背もた
   れ（７３）に沿って傾斜した状態に予め集積した集積製
   品に沿って傾斜した状態に集積するに当って、前記製品
   （Ｇ）の傾斜角（θ_B ）を前記背もたれ（７３）の傾斜
   角より小さくして、当該製品（Ｇ）の上端を前記集積製
   品に接触させた後、当該製品（Ｇ）の下端側を吸着して
   いるバキュームパッド（６３）から順次バキュームを解
   除して、当該製品（Ｇ）を前記集積製品に接触せしめる
   ことによって前記パレット座（７１）上に傾斜して集積
   することを特徴とするパレットに対する曲げ製品集積方
   法。
2. 【請求項２】 水平なパレット座（７１）の一端側に傾
   斜した背もたれ（７３）を備えてなるパレット（７）上
   に曲げ製品を集積する装置であって、曲げ製品（Ｇ）を
   吸着自在の複数のバキュームパッド（６３）を備えたバ
   キュームアーム（４７）を、前記パレット（７）に対し
   て接近離反する方向へ移動自在，上下動自在かつ傾斜自
   在に設け、前記複数のバキュームパッド（６３）によっ
   て吸着した製品（Ｇ）を前記背もたれ（７３）の傾斜に
   沿って傾斜状態に集積するとき、当該製品（Ｇ）の傾斜
   角を前記背もたれ（７３）の傾斜角より小さく保持して
   当該製品（Ｇ）の上端を既に集積済みの曲げ製品に接触
   させ、上記製品（Ｇ）の下端側を吸着しているバキュー
   ムパッド（６３）からバキュームを順次解除することに
   より最上位のバキュームパッド（６３）を中心として当
   該製品（Ｇ）を回転して既に集積済みの曲げ製品に集積
   する構成としてなることを特徴とするパレットに対する
   曲げ製品集積装置。