JP3020997U - 支柱折畳み機構付き投影機及び支柱折畳み機構付き資料提示装置 - Google Patents
支柱折畳み機構付き投影機及び支柱折畳み機構付き資料提示装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本体に支柱の収納スペースを設けることなく、
一操作で簡単に支柱をコンパクトに折畳むことができ、
且つ、一操作で簡単に展開可能な支柱折り畳み機構を備
えた投影機或いは資料提示装置等の装置を提供する。 【解決手段】ヘッド部3を支持する支柱4を折畳む支柱
折畳み機構を本体2に備えた装置1において、支柱折畳
み機構として、第1連結部材51,第2連結部材52が
支柱4に枢着され、第3連結部材53,第4連結部材5
4が本体2に枢着され、第1連結部材51と第3連結部
材53が互いに枢着され、第1連結部材51と第2連結
部材52,第3連結部材53と第4連結部材54がそれ
ぞれ所定の間隔で平行状態を保つように配置されてなる
リンク機構が備えられている。
一操作で簡単に支柱をコンパクトに折畳むことができ、
且つ、一操作で簡単に展開可能な支柱折り畳み機構を備
えた投影機或いは資料提示装置等の装置を提供する。 【解決手段】ヘッド部3を支持する支柱4を折畳む支柱
折畳み機構を本体2に備えた装置1において、支柱折畳
み機構として、第1連結部材51,第2連結部材52が
支柱4に枢着され、第3連結部材53,第4連結部材5
4が本体2に枢着され、第1連結部材51と第3連結部
材53が互いに枢着され、第1連結部材51と第2連結
部材52,第3連結部材53と第4連結部材54がそれ
ぞれ所定の間隔で平行状態を保つように配置されてなる
リンク機構が備えられている。
Description
【0001】
本考案は、支柱の折畳み機構を備えた、オーバーヘッドプロジェクタ等の投影 機や資料提示装置に関し、より詳細には、支柱の折畳み操作を簡単にした投影機 や資料提示装置に関する。
【0002】
従来、資料等を光学的に拡大しスクリーン等に投影するオーバーヘッドプロジ ェクタ等の投影機や、ヒデオカメラにより資料等を撮影し、モニターTVあるい はビデオプロジェクタに接続して写し出すことができるようにした資料提示装置 等この種の装置には、投影レンズや撮影レンズを備えたヘッド部を支えるために 備えられた支柱を保管の際に折畳み、使用の際に展開させることができるような 支柱の曲げ伸ばし手段が備えられている。 図7,8は、支柱の曲げ伸ばし手段として支柱の折畳み機構を備えた投影機, 資料提示装置の従来例をそれぞれ示す斜視図である。
【0003】 図7に示すように、オーバーヘッドプロジェクタ1は、例えば、その内部に被 投影物を照射するための照射手段として照明光学系,集光光学系等(図示省略) を備えその上部に被投影物を載置すると共に照明光を透過させて該被投影物を照 射可能にする載置手段としてステージガラス2aを備えた箱状の本体2と、被投 影物を結像して投影する投影手段として投影光学系3a,反射ミラー3bを備え たヘッド部3と、ヘッド部3を支持する支柱4とを備えており、本体2内部の照 明手段から照明光をステージガラス2a上の被投影物に照射し、被投影物を通過 した光を投影光学系3a,反射ミラー3b等の投影手段を介して、図示しないス クリーン等に結像せしめることができるようになっている。また、図8に示すよ うに、資料提示装置1’は、資料を載置するステージ2’aを備える板状の本体 2’と、資料を撮影するカメラ3’aを備えるヘッド部3’と、ヘッド部3’を 支える支柱4’を備えており、ステージ2’a上の資料を照明手段2’b等より 照射しながらカメラ3’aで撮影可能なようになっている。また、本体2’には 、図示しない接続手段が備えられており、その接続手段を介して、ビデオプロジ ェクターやTVモニター等に接続せしめてカメラ3’aで撮影した映像を映写可 能なようになっている。 ここで、上記それぞれの装置における支柱の折畳み機構は、支柱4,4’の一 端が本体2,2’にそれぞれ枢着或いは軸着されるようにして構成されており、 装置全体をコンパクトに収納できるように本体2,2’のステージ側に折畳むこ とができるようになっている。
【0004】 このような装置では、支柱を上記枢着点を軸として一段階折畳んだときに、支 柱に備えられたヘッド部が本体のステージから飛び出してしまうものが多い。こ れは、投影レンズ等を備える支柱の長さを投影レンズや撮影レンズの焦点距離や カメラヘッドの寸法等に合わせて設ける必要があり、投影レンズや撮影レンズの 焦点距離等が支柱の折畳み方向における本体の寸法より長い場合があるからであ る。しかし、投影機の収納時にヘッド部が本体からあまり飛び出しすぎていると 、収納スペースを余計に必要とし、また、ヘッド部をぶつけて破損をする虞れ等 があり保管に不便である。そこで、オーバーヘッドプロジェクタ等の投影機や資 料提示装置等の支柱を備えた装置には、従来より、ヘッド部が本体から飛び出し すぎることなくコンパクトに支柱を折畳み可能な手段として、支柱を複数段階に 折り曲げ可能にした支柱折畳み機構が備えられている。
【0005】
図9は、支柱を複数段階に折り曲げ可能にした支柱折畳み機構を備えた従来の オーバーヘッドプロジェクタの概略構成図である。 本体2には支柱4が枢着されている。支柱4は、投影レンズ3aが取り付けら れたヘッド部3を備える第1支柱4aと第2支柱4bとからなり、第2支柱4b の一端が第1支柱4aの一端に枢着されており、他端が本体2に枢着されている 。また、第1支柱4a,第2支柱4bは、それぞれ枢着点41,42を軸に2段 階に折り曲げ可能となっている。また、本体2には、その下部に溝2cが設けら れており、ヘッド部3を嵌入可能になっている。 ここで、装置を保管する際には、先ず、第2支柱4bを枢着点42を軸として 図9(a)の位置から時計回りに回転させて、第2支柱4bの長手方向側面を本 体2のステージガラス2aに接近せしめ、次に、第1支柱4aを枢着点41を軸 として図9(b)の位置から時計回りに回転させて、第1支柱4aの長手方向側 面を本体2の側面2bに接近せしめると共に、ヘッド部3を本体2に設けられた 溝部2cに収納する。また、装置を使用する際には、図9(c)の位置から第1 支柱4a,第2支柱4bを上記とは逆方向に回転させて、支柱4を図9(a)に 示すように展開せしめる。 このように、支柱を複数段階に折り曲げる機構を備え、また、本体にヘッド部 等を格納するスペースを設けた装置であれば、コンパクトな状態にして保管可能 である。
【0006】 しかし、上記のような装置は、保管及び使用の際に支柱の折畳み及び展開操作 を複数回行う必要があるので操作が煩雑且つ不便である。また、本体に支柱の付 設部材を収納するスペースを設けたのでは本体内部に備えられている照明光学系 や集光光学系等の他の構成部材の配置関係上、装置本体を大型化させねばならず 、その分保管,取扱い等が不便になる。また、従来の装置では、支柱の展開時に おける支柱の高さが所定の高さに固定されていたため、レンズの種類によっては 、投影距離範囲が極めて限定されてしまい、使用上不便であった。 そこで、支柱に伸縮機構を備えて支柱を予め縮めた後に支柱を折り曲げるよう にしたものが考えられているが、これは、装置を保管するために複数の操作が必 であり、煩雑さは解消されていない。
【0007】 そこで、本考案は、上記問題点に鑑みて、本体に支柱の収納スペースを設ける ことなく一操作で簡単に支柱をコンパクトに折畳むことができ、且つ、一操作で 簡単に展開可能な支柱折り畳み機構を備えた投影機及び資料提示装置等を提供す ることを目的とする。 また、本体に支柱の収納スペースを設けることなく一操作で簡単に支柱をコン パクトに折畳むことができ、且つ、複数段階に支柱の高さを設定しながら一操作 で簡単に展開可能な支柱折り畳み機構を備えた投影機及び資料提示装置等を提供 することを目的とする。
【0008】
上記目的を達成するため、本考案による支柱折畳み機構付投影機及び資料提示 装置は、ヘッド部を支持する支柱を折畳む支柱折畳み機構を本体に備えた装置に おいて、前記支柱折畳み機構が、前記支柱の異なる2点にそれぞれ枢着された第 1連結部材,第2連結部材と、前記本体の異なる2点にそれぞれ枢着された第3 連結部材,第4連結部材とを備え、前記第1連結部材が前記支柱の他に異なる2 点で前記第3連結部材および前記第4連結部材に枢着され、前記第2連結部材が 前記支柱の他に異なる1点で前記第3連結部材に枢着され、前記第3連結部材が 前記本体の他に異なる2点で前記第1連結部材,前記第2連結部材に枢着され、 前記第4連結部材が前記本体の他に異なる1点で前記第1連結部材に枢着され、 前記第1連結部材における前記支柱との枢着点と前記第3連結部材との枢着点を 結ぶ線分が前記第2連結部材の2つの枢着点を結ぶ線分と平行になるように配置 され、前記第3連結部材における前記本体との枢着点と前記第1連結部材との枢 着点を結ぶ線分が前記第4連結部材の2つの枢着点を結ぶ線分と平行になるよう に配置されたリンク機構を備えることにより、前記本体と前記第3連結部材との 枢着点と前記支柱と前記第1連結部材との枢着点とを、一操作による前記支柱の 折り曲げにより互いに接近させ、一操作による前記支柱の伸ばしにより互いに遠 ざけることができるようにしたことを特徴とするものである。
【0009】 また、本考案による支柱折畳み機構付投影機及び資料提示装置は、ヘッド部を 支持する支柱を折畳む支柱折畳み機構を本体に備えた装置において、前記支柱折 畳み機構が、前記支柱の異なる2点にそれぞれ枢着された第1連結部材,第2連 結部材と、前記本体の異なる3点にそれぞれ枢着された第3連結部材,第4連結 部材,第5連結部材とを備え、前記第1連結部材は、前記支柱に同軸に枢着され た2つの連結部材よりなり、その一方が、前記支柱の他に異なる1点で前記第3 連結部材に枢着され、他方が、前記支柱の他に異なる2点で前記第4連結部材, 前記第5連結部材に枢着され、前記第2連結部材が前記支柱の他に異なる1点で 前記第3連結部材に枢着され、前記第3連結部材が前記本体の他に異なる2点で 前記第1連結部材,前記第2連結部材に枢着され、前記第4連結部材が前記本体 の他に異なる1点で前記第1連結部材に枢着され、前記第5連結部材が前記本体 の他に異なる1点で前記第1連結部材に枢着され、前記第1連結部材の前記支柱 との枢着点と前記第3連結部材との枢着点を結ぶ線分が前記第2連結部材の2つ の枢着点を結ぶ線分と平行になるように配置され、前記第4連結部材の2つの枢 着点を結ぶ線分と前記第5連結部材の2つの枢着点を結ぶ線分と平行になるよう に配置され、第1連結部材における前記支柱との枢着点と第3連結部材における 本体との枢着点とが同軸上で回動可能となるように配置されたリンク機構を備え ることにより、前記本体と前記第3連結部材との枢着点と前記支柱と前記第1連 結部材との枢着点とを、一操作による前記支柱の折り曲げにより互いに接近させ 、一操作による前記支柱の伸ばしにより互いに遠ざけることができるようにする と共に、前記支柱を伸ばしたときの前記ヘッド部の高さを少なくとも2段階に調 整可能にしたことを特徴とするものである。
【0010】
本考案によれば、一回の支柱の折り曲げ操作を行うと、リンク機構が作用して 支柱に枢着された連結部材における支柱との枢着点と本体に枢着された連結部材 における本体との枢着点間の距離が縮められた状態で支柱と本体とが接近せしめ られ、支柱を展開させると、リンク機構が作用して支柱に枢着された連結部材に おける支柱との枢着点と本体に枢着された連結部材における本体との枢着点間の 距離が遠ざけられる。
【0011】 また、請求項2,4に記載の考案によれば、一回の支柱の折り曲げ操作を行う と、リンク機構が作用して支柱に枢着された連結部材における支柱との枢着点と 本体に枢着された連結部材における本体との枢着点間の距離が縮められた状態で 支柱と本体とが接近せしめられ、第1連結部材における支柱との枢着点と第3連 結部材における本体との枢着点とが同軸になるようにして支柱を展開させると、 リンク機構が作用せず、支柱に枢着された連結部材における支柱との枢着点と本 体に枢着された連結部材における本体との枢着点間の距離が同軸上に位置したま ま維持される一方、第1連結部材における支柱との枢着点と第3連結部材におけ る本体との枢着点とが上記同軸位置から外れるようにして支柱を展開させると、 リンク機構が作用して支柱に枢着された連結部材における支柱との枢着点と本体 に枢着された連結部材における本体との枢着点間の距離が遠ざけられる。
【0012】
以下、本考案の実施例につき具体的に図示説明する。 図1は、本考案による支柱折畳み機構付き投影機の実施例を示す斜視図、図2 は、本考案による支柱折畳み機構付き投影機及び資料提示装置の実施例に備えら れた支柱折畳み機構の要部概略図、図3は、本実施例におけるリンク機構の側面 図、図4は、本実施例のリンク機構における各部材の枢着構造を例示する部分拡 大断面部である。 便宜上、ヘッド部,本体の全部又は一部を省略して示してある。また、従来例 と同様の構成部分には同じ番号の符号を付してある。 なお、資料提示装置や他の支柱を備えた投影機においても、以下で説明する本 考案の各実施例と同様のリンク機構を備えることができるが、便宜上オーバーヘ ッドプロジェクタを用いて説明する。 本体2と支柱4との間には、例えば、板状の第1連結部材51,第2連結部材 52,第3連結部材53,第4連結部材54を備えたリンク機構5が備えられて おり、リンク機構5は支柱折畳み機構を構成している。
【0013】 第1連結部材51は、枢着点511で支柱4と、枢着点512で第3連結部材 53と、枢着点513で第4連結部材54と枢着せしめられており、また、第2 連結部材52は、枢着点521で支柱4と、枢着点522で第3連結部材53と 枢着せしめられている。また、第3連結部材53は、枢着点531で本体2と枢 着せしめられているとともに枢着点512,522で第1連結部材51及び第2 連結部材52に枢着せしめられており、第4連結部材54は、枢着点541で本 体2に枢着せしめられているとともに枢着点513で第1連結部材51に枢着せ しめられている。 また、第1連結部材51と第2連結部材52は、第1連結部材51の枢着点5 11と512とを結ぶ線分と第2連結部材52の枢着点521と522を結ぶ線 分とが互いに平行状態を維持するように等間隔に配置され、また、第3連結部材 53と第4連結部材54は、第3連結部材53の枢着点531と512とを結ぶ 線分と第4連結部材54の枢着点541と513とを結ぶ線分とが互いに平行状 態を維持するように等間隔に配置されている。 なお、本体2には、図3に示すように、支持部21と後述する支柱4の静止状 態を維持する抑止手段を押さえる止め板22が備えられており、第3連結部材5 3,第4連結部材54は支持部21に枢着せしめられている。 また、各連結部材と本体2及び支柱4との枢着構造は、図3及び一部分(枢着 点521)につき拡大して図4に示すように、例えば、各枢着点毎に、先端部に 雄螺子の切られた棒状部材6aに、所定の穴又は雌螺子の切られた支柱4,上記 各連結部材,支持部21,止め板22を上記各部材間の間隔を維持するための円 筒状のスペーサ6bを配置して嵌挿せしめられることにより、棒状部材6aを軸 として各連結部材等を回動可能にすると共に、先端部の雄螺子が雌螺子の切られ た一部の連結部材に螺着せしめられて軸を固定するようになされている。なお、 軸を固定するために上記棒状部材6aを上記連結部材等に鋲着せしめるようにし てもよい。
【0014】 また、本体2には、支柱の折畳み及び展開動作を係止する係止手段として、折 畳み係止部材7,展開係止部材8が、例えば、上記棒状部材6aと同様に螺着等 されて備えられている。折畳み係止部材7は、支柱4が垂直方向から時計回りに 90度回転せしめられたときに、例えば、第4連結部材54の周端部と係合する ように設けられていて、折畳み方向へのそれ以上の回転を係止可能になっており 、また、展開係止部材8は、支柱4が水平方向から反時計回りに90度回転せし められたときに、例えば、第3連結部材の周端部と係合するように設けられてい て、展開方向へのそれ以上の回転を係止可能になっている。なお、上記係止手段 は所定量以上の支柱の折畳み及び展開動作を係止可能であれば上記の配置構成に 限定されるものではなく、例えば、一つの係止部材が折畳み及び展開動作の係止 を兼ねるように配置されていてもよく、また、上記係止手段として係止部材7, 8を用いる代わりに、例えば、第1連結部材51と第2連結部材52及び第3連 結部材53と第4連結部材54が、所定の角度で支柱4を展開或いは折畳んだと きにそれぞれ互いの連結部材の周端部に当接するように上記各連結部材を形成, 配置する等、上記各連結部材が上記係止手段を兼ねるようにしてもよい。
【0015】 更に、本体2には、各連結部材の動作を抑止して支柱4の折畳み及び展開時の 静止状態を維持する抑止手段として、例えば、コイルばね等の弾性部材よりなる 抑止部材9が図3に示すように本体2の支持部21と止め板22との間に軸を通 した状態で挿入せしめられ、第3連結部材53,第4連結部材54と本体とを支 柱の曲げ伸ばしが可能な程度に圧接せしめるようにして設けられており、ヘッド 部の重さによって支柱4が折畳まれてしまうことがないようになっている。なお 、上記抑止手段は、支柱4の静止状態を維持可能であれば、上記配置構成に限定 されるものではない。
【0016】 なおまた、本実施例では、第1連結部材51と第3連結部材53は、支柱4を 垂直方向に対して90度折畳んだときに枢着点511と531とが同軸上に重な るように構成されているが、上記枢着点が同軸上に重ならないように構成されて いてもよい。 なお更に、本実施例では、支柱の折畳み及び展開角度を90度に限定した構成 になっているが、ヘッド部等他の構成部材との配置関係により90度以外の適当 な角度としてもよい。 なおまた、側面からみた場合の各連結部材の配置は、図3の配置に限定される ものではなく、例えば、連結部材51と52の配置を逆にしてもよい。また、図 3の連結部材52のように支柱4に溝4cを設けてそこに連結部材を取り付ける ようにしてもよく、或いは、図3の連結部材51のように支柱の側面に連結部材 を取り付けるようにしてもよい。
【0017】 本実施例によれば、図2(a)に示すような展開状態から支柱4の上側部分を 矢印A方向に押せば、支柱4が枢着点511を軸として時計回りに回転せしめら れるとともに、枢着点521を介して第2連結部材52を矢印A方向に付勢する 。矢印A方向に付勢された第2連結部材52は枢着点522を介して第3連結部 材53を矢印A方向に付勢する。矢印A方向に付勢せしめられた第3連結部材5 3は、枢着点531を軸として時計回りに回転せしめられるとともに、枢着点5 12を介して第1連結部材51を時計回りに付勢する。時計回りに付勢せしめら れた第1連結部材51は、枢着点511を介して支柱4を時計回りに付勢すると 共に、枢着点513を介して第4連結部材54を時計回りに付勢する。時計回り に付勢せしめられた第4連結部材54は枢着点541を軸として時計回りに回転 せしめられる。
【0018】 このとき、枢着点511,521間と枢着点512,522間が、支柱4及び 第3連結部材53により枢着点511,512を結んだ線分と枢着点521,5 22を結んだ線分とが平行状態を維持するように等間隔に配置されており、また 、531,541間と枢着点512,513間が、本体2及び第1連結部材51 により枢着点531,512を結んだ線分と枢着点541,513を結んだ線分 とが平行状態を維持するように等間隔に配置されているので、第1連結部材51 と第2連結部材52,第3連結部材53と第4連結部材54は、上記それぞれの 線分が平行状態を維持した状態で応動する。また、第1連結部材51と第3連結 部材53は一つの枢着点512で互いに枢着せしめられているので第1連結部材 と第3連結部材は相対的に枢着点512を軸として互いに反対方向に回転可能で あり、支柱4を展開した状態における枢着点511と枢着点531との距離rは 、支柱4が図2の(a)乃至(c)の状態にあるときは、支柱4を矢印A方向に 倒すにつれて縮小する。なお、第1連結部材51は第3連結部材53の他に第4 連結部材54と枢着点513で枢着されており、第3連結部材53,第4連結部 材54が共に本体2に枢着されているが、本体2の枢着点531,541は移動 しないので、本体2を基準としてみた場合、第3連結部材53および第4連結部 材54がそれぞれ枢着点531,541を軸として回転せしめられ、第1連結部 材51と第2連結部材52がそれぞれ傾きを変えずに時計回りに移動せしめられ る。
【0019】 即ち、第1連結部材51,第2連結部材52は、図2(a)に示す支柱の展開 状態から支柱4を折畳むと、それぞれ傾きを変えずに右下がりに弧を描いて移動 せしめられ、第3連結部材53の枢着点531,第4連結部材54の枢着点54 1に対して枢着点512,513が水平に位置したときに第1連結部材51が本 体2からみて最も水平方向に離れて位置し(図2(b))、第3連結部材53の 枢着点531に対して枢着点522が水平に位置したときに第2連結部材52が 本体2からみて最も水平方向に離れて位置し(図示省略)、更に、図2(c)ま で支柱4を折り畳むと、それぞれ傾きを変えずに左下がりに弧を描いて移動せし められる。 また、第3連結部材53,第4連結部材54は、支柱4を折畳むと、相対的に みて、第1連結部材51とのそれぞれの枢着点512,513を軸として時計回 りに回転せしめられる。
【0020】 従って、支柱4を折畳むにつれて、第1連結部材51の枢着点511と第3連 結部材53の枢着点531は接近し、図2(c)に示すように、図2(a)に示 す支柱4の展開状態から90度折畳んだ状態で両者は最接近し、同軸上に重なる 。 なお、支柱4が垂直方向から時計回りに90度回転せしめられたとき、第4連 結部材54が折畳み係止部材7と係合し、支柱4は折畳まれた状態で係止される (図2(c))。
【0021】 なお、オーバーヘッドプロジェクタの支柱を折畳み状態から展開状態にすると きは、図2(c)から図2(a)へと上記と逆の操作を行えばよい。
【0022】 この場合、支柱4を展開するにつれて、第1連結部材51の枢着点511と第 3連結部材53の枢着点531は互いに離れてゆき、図2(a)に示すように図 2(c)に示す支柱4の折畳み状態から90度展開した状態で両者は最も遠ざか る。 なお、支柱4が水平方向から反時計回りに90°回転せしめられたとき、第3 連結部材53が展開係止部材8と係合し、支柱4は展開された状態で係止される (図2(a))。
【0023】 従って、支柱を折り畳んだときに例えばヘッド部等、支柱の一部が本体から飛 び出し過ぎないような長さに支柱を設計し、支柱を展開したときの支柱に備えら れた投影レンズの焦点距離の不足分が上記距離rとなるようにリンク機構を設計 すれば、一度の折り畳み操作で支柱をコンパクトに折畳むことができる。
【0024】 図5,6は、本考案による支柱折畳み機構付き投影機及び資料提示装置に備え られたリンク機構の他の実施例を示す要部概略図である。 本実施例では、第1実施例における第1連結部材51を第1連結部材51aと 第1連結部材51bとに分け、それぞれの一端が支柱4に同軸に枢着せしめられ るようにし、また、第5連結部材55を設けると共に、第1連結部材51aを支 柱4以外では第3連結部材53とのみ枢着せしめられるようにし、第1連結部材 51bを第4連結部材54及び第5連結部材55と異なる2点で枢着せしめられ るようにして構成されている点、及び、枢着点511と枢着点531とが同軸上 で回転可能なように支柱4を垂直方向から90度折り畳んだときに枢着点511 と531とが重なるように枢着点511,512間と枢着点531,512間の 距離が等距離に限定される点が第1実施例と異なる。なお、その他の構成は、折 畳み係止部材7が第3連結部材53と係合するように配置されている点を除き第 1実施例と略同様である。なお、本実施例においても係止手段は、上記の配置構 成に限定されるものではなく、支柱の折畳み及び展開動作を係止可能であればど のような配置構成であってもよい。
【0025】 本実施例によれば、図5(a)に示すような展開状態から支柱4の上側部分を 矢印A方向に押すと、支柱4が枢着点511を軸として時計回りに回動せしめら れるとともに、枢着点521を介して第2連結部材52を矢印A方向に付勢する 。矢印A方向に付勢された第2連結部材52は枢着点522を介して第3連結部 材53を矢印A方向に付勢する。矢印A方向に付勢せしめられた第3連結部材5 3は、枢着点531を軸として時計回りに回転せしめられるとともに、枢着点5 12を介して第1連結部材51aを時計回りに付勢する。時計回りに付勢せしめ られた第1連結部材51aは枢着点511を介して支柱4及び第1連結部材51 bを時計回りに付勢する。時計回りに付勢せしめられた第1連結部材51bは、 枢着点513,514を介して第4連結部材54及び第5連結部材55を時計回 りに付勢する。時計回りに付勢せしめられた第4連結部材54及び第5連結部材 55は、それぞれの枢着点541,551を軸として時計回りに回転せしめられ る。 支柱4が垂直方向から時計回りに90度回転せしめられたとき、折畳み係止部 材7が第3連結部材53と係合し、支柱4は折畳まれた状態で係止される(図5 (c))。
【0026】 支柱を展開させる場合には、本実施例では、第1連結部材51を第1連結部材 51aと第1連結部材51bとに分け、それぞれの一端が支柱4と枢着点511 で枢着せしめられるようにし、第1連結部材51aが第3連結部材53と第1連 結部材51bが第4連結部材54及び第5連結部材55とそれぞれ別々に枢着せ しめられ、且つ、枢着点511,512間と枢着点531,512間を等距離に 設けて第3連結部材53の枢着点531と第1連結部材51aの枢着点511と が重なるようにしたので、枢着点531と枢着点511とを同軸上に位置させて 支柱4を反時計方向に回転させると、第1連結部材51a,第2連結部材52及 び第3連結部材53と第1連結部材51b,第4連結部材54及び第5連結部材 55が、それぞれ支柱4或いは本体2との相対的位置を固定させたまま、それぞ れ支柱4或いは本体2と一体となり、リンク作用が切り離される。従って、支柱 4を展開しても図5(a)に示す場合と異なり、支柱4が本体2から距離r分離 れて高くはならない(図6(a))。
【0027】 即ち、図6(c)に示す折り畳み状態において、同軸上に位置する枢着点51 1と枢着点531を軸として支柱4を反時計回りに押すと、第2連結部材52は 、枢着点521を介して反時計回りに付勢されるとともに枢着点522を介して 第3連結部材53を反時計回りに付勢する。反時計回りに付勢せしめられた第3 連結部材53は枢着点512を介して第1連結部材51aを反時計回りに付勢せ しめる。反時計回りに付勢せしめられた第1連結部材51aは枢着点511を軸 として反時計回りに回転せしめられる。このとき第1連結部材51aの枢着点5 11と512,第2連結部材52の枢着点521と522とをそれぞれ結ぶ線分 が平行であるので結局第1連結部材51aと第2連結部材52と第3連結部材5 3は図6(c)における支柱との相対的位置関係を維持したまま、枢着点511 を軸として反時計方向に回転せしめられる。また、このとき第1連結部材51a と第1連結部材51bとは支柱4の枢着点511と同軸に備えられておりそこを 軸として回転せしめられる限りにおいては相互に付勢せしめるように構成されて いないので、第1連結部材51aが回転せしめられても、支柱4が枢着点511 と枢着点531と同軸に位置しないように上方向に付勢せしめられないかぎり第 1連結部材51bが付勢せしめられず、第4連結部材54,第5連結部材55も 動作しない。従って、連結部材が備えられていない支柱を枢着点511を中心に 回動させた場合と支柱4の動作は同じとなり、支柱4を展開しても枢着点511 と枢着点531との距離rは同軸上に位置したまま変化しない。 なお、支柱4が水平方向から反時計回りに90度回転せしめられたとき、展開 係止部材8が第3連結部材53と係合し、支柱4は展開せしめられた状態で係止 される(図6(a))。
【0028】 また、支柱4を展開時にヘッド部がより高い位置に来るようにするには、図5 (c)において支柱4を枢着点511を軸とした時計回りの方向のみならず枢着 点511が上方に移動せしめられるように(矢印B方向に)押す。すると、第2 連結部材52は、枢着点521を介して矢印B方向に応動せしめられるとともに 、枢着点522を介して第3連結部材53を矢印B方向に付勢せしめる。矢印B 方向に付勢せしめられた第3連結部材53は枢着点531を軸として反時計回り に回転せしめられるとともに枢着点512を介して第1連結部材51aを反時計 回りに付勢せしめる。このとき枢着点511と枢着点531とは、同軸上に位置 していないので、枢着点511を介して第1連結部材51bが反時計回りに付勢 せしめられる。反時計回りに付勢せしめられた第1連結部材51bは、枢着点5 11を介して支柱4を反時計回りに付勢すると共に枢着点513,514を介し て第4連結部材,第5連結部材を枢着点541,551を軸としてそれぞれ反時 計回りに回転せしめる。
【0029】 このとき、枢着点511,521間と枢着点512,522間が、支柱4及び 第3連結部材53により枢着点511,512を結んだ線分と枢着点521,5 22を結んだ線分とが平行状態を維持するように等間隔に配置されており、また 、541,551間と枢着点513,514間が、本体2及び第1連結部材51 bにより枢着点541,513を結んだ線分と枢着点551,514を結んだ線 分とが平行状態を維持するように等間隔に配置されているので、第1連結部材5 1aと第2連結部材52,第4連結部材54と第5連結部材55は、上記それぞ れの線分が平行状態を維持した状態で応動する。 しかも、第1連結部材51aと第1連結部材51bは支柱4に一つの枢着点5 11で互いに枢着せしめられており、また、第1連結部材51aと第3連結部材 53は一つの枢着点512で互いに枢着せしめられているので第1連結部材51 aと第3連結部材53は相対的にみて枢着点512を軸として互いに反対方向に 回転可能であり、枢着点511と531とが同軸上に位置しないようにして支柱 4を展開した場合における枢着点511と枢着点531との距離rは、図5の( c)乃至(a)においては、支柱4を矢印B方向に展開するにつれて離れてゆく 。なお、第3連結部材53は本体2に枢着されているが、本体2の枢着点531 は移動しないので、本体2を基準としてみた場合、第3連結部材53が枢着点5 31を軸として回転せしめられ、第1連結部材51と第2連結部材52がそれぞ れ傾きを変えずに時計回りに移動せしめられる。
【0030】 即ち、第1連結部材51,第2連結部材52は、図5(c)に示す支柱の折畳 み状態から支柱4を展開すると、それぞれ傾きを変えずに右上がりに弧を描いて 移動せしめられ、第3連結部材53の枢着点531,第4連結部材54の枢着点 541,第5連結部材55の枢着点551に対して枢着点512,513,51 4が水平に位置したときに第1連結部材が本体2からみて最も水平方向に離れて 位置し(図5(b))、第3連結部材の枢着点531に対して枢着点522が水 平に位置したときに第2連結部材52が本体2からみて最も水平方向に離れて位 置し(図示省略)、更に、図5(a)まで支柱4を展開するとそれぞれ傾きを変 えずに左上がりに弧を描いて移動せしめられる。 また、第3連結部材53,第4連結部材54及び第5連結部材55は、支柱4 を展開すると、相対的にみて、第1連結部材51とのそれぞれの枢着点512, 513,514を軸として反時計回りに回転せしめられる。
【0031】 従って、支柱4を展開するにつれて、第1連結部材51の枢着点511と第3 連結部材53の枢着点531は離れてゆき、図5(a)に示すように図5(c) に示す支柱4の折畳み状態から90度展開した状態で両者は最も遠ざけられる。 なお、支柱4が水平方向から反時計回りに90度回転せしめられたとき、展開 係止部材8が第3連結部材53と係合し、支柱4は展開せしめられた状態で係止 される(図5(a))。
【0032】 従って、本実施例によれば、一度の折り畳み操作で支柱をコンパクトに折畳む ことができ、更に、支柱の展開方法によって、支柱を少なくとも2段階の高さに 設定することが可能であり、レンズを取り替えずに撮影枠,投影枠の大きさを変 更することができる。
【0033】
以上、本考案による支柱折畳み機構付き投影機および支柱折り畳み機構付き資 料提示装置によれば、一度の操作で簡単に支柱を折畳むことが可能になり、投影 機の収納及び使用の際の取扱いが便利になる。また、収納の際に、設計上装置本 体のスペースを考慮することなくコンパクトに収納できる。しかも、使用時には 、一度の操作で支柱の高さを複数段階に設定して展開できる。即ち、投影機にお いては、例えば、透明フィルムのような厚みの小さい資料、透過型液晶ディスプ レイ装置のような厚みの大きい資料でも、レンズの焦点距離に合わせてヘッドの 高さを選択できるので、投影距離範囲が拡大し、機器としての使用範囲が拡がる 。また、資料提示装置のような機器においては、資料の厚み分にあわせて支柱を 資料面より移動させることができるので、資料の厚みを考慮することなくステー ジから最短焦点距離にレンズの配置を設定すればよく支柱をよりコンパクトに設 計できる。しかも、使用者はコンパクトな製品にしても煩雑化することなく簡単 に操作できるので、実用的価値は極めて大きい。
【0034】
【図1】本考案による支柱折畳み機構付き投影機の実施
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図2】本考案による支柱折畳み機構付き投影機及び資
料提示装置の実施例におけるリンク機構を支柱の展開状
態から折畳み状態まで順に(a),(b),(c) で
示す要部概略構成図である。
料提示装置の実施例におけるリンク機構を支柱の展開状
態から折畳み状態まで順に(a),(b),(c) で
示す要部概略構成図である。
【図3】上記実施例におけるリンク機構の側面図であ
る。
る。
【図4】上記実施例のリンク機構における各部材の枢着
構造を例示する部分拡大断面部である。
構造を例示する部分拡大断面部である。
【図5】本考案による支柱折畳み機構付きと投影機及び
資料提示装置の他の実施例におけるリンク機構を支柱の
折畳み状態から展開状態まで順に(c),(b),
(a) で示す要部概略構成図である。
資料提示装置の他の実施例におけるリンク機構を支柱の
折畳み状態から展開状態まで順に(c),(b),
(a) で示す要部概略構成図である。
【図6】本考案による支柱折畳み機構付きと投影機及び
資料提示装置の他の実施例におけるリンク機構を支柱の
折畳み状態から展開状態まで順に(c),(b),
(a) で示す要部概略構成図である。
資料提示装置の他の実施例におけるリンク機構を支柱の
折畳み状態から展開状態まで順に(c),(b),
(a) で示す要部概略構成図である。
【図7】支柱折畳み機構付き投影機の従来例を示す概略
構成図である。
構成図である。
【図8】支柱折畳み機構付き資料提示装置の従来例を示
す概略構成図である。
す概略構成図である。
【図9】複数段階に折曲げ可能にした支柱の折畳み機構
を備えた装置の従来例を示す図である。
を備えた装置の従来例を示す図である。
1 オーバーヘッドプロジェクタ 1’ 資料提示装置 2,2’ 本体 3,3’ ヘッド部 4,4’ 支柱 5 リンク機構 51, 第1連結部材 51a 第1連結部材a 51b 第1連結部材b 52 第2連結部材 53 第3連結部材 54 第4連結部材 55 第5連結部材 7 折畳み係止部材 8 展開係止部材 9 抑止部材
Claims (4)
- 【請求項1】被投影物を照射する照射手段と前記被投影
物を載置すると共に前記照射手段により照射された光を
前記被投影物に照射可能にする載置手段とを備えた本体
と、前記照射手段により照射された光が前記被投影物を
透過することにより生じた前記被投影物の像を結像して
投影する投影手段を備えたヘッド部と、前記ヘッド部を
支持する支柱と、前記本体に前記支柱を折畳む支柱折畳
み機構を備えた投影機において、 前記支柱折畳み機構が、前記支柱の異なる2点にそれぞ
れ枢着された第1連結部材,第2連結部材と、前記本体
の異なる2点にそれぞれ枢着された第3連結部材,第4
連結部材とを備え、 前記第1連結部材が前記支柱の他に異なる2点で前記第
3連結部材および前記第4連結部材に枢着され、 前記第2連結部材が前記支柱の他に異なる1点で前記第
3連結部材に枢着され、 前記第3連結部材が前記本体の他に異なる2点で前記第
1連結部材,前記第2連結部材に枢着され、 前記第4連結部材が前記本体の他に異なる1点で前記第
1連結部材に枢着され、 前記第1連結部材における前記支柱との枢着点と前記第
3連結部材との枢着点を結ぶ線分が前記第2連結部材の
2つの枢着点を結ぶ線分と平行になるように配置され、 前記第3連結部材における前記本体との枢着点と前記第
1連結部材との枢着点を結ぶ線分が前記第4連結部材の
2つの枢着点を結ぶ線分と平行になるように配置された
リンク機構を備えることにより、 前記本体と前記第3連結部材との枢着点と前記支柱と前
記第1連結部材との枢着点とを、一操作による前記支柱
の折り曲げにより互いに接近させ、一操作による前記支
柱の伸ばしにより互いに遠ざけることができるようにし
たことを特徴とする支柱折畳み機構付き投影機。 - 【請求項2】被投影物を照射する照射手段と前記被投影
物を載置すると共に前記照射手段により照射された光を
前記被投影物に照射可能にする載置手段とを備えた本体
と、前記照射手段により照射された光が前記被投影物を
透過することにより生じた前記被投影物の像を結像して
投影する投影手段を備えたヘッド部と、前記ヘッド部を
支持する支柱と、前記本体に前記支柱を折畳む支柱折畳
み機構を備えた投影機において、 前記支柱折畳み機構が、前記支柱の異なる2点にそれぞ
れ枢着された第1連結部材,第2連結部材と、前記本体
の異なる3点にそれぞれ枢着された第3連結部材,第4
連結部材,第5連結部材とを備え、 前記第1連結部材は、前記支柱に同軸に枢着された2つ
の連結部材よりなり、 その一方が、前記支柱の他に異なる1点で前記第3連結
部材に枢着され、 他方が、前記支柱の他に異なる2点で前記第4連結部
材,前記第5連結部材に枢着され、 前記第2連結部材が前記支柱の他に異なる1点で前記第
3連結部材に枢着され、 前記第3連結部材が前記本体の他に異なる2点で前記第
1連結部材,前記第2連結部材に枢着され、 前記第4連結部材が前記本体の他に異なる1点で前記第
1連結部材に枢着され、 前記第5連結部材が前記本体の他に異なる1点で前記第
1連結部材に枢着され、 前記第1連結部材の前記支柱との枢着点と前記第3連結
部材との枢着点を結ぶ線分が前記第2連結部材の2つの
枢着点を結ぶ線分と平行になるように配置され、 前記第4連結部材の2つの枢着点を結ぶ線分と前記第5
連結部材の2つの枢着点を結ぶ線分と平行になるように
配置され、 第1連結部材における前記支柱との枢着点と第3連結部
材における本体との枢着点とが同軸上で回動可能となる
ように配置されたリンク機構を備えることにより、 前記本体と前記第3連結部材との枢着点と前記支柱と前
記第1連結部材との枢着点とを、一操作による前記支柱
の折り曲げにより互いに接近させ、一操作による前記支
柱の伸ばしにより互いに遠ざけることができるようにす
ると共に前記支柱を伸ばしたときの前記ヘッド部の高さ
を少なくとも2段階に調整可能にしたことを特徴とする
支柱折畳み機構付き投影機。 - 【請求項3】被写体を載置する載置手段を備えた本体
と、前記載置手段に載置された被写体を撮影する撮影手
段を備えたヘッド部と、前記ヘッド部を支持する支柱
と、前記本体に前記支柱を折畳む支柱折畳み機構を備え
た資料提示装置において、 前記支柱折畳み機構が、前記支柱の異なる2点にそれぞ
れ枢着された第1連結部材,第2連結部材と、前記本体
の異なる2点にそれぞれ枢着された第3連結部材,第4
連結部材とを備え、 前記第1連結部材が前記支柱の他に異なる2点で前記第
3連結部材および前記第4連結部材に枢着され、 前記第2連結部材が前記支柱の他に異なる1点で前記第
3連結部材に枢着され、 前記第3連結部材が前記本体の他に異なる2点で前記第
1連結部材,前記第2連結部材に枢着され、 前記第4連結部材が前記本体の他に異なる1点で前記第
1連結部材に枢着され、 前記第1連結部材における前記支柱との枢着点と前記第
3連結部材との枢着点を結ぶ線分が前記第2連結部材の
2つの枢着点を結ぶ線分と平行になるように配置され、 前記第3連結部材における前記本体との枢着点と前記第
1連結部材との枢着点を結ぶ線分が前記第4連結部材の
2つの枢着点を結ぶ線分と平行になるように配置された
リンク機構を備えることにより、 前記本体と前記第3連結部材との枢着点と前記支柱と前
記第1連結部材との枢着点とを、一操作による前記支柱
の折り曲げにより互いに接近させ、一操作による前記支
柱の伸ばしにより互いに遠ざけることができるようにし
たことを特徴とする支柱折畳み機構付き資料提示装置。 - 【請求項4】被写体を載置する載置手段を備えた本体
と、前記載置手段に載置された被写体を撮影する撮影手
段を備えたヘッド部と、前記ヘッド部を支持する支柱
と、前記本体に前記支柱を折畳む支柱折畳み機構を備え
た資料提示装置において、 前記支柱折畳み機構が、前記支柱の異なる2点にそれぞ
れ枢着された第1連結部材,第2連結部材と、前記本体
の異なる3点にそれぞれ枢着された第3連結部材,第4
連結部材,第5連結部材とを備え、 前記第1連結部材は、前記支柱に同軸に枢着された2つ
の連結部材よりなり、 その一方が、前記支柱の他に異なる1点で前記第3連結
部材に枢着され、 他方が、前記支柱の他に異なる2点で前記第4連結部
材,前記第5連結部材に枢着され、 前記第2連結部材が前記支柱の他に異なる1点で前記第
3連結部材に枢着され、 前記第3連結部材が前記本体の他に異なる2点で前記第
1連結部材,前記第2連結部材に枢着され、 前記第4連結部材が前記本体の他に異なる1点で前記第
1連結部材に枢着され、 前記第5連結部材が前記本体の他に異なる1点で前記第
1連結部材に枢着され、 前記第1連結部材の前記支柱との枢着点と前記第3連結
部材との枢着点を結ぶ線分が前記第2連結部材の2つの
枢着点を結ぶ線分と平行になるように配置され、 前記第4連結部材の2つの枢着点を結ぶ線分と前記第5
連結部材の2つの枢着点を結ぶ線分と平行になるように
配置され、 第1連結部材における前記支柱との枢着点と第3連結部
材における本体との枢着点とが同軸上で回動可能となる
ように配置されたリンク機構を備えることにより、 前記本体と前記第3連結部材との枢着点と前記支柱と前
記第1連結部材との枢着点とを、一操作による前記支柱
の折り曲げにより互いに接近させ、一操作による前記支
柱の伸ばしにより互いに遠ざけることができるようにす
ると共に、前記支柱を伸ばしたときの前記ヘッド部の高
さを少なくとも2段階に調整可能にしたことを特徴とす
る支柱折畳み機構付き資料提示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995007795U JP3020997U (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 支柱折畳み機構付き投影機及び支柱折畳み機構付き資料提示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995007795U JP3020997U (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 支柱折畳み機構付き投影機及び支柱折畳み機構付き資料提示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3020997U true JP3020997U (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=43156351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995007795U Expired - Lifetime JP3020997U (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 支柱折畳み機構付き投影機及び支柱折畳み機構付き資料提示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3020997U (ja) |
-
1995
- 1995-07-27 JP JP1995007795U patent/JP3020997U/ja not_active Expired - Lifetime
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