JP3020993B2 - コードの巻付け装置 - Google Patents

コードの巻付け装置

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JP3020993B2
JP3020993B2 JP2104691A JP10469190A JP3020993B2 JP 3020993 B2 JP3020993 B2 JP 3020993B2 JP 2104691 A JP2104691 A JP 2104691A JP 10469190 A JP10469190 A JP 10469190A JP 3020993 B2 JP3020993 B2 JP 3020993B2
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guide
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利夫 徳永
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/08Building tyres
    • B29D30/20Building tyres by the flat-tyre method, i.e. building on cylindrical drums
    • B29D30/30Applying the layers; Guiding or stretching the layers during application
    • B29D30/3028Applying the layers; Guiding or stretching the layers during application by feeding a continuous band and winding it helically, i.e. the band is fed while being advanced along the drum axis, to form an annular element
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B29D30/16Applying the layers; Guiding or stretching the layers during application
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、トロイダル状をしたタイヤ中間体を軸線
回りに回転させながら該タイヤ中間体の外表面にコード
を供給して螺旋状に巻付けるコードの巻付け装置に関す
る。
従来の技術 従来、前述のようなコードの巻付け装置としては、例
えば特開昭62−48535号公報に記載されているようなも
のが知られている。このものは、移動可能なフレーム
と、フレームのタイヤ中間体から離隔する後端部に設け
られコードをガイドする案内ローラと、フレームの前端
部に回転可能に支持され案内ローラを通じて導かれたコ
ードをタイヤ中間体の外表面に押付け供給する供給ロー
ラと、フレームをタイヤ中間体の外表面に沿ってタイヤ
中間体の子午線方向に移動させる移動機構と、を備え、
該移動機構によってフレームを移動させる際、コードが
タイヤ中間体の外表面から滑り落たり、コードの打込み
密度が狂う事態を防止するため、供給ローラと案内ロー
ラとの間のコードが常にタイヤ中間体の外表面に対する
法線にほぼ沿って延びるようフレームの移動を制御して
いる。また、このものは、この巻付け装置の後方に設置
されている外部ボビンから巻出されたコードが、案内ロ
ーラ、供給ローラの子午線方向への移動の際に案内ロー
ラから外れることがないよう、外部ボビンから巻出され
た後のコードを一旦案内ローラの直上に設置されたガイ
ドローラまで導いた後、該ガイドローラによって下方に
方向転換させ案内ローラに導くようにしている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような巻付け装置にあっては、案
内ローラ、供給ローラの子午線方向への移動によってコ
ードの案内ローラへの侵入角度が変化するため、巻付け
時におけるコード内の張力が微妙に変化し、これによ
り、巻付け状態が場所によって変化するという問題点が
ある。また、案内ローラの上方に余分なガイドローラを
設置しなければならないため、装置全体が大型化すると
ともに高価になるという問題点もある。
この発明は、供給ローラが子午線方向に移動してもコ
ード内の張力が一定であり、しかも、小型で安価なコー
ドの巻付け装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 このような目的は、トロイダル状をしたタイヤ中間体
を軸線回りに回転させながら該タイヤ中間体の外表面に
コードを供給して螺旋状に巻付けるコードの巻付け装置
であって、移動可能なフレームと、フレームのタイヤ中
間体から離隔する後端部に設けられ外部ボビンから巻出
されたコードをガイドするガイド機構と、フレームの前
端部に回転可能に支持されガイド機構を通じて導かれた
コードをタイヤ中間体の外表面に押付け供給する供給ロ
ーラと、フレームに取付けられガイド機構と供給ローラ
との間のコードに張力を付与する張力付与機構と、フレ
ームに取付けられ張力付与機構と供給ローラとの間にお
けるコードの張力を検出する検出器と、供給ローラとガ
イド機構との間のコードが常にタイヤ中間体の外表面に
対する法線にほぼ沿って延びるよう維持しながらフレー
ムを該タイヤ中間体の外表面に沿ってタイヤ中間体の子
午線方向に移動させる移動機構と、を備え、前記ガイド
機構は、フレームに回転可能に支持されコードを案内す
る第1ローラと、ほぼ垂直な揺動軸回りに揺動できるよ
うフレームに支持された揺動台と、揺動台に回転可能に
支持され第1ローラより上流側のコードを案内する第2
ローラと、を有し、前記第2ローラから第1ローラに至
るコードの延長線と前記揺動台の揺動軸とを同軸とする
ことにより達成することができる。
作用 タイヤ中間体の外表面にコードを巻付ける場合には、
タイヤ中間体を軸線回りに回転させながら、外部ボビン
から巻出された後ガイド機構を通過し供給ローラへと導
かれたコードを該供給ローラによってタイヤ中間体の外
表面に押付け供給する。このとき、供給ローラ、ガイド
機構を支持しているフレームが移動機構によりタイヤ中
間体の外表面に沿ってタイヤ中間体の子午線方向に移動
されるため、タイヤ中間体の外表面にコードがほぼ周方
向にかつ螺旋状に巻付けられる。また、このとき、供給
ローラとガイド機構との間のコードが常にタイヤ中間体
の外表面に対する法線にほぼ沿って延びるようにフレー
ムの移動が制御されるため、コードがタイヤ中間体の外
表面に整然と一定の打込み密度で巻付けられる。このよ
うな巻付け時、前述のように供給ローラとガイド機構と
の間のコードと、ガイド機構と外部ボビンとの間のコー
ドと、の間の交差角がフレームの移動に伴なって変化す
るため、ガイド機構のローラからコードが外れてしまう
ことも考えられる。しかしながら、この発明では、前記
ガイド機構を、フレームに回転可能に支持されコードを
案内する第1ローラと、ほぼ垂直な揺動軸回りに揺動で
きるようフレームに支持された揺動台と、揺動台に回転
可能に支持され第1ローラより上流側のコードを案内す
る第2ローラと、から構成し、前記第2ローラから第1
ローラに至るコードの延長線と前記揺動台の揺動軸とを
同軸としたのである。この結果、前述のようにコード間
の交差角が変化しても、この変化は第1、第2ローラ間
のコードが捩じれることで吸収され、これにより、供給
ローラとガイド機構との間のコード内に前記交差角の変
化に基ずく張力変化が発生するようなことはない。さら
に、前述のような吸収はガイド機構の中で行なうことが
できるため、装置全体が小型化し、設備費を安価とする
こともできる。また、この発明では、ガイド機構と供給
ローラとの間のコードに対し張力付与機構から張力を付
与することで、巻付時におけるコードの張力を適正な範
囲内に制御し、しかも、巻付け直前のコードの張力を検
出器で検出することで、その制御を適正なものとしてい
る。
実施例 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1、2図において、1はトロイダル状に変形された
タイヤ中間体、例えばカーカスであり、このタイヤ中間
体1はビード部がリムによって保持された状態で水平な
軸線回りに矢印Aに沿って回転される。2はタイヤ中間
体1の後方に設置された平坦なベースプレートであり、
このベースプレート2上には複数のポスト3が立設され
ている。4はこれらポスト3の上端に取付けられた弧状
をしている水平なガイドプレートであり、このガイドプ
レート4はタイヤ中間体1の子午線断面における外表面
形状に沿って延びている。なお、前記タイヤ中間体1の
子午線断面における外表面形状が、ある1点を中心とす
る円弧の場合には、前記ガイドプレート4も円弧状を呈
し、その曲率中心はタイヤ中間体1の外表面の曲率中心
と同一点となる。5は前記ガイドプレート4に支持され
た走行フレームであり、この走行フレーム5の下端には
前記ガイドプレート4の外周面を転動する一対のローラ
6、7が回転可能に支持されている。また、前記走行フ
レーム5の下端にはタイヤ中間体1に向かって延びるシ
リンダ8が取付けられ、このシリンダ8のピストンロッ
ド9の先端にはアーム10の一端が連結されている。この
アーム10の他端は前記走行フレーム5に連結され、ま
た、このアーム10の中央部にはガイドプレート4の内周
面を転動することができる1個のローラ11が回転可能に
支持されている。そして、これらローラ6、7および11
は、これらの回転中心を結んだとき二等辺三角形を構成
する位置に、かつこの二等辺三角形の中線がタイヤ中間
体1の外表面に対する法線Hと一致する位置に配置され
る。前記走行フレーム5の上面にはタイヤ中間体1の外
表面に対する法線Hと平行なレール15が敷設され、これ
らのレール15には摺動フレーム16の下面に取付けられた
スライドベアリング17が摺動可能に係合している。18は
前記走行フレーム5の上面に取付けられレール15に平行
なシリンダであり、このシリンダ18のピストンロッド19
の先端には前記摺動フレーム16が連結されている。この
結果、シリンダ18が作動すると、摺動フレーム16はレー
ル15に案内されながらタイヤ中間体1に接近あるいはタ
イヤ中間体1から離隔する。前述した走行フレーム5お
よび摺動フレーム16は全体として、ガイドプレート4に
沿って移動することができるフレーム20を構成する。
前記フレーム20、詳しくは摺動フレーム16のタイヤ中
間体1から離隔する後端部にはガイド機構24が設けら
れ、このガイド機構24にはフレーム20の後方に設置され
た外部ボビン(図示していない)から巻出されたコード
C、例えば裸の1本のコードあるいは周囲をゴムで被覆
した1本のコードが導かれる。一方、前記タイヤ中間体
1に近接する前端部には水平な軸線回りに回転する円板
状の供給ローラ25が支持され、この供給ローラ25には前
記ガイド機構24を通過したコードCが導かれる。そし
て、この供給ローラ25および後述する第1ローラ41を、
前記ローラ6、7、11を結ぶ二等辺三角形の中線上に配
置している。前記供給ローラ25の外周面には第3図に示
すように周方向に延び断面が半円状をした案内溝26が形
成され、この案内溝26には前記コードCの一部が案内の
ために挿入される。
再び、第1、2図において、30は垂直軸回りに回転す
る複数、ここでは6個のスプロケットであり、これらの
スプロケット30には無端のチェーン31が掛け渡されてい
る。32は前記ポスト3に固定された水平な案内プレート
であり、この案内プレート32は前記ガイドプレート4の
直下に配置されている。この案内プレート32はガイドプ
レート4と同様にタイヤ中間体1の子午線断面における
外表面に沿って延びており、その外周面を前記チェーン
31が摺接している。34はチェーン31に沿って延びるねじ
軸であり、このねじ軸34はモータ35の出力軸36に連結さ
れている。37はねじ軸34に螺合する移動ブロックであ
り、この移動ブロック37は前記チェーン31の途中に連結
されている。この結果、モータ35が作動すると、チェー
ン31は案内プレート32の外周面に摺接しながら走行す
る。また、前記チェーン31の途中には前記フレーム20が
連結され、これにより、チェーン31が走行すると、フレ
ーム20はガイドプレート4に案内されながらタイヤ中間
体1の外表面に沿って移動する。このとき、ローラ6、
7、11がガイドプレート4の外周面および内周面に常時
接触していることで、ガイド機構24と供給ローラ25との
間のコードCが常にタイヤ中間体1の外表面に対する法
線Hにほぼ沿って延びる状態に維持される。前述したロ
ーラ6、7、11、スプロケット30、チェーン31、案内プ
レート32、ねじ軸34、モータ35、移動ブロック37は全体
として、供給ローラ25とガイド機構24との間のコードC
が常にタイヤ中間体1の外表面に対する法線Hにほぼ沿
って延びるよう維持しながら、フレーム20を該タイヤ中
間体1の外表面に沿ってタイヤ中間体1の子午線方向に
移動させる移動機構38を構成する。
前記ガイド機構24は摺動フレーム16に回転可能に支持
された第1ローラ41を有し、この第1ローラ41の回転軸
線は前記供給ローラ25の軸線と平行である。また、前記
ガイド機構24は揺動台42を有し、この揺動台42は垂直な
シャフト43を介して摺動フレーム16の後端に支持され水
平面内で揺動することができる。前述したガイド機構24
は揺動台42の上部に回転可能に支持された第2ローラ44
をさらに有し、この第2ローラ44は前記第1ローラ41の
上方に位置するとともに、前記第1ローラ41より上流側
のコードCを案内する。そして、この第2ローラ44の前
端は前記第1ローラ41の後端の直上に位置するととも
に、これら第2ローラ44の前端および第1ローラ41の後
端はシャフト43の中心軸の延長線上に位置している。こ
の結果、第2ローラ44から第1ローラ41に至るコードC
の延長線Lは前記シャフト43の中心軸、即ち揺動台42の
揺動軸と同軸となる。45、46は第2ローラ44より後方の
揺動台42に回転可能に支持されたガイドローラであり、
前記外部ボビンから巻出されたコードCは、まず、これ
らガイドローラ45、46間を通過して方向転換した後第2
ローラ44へと導かれる。
50はガイド機構24と供給ローラ25との間に配置された
張力付与機構であり、この張力付与機構50は前記摺動フ
レーム16に取付けられている。この張力付与機構50は一
定の制動力が作用している付与ローラ51を有するが、こ
のうちの下方の付与ローラ51は前記ガイド機構24の第1
ローラ41と共用しており、この結果、装置全体が小型化
し安価となる。そして、コードCは前記ガイド機構24を
通過した後これら付与ローラ51に掛回されるとともに、
この張力付与機構50において所定の張力が付与される。
53は張力付与機構50と供給ローラ25との間に配置された
検出器であり、この検出器53は前記摺動フレーム16に取
付けられている。この検出器53は供給ローラ25と張力付
与機構50との間のコードCにおける張力を検出し、その
結果を出力する。そして、この検出器53からの検出結果
を制御装置に導き、この制御装置によって張力付与機構
50における張力の付与状態を制御したり、また、外部ボ
ビンにおける張力の付与状態を制御、あるいは、検出器
53からの検出結果を警報装置あるいはCRT等の表示装置
に導いて前記検出結果を表示する。
第1、4図において、56はコード端処理機構であり、
このコード端処理機構56は走行フレーム5に取付けられ
たシリンダ57と、このシリンダ57のピストンロッド58の
先端に取付けられた支持プレート59と、支持プレート59
に取付けられシリンダ60の作動により開閉する一対の把
持爪61と、支持プレート59に取付けられシリンダ62の作
動により開閉する一対の切断刃63と、を有する。そし
て、このコード端処理機構56は、タイヤ中間体1へのコ
ードCの巻付けが終了したとき、供給ローラ25とタイヤ
中間体1との間のコードCを把持しながら切断し、タイ
ヤ中間体1に巻付けられているコードCを外部ボビンか
ら巻出されているコードCから切離す。
次に、この発明の一実施例の作用について説明する。
タイヤ中間体1の外表面にコードCを巻付ける場合に
は、まず、タイヤ中間体1を軸線回りに矢印A方向に回
転させる。これと同時に、外部ボビンからコードCを巻
出し、ガイド機構24を通過させた後、供給ローラ25の案
内溝26に導く。このとき、供給ローラ25はシリンダ18に
よりタイヤ中間体1の外表面に一定圧で押付けられてい
るため、コードCは該供給ローラ25によりタイヤ中間体
1の外表面に供給されて圧着される。また、このとき、
モータ35の作動によりねじ軸34が回転し、これによりチ
ェーン31が走行する。この結果、チェーン31に連結され
ているフレーム20が供給ローラ25、ガイド機構24ととも
にガイドプレート4に案内されながらタイヤ中間体1の
外表面に沿って該タイヤ中間体1の子午線方向に移動す
る。このようなことから、タイヤ中間体1の外表面には
コードCがほぼ周方向にかつ螺旋状に巻付けられる。こ
のフレーム20の移動の際、ガイドプレート4、ローラ
6、7、11、ガイド機構24および供給ローラ25は前述の
ように構成されているので、供給ローラ25とガイド機構
24との間のコードCは常にタイヤ中間体1の外表面に対
する法線Hにほぼ沿って延びるよう維持される。これに
より、コードCはタイヤ中間体1の外表面に整然と一定
の打込み密度で巻付けられる。また、このような巻付け
時、フレーム20がタイヤ中間体1の周囲を旋回するた
め、前述のように供給ローラ25とガイド機構24との間の
コードCと、ガイド機構24と外部ボビンとの間のコード
Cと、の間の交差角Gがフレーム20の移動に伴なって変
化するが、この交差角Gが第2図に仮想線で示すように
180度から大きく離れると、ガイド機構24のローラ、例
えば第1ローラ41からコードCが外れてしまうことも考
えられる。しかしながら、この実施例では、前述のよう
にガイド機構24の第2ローラ44から第1ローラ41に至る
コードCの延長線Lと前記揺動台42の揺動軸とを同軸と
し、これにより、コードC間の交差角Gの変化を第1、
第2ローラ41、44間のコードCの捩じれによって吸収し
たのである。この結果、供給ローラ25とガイド機構24と
の間のコードC内に前記交差角Gの変化に基ずく張力変
化が発生するようなこともなく、さらに、このような交
差角Gの変化の吸収はガイド機構24の中で行なうことが
できるため、装置全体が小型化し、設備費を安価とする
こともできるのである。また、この実施例では、ガイド
機構24と供給ローラ25との間のコードCに対し張力付与
機構50から張力を付与するようにしたので、巻付時にお
けるコードCの張力を容易に適正な範囲内に制御するこ
ともでき、しかも、この巻付け直前のコードCの張力を
検出器53で検出するようにしたので、張力の制御を容易
に適正なものとすることができる。このようにしてタイ
ヤ中間体1の外表面に開始位置Sから終了位置Eまでコ
ードCが螺旋状に巻付けられると、タイヤ中間体1の回
転を停止する。次に、シリンダ18を作動してフレーム2
0、ガイド機構24、供給ローラ25を実線で示す位置まで
後退させた後、シリンダ57を作動して把持爪61を第1図
に仮想線で示す位置まで移動させる。次に、シリンダ60
を作動して供給ローラ25とタイヤ中間体1との間のコー
ドCを把持爪61により把持した後、把持爪61とタイヤ中
間体1との間のコードCをシリンダ62を作動させて切断
刃63により切断する。その後、シリンダ57を作動してコ
ードCを把持したまま把持爪61を実線で示す初期位置ま
で復帰させる。そして、次の巻付け開始時には、コード
端を把持爪61によって把持したまま、供給ローラ25を再
びタイヤ中間体1に押付けた後、コードCを把持爪61に
よる把持から解放し、次に、タイヤ中間体1を回転させ
ればよい。
なお、前述の実施例においては、コードCは1本のコ
ードであったが、この発明においては複数本のコードで
あってもよい。また、前述の実施例においては、ガイド
機構24の第1ローラ41と張力付与機構50の下方側の付与
ローラ51とを共用としたが、この発明においては、これ
らを別個としてもよい。さらに、タイヤ中間体1の外表
面がある一点を中心とする円弧である場合には、当該中
心を回動中心とし半径方向に延びるアーム上に前記フレ
ームを設置するようにしてもよい。
発明の効果 以上説明したように、この発明によれば、供給ローラ
がタイヤ中間体の子午線方向に移動しているときにもコ
ード内の張力を一定に保持することができ、しかも、装
置全体を小型でかつ安価とすることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の一実施例を示す概略正面図、第2図
はその要部平面図、第3図はコードのタイヤ中間体上へ
の巻付け状態を示す平面断面図、第4図は第1図のI−
I矢視図である。 1…タイヤ中間体、20…フレーム 24…ガイド機構、25…供給ローラ 38…移動機構、41…第1ローラ 42…揺動台、44…第2ローラ 50…張力付与機構、53…検出器 C…コード、H…法線 L…延長線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29D 30/08 - 30/30

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トロイダル状をしたタイヤ中間体を軸線回
    りに回転させながら該タイヤ中間体の外表面にコードを
    供給して螺旋状に巻付けるコードの巻付け装置であっ
    て、移動可能なフレームと、フレームのタイヤ中間体か
    ら離隔する後端部に設けられ外部ボビンから巻出された
    コードをガイドするガイド機構と、フレームの前端部に
    回転可能に支持されガイド機構を通じて導かれたコード
    をタイヤ中間体の外表面に押付け供給する供給ローラ
    と、フレームに取付けられガイド機構と供給ローラとの
    間のコードに張力を付与する張力付与機構と、フレーム
    に取付けられ張力付与機構と供給ローラとの間における
    コードの張力を検出する検出器と、供給ローラとガイド
    機構との間のコードが常にタイヤ中間体の外表面に対す
    る法線にほぼ沿って延びるよう維持しながらフレームを
    該タイヤ中間体の外表面に沿ってタイヤ中間体の子午線
    方向に移動させる移動機構と、を備え、前記ガイド機構
    は、フレームに回転可能に支持されコードを案内する第
    1ローラと、ほぼ垂直な揺動軸回りに揺動できるようフ
    レームに支持された揺動台と、揺動台に回転可能に支持
    され第1ローラより上流側のコードを案内する第2ロー
    ラと、を有し、前記第2ローラから第1ローラに至るコ
    ードの延長線と前記揺動台の揺動軸とを同軸としたこと
    を特徴とするコードの巻付け装置。
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