JP3020674B2 - 製品のサンプル採取方法およびサンプル採取装置 - Google Patents

製品のサンプル採取方法およびサンプル採取装置

Info

Publication number
JP3020674B2
JP3020674B2 JP3237734A JP23773491A JP3020674B2 JP 3020674 B2 JP3020674 B2 JP 3020674B2 JP 3237734 A JP3237734 A JP 3237734A JP 23773491 A JP23773491 A JP 23773491A JP 3020674 B2 JP3020674 B2 JP 3020674B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
product
container
sample
chute
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3237734A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0572082A (ja
Inventor
崇 児玉
Original Assignee
株式会社ニート
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ニート filed Critical 株式会社ニート
Priority to JP3237734A priority Critical patent/JP3020674B2/ja
Publication of JPH0572082A publication Critical patent/JPH0572082A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3020674B2 publication Critical patent/JP3020674B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製品のサンプル採取方
法およびサンプル採取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、生産された製品の良否を判別す
るため、その製品からサンプルを抜き取って検査するこ
とが行われている。このようなサンプルは、作業者によ
って一定時間毎に抜き取られて検査部門に引き渡され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなサンプル採取方法では、作業者が常に待機していな
ければならず、作業が束縛される問題がある。特に、僅
かな成形条件の変化が鋭敏に反応して製品に反映すると
ともに大量生産されるプラスチックなどの成形品の場合
には、一度に不良品が大量に生産されて歩留りが低下す
るおそれがあることから、短い間隔でサンプルを採取し
て製品の良否を検査し、成形機を最適に保守管理する必
要がある。このため、サンプル採取の頻度が高くなるこ
とから、自動化や省人化の障害となる問題があった。
【0004】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、供給される製品から自動的にサンプルを採
取することのできる製品のサンプル採取方法およびサン
プル採取装置ならびにその収容容器を提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】第一の発明である製品の
サンプル採取方法は、製品の供給口に臨んで収容容器を
位置せしめ、その容器本体に形成された上面開口の蓋体
もしくはその蓋体に形成された投入口の小蓋を離脱させ
た後、容器本体の上面開口を通して、もしくは、蓋体に
形成された投入口を通して製品を容器本体内部に供給
し、設定個数の製品の供給が終了すると、その容器本体
の上面開口もしくは蓋体に形成された投入口に蓋体もし
くは小蓋を装着した後、蓋体もしくは小蓋に形成された
凹部に製品を供給し、サンプルを採取することを特徴と
するものである。
【0006】また、第二の発明である製品のサンプル採
取装置は、固定フレームに回動装置を介して回動自在に
軸支された旋回フレームと、この旋回フレームに昇降装
置を介して昇降自在に案内された昇降フレームと、この
昇降フレームに設けられたチャック装置とよりなり、製
品の供給口に臨んで位置せしめられた収容容器の蓋体に
固定された把持部材もしくは蓋体に形成された投入口に
装着された小蓋に固定された把持部材をチャック装置が
把握し、蓋体もしくは小蓋を装着離脱できるように構成
したことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】製品の供給口に臨んで収容容器が位置せしめら
れると、その容器本体の蓋体もしくはその蓋体に形成さ
れた投入口の小蓋を離脱させた後、容器本体の上面開口
を通して、もしくは、蓋体に形成された投入口を通して
設定個数の製品を容器本体内部に供給する。製品の供給
が終了すれば、容器本体の上面開口もしくは蓋体に形成
された投入口に蓋体もしくは小蓋を装着した後、蓋体も
しくは小蓋に形成された凹部に製品を供給することによ
り、その製品をサンプルとして採取する。
【0008】この結果、容器への製品の供給終了後、製
品の収容容器と関連付けて自動的に、かつ、確実にサン
プルを採取することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0010】図1にはサンプル採取装置1が示されてお
り、このサンプル採取装置1は、固定フレーム2に設け
られた回動装置としてのロータリーアクチュエータ3
と、このロータリーアクチュエータ3の出力軸に一体に
連結された旋回フレーム4と、この旋回フレーム4に取
り付けられた昇降装置としてのリフトシリンダ5と、こ
のリフトシリンダ5のピストンロッドに連結された昇降
フレーム6と、この昇降フレーム6に設けられたチャッ
ク装置7とより構成されている。そして、旋回フレーム
4にはリニアベアリング8,8が設けられ、このリニア
ベアリング8,8には昇降フレーム6に連結されたガイ
ドロッド9,9が摺動自在に嵌挿されている。したがっ
て、チャック装置7は、ロータリーアクチュエータ3を
介して回動自在であり、かつ、リフトシリンダ5を介し
て昇降自在に構成されている。
【0011】また、旋回フレーム4には一方側端部に開
口10aを形成したガイドプレート10が取り付けられ
ており、この開口10aにはシュートガイド11が連結
されている。一方、ガイドプレート10の上面には、図
示しない成形機に連通されたシュート12の下端が接し
ており、その下端は製品の供給口として開口されてい
る。この結果、ガイドプレート10がロータリーアクチ
ュエータ3によって設定角度回動すると、ガイドプレー
ト10の上面はシュート12下端を摺接し、その端部に
形成された開口10aをシュート12の供給口に連通さ
せることができる。そして、ガイドプレート10によっ
てシュート12の供給口が閉鎖されている場合には、成
形機から送られた成形品はシュート12に一部貯留さ
れ、また、ガイドプレート10が回動してシュート12
の供給口とガイドプレート10の開口10aとが連通す
ると、成形機から送られた成形品は、シュート12、ガ
イドプレート10の開口10a、シュートガイド11を
介して導くことができる。したがって、成形品を一時貯
留して周囲に散乱させることがないことから、成形機に
よる成形作業を中断する必要がない。
【0012】ところで、図示しない成形機によって生産
された成形品を収容するため、前述したサンプル採取装
置1に向けて収容容器15が搬送されるようになってい
る。この収容容器15は、容器本体16と、容器本体1
6の上面開口部を被う蓋体17よりなり、この蓋体17
には、前述したシュートガイド11の下端に連通可能な
投入口17aが形成されている。そして、この投入口1
7aには、断面逆ハット状に形成されて凹部が設けられ
るとともに、把持部材としてのボルト18を立設した小
蓋19が装着されている。このボルト18は、小蓋19
の鍔部分から上方に突出しないように、小蓋19の深さ
より若干短く形成されている(図3参照)。
【0013】なお、本実施例においては、蓋体17に形
成された投入口17aに小蓋19を装着離脱自在とした
収容容器15を示したが、小蓋19を用いることなく蓋
体17に一部もしくは全部に凹部を直接形成してもよ
い。この場合には、蓋体17に形成された凹部にボルト
18を固定すればよい。
【0014】このような収容容器15は、フレーム20
に設置した搬送装置、具体的には一対のチェーンコンベ
ア21,21を介してサンプル採取装置1に向けて搬送
される。そして、フレーム20には、搬送される収容容
器15を位置決めするため、ストッパ22が固定されて
いる。
【0015】次に本実施例の作動について説明すると、
チェーンコンベア21,21を駆動することにより、図
示しないリフト装置を介してチェーンコンベア21,2
1上に載置された収容容器15をサンプル採取装置1に
向けて搬送する。そして、収容容器15がストッパ22
に当接すれば、チェーンコンベア21,21の駆動を停
止し、収容容器15をシュート12の供給口直下に位置
させる。この後、エアシリンダ5を伸長作動させて昇降
フレーム6を下降させると、チャック装置7は小蓋19
に立設されたボルト18を挟む位置に下降する。次い
で、チャック装置7を作動すれば、ボルト18を把握す
ることができる。この後、エアシリンダ5を縮小作動す
れば、小蓋19は蓋体17に形成された投入口17aか
ら引き上げられて離脱する。そして、ロータリーアクチ
ュエータ3を駆動すると旋回フレーム4が回動し、チャ
ック装置7が小蓋19を把持した状態でガイドプレート
10をシュート12下端と摺接させつつ回動させる。ガ
イドプレート10が設定角度回動すれば、シュート12
の供給口をガイドプレート10の開口10a、シュート
ガイド11を介して蓋体17に形成された投入口17a
に連通させることができる。
【0016】この間、図示しない成形機によって成形さ
れた成形品は、シュート12下端がガイドプレート10
によって閉鎖されていることから、シュート12内部に
貯留されている。そして、ガイドプレート10の開口1
0aにシュート12の供給口が連通すれば、シュート1
2に貯留されている成形品およびそれ以後成形機から送
られてくる成形品は、開口10a、シュートガイド1
1、蓋体17の投入口17aを介して収容容器15の容
器本体16内部に供給される。この結果、収容容器15
の交換時において、成形機による成形作業を中断する必
要がなく、しかも、その際、それらの成形品が周囲に散
乱し、不良品として廃棄されることによる歩留りの低下
を防止することができる。
【0017】このように、シュート12を介して成形品
が収容容器15に供給され、所定数量に達すると、チェ
ーンコンベア21,21を逆方向に若干駆動させて収容
容器15を戻した後、再びチェーンコンベア21,21
を正方向に駆動させて収容容器15をストッパ22に向
けて搬送させ、衝突させる。このような往復移動を行わ
せることにより、容器本体16内部に山盛り状に堆積さ
れた成形品が均される結果、収容容器15の収容空間を
効率よく利用することができる。
【0018】成形品が設定数量供給されると、前述とは
逆方向にロータリーアクチュエータ3を駆動させ、ガイ
ドプレート10を回動させてシュート12の供給口を閉
鎖すると同時に、小蓋19を蓋体17の投入口17aを
臨む位置に回動させる。次いで、エアシリンダ5を伸長
作動すれば、小蓋19は蓋体17の投入口17aに装着
される。この後、チャック装置7を作動してボルト18
の把握を解除し、エアシリンダ5を縮小作動すれば、チ
ャック装置7を上方に退避させることができる。そし
て、再度、ロータリーアクチュエータ3を駆動させ、ガ
イドプレート10の開口10aを小蓋19を臨む位置に
回動させる。この間、成形機は成形品を1ショットもし
くは複数ショット成形しており、その成形品をシュート
12の供給口、開口10a、シュートガイド11を介し
て小蓋19の凹部に供給する。この小蓋19に供給され
た成形品が、それまでに成形されて収容容器15に供給
された成形品のサンプルとなる。
【0019】サンプルの採取が終了すれば、チェーンコ
ンベア21,21を逆方向に駆動させ、収容容器15を
適宜の保管場所まで搬送する。そして、これらの収容容
器15は検査部門に搬送され、小蓋19に収容されたサ
ンプルを検査することにより、その収容容器15内部に
収容されている成形品の良否を推定することができる。
この際、サンプルが予め収容容器15と関連付けられて
その外部に取り出されており、蓋体17を外してサンプ
ルを採取するなどの作業が不要となる。
【0020】一方、設定数量の成形品が収容された収容
容器15が搬出されると、新たな収容容器15がチェー
ンコンベア21,21を介して搬入され、同様に成形品
の供給が開始される。
【0021】この場合、小蓋19の凹部にサンプルが収
容され、ボルト18は蓋体17の上面を突出しないこと
から、収容容器15を搬送する際、他の収容容器15を
積み重ねても何ら問題はなく、特別な取り扱いをする必
要はない。
【0022】なお、本実施例においては、成形機からの
成形品を供給する場合について説明したが、特に成形品
に限定するものではない。
【0023】また、本実施例においては、製品はシュー
トを介して供給され、収容容器を交換する場合にガイド
プレートによって製品の供給を制御するように構成した
が、ガイドプレートに代えてシュートに直接シャッター
を設けることもできる。また、シュートに代えて製品を
コンベアを介して供給する場合には、そのコンベアにシ
ャッターを設けてもよく、あるいは、コンベアの駆動を
一時停止して製品の供給を中断させるようにしてもよ
い。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、製品の供
給口に臨んで位置せしめられた収容容器に製品を供給
し、設定個数の製品の供給が終了すると、その容器本体
の蓋体もしくはその蓋体に形成された投入口の小蓋に形
成された凹部に製品を供給し、サンプルを採取するよう
に構成したことにより、製品の収容容器に関連付けてサ
ンプルを自動的に、かつ、確実に採取することができ、
自動化、省人化を進めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサンプル採取装置の概略を製品の収容
容器とともに示す斜視図である。
【図2】図1のサンプル採取装置を一部省略して示す平
面図である。
【図3】製品の収容容器を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 サンプル採取装置 3 ロータリーアクチュエータ 5 エアシリンダ 7 チャック 10 ガイドプレート 12 シュート 15 収容容器 17 蓋体 18 把持部材 19 小蓋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−77939(JP,A) 特開 昭62−238708(JP,A) 特開 昭63−248652(JP,A) 実開 昭52−93583(JP,U) 実開 昭62−59842(JP,U) 実開 平2−91942(JP,U) 実開 昭61−48153(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 1/04 B65B 1/04 B29C 37/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品の供給口に臨んで収容容器を位置せ
    しめ、その容器本体に形成された上面開口の蓋体もしく
    はその蓋体に形成された投入口の小蓋を離脱させた後、
    容器本体の上面開口を通して、もしくは、蓋体に形成さ
    れた投入口を通して製品を容器本体内部に供給し、設定
    個数の製品の供給が終了すると、その容器本体の上面開
    口もしくは蓋体に形成された投入口に蓋体もしくは小蓋
    を装着した後、蓋体もしくは小蓋に形成された凹部に製
    品を供給し、サンプルを採取することを特徴とする製品
    のサンプル採取方法。
  2. 【請求項2】 固定フレームに回動装置を介して回動自
    在に軸支された旋回フレームと、この旋回フレームに昇
    降装置を介して昇降自在に案内された昇降フレームと、
    この昇降フレームに設けられたチャック装置とよりな
    り、製品の供給口に臨んで位置せしめられた収容容器の
    蓋体に固定された把持部材もしくは蓋体に形成された投
    入口に装着された小蓋に固定された把持部材をチャック
    装置が把握し、蓋体もしくは小蓋を装着離脱できるよう
    に構成したことを特徴とする製品のサンプル採取装置。
JP3237734A 1991-09-18 1991-09-18 製品のサンプル採取方法およびサンプル採取装置 Expired - Fee Related JP3020674B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3237734A JP3020674B2 (ja) 1991-09-18 1991-09-18 製品のサンプル採取方法およびサンプル採取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3237734A JP3020674B2 (ja) 1991-09-18 1991-09-18 製品のサンプル採取方法およびサンプル採取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0572082A JPH0572082A (ja) 1993-03-23
JP3020674B2 true JP3020674B2 (ja) 2000-03-15

Family

ID=17019688

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3237734A Expired - Fee Related JP3020674B2 (ja) 1991-09-18 1991-09-18 製品のサンプル採取方法およびサンプル採取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3020674B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0572082A (ja) 1993-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0247321A (ja) スライバの係合・挿入方法及びその装置
JP3020674B2 (ja) 製品のサンプル採取方法およびサンプル採取装置
JP2538400Y2 (ja) 製品の収容容器
US4730973A (en) Automatic unloading mechanism
JPS6317579B2 (ja)
CN115284534A (zh) Molding上下料机
JP2724085B2 (ja) 箱体からの内収容物取出装置
JP4296535B2 (ja) 粉袋の開袋装置
CN113579825A (zh) 一种机械式自动送料装置及其送料方法
JP3411351B2 (ja) 製品のサンプル採取装置
JP2572216Y2 (ja) 板材加工機のスクラップ自動排出装置
JP3423754B2 (ja) 製品のサンプル採取装置
KR102649079B1 (ko) 식품폐기물의 포장재 제거 장치
US20220369536A1 (en) System and method for automating propagation material sampling and propagation material sampling equipment
JPH0124054B2 (ja)
JPH0713963Y2 (ja) バレル研摩槽へのワ−ク及びメディアの搬送供給装置
JPH02269539A (ja) レンズ拭きストッカー
JP3720132B2 (ja) 樹脂モールド装置
JPH07265393A (ja) 粉体自動溶解装置
JPS62128715A (ja) 中空容器の口ばり落し装置
CN114397157A (zh) 水泥样品装样系统
JPH06122098A (ja) 切り屑の圧縮成形装置
JPH0455923B2 (ja)
JPS6179490A (ja) 自動縫製装置
JPS649158B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees