JP3020467U - 袋物の開口部の固定手段 - Google Patents

袋物の開口部の固定手段

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JP3020467U
JP3020467U JP1995008125U JP812595U JP3020467U JP 3020467 U JP3020467 U JP 3020467U JP 1995008125 U JP1995008125 U JP 1995008125U JP 812595 U JP812595 U JP 812595U JP 3020467 U JP3020467 U JP 3020467U
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Japan
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cord
bag
opening
lock
fixing
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Application number
JP1995008125U
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English (en)
Inventor
隆浩 五十嵐
Original Assignee
株式会社ナポレックス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 旅行、登山などのときに、荷物をまとめて収
納する袋物の開口部の固定手段を、確実、簡単なものと
する。 【構成】 コード2には、2個以上の、公知のコードロ
ックを貫通させてあり、第1のコードロック3の押圧部
3aを押しながらコード2に沿って移動させて袋1の開
口部1aを絞り、コード2の結び目2a近くにある第2
のコードロック4との間のコード2をループ状にして、
折り返した開口部1aに被せたのち、第2のコードロッ
ク4の押圧部4aを押しながらコード2に沿って移動さ
せて袋1の折り返した部分を絞ってまとめる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は旅行、登山などのときに、荷物をまとめて収納する袋物に関し、とく に登山やオートバイのツーリングなどに適した防水機能を持つ袋物の開口部の固 定手段に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、従来の袋物と、その開口部の緊締による固定手段を示す。10は袋で あり、防水性のある生地から作られており、一般的には、登山、オートバイのツ ーリングなどの際に雨にあっても濡らしたくない荷物を、あらかじめこの袋に入 れ、水に濡れることを防止している。
【0003】 袋10の開口部10aには、開口部端部を折り返して形成したコード通し部( 図示せず)にコード11を貫通させ、コード端部11aは結んでループ状とし、 これを引いて絞ることで開口部が閉鎖されるようになっている。このように閉鎖 した後、袋の余分な先端部を折り返し、さらにこの部分にコード11の余剰部を 巻き付け、その上で、コード同志をしばってまとめている。
【0004】 あるいは、公知のコードロックを用いる。コードロックは、その穴にコードを 貫通させておき、一端の押圧部を内部のバネに抗して押すとロックが解除されて 自在にコードに沿って移動でき、離すとその箇所でコードに対しロックするもの である。図4において12はコードロックであり、袋物のコード通し部にコード 11を貫通させたのち、両端をともにコードロック12の穴に通し、コード端部 11aは結んでループ状とする。そして袋10の開口部10aをコードロック1 2で絞り、絞り切ったところで手を放せば、そこでロックされ、余分な袋の先端 部を折り返し、この部分にやや長めになっているコード11の余剰部を巻き付け 、その上で、コード同志をしばってまとめている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このように、雨水等が入り込まないように袋の口を確実に閉じるためには、コ ードロック12を用いない場合も、用いる場合も、ともに開口部10aを絞った 後、余分な袋の先端部を折り返し、この部分にやや長めになっているコード11 の余剰部を巻き付け、その上、再びしばってまとめるという、手間のかかること をしなくてはならないものであった。本考案は、この手間を省くことができ、簡 単に、しかも確実に、袋の口を閉じることのできる袋物の開口部の固定手段を提 供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は、本考案によれば、開口部を絞って閉鎖することができるように 袋物の開口部の縁を通したコードの両端部をまとめ、複数のコードロックを貫通 させた上で、その末端を結び目としたことにより解決される。
【0007】
【作用】
複数のコードロックのうち、第1のものは、袋の開口部を絞り、開口部の大体 の閉鎖を行うことができ、複数のコードロックの第2のものは、第1のコードロ ックと第2のコードロックとの間に形成されるループ状のコードを用いて、袋の 開口部の先端を折り返して2重にした部分に対し被せてコードを絞り、緊締し、 閉鎖状態を確実なものとする。第3以下のものについても、同様である。
【0008】 前記の操作は、押圧部を押したり放したりするだけでコードに対するロック、 アンロックを行うことができるコードロックを用いているので、簡単、容易で、 しかも、閉鎖固定状態が確実であって雨水等の侵入を防止できる。
【0009】
【実施例】
図1から図3に、本考案の実施例を示す。1は袋であり、防水性のある生地か ら作られた、前記従来の例と同様の構造を有するものである。
【0010】 1aは袋1の開口部であり、該開口部1aの縁端部を折り返してコード通し部 (図示せず)を設ける。2はコードであり、前記コード通し部に貫通させる。
【0011】 3および4は第1および第2のコードロックである。コードロックの構造は、 前記したように公知であるので説明は省略する。コード通し部を貫通させたコー ド2の両端部を、2本とも、まず第1のコードロック3の穴に貫通させ、さらに 第2のコードロック4に貫通させたのち、両端部を結んで結び目2aとする。
【0012】 このようにコードロック2個を用いて構成した袋物は、次のように使用される 。図1のように、第1のコードロック3の押圧部3aを押しながら開口部1aを 絞り、そこで手を放し、コード2を第1のコードロック3によりロックして開口 部1aを閉鎖状態とする。
【0013】 続いて、図2に示すように、コード2の、第1のコードロック3と第2のコー ドロック4との間に形成される部分の2本のコードを分離してループ状部2bと し、このループ状部2bを、余分な袋の先端部を折り返して2重、あるいは3重 になった袋の先端部分に被せたのち、第2のコードロック4の押圧部4aを押し ながら、図示矢印A方向へ移動させる。
【0014】 移動させた第2のコードロック4の押圧部4aを、折り返してまとめた袋先端 部分をループ状部2bが緊締したところで手を放してロックさせ、図3の状態と する。
【0015】 このような状態であれば、開口部1aは、袋先端が2重あるいは3重に折り返 されており、さらに二つのコードロックで緊締された状態であるので、雨水その 他の侵入を防止する状態となる。
【0016】 前記の実施例では、使用するコードロックは2個としたが、3個あるいはそれ 以上であれば、何重にも開口部を折り返してそれぞれロックすることができるの で、より確実なものとなる。
【0017】
【考案の効果】
以上のように、本考案は複数のコードロックを用いて袋物の開口部を閉鎖し固 定するようにし、第1のコードロックによって開口部の大体の閉鎖を行い、第1 のコードロックと第2のコードロックとの間に形成されるコードのループ状の部 分を用いて、袋の開口部の先端を折り返して2重にした部分に対し被せた上で第 2のコードロックによって絞り、緊締しするようにしたので、閉鎖固定状態が確 実なものとなる。3個以上のコードロックを使用すれば、閉鎖固定状態はさらに 確実なものとなる。
【0018】 前記の操作は、押圧部を押したり放したりするだけでコードに対するロック、 アンロックを行うことができるコードロックを用いているので、簡単、容易であ って、しかも、閉鎖固定状態が確実であって雨水等の侵入を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の固定手段の(固定動作中の
状態の)外観図である。
【図2】本考案の一実施例の固定手段の(固定動作中の
状態の)外観図である。
【図3】本考案の一実施例の固定手段の(固定終了状態
の)外観図である。
【図4】従来の固定手段の(固定終了状態の)外観図で
ある。
【符号の説明】
1 袋 1a 開口部 2 コード 2a 結び目 2b ループ状部 3 第1のコードロック 3a 押圧部 4 第2のコードロック 4a 押圧部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を絞って閉鎖することができるよ
    うに袋物の開口部の縁を通したコードの両端部をまと
    め、複数のコードロックを貫通させた上で、その末端を
    結び目としたことを特徴とする袋物の開口部の固定手
    段。
JP1995008125U 1995-07-13 1995-07-13 袋物の開口部の固定手段 Expired - Lifetime JP3020467U (ja)

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JP3020467U true JP3020467U (ja) 1996-01-23

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