JPH0636410U - 傘生地の内外両方でネームバンドが使用できる折りたた み傘 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】従来、折りたたみ傘のネームバンドは１本しか
取りつけられておらず、したがって傘を伸ばした時に、
かさばらないよう巻き止めることが出来ず不便だった。
それを伸ばした時にも巻き止められるようにすること。 【構成】傘生地の内側でも外側でも利用できるようにネ
ームバンドを取りつけた。

Description

【考案の詳細な説明】 この実用新案は、折りたたみ傘を使用する際に、伸ばした状態の時にも使用で きるネームバンドをつけ、傘がかさばらないように巻き止められる工夫をしたも のである。

これまでの折りたたみ傘は、雨の時に伸ばして使用するものの、一時的にすぼ めて傘を開かないようにしておこうとしても、ネームバンドが内側に来るため巻 き止めることが出来なかった。このため傘は半開きの状態となり、傘立てにも立 てにくいし、人の多い車内などでは扱いにくく使用上の欠点があった。

この考案は、折りたたみ傘のこうした欠点を解決するためになされたものであ り、これを図面について説明すれば、 傘生地（１）の一方の側に取りつけてあるネームバンド（２）の取りつけ付近 の生地に、このネームバンド（２）が通れる幅をもった切り口（３）を設ける。

以上のように工夫すれば、ネームバンド（２）を切り口（３）から傘生地の反対 側に取り出して内外両用に兼用できるため、１つのネームバンドて伸ばした状態 の時にも、折りたたんだ状態の時にも、傘をかさばらないように巻き止めること が出来、使用上極めて便利である。

なお、本考案の実施態様としては次の如きことが出来る。

ネームバンドを傘生地（４）の外側と内側の両方に取りつける。こうすれば折 りたたみ傘を伸ばしている時には、傘生地（４）の外側にあるネームバンド（５ ）で伸ばした傘を巻き止めることが出来る。さらに傘を折りたたんだ時には、傘 生地の内側につけたネームバンド（６）を用いて、折りたたんだ状態の傘を巻き 止めることが出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の折りたたみ傘につけた内外兼用のネー
ムバンドの斜視図

【図２】本考案の折りたたみ傘の傘生地の外側につけた
ネームバンドの斜視図

【図３】本考案の折りたたみ傘の傘生地の内側につけた
ネームバンドの斜視図

【符号の説明】

１と４は傘生地 ２は内外兼用のネームバンド ３は傘
生地の反対側にネームバンドを取り出す切り口 ５は傘
生地の外側のネームバンド ６は傘生地の内側のネーム
バンド

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 折りたたんだ状態でも伸ばした状態で
   も、傘を巻き止めることが出来るように、傘生地の内側
   と外側の両方で、ネームバンドが使えるようにした折り
   たたみ傘。