JPH0648413U - 傘つぼめ具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 傘をつぼめた時、その骨の先端を止め
（玉止め）、そしてリングをスライドする事によって、
傘のヒダをまとめるものである。 【構成】 樹脂を加工し、スライドリングと柄に
とりつけたツバ部とによって作られたものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

これ迄の傘は、その使用を終り、つぼめた時は、時に金属等のまとめ具玉止め ）のものがあるが、傘の先付は大体に於いて開きっぱなしのものが多い。 そして使用後は、傘の布地に取り付けてある紐にてヒダを巻き亦はたたんで納め るものが通例である。

【０００２】

【従来の技術】

これ迄の傘はその先付が危険防止もあって、樹脂性等の大きなものによってカ バーされて居り、玉止めは使用出来ない為に傘をつぼめた時は、その端の開き部 分が大きい。亦、傘をたたんだ時は、布地についている紐にてヒダを束ねホック 等で止めているのが従来のものである。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】

傘の骨の端にある先付をリング（玉止めにあたる）にて止める。下にずり落ち ない様に、柄に固定させたツバ部を付ける。

【０００４】

【課題を解決しようとする手段】

傘の使用の終った時つぼめ、そしてリングに納め、次にリングをスライドさせ て中央迄もってゆき、ヒダを折りたたんだ状態にもってゆくのである。 傘を開く時は、リングを柄についたツバ部迄下げ、ツバ内のスプリングを押し て、先付を外して使用する。

【実施例】

図１は、傘をつぼめた状態にて、この時つぼめ具３はツバ４に接する。傘の先 付は３のリング内に納められ、傘を開く時は４のツバ部内にあるスプリング５を 下に押し、先付を外して傘を開く。次に傘を閉じる時は、リング３をツバ部の内 に押し入れ、後に先付をリング３に入れる。この状態でも、携行或いは収納も出 来るし、そして亦、傘のヒダがバラバラになる事が気になる場合は、リング３を 上にスライドさせてヒダをたたんだ状態にする事が出来るものである。 ６はツバ部を傘の柄に取り付けて、外れない様固定させるものである。

【考案の効果】

これ迄、傘の使用にあって、それをつぼめる時、開き加減であった先付（骨の 先端）を手元でまとめ、そしてリングによってスライドさせ、傘のヒダを巻きと る方法で雨で濡れた傘の困却さの後始末を解消させたものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】使用例Ａ

【図２】使用例Ｂ

【図３】リング詳細図

【図４】リング受けツバ部詳細図

【図５】取り付け全体図

【図６】ツバ部ふかん図

【符号の説明】

１．傘の柄 ２．先付（骨の先端） ３．リング ４．リング受けツバ部分 ５．スプリング ６．リング固定部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】傘の開きっぱなしになっている先付をまと
   めて、つぼみ、そしてリング部分をスライドする事によ
   って、傘のヒダを途中で束ねる用具である。