JP3093766U - 多目的スリーピングバッグ - Google Patents

多目的スリーピングバッグ

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JP3093766U
JP3093766U JP2002006931U JP2002006931U JP3093766U JP 3093766 U JP3093766 U JP 3093766U JP 2002006931 U JP2002006931 U JP 2002006931U JP 2002006931 U JP2002006931 U JP 2002006931U JP 3093766 U JP3093766 U JP 3093766U
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JP
Japan
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sleeping bag
opening
openings
passing portion
side opening
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Application number
JP2002006931U
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Inventor
信也 牧田
Original Assignee
株式会社キャラバン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使い勝手がよく、多様の目的に使用することが
できるスリーピングバッグを提供する。 【解決手段】寝袋用生地素材を、両端に開口部を形成し
た細長い筒体に成形し、両端開口部の縁辺廻りに紐通し
部を設ける。この紐通し部に該開口部を閉じることがで
きる絞り紐を挿通する。筒体は全長にわたって同寸法の
巾径にしてもよく、また、一方の肩側開口部から他方の
足元側開口部へ向けて次第に巾を縮径させたテーパー状
筒体に形成してもよい。

Description

【考案の詳細な説明】
【001】
【考案の属する技術分野】
本考案は主として登山やキャンプなどのアウトドアで使用する多目的のスリー ピングバッグに関する。
【002】
【考案が解決しようとする課題】
登山やキャンプなどの野外活動では軽量で簡便なスリーピングバッグが必要に なる。 従来のスリーピングバッグは、足元側の端部が閉じられており、装着するとき は開口端側から足を挿入しなければならないため、装着操作が面倒であり、また 、 装着してしまうと立振るまいができないといった煩わしさがあった。 さらに、従来のスリーピングバッグは専ら、就寝を目的として製作されている ため、使用目的が限られていた。
【003】 従って、本考案の目的は、使い勝手がよく、多様の目的に使用することができ るスリーピングバッグを提供することにある。
【004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案のスリーピングバッグは、寝袋用生地素 材を、両端に開口部を形成した細長い筒体に成形するとともに、両端開口部の縁 辺廻りに紐通し部を設け、この紐通し部に該開口部を閉じることができる絞り紐 を挿通したことを特徴とする。
【005】 好ましくは、筒体は一方の肩側開口部から他方の足元側開口部へ向けて次第に 縮径させ、全体をテーパー状に形成する。
【006】
【考案の実施の形態】 以下、本考案の好ましい実施例を添付の図面に基づいて説明する。 図1及び図2に示すように、本考案のスリーピングバッグ1は、寝袋用の生地 素材を、両端に開口部3、4を有する筒体2に成形するとともに、両端開口部3 、4の縁辺廻りに紐通し部5を形成し、この紐通し部5に絞り紐6を挿通した構 成になっている。
【007】 スリーピングバッグ1は軽くて、保温性に富み、耐久性のあることが要求され るところから、図の実施例では好ましい生地素材として、ナイロン、ポリエステ ルなどの合成樹脂繊維を素材とする布地間に所望量の羽毛や化学繊維などの中綿 を入れてキルティング加工あるいはボックス縫製加工を素材を使用している。但 し、スリーピングバッグ1の素材はこれに限らず、他の素材を使用してもよい。
【008】 筒体2の寸法は使用目的によって異なるが、筒体長さは、人体の一部又は全部 を覆うことができる、例えば130cm〜180cmの長さに形成するとともに 、筒体巾及び両端開口巾は人体が楽に入る、例えば60cm〜80cmの巾に形 成することが望ましい。 比較的に丈の短い、例えば、130cmのスリーピングバッグ1は、主として 人体の胴部を包む目的に使用されるもので、この目的のスリーピングバッグ1は 、図1のように、筒体2の巾全体が均一で、両端開口部3、4も60cm程度の ほぼ同寸法に形成されている。
【009】 他方、人体の首下全体を包む目的で使用される比較的に丈長のスリーピングバ ッグ1は、図2に示すように、肩側の開口部3を足元側の開口部4よりも若干大 きくし、筒体2全体を足元側開口部4に向けてテーパー状に縮径させてある。こ の構造により、人体とスリーピングバッグ1の間の隙間を少なくして保温効果を 上げるとともに、軽量化を図っている。
【010】 本考案による丈長のスリーピングバッグ1は人体の肩下全体を包んで本格的な 寝袋として使用することができる。この場合は、筒体2を足元側の開口部4を通 して頭から被るようにして体全体を通し、足元側開口部4を絞り紐6を引いて絞 ることにより、足元側の端部が閉じられた本来の寝袋に形成される。
【011】 他方、130cm程度の比較的丈の短いスリーピングバッグ1は、図3のよう に、筒体2の両端開口部3、4を通して人体の胴部に装着することにより、簡易 寝袋として使用できるほか、図4に示すように、本格的なメイン寝袋7と併用し て保温効果を上げる補助バッグとして使用することもできる。 この種のスリーピングバッグ1はアウトドアに限らず、屋内での仮眠や、小児 の寝冷え防止用寝具としても有用である。
【012】 また、本考案のスリーピングバッグ1は、図5に示すように、筒体2の一端側 を一方の開口部から二重に折り返し、あるいは、長手方向から圧縮して厚みをも たせ、腹部等の局部を包む厚手の保温具として使用することもできる。
【013】 さらに、本考案のスリーピングバッグ1は広げた状態では平らなマットや敷物 の形状を呈している。
【014】
【考案の効果】
本考案のスリーピングバッグは人体全体を通した後、足元側の開口部を絞るこ とにより、足元側が閉じた本来の寝袋として使用できるので装着が楽であり、使 い勝手がよい。
【015】 胴部だけを包んで簡易寝袋として使用することができるとともに、本格的な寝 袋の補助バッグとして使用することもできる。 また、圧縮や折り返しで厚みをもたせることにより、局部用の保温具として使 用することもできる。
【016】 さらに、寝袋として使用しないときはマットや敷物として利用することができ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例によるスリーピングバッグの
透視図
【図2】本考案の他の実施例によるスリーピングバッグ
の透視図
【図3】本考案のスリーピングバッグの使用例説明図
【図4】本考案のスリーピングバッグの使用例説明図
【図5】本考案のスリーピングバッグの使用例説明図
【符号の説明】
1…スリーピングバッグ 2…筒体 3、4…開口部 5…紐通し部 6…絞り紐 7…メイン寝袋
【整理番号】UMS002―005

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】寝袋用生地素材を、両端に開口部を形成し
    た細長い筒体に成形するとともに、両端開口部の縁辺廻
    りに紐通し部を設け、この紐通し部に該開口部を閉じる
    ことができる絞り紐を挿通したことを特徴とする多目的
    スリーピングバッグ
  2. 【請求項2】筒体が、使用者の肩側開口部から他方の足
    元側開口部へ向けて次第に径を縮径させたテーパー状筒
    体であることをさらに特徴とする請求項1記載の多目的
    スリーピングバッグ
JP2002006931U 2002-10-31 2002-10-31 多目的スリーピングバッグ Expired - Lifetime JP3093766U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016083109A (ja) * 2014-10-24 2016-05-19 グローブ有限会社 寝袋用の袋状部材及びこの袋状部材を備えた寝袋

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016083109A (ja) * 2014-10-24 2016-05-19 グローブ有限会社 寝袋用の袋状部材及びこの袋状部材を備えた寝袋

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