JP3020185U - 折り機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 折り機において、引込みテープローラ間の圧
力を減少し、引込みテープローラの振動を減少し、引込
みテープ機構を介してファンに引き渡される折丁を容易
に送り出すことができるようにし、かつ、折丁厚さとは
無関係に折丁を正確に方向付けることができるようにす
る。 【構成】 折り機が、並べて配置された少なくとも２つ
の引込みテープ機構を有し、該引込みテープ機構が左側
の引込みテープ及び左側の走出ローラ並びに対応する右
側の引込みテープ及び右側の走出ローラを有し、右側及
び左側の引込みテープが折丁を送り出すための第１の折
丁通路を形成し、左側の走出ローラが右側の走出ローラ
とは異なる高さを占め、並置された引込みテープ機構の
走出ローラの高さが互い違いに設定され、走出ローラが
定置であるか又は対応ローラの方向にばね負荷されてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、印刷機、特に折丁を送り出すための印刷機用の折り機に関する。

【０００２】

【従来の技術】

引込みテープシステムは一般に折丁を印刷機からスタッカに送り出すために使 用される。引込みテープシステムはほぼ多数の引込みテープ機構から構成されて いて、この引込みテープ機構は、折丁幅に亘って折丁に接触するように、互いに 間隔を置いて並置されている。

【０００３】 各引込みテープ機構は、折丁通路を形成するように、一方の側で引込みテープ をかつ他方の側でこれに対応する回転する対応・引込みテープを有している。こ れにより折丁は両側で掴まれかつ折丁通路を介して搬送される。折丁は折丁通路 から走出して、ファンポケット内に折丁を受容するファンに進入する。次いで折 丁はファンの回転によりスタッカに送り出される。

【０００４】 アメリカ合衆国特許第５１１２０３３号明細書で記載されているように、単一 の折丁流の下流側で２つのファンを配置することが所望されている。

【０００５】 引込みテープは通常、テープをガイド及び駆動するために引込みテープ内に配 置されたガイドローラ及び駆動ローラを有している。この場合、折丁が走出する 引込みテープの底部に設けられたガイドローラは走出ローラである。この形式の 装置では、並置された引込みテープ機構は同軸的な走出ローラを有している。換 言すれば走出ローラは一直線内に位置しかつ１つの引込みテープ機構から次ぎの 並置された引込みテープ機構に対して同じ高さを占めている。

【０００６】 更に、折丁が真直に走出するようにするために、折丁の一方の側の走出ローラ は折丁の他方の側の走出ローラと同じ高さを占めている。

【０００７】 この場合、折丁の一方の側の走出ローラが折丁の他方の側の対応する走出ロー ラと同じ高さを占めることに関連して、多くの問題点が生ずる。走出ローラが同 じ高さを占めることによって、走出ローラが強くばね負荷されて押し付けられて いるため、走出ローラ間で打撃が生ぜしめられる。

【０００８】 支承部、テープ又は別の構成要素の早期の損傷並びに負荷された構成要素の不 都合なフレッチング腐食が生ずる。対応する走出ローラと同じ高さを占めること に関連した別の問題点は、走出ローラを保持する走出ローラレバーのスリップに ある。強く負荷された走出ローラ間では紙が挾み付けが生じ易くなる。これによ ってレバースリップ又は構成要素の不都合な損傷が生ぜしめられる。

【０００９】 更に、ファンポケット内への折丁の正確な方向付けを保証するのに必要な精度 に基づき、引込みテープローラの設置も困難になる。

【００１０】 従って、走出ローラを段付けことによって同じ高さの対応する走出ローラに対 する圧力を減少させることが所望されている、換言すれば、折丁の一方の側の走 出ローラを折丁の他方の側の対応する走出ローラよりも高く又は低く位置させる ことが所望されている。これによって、走出ローラの間の圧力が減少される。

【００１１】 しかしこの場合、折丁はしばしば高く位置する走出ローラの側に向けられるか 又は偏向され、これによって、特に二重ファンシステムが使用される場合、問題 が生ずる。それというのも、折丁をほぼ真直に走出させ、これにより折丁を２つ のファンの交互のファンポケット内に向けねばならないからである。

【００１２】 この問題点は、段付けされた走出ローラが使用される場合、折丁の厚さが偏向 量に影響を及ぼすために、一層増大する。従って、折丁の厚さを変える場合、し ばしば調整が必要になる。

【００１３】 アメリカ合衆国特許第５１１２０３３号明細書から、一方の走出ローラがこれ に対応する走出ローラよりも高く位置するように、２本の搬送テープの底部ロー ラを定置にかつ多少段付けして配置することが、公知である。しかしこの考案は ファンに関するものであり、走出ローラについては詳述されていない。

【００１４】 アメリカ合衆国特許第５０６４１８０明細書から、折丁搬送ベルトを介して折 丁を送り出し、折丁を直接スタッカ内に積み重ねることが、公知である。

【００１５】 アメリカ合衆国特許第５０２９８４２明細書から、単一のファンに折丁を引き 渡すために並置された６本の引込みテープを有する折丁デリバリ機械が公知であ る。並置された引込みテープの走出ローラは定置の軸線を中心として同軸的に配 置されている。

【００１６】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の目的は、引込みテープローラ間の圧力を減少することにある。

【００１７】 更に本考案の目的は、引込みテープローラの振動を減少することにある。

【００１８】 更に本考案の目的は、引込みテープ機構を介してファンに引き渡される折丁を 容易に送り出すことができるようにすることにある。

【００１９】 更に本考案の目的は、折丁厚さとは無関係に折丁を正確に方向付けることがで きるようにすることにある。

【００２０】

【課題を解決するための手段】

前記課題は本考案によれば、折り機が、折丁を送り出すために互いに並べて配 置された少なくとも２つの引込みテープ機構を有していて、各引込みテープ機構 が左側の引込みテープ及び左側の走出ローラ並びに対応する右側の引込みテープ 及び右側の走出ローラを有していて、右側の走出ローラが左側の走出ローラとは 異なる高さを占めており、各引込みテープ機構の右側の走出ローラ及び左側の走 出ローラの高さが互い違いに設定されていることによって、解決された。

【００２１】

【考案の効果】

換言すれば、本考案による折り機では、第１の引込みテープ機構が第１の左側 の引込みテープ及び第１の左側の走出ローラ並びに対応する第１の右側の引込み テープ及び第１の右側の走出ローラを有していて、第１の左側の走出ローラが第 １の右側の走出ローラよりも低く位置決めされており、第２の引込みテープ機構 が第２の左側の引込みテープ及び回転軸線を有する第２の左側の走出ローラ並び に対応する第２の右側の引込みテープ及び回転軸線を有する第２の右側の走出ロ ーラを有していて、第２の左側の走出ローラが第２の右側の走出ローラの上方に 位置決めされている。

【００２２】 走出ローラを段付けして互い違いに位置決めすることによって多くの利点が得 られる。走出ローラを段付けことによって、換言すれば、対応するローラが異な る高さを占めることによって、同じ高さで対応する走出ローラを配置することの 欠点が減少される。

【００２３】 走出ローラを段付けすることによって走出ローラ間の打撃及び振動が減少され る。更に振動が減少されるため、走出ローラレバーは各シャフト及びボルト内で スリップし難くなる。支承部、テープ又は別の構成要素の早期の損傷の危険並び に負荷された構成要素のフレッチング腐食及びチェーフィング腐食も減少される 。

【００２４】 付加的に、一方の引込みテープ走出ローラがこのローラ側で走出ローラとは異 なる高さを占めるように、換言すれば、折丁の一方の側で並置された引込みテー プの走出ローラが同軸的に位置するのではなく、むしろ一方が他方よりも高い２ 本の軸線を有するように、対応する引込みテープ機構を段付けして互い違いに位 置決めすることによって、多くの利点が得られる。。

【００２５】 引込みローラの互い違いの位置決めは特に有利でありかつ引込みローラの互い 違いの位置決めによって折丁厚さとは無関係に折丁は引込みローラ機構から真直 に走出させられるようになる。更に、引込みテープを段付けことによって折丁を 高く位置する走出ローラの方向に偏向させることができる。

【００２６】 しかも走出ローラを段付けして互い違いに位置決めすることによって、並べて 配置された引込みテープ機構の次ぎの走出ローラはこれに対応するローラよりも 低く位置する。この場合折り丁はこの引込みテープによってこの側とは反対の引 込みテープの方向に偏向される。従ってこのような偏向は折丁幅全体に亘って互 いに相殺されるので、折丁は歪みなしに走出するようになる。このことは、折丁 厚さが変化した場合にも、同様に行われる。

【００２７】 従って、走出ローラ間の高い負荷圧力を減少させると共に、申し分のない直線 的な送り出しを生ぜしめる対応走出ローラの利点が得られる。

【００２８】

【実施例】

第１図ではウェブ印刷機用の折り機１を図示している。印刷されたウェブはフ ォーマ３０を介して案内されて、折られる。折りを行った後ではウェブは上側の 引込みローラ３１及び下側の引込みローラ３２並びにガイドローラ３３のローラ ギャップを介して、ウェブを印刷折丁に成形するのに用いられる紙裁ち胴３４に 送られる。ウェブ分離装置３５は上側の引込みローラ３１と下側の引込みローラ ３２との間に設けられている。

【００２９】 次いで折丁は、引込みテープシステム２によって、ファン４０，４１のファン ポケット５０，５１に送られる。ファン４０，４１の回転により、折丁はスタッ カ５５，５６に積み重ねられる。引込みテープシステム２は並置された平行な多 数の引込みテープ機構を有していて、この引込みテープ機構は、折丁幅に亘って 折丁を掴むための第１の引込みテープ機構１０を有している。

【００３０】 第１の引込みテープ機構１０は、折丁通路１２を形成する、左側の引込みテー プ１０とこれに対応する右側の引込みテープ２１とを有している。更に第１の引 込みテープ機構１０は、左上側のローラ１３及び右上側のローラ２３を有してい て、これらローラは左側の引込みテープ１０及び右側の引込みテープ２１をガイ ド及び駆動するためのガイド又は駆動ローラを成している。更に第１の引込みテ ープ機構１０は、左側の走出ローラ１５及びこれに対応する右側の走出ローラ２ ５を有している。

【００３１】 第２図では引込みテープ機構１０の走出ローラを閉じ状態で図示している。左 側の走出ローラ１５は、左側の走出ローラ１５が右側の走出ローラ２５よりも低 く位置するように、右側の走出ローラ２５に対して段付けされている。右側の走 出ローラ２５は、シャフト又はスタッド２７に固定された右側の走出ローラレバ ー２６に回転可能に固定されている。従って、右側の走出ローラ２５は走出ロー ラ２５の軸線を中心として回転可能であるが、運転中には定置である。

【００３２】 左側の走出ローラ１５は、スタッド１７に固定された左側の走出ローラレバー １６に回転可能に固定されている。更に、テープ機構が互い違いに配置される場 合には必要ないことであるけれども、左側の走出ローラ１５又は右側の走出ロー ラ２５を他方に向けて作用するようにばね負荷することができる。

【００３３】 図示のように折丁４は、折丁が引込みテープシステムから走出した場合に、フ ァン４０，４１のファンポケット５０，５１内に受容される。

【００３４】 第１図では引込みテープシステム２の第１の引込みテープ機構のみが図示され ているが、第３図及び第４図で図示されているように、複数の引込みテープ機構 が並べて配置されている。

【００３５】 第３図の概略的な側面図で図示されているように、第２の引込みテープ機構１ １０は、第２の引込みテープ機構１１０に重ねて第３図鎖線で図示された第１の 引込みテープ機構１０の内側で並べて配置されている。第２の引込みテープ機構 １１０は、折丁通路１１２を形成する左側の引込みテープ１１１及び右側の引込 みテープ１２１を有している。折丁通路１１２は第１の引込みテープ機構１０の 折丁通路１２と完全に整合しているか又は図示のように多少側方に位置すること ができる（第３図を明瞭にするために折丁通路は誇張して図示している）。

【００３６】 図示のように、左側の走出ローラ１１５は、左側の走出ローラ１１５が右側の 走出ローラ１２５よりも高く位置するように、右側の走出ローラ１２５に対して 段付けされている。左側の走出ローラ１１５及び右側の走出ローラ１２５は変位 可能に固定されているが、軸線を中心として回転可能である。

【００３７】 引込みテープ機構１０，１１０の互い違いの位置決めは明瞭に図示されていな い。“互い違いの位置決め”とは、種々の引込みテープ機構の左側の走出ローラ が常に同じ高さを占めず、しかも対応する右側の走出ローラ（対応する左側の走 出ローラとは異なる高さを占めるように段付けされている）も常に同じ高さを占 めないことを、意味する。

【００３８】 第３図で図示されているように、第１の左側の走出ローラ１５は、左側の走出 ローラ１５の軸方向で見て内側に位置する第２の左側の走出ローラ１１５とは異 なる高さを占めかつ第２の左側の走出ローラ１１５よりも低く位置している。更 に第１の右側の走出ローラ２５は第２の右側の走出ローラ１２５とは異なる高さ を占めかつ第２の右側の走出ローラ１２５よりも高く位置している。

【００３９】 第４図では互いに平行に並べて配置された多数の引込みテープ機構が図示され ていて、この引込みテープ機構は、第１の引込みテープ機構１０、第２の引込み テープ機構１１０、第３の引込みテープ機構２１０及び第４の引込みテープ機構 ３１０を有していて、これら各機構はそれぞれ、左側の引込みテープ１１，１１ １，２１１，３１１及び対応する右側の引込みテープ２１，１２１，２２１，３ ２１を有している。

【００４０】 更に引込みテープ機構１０，１１０，２１０，３１０はそれぞれ、左側の走出 ローラ１５，１１５，２１５，３１５及び対応する右側の走出ローラ２５，１２ ５，２２５，３２５を有している。図示のように（図面を明瞭にするためにファ ン４０，４１を省いて）、ローラの段付けによって生ぜしめられる歪みが引込み テープ機構の互い違いの位置決めにより効果的に相殺されることによって、折丁 ４は真直にローラから走出する。

【００４１】 すべての走出ローラは有利には変位可能に固定されているが、軸線を中心とし て回転可能である。選択的に、走出ローラ１５，１２５，２１５，３２５が定置 の高く設置された走出ローラ２５，１１５，２２５，３１５に向けて又は高く設 置された走出ローラ２５，１１５，２２５，３１５が走出ローラ１５，１２５， ２１５，３２５に向けて移動するように、ばね負荷することができる。

【００４２】 更に、引込みテープ機構は互いに等間隔を置いて配置する必要はなく、かつ、 引込みテープ機構は別の引込みテープ機構から軸線方向で移動可能であってよい 。更に、“左”及び“右”という概念は単に明瞭にするために用いられかつ折り 機をいずれか一方の側から見たものである。

【００４３】 本考案は図示の実施例に限定されるのもではなく、種々の態様で実施可能であ る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案による引込みテープ機構を備えたウェブ
印刷機用の折り機の側面図。

【図２】本考案による段付けされた走出ローラ及び走出
ローラレバーの側面図。

【図３】並置された走出ローラ組を互い違いに配置し
た、本考案による段付けされた走出ローラを概略的に図
示した側面図。

【図４】本考案による段付けされた走出ローラ組を互い
に違いに配置した概略図。

【符号の説明】

２ 引込みテープシステム １０，２１，１１０，２１０，３１０ 引込みテープ機
構 １１，２１，１１１，１２１，２１１，２２１，３１
１，３２１ 引込みテープ １２，１１２ 折丁通路 １３，２３ ローラ １５，２５，１１５，１２５，２１５，２２５，３１
５，３２５ 走出ローラ １６，２６ 走出ローラレバー ３０ フォーマ ３１，３２ 引出しローラ ３３ ガイドローラ ３４ 紙裁ち胴 ４０，４１ ファン ５０，５１ ファンポケット ５５，５６ スタッカ

フロントページの続き (72)考案者 ルイス ジェイ ドゥーセット アメリカ合衆国 ニューハンプシャー セ イラム カイル ドライヴ ７ (72)考案者 リチャード エル マックレール アメリカ合衆国 ニューハンプシャー ラ イ ワシントン ロード 428

Claims (10)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 折丁を送り出すための互いに並べて配置
   された少なくとも２つの引込みテープ機構が設けられて
   いて、各引込みテープ機構が左側の引込みテープ及び左
   側の走出ローラ並びに対応する右側の引込みテープ及び
   右側の走出ローラを有していて、右側の走出ローラが左
   側の走出ローラとは異なる高さを占めており、各引込み
   テープ機構の右側の走出ローラ及び左側の走出ローラの
   高さが互い違いに設定されていることを特徴とする、折
   り機。
2. 【請求項２】 左側のスタッド及び右側のスタッドと、
   左側の走出ローラレバー及び右側の走出ローラレバーと
   が設けられており、左側の走出ローラレバーが一端で左
   側のスタッドに連結されていてかつ左側の走出ローラレ
   バーの他端に左側の走出ローラが回転可能に固定されて
   いて、かつ、右側の走出ローラレバーが一端で右側のス
   タッドに連結されていてかつ右側の走出ローラレバーの
   他端に右側の走出ローラが回転可能に固定されているこ
   とを特徴とする、請求項１記載の折り機。
3. 【請求項３】 右側及び左側の走出ローラが定置である
   ことを特徴とする、請求項１記載の折り機。
4. 【請求項４】 各引込みテープ機構の右側の走出ローラ
   及び左側の走出ローラのうち低く位置する走出ローラが
   高く位置する走出ローラの方向にばね負荷されているこ
   とを特徴とする、請求項１記載の折り機。
5. 【請求項５】 折丁を受容するために対のファンが設け
   られていることを特徴とする、請求項１記載の折り機。
6. 【請求項６】 第１の引込みテープ機構が第１の左側の
   引込みテープ及び第１の左側の走出ローラ並びに対応す
   る第１の右側の引込みテープ及び第１の右側の走出ロー
   ラを有していて、第１の右側及び左側の引込みテープが
   折丁を送り出すための第１の折丁通路を形成していて、
   かつ、第１の左側の走出ローラが第１の右側の走出ロー
   ラの下方に位置決めされており、第２の引込みテープ機
   構が第２の左側の引込みテープ及び回転軸線を有する第
   ２の左側の走出ローラ並びに対応する第２の右側の引込
   みテープ及び回転軸線を有する第２の右側の走出ローラ
   を有していて、第２の右側及び左側の引込みテープが折
   丁を送り出すための第２の折丁通路を形成していて、か
   つ、第２の左側の走出ローラが第２の右側の走出ローラ
   の上方に位置決めされていることを特徴とする、折り
   機。
7. 【請求項７】 折丁を受容するために対のファンが設け
   られていることを特徴とする、請求項６記載の折り機。
8. 【請求項８】 第１の右側の走出ローラ及び第２の左側
   の走出ローラが定置であり、第１の左側の走出ローラが
   第１の右側の走出ローラの方向にばね負荷されていて、
   かつ、第２の右側の走出ローラが第２の左側の走出ロー
   ラの方向にばね負荷されていることを特徴とする、請求
   項６記載の折り機。
9. 【請求項９】 第１の右側の走出ローラ及び第１の左側
   の走出ローラ並びに第２の右側の走出ローラ及び第２の
   左側の走出ローラが定置であることを特徴とする、請求
   項６記載の折り機。
10. 【請求項１０】 軸方向で第２の引込みテープ機構に続
    いて第３の引込みテープ機構が設けられていて、この第
    ３の引込みテープ機構が第１の引込みテープ機構と同じ
    構成を有していることを特徴とする、請求項６記載の折
    り機。