JP3020134B2 - ドアスキンのベンド加工装置 - Google Patents

ドアスキンのベンド加工装置

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JP3020134B2
JP3020134B2 JP7008632A JP863295A JP3020134B2 JP 3020134 B2 JP3020134 B2 JP 3020134B2 JP 7008632 A JP7008632 A JP 7008632A JP 863295 A JP863295 A JP 863295A JP 3020134 B2 JP3020134 B2 JP 3020134B2
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skin
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勝行 松井
毅 菊池
義明 阿部
逸郎 太田
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Honda Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用ドアのドアスキ
ンのベンド加工装置に関し、更に詳細には、ドアスキン
の周縁をベンド加工すると共にドアスキンのドアハンド
ル部に形成した開口の開口縁をベンド加工する装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用ドアのドアスキンの製造に
際しては、ドアスキンをドロー成形した後に、ドアイン
ナをヘミング結合する際のヘミング部となる曲げフラン
ジを周縁に形成するためにドアスキンの周縁をベンド加
工している。また、ドアスキンにはドアハンドルを凹設
するドアハンドル部が設けられており、この場合、ドア
ハンドル部をドロー成形すると、ドアスキンの一般部と
材料の伸びが異なるためにドアハンドル部の周囲にデフ
ォームを生じ易く、そのため、従来は、ドアハンドル部
に打抜きで開口を形成し、ドアスキンの周縁のベンド加
工に際してドアハンドル部の開口縁をベンド加工するを
一般としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ドアハンドル部の開口
縁をベンド加工する場合、ドアハンドル部の周囲を局部
的に強く押圧する必要があるが、従来はドアスキンにそ
の一般部からドアハンドル部の周囲に亘って当接する一
体型のパッドでドアスキンを押圧しているため、パッド
の合わせが難しく、その調整に多大の時間がかかってい
る。本発明は、以上の点に鑑み、ドアスキンのベンド加
工装置における調整時間の短縮を図ることをその目的と
している。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明は、車両用ドアのドアスキンの周縁をベンド加工
する装置であって、ドアスキンのドアハンドル部に形成
した開口の開口縁をベンド加工するパンチと、ドアスキ
ンに当接するパッドとを備えるものにおいて、パッドを
ドアスキンの一般部に当接するメインパッドと、ドアハ
ンドル部の周囲に当接するサブパッドとに分割し、サブ
パッドをメインパッドに先行してドアスキンに当接する
ように構成すると共に、サブパッドを付勢する、メイン
パッド用の付勢手段とは別の付勢手段を設けることを特
徴とする。
【0005】
【作用】局部的に強く押圧する必要があるドアハンドル
部の周囲はドアスキンの一般部に当接するメインパッド
とは別のサブパッドで押圧され、その押圧力もサブパッ
ド用の付勢手段により一般部に対する押圧力とは別途に
調整できる。そのため、一般部に対する押圧力とドアハ
ンドル部の周囲に対する押圧力とのバランス取りが容易
になり、パッド調整に要する時間が短くなる。
【0006】
【実施例】図1は、図3に示すドアスキンWの周縁のベ
ンド加工と、ドアスキンWのドアハンドル部Waに形成
した開口の開口縁部のベンド加工とを行う装置を示して
いる。
【0007】該装置は、下型1と、図外のラムで昇降さ
れる上型2とを備えており、下型1に、ドアスキンWを
支持する、ドアハンドル部Waに合致する凹部3aを有
する固定ダイ3と、ドアスキンWの周縁を受ける可動ダ
イ4とを設けると共に、ドアスキンWをセットする際に
ドアハンドル部Waの開口Wbに嵌合してドアスキンW
を位置決めする位置決めピン5をメインダイ3に上下動
自在に、且つ、付勢手段5aで上方に付勢して挿設し
た。
【0008】可動ダイ4は下型1上に設けたスライダ6
に固定されている。スライダ6は固定ダイ3側の内方位
置と下型1に固定のストッパ6aで規制される外方位置
とに摺動自在であり、上型2に垂設したカム6bにより
上型2の下降時にスライダ6を図外の付勢手段に抗して
外方位置に押動させ、可動ダイ4を内方の退避位置から
ドアスキンWの周縁に合致する成形位置に移動させる。
上型2には、可動ダイ4と協働してドアスキンWの周縁
のベンド加工を行うパンチ7と、固定ダイ3の凹部3a
と協働してドアハンドル部Waの開口縁のベンド加工を
行うパンチ8と、ドアスキンWを固定ダイ3及び可動ダ
イ4との間に押圧挟持するパッドとが設けられている。
【0009】パンチ7は、上型2に図外の付勢手段に抗
して内方に摺動自在に支持されており、上型2の下降時
にスライダ6に固定のカム7aにより内方に押動され、
ドアスキンWの周縁の曲げ代部分を成形位置に存する可
動ダイ4との間に挟み込むようにして折曲げる。
【0010】パンチ8は、上型2に固定されており、上
型2の下降時に位置決めピン5に当接してこれを押下げ
ると共に、ドアハンドル部Waの開口縁を固定ダイ3の
凹部3aに押込むようにして折曲げる。
【0011】前記パッドは、ドアスキンWの一般部に当
接する、鋳鉄製、例えば、FC25製のメインパッド9
と、ドアハンドル部Waの周囲に当接する鋳鉄製、例え
ば、FC30製のサブパッド10とに分割して構成され
ており、メインパッド9をウレタンばね等の付勢手段9
aで下方に付勢すると共に、サブパッド10を前記付勢
手段9aとは別の付勢手段10aで下方に付勢した。
尚、本実施例で付勢手段10aは、スプリングを内蔵す
る、付勢力を調整可能なクッションロッドで構成されて
いる。
【0012】サブパッド10は、図2に明示する如く、
メインパッド9に形成した透孔9bに摺動自在に嵌合し
ており、サブパッド10の上部を透孔9bより大径に形
成して、常時は大径部10bの下面をメインパッド9の
上面に当接させ、この状態ではサブパッド10がメイン
パッド9の下方に少許突出するようにした。
【0013】かくて、上型2の下降によれば、先ず、図
2(a)に示す如くサブパッド10がドアハンドル部W
aの周囲に当接し、次いでメインパッド9がドアスキン
Wの一般部に当接し、その後、図2(b)に示す如くパ
ンチ8によりドアハンドル部Waの開口縁のベンド加工
が行われる。
【0014】このベンド加工に際してドアハンドル部W
aの周囲に歪みを生じ易く、そのためにドアハンドル部
Waの周囲を局部的に強く押圧する必要があるが、一体
型のパッドでは、ドアハンドル部Waの周囲の歪みを生
じないように押圧力のバランスを取ることが難しく、パ
ッドの調整に時間がかかる。これに対し、上記実施例の
如くサブパッド10を設けてこれをメインパッド9用の
付勢手段9aとは別の付勢手段10aで付勢すれば、サ
ブパッド10の押圧力をメインパッド9の押圧力とは別
途に調整できる。そして、メインパッド9に対するサブ
パッド10の突出量や付勢手段10aの調整により押圧
力のバランス取りを容易に行うことができ、パッドの調
整を短時間で行い得られる。
【0015】メインパッド9に対するサブパッド10の
突出量は、サブパッド10の大径部10bの下面とメイ
ンパッド9の上面との間にシムを介挿することで調整で
きる。尚、図中11は、パッド組立工程や調整工程でパ
ッドを上下に反転したときにメインパッド9からサブパ
ッド10が脱落しないように設けた抜止め用のリテーナ
である。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、パッドの調整を短時間で行い得られるように
なり、装置を早期に立上げることができて生産性が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明装置の一例の截断側面図
【図2】 (a)(b)作用を説明する要部の拡大截断
側面図
【図3】 ドアスキンの正面図
【符号の説明】
W ドアスキン、 Wa ドアハンドル部 Wb 開口、 8 パンチ 9 メインパッド、 9a メインパッド用付勢
手段 10 サブパッド、 10a サブパッド用付勢
手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 逸郎 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホ ンダエンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 実開 昭64−33315(JP,U) 実開 昭59−175428(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21D 24/04 B21D 22/22 B21D 22/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用ドアのドアスキンの周縁をベンド
    加工する装置であって、ドアスキンのドアハンドル部に
    形成した開口の開口縁をベンド加工するパンチと、ドア
    スキンに当接するパッドとを備えるものにおいて、パッ
    ドをドアスキンの一般部に当接するメインパッドと、ド
    アハンドル部の周囲に当接するサブパッドとに分割し、
    サブパッドをメインパッドに先行してドアスキンに当接
    するように構成すると共に、サブパッドを付勢する、メ
    インパッド用の付勢手段とは別の付勢手段を設けること
    を特徴とするドアスキンのベンド加工装置。
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