JP3020118U - 車両用昇降装置における格納ロックレバーの安全装置 - Google Patents

車両用昇降装置における格納ロックレバーの安全装置

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JP3020118U
JP3020118U JP1995007691U JP769195U JP3020118U JP 3020118 U JP3020118 U JP 3020118U JP 1995007691 U JP1995007691 U JP 1995007691U JP 769195 U JP769195 U JP 769195U JP 3020118 U JP3020118 U JP 3020118U
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JP1995007691U
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Inventor
保次 吉井
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和光工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は車両用昇降装置における格納ロッ
クレバーの安全装置の提供。 【構成】 油圧拡縮具の作動で、アッパーリンクとロア
リンクの夫々の上端に連結したゲートフレームを昇降
し、格納時に車両にゲートフレームに対して起立して格
納するプラットホームを備え、ゲートフレームとプラッ
トホームをロックするロックレバーにおいて、ロックレ
バーの取付枢軸を中心とし、ロック溝の外側所要半径位
置に外止ポケットを1または2箇所以上を配設する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は車両用昇降装置における格納ロックレバーの安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般にロックレバーはロック溝を有し、ロックを必要とする時、ロック 溝を係合軸に係合させてロックレバーの枢軸とロック溝内の係合軸との間隔を規 制し、夫々が接続する一方部材と他方部材とを連結状態に固定するものである。
【0003】
【考案が解決ようとする課題】
従来の技術で説明したロックレバーを、油圧拡縮具の作動で、アッパーリンク とロアリンクの夫々の上端に連結したゲートフレームを昇降し、格納時に車両に ゲートフレームに対して起立して格納するプラットホームに備え、ゲートフレー ムとプラットホームをロックするロックレバーとして利用するときは、先ずロッ クレバーの係合溝が係合軸から外れ易いように、一度プラットホームを格納側に 押し戻し、それからロックレバーを回しロックを解除すると、油圧シリンダーに 何等かの原因で負圧が働いているときには、プラットホーム等の可動部が急激に 動き出すことがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案はかかる動きを停止る安全装置を提供しようとするもので、油圧拡縮 具の作動で、アッパーリンクとロアリンクの夫々の上端に連結したゲートフレー ムを昇降し、格納時に車両にゲートフレームに対して起立して格納するプラット ホームを備え、ゲートフレームとプラットホームをロックするロックレバーにお いて、ロックレバーの取付枢軸を中心とし、ロック溝の外側所要半径位置に外止 ポケット溝を1または2箇所以上を配設したことを特徴とする車両用昇降装置に おける格納ロックレバーの安全装置にある。
【0005】 ロックレバーは、ロックレバーの取付枢軸を中心とし、ロック溝の外側所要半 径位置に第1外止ポケットおよび第2外止ポケットを配設すると共に第2外止ポ ケットの取付枢軸を中心とするロック溝の外側半径が第1外止ポケットのロック 溝の外側半径より小さく設けてもよいものである。
【0006】 ロックレバーの枢軸は、中心に接続ねじ孔を開口した接続駒の両側面に突設し 、ロックレバーの先端にねじ部を設け、このねじ部を接続駒の接続ねじ孔に螺合 し、ロックナットの枢軸とロック溝、外止ポケットの相互間隔を調整自在に設け てもよいものである。
【0007】
【作用】
この考案装置は、前述のように構成されるものであるから、格納したプラット ホームを引き出そうと、ロックレバーを回して解除した時、車両用昇降装置が何 等かの原因で故障し、急激にプラットホームが動き出してもプラットホームの係 合軸が外止ポケット溝に再び係合してその動きを停止させることができる。
【0008】 特に外止ポケット溝を第1、第2と設けたときには、ロックレバーを勢いよく 操作して係合軸が第1の外止ポケット溝を通り越しても、第2の外止ポケット溝 で確実に停止させ、安全を確保することができる。
【0009】
【実施例】
以下、この考案を実施の一例である図面により説明すると、車両用昇降装置1 は、車両2の車室の乗降口3の内側の床面4に所要の間隔で対面する支承板5a 、5bを左右に配置し、この各支承板5a、5bに支承される支軸6a、6bに 昇降リンク7a、7bの基端を軸支し、各昇降リンク7a、7bの先端をゲート フレーム8の上端に支軸9a、9bにより軸着連結し、その支軸9aに油圧シリ ンダー10の上端を、支軸6bに油圧シリンダー10に嵌挿したピストンロッド 11の下端を連結して差渡し、油圧シリンダー10の上端とピストンロッド11 の下端を拡縮して昇降リンク7a、7bを回動し、ゲートフレーム8の下端に連 結するプラットホーム12を車両2の車室の乗降口と路面とを昇降する。
【0010】 ゲートフレーム8の下端にプラットホーム12の基端を連結軸13により所要 角回転自在に軸支すると共に、図示しないが、例えば油圧シリンダーとピストン ロッドの油圧作用で起伏自在に装置している。
【0011】 図1〜図3では片側だけを示すが、前記プラットホーム12の両側端板に係合 軸14を突設し、また前記ゲートフレーム8の両側に枢軸15により回動自在の ロックレバー16を装備する。
【0012】 前記、図5に示すように、ロックレバー16は、ロック溝17を前記係合軸1 4に適合して前記枢軸15の中心から半径R1の距離の所要位置に設け、その半 径R1より大径の半径R2の距離であって、かつロック溝17の下方の所要位置 に第1外止ポケット18を設け、さらにその下方であって、かつ前記半径R1と 半径R2の中間の半径R3の距離の所要位置に第2外止ポケット19を設けてい る。
【0013】 前記ロックレバー16の枢軸15は、中心に接続ねじ孔20を開口した接続駒 21の両側面に突設し、ロックレバー16の先端にねじ部22設け、このねじ部 22を接続駒21の接続ねじ孔20に螺合し、ロックナット23の枢軸15とロ ック溝17、第1外止ポケット18および第2外止ポケット19の相互間隔を調 整自在に設けてもよいものである。
【0014】 前記ゲートフレーム8の両側には、軸受板24を設け、これに前記接続駒21 の両枢軸15を嵌合し、ロックレバー16を回動自在に配備してもよいものであ る。
【0015】
【考案の効果】
この考案装置は、以上のようになるから、ロック溝から係合軸が外れても外側 の外止ポケット溝に係合し、プラットホーム等の可動部の急激な動きが停止され る。
【0016】 特に外止ポケット溝を第1、第2と設けたときには、ロックレバーを勢いよく 操作して係合軸が第1の外止ポケット溝を通り越しても、第2の外止ポケット溝 で確実に停止させ、二重に安全を確保することができる。
【0017】 この考案装置は、従来のロックレバー形状を少し変えるだけであるから、取付 部品や手間は、従来通りでよく安価に提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の車両用昇降装置を格納し、ロックレ
バーがロックした状態の全体側面図である。
【図2】同じく、この考案の車両用昇降装置が故障の状
態で格納し、ロックを解除した場合、第1外止ポケット
で止めた場合の全体側面図である。
【図3】同じく、この考案の車両用昇降装置が故障の状
態で格納し、ロックを解除した場合に第2外止ポケット
で止めた場合の全体側面図である。
【図4】同じく、ロックレバー単体の拡大側面図であ
る。
【図5】同じく、ロックレバーのロック溝、第1外止ポ
ケットおよび第2外止ポケットの実施例を示す拡大部分
側面図である。
【図6】同じく、ロックレバーの枢軸をロック溝、第1
外止ポケットおよび第2外止ポケットに対して調整自在
に設ける実施例を示す拡大部分斜視図である。
【符号の説明】
1 車両用昇降装置 2 車両 3 乗降口 4 床面 5a 支承板 5b 支承板 6a 支軸 6b 支軸 7a 昇降リンク 7b 昇降リンク 8 ゲートフレーム 9a 支軸 9b 支軸 10 油圧シリンダー 11 ピストンロッド 12 プラットホーム 13 連結軸 14 係合軸 15 枢軸 16 ロックレバー 17 ロック溝 18 第1外止ポケット 19 第2外止ポケット 20 接続ねじ孔 21 接続駒 22 ねじ部 23 ロックナット 24 軸受板

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧拡縮具の作動で、アッパーリンクと
    ロアリンクの夫々の上端に連結したゲートフレームを昇
    降し、格納時に車両にゲートフレームに対して起立して
    格納するプラットホーム備え、ゲートフレームとプラッ
    トホームをロックするロックレバーにおいて、ロックレ
    バーの取付枢軸を中心とし、ロック溝の外側所要半径位
    置に外止ポケットを1または2箇所以上配設したことを
    特徴とする車両用昇降装置における格納ロックレバーの
    安全装置。
  2. 【請求項2】 ロックレバーは、ロックレバーの取付枢
    軸を中心とし、ロック溝の外側所要半径位置に第1外止
    ポケットおよび第2外止ポケットを配設すると共に第2
    外止ポケットの取付枢軸を中心とするロック溝の外側半
    径が第1外止ポケットのロック溝の外側半径より小さい
    ことを特徴とする請求項1記載の車両用昇降装置におけ
    る格納ロックレバーの安全装置。
  3. 【請求項3】 ロックレバーの枢軸は、中心に接続ねじ
    孔を開口した接続駒の両側面に突設し、ロックレバーの
    先端にねじ部を設け、このねじ部を接続駒の接続ねじ孔
    に螺合し、ロックナットの枢軸とロック溝、外止ポケッ
    トの相互間隔を調整自在に設けていることを特徴とする
    請求項1または請求項2記載の車両用昇降装置における
    格納ロックレバーの安全装置。
JP1995007691U 1995-06-30 1995-06-30 車両用昇降装置における格納ロックレバーの安全装置 Expired - Lifetime JP3020118U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011235661A (ja) * 2010-04-30 2011-11-24 Wako Kogyo Kk 車両用昇降機の格納ロック用ハンドル装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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